プラスチックのシェイカー - 2003年06月03日(火) 次から次へと、依存の対象を求めている。 ということに気づいた。 最近は、ネスカフェゴールドブレンドのおまけでついてきたプラスチックのシェイカーで作る、カフェオレのクリーミーなやつがそれだった。 牛乳とインスタントコーヒーと氷をシェイカーにぶち込み、しゃかしゃかと振るだけでできる。要するに冷たいコーヒー牛乳を泡立てただけのものなのだが、それなりにおいしい。ちょっとキャラメルフレーバーなんか垂らしてみてもいい。泡立てるというひと手間が、ただのコーヒー牛乳を似て非なるものに変えるのだ。(オーバー) そんなのはいい。全然いい。 とても厄介なことに、結構頻繁に、対象が「人」になる。 それが大変だ。 誰か、身近な人。ただの人。 会社で、それを探している。 全面的に自分を受け入れてくれそうな人を探そうとしている。 家族や彼氏でも難しいことなのに、会社の人々になぜだかそれを求めたく思っている。行き過ぎた行動に出ないよう自制はしてるけど。もちろん。 会社だからこそ、なんだろうとは思う。 一見平和で水面下は殺伐としているあの公的空気。 ときどき、とっても疲れる。ほんとにとっても。 なんか今の職場に被害妄想強い人が多いのは、この風土のせいでもあるのかな、と最近思う。被害妄想気味で自意識過剰。何か噂話をしたり、ちょっと嫌なことがあって沈んだりしていると、すぐに自分のことだと勘ぐって不安そうに、でも確信めいて尋ねてきたりする人が少なくないのだ(中学生じみているがマジな話)。 だから、普通に、せわしなく気を回さずに会話ができる相手がたまにいると、ものすごくホッとしてしまう。あー安らげるなーって自然と身も心も委ねたくなる。いや、身は別に委ねなくてもいいね。 最近私自身も、ちょっと被害妄想気味な抑うつ感にとらわれることがある。 もとからそういう気質は自覚していて直そうと心がけてきたけれど、それが妙に会社の空気とシンクロしちゃってるのか。 困る。我ながら困る。どうすれば治るのだろうか。 たぶん、仕事に適度に余裕があるのも一因だろう。 そして派遣社員なのもあるのだろう。 孤独を感じるきっかけがそこかしこにあふれている。 しかし。 だからと言って、対人依存はダメね。ほんと。 とりあえず会社にシェイカーを持って行こうかと思っている。 -
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