でも、無理をしている自分が結構好き? - 2002年04月22日(月) 無理をしている自分が、私は実はスキなのだろうか。 ネイチャーメイドのCMを目にしたので、これについて、一瞬考えてみた。 無理をしていようがしていまいが、私は自分がかわいい。 これは揺るがしようがない事実だね。うん。 無理をしてるときは、頑張ってるときだ。 頑張ってる自分は好きだね。確かに。 でも、それで、いつもカリカリと気を立てていて、周りに八つ当たりしたり、情緒不安定になって突然泣き出したり、そういう自分はあまり好きではない。 卒業をしたばかりの自分が書いていた日記とかメールなどを読み返してみると、おそらく人から見ても違いはないのだろうけど自分には、今との違いがわかる。 「昔はよかった」などとわかったようなことを安易に言いたくはないが(実際そんなによかったかどうか、思い出してみるとそうでもないし)、今の私もまた、あんまり良くないかもしれない。 これはとても微妙な問題で、自分の世界だけでの問題。 そして外の世界で生き抜くために努力することも必要だ。 でも、自分の世界を暖めることをおろそかにして無理することは、結局、何の実りもないような気もする。 今の私は、大事なものを大事にできていない。 このままではいやだ。もっと自分が心地よい毎日を送れるような方法は絶対にあるはずだし、それを止める権利は誰にもない。 頑張れ私。 - やめる2 - 2002年04月21日(日) 先日、総務部長に相談した。そして直属の上司にも相談した。 上司には「辞めたい」とは言わなかったけれど、とりあえず今の自分の正直な気持ちを率直にぶちまけさせて頂いた。 うんざりするほど聞いてきた言葉。 「君は一人で背負い込もうとする性格なのかもしれないね。」 そんなことぐらい自分が一番よくわかっている。 だから、意識的に人に仕事を回すようにしていた。 新人だからやりにくい面もあり、あからさまに嫌な顔をされたりもしたけど、でもいろんな人にいろんなお願いをした。 そうしないと業務が遅れて、結局皆に迷惑をかけてしまうからね。 それでも「メイン」である以上、私がやらなければならない仕事はたくさんあるのだ。 他のメインの人がやってることは、当然私もしなくてはいけない。 これでもギリギリまで手を抜いているのだ。 それを「一人で背負い込もうとする性格」とか言われましてもね。 というようなことを言ってみた。 まーどれだけの重みをもって聞いてるのかわからんがね。 そりゃあなたは、部下に自分の仕事を押し付けて自分は何もしないってことにかけては社内でもピカイチの評判だもんね。そういう発想になるのも当然かもね。 とまでは言わなかったが内心そう思っていた。 そして、もうひとつ、うんざりさせられた言葉。 「世の中、こんなもんよ」 自分の怠慢をその一言で片付けるような人を誰が信用できるだろうか。 現状に問題があると認識しているのなら、それを改善するべく行動するのが当然ではないか。その努力のかけらも見せることなく言われても、説得力は皆無だ。 この一年間で学んだのは、上の人間に期待しても裏切られるだけなので期待しないほうがいいということだけど、それで差し引きゼロならまだしも、彼らの判断がいちいち私にとって精神的にマイナスになっているような気がして仕方ない。 しかし総務部長はさすがに長年人事のプロをされているだけあって違っていた。その言葉には一言一言重みがあったと思う。 世代的に価値観が違う面はもちろんあるが、「違いがある」ということを前提に置いた上でこちらの話を真摯に最後まで聞いて下さったし、話した後はだいぶ気が楽になった。 肩書が上がるにつれて自分を批判したり説教したりする人は周囲に少なくなるので、自分が部下にどう思われてるのかわからなくなってくるのは仕方ないと思うんだよね。確かに。 もしかしたら本気で「俺は部下にも慕われてるし、うまく組織を切り盛りしてる」と思ってるのかもしれない。そう考えたりすると哀れだね。ほんと。 別に100パーセントを求めているわけではない。 とりあえず、どうにかこうにか折り合いをつけてドライにやっていければそれでいいのだ。 でも、これから、私にそれができるのか? 私はドライにやっていこうと思っていても、向こうはそれを到底理解しそうもない。 「ここ数ヶ月、よく頑張ったよ。」とか言われても、もう嬉しくもなんともなくなってしまった。 感じるのは、何を言われても不信感だけ。 毎晩、彼氏に泣きながら電話していたときがあった。 堕落しきっていた学生から社会人になっての、これは試練なんだろうと思っていた。しかし、朝ベッドから起きることができず、時差出勤を繰り返し、業務の進捗もままならず、さすがにこれではやばいと思って相談しても、彼らは何もしなかった。 「私がギリギリの状態で助けを求めたとき、あんたは何も対策を講じてないじゃないか・・」という不信感。 彼らが背後を通るだけで、不快感のあまり仕事にならない。 私の悪い癖だと思うのだが、こうなってしまったらその人がちょっと良い面を見せたりしたところで、もう駄目なのだ。 もうしばらく迷ってみよう。 衝動的に辞めてしまってはよくない。 が、辞める決意はたぶん揺るがないだろう。 後々デメリットになるとわかっていても、辞める間際にどんな皮肉を吐いていこうか、ということを今から楽しみに考えていたりする陰湿な女に成り下がっている自分がやだ。はぁ。 「辞めようかと思ってる」と言うと、自分の経験だけで勝手な意見を述べてくる人も多い。それもまた最近ではうんざり。確かに参考にはなるんだけどさ。特に、根拠のない精神論だけで物事を語る人は私はもともとキライなので、もうあんまり言わないようにしてる。 ところで、ついでのように書きますが、彼氏も4月末付で退職することになりました。事情は私とは違うけど、まあお互い頑張って新境地を切り開いてゆこうと思います。 - やめる - 2002年04月06日(土) 会社を辞めようか、と考えている。 理由は・・何だろうね。 最近人の影響でシーマンを買って、夜な夜なぼそぼそと会話している。 シーマンは、最近の転職ブームに批判的だ。 「自分の価値を確かめるために、っていうの?そういうので転職する奴って多いみたいだけど、結局サーフィンみたいなもんで、相対的に自分のいるところは同じってことが多いんだよね。そういう奴。自分の価値なんて、そんなものなのかもしれないな」 とか何とか、細かいところは覚えてないけどそんなようなことを言われた。 サイキックインカムという言葉があるそうだけど、私はシーマンがその言葉を用いて説教をするのを聞いてみたいがためにシーマンを買った。 サイキックインカムとは直訳すれば「心理的な収入」だけども、仕事から得られるお金以外のもの、つまり充実感とか達成感とかやり甲斐、そういうものの価値を見直してみようよ、みたいなことを言うときに使う言葉らしい。 だから、今の仕事にも何らかのやり甲斐を感じられるようがんばってみれば?というのがシーマンの言い分。 別に仕事にやり甲斐を感じてないとかそういうわけではない。やり甲斐はあると思う。 何度か真剣に「もう絶対辞めなければ」と決意したのだけれど、最近はその決意が揺らいでいる。 そのときに原因となっていた状況が、自分にとっていい方向に変わってきたからだ。 でも、同じ状況はたぶんそのうち復活する。 綱渡りみたいだと思う。 残業付けの生活が嫌なのは確かだ。 とりあえず挙げるとしたらそこ。 残業がもっと少ない仕事がしたい。 これは、周囲との人間関係とかいうこととは無関係に、ずっと思っていること。 でも、今より残業が少ない仕事って、あるのかなあ? と最近思うようになってきた。 公務員だって、部署によっては夜中まで残業することが当たり前になってしまう。公務員は異動が頻繁にあるから、身分そのものは安定しているけど仕事の内容はけっこう不安定だ。 公務員っていいよなあ・・と、(私の部署の取引先はみんな役場なので)お客さんを見ながらいつも思ってたけど、そうでもないかもしれない。 でもだからって、派遣じゃ一生続けられるとは思えない。 残業がどうしても嫌なら派遣社員になればいいのだが、その不安定さに不安を感じずにはいられない。 将来のためにって常に勉強して向上していけば、評価もしてもらえるし、仕事を紹介してもらえなくて困るってこともないだろうけどさ。たぶん。 転職情報サイトでは、派遣社員になると残業はしなくてすむし、いろんな職場を見ることができるし、こんなにいいことばっかりですよ、って派遣のいいところをたくさん紹介している。 しかも私の机の隣には派遣社員が二人もいて、二人ともいつも定時退社。 私はその二人が帰っていくのを切なく見送りながら残業なのだ。 これはもう私に派遣になれということに違いない。 かなり誘惑されよる。 別に辞めんでも、部署を変えてもらえばいいのかな、と思ったりするけど。 だいたいどこも忙しいけど、その中ですごい暇な部がひとつだけある。 だから、そこに異動させてもらえばいいのかな。 ただ、出向があるらしくてそれが嫌なんだけど・・ 何がほしいのか、自分でもよくわからない。 残業がない生活がほしいのは確かだけど。 その代わり、やり甲斐とかはいらないかというと、ちょっとはほしい。 ちょっとでいいけどね。 はー。そろそろ出勤するかね。土曜なのに。 もうやだ。やっぱ辞めたい。 -
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