Land of Riches
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帰りにアニメイトで悲伝のサントラ買おうと思ったら、棚にありませんでした。
やけになって極短刀のラバストガチャを回したら2つ同じの引いてしまったし。 もともと悲伝はサントラ買う気なかったので、予約してなかったんです。 しかし、本日現在いまだに本編を通して見ることが出来ておらず、 OPとEDを取り込んでエンドレスリピートしたいと思ったのが最近で…。
しかたなく通販サイトを探すも、ほぼ初回特典(カスタムジャケット。 過去2作は長谷部を自引き出来ず連敗中)は売り切れてしまっており、 取り寄せで初回を送ってくれると称しているサイトでオーダーしましたけど、 ぶっちゃけ通常版が来るのではないかと予測しています。それしか他サイトなかったから。
今日は帰りの電車で二人も玉集めしてる人を見たんですよ。 普段は滅多に見ませんからね、とうらぶプレーヤー。 FGOは自社の朝のエレベーターでもよく見かけるんですが(笑) 今回の豊前江、2週間で10万玉、結構きつくて、私も久々に昼休みまでやってます。 10万集めて新刀剣男士、って案外久しぶりですかね…?(記憶が曖昧)
昨日、宴奏会について書こうと思ってて忘れたことがありました。 並んでいる審神者の皆さんがつけているグッズ…もちろん今回の宴奏会グッズあり、 同時期開催のらぶフェスグッズあり(巾着バッグは評価二転三転の結果、 やはり地味目で使いやすいのではという結論に)、刀ステのださいトートあり、 モデル刀剣の所蔵元神社のお守りあり、地元コラボ(e.g.足利)時のトートあり、 ガチャのラバストあり、同人のイメージカラーグッズありetc.
いろんな形で審神者は推し愛を表現していますが、それぞれのグッズ・パーツに 本丸に残っている彼らの“神気”が漂っているような気がしたんです。 彼らからの愛。それが想像…むしろ私の妄想なのは分かっているんですけれども。
私が感じているより、審神者っていっぱいいるんですよ、日本のあちこちに。 割といろんなところに足を運んでいる方だと自認してますけど、 それなのに、想像以上にたくさんいると感じてしまう。おかしな話ですよね。
ちなみに、即売会であっという間に完売してしまう1つ5000円の大人気トートを 3人もお見掛けして結構びっくりしたのは内緒です。実物見ると、サーチケ片手に 並んででも欲しくなるの分かります。めちゃくちゃしっかりしたバッグなんですよ。
休みを取って宴奏会アンコール公演千秋楽(近侍:加州清光)に行ってきました。 どうして昼間なのか不思議だったのですが、夜に武道館でらぶフェスがあったからですね。 (とうらぶのメディアミックスは重複開催がタブー)
物販は流石に春の仙台よりは並びました。3000円もするロールポーチの色が 長谷部じゃなくて三日月に見えるという話をtwitterで見掛けていたので、 覚悟はしていたのですが、本当に三日月にしか見えない…スカーフチャームは そうでもないのに(ただし、こちらはこちらで紋チャームに傷が入っていた) パンフも併せて7000円だから、グッズだけで実質入場料払ってます(笑) これでも1つ800円するステンドグラスキーホルダー等トレーディンググッズには 手を出してないのですが。ステンドグラスだけで痛バッグ作る猛者凄すぎる…。
座席はA席なので2Fなのは覚悟してましたが、一応最速の次の先行である ファミマ先行で取ったのに、入口通路のすぐ上で、死角で舞台がほぼ見えない (宴奏会の特長であるスクリーンはかろうじて見える)悪い席でした。 見切れとは書いてないのに…! 拍手も指揮者が見えないから周囲の音に合わせて。 会場の構造からか、壁や天井に紋を映す演出もほぼ見えず、仙台より かなりコスパが悪く感じました。仙台行って良かった、が何よりの感想でした。
まあ、文句はアンケートで全部書いたので運営には伝わるはず。 演奏は素晴らしかったです。最初の初期刀メドレー1曲目の清光で 既に頬に涙が伝う有様でした。そして長谷部の近侍曲はやはりかっこいい! 久々に聞いた「この長谷部、主のお心遣い、大切に致します。有難き幸せ」。 (台詞は初期刀のナビゲートだけ新録。清光はアンコール/Wアンコールという語を 平然と口にしていたけれど、他の初期刀はどうだったんだろう…?)
アンコール公演が初回と異なるのは、初期刀の近侍曲全員演奏になった点。 だからプログラム的にはぎゅうぎゅう詰めで、アンコールも拍手があったから やるという形式すら取っておらず、清光がバンバン進めていく進行でした。 近侍曲集1の、初期刀が入っている1枚目は長谷部と同じ円盤なので、 作業用BGM…というイメージが強く、生演奏聴けて良かったです。特に山姥切。
ラストの清光は、最後の遠征の隊長に指名されるなんて俺愛されてる、 また演奏会遠征部隊があったら隊長に選ばれるようにしたい、と言っていました。 「じゃ、俺、先に本丸に戻ってるから」
赤ブーの閃華大合戦に行ってきました。人気投票で決めたCPのオンリーが並び、 スパークを超える盛況ぶり。サークル参加費用もスパークより安く、 一般参加もパンフ不要なので正直ありがたいのですが、赤ブーとしてはどうなのか…。
主目的はROOT 4to5に参加されたフォロワーさんへの差し入れだったので、 11時半過ぎに着いたのですが(一般開場10時)既に帰る人並みの方が4,5倍くらい。 それでもとうらぶは通路を通るのに苦労したので(東7のFateはそこまでではなかった) まだまだ人気ジャンルなのか、それともセカンドジャンルとして落ち着いたのか。
近頃pixivは「刀ステ」「元主と刀」タグしかチェックしてないので、 新刊購入で向かった先もみかんばやばみ受。長谷部の本、1冊しか買わなかったです。 燭へしプチあったのに(以前から何回か買っているサークルさんの1冊だけ)。
BLは自己投影じゃなくて壁になりたいだけなの、とよく言われますが、 壁になって他人と他人を観察する余力もなく、直接自分を癒して欲しいと 望んでしまう今の私が向かうのは、昔は目もくれなかったグッズサークル。
イメージカラーのアクセサリーや、自作絵アクキーなどは昔からありますけど、 近頃の流行らしいと感じたのは、SNSに旅先でもちもちマスコット・ すわらせ隊・ねんどろいど等を入れた写真を撮ってupする文化の定着に 伴う小道具の頒布。もち用のシルクハットやアクセサリー、旅装束(!)や 持ち運び用のイメージポーチ、もちの顎を少し上げて撮影しやすくする クッション(正直私も需要は理解できる)などをたくさん見かけました。
アクキーでも、最近はフレームとして使用することを前提としたデザインがあり、 画像をupするSNS全盛期だと実感させられます。twitterでも画像の方がいいね付きますし。
今回買った本は多くないのですが、良い買い物が出来たと思います。 悲伝のアフター本を描かれる方はそれだけで尊敬ですし、赤ブーのイベントトップで CMを見かけたアンソロジー(大将組と燭貞)どちらもほのぼのしてて良かったですし。
あと、自分の欠点は写真と、添えられたキャプションに記されたサイズの数字から 実物の大きさを想像できない点だとも思い知らされました。審神者支援部のバッジ、 32mmって書いてあったし、自分でそのサイズを卓上再現したこともあるはずなのに、 本物見て思ったより小さいと感じてましたからね。本当にアホっぽいです自分。
イベント行くと、本当に欲しいものは自分で作るしかないのだと感じさせられます。 長政さまと三つら星のイラストを見て、グッズにして欲しいと思ってる場合じゃないです。
ちなみに今日一番萌えたのは、もち装束を売っていて午後になっても 長蛇の列が出来ていたサークルさんで途中札を持って列整理をしていた内番長谷部です。
双子座満月、藤原道長が「この世をば」と詠んでから1000年だそうです。 (本人はマメに日記をつけていたけど、本人の日記ではなくて、 宴に呼ばれてこの歌に呆れ返った貴族が書き残したので現代にまで伝わっている) 今の形の日本刀は1000年前には無かったのではないかと言われていますが、はてさて。
今日は朝から映画とうらぶのムビチケを買いに出陣。ニチアサのトレンドを見ても 絶対に35,000点限定のタジャドルコンボライドウォッチは待機列がヤバいと 想像できたので、あえて仮面ライダーの上映予定がない都心まで出て行って買いました。 お陰で前には3人しかいなかったし、それもとうらぶではなく本日ロードショーの ファンタビのグッズを買う女の人でした。劇場を変えて長谷部は2枚買いました。 大量に縦置きされているので、下辺がやや摩擦で印刷が擦れているのですが(苦笑)
せっかく都心まで出たので、上野の科博に寄って蘇言機の本物を見てきました。 錫箔をえぐって音声を保存する輸入ものでした(普段はレプリカが常設展にある) 当時これを見て、新聞社の社長が、こんなものが世に出たら失業する…とか 録音したらしいです。照明の事故が多くて照明亡国論があったり、 新しいものを素直に受け入れられないのも今昔変わらないのだなと感じました。
他に「1900年代序盤はアメリカの3割は電気自動車だった(蓄電技術の発達で 今むしろ先祖返りしている)」とか「太陽暦が導入される前の日本人は 時間にルーズで大隈重信が嘆きを書き残している」とか「ケロリン桶は 関東と関西では深さが違う(後者の方が浅い)」とか無駄な知識をたくさん得ました。
回路を繋ぐ配線だらけのスパコンも印象的でした。カセットテープが 記憶媒体だったり、BASICだったり、PC9-801あたりのはかろうじて 記憶の奥にあるので、実家で現役の黒電話やポケベルでの数字暗号文が もはや博物館に展示される事実に愕然としてしまいます。技術の進歩は速い!
とは言え、常設展で地球誕生から生物の進化…あたりを見ていると、 技術の進歩が速くなったのは本当に最近、150年足らずの出来事だとも感じたり。 地球の歴史全体からしたら、瞬き1回分もなさそうです。
鳥類の標本(企画展の、標本作りにスポットを当てた展示も面白かったです。 3Dプリンタが現出しても、やはり職人技に頼る部分も大きいのだと。 植物標本は欧州最古のものがAD1500年代のものなので、500年は少なくとも 保存できるわけだとか)を見ると、蘭癖大名の流れを汲んで鳥類学者を 連続して出した黒田家が、戦災で長谷部たちを守るのを優先して、 貴重な標本を全部燃やしてしまったのを思い出したりしてました。 科博自体も、関東大震災で焼けてしまったからと、有志がインカのミイラを持ち込み、 それが現代の科学技術でようやく年代を特定出来たりしているようです。
前に進むことと、後ろを振り返ること、歴史も、人生も、両方を備えているんでしょう。
帰りに本屋でふくらはぎに触れられていると思ったら、かわいい男の子が 「ママ―」と足に抱きついていたというちょっとした事件がありました。 お母さん、私が自分と似てないせいで少し落ち込んでいたような。 髪の色も服の色も、もちろん顔も違うのに、子どもの認識は想像がつきません。
今は静電気防止ゴムリングもダイソーで買えてしまうんですね(挨拶)
ここ3日、珍しく朝起きた時に見ていた夢を覚えてまして。 登場人物は恥ずかしくてとても名前を挙げられないのですが (家族や近しい友人ではないということですね…) 舞台が京都→大阪→小倉とどんどん遠くなってまして。どれだけ逃避願望あるのかと。
今日は正午に刀ステ新作決定のリリースがあり、テンションがとても上がりました。 長谷部は流石に描写されつくしているので望み薄ですが、それでもこんなに嬉しいとは!
チケットがなかなか確保できなかった体内活劇「はたらく細胞」に行ってきました。 意外に当日券は取れやすそうに見えますが、アニプレ主催だけあって、 マチソワでもきちんと割られているグッズは、アクスタやトレーディングカードどころか パンフレットまで売り切れててビックリしました。15分以上前には着いたぞ…? そもそもパンフレットが売り切れている舞台は初めて見たかも。 (アニプレ主催なので事後通販が既に予告されておりアフターフォローはバッチリですが)
カンフェティで格安販売されていた席だけあって、予想通り、機材席の覆いで 一部見切れてました。体内活劇は客席通路内での演技もかなり長くて、 見えない2階席が思い切り割り引かれているので、覚悟はできてたんですけど。
開演15分前から各細胞のアンサンブルキャストが細胞という設定である 一般客に絡みます。白は白血球or一般、赤は赤血球、水色は血小板、 黒はT細胞扱いされると事前告知されていて、私も前夜、諦めきれなくて 閉店間際のユニクロに真っ白な服を買いに行きましたが、通路席ではないので無意味(苦笑) 白い服を着ている人は多く、むしろ緑の人がインフルエンザ扱いされて目立ってたような。
5分前から始まるT細胞の前説で、白血球の決め台詞を観客も復唱しろ等 練習を行うのですが、アンサンブルの絡みは劇中でも細菌ウイルスチーム中心に 客と絡む(劇場を体内に見立てた体感型コンテンツとして設計されている) 前振りなんですね。始まる前から笑いと拍手があふれている作品でした。
幕が開くと、驚くほどに原作のエピソードをそのまま展開してました。 漫画の既刊は多くは無いので、献血ルーム据え付けので読破済なのです。 アニメは一部しか見れてないんですけど。和田さんの白血球は、 前野さんの低音ボイスを意識しつつも、殺意は重低音ではなく直接的でした。 「死ね死ね死ね!殺す殺す殺す!」みたいな。白血球の作中武器は、 マクロファージやNKなど長物を使うキャラが多い中、短いナイフ。 間合いが短くて殴り合いっぽくなるんですけど、血をぬぐう仕草だけ長谷部でした。 ちゃんと殺意の塊じゃない白血球の不器用な優しさも表現してました。
リアルなお子様の高音が本当に可愛い血小板(彼女たちの勤務時間が 21時を過ぎることが出来ないので、1時間50分で必ず終了することになっている)まで きっちり原作再現なのですが、唯一違うのは最近ウィルスチームの自由なアドリブ。 いや、アドリブじゃなくて計算だと主張する役者さんもいますが…(笑)
サンレッドの高木しゅんりーさん、アニプリ仁王のまっすんさん、 義伝政宗役の富田さん、馬場りょさんと座長の和田さんより芸歴の長い 先輩がずらりなのも、一発で納得でした。何故か通路にお立ち台が置かれるこの演目、 なんと見に来ていた橋本祥平さんが立った日もあるみたいなんですが、 選ばれし観客をお立ち台にあげていじりまくるんです(笑) ちゃんとサイン入りトレカもらえるので相応の報酬はあるんですけど。
あまりに自由な振る舞いの細菌たちを回収する…対峙するのが座長こと白血球の務め。 こっちは上映時間とか気にしてるんだぞ!という魂の発言が忘れられません(爆笑) 和田さんも勢いに引きずられて関西弁アクセントになってたり、はちゃめちゃでした。
フリータイムと、きっちり知識も映像で映し出しての(T細胞の過去写真も ちゃんと撮っていて細かいなと思ったり)原作の良さを両立させ、 かつ長くないので笑っていたら終わっててすっきりという、見事なエンタメでした。
がん細胞のエピソードだけは、がん細胞で身近な人が死んでいると ちょっと感想変わってくるかな、と思いましたが(舞台だから、ではなくて 原作からそう。藤川さんの訃報を聞いたばかりだからそう思ったのかも) 健常な人間でもがんは出来まくっていて、作中みたいに免疫細胞が やっつけてくれてるから何事もなく生きていられるのです。 これが、なんらかの要因で免疫細胞が敗北するとがん増殖一直線という。
アニメも舞台も面白くて、ゆますさんが目をつけるだけのコンテンツではあると思うのですが、 原作マンガが…かなりスピンオフ出してますけど(ほぼ未読)ストック足りないのが エンタメ業界で戦っていく上では辛いところです。ソシャゲ出るみたいですけど。
2018.11.22 wrote
2018年11月18日(日) |
星の聖書(スターバイブル) |
金曜にto doリストを書き出して(主に未見映像の消化)ほぼ週末でクリアしたのですが、 最後に残ったのはこのLRをたくさん書き残すことと、悲伝を見て感想を手紙に書くこと。 後者は昨夜トライしようとして、まさかの気分が悪くなってしまったので断念。 体内活劇に感想の手紙を持っていきたかったのですが…。
LRはネットカフェで書こうと思ったんですけど、割り当てブースのPCの調子が いまいちなのもあって、急遽未読の新テニ単行本読破に切り替えました。24巻まで。
新テニは相変わらず驚天動地の展開なので、時折TLに回ってくるupされた画像で なんとなく展開は把握しているのですが(直近だと馬上テニスが話題に) 細かいところまでは知らなかったので、たとえば白石がどう悩んでいるとか、 跡部の日本代表離脱?!騒動などもようやく正しい展開を理解することが出来ました。
全てにおいて標準の、教科書テニスが売りだった白石は、中学生を中心に 誰もが天下一武道会レベルのパワーアップを見せる中で、どう戦うべきか、 迷うキャラクターになっていました。チャートにすると美しい五角形になる彼が 到達した答えは、瞬間瞬間で一点集中のステータスアップを行い (四天の仲間のトレースという手段で過去との継続性を保っている) 試合トータルで見ると5点全てで標準値を大きく突破する星型のチャートになるという 「星の聖書」だったのでした。こんな名前ですが、他の部長と比べたら めちゃくちゃ地味ですよ。跡部様なんか仁王のフリして試合出たりしてますしね。
年内に白石を描写しないといけないと強く自分に言い聞かせているので、 これもその過程の一端だとご理解ください…言い訳だけはすぐ準備できるな自分…。
以前、ソフトキャンディで歯が砕け再開を余儀なくされた歯医者通いも、 問題の歯に白い被せ物をして完了し、本日より第二ラウンド。 岐阜で施された銀歯を取り、根の途中までしか入っていない薬を奥まで詰め直し、 保険適用範囲が変わったことで可能となった白い被せ物を新たに被せます。
薬の詰め直しまでは順調に終わったのですが、途中までしか入っていない薬の分、 奥に溜まっていた膿を自然に取り除くという名目で、次回の診療(来月!)まで 仮蓋もなしでの食生活となります。そう、歯が1本欠けたまま半月暮らすのです。
年老いても自分の歯を保とう、とはよく言われますが、歯が1本なくなるだけで ここまで感覚的にQuality of Lifeが下がって感じられるとは驚きです。 歯を大切にしようと思いました。その割には歯磨きのやり方下手なんですが…。
2018.11.18 wrote
2018年11月15日(木) |
ふわとろ卵のオムライス |
仕事終わりに久々のufotable cafeに行ってきました。SN復刻も始まったのに 整理券はけるペース速くない…と思ったら、くじ引き缶バッジが いつもの通り、あっという間になくなってしまっていたのが大きかったのかも? いや、twitterで配布時間帯切り替えを告知する数十秒前に店に着いて、 腹を立てながら1時間を本屋で潰す羽目になったのも書き残しておきたいですが…!
アーチャーが主役の11話はアニメオリジナルエピソードとあって、作中で出てきた メニューのデザインすら既にufotableが手掛けたもの。再現もおちゃのこさいさいですよ! アーチャーお手製のオムライスは、アニメのようにはカットできなかったけど、 ufotableがアップしている動画を見るに、3次元ではあんな風に綺麗に広がるのは難しい…? 衛宮ごはんは家庭でも簡単に作れるメニューという条件で組まれているので、 外食した感は薄いのですが、美味しく召し上がれました。ドリンクも、 アーチャーお約束の紅茶(今回はクランベリーとカシスのシロップを入れた冷たいもの)と セイバーの柚子ソーダ、そしてカフェが作中に登場したからこその ただの温かい紅茶を頂きました。コースター3枚欲しかったので!(笑) (今回はただの紅茶と珈琲が含まれているため、コースターは自由選択制)
アーチャーのコースターは翌日には終了したので、結果的には良いタイミングでした。
店内には1Fに衛宮ごはん、2FにSNの原画が展示されていました。 同じアニメスタジオが手掛けた、同じキャラクターが登場する作品ですが、 士郎にしか見えない可愛らしいアーチャーがいる1Fと、容赦なく殺し合う 聖杯戦争を描いた2Fとの落差が凄まじすぎて…この乖離があるからこそ、 Fateでありながら平和な衛宮ごはん世界が尊く感じられるのだと再確認しました。 1Fも人間やサーヴァントより料理や器具の描写の方が丁寧に感じる、 ある種狂った空間ではあったのですが。月に一度、15分弱のために 作画に全力投球される衛宮ごはんを「神々の遊び」と表現した人がいましたけど、 それも頷けるかなという。意味もなく穂村原の黒豹が空中一回転しますしね!(笑)
2018.11.18 wrote
2018年11月14日(水) |
「召喚に応じ参上したわ」 |
土曜の西京極デーゲームで風邪を拾うも、仕事は休むことが出来ず (ペアの相手が出社時間不定過ぎて全く当てにならないので) 市販の風邪薬をあおりつつ、どうにか水曜まで生きてきました。
今日のトピックスは、紅白歌合戦にミュ本丸の男士が出陣決定…ですかね。 とうらぶも来年の1月で4年を迎え、正直ブラウザゲームとしてはいつ幕を引かれても おかしくはない継続期間になってきたのですが、まだまだ楽しんでもいいのでしょうか?
京都で大規模な刀の展示が組まれているとは、2015年から盛んに言われていたのですが、 (展覧会の準備は2013年から始まっていたので)正直、2018年までとうらぶが 続いているかさえ怪しいと思ってましたから。とりあえず映画を楽しみに待ちます。
本日よりFGOでは昨年のクリスマスイベントが復刻。つまりエレシュキガルの ガチャピックアップ! この日のために貯め込んだ呼符188枚は全く役に立ちませんでしたが、 聖晶石を300個砕いたら、ようやく金髪のリンを依り代にした冥界の女神が来てくれました。
呼符を貯めたのは今回が初めてだったんですが、1枚ずつだからとにかく目が疲れますね…。 一応100回召喚すると☆5が1騎、確率としては出てくるはずなのですが、 出てきたのはメドゥーサ2枚、バーサーカーのランスロット、アタランテの☆4だけ。 イベント礼装は何枚も凸しましたが…ガチ勢はいつもイベントでこうしてるのか…。
メドゥーサの金演出には(エレシュキガルとクラスが同じランサーなので) 何度も騙されてがっくりしました。結局今日だけでメドゥーサ6枚引いて、 弊カルデア初めてのレアプリズムはまさかの彼女に。初めてなので使い道分かりません(苦笑)
あとはイシュタルのみ。またひたすら配布された石と札を貯めます…!
2018年11月10日(土) |
What is your destination? [後編] |
五条に今秋できたばかりのホテルは、綺麗でしたが騒音は割ときつめでした。 最近は自宅でも遠征先でも耳栓しているので、問題なく眠れましたが。
のんびり出発したので、平安神宮の2.5Dカフェに直行する羽目になりました。 長谷部の写し…はともかく、悲伝の織田“双極”の衣装が展示されるとあっては どうしても見たくてたまらず、ずーっとtwitterで譲渡を検索してました。 ご縁あってチケットは譲って頂け、助かりました。コースターの引きが悪すぎて、 全くお役には立てませんでしたが…というか求の刃選が偏り過ぎで…。 (山姥切、W三日月、加州が四天王。前回、山姥切を一発で出したので交換して個人的には完了)
京都まで来て美味しくない弁当(今回は幕の内)を食べ、淡々とドリンクを 平らげましたが、やはり視線の先に極衣装があるだけでテンションは上がります。 二人が板の上で着ていた本物ですからね! 惜しむらくは会場の蔵が狭すぎて、 どうしても正面から撮る時に距離が至近過ぎてしまうところ。 写しは残念ながら表面だけをなぞった写し(模造刀レベル?)でした。 本物が持つ深遠さの0.1%すら表現できてないというか。本物強いですね!
地下鉄から阪急に乗り換えて、西京極のバックスタンドへ。 京都に泊まりで遠征する日程を組んだのは、ジェフを見るためなのです。 スタジアムグルメを楽しむ余裕(主に胃袋的な意味で+時間的な意味も含め)はなく、 西日をMDPで遮りながらの観戦となりました。日が沈んでからは一気に冷え込み、 このギャップで帰宅後、風邪をひいてしまったのですが…。
サンガと違って、降格はないジェフですが、だからこそモチベーション的には難しく。 船山さんの得点王が話題になりますが、トップのオナイウとは6点も離れていて 非現実的なタイトル。それでも、サンガの染谷さん率いるディフェンスは 残念ながらザルで、ジェフはチャンスをらしくもなく幾度も作りました。 先制点は低い打点のヘッドで、それが船山さんだとアナウンスで気づく始末。
追加点も重ねて、終わってみればジェフの完勝でした。 ここに来て完勝することに何の意味があるのか…とも言いたくなりますが、 プロであるからには勝利を求めるのは当然で、やるべきことはやったと言えます。
烏丸(四条)で降りたのに、河原町(三条)まで歩いていました。 アーケードがちゃんとあって、人通りも多いから、苦になりません。 とうらぶ歩数計は必要ない(スマホにプリインストールしてあっても使ってない)と 考えているのですが、歩くことを積極的に意識したら生活変わるでしょうか?
高島屋の池坊(二条城のFLOWERS BY NAKEDや北野天満宮のKNFにも 参加してて、生け花も次世代伝承に懸命なんだなと感じます)展示に 行こうかと思ったのですが、まさかのこの日は生け替えで早期終了。 なまものだから仕方ないんですけど、ご縁の無さを感じました。
やはり…ということで迷っていたのですが、京阪に乗って七条へ。 かたな展30万人のために、当日券買ってキョーハク入りました。 土曜の夜間開館とあって、長谷部すら過去3回で最も長い待機列でした。 並んでいたら帰りが遅くなってしまう、と後列から鑑賞して退館。 この1500円は実質寄付金ですね。今回は自分用のグッズ買わなかったので、 昨日、明治館の文化財保全募金箱に1000円札突っ込んでますが。
バス停の列にも辟易して歩いて京都駅に戻り、新幹線コンコースで 土産を買ってから帰ろうと、コインロッカーから取り出した重い荷物を手に 歩き始めると、パリッとしたスーツを着た外国籍の人がウロウロしてるじゃないですか。 胸元にはラスタのピンバッジ。まさか…と思ったのですが、見回してみると 町田さんが歩いていたりと、ジェフ一行と同じタイミングになったのは一目瞭然。
となれば、金髪の船山さんもいるわけで、丸眼鏡に皴だらけのボストンバッグを 手にした私は、サンドイッチを手にレジ列に並んでいた彼に見つかってしまったのでした。 「久しぶりですね」と穏やかに言う顔は昔のままで、ジェフが今年も 昇格争いに絡めなくて険しい表情をしている報道ばかり見ているから、 不思議な気分になりました。いや、それ以上に会いたくなかった後悔が強かったですけど。 ゴールのお祝いを言えたので、点を取ってくれてありがとう、という心地でした。
これでホームに上がらざるを得ず、結果として持って帰れた土産は茶の菓5枚だけ。 最後の最後に待ち受けていたアクシデントで記憶のほとんどを持っていかれた、 とんだ締めくくりとなった京都遠征だったのでした。2年近く会ってなかったのに。 認知が切れてなかったのが嬉しくなかったと言えば、嘘になってしまうんですけれども。
2018.11.18 wrote
2018年11月09日(金) |
What is your destination? [前編] |
先月、仕事のストレスで夜行突発遠征を敢行し、ほぼ目標(グッズ等)を達成したため、 目的がぼやけてしまった感もある“夏から宿を予約していた当初予定の京都遠征”を実施しました。
まず夜行明けの前回は朝早すぎて、スポットの大半がオープン前だった河原町三条へ。 かつてベガルタサポに連れて行ってもらった仙台の有名店・リンデンバウムが、 マスター夫妻の京都好きが高じて移住されたため、最初の目的地はこちらに。 久しぶりに美味しいチョコクッキーを食べることが出来ました。 京都に移住した感想を聞いた際の、奥様のニコニコとした笑顔がとても印象的でした。
次は前回、朝8時台の参拝だったので、まだ見学できなかった本能寺の刀剣展へ。 キョーハク行く前に絶対見ておくべき!とtwitterで評判だったので、 自分の中でハードルを高く上げ過ぎてしまい、若干拍子抜けだったのは否めません。
いや、刀の特長(刃文や地金など)が見易い立ち位置を図示して下さったり、 有難い展示ではあったのですが。私、あまり刀自体の鑑賞には興味ないんですよね…。 (どちらかと言うと、元主達の歴史に興味がある)
信長が西洋風の拵えに改造させた安綱の太刀(銘を工人が命懸けで隠したとか)は 面白くはあったけど、布が綺麗すぎて、フィクションみも覚えてしまったり…。 信長は有名過ぎるがゆえに研究が進み、実は保守的で単に地理条件に恵まれた 一大名に過ぎなかったと最近盛んに言われています。加藤清正と一緒で、 人気があるからこそ文書を漁られているのですが。今の信長が持つ 革命者的なイメージは、明治以降に創られたものとも言われています。
一緒に開催されていた、刀剣の見方を学ぶ刀剣MERP PJの展示は、 確かに興味深くはありました。とうらぶで登場する刀も含め、 それぞれの形にカットされた金属片を持つことが出来るのです。 大包平大きい!―など実感できました。そして、長谷部は長くないと。
長谷部が大太刀時代に比べると相当磨き上げられて現状となっているのは 容易に想像できますし、現存甲冑から推測して小柄だったと思われる 黒田長政に合わせたサイズではないかとは、やはり想像できてしまうんですよね。
今回もここから京阪で七条に移動して、キョーハクへ。まずは明治館で代行品の購入。 アクスタは日替わりで品切れするのですが、幸運にも長谷部を購入することが出来ました。 (読みの甘さで、この代行品をほぼ購入したままの状態で発送する羽目になったのが、 この遠征で二番目に大きく悔やまれた事象。日本郵便の丁寧な仕事に感謝ですよ)
明治館では並ばなかったのに、平成館の物販は大混雑で、品物があるかを 確認するのも一苦労でした。どうやら一番混んでいる時間帯に突入してしまったようで。 あまりに疲弊し過ぎて、展示に向かわず、地下のベンチに座り込んで、 音声ガイドを一通り聴いていたぐらいでした。審神者支援部トートの実物も初めて目撃。
ようやく向かった展示は、相変わらず混んでました。後期になって 客が減ってるなんて嘘でしょ?と感じた程度には三日月、三条、粟田口、 吉光、膝丸、長谷部…とお約束の場所で列が渦巻いていました。 前回大活躍した双眼鏡を持参しなかったのもあり、吉光ルームだけ諦めて並びました。
信濃は鶴岡で見た時、打ちたてのように美しいと感じたのですが、 並べてみると立花家の吉光(これも初見ではないんですけど)の方が 健全に映りました。さすがは江戸時代は刀剣台帳にすら載ってなかった秘蔵品。 いや、使われていないイコール価値がある、とは思っていませんが!!
本当は初見の石切丸(太刀なので案外小さい)も最前列で見たかったんですけど、 三条部屋は相変わらず人が動かなくて。翌日含め計3回入館したのに、 三日月はとうとう遠くから裏を見ただけで終わりました。トーハクで見たもん!
長谷部は三日月ともども展示が裏返され、通常展示されない側(大太刀時代は 表だったはずの側)に照明が当たってました。“裏”の方が皆焼おとなしいんですよね。 むしろライトが当たらないいつもの“表”をじっくり見るのが楽しかったです。 からかしわのように派手ではなく、だからこそ星雲が散った宇宙のように 美しい。 なんだかんだで長谷部だけは最前で3回見ました。愛情です!(笑)
前期はスルーされがちだった監査官こと山姥切長義にも注目が集まってました。 新刀以降は私の推しじゃないゆえに後列から眺めるだけになってしまうのが 申し訳ないんですけど、これも体力気力との勝負なので…!(泣笑) 結局、今回も3時間滞在した格好でしょうか。ほぼ最前行ってないんですけどね!
夜はtwitterで見かけて良さげだった二条城のライトアップへ。 福岡城で見たチームラボ同様、東京でもイベントを手掛けるFLOWERS BY NAKEDです。 二条城は紅葉する樹が少ないので、赤く照らしてしまえという逆転の発想。 重要文化財の建物にオブジェを置いてしまうのは大胆でした。 香るコスモス、床で踏み散らすように映る紅葉、揺れるススキと 水面に映る満月。オブジェクトに夢中になり過ぎて文化財傷みそう…(苦笑) でも綺麗で楽しかったです。バーチャル紅葉狩りを堪能できました。
この後、四条大宮まで歩くも晩飯にふさわしい店を見つけられず、 結局、五条猪熊辺り(この辺にかつて長谷部国重は住んでいたららしい)の ホテルまで歩いて、部屋でコンビニ飯でした。刀ステの時もコンビニ飯だったのに。 敗因は何度も雨が降る天気だったのに、ホテルに折り畳み傘まで預けたことです。 キョーハクに向かう時が一番土砂降りで、しばらく軒下で雨宿りまでしました。
いつになったら京都で美味しい食べ物を堪能できるんでしょうか…?
2018.11.18 wrote
2005年以来、絶大な人気を誇る宝島社のブランドムック(の付録)。 夏のインテ遠征では、2000円以上出してSuicaペンギンのボストンを購入。 気に入っていたのですが、インテの戦利品が重すぎたのか、一度の使用で 底に穴が開いたことに気づいたのでした…かくして、私は遠征バッグを失いました。
京都に行く前にも、バッグを買おうといろいろ店を回り、Afternoon teaの 赤地に金色の金具が添えられたボストンいいな、でも6000円か…と迷っているうちに とうとう時間切れに。最安値の代用品として、セブン&アイ出版がたったの880円で出している クックパッドムックの付録(サザビーのボストンバッグ)を使おうと、 パン!と勢いよく広げたら…その瞬間に破れてしまったのでした。さすが3桁。 安物買いの銭失いとは、まさにこのこと。ユニクロの無地のシャツでも よく味わうのですが、それでも買い続ける私は学習能力なさ過ぎるのかもしれません。
かくして、私は押し入れの奥から辛うじて発掘した、折り畳んで掌サイズになる、 本来は旅行帰りのセカンドバッグ用でしかないオレンジのバッグを広げ、 1泊にしてはむしろ大きすぎるから皴だらけの状態で遠征する羽目に陥ったのでした。
これが遠征の最後で悲劇を招くのですが、それはまた別日のLRで。
2018.11.18 wrote
永青文庫副館長のRTで存在を知り(京都で行った茶道資料館もそうだった) 行くかどうかずっと迷っていたMOA美術館ですが、とうらぶ映画が本能寺だと 発覚したのもあって、展示最終日イブの今日、早起きできたのもあって行ってきました。
展示テーマは「信長とクアトロ・ラガッツィ 桃山の夢と幻」+ 「杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ」の二本立て。 もともとは昨年、MOA美術館が改修した際に携わったのが杉本さんの主催団体。 NWで行った展示を日本で行うに際し、南蛮と言えば…で信長関係が追加されたのです。
世界救世教の創立者が美には魂を浄化する力があると考えたために集められた コレクションには国外流出を阻止した国宝の屏風や壺も含まれます。 宗教団体が国宝を所有している例はちょくちょくあるんですけど、 当日券1600円(私は東海バスの案内所で前売り料金で買いました)するだけあり、 入るとまずエスカレーター7つ昇ると案内されます。帰宅してから知ったのですが、 周囲の自然を破壊しないために山を崩して通路を造った後、埋め戻しをしたんだとか。
ドラマの信長の部屋にありそうな世界地図の屏風などはまだ分かるんですが (海外の書籍にも安土はパラダイスofノブナガって書かれてたり…凄い) 信長の人となりを説明するのに、肖像画複数、名物級の茶器どっさり、 その茶器を収集できて喜ぶ信長記の原本に、20通も現存してない直筆書状と 日本中から借りてくる品物の量が半端ないのが流石宗教団体というか…。
特に茶器は初花(展示期間終了してて見てない)、新田、松花、金花と 一つでも展覧会の目玉になる大名物を惜しげもなく並べるという贅沢さ。 実は徳ミュの目玉所蔵物でもある新田(このお代としてか徳ミュには MOA美術館から借りたものが展示されてい)は別の展覧会でも見ましたけど、 展示の高さが低いからなのか、あるいは建物の耐震に自信があるのか分かりませんが、 畳の上に紫の布を敷き、その上に置いただけでワイヤー固定がなくて驚きました。
これ以外もMOA美術館、静岡にある割に、他の美術館なら確実に ワイヤー固定されてそうな陶器系があんまりされてなくて驚きました。 さすがに大きいもの、背の高いものはしてましたけれども。 (目玉収蔵物である仁青の藤柄の壺はされてなかった…自信強い…)
あと本能寺で焼けて変色した茶入を、味があると言ってむしろ愛用したという 古田織部は本当に“へうげもの”だと思いました。明らかに他とは色が違いました。
お値段に偽りなしの名品揃い(キリスト教信仰の品として、フェリペ2世界像から 隠れキリシタンの銅版画、貴重な南蛮関係の原書、キューハクから借りてきた “花鳥蒔絵螺鈿聖龕”などが並んでました。とうらぶ初年度にあった 江雪の展示の際、綺麗な藤柄のしおりだとTLで回ってきたステンドグラスっぽい ブックマークを買ったのですが、実は聖母子像を入れた観音開きの入れ物の 向かって左側の扉に描かれた螺旋細工だったんですね…まさか3年越しで この目で見ることになるとは。中央の絵はヨーロッパ産ですが、 藤は日本固有らしいので、外側は日本で作られたものだと分かります)でしたが、 どんな展示物よりも圧倒的にすさまじかったのは、展示ケースのガラス。
先述のリニューアルに際して導入された低反射ガラスは映り込みがほぼなく、 パッと見てガラスの存在を知覚できない、美術館とは思えぬ景色をもたらす素材です。 実に素晴らしいのですが、知覚できないゆえに距離感取れない人が続出。 今日も頭をぶつけている人がいました。ぶつかった後に化粧や皮脂の跡が ついてしまうんですけど、むしろこれがあって初めてガラスの存在に気づけるという。 ガラスに注意キャプションが展示の脇に置かれるなど、もはや本末転倒と化してました。
ガラス越しに見るのを嘆く人は多いのですが、まさかガラスを知覚できないのが ここまで危険だとは。人間の視覚のいい加減さ?を感じました。
駅に戻り、しらすと鯵の合わせ丼を食べ、タオルを落とすボーイスカウトや 缶ビール+焼き蒲鉾でプチ呑みする大人…と何でもありになっている 足湯「家康の湯」を楽しみ、来宮神社の樹齢2000年+1300年の大楠を見て帰りました。 周りに植物を植え、急に大楠が見える配置に近年整備されただけあってか、 2000年ものの楠の周りだけ空気がひんやりしているように感じました。 三日月宗近は鋼の限界にも近い1000年現存しているモノですが、その倍ですよ。 鶴岡八幡の大木のように、自然の前に屈する時は屈するのが大木なので、 2000年あって、今も生きているというのは、それだけでとても尊いことなのです。
それにしても最近は神社の境内にカフェを建てるのが流行っているのでしょうか? 亀有の香取神社や平安神宮(2.5Dカフェはここ)などでも見てるので気になります。 神社もお金集めるの大変だと、実家で賽銭箱の中身報告聞いて思いましたが…。
日本は資本主義国家なので、金こそが戦闘力となります。どんな綺麗事よりも金。 「誠意は言葉ではなく金額」(by福留さん)です。今日はたまたま、 石川の倶利伽羅寺とキョーハクで揃ってトークイベントがあって、 そのレポートが流れてきたんですけど……本業で得た財を持ち出している 大倶利伽羅の主と、空輸できなくて北海道の刀の出展を諦めた国立博物館の研究員では 年齢以上に立場…ぶっちゃければ“戦闘力”が違い過ぎて、キョーハクの展示を disられても(財団のボスはdisではないと言っていたようですが、 でも遠回しにはdisではあると思う)どうしようもないんじゃないかと思ったり。 税金で運営されている施設には制約が多そうだなと。市のレベルなら尚更でしょう。
もともと展覧会は保存と周知という両立しない活動を強引に妥協させて成立するもの。 人の命には限りがあり、美術品は人の命より長く在るゆえに、一個人の 保存に対する哲学だけでは維持されない宿命を背負っています。
正解へのアプローチを模索するには戦闘力という資金が必要。 でも、無い袖は振れません。それが現実。過酷だけれども。 お金があるところと無いところをただの観客は比較しうる…それは恵まれているのでしょう。
私は、私が正しいと信じるものを探す旅に出る……出たい。
金星が逆行して天秤座に入ったからか、ここ数日、推しの新たな話題がてんこ盛りです。 映画とうらぶ、衛宮ごはん11話…と言った調子で。久しぶりにufotable cafe行こうかと。
twitterで、今年もあと2か月、年始に立てた目標は達成できましたか?という話題が。 手帳を見返したら「転職」「薄ミュ」「長船に行く」と書いてありました。 クリアしたの薄ミュだけですね。転職はまさかの雇用形態切り替えでタイミング逸したし、 長船は諏訪部さんの朗読劇等々でタイミングを逸して、岡山遠征どころか ファジアーノすら今季1回しか見れないまま終わりそうな事態に陥っています。
唯一クリアした薄ミュ、そもそもこれが入っているところが闇だなと。 昨年末、ジョ伝の期間中に発表された薄ミュ(和田さんが座長)に対して、 ネガティブな気持ちを抱いていたんです。それを乗り越えて見に行こうという誓いですね。
終わってみれば、明治座はそれなりに楽しめたし、何よりここで中垣内さんと 結べたご縁がその後の悲伝で生きてきたという。ふたを開けてみれば、 映画と悲伝で今年の半分弱は相変わらず長谷部として生きてくれたんですよ、和田さん。
来年は中垣内さんと立場交代しての薄ミュ。もうネガティブにはならないですよ、きっと。 彼はもっと大きな世界へ飛び出して行くべきだと思うのです。思えるようになりました。
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