Land of Riches


IndexBeforeAfter

 2015年03月31日(火)   国宝指定記念日 

私が最初にこの単語を認識したのは某へし切botでしたが、
気づけばそれなりに(?)話題になってました。今日はへし切が国宝に指定された日だそうです。
とうらぶのキャラ設定からして、喜ぶとは到底思えませんが。

今週末まで桜は持たないだろうと言われてるので、積極的に夜桜見に行ってます。
某燭台切botに影響され(紅茶かじり始めたのもアーチャーbotが契機だった人)
人生二回目の隅田川河畔行ってきました。前回は早慶レガッタですよ!

隅田公園の日本庭園は、水戸街道沿いにあった旧水戸藩下屋敷「小梅邸」の遺構を転用してます。
八代将軍吉宗が川沿いに桜を植えて以来の名所に隣接するため、明治天皇が東京で最初に催した
花見の会場も小梅邸だったとか。主に倉屋敷として用いられていた下屋敷は
一旦召し上げられたものの、水戸徳川家に再び下賜され、関東大震災まで当主が住んでました。
最後の将軍である慶喜も何度も訪れ、お洒落洋風屋敷の写真がたくさん残されてるそうです。

関東大震災では火災で枕橋が焼け落ち、逃げ場を失ったたくさんの人が亡くなりました。
小梅邸でも刀剣が収集されていた蔵が焼け落ち、多くの名刀が消失しました。
その中の一口が、伊達家から拉致された燭台切だったのです…という経緯。

へし切は多くの災難をくぐり抜けて今にいたっていると、改めて感じました。
吾妻橋のたもとにあった震災と空襲の犠牲者を悼むお地蔵さんを、お墓代わりにお参りしました。


 2015年03月29日(日)   積まれた経験 

3月29日は諏訪部さんの43回目のお誕生日、というわけで完売のサウンドシアター
The ONE東京最終公演に行ってきました。六本木ブルーシアター、場所分かりにくすぎ…。
まだ大阪公演残ってますし、舞台の内容には触れませんが、歴史テーマのサウンドシアターでは
不可欠の回想シーンとの切替が、強烈なフラッシュと轟音というシンプルな演出で、
身構えてしまうぐらい心臓に悪かったです。休憩タイムには周囲でも閃光の話をしてる方だらけ(苦笑)
The ONEは再演(諏訪部さんは初出演)で、後の…私にとっては今まで見てきたサウンドシアター作品より
こなれていなかったのだと、時の流れを感じ取ることができました。

ストーリーはいわゆる新撰組もので、斎藤一はるろうに剣心風、他隊士は刀剣乱舞の
愛剣ビジュアルを思い浮かべてました。天然理心流の剣舞もとうらぶばかり連想されて。
そんな心理状態だから、六本木のセブンイレブンでキャラマイドのへし切を買ってしまうのです。

サウンドシアターは最終公演だけ音楽のサービス演奏あるんですが、バースデーソングが
始まったのには、サプライズを予測していた諏訪部さんも驚いたようでした。
第一声を口にせず着席してしまうミスから始めたのを井上さんにつっこまれ、
歳を取る意味を思い知らされたあたりは、私も切なくなりましたが(若くないので)

どうしてもFate先行上映の感想をバースデーカードに書きたかったので、
書いたのは薄暗いブルーシアターの客席で。でも、諏訪部さんが360度カメラを
撮影する場に立ち会えて嬉しかったです!
(諏訪部さんは全てのイベントで撮っているわけではない)

2015.3.30 wrote


 2015年03月28日(土)   予定を詰め込んで麻痺させる 

麻生G→表参道ヒルズ→新宿と長い1日でした。

小林悠さんが肉離れで代表辞退したフロンターレ。
代表ウィークはたまたまナビスコ杯の休み節で、代わりに中大とTMでした。
主力とサブが45分ずつやる調整感覚の試合で、船山さんは相変わらずの序列なので後半から。
まずは味方と息を合わせることから、の段階であるらしく、トリッキーなポストでの
ボールロストも少なくはなく。如何せんフロンターレのレギュラー攻撃陣はフル代表クラス。
これでは上回るのは難しいな、と。左サイド突破でゴールの発端を作ったり、
6番アウト後は腕章を肘上に巻いたりと、良い収穫(私には)もあったのですが。
何はともあれ、等々力でのプレーを見ないことには、会ってお話しする内容もできません。
しかし、フロンターレの、2点取られたら3点取ればいい的ムードは、主力もサブも同じなんですね(苦笑)

表参道では、駅までジャックするFIGARO(正式には金払ってるのは広告主たちか…配布された
各種サンプルすごい量だったし)のイベントでゆかりさんの星占いカードをゲット。
ずっと気になってた老舗のビーガンカフェは、化粧品屋の一角だったので怖くて入れませんでした(弱気)
青山はお洒落過ぎて、私には合いません…。

新宿に移動して、夜のFate先行上映まで時間あったので、
短時間で見られると伝え知った刀剣博物館に寄りました。
新宿三丁目~初台往復散歩、なかなか興味深かったです(そこ?)

行こうと思ったのは、展示品リストに長谷部国重の銘入り脇差があったから。
30cm以上あれば脇差扱いとすら知らなかった私を待っていたのは、
長谷部派にしては珍しく、皆焼ではない作品でした。
それでも、薄かったりするスタイルは、へし切にも似てるそうで
(キャラクターとしてのへし切が細いのは、そのイメージかな?)
へし切では大磨上で消失した国重の銘をマジマジと…何回もその脇差に戻って見ました。 

何回も見たのは、国重の脇差と、長船長光(光忠の息子)の太刀だけです(笑)
グラデーションのように切り替わっていく刃紋…匂っていうんですか、
美しくて、燭台切はさぞかし美麗だったのだろうと思いを馳せました。
相州伝で彫刻あれば、大倶利伽羅を連想しましたし(苦笑)

日本刀は、ごちゃごちゃ解説あるのも面白いですが、
ただ刀身に見とれるだけでも充分…とも実感してます。

夜は、諏訪部さんがいない時に限って当たる(泣)UBWの3話分先行上映。
中央ほぼ最上段だったから、杉山さん達と近かったです…。
諏訪部さんにハマった契機が前のUBW劇場版でしたから、
またFateをスクリーンで見られるのが感慨深かったです。
Fateもクラシックコンサートみたいなコンテンツになってきましたね。
何度再演されても、時々の良さがある。

3話分(長さとしてはオリジナルエディションの80分、ほぼ映画一本相当)なのに、
士郎(主人公力高い)と凛(年齢相応に可愛い)の仲はほんのり進んだだけ、
ほぼキャスターと旧マスター(召喚してすぐ殺された奴)、イリヤとバーサーカーの話でした。
群像劇化というか。旧マスターには名前も設定もちゃんとあって、CV浦島虎鉄(微笑)
奈須さん武内さんもufotableには協力惜しみませんわな。
本当に、桜ルートが劇場版で完結する頃には自分が何歳になっているか、考えるのが怖いです(苦笑)

三浦監督は、UBWのエンディングは士郎とアーチャーの対峙でいいくらい、と
語っていたくらい気合い入れて下さるようで。
杉山さんの発言からすると収録は終わってる(最後までは行ってない)っぽいですが、
心から待ち遠しいです。しかし、近藤さんスタッフやばいから
1時間はやらないと言ってたけど…尺足りるのかな?(心配)

2015.3.30 wrote


 2015年03月26日(木)   終わりが見えない 

4月を無事に迎えられたら…と昨年から言っていた案件(うちの部署のタスクだが
自分が直接担当しているわけではない)はどうにか片付きそうな気配を漂わせるも、
人員の減り方が想像以上の急降下で、4月になっても一息はつけなさそうです。

課長も同僚も自律神経完全にやられて、夕方になると社会人とは思えないような
暴言やボヤキが発生されて空間を飛び交う、そんなオフィスで長い時間を過ごしてます。

仙台で空振ったダメージも相応で、週末はガチガチに予定を入れてるのに
全く楽しみに思えないほど。何をしてるんだろうな、と鈍いスマホをいじりながら、
一時期は夢中になっていた読書すら最近では放り投げ気味で…ただひたすら
家では刀剣乱舞とニコ動とpixiv巡りしかしていない、目の奥が痛い今日この頃です。

何が楽しいのか、よりも重症なのは、人を本気で信用できなくなっていること。
仕事で接する人々が自己中心的過ぎて、何もかも自分でやらなければ
全然関係ない事象ですら自分の責任にさせられることが多すぎるのです。
自分の身は自分で守るしかなく。


 2015年03月21日(土)   空席 

本当に仙台までへし切長谷部(というカクテル)を迎えに来るだけで終わるとは…。
仙台でへし切クラスタがバームクーヘン二振りも持ち込む光景に遭遇するなんて思わなかったけど!

とうらぶは、ゲーム自体も現在進行形(でも闇落ち要素強くなってきたか?)だし、
二次創作も多数の派閥があって、そろそろ自分も間口絞らないと…とは思ってますが。
ほのぼの好きなんだよー!(未来は自分で作る派)

それはさておき、さっき後半30分で出てきてしまったJFL。
柳澤さんがいなかったこと以上に、MIOのサッカーを受け入れるのに苦慮してます。
野津田で見たJ3がレベル低いなんて言ってすみませんでした、と謝りたくなるぐらい、
戦術は感じられず、蹴って走る…悪い意味で予測不可能。
柳澤さん開幕二戦はスタメンだったんですが、このチームでサッカーしてるのか、と考えると
暗澹とした気分にならざるをえませんでした。下手なのはソニー仙台も一緒です。
MIOは、加えて審判(お世辞にも上手いとは言えませんが)に対する口が悪すぎて。
昔、船山さんがRKUの下級生だった頃、JFLは格闘技かとよく感じたのを思い起こしました。

それでも、どれだけ時間と金を費やしても、空振りすらかなわなくなる瞬間は、確実に近づいてて。
焦ってもいるのです。ご贔屓さんの残りのサッカー人生、楽しまないと、と。

とうらぶにしろサッカーにしろ、趣味なのに考え込んで
素直に楽しめない自分の面倒くささが嫌になります。

これからはやぶさ(!)で東京にトンボ帰りして、ダンディイベントですよ!


 2015年03月20日(金)   「待てと言うのなら、いつまでも。迎えに来てくれるのであれば」 

仕事で疲れ果てて入浴を優先するから、1時過ぎても荷造り終わらない!
(pixivとニコ動のへし切タグ巡回止めればいいのに…)

首が人体の機能として回らなくなる日が遠くなさそうです。
毎日お風呂でマッサージして湿布貼ってますよ(そして今度は粘着力で皮膚がやられる)

毎日、今日は早く帰れるかな…と甘い妄想を抱いては、夕方に打ち砕かれてます。
書類紛失疑惑の濡れ衣着せられたまま、眠りづらい一夜を過ごしたり(でも寝る)

水曜のナビスコ杯、行きたかったです。等々力は、職場からなら遠くはないのに!

「非常に難しいと思います。我々は慣れていかなければいけない。敵よりも味方のスピード。
それからみんなが動き出しますので、そこの中に入っていかなければならない。
でも、一生懸命にやっていたと思います。
徐々に良くなっていますし、練習でも見せてくれていますので。
そういう意味では、今日は自信を持って試合に使えたので、これを続けてほしいと思います」

フロンターレ公式に掲載された試合後の監督コメントより。
(JsGOALがないの不便すぎる!)
船山さんが移籍後初出場。直近のJ1リーグ戦は交代なしで敗北でしたから…!
コメントを見る限り、船山さん、頑張っているんだと安心できました。


 2015年03月15日(日)   見える数値、見えない戦術 

輪湖さんがラジオのインタビューで、今年から走行距離etc.が公開されるから
手を抜けない、ちゃんと結果を出さないと…と答えていたのが印象的でした(挨拶)

いつになったらJリーグ開幕するんだ、とtwitterでさんざん騒いでいた私ですが、
雨予報が月曜日にずれ込んだので、J3のゼルビアvsパルセイロへ行ってきました。
このカード、なんだかんだで毎年野津田で見ている印象あるんですけど、
どんどんパルセイロサポが増えていて、今日はアウェー裏買って申し訳なく…。

試合は、開幕戦だからと言うべきなのか、開幕戦なのに仕上がりが悪すぎると言えるのか、
むごたらしい内容から必然的に導かれたスコアレスドローでした。
とにかく両チームとも安直なボールロストが多すぎです。
フィードがタッチラインを割る、ドリブルしてるだけなのに割る、
誰もいないスペースへボールを蹴ってしまう―今年はACLの関係で、
レイソル(一応J1)の試合を現地…ではなくともスポーツバーで見てたりするので、
ものすごくJ3レベルに苛立ちを覚えてしまったのです(苦笑)
大島さんが、フリーの状態で前線に入れたボールがタッチライン割った時は絶句しました。
割るのが茶飯事の環境にいると、割ること自体が日常化してしまうのでしょうか…。

仙石さんはさすがのスルーパスをいれていたりもしましたが、
現時点ではパルセイロには仙石さんはもったいないくらいでした。
パスは、通らなきゃ意味を成しませんから…昨年までの山雅でも
ちょくちょく感じていたことですけど、下手な選手のプレーは予測がつかないのです。
何が起こるか、どんなトラブルが発生するか読めませんから。
最善を予測するだけでは戦えないのです。
後ろに座っていた長野サポが、自分で運ぶ畑田さんと比較してて複雑な気分でした。
宇野沢さんが大怪我で離脱中なんですけど、パルセイロ、ちょっと苦しいかもしれません。

今日の救いは、値千金の決勝ゴールを敵地札幌で挙げたVファーレンレンタル中の
木村裕さんが、素晴らしいヒーローインタビューを成し遂げたことです。
カメラ目線でバッチリサポーターへメッセージ。メディアトレーニング効いてます。
彼の前には高木監督もインタビューを受けてて、ユウと呼んでいました。
まだ1度結果を出しただけとは言え、ベガルタへ帰った奥埜さんもみっちり鍛えてくれた
元代表ストライカーの高木さんだから、いい経験を詰めそうな予感がするのです。


 2015年03月14日(土)   目標がなければ我慢ができない 

昨日の夕方、twitterで回ってきたRTから衝動的に来週末の弾丸遠征組みました。
泊り掛けなのに、現地滞在時間24時間未満(笑)

予定考え出したら一気にテンション上がったから、
非日常たる旅は人生の必須要素なのだと感じました。

地味に今月後半は諏訪部さん絡みの予定に時間とお金を費やしまくりです。
その時間を無事に迎えられるかが怪しい職場の現状ではあります。
契約更新通知さえ来ないし!


 2015年03月09日(月)   自失 

生き甲斐を見出せず、空虚感に苛まれる…仕事中さえも。
そんな時間を、10代の頃から不定期に繰り返しているのを悟りました。
何も考えたくないから、何かを詰め込む。

2日間で「天主信長」の表裏2冊を読み終わったりも、その一環。
後はニコ動をひたすら再生。
半兵衛が野心家に描かれるのは珍しいと思いました(小学生並みの感想)

どうしたら生きていると実感できるだろう。
自分を刃物で切って、痛みを感じる以外の手段で。


 2015年03月08日(日)   チャンス 

親父がほぼ全部持っている司馬遼太郎は、私とは相性が悪いみたいです。
昨夏の松山直後に手を出した「坂の上の雲」は1巻で挫折しましたが、
「播磨灘物語」も2巻にして挫折しそうです…信長を描いた小説多すぎて、
登場人物もやっと固有名詞把握できてきましたが、キャラが作家さんごとに
違いすぎて驚かされます。いや、平家だってそんなものですけど…。

今日は、幕張(すごい人出だったみたいですね!)か日立台で迷った末、
昨日のJ1開幕戦で船山さんの出番がなかったので、急遽、麻生Gへ行ってきました。
(寝坊と電車遅延で13分くらい遅刻しました…小田急は一度遅延すると戻らない…)
フロンターレBチームと、Y.S.C.C.の練習試合。山崎さん久々にプレー見ました。
ボランチの…後半20分から投入されるあたり切ないですが。

フロンターレは大久保さんのゴールなどで快勝し、山雅もグランパス相手にドロー発進。
山雅の10番からフロンターレの5番手アタッカーになった船山さんは、
気合だけは感じました…自陣方向へドリブルしてボール取られてちゃフォローできませんが。

山雅では、技術レベルがアドバンテージでしたが、フロンターレではそうはいきません。
なにせレギュラーは得点王を筆頭にフル代表クラス、五輪代表でさえ4番手。
バックスのBチームはやや心もとないとは言え、それでも山雅とは少なくとも
テクニックの水準では比較になりません。背番号小さい選手ばかりです。

直接FKがバーを舐めたり、杉本さんの落としを冷静にDF交わして流し込んだり、
その杉本さんを諭すように声かけたり…がんばってました。最善は尽くしていたかと。
ただ、フロンターレは、それだけでは試合に出られないレベルのチームなのです。
キャンプから同じ。ずっとそう。ただ、それだけ。

…フロンターレは練習中のメモ禁止だから、どうしても印象が薄くなってしまいますね。
こうやってLRへ叩きつけるまでの間に。


 2015年03月01日(日)   GMKK 

鶴丸国永(とうらぶ)の「人生には驚きが必要なのさ。予想し得る出来事だけじゃあ、
心が先に死んでいく」という台詞が刺さる日々を繰り返しています。週末さえも。
子どもがいたら、毎日がサプライズで出来ているようなものだろうに。

雨降る人工芝脇に、今日行かなければ新人戦全欠席になってしまう…と
思い切って足を運んでみたのですが、前半45分見るのが限界でした。
唯一心が震えたのは、10番くん(既に名前が分からない)が味方を怒鳴った時だけ。

隣では相手チームのお母様方が「がんばれ」「負けるな」という類の言葉を紡ぎ続け。
がんばれ・負けるな・必ず勝てという言葉は祈りでしかなく、その意義を見出せなくなったら、
共同幻想によって―応援が力になるかもしれないという―成立している
スポーツ観戦という趣味からは足を洗うしかないのです。もうその一歩手前です。

なんとなく探していた…自分なりに探そうとしていたへし切(とうらぶ)の
幸せも、その名を堂々と名乗ることだというエンディングに至る二次創作小説と
出会うことができ、幕を引けそうな気がします。供給があるのは素晴らしく、
消費者でいるのが一番気楽なのですが…自分は、ならば何をしたらいいのかと。
プライドを引きずりながら。

『しょうもないPrideなんて ゴミの日に捨てて』


やぶ |MailWeblog