Land of Riches


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 2011年01月28日(金)   PRINTING 

ゲームで印象的な台詞…とは意味合いが違うけど、忘れられないというか、
折につけ実生活で浮かび上がってきてしまうのは「悪意だ…悪意を読み取る」ですね。
珪素生命体って概念も、あの作品で初めて触れましただわさ。

「能力を最大限開放すれば、強烈な悪意だけを感じ取るができるんだ。
 一瞬にして大量の珪素生命体を死滅させる荒業だけどね」


 2011年01月24日(月)   「音楽を聴くように読める文」 

「恋に肩をたたかれた時には、 常日頃は詩的な調べに
耳をかさないような男でさえ詩人になるのだ」(プラトン)

タイトルはTwitterフォロワーさんより頂いたリプライにあった表現。
自分にもナルシスト的な面があって、気に入った文章は何回も読み返して、
そしてちまちまと手を入れ続けるのですが…そうやって読み返す文章って、
その時、物凄く好きだった対象を描写したものばっかりだ、とふと気づきました。

…うん、それ、今はサッカー選手じゃないっぽい(苦笑)
某所に投下しているブツを延々と読み返してる自分を省みると、間違いない。
そんなに好きなのか、赤弓さんのこと(笑)

ただひたすらかっこよさを綴るためだけに言葉を並べる。
並べる言葉を探すために本を読む。

ホロスコープの見方を勉強するために、占い師さんたちの占い記事を読み漁るように。


 2011年01月23日(日)   新芽 

実家より黒の洋服にしろと電話がありましたよ(挨拶)

昨夜の、レイソル新体制発表会―例年より盛況だった模様―には足を運ばなかったのに、
(主要因は、新しい5番を見る時にどんな反応をするか…ヘタすると
 人に見せられない見苦しい反応をする危険性があり、怖くて踏み切れなかった)
都内での買い物から帰宅して、まだトップの午後練習に間に合うかもしれないと思ったら
足が日立台へ向かってました。ユースの練習試合もスルーしたというのに。

唯一の高卒新人は、ダウン後の後片付けも、必然的に独りで台車押しになりまして。
(レイソルトップはスタッフがめちゃめちゃ人数多いので、そこに救われてはいますが)
まだ新しくならない練習着、その左下隅に24と刺繍されているのを見て、
大士さんが24番をつけることになって良かった…と再確認したのでした。

自分が被写体の写真(ユース時代の、素敵なもの。頂き物であります)があるのに驚き、
サインを書く手がかじかんで動かないのを謝る初々しさを忘れないで欲しいと願うのであります。



あ、残りは型月話(笑)
明後日、赤セイバー&キャス狐のぬいぐるみ受注が始まるのですが、
なんで紅茶さんはないのですか…と絶賛いじけております、はい。
え、見た目は好きじゃないんじゃなかったのかって? ええ、そうですよ。
でも我が家には2007年にゲットした双剣という名の弓凛胸像フィギュアありますです(笑)

先日、本来はPS2ソフトの特典だからバラでは手に入らないはずの
「トラぶる花札道中記」を通販で見つけまして、ゲットしたのです。
ひたすら“こいこい”をやり続けるだけの、とんでもないPSPソフト。

弓兵さん「花札には一日の長があって負けられない」とおっしゃるのですが、
私も“こいこい”と“おいちょかぶ”は親父のPCでみっちり学んだからルール完璧!
(ある意味、父親に仕込まれたところが共通点♪ なんか嬉しい)
ぶっちゃけ宝具なしでも、ワカメの“持ち点3文”でもエンディング行けましたよ。
コンティニューも20回はしなかったし!!(MAX100回)

札の引きは私が歯噛みするぐらい良いのに、勝負すれば私をしとめられる役を作っても
“こいこい”で流してしまって、後で憂き目を見る凛様と、マスターのピンチに
すかさず“燭天覆う七つの円冠”をカウンターで発動しダメージを相殺、
攻めては“無限の剣製”で赤短3枚中2枚を引っ張ってきて役を完成させてしまう
アーチャーは本当にナイスコンビだと思いました。それを再現している
ソフトの思考ルーチンがすごいんですけど。そこはやっぱりさすがのPSP?(笑)

ワカメで『絶対領域黙示録』コンビを残り1文まで追い込んだのに、
そこからカウンター防御→逆に役完成で殺された時は、本気で勝負強いと思いました。
そんな父親譲りの花札勝負で土曜の夜は暮れていったのです(←あ)

あと、紅茶のゴールデンルールは、SSのために検索しまくって勉強しました…あはは。
最近のブームは異文化コミュニケーションです。相手は日本人なのに(苦笑)
そんな感じでバレンタインが待ち遠しいです!(意味不明)

…閲覧数に踊らされる人生は、結局空しいし、傷つくだけだと頭では分かってるのにね。
(でも2次元の趣味友達だけは作りたくない。あの人間関係は傍目で見てるだけで疲れる)


 2011年01月22日(土)   常識とは何処に在るのか 

正月に言われて気になってたので、「未婚の姉が弟の披露宴で着る服」を検索したら、
答えが全然統一されてなくて、心底困ってしまいました(苦笑)
家族なんだから黒の着物だよ、いや黒は避けるべきだろetc.
不思議なのは、妹なら多少華やかでもいいらしいけど、姉は控えめにしろ…とされてること。
心情としては、分からなくもないけれども。

我が家は家族の仲が疎遠(仲が悪い、よりもたちが悪い。接触希薄)なので、
弟は会場について一切情報をくれず、母は何も知らず、父もパンフ1枚持っているだけ。
会場は昨秋オープンしたばかりで、検索しても写真も出てこない…。

どうもフレンチレストランウェディングらしく、一般ゲストなら、
多少くだけるのが、むしろ流儀になるんでしょうけど…うーん、難しいです。
弟と嫁の友人はほとんど呼ばない、親戚を宥めるためのイベントだから、更に難しく。

アドバイス切実募集中!!


 2011年01月20日(木)   もうすぐ1月が終わる 

2月と言えば召喚記念日だと、誰かが夜空に叫んでいた。
延々と体験版を繰り返す人もいるのだと知った。それも愛の形か。

私ではない誰かが大切にしているものを、私が語るのは難しいし、恐れ多いです。
「らしさ」を抽出するのは、好きになると格段に向上する能力なので。
 ※好きな人に似た人はすぐ見つけられるのも一例。

描く対象を創出するために、水面へ石を投げ込まずとも、風を受けて
わずかに起こる波を丁寧に描き続けるのも文学の在り方だと昨夜、学びました。
たまには純文学も良いかもしれません。


 2011年01月18日(火)   1ヶ月遅れのお誕生会? 

誕生日プレゼントがあまりに大きすぎて、明後日また持ってくるの嫌だっただけ(笑)
田舎ならともかく、都会の通勤ラッシュは大荷物に厳しいのです。

1. アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック
2. SPEEDER(MOTORWORKS)
3. 君に虹が降りた -RAINDROP TRACES-
4. STAND
5. DAY BY DAY
6. Bye Bye Popsicle 〜一度だけのNo.1〜
7. BYE
8. REMEMBER
9. LAND OF RICHES-2
10. PALE ALE(黒沢健一)
11. 直線サイクリング
12. HELLO IT'S ME
13. GAME
14. 君と夏と僕のブルージーン
15. Lazy Girl

以上、徹頭徹尾黒沢健一オンリーカラオケ@御茶ノ水パセラのリストでした!


 2011年01月16日(日)   正義と幸福 

昨年末に棚を1つ追加したら、本を買うのに抵抗なくなりました(苦笑)
どれだけ収納場所ないのを苦にしていたかが分かります。
買って読んだらすぐ捨てる…を結構やってましたからね、今までは。
お陰で、昨秋に買ってすぐ捨てたアンソロコミックをまた買ってしまったり(笑)


 2011年01月13日(木)   感性に正解はない 

ACfA二次のすごい分厚い本か、視神経持って行かれるレベルの長編web掲載ないかな?(挨拶)

以下は、視線についてのメモ…なのか?
(最近は思いついたことなんでもすぐメモしないと忘れちゃって。ごめんなさい)

◆互いを見つめ合う
自分より少し高い位置にある人を見つめる。憧憬。見てもらえるだけで幸せ。
騎士王だけがこのポジションにいる。食事関係を除けば、及ぶところなどない相手。

◆真逆の方向を見る
背中を預けられる相棒。互いに180度ずつ世界をシェアしている。
「世界など、とうの昔に君のものだ」
全く同じ高さにいて、対象を…その能力主体に、完全に信頼している。
あかいあくまの立ち位置。他の女性は騎士王以外、誰もこの高さに達しない。

◆同じ方向を見る
両腕で全身を抱き、同じ方向を見ている。庇護。立ち位置としては、自分より下。
心意気の差だけがある。あるいは、対象を含めた景色こそが世界であって、
対象はその一部に過ぎない。月海原の女子生徒は、このポジションにいる。


 2011年01月11日(火)   頼れるパートナー 

「私は君に背中を預けているのだぞ」

“相棒”は元来、駕籠を担ぐ相方だと山手線のビジョンで学びました(笑)
親友や恋人は相手の顔を見て、その魂の在り方を快く感じる関係ですが、
相棒は仕事など目標に対する過程での…相手の能力を頼りに思う間柄、ですね。
そして、背中を預けられる相方は、ソウルメイトより得難いのではないかと思ったり。

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弓道とかチェスとか、まだまだ調べても分からない領域ばかりだなぁ、と軽くため息。


 2011年01月10日(月)   虚実皮膜、その狭間に。 

平家物語の頃から、実像とそれに沿ったフィクションとの差異、
そして混同は付き纏っている。何を今更…さまざまな創作物を好き嫌いで切り捨てる?

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ドーハ番組(変な略し方)のせいか、このLRが10年以上経過しているのに、ふと気づき。
10年前は、西村ジャパンが世界に挑もうとしていて、私が鬱真っ最中だった頃。

失ったものも当然あれこれあるけれど。
魂は順調に…波打ちながらも磨けてきてるんじゃないかと思います。
重荷は背負わず、ただ真っ直ぐ。未来を見るのは怖いけれども。

あの頃よりは、楽に、素直に、正直に、生きていられる。
あの頃よりは幸せだと思う。


 2011年01月09日(日)   真名 

これをシンメイと読むのは型月厨ぐらいで、普通はマナって読むんじゃないかな、日本人なら。
ひらがな、かたかな=仮名で、漢字=真名。
(でもMS-IMEはシンメイと打つと変換される…)

昨日マックでテキサス2食べながら読んだ、店舗備え付けのスポ新に、
世界基準に合わせた移籍制度改変で、財政的体力が不景気でなくなっているクラブは
かつて結んだ複数年契約が重荷となり、戦力的には保持したくても
契約が切れる選手から放出せざるを得なくなっている…というコラムがありました。
日本ローカルのルールは、かつてジーコが褒めていたというオマケ知識まで添えて。

クラブは器だと思っています。選手は食材、あるいは調理された献立。
食べたら…口にしなくても、時間の経過で傷んでロストしてしまう存在。
皿は、そこまで脆弱ではありません。外力で叩き落さなければ割れないもの。

昨日分の続きにもなってしまいますが、クラブは固有名を持ち、
その器へ人はそれぞれのイメージを勝手に投影して満たします。
そして、中身が変わっては裏切られたと叫びつつ、器から離れないのです。

個々人がクラブに対して与える定義やイメージは違う…けれども、
同じクラブに対して好印象を投影している集団がいて、
集団の仲間だと認識するのです。集団なんて幻想です…実体を持たない。
人間には家族など、集団を認識する能力があるけれど、私には欠けているのです。
1対1の対象を縛る、分類タグとして「○○サポーター」などはあるのです。

ただ、地域愛や選手愛や強さへの渇望、勝利欲求の代行者etc.いろんな幻想を
投影する対象としてのクラブが、他では置き換えられないのも事実なのです。
フリューゲルスの時に学んだこと。


 2011年01月08日(土)   複雑多面体 

人の心は小宇宙にたとえられるほど多彩で…醜い部分もたくさんあります。
2次元というかフィクションキャラが実在人物より気楽に感じられるのは、
人の手によって、一部の側面を記号として拡大作成された不完全物だからでしょう。

五感も、感情も、完全に分かち合うことはできなくて。

同じ名前の下に統合されたイメージを有する2次元キャラでさえ、
操り手によって光が当てられる部分が違うから、印象はガラリと幅を持ち。



予想外の臨時収入で、今日は普段ならしない、必要でもないものの買い物へ
走っちゃいました。つくづく、お金をためられない人間だと思います。
持っていても、持っているだけ使ってしまう!

MHP3も我慢してますが、一番我慢しているのは、もうずーっとFate Realta Nuaですよ!
いまどきPS2なんか…のお陰で助かってますけど。型月厨のほとんどが原作信者だから
未プレイ人間には厳しいのですよ! フルボイスじっくり堪能すれば、100時間超えは確実。
それでも、あの声優さんたちが命を吹き込んでいるからのFateワールドとも思いますし。



2次元でも3次元でも、他者を認識・分析・記憶するためにレッテルを貼ってしまうのは、
人間の機能…知恵だと思うんですよねぇ。その極端なものが名前であり形容詞であり。

言葉とは思考そのものだと、誰かが。


 2011年01月07日(金)   Unique,Subtly Smoky Flavour 

某バトラーbot(!)にアールグレイを頼むと名前が出てくるのでお馴染みの、
Fortnum&Masonのスモーキーアールグレイを、お店ハシゴして買ってきました。
えっと…仲間くんのロアッソ入団内定祝いに!!



紅茶にハマり始めてから、アールグレイ単品で買ったのは3箱目。
最初がHarrodsのNo.42。次がFortnum&Masonのアールグレイクラシック。
ティーバッグ単位なら、WEDGEWOODも飲んでみました。No.42が一番好きかな。

最初に日本橋三越のFortnum&Masonへ行った時、香りをかいで、どう考えても
アールグレイクラシックの方しか、チョイスする気にならなかったのです。

ベルガモットの香りがつけられている紅茶なら、なんでもアールグレイと
呼ばれるのが通例ですけど、アールグレイクラシックのベルガモット臭は半端ないです。

普段は職場のデスク、一番下の段の引き出しへしまってあるのですが、
一番上の段開けるだけで、強烈に香りが漂います。ベルガモットは
高揚と沈静の両方を効果として備えていて(だからイラついている職場では
手放せないもの。昔はチョコレートだったのですが、カロリー高いので…)
いい仕事してると言えばそうなんですけれども、ちょっと強すぎるんじゃないかと。

そんなFortnum&Masonの、旧アールグレイことスモーキーアールグレイは、
正露丸にも似た(←wikipediaによると成分的に近いらしい)特有の燻し臭を
漂わせるラプサン・スーション×ベルガモットという、独特の組み合わせです。
これを某botは爽やかで飲みやすいとおっしゃる…それはアイスティーなのかしらん。

「この絶妙なコンビネーションを愉しめないとは、まだまだ経験が足りないな」
そんなSWBボイスを脳内で勝手に再生しながら頂いております。


 2011年01月05日(水)   王国の誇り 

【業務連絡】
賀状頂いた方には本日午前、返信をさせて頂きました。毎度遅くてスミマセン!
その分、葉書へびっしりメッセージを書いたつもり…です。



今日は、以下、昔、書きたかったある話のエンディングが綴られるだけなので、
フィクションお断りの人はLet'sリターン!!

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足裏から伝わる感触で分かる。
これは愛情と誇りをもって整備された、美しい天然芝。
プロフェッショナルフットボールプレーヤーにふさわしい戦場。
胸が熱くなる。

ここに立つのが、ずっと…幼い頃からの、夢だった。

黒い…いや、栗色に変わり果てた髪をふわりと揺らし、無人の2階席を見上げる。
4色磁気反転式のスコアボードを背負う、オレンジ色の椅子が並ぶサイドスタンド2階席。
今は誰もいない、けれども、彼と同じようにクラブを愛する人々が集えば、
今以上に鮮やかなオレンジ色と熱気で染め上げられる。

目を閉じれば、耳慣れたサンバのリズムが聞こえてくる。
揃って踊り、愛するクラブの名を呼び続ける大観衆を幻視する。

サポーターに自分の名を高らかに歌い上げてもらうのが、長きに渡る憧れだった。

もう、それは叶わない。
何もかもが詠めてしまっている。
もはや己の四肢は、日々努力して鍛え上げてきたサッカー選手の筋肉ではない。
小柄で華奢な…かつ無力で達観しきってしまった、悲しき詩人のものだ。

この世界にいられる時間は残りわずか。
悟った瞬間、身を聖地へ向かわせたのは必然だった。
Jリーガーとして立てなかったとしても、せめて…ホームスタジアムのピッチに、一瞬でも。

運命が葉に刻まれ、全ての生き物がそれを演じるだけの道化に過ぎないのなら、
満たされなかった想いを、熱きクラブ愛を、魂に焼き付けてやろう。全力で。

次に生まれてくる時も、必ずこの街に生まれ、必ずこの街で愛されるクラブの選手となる。

それは来世への宿題だ。
この身は、運命に翻弄された前世の傀儡へ陥ちてしまったのだから。
「しょう……!!」
名を呼ぶ声に振り返る。
そこにいるのは、トップチームの一員として戦うことを許された、選ばれし者。
惜しんでくれなくてもいい、ただ自分の分までチームのために戦ってほしい。
だから、最後は、笑いかけなければ…!

黒髪の丸い顔をした少年と、栗毛の言葉にできぬ美貌を持つ青年、
二つの微笑みが重なった瞬間、同じ魂を持つ“彼ら”は現世から霧散した。


 2011年01月03日(月)   インナーチャイルド 

「自分にできる限界、それをわずかでも上回ろうとする意志こそが奇跡なのだと、私は思うがね」
昨夜ふと気づいた…EXでは『娘』のようなマスターの力量を認めてはいないけど、
だからこそ、ちゃんとやれた暁には、きっちり褒めてくれるのだと。

今回の帰省は全てを通り越して笑っちゃうぐらい、何一つ良いことはなかったけれど、
収穫としては、泣きじゃくる少女が自分の内側にも間違いなく棲んでいると
見つけたことがあります。彼女を癒やすことが、幸福への鍵と同意なのかは
正直、判断しかねますが。次の帰省は弟の挙式っぽいです。友人はあまり呼ばず、
親戚どもを丸め込むためだけに、彼らの交友関係においては不便な名古屋でやるとは…。


 2011年01月02日(日)   正月=マイルストーン 

あけましておめでとうございます。本年もご贔屓選手の皆さん共々、よろしくお願い致します。

Web環境のない実家ですることなんか、家族ごっこか、PSPか、読書くらい。
今日、土産スイーツを買うついでに寄った本屋でメディアワークス文庫12月の新刊
『夜が運ばれてくるまでに』を買いました。ジャケ買いならぬ表紙買いでしたが、
優しい絵柄は『キノの旅』のイラストレーター(黒星紅白)によるものてでした。
そして本文もキノの作者(時雨沢恵一)によるもの。コンセプトは『大人のための絵本』。

絵本と言うより哲学書ですね。アーチャーを悩ませた「300人を救うために3人を殺す」テーマも登場。
生きるとは目を背けることだと、肌で学んだ大人の胸に刺さるショートフレーズ連発です。
夜、布団で寝る前に読むのはお勧めできません…。

ただ、それでも、この作品は、生きる…生きていることを、肯定しています。
いろんな価値観…正義もその一つですが、それら全てよりも上位に、命はあるのです。

シリーズ第1作『お茶が運ばれてくるまでに』も、探してみようと思います。


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