Land of Riches


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 2001年04月30日(月)   broken 

……もう何がなんだか全然分かんないよっ!!(><)

今日の一言:「たまには休みが欲しいです(切実)」


 2001年04月29日(日)   ソウルブレーカー 

前夜、懸命に考えて下した決断を、一日も経たないうちに翻してしまった意思弱いおのれへ自己嫌悪。

U-20お見送りから撮った写真を、カメラが3分の1残っていたので迷いましたが、現像してしまいました。
相変らず下手で泣きたいですけど、全体としては、私にしてはまあまあかな、という感じ。
救いようのない大失敗もありましたが、心配していた前田&羽田とかも一応許容範囲(…)でしたし。

ついでに自分がサッカーファンになった頃から(1995〜)の写真を整理したのですが、
現像した店によっては早くもかなり色褪せてしまった(といっても私が撮ったものではないのですが)もあり、
切なくなりました。それ以上に、かつては宝物だったに違いない一枚を見ても、心揺れない自分が嫌になりました。
…今回現像してきた写真(割とお気に入り)を見ても、何も感じない日はきっと来るんですが…。
こんなに必死になっている今の私を大過去で語る時はいつやってくるのでしょう?

お金がないと生きていけない世界に生まれたのをちょっと悔やんでみたりする今日この頃。

今日の一言:「せっかくだから一緒に食べたかったのに〜」


 2001年04月28日(土)   嵐が丘 

言葉は意思を他者へ伝達するための媒体です。意思を正確に表示しようとあがくこともあれば、
全く考えもしてないことをでっち上げ、それこそが真の思いだと偽って伝えることも可能です。
前々から言っているように、嘘つきや演技が大嫌いな私にとって、
そういう行為を強いられる場面ほど辛い時はないんですけどね…(遠い目)
あっさり言われるんだろうけど―それが大人のやり方、“正しい”方法だ、と。

自分の意志を他人の心ごと(苦笑)貫くこと、自分の体験をこれみよがしに語り散らすこと、
それを美しくない…醜いと感じる価値観は、恥を恐れる日本人根本(notネモト(お約束))のもの?
個性が強いという美辞で覆い隠せるほど周囲からの浮き上がり具合が“ちょうどいい”か、
悩んでしまうのは人目を気にして生きているからでしょう。沈んではいたくないくせに。

昨日は疲れてしまって具体的に書けなかったので(微苦笑)お出迎えプチ報告を。
今回は3袋持参しました。どうもこうやって事前に“どうしても会って渡さないと!”と
自分へプレスをかけないとアクションに移れないのが私らしいです。気弱…。
(そして本来それ以外に設定されていた“メインターゲット”の不在に最後まで振り回されたのでした。
抽選会に行く可能性があるのは、事前には考慮していたんですけど…それをデリートしたらしく…)

U-20には4/27生まれが二人いて、うち一人が担当(まだページ作ってないヒトデナシは私(死))の
田原さんなので無視するわけにはいかず、田原さんには既製品のクッキーを、
20歳になる昇平さんにはチリ産(本当はアルゼンチン・メンドーサ産のフルボディにしたかったんですが
高くて断念(泣))の超格安ミニ赤ワインを用意しました。で、羽田さんには日刊のパラグアイ戦記事(…)

『TITLE』でも奔放なトークを披露している田原さんですけど、いつもファン応対は礼儀正しくて、
その明るい笑顔が大好きだったりします。ちなみにアルゼンチンは「おもしろかったです」だそうで。
肉漬け生活もなんのその、といった元気な姿に、本当、安心しました。なにせ一人だけほぼ3試合分出場…。

ちょっと疲れた表情の羽田さんには、何も聞けず(あーあ…)ポンちゃんとご対面させたのみ。
いや、それだけでも十二分にやり過ぎなのは重々承知でございます。
いいんですけどね、言いたいことがあるから、それをしたためて、渡してるんですし。
(誤解されたくないので…疲れた、といってもほんの少しですよ。機嫌が普通よりちょっと下、の方が正確かな?)

昇平さんは、遠征4試合中、最初と最後の試合にしか出てないので、またおなかを壊したりしたのでは、と
密かに心配していたのですが、「全然大丈夫でしたよ(^^)」とこちらの心配を
あのスマイルで打ち消してくれました。本当、良かったです…(そんな心配されてたのか、と思ったに違いなし)

とにかくハードスケジュールをこなし、更に30時間のフライトを終えた後とは思えぬぐらい
みんな元気で、日本に戻ってきたのがそんなに嬉しいのか、それともやっぱり彼らがすこぶる若いのか、
寿人さんの日記によると、帰りに寄り道してご飯を食べにいった選手もいるみたいです…(^^;
日曜のJに出る選手も少なからずいそうですけど、帰ってきてからもコンディション調整にだけは気をつけて!

…昨日の鹿島 vs 東洋大のTM、青木さんだけ出場しました。すごい気に入られようです。
これ以外のことは思いつきません(苦笑)他の三人はのんびりまったりしてたみたいですけど。
阿部勇樹さんが無茶をして(これくらい曖昧な書き方にしないと間違った文になりそうなので)
手術→リハビリ5ヶ月を強いられることになりましたが、昨夜の「すぽると」で肩を痛めた投手特集をしてて、
取り上げられた3人のうち2人が好きなピッチャー(岡林洋一&今中慎二)だったので、
ものすごい切ない気分をして見てました。とても酷い質問するんですよ。「あなたにとってリハビリとは?」

ボールを奪われた選手は、ギターを奪われたギタリスト、タイプするキーボードを奪われた物書き、
歌を忘れたカナリアです。そんな時間の意味、そんな時間で得たもの。
私を背中で泣かせた1992年の日本シリーズでの活躍と引き替えに肩を壊し、結果的にそれで選手生命を奪われ、
指導者の道を選んだ(二軍の投手コーチになっていたなんて知らなかった…)岡林さんは、
現役時代を不完全燃焼だと回顧し、おのれの経験から若手の投げる量を制限してしまっているかもしれないと
悩んでいました。苦しんだ時間の意味を、明確には見出せずに。
#どうでもいいですが、若かりし日の私を号泣させた奥様が相変らず超お美しくて切なかったです…。

そして、かつて、ナゴヤ球場でその名をコールされるたび、負けを覚悟した華奢なサウスポーは
すっかりその面影を失い(いろんな意味で)、けれど、それを取り戻そうと二軍で闘い続けているのです。
失われた時間。代わりに得たのは精神力、そして野球への愛…。

無意識で損得勘定を繰り返しながら生きているのが人間だとは思いますし、究極的にどんな選択がベターかなんて
人生が終わりを迎えない限り分からない気もしますけど、やはり、被害は最小限に食い止めるべきでしょう。
結果論、そうなんだけど。その人の人生はその人にしか生きることのできないものだから。

あたしはあたしの人生を生きるしかない、それしか許されない…。

ワールドユースのスケジュールが見えてきました。でも私の6月後半は霞んで見えないまま。
………こんなことはここで書くべきではないのかな………6桁単位でお金を貸して下さる方(必ず返します)、
決勝トーナメントまで付き合って下さる方を真剣に、本気で募集する必要に迫られつつあります。
募集、といってもどこですればいいのかの段階で、既に戸惑っているのが正直なところですが。

自分の頼りなさ、情けなさにものすごく腹が立ちます。役立たず。
でも、信じてなかった…予想を超えてアジアの壁を突破した時から、そうするために生きてきたから、
そうできない自分は絶対に許せないのです。無論、まだあの頃は、心もそれほど病んでいなかったのですが。

あてになるもの。そんなものないのかも。おのれ以外。自分を試すために一人で飛び出そう、という勇気は
かつて同じように貯金していた頃にはあったのに…私も老けたのかもしれません。いや、確実に老いてます。

流されるまま、惰性で、日々過ごし、疲労にもてあそばれ、
いつも鳴らないわびしさを呪っている携帯が鳴れば無視したくもなり、
欲しかったはずのものまで失って、何を求めているのかさえ気づけなくなり、無意味な人となる。
空気のようなもの。存在感のない個体。地球の資源を無駄に費やすもの。いやな、奴。

私も、闘わないと、いけないのかな…彼らが直面するのとは、似ても似つかぬ、内なる、敵対者。
かっこよく書けば葛藤、せめぎあう心の破片たちがすり減って見えなくなるぐらい小さくなってしまう前に。

心が干乾びて、乾いた大地のようにひび割れ、やがて砂漠と化し、小さな砂は世間という嵐に吹き飛ばされ、
感じることすらできなくなった私の胸に残った、理屈では説明できない暗闇…そこへ光をさし、
残ったかけらをかき集め、せめて、ヒトとして最低限度の機能を維持しているもの、それが、パッション。

私を前へと突き動かす唯一の原動力は熱情。勢い任せ、すぐ冷めてしまう…でも胸の奥にいつもあるもの。
だから、だから、今、視野に入っている対象、瞳に映るものだけが、きっと、真実で、
目を背けたくなるようなものは、少なくともこの瞬間は必要じゃない、多分そう、そうだと信じてる。

Catch the Fire.

今日の一言:「ウッチーが左サイドで出るんだね!」


 2001年04月27日(金)   この子があんまりあなたに似ているから 

頭痛・胃痛・猛烈な吐き気・強度の鬱―昨日、空港*以外*の場所にいた私を四六時中苦しめていた現象。

激しすぎる躁鬱に猛烈な自己嫌悪を覚えました。コントロールできる領域を超えている―あるいは、
コントロールすることを自ら放棄した末の、自業自得。選手になんて奴だと思われたに違いない…(><)
せめて薬を飲んでおけば、と思っても後の祭り。雑誌は心を刺激しても安定させたりはしません。
スポーツ以外の棚においてある本はましてや。いっそ書店への出入りを禁じたいぐらいの心境。

とりあえず…24人全員、無事に、元気に(ややお疲れの選手もいましたが)帰ってきてくれて、本当、よかったです。
U-20代表、好きです。それは偽りなき気持ち。あなたたちの笑顔、明るい声にどれだけ救われているか、うん。

あと、Kさん、お疲れなのに付き合ってもらって、本当、嬉しかったです。昨日一番会えて嬉しかった人(笑)
心配かけた方々、すみませんすみません。視野狭すぎです、感覚鈍すぎです、バイブレーション分からない…。

田原豊さん、池田昇平さん、お誕生日おめでとうございます。プレゼント渡せてよかったです、ええ。
そして羽田さん、いつもいつもごめんなさい。いつかゆっくりお話ししたいなぁ…。

スペイン戦が世間で好意的に受け止められているのが納得いかないまま眠気の餌食になりそうな夜。

…やっぱり、また、逢いたいよ。I need your bright soul.

今日の一言:「日本の食べ物がいいっすよ!(声大)」


 2001年04月26日(木)   Count Down 

周りがこぞって“コアラ”見学に行くので、コアラがものすごい人気者のような気がしますよ(笑)
(しかし昨日のコアラは1-5で完敗だった模様)

いつものパターンで早朝に目が覚めたら今日だけはちょうどいいかな、と思いきや、
「ちょうどいい時刻」3時間前に目覚める私。アホか…。

目が覚めた瞬間から憂鬱な朝のクライマックスは、逃避のサーフィンから離れ(やりながら朝食つまみ食い)
見知らぬ人が険しい顔をしていっぱい乗っている電車での約30分強にやってきます。
近頃では、イライラを通り越して電車の中でいきなり泣きたくなったりもします。薬のんでも。
途中で降りてしまいたいという衝動も非常に強く、行く先も帰る先も心落ち着く場所でない私にとって
見知らぬ地の方がまだましではないか、ということらしい(また曖昧表現…)です。

職場に足を向けられなくて、いつもは退勤後にチェックしているサカマガ・サカダイを探しました。
早売り情報で、サカマガにU-20の記事がカラー3ページで載っていると聞いていたのです。
バラバラめくって、ようやく見つけた瞬間、胸がじーんとしました。
うまく表現できない…理屈じゃないんで…頑張ってる、好き、嬉しい、そんなたぐいの、プラスな感情。
まだ見慣れない(というか初めて見たかも)青い新ユニフォームをまとい、闘うイレブン。
白い肩のラインに強い違和感を覚えつつ、それもまた、新たなるステージへの進出の証だと言い聞かせて。

赤い腕章、霞む視線、その一枚でもう充分すぎるぐらい充分。

もう彼らは飛行機に乗っているのだから、と自分を励まし、エスカレーターを駆け上がりました。
退勤後は差し入れというか誕生日プレゼント(4/27が二人いるので)の物色。
案外、コンビニのおにぎりとかで良さそうな気がしますけどね…(なまものはやめておこうよ)

誰かのために…実際そうはならないかもしれない、いや、ならないだろうけど、
そう考えながら何かをするのは、自分で自分の欲求を満たすために動くよりは楽しいです。

欲しいものはたくさんありますよ…新しい携帯、新しいパソコン、新しい代表ユニフォーム、
新しい鹿島のユニフォーム、アルゼンチンだけでなくツーロンまで彼らを追い掛けられるお金と気力。

携帯調子悪いです。いきなり音が鳴らなくなったりしてます。すみません…でも私、
東京で契約しているから、何かするためには上京しなくてはならないのです(泣)

ああ、お願いだから魔法とけないで! 私を彼らのいる場所へ連れてって!!

今日の一言:「スペイン戦終わっちゃうんだ」


 2001年04月25日(水)   傷つく勇気を 忘れちゃダメさ 

焦るだけじゃ Over The Top 心見えない
待ってるだけじゃ Over The Top 何も動かせない


夜明け前に暗い心抱えてサーフィンするのが嫌で、昨夜は意地はって起きてようとしたんですが、
努力空しく電話の後、すぐ寝てしまいました。お陰で3時半起床、「陰陽師」も見逃すし(泣)

どうにかしなくちゃ、でもなんにもできない、噛み合ってくれない心と体にやきもきするばかりです。
仕事中、頭は暇なので、あれこれ考えるんですが…帰宅後に実行することが全くできない…。

憧れは家族団らん、欲しいものは愛情、理想のタイプは話―ありとあらゆる―を聞いてくれる人。

BGVとして三冠ヒガシを久々に引っ張り出してきました。これくらい古いと、逆に華奢すぎる本山さんを見ても
今とは別人と割り切れるらしく、普通に流せました(註:BGVは流すものであって見るものではない)
76回選手権のヒガシに対する思い入れが、77回や78回より乏しい―生で見てないから―のは確かですが、
それもまた見られる一因でしょう。77回や78回(後者はビデオ持ってないんですけど)は見られないです。
…78回の市船戦は一生鑑賞拒否間違いなし。見たら絶対に記憶が書き換えられてしまうので。

書き換えといえば、20日に出たサカマガ2002に、ウエンブリーでの“善戦”記事がありました。
1995年は私がサッカーにハマった年で、あの頃の加茂JAPAN―柳本&相馬に夢をかけていた―大好きでした。
自分が熱を入れていたものが、セピアな感傷、甘い過去として語られているのが、どうにも寂しかったです。
いや、最近電話で指摘されたのですが、確かに、その熱情へ“過去”という烙印を押し、
(ホームページから)切り捨ててしまったのは他ならぬ私ですけれど。

メランコリックだな、この頃…私“自身”の時間は、やはり1997年で止まったまま。
20代になってからの人生は、全部“他人事”への自己投影で、私のものではないのです。
その証がホームページ。じゃあ、その更新さえ止まってしまった今は何?

こうやっている一秒一秒が、どんどん“過去”の領域へ押し流され、蓄積されていきます。
それが生きる、老いるということなのかな、と思ってみたり。
“未来”の直視ができず、“現在”と向き合うこともできず、後ろばかり見ている私。
だから、前向きに生きている彼らが羨ましくて、ずっとすがって、投影してしまうのです。または逃避。

昔からそう、自分にできることができる人には興味がない、自分にできないことができる人に惹きつけられて。
誇りを胸に―内なる強さをピッチで発散する姿を見るのが今の最大にして小さな小さな幸せで。

………誇りを胸に、って、苦しみを気合いで乗り越えろって意味ですか………?

現在、チャットの設置を検討中です。いや、電話だとかけただけお金がかかりますけど、
インターネットは常時接続できる私としては、最高のコミュニケーションツールかな、と思いまして。
電話は苦手でもありますし(苦笑)

かけてきてくれる人より、いつでもかけてきていいよと言ってくれる人に逢いたい。
そう言ってもらえても、何度も番号だけ表示させて、かけられないのが意気地なしのあたしだけど。


最後に…一応載せておきますか。3回も数え直したことですし(苦笑)

261=田原
204=青木
198=山瀬
195=羽田
189=前田
180=那須・井川・石川・駒野・茂原
171=浩司
165=池田
159=中澤
156=今野
155=佐藤
149=平島
143=大久保
135=黒河・岩丸・根本・松橋
125=野沢
124=和幸
90=藤ヶ谷

本当はこれについて語ろうと思ったんですが、その気力が失せたので数字だけ。
石川さんと井川さんの180は意味が違う、とかいろいろあるんですが…。
センターライン(?)の数値が高いのが印象的です。

今日の一言:「もう日本の時間を意識して暮らしてます」(日本時間今朝出発ですね)


 2001年04月24日(火)   世界、希求。 

仕事を放り出して一生懸命書いていた表がコレです。






2000200120022003200420052006
1981(羽田)U-19U-20U-21U-22U-23フル代表
1982(青木)
1983(辰徳)U-17選抜U-18U-19U-20
1984(北野)U-16U-17
1985U-17NTU-18U-19U-20U-21
1986U-14NTU-15U-16U-17

本当に深く傷ついたなら 何も怖くはないはずなのに
流されてく 離されてく 心の奥に忘れた未来 流されない 離されない Nothing Changes My Blue
TIME 時はどこへあなたを連れていくの TIME 心だけを置き去りのままで







1996199719981999200020012002
1977(柳沢)U-19U-20U-21U-22U-23フル代表
1978(俊輔)
1979(本山)U-17NTU-18U-19U-20
1980(金古)U-16
1981(羽田)
U-17NTU-18U-19U-20U-21
1982(寿人)U-14NTU-15U-16

TIME 時はどこへ私を連れていくの TIME 心だけを置き去りにしたままで

右肩上がりは幻想かもしれない…きっとまやかしだけど、確実に時は流れていきます。
過ぎ去った時は「歴史」と呼ばれます。それは、乗り越えるべきもの。未来は若者の手の中。

激しい起伏も、やがては忘れられ、平坦な荒野になるでしょう。
水の浸食・堆積作用よりも激しい、心の自浄作用。甘美なる記憶への置換という名の忘却、そして消滅。

だけど、忘れたくない、この一瞬一瞬を刻みつけておきたい、その願望、その欲求、その執念だけが
私を思いとどまらせ、こうやってキーを打ち続けさせる…大半の時間は無駄なのだけれど、結局は。

奥大介がブラジルから奪った1ゴール。南雄太の痛恨のミス。本山雅志の切り崩し。
さあ、次に待っているのは何? その次は? 次の次は?(次のワールドユースにはカナダが立候補しているらしい)

見るか見ないかは自由。興味を持つか持たないかも自由。どこを眺めるのも自由。何を追い掛けるかも自由。
自由ゆえの苦悩は山ほどあります。本当は、従属の方が楽かもしれない、でも自由を欲しがったのだから。

一人一人の選手は、私と同じように、自分の人生を歩いています。監督以下、スタッフもそう。
他のサポーターだってそう。そんな他者の人生とどう交錯するかなんて、自分以外の誰にも決める権利なし。

こんなページをご覧になる物好きなアナタと私に、このページを通してなんらかの接点ができたとしたら、
それは運命に約束された必然なんかではなく、大いなる偶然。神様のイタズラ。

声を聞かせて下さい。私の投げ出された世界が人間界だったという証明に。
言葉のあふれる世界に生を受けた証に、その喜びへ浸るために。孤独なら、言語など必要なし。

#ただし餌のまき方には気をつけないとやばいことになりかねませんよ(苦笑)

今日の一言:「やっと日本に帰れるんですね!」


 2001年04月23日(月)   叫び 

また夜が明けたよ!また夜が明けたよ!新しい日が来ちゃうよ!何もしてないのに!
この部屋には…この世でたった一つのあたしの居場所(仮住まい)には、窓が2つあるの。
1つは見えないクモの巣へつながった窓。ここからいっつもテキトーな刺激物を探してくる。
今の私にちょうどいい、ちょっと強めの刺激物。大きな掲示板によく転がってる。
もう1つはほとんどカーテン閉められたままの窓。外の景色なんか見たくない。そんなのなんにもならない。
ただ寒さがガラス越しに伝わってくるだけ。いらないかもね。カーテンあけるたび憂鬱になるから。

ほら、クスリ、クスリが要るよ!(絶叫)ビデオ、雑誌、写真、安定剤、導入剤、いろいろ転がってるし
いろいろ試したけど、一時しのぎ以上になったことない!

時計がまた回ってる!また仕事に行かないと!1週間ぐらい休みが欲しいよ。落ち着いて作業できる環境で。
これじゃあまた約束破りだよ、大切な人との約束は破りたくないんだ、その人は敵じゃないから!
物事の優先順位間違ってる!!

無尽蔵のお金に溺れたら多少の苦しみからは解放されるかもしれない。空しさは消えなくとも。

今日の一言:「金曜日が紅白戦なんですか?」(まさか出ないよね…?)


 2001年04月22日(日)   ルート16 

現在の職場では、前月25日に翌日のシフトが締め切られます。
しかし、私は26日のワールドユース組み合わせ抽選会が終わって…いくらあれば
アルゼンチンへ行けるようになるか概算できないと、5月、動くことができません。
手帳へ試合などのスケジュールは書き込んでいるのですが、いまだ正式決定はゼロ。

金銭的には、この調子だと、行けるか行けないかの瀬戸際ぐらい…。
(収入ではなく時間の自由で人生選択してしまったので自業自得)

行きたい気持ちと、そうでもない気持ちのせめぎ合いです、毎日、毎日。
どんな愛しい人のどれだけ大切なシーンでも、見られなかったら見られなかったで、
直後こそ地団駄踏みますけど、時と共に消去―またはテレビ越しで補正―されてしまうんです。
本山さんのJリーグ初ゴールなんか、その典型。あのシーン自体の重みが軽くなっている気がしますけど、
絶対にそんなことはないはずで、それは自分をごまかすための(おそらく無意識的な)感覚操作。
印象なんて主観に支配される、いや、主観そのもの―瑞穂の試合のサカマガ・サカダイ採点を見て痛感しました。

欠点として指摘する人もいますが、私は(物理的にも比喩的にも)視野が狭く、趣味は“狭く深く”追求するたちです。
スポーツ>サッカー>日本>ユース代表みたいな。その昔スポーツ>プロ野球>スワローズ>投手だったように。
サッカーはスポーツの一種であり、必然的に勝ち負けが絡んできて、それによる(疑似)躁鬱を味わわされます。
趣味でブルーになる、ここがスポーツ観戦のnotイコールpastimeたるゆえんかと思います。

好きなことを仕事にしなかったのは、追い込まれた時の逃げ道をなくしたくなかったから。
でも、逃げ道もたくさん用意しておかないと、“所詮趣味でしかないこと”で追いつめられる、
はた目から見たらばかげている人間になってしまうのです。いや、本人は真剣ですけど。

一人の選手を見続けるのは辛いです。特に、サッカー選手にはケガがつきもので…華々しい時だけ
歓喜を共有して、リハビリで闘っている際の苦悩からは目を背けるのが欺瞞という意見も分かります。
でも、何もできないので、辛いんです…歩けるようになった、走れるようになった、
そんな追いかけ方をするのは、もう、金古さんだけで充分です。もういいです。
だから、ボールを蹴れなくなった人については、ただ、待ってるだけにしたいんです。駄目ですか?

愛は…熱情は距離と反比例する、あるいは持続に努力が必要である、もっともです。
成り行き任せが一番いいんです。気の向くままに浮気。だって、理性で好みを変える、
または維持するのは非常に苦痛ですから。そのステップを踏んだ上で、私は自分を放置してるんです。
恐怖と隣り合わせに―もし“その時”(リアルタイム)どうしても羽田を追い掛けたいというなら
行けばいい、そういう思い付きで行けない距離だから、悩みは深まるのですが。

ソラヲミナヨ開設以降は、義務感によってもありますけど、どのチームよりもユース代表を見る時間を
長く取ってきて、そのチームが“強制終了”を迎えようとしている今、何をすべき(notしよう)か、
リミットという概念自体受け付け難い現在の私の脳では、ろくに考えもできないのですが、
それでも、できることは「する」か「しない」のどちらかで…そうでしょジタン、いやソータ?(FF9ネタ)

遠くから眺めたら一本の線―でもよく見ると点の集合体。その一つ一つの点は限りなく小さいけれど、
どの点だって、一つでも欠けていたら、連続した線にはならない、きっと歴史ってそんなもの。
“私にとって”ワールドユースは3度目(中田英寿・松田直樹・熊谷浩二の代もリアルタイムで情報は
ゲットしてますが、ほとんど興味がなかった)ですが、前回より忘れ難いものであるのを祈ります。
前回は…遠くで=ブラウン管越しに見ていて、あんなに感情移入したのも珍しかった…。

願わくば…“私の”過去二度のワールドユースは10番のためにあった(断言)………今回……………。
(ナイジェリア大会のメンバー@ヒガシOB以外に愛着が湧いたのは、ほとんど大会に入った後です。終了後?!)

曜日感覚が失せてなくなりそうです。
これを書いている現在 2001.4.23 は月曜日のはずですけど、土曜にサテ(普段は日曜にある)を見たためか、
どうも一日ずれている(苦笑)―今は指折り数えて木曜を待つのみです。何を持っていこうか、とか。
大きな望みは持ちません。小さな願い、いくつも抱えて。

今日の一言:「いい、って言ってもらえたんですか?」


 2001年04月21日(土)   You're my moonlight. 

過度の愛情表現には天の制裁が下るらしい…ですよ。
今回は21日14時から行われたサテライト・セレッソvsサンフレッチェの蛇足レポート。

>>> Daisuke Tada <<<

セレッソのGKは藤原さんだったので、がっくりしてたら、出待ちをしている群集の前に
自転車にまたがった多田さんが登場しました。最初は見送るような雰囲気だったのですが、
数人のファンが近くに寄ると止まってくれて、脇から「あー、つかまっちゃった」という声。
待っていた人のほとんど(95%以上)はセレッソファンで、この後、老いも若きも(ごくまれに男性)
多田さんを囲む囲む―自転車、全く前へ進みません。ツーショットの相手に合わせて腰の高さを変えてるうちに
サドルが濡れてしまって「もう座れない〜」。最初、屋根のない部分でサインを頼んだ時も
「濡れるじゃない」とファンの人に私が怒られたんですが、ここでも3人のファンが一斉に拭くものを出そうとしたり
誰が呼んだか“プリンス”の称号がピッタリ。10分ぐらいつかまってましたか…私も写真を二度頼んでしまいました。
(某さんのリクエストで(主張))ポンちゃんを持って下さい、とお願いしたら、
どう持とうか悩んだ末(右手はビニール傘でふさがっていた)左腕で胸に抱えてくれて、かわいかったです。
なんでフラッシュがつかないんでしょう、そんな時の私(殴)
今度は多田さんのセービングが見たいです―それこそ、1年前、雨の大五グラウンドでイメージが凍ってますから。

>>> Kosuke Yatsuda <<<

籾谷さんがユニフォーム姿のまま呼ぶ声に応えてたんですけど、雨の試合後とあって
声をかけるのはためらわれ、ただ見ていただけでした(殴) でも私などただ近くにいた人にも全員
きちんと挨拶をしてくれて(こちらからは何もアプローチしてない)本当に良い子でした。
サンフ組はさっさと着替えてタクシーを待っているのですが、彼らの前と私たちの前にそれぞれ柵が並び
車用の通路が形成されていて、更衣室の外でぼんやりしているスーツ姿の選手に声をかけていいのか
ずっと躊躇してしまって…などと言っているうちにご一行はタクシーへ分乗!(泣)

他のファンが恭平さんを呼びとめていたので、それに便乗して「恭平さん!」と呼んだら、
ものすっごくわざとらしい顔で「光平さん?」と聞き返されました。
はい、本人に対して使ってはいけなかったコールネームとは承知しておりますよ!―やや怒気含みで「山形さん!!」
ハットトリックのこととか言おうと思ってたんですが、余裕をなくしてしまって写真1枚のみ。使えない自分…。
「八田さーん!」と去り行く背中に向かって叫んでしまったのも聞こえていたのでしょうか…。

今日一番かっこよかった八田さんに逃げられたのがものすごくものすごく悔しくて、
セレッソ(というか籾谷さん)待ちを放棄して、バスと地下鉄を急いで乗り継いで新大阪へ。
サンフは南津守出たのが早かったから、となかば諦めかけていた頃、広島行きの「ひかり」がやってくるはずのホームへ、
茶色く短い髪にスーツという不自然な格好をした人を先頭とした妙な一団がエスカレーターを上がってきました。
恭平さん、それに松下さんもいる!!―胸のうちだけで狂喜乱舞しつつ彼らの後を追うと、ホーム中央のベンチに
揃いのスーツを着た一団が腰掛けてました。河野さんの雰囲気が八田さんに似ているので、一瞬間違えかけたのですが(死)
八田さんはベンチから離れた柱にもたれかかり、折りたたみ式の携帯を手に、笑顔で何やら話してました。

反対側のベンチへお茶のペットボトルを持ったまま回り込む八田さんを不自然に(やや遠回りで)追い掛け、
(恭平さんが私をじーっと見てましたよ…)河野さんの隣へ座ったところで声をかけました。
改札外のロッテリアで買ったとおぼしきフリポテを、「残り全部食べていいよ」と河野&恭平にあげてました。
とにかくかっこよかったという言葉を伝えたくて…レイソル戦を見た人の感想も伝えたら、
(ホームはうるさいので、八田さん、私の方へ耳を向けて手を当てて聞いてくれようとしたんですよ)
「ありがとうございます!」とステキな笑顔を咲かせてくれて、お姉さん溶けてしまいそうでした…。
ほかにファンなんかいなくて、すごくすごく恥ずかしかったんですけど、あれで満足♪
向こうからしたら、かなり変な、怪しいファンでしょうけどね(苦笑)<特に恭平さんから見たら
ちなみに、八田さんはポンちゃんをわしづかみ。

今日の一言:「やっぱり勝ちたいです」


 2001年04月20日(金)   暗黒時代 

アタシハココデナニヲシテルノ? アタシハナンデココニイルノ?

答えのない、自力では処理しようもない疑念―裏付けのない漠然とした恐怖に四六時中襲われ、
思考放棄という選択肢が正しかったのか首をひねりつつ、ただただ震える時間だけが続いてました。

コワイ、コワイ、コワイヨ、タスケテ、ダレカ、ダレデモイイ、タスケテ。

栄養補給と休息を忘れた身体と、安らぎへの激しい飢えに苛まれる精神とを引きずり、
1週間後に休みを取るという目的だけで仕事をこなし、差し伸べられた細い腕で
かろうじて生き倒れだけは免れた夜に届いたメールの、衝撃的な知らせ。

神様は、とうとう、私から、光を奪ってしまわれました。残るのは漆黒の闇。手探りでしか分からない未来。
その明るい光がどれだけの人の胸を照らしていたか考えると、はちきれそうな気分なんですが…。
なんて酷い、なんてひどい。あの人は最後の希望なのに…最後の切り札なのに。

本山雅志、右足親指骨折で全治8週間。

残ったのは、私の中でうずく悪の感情すら覆い隠してしまう、暗黒の、虚無なる空間のみ。
再び日が射してくるのは、夏の日…?

今日の一言:「1−3で負けました。先制したんですけど…」


 2001年04月19日(木)   恣意的な人生 

召喚、というのはもともと裁判用語なのですね。

Campeonato Mundial Juvenil Sub-20―スペイン語、分からない!(@@)
スペイン語(ポルトガル語も?)でDFを“でぃふぇんさぁ”と呼ぶのはスタジアム知識であるんですけど。
とうとうU-20の連戦シリーズが始まります。夜19時半(現地時間)からはリバーの試合観戦が控えているので、
アルゼンチンとのリベンジマッチはその前でしょう。結果を知るすべが欲しい! 本当、欲しい!!

試合と移動。今回の遠征はこればっかりです。しかも1000kmの当日移動とかありますよ…。
とにかく抱え込まないこと!(自分に向かって言っているのか何なのか分からないセリフだ)

本日のLRは「田原豊」とテーマ指定されてるんですが…難しい…(苦笑)
ソラヲミナヨで羽田・田原両選手の紹介ページを担当していますけど、
両コーナーの現状(自爆)を見れば分かる通り、二人への思い入れに差があるのは歴然としてます。

#というか、帰国までの間で予定のない休みは昨日だけだったのに―なんで無駄な睡眠と
#サーフィンに費やしてしまったんだろう(泣)某大手掲示板の毒に冒されて、「ウツダシノウ」とか
#あのBBS流の会話を人がオフラインで展開する夢を見るなんて…二毛作スレ…。

これは開設時の心境に問題があって(…)羽田担当は自然に引き受けたのですが、
田原担当は意図的に自分を仕向けて立候補しました。その心理状態は現在まで続いています。

田原さんの魅力は、やはり常軌を超えている点でしょう。プレーも、言動も。
それでいて俺様系ではなく、実にナチュラル…おおらかで。人間というか野生動物のよう。
言葉、知性、ヒトの無力さを思い知らされてくれる―とも言えます。この人も超越者なので。
“洗練される”イコール“枠にはめる”ことではないかとも教えてくれる人です。

Dモード「陰陽師」で安倍晴明(稲垣吾郎as)が言ってたんですけど、
大人が過去に“縛られる”のに対し、子供はまっすぐに未来だけを見つめています。田原さんは後者では?
…なんか今の私って、いろんなものに縛られている気がします。現実と幻想の両方に。
現実の鎖に四苦八苦している人は多いけれど、未来の幻想におののく人はそういないかも。
明日が今日よりいい日だと無条件に信じる心を欲しています。そういえば、"ZEPHYR"3周年メモリアルで
アップした辰徳くんの写真につけた文も、そんなのだったような…その頃は潜在的だったのか…。

思考を放棄し…問題そして恐怖との直面を恐れ、情報の洪水へ自らを放ち、
過剰なまでの“他人事”を五感へ注入し、自己を流し去ってしまう、そんな生活です。
テレビが優秀な子守り道具(介護器具という言い方でも可)なのがよく分かります。
新聞は駄目なんですけど―スポーツ面しか読めません。刺激強すぎ。無論、テレビ番組も取捨選択が必要ですが。

いつからともなく、まるで身体中へ鉛を仕込まれたかのごとく全身が重くて…胃痛と頭痛がひっきりなしに襲ってきます。
なんだかよく分かんないですけど…本当、樹液シートでも貼った方がいいのかな…でも寝るの嫌なんですが…。

困ったり悩んだ時に(自分から)泣きついたり相談できる相手がいないのが、私の弱点でしょう、昔からの。
夜明け前に電話鳴らしても怒らない人なんていないとは思いますけど―辛いです。
自己内循環は半永久に続いても、完結はしないので、ただ蟻地獄へ沈むのみなのです。
沈みきることすらできず、出ようとあがき続けているのが、今の私です。

一日、休みがあって、誰かと、ゆっくり会って、話を…支離滅裂な話を、聞いてもらえたら、いいのに、なんて、願ってみたり。
今を変えようと努力もしないで、グチグチと文句たれてばかり…とはよく言われるのですが。
お金を稼がなければならない―といういましめが、思っている以上に私を強く縛ります。
納得できる仕事を探すにはゆとりが必要で、今の仕事と両立なんて絶対に不可能。
かといって、今のバイトを辞めてしまったら、生活そのものが成り立たなくなってしまいます。
電話代やら何やらで、毎月数万円の出費は確実に発生するのですから(仮にサッカーを完全放棄しても)

…でも、辞めることが第一歩であるのは、どう考えても間違いない気がする…。

#金曜が給料日。先月の給料は出てあっという間に霧散したけど、今月はどうだろう…。
#大体、明細もらってないし、通帳記入もしてないのでそれがいくらだったかも知らない(!)

一度きりだから、どうせなら、楽しい方が、いいのに、さ。分かってるんだけど。

今日の一言:「いよいよ試合です」


 2001年04月18日(水)   感染 

ドラマDモードの「陰陽師」見てボロ泣きしました…ううっううっううっ。

見るのが辛くて、Windowsデフォルトの雲へ替えていた壁紙を、お見送り後、
元の“窓をふきふきするハネ”(なんて書いても身内にしか通じない)へ戻しました。
心配だけど―不安は尽きないけど、信じるしかないですから。
あの穏やかな笑顔を、「大丈夫です」というセリフを。

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言葉は、コミュニケーションの道具です。人間は成長と共に語彙を増やし、
定義の共通認識―たとえば「犬」とはどんな生き物か―なる前提に基づいて、日々言葉を繰り出します。
1匹1匹の犬は違うのに、なぜそれを犬と判別できるのか…という問題(単語とはその指す対象を
“それ以外のものではない”と主張するためのもので、対象を定義しているわけではない)がありますけど、
ここは置いておいて、今回は共有定義の狭間へ…イマジネーションの限界へ沈みたいと思います。

>不似合いな気がする大きな番号を背負って司令塔の位置へ陣取ったのは、野沢さん。
>ユース代表へ合流したのは、1月の候補合宿以来ですが―ブランクを感じさせない君臨ぶりです。
>早速、右へ流れた清野さんへボールを振り出し、鮮やかに蹴り込ませる先制弾を演出します。

昨年8月11日の、SBSカップ(U-19 vs ユトレヒト)のレポートより抜粋しました。
私はサッカーに関しては素人なので、言葉を書き連ねる前の段階―感覚の時点で
ピッチで展開されたプレーを正確に把握できる能力がなく、そんな“霞んだ眼”が受け取った
イメージを表現することにいつも主眼を置いてます。上の3行でいうならば、
アクセントは2行目の「ブランクを感じさせない君臨ぶり」についていて、
最終行にある、振り出されたボールがいかにすごかったかの描写は実に適当なものです。
確か(…)右斜め前方への速いグラウンダー、のはずです。その繰り出しにおいて、
彼が視野を確保するすべやら巧みな脚の動きやらについて語れば、また違ったサッカー観“人”記になります。

結局サッカーのプレーは身体表現で、言葉を介した表現とは全く違う次元にあるので、
言ってしまえばサッカーを言葉で表現しきるなんて不可能で、所詮レポートなど読者様の想像力頼りなのです。
トリッキーだのスキルフルだのファンタジスタだの、仮に野沢さんを形容する言葉をいくつ並べたとしても、
読者様の頭に浮かぶのは個々の単語に対し読者様が定義しているイメージの集合であって、
それがリアルな野沢拓也と重なる可能性は非常に薄いのです。百聞は一見にしかず、とはよく言ったもの。

ピッチに立つ以前の段階での“情報”―ボールキープに有利とかいうO脚と多彩なパスを可能にする
柔らかい膝下と共に生まれながらにして与えられた末端血行障害―ですら、現実離れしてます。
天才、ゲームメーカー、10番、王様…人の目を惹いてやまない肩書をいくつ捧げられていることでしょう。

名古屋空港で野沢さんからコメントを取っていた記者は、柵の中で話していた人ともう1人の計2人のような記憶が…。

しかもですね、笑えることに、と言っていいのでしょうか…私は、私の場合は、
未知―正確には記憶抹消―なる時点で提供された言葉の羅列によって形成された“野沢拓也の像”が
8月11日に、きれいぴったりとリアリティに重なってしまったのですよ! 聞いていた通りだ、と!
そう打ちのめされた私の書く駄文で、また別の人が、全く異なるイメージを形作る…世の中、そんな悪循環です。

幻想を消せるのは現実。退かず、前へ前へ進むのみ―たとえギャップが世間を落胆させても、それが現実ならば。

…どうも最近「たっくん」について語る周期が短くなってませんか? 私も「たっくん病」?
タクヤという名前だけで反応し始めたら危険領域に入ったと思いますけれど、まだまだだと自分では(苦笑)

たとえば「犬」と聞いて(Webの場合は見て)何を思い浮かべるかなんて人それぞれで、
ブルドッグだったりダックスフンドだったりコーギーだったり秋田犬だったり、
そんなどれでもなく漠然と dog を思い浮かべてたりするのが普通なんでしょうけど、
そこである人間を思い浮かべるように自分を“教育”することも可能なわけで、
こんな文字の―黒い点の集まりを意味あるものとして認識するのが自然とはいえ―羅列が
真実を伝えられるはずがないのです。「犬かわいい」この一文が一体どれだけ多くの事象をカバーできるでしょう。

それでも書く、主張する、伝えようとする…この悲しい性は何ゆえなのでしょう。独りでは生きていけないから?

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4/13出迎え=総人数17人(のはず)、視認14人、接触1人
4/15見送り=総人数24人、視認21人(うち2人は名前分からず)、接触7人

さて、私も次回(一人?!)に備えて傾向と対策を分析しておきましょうか…。
視認できない割合は約15%―となると、また3〜4人の選手は見かけもしなかった、というオチになりそうです(殴)
情けないのは、この期に及んで、まだ顔と名前の一致しない選手がユース代表にいること。
いくら顔を覚えるのが苦手とはいえ、ソラヲミナヨの管理人に名を連ねている者としていいんでしょうか?

ユース代表の選手は、複数でグループになって動くことが多いので、正確には「接触2組+3人」です。
昇平さんと和幸さんにツーショットを頼んだんですが、昇平さんにしか声をかけなかったからか、
和幸さんの目線は多分カメラを外れている…現像してみないと分かりませんが(帰国後?!)

追い掛けた遼一さんが左側でなかったならなぁ…(まだ言っている。割と根に持つタイプ)
"the magic of love"

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羽田さんはいつも考えながらプレーしているそうですけど、人間はいつも未来を予想し、
(考えなくても分かること、たとえばいつか夜も明けて朝がくることは刷り込んで)
その予測力は…思慮分別は年齢と共に経験を積むと上昇していきます。
私は、自分が想像できる範囲内の事象(及び自分でも実現可能な“未来”<コトと読んで下さい)には
興味が湧かなくて、考えの及ばない、読み切れない対象に強く惹かれます。
本山雅志のプレーの選択、羽田憲司のインターセプト、野沢拓也のスルーパス………そして、生老病死。

裏付けのないものは信じないくせに、自分を超えた領域を望み、好む。
DNAにないものねだりが刻み込まれている気がします。補完を求めている、というべきか。

今日の一言:「アルゼンチンは日本と昼と夜がすっかり反対です〜」


 2001年04月17日(火)   1+4分の1日 

U-20のブエノスアイレスへの旅はまだ終わらない…所要時間30時間。
通信技術の発達で地球が“小さく”感じられる現代ですが、やっぱり大きいんだな、と今更のように感嘆してます。
そして、香港への(しかも経由地の台湾で一度機外に出られる)フライトでも生き地獄に思えた私が
そんな長時間の拷問に堪えられるとは到底考えられず、初めて、初めて、アルゼンチンなんて嫌だと思いました。
行きたくて行きたくて仕方ない…でも、いざ行くとなったら逃げ出すこと間違いなし。

瑞穂での試合後、サッカーで泣いたのが3回目で、1回目がフランス・ワールドカップ予選の日韓戦
(山口素弘さんのループシュート虚しく敗れた試合)なのは思い出せたのですが、
2回目がいつだったのかどうしても思い当たらず…名古屋空港のベンチでやっと記憶を取り戻しました。
枯れ芝舞う強風の千葉…山形恭平さんと一緒に泣き崩れた、あの1月3日です。
私はついに、この珠玉の(こんな表現がふさわしくないのは百も承知)メモリーすら
闇で覆ってしまおうとしているのか、とおのれへ愕然としました。

本当は前田隆さんのオウンゴールなのに、「前髪にかすりましたよ」と実にふざけた―いかにも“らしい”
コメントを吐いてみせた、私を泣かせた張本人が、羽田さんなのですよ。
もう今では、どんな顔してその一言をほざいてみせたか、容易に想像がつく人。
3回目の涙が羽田さんのせいかどうかは、断言する自信がないんですけど(どちらかといえば根本さんの頑張り?)
あまりに自分の中での“位置”というか“定義”が変わりすぎてしまって、
“現在の私”には、1月3日の涙は快くない過去なのか…と、その事実に泣きたくなります。

昔、嫌いすぎて気になってファンになってしまった投手が二人ほど―石井丈裕・今中慎二―いましたけど、
羽田さんはそれとも違って、今の私が自分へ素直に生きることだけを追求している証のような存在です。
気の向くままに、気まぐれに振り回して…他人の迷惑もかえりみず、過去との連続性を自ら断って
“言動不一致”としか形容しようのない行動を瞬間瞬間で積み重ねていく、そんな毎日。
明日…帰ってくるその日も、今と同じぐらい会いに行きたい気分かどうかは分からないのです。

その日を待って、待つために生きようとは思うけれど。

なんで、よりによって、羽田に…と嘆かれたこともあります(苦笑)
でも羽田さんとの出会いが、私が本山さんと出会ったのと全く同じ“理由”だから、しょうがないんです。
ずっと幻を追いまわしている―代役を探し続けて。私が本当に好きだったのは、誰…?
時間は、いまだ、最終予選で止まったまま? その頃、羽田さんはまだ15歳だったというのに(微苦笑)

像が…私の五感を通して受けた印象によって内側に形成される像が…微妙に膨らんで…縮んで…。
投機対象―歪んだ情熱、行き所のない感情、はけ口、失われた目標、穴埋め、ほつれを繕うように。
柔らかなアプローチ…そのボールの奪い方は、寒暖を両立させたカバーリング。

イメージは、与えられた情報によって修正されますが、そうでなければ勝手に“成長”していきます。
そこにあるのは、実在しない、まさにフィクションと呼ぶべきもの。架空の概念。
野沢さんの場合は、存在自体が架空のわけでは当然なくて、その陰が…伸びたり縮んだりしているだけですけど。
いつも薄暗がりでボールを蹴っている野沢さんの陰は朧げで、目を凝らして捕らえようとする際に
類似のものと独自に判断した、既知の陰の情報をオーバーラップさせてしまうので、真実が見えないのです。
私の中で一度消えた陰は…突然陽光の下へ出てきて形作られた鮮烈な輪郭で再構築されたのですが。

アルゼンチンの昼は日本の夜。だから、また陰は見られない…。

…あげ損ねのマテ茶で一息いれてみました。紅茶みたいにポットへ葉を、という方法で入れたんですが
これで合ってるんでしょうか野沢様&山瀬さん?(南米のことならまずはこの二人)
一緒に試飲した母親いわく、昔、烏龍茶がダイエットになると言われていた頃に飲んでいた
濃い目の烏龍茶にちょっと混ざりものが…と(母親にはマテ茶だとは言ってない)言った感じだそうで。
少し苦いです。ローストしてないのは緑茶風になるんでしょうか。

今日の一言:「zzzzz.....zzzzz.....」


 2001年04月16日(月)   BLUE PLANET 

伝え聞くところによると、秋田・小笠原・中田・名良橋が累積2枚でリーチだそうです(未確認)

空港へU-20のお見送りに行ってきました!
かつて(苦笑)は「駅・空港・ホテルには行かない!」がポリシーだったんですけど、
このチームと出会ってから、どんどんおかしくなってます(^^;
時間にあまり余裕のない出発となってしまって、どうなるかと思ったんですが、
用意していた4つの差し入れのうち3つは渡せましたし、まあ良かったかな、と。

まずは青木さん。間近で見たらやっぱり「茶髪」でした(苦笑)でもかっこいい…(溶解)
そのまま出国審査へ行ってしまうと思ったので、気をつけて行ってきて下さい、としか言えなかったんですけど、
青木さんがその後向かった先は売店でした(笑) あとはソラヲミナヨのプチレポに書いたので略。

他の選手が外へぞろぞろ出てくる中、私が渡そうとしていた野沢・田原・羽田の3人は
揃って柵の中に残ってしまって、身動き取れずにただ待つのみ。
野沢さんは記者と何かしゃべってて、羽田さんは「すぽると」(でも昨夜は放送されなかった)の
カメラにつかまりコメント取られてて、田原さんは遼一さんと一緒に、そんな羽田さんを映すカメラの後ろから
のぞき込んで笑わせようとしたりしてて(だけどキャプテンはちゃんと話していた…ように見えました)。

遼一さんと羽田さんは本当に仲良しですね。遼一さんは羽田さんが解放されるとすぐに連れて出てきて、
でも遼一さんだけ他のファンにつかまってしまったので、フリーで先行く羽田さんへ声かけました。
とにかく身体のことが心配だったのでその辺を聞いたんですけど、本当に体調不良だったのか?―と
自分の記憶を疑いたくなるほどあっさりと「もう大丈夫ですよ」と笑顔で言われて、
でもやっぱり「気をつけて」と言って見送りました。いや、ご機嫌でしたさ…今日接した人の中で、
ずっと立ち止まって私が口開くのを待ってくれた選手(人見知り激しいので選手と話すのが大の苦手な私)は
羽田さんだけでしたよ。うん、一番しゃべったから(笑)<それが何言かは悲しくなるのでカウントしない

羽田さんと話し終えると遼一さんが追い掛けてきて、予想通り(苦笑)出国審査の方へ直行するので、
「前田さん」と呼び止めて、ツーショットを撮らせてもらいました。実は私、写真を撮るのも
救いようがないぐらい下手で(身内では密かに知られている話)絶対セルフで頼めと言われていたので
そう告げたんですが、「撮ってもらった方がいいです」と遼一さんがさらっと言えば、
羽田さんも「その方がいいです」と相づちをうつので、しょうがなく、本当にしょうがなく、自分で撮りました。
きっと失敗してるんでしょうね…いつも自分が現像に出したのを見て落ち込んでるんですけど…。

…なんてやってるうちに、出国審査の方へ向かうロープ迷路(使い慣れた成田でないので、要領が分からず
行き方をスタッフに聞いたり迷う選手続出。本当にごめんね、こんな田舎空港で…)を
どこかで見たような茶色い髪した後ろ姿が抜けてました。野沢さん…あなたへのメッセージカードが
一番書くのに苦労したのに、渡せずに結局名駅のごみ箱へ捨ててしまうなんて…。
3月に引き続き渡し損ねたマテ茶(ロースト)は、もういい加減、私が飲んだ方が良さそうです。

田原さんは相変らずのおおらかさで、何が嬉しいって、条件反射なのかもしれないけど
こちらがした(しょぼい)アクションに対してお礼を言ってくれるのが好きなんです、本当。
帰国した次の日が誕生日なので、せめてその日までに unlimited を完成させたいと、とにかく切望してます。
それでは遅すぎるのは百も承知なんですけど…私も暇と気力を捻出できなくて…。

ターゲット全員が圏外(笑)へ脱出した後は、残っていた選手を手当たり次第捕まえただけ。
(正確には「AさんとSさんが捕まえるのを後ろで楽しく眺めていただけ」)
失礼な言い方(苦笑)でも、長いフライトなんでエコノミークラス症候群も心配ですし(サッカー選手は脚が命)、
マッチメイクも厳しいですし、とにかく全員が無事帰国してくれることを祈ります。
…こうやってタイプしているこの瞬間も、彼らは機内の狭いシートに座っているんですよね…。

というわけで、毎日羽田さんと会うという、いつになくテンションの高い―ハッピー?―週末を過ごして、
今までにない壊れたLRとなりました(笑)しかもこの文章、中身が何もない…ある意味最悪…。

しつこいですが、コンディション調整にだけは気をつけて…元気に帰ってきたみんなと会えますように!
まずは休暇の申請だ!(簡単そうに見えてちょっとシャレにならない宣言)

今日の一言:「水を飲んで身体を動かせばいいんですね?」


 2001年04月15日(日)   エネルギーは最後には熱になる 

まともな食事は摂れないし(軽食レベルしか喉を通らない)どんなに疲れていても
夜中に中途覚醒して不安のあまりうめいたりベッドでのたうちまわるし、
どんどん正常から逸脱していく気のする最近の私…頼まれたhtmlファイルは作らなくても、
このLRだけは書く、意地っ張りぶりを発揮してます。どんな強烈なメモリーすらすぐに失うのが今の私、
正確には記憶=後で振り返るために感覚を貯蓄することを意識的にか無意識的にか避けているので、
メモを取らなかった…取れなかった昨日の瑞穂・グランパスvsアントラーズなど
印象がまだ生きている今書かないと、きっと何も書けなくなるでしょう。だから書き連ねるんです。

主に羽田さんを見に行ったわけですけど(認めてる…)21世紀の―2年目の彼は本当、見てて辛くて。
最後の最後、延長後半ロスタイムのVゴール、彼はそんな悔しそうな素振りは表さなかったんですけど、
見てるこちらはJで泣くなんて今までにあったかしら、と思うぐらい泣き崩れてて、
頭をよぎるのは、Vゴールではなく、1失点目に“貢献”した、いくら試合前に雷もとどろいて
ピッチが多少なりともスリッピーになっていたとはいえ、スライディング失敗で。

「相手チームのキーマンに選手をつけて、それ以外の選手は積極的に前に上げるのがうちのパターン。
キーマンを抑えておけば、攻撃の後の反撃を防げるのだが、今日はウェズレイの能力の高さを思いしらされた」
試合後の監督コメントより。ウェズレイを抑え損ねていたのが、羽田さんなんです。言うならば、敗因、戦犯…というやつです。
前にやった時は…昨年のナビスコ杯準決勝ではちゃんと抑えたんですけどね…。
とにかく、あんなんじゃない、とばかり思いつつも、ゲームを通して頭を抱えまくり、謝り倒してました。
存在が“効いて”ないんですよ。もともとのプレースタイルにおいても、ラインコントロールを好まず
カバーリングを重視するブラジル式サッカーを取るアントラーズの戦術内における位置でも、
ボールウォッチが比較的多くなるのは分かるんですが、どうも多すぎる気がして。
迷いというか自信のなさというか…ルーキーイヤーに見せた思い切り、大胆にして沈着なボールの奪い方、
なかなか見られなくなってきたような。それの why を追及するのは、私には無理な仕事でしょうけれど。
そもそも心配していた体調だって、どうだか分かりません。
延長後半終盤、コールドスプレーで足を冷やしていた後の動作は、非常に気になったんですが。

リーグ初先発の根本さんは、すごい頑張ってました。
「よかったと思う。19歳にして経験がない中、こんな緊迫している試合でよくやったと思う。
チャンスを与え、厳しい試練を乗り越えることで、どんどんよくなると思う」
監督コメントより。119分の闘いの中で、フォローしまくってくれていた…ナビ杯準決勝の羽田さんが受けていたように
とかく気遣ってくれていた周囲の信頼を勝ち取るのが見てるこちらにも分かって、嬉しかったです。
アーリークロスが多い、その速さが周囲と全く噛み合わないとか(苦笑)細かいのはいろいろあるんですけど、
後半はグランも酒井・ピクシー・岡山と左を狙い打ちしてきたのに、前へ出る“勇気”を失わず
(開幕戦前半の祥朗さんが後ろに気を取られるあまり、これをなくしてひどかったのは記憶に新しいところ)
果敢に攻め上がっていた―小笠原さんとのワンツーは特に見事でした―のみならず、
こちらもさほど期待はしていなかった守備面でも必死に、懸命にやっていて、本当、感動しました。
DFラインの左半分が機能を望めず、張りつめていたせいか、最後は足までつっていた秋田さんが
自陣ゴール前でまさかの空振り(119分で最も硬直した瞬間)をして、羽田さんがフォローし損なった時も、
最後にクリアしていたりと…アントラーズのSBはまずDFであることを要求されるのですが、
それにそぐわないプレースタイルとはいえ、ものすごく働いていたと思います。ええ、贔屓目抜きで。

昨日は私の希望でサポーター集団から離れたゴール裏メイン寄り(いつもは左SBの攻め上がりが見たくて
バック寄りに座るのですが…守備が心配で)周りにグラファンが多いようなところへ陣取り、
場違いに紅装束を着こなした秋田・羽田・根本とバックラインのファンがその順序で並んで(苦笑)
叫んでわめいてどなって周囲に迷惑を掛けまくったんですけど、特に根本ファンのSさんとは
左サイド一蓮托生ということで後半途中からは手まで握りしめてあって、声をからしてました。
負けたくない、負けたくない!―何度もうなされたように絶叫して。
こんなに敗北が嫌だったリーグ戦なんて、記憶にないです。勝ってほしかった、せめて引き分けてほしかった。
まるで、初めてサッカーを生観戦した時のように…そう、あの日も瑞穂のアウェーゴール裏にいた私を
延長後半(確か118分)どん底へ突き落としてくれたのは森山さんでした…だから嫌なFWなんです…。

手といえば…足を伸ばすストレッチで相手の手を握るのはどうなんですか羽田さん…。

「前半はうちのペースだった。最初に点をとることができて勢いがあった。
後半、グランパスにかなり盛り返され、あそこで決められていてもおかしくなかったという
決定的な場面を何度かつくられてしまった」
どうして入らないの、というシーンは何度もありました。アントラーズと違って。
もし、念でボールの軌跡をそらすなんて能力があるのなら、ずっと使ってますよ。
届くかどうかは別として、ずっと、ずーっと、ポンちゃんを通して送ってはいたんですけどね…。
対するアントラーズは、点が入る気が全くしませんでした。昨日に限らずですが。
得点がCKからの秋田さんのヘッド(羽田さんにも厳しいマークがついていたのに、なぜか師匠がフリーだった) しか
なかったのは、ある意味象徴的で、非常によく分かります。
柳沢さんの不調は目を覆いたくなるものがありますけど、でも一概に責められないな、とは思ってます。
守備を重視し人数を裂いているため、攻撃は数的不利を卓越した個人技やイマジネーションで打破することを求められ、
だけどそんなずば抜けたテクニシャンがいるわけでもなく、シュートにすら至らない…。

熊谷さんが前節の無茶(誰のせいで無茶したかはあえて書かない)で戦線離脱を余儀なくされ、
本田さんは攻撃の起点としては期待できず、中田浩二さんが新顔揃う左サイドの守備のフォローに忙殺される中、
唯一オフェンスで期待できるのは小笠原さんだったんですが…数少ない切り札・本山さんと交代した瞬間、
本山さんを活かせるたった一つの方法すらなくしてしまったわけで、本当はここで結末は決まってました。
私はそう思ってます。でも…「小笠原は昨日から体調不良だった。どこまでいけるかと思って使ったが
前半はあれだけ動いていたし、後半も体調が心配だったがよくやっていた」と監督。
もはや何に希望を見出せばいいのか、分からなくなってます。まだ下へ落ちていくのか、底はないのか…?!

青木さんの投入も、その持ち味が出しにくい―トレスボランチなんていつ練習やったんですか?!―使われ方で、
監督いわく「中盤の選手がかなり疲れていた。中盤をもう1人増やして、しっかり守備ができるようにしたかった。
中田もかなり疲れていた」とのこと。欲しかったのは勝ち点1ですか?
本田さんに代えて長谷川さんが投入された時は、ちょっと望みを持てたんですが…私は知らなかったんですが、
長谷川さんがいない試合で何度かこだましていたというハセコール、それを本人に対してできる幸せ、
本山さんのクロスに頭から飛び込んだプレーは、見ていてじーんとしました。

偏った見方といわれるのは承知で言います。今の状況は選手個々の努力でどうにかなる水準を超えてます。
廊下の伝言板にも前、書きましたが、1年前のnightmareが蘇ったようで、大変腹立たしいです。

アルゼンチン…地球の裏側…遠すぎますよ…様子が分からないような彼方へ飛んでしまうなんて…。

「明日ハネに『いってらっしゃい』って言いに行くんでしょ?!」
そう言ってもらえなかったら、きっと家には帰れなかったです。ありがとうございます(私信)

今日の一言:「何かが足りないんですよ」


 2001年04月14日(土)   Crazy for you 

「身体は多少重いが、やれているので大丈夫」
何の根拠もないけど…(微苦笑)

電話をかけたい時―夜中に目が覚めた時とか―かける相手がいないのをあれだけ嘆いているのに、
かかってくると無愛想な私。それをタイミングという一語で片づけていいのかしら?

J1リーグの変則ホーム&アウェーだと、あるチームが相手ホームタウンを訪れるのは年に一度。
七夕を…彦星と会える日を待ち焦がれる織姫の気分で、眼下の新幹線ホームを眺めて仕事してました。
食事と睡眠のリズムを完全に崩壊させて臨んだ連続労働6日目、身体はその何割かしか機能せず、
一部屋仕上げるのにいつもの倍近くかけて周りへ迷惑をかけまくりながら、
携帯メールを飛ばして、窓の外を見て、想いを募らせてました。
そして、朝、考えもしなかった行動に出ます―迎えにいこう、そうリビングデッドへむち打って。

シンクロ能力が高いなんて嘘、それは思い込みの世界、自己満足の産物―そして私が唯一の住人。
ものの見方は十人十色、私と同じ見方をする人は皆無とは言えないにしろ、多くはないはず。

waitという行為は、何度も書いている通り、今の私が最も不得手とするものです。
待つ、それも独りで―同目的とおぼしき人の数が少しずつでも増えていなかったら、くじけていたでしょう。
なにせ、その異常な咳き込みで―内臓が弱っているくさい―職場(名駅直結)からホームまでの
短い道程で、通りすがりの見知らぬ人2人から「大丈夫ですか?」と心配されるような有り様。
遠のきかける意識を、携帯一つでかろうじてとどめおいて、ずっと自動販売機へもたれかかってました。
なぜここにいるんだろう、どうして生きていられるんだろう、エンドレスな疑問すら霞んでいて。

改札の中へ入ってから1時間半が経過しようかという頃、ホームをさまよい歩く力すら失った私は、
ベンチから立ち上がって、何人かの人と共に8号車のドア前へ移りました。
降りてきた乗客の中で最初に私が認識したのは、噂通り髪の色が黒でなくなっていた青木さんでした。
続いて見知った顔がいくつも―“彼”がいるのも確かめ、見送ってからターゲットを待ちました。
冗談という名の脅迫、脅迫という名の冗談…絶対に声をかけろと言われた(苦笑)相手。
その選手が、ファンにつかまっている柳沢さんなどをすいすいすいすい追い抜かしていくのを
必死に追って、階段の目の前でやっと捕らえました―「根本さん」

降り立った瞬間、それが誰だか、実は自信がなかったんです。
茶色い髪が少し伸びて、私の記憶にある―きっと清水で時間が止まっている―姿と異なり、
とてもかわいらしく見えて。 本当ですよ。
(フォントサイズ、リクエスト通りにしましたよ(にやにや)<今のやぶさんジョーク通じません)

階段をたたたっと下っていく横で、誰にどんな伝言を頼まれたかを必死に説明する私と、
それにいちいち返事をしてくれるものの、その返事「はい」以外何も返してくれない根本さん。
うーん…と複雑な感情に襲われつつも改札を抜けると、いつのまにか羽田さんを追い越していた様子。
柳沢さんや中田浩二さんがつかまっては止まっています。なんとなく集団と同じ方向へ歩くと、
目の前に、ぴんとはった背中の上に茶髪。小笠原さんだ!―と思うものの、やはりというべきなのか
パパになりたてでも誰も声をかけないので、しょうがなくついて歩くと、後ろが騒がしく…。
振り返れば、またまた茶色い髪のちょっとかっこいいお兄さんが。池内さんです。
なんだかんだ言いつつ、昔から同期トリオで一番好きなんですけど、相変らずかっこよかったです。

チームの状態が状態だけに、総じて表情が硬く、淡々と義務的にリクエストをこなすイレブンでしたが、
羽田さんも例外ではなく―気がつけば、みんながバスへ乗り込んだ後、
なぜかデリカワン(名古屋駅の新幹線側に関する知識が浅いので違ったらすみません)のどこかへ去った
秋田さん以外では、最後尾になってました。サインを頼まれては片手でペンを走らせ、
写真を頼まれてはカメラに目線を向ける…愛想のない顔を、数メートル離れた場所から、ただ見てました。
朝からこうすると決めていたら、もうちょっと格好に気を遣っただろうし、
そうしていたら声もかけられていた―私はメガネをかけてすっぴんで働いている―だろうに。

到着時点で、既に理性は失われていて、気力もなくて、ただ、惰性と引力だけで動いてたんです。
だから、階段を降りながらのしゃべりもきっと日本語になっていなかったのは容易に想像できて。
この後に行ったぴあスポットで、まるで字が書けなくなっている(!)自分に愕然としましたから。
私を突き動かしていたたった一つのもの―それは目の前にあるのか、私の胸の内にあるのか、
とにかく“そこ”に存在していて、私という小さな器にあふれかえっていました。

ヒトメアナタニ。

髪を切って、よりによってくぬぎ色(笑)にしてるなんて言われたから、
どんなになってるか、勝手に不安がってたんだよ。すごい心配性だからさ。
でも…3週間近いブランクを経て目の前に現れた君は、やっぱり君のままだったね。当たり前だけど。
すごいかわいかったよ。うん、見とれてた。嬉しかった…本当に名古屋へ来てくれたんだねって。
待ち焦がれてた君がそこにいる、それが全てで、それで充分だった。こんな私、おかしいのかな?

ポンペイは毎日連れ歩いているので、その時も一緒は一緒だったんですが、
さすがに差し出せませんでした。というか、雰囲気的には出さずに正解というか…。

…もう思考停止してから一日の3分の1近くが過ぎ去っている気がします。
こんな感情、理知が磨滅した今しか書けないんだろうな―きっと恥ずかしくて(苦笑)
明日の朝に読み返して削除したくなってること熱烈希望。だーかーら明日の私は分からないんですが…。
(昨日のは今朝削除したくなってました…でもあくまでLRはレコードなので消してないんですけど)

欲しいものはハッキリしました。今は仮面をかぶっているけれど。
この気持ちがまやかしで偽りだったと笑い飛ばせる日の訪れを、どこかでこっそり願っているのは間違いなくて。
4年半前は、虚偽の熱情にほだされて、広島まで各駅停車で飛んでしまったのに、それから、真実を見つけたから。

アルコールよりジュースが好き、ジュースよりもお茶が好き、お茶よりも水が好き。きっと、そう。
清らかなもの、汚れないもの…確かに、想起の対象がどんどん変化しています。
あれだけ忌み嫌っていた変化が、過去の私を未来へと押し流していくのです。いつか迎える敗北の日まで。
熱が冷めないうちに、探そう、次なる答え、歩みたい道を。未来へ対する信頼を。

心配してもらえるうちが華、私の存在が無意味なものでありませんように祈って。

今日の一言:「明日は夜7時キックオフ、BSで中継があります。応援して下さい」


 2001年04月13日(金)   KEEP SMILING 

至福、とでも書けばいいのか―楽しそうにじゃれる光景、beyond past expression.
言えること、紡ぎ出せる願いは一つだけ。「握った手を放さないで」
いつまでも、どこまでも、たとえ地球の反対側でも、その笑顔ある限り、強く切ない想い続く限り。
…やっぱり“あなた様”にはかないません(微笑)

少し前、とあるゲームでアルファベット4文字の「望み」という意味の語を入力するシーンがあって、
私は hope と入れたのに、違う、wish だとツッコミを登場人物から入れられました。
実現しそうにないこと(wish)は望まない、多少なりでもかないそうなこと(hope)しか私は望まないのに。
磐田戦以来、周囲からさんざんに言われてますけど(苦笑)私はただ望んでいただけ。
それが“彼”の望みでもあるのを前提に―だから、今、辛いんです。“彼”は幸せになれるんでしょうか?

今の私にとって、幸福という感覚(not感情)は、一時の酔いのようなものです。すぐ醒めてしまいます。
どんな刺激にも慣れてしまう―慣れとは、人間最大の武器にして最も恐ろしい習慣。
我慢せず、欲しいものを欲しいと泣き続ける、ダダをこね続けるのは、子供のすること。

…と、ここまで書いて一眠りして届いたメールを見たら、どうにもまずい状況へ陥った自分発見(泣笑)
墓穴掘ったというか自爆したというか。配慮不足、ってやつです。
いや、何が降りかかってきたとしても自分にだけならいいんですが、他の人を巻き込んだくさい…。
は〜どうしよう。巻き込んだこと教えた方がいいのかな。知らない方が幸せかな。悩む悩むぅ〜!!
(知らせなかったら自力で処理しないといけない…というか、いずれにしろなんらかの処置をせねば)
選ばなければならないのは言葉だけではないですね。はぁ、どうしよう…自分のバカ…。

四六時中、何かを考えて次の行動を選択する人には、今、なれないけど、でも、最低限は…。
こうやって、気心知れない人には心許すべからず、という間違った方向にいくんだろな、あたし。
はぁ…狙いを絞った婉曲表現がここまで胸に染みるとは…少し私も反省した方がいいわ(苦笑)
どうせ俺はなんにも考えてないバカだよ、えぐえぐ、みたく。

………何もかも放り出して早く君に会いたいよ。

今日の一言:「できないと思ったらできないと言えないぐらい頭固くはないですよ」


 2001年04月12日(木)   “天才”のミラージュ 

温度差で空気の密度に違いができて見える歪んだ像が、蜃気楼。
では、異なる時間の流れを有する―断片を切り取ると違う時間が同居する“空間”は何?
一本の軸を中心に、時の流れは緩やかにずれていき…空間の歪みとなって表れるはず。

Fiction Footballer―誰がつけたか、素敵な、ある意味素敵な肩書ですね。
どんなに評価が高い選手でも、この目で、生で見ないと判断できないのは当然だと思いますし、
往々に、高かった前評判は裏切られるもの。現実は…プロサッカー選手の生きる世界は厳しいのです。

私が野沢さんをファンタジスタと呼ぶのは、昨年のSBS第1戦でその圧倒的存在感にうちのめされたからであって、
長年彼を見続けている野沢ファンがプロ入り後のベストゲームと断言するそのゲームでの
野沢さんの君臨ぶりは、その器に圧迫された胸が感触として記憶していて、既に理屈を超えています。
あと、個人的にはひたちなかカップ―鹿島サポーターの大半がふざけた試合と見なしているはずの私の宝物―も
良かったと思います。これは甘いのかなぁ。いや、悪い試合だって見てますよ。ソニ仙とか順大とか。ボランチ、を。

クラシックな香りがしないといったら嘘。だけど、私はそういう10番が好きなんです。
しかも、その第1戦へ足を運んだのは、その一ヶ月前、本人が誕生日プレゼントに関して“脅迫”してきたからであり、
その言葉を受け取ったのも、新潟帰りに鹿嶋へ足を伸ばそうとした暴挙(去年の練習見学4回のうち、
12月の2回以外は何かのついでに寄っただけなのが判明)ゆえですし。

あの夏の日、氷を蹴る野沢さん本山さんはすごく上手で、羽田さんのテクニックのなさが暴露されてました(^^;
そもそも、あんな小さな氷でリフティングするって発想が、いかにもテクニシャン。
野沢さんは本当に巧いですよ、一つ一つのプレーが。一つ一つまで観察するのが快くなるレベルなんです。
ただ、それがボールを持っている時にしか使えない能力なのは言わずもがなで、
そのために…自己表現・自己発揮のためにボールを欲しがり、そして、プロはそれを許さないのです。
(今の鹿島アントラーズの戦術が、に主語を言い換えても可)

…昨夜、眠れずにメンタルが崩壊、大暴走していた私は、知らず知らずのうちに暗黒波動を練り込み、
半端でない放出をしていたようで(苦笑) あの、久々の部屋をさまよう時間はそうだったのか…なにせ、
別にお呼びではなかった方々←含選手(暴言)まで一斉召喚してしまった模様。ひどい、最悪(笑)
きっと昨夜の私の周りも、おかしな時間の流れ…次元のムラが生じていたはず(爆)

でもね、本当ね、信じてくれないかもしれないけど(笑)ただ待ってただけなんだよ。
見たい会いたいと願ってただけなんだよ。キミがどんな状態なのかも知ってて、あえてさ。

エナジーを使いきったのか(…)早寝早起きを実践してしまいました。20時就寝4時起床。
(野沢様語りの途中まで、寝る前に書いたもの。ノリが違うのでバレバレ?)
この頃は昼=仕事中はテンション高く(相変らず歌とか歌ってる)夜=帰宅後はボロボロという感じ。
起床後のテンションの低さ(起きてすぐにバリバリ高くなるのもどうかとは思いますが)は
かなり辛いものがあります。すぐパソコン起動してネットにつなぐんですけど(ジャンキーというか依存症)
そこでいいものでも見つけないと、いや見つけても、なんか鬱なんですよ…憂鬱。

私には、週末にどうしても実現してほしい願いごとがもう一つあるのに!!

とりあえず、日曜までは頑張らないと、と仕事中に電話をいただいてから思っているので。
最後に、鹿島公式から反則技のコメント抜粋。移動スケジュール、帰りはサンパウロ経由が明記されてるのに
行きはされてないのがどうにも気になるところです。ルートが違う…?
http://www.antlers.port.ne.jp/antlers/RELEASE/010411180957.html

羽田「ワールドユースに向けての南米遠征なのでアルゼンチンの雰囲気に慣れてきたい。
ワールドユースまで時間がないので、チームとして団結をして現地でモチベーションを高めていきたい。
試合数が多いので怪我をしないように気をつけます」

野沢「怪我をしていた足首の怖さもなく万全の体調で遠征に臨めて嬉しい。
今回のチャンスを生かし代表チームでのポジションを確保したい。
遠征中の試合では納得のいくプレーをし、よい結果を残したい」

青木「今回の南米遠征はワールドユース前のシミュレーションであり、
アルゼンチンでの試合はいい経験になります。精一杯頑張ってきます」

5日間で4試合、しかも一番危惧してるパラグアイ行きは(ブエノスアイレスからアスンシオンまで1000kmはありそう)
当日移動のナイトゲーム。マッチメイクからして、18日と20日が割と同じメンバーかと。
(西村さんの起用は結構こちらの想像を超えることが多いから、こんなこと言っても無駄ですが)
本当、ケガとか体調不良だけは起こさないで…無事に、元気に帰ってきて下さい。
その前に、あなたの場合は無事に出発できるかの段階で心配だから!>羽田さん

[出勤前追記]
今日付ニッカンより。報知の根本先発(に対する周囲の反応)記事も気がかり…
http://www.nikkansports.com/news/soccer/p-sc-tp0-010412-08.html

>「鹿島、病み上がり羽田起用で勝つ」
>病み上がりのU―20日本代表主将の起用で、14日の名古屋戦を乗り切る。
>今月5日から疲労性による体調不良に陥っていた鹿島DF羽田が、11日の練習でレギュラー組に入った。
>出場停止のファビアーノの代役として指名されたが、現在も両足にしびれが残っており万全な状態ではない。
>「筋肉痛のような痛みが多少ありますが、今は練習もやれているし」とチーム復調のために悲壮な決意をみせていた。

…ということで今日の一言は省略。いくつもコメント載せてもしょうがないでしょ(笑)


 2001年04月11日(水)   Twenty-Five 

決戦は金曜日になりました(いきなり) 時の支配者との一騎打ちですよ。
はたして22時10分発でシンデレラ・エクスプレスを演じるのか、
何のために設定されたか分からない一夜を過ごすのか、その前に体が壊れるのか、全て分からぬままです。
ルールなんて捻じ曲げられる、いや、捻じ曲げられるためにルールはあるのかもしれない…。
祈りは通じるのか、念は届くのか、過去現在の矛盾に射抜かれるのか、答えは土曜夜の瑞穂にあります。

I think it!
好きな人のためになら自分の生活を壊すことも厭わないんだから、どこへ流れ着くかなんて見えません。
崩壊して三日月輝く街を彷徨した過去は―駐車場で独り泣いた夜は、そんな遠い昔でもなく。

何もかも杞憂だと、考え過ぎだと、余計な心配だといいのに。
PCの壁紙(笑う犬…)がすごく辛いです。じゃあ替えろってぐらい。

今日がクレジットカードの引き落とし日なので、心配して久々に残高照会したらマイナス2万円(!)。
すみません、出歩きすぎました。反省、猛省。これでは国内最終合宿は無理くさい…。

toto第7回は2021102112220です。どんどん引き分けのマークが増えてます(苦笑)
実に順当だった第6回の結果を見て、現在50万円以上のまとまったお金を欲している(…)私としては、
真面目に当てにいってもしょうがないだろうという結論に達しまして(なんじゃそれ)。

ただ、名古屋 vs 鹿島、1をマークするのに非常な罪悪感を感じました、
だって、腕のポンちゃんが、すごい目をして私を睨みつけるんです。
アントラーズが今の状態のままで勝ち続けられるのは困るというか嫌で、
望みは…こんなこと言ってはいけないのかもしれませんが、連敗で監督が解雇されることです。
でも、次節はファビアーノが出場停止。つまり、負けイコール失点を喫する、
喫するのは誰かと考えたら…胸が破れそうですよ、“どちら”にしても(自分へ言い聞かせるように)

#現実としては磐田戦で登場した“第三の選択肢”がありますし、人によっては同じ日に
#クラブハウスで披露された“第四の選択肢”というかもしれません。実際、言われましたし(笑)
#そもそも、二人揃って仲良く、なかよーく離脱なんかしてるからいけないんですよ!!

珍しく仕事が14時過ぎに終わったんですけど、ふとテレビをつけたらやっていた
NHK教育の小3向け社会科番組に「ジェイ」(番組での表記に倣ってみました)が出てて、
ブラジル代表のジャージを着て、あのテンションでやってましたよ。ビックリ!
まちへとびだそう、略して「まちとび!」という番組なんですけど、
街をめぐる番組といえば、昔、鹿嶋が取り上げられた時、鹿嶋横断ウルトラクイズという回があって、
(鹿島地区はJリーグのチームもあれば工業地帯もあるし特色が多いので取り上げやすい。清水も出たことある)
優勝商品が温泉旅行という設定だったんですが、最後は主人公が鹿島ハイツへ連れて行かれて
だまされた、というオチで(笑) いつもは埃っぽいとは文句ばっかり言ってますが、憧れの街です。
いや、住みたくはないんですけど(苦笑) 清水なら住んでもいいです〜(なぜ)

昨日書いた通り、サカダイ(ガリンシャ…(謎))をチェックすべく本屋へ行ったんですが、
書店=刺激的すぎる場所、という過去の経験を忘れ、ふらふらしてしまいました。自爆。
別に初めて読むわけでもない『葉っぱのフレディ』を読んで、人目もはばからず、マジで泣きました。
切なすぎて…切なすぎて。フレディの気持ちが分かりすぎて。
心理学の棚でいろいろ立ち読みしてみれば、自分が決して特別ではない…のでは?という
(確信は持てない「らしい」)思いを強めます。心を病んでいる人は多いのね、と。

自分が普通であること、自分が(基本的には良い意味で)特別であること、
どちらにも安堵する人間って、ものすごく醜いと思います。それは矛盾ではなくて?

.....Let me roll it!!(唐突)

書くことへ没頭できる愉しみ、もう一度見つけたいなぁ。

[夜明け後の追記]
何度見たか分からないBGV―古いのは切なくなって見れないから本数限られる―を流しつつ、
普段はしないネットサーフィンをして、私は何を見たら癒されるのか、満たされるのか、考えてみました。
この前、気力を振り絞って行ったトヨスポで元気そうな宮原さん見て逆にやられたので…。
(苦笑。宮原さんは何も悪くありません(ここ重要))

羽田憲司のインターセプト、かなぁ。でも、羽田先発の試合って、常に緊張していて楽しめない!
これは、別に今年になる前からのこと。ひたすら心配して(苦笑)心配性だから。
となると、U-20の2月清水合宿みたいに、ただ笑いながらボールを蹴っているところ、かな?
岐阜に住んでてすごい制約されてるな、と感じるのは、思い付きで鹿嶋へ行けないこと!!
去年、帰ってきてからクラブハウスへ行った回数は、4回?(12月に2回行っている気がする(既にうろ覚え))
ハネのために動きすぎとよく言われるし、自分でもそう思うけど、絶対に少ないです。
東京にいた頃は、2ヶ月に1回のペースで思い出したように通ってましたから。しかも思い付きで。
でも9ヶ月に4回だったらペース的には変わってないぞ…(自爆)
今年ももう4月の半ばになるのに、行ってないから、そう感じるんでしょう。
無論今では、思い付きで行くにはお金も精神力(泣笑)も足りなさすぎ。

今の、仮の…暫定ライフ(と思わないとやってられない!!)を終えたら、真剣に、家出ること考えないと。
部屋にいるとこの世に生きてる人間は私独り、なんて思える家は私の帰る家じゃない。実際、もう帰りたくないし。

自制心、克己、セルフコントロール。必要、大事、不可欠。幸福、快楽、充実、満足感。渇望、欲求、切願。

今日の一言:「3試合だって聞いてたけど4試合なんですね」
(2年前、某チャットで某・本山サイト管理人さんと絶叫したNIGHTMAREだけはもういらない!)


 2001年04月10日(火)   シュラン 

こんなに“彼”へ似合う単語もないですよ…(苦笑)
おおご乱心、みたいな(一体全体どれだけ暴走したんだ、あいつらは?)

朝礼で毎回社員の方が言い訳する人手不足(このご時世に人を大量に欲しがる職場には
何かあるんだって応募する前に気づけ>自分)の中、時折壊れて歌なども歌いつつ、仕事こなしてます。
不思議なのは、そういう時口をつくのは、はやりものでも大好きなアーティストの曲でもなく、
幼稚園ぐらいに覚えた曲(童謡だったりテレビのテーマソングだったり)が多いこと。

職場の出口を出て、ぶつりと緊張の糸が切れた途端、死神の刃がふっと心をかすめていくのは、もはやお約束。
水色のトートバッグへしまい込んでいたポンペイくんを取り出して、抱きしめてみたりするものの、
ポンペイくんのパイル地な肌へ触れる指の感触が儚いものだと思ってしまえば、もう何も頼れるものなどなくて。
一体何なら信じられるの? 慈しむ指先は、いろんな意味でまやかしじみてて、いや、まやかしそのもの。
四方八方へ不安のまま、叫びながら飛び散ろうとする心を、虚偽の熱情で無理やりしばりつけて固めて。

空しさを握り潰そうとする掌も、エスカレーターを駆け下りようとする脚も、
私の意のままに動くようで、そうではないかのようで、いと気持ち悪く…逃げたくても逃げる先はなく。

しかも、ポンペイくんは心を開いてくれないんです…受け答え、大体が丁寧語で(微苦笑)
すりかえて、距離を取ろうとして、見つめたい自分と背けたい自分の間を取ろうとしてくれるのです。

くだらないことで、一時の気まぐれや感情のむらで、自分を気遣ってくれる大切な人を
失うのはばかげてますが、どうもこの頃そんなことばかりしています。
どうしてあの時はあんな言葉しか出てこなかったのだろう、と。なんで…と。
いや、私の思考を、理性を止めようとしているのは他ならぬ私自身ですが。
考えなくなれば思索の闇へ沈むこともなく、同時に冷静な応対は不可能と化していき。

なんとなくJカード2001を1パック買ってしまいました。パッケージがホルスタインチックに見えたのは内緒。
出てきたのは岡野・浅利・俊輔(注:もちろんノーマルカード)・蔵田・コリカそして水戸の富田。
去年のシリーズ2で金古さんのルーキーカードが出たので、今度は羽田さんが…なんて淡い期待をしてましたが、
J1のレギュラーカードが144枚ですから、1チーム9人。きびしすぎます(笑) J2は36枚ですよ〜。
(冷静に考えればルーキーカードはシリーズ2でこそ出るだろう、というのは予測のできるところ)
しかし、なんでどのカードも選手が本山さんのごとくうっすらと光を放っているような加工がしてあるんでしょうね。

最近は昨年の代表カード以外(にやにや)もらうばかりであまり自分では買ってないんですけど、
シリーズではプレミアム'96/'97が好きかな、なぜか(笑) とにかく今年版の代表カードに大期待してますよ〜!
多分誰にも役に立たない情報ですが、今度の日曜、名駅テルミナ広場でBBMのカードショーがあります。

のめり込める何かを必要としてます。それが仕事か、新しい趣味か、今の趣味か、恋かは分かりませんが。
メンタルエナジーの消耗法が間違っていると警告している人が私の内にいます。充実したい、と。

…“君” がいるなら代表を追いかけるという夏の誓い、今でも忘れたわけじゃないから。
君がいないなら見てもしょうがない、そうやって無視してきっと後悔するよ、と忠告を受けながら、
君がお兄さんと違う道を歩いてくれるのをただ祈るばかり。早く治れ、って。
あたし、お兄さんがいない代表を見なかったこと、いまだにものすごく後悔してるもんね…。

火曜にサカダイ残ってる奇特な本屋が駅そばにあればいいのに、な、っ。

今日の一言:「ねえ拓也、南アメリカってすっごいすっごい遠いんだよね?」
(そして、近い遺伝子を持っているという理由だけで違う誰かを見つめる日は訪れるのでしょうか?)


 2001年04月09日(月)   introduce 

名前:ポンペイ(飼い主には「ポンちゃん」と呼ばれています)
毛色:茶(Sさんにはクヌギ色と言われた…どんぐりころころどんぐりこ♪)
目:優しそうなややたれ目(ウルウルしているところが曲者)
舌:よく出てます(いつも?!)
好きなもの:レンタルビデオ、前田遼一、totoのマークシート
嫌いなもの:ブラックコーヒー、漢字、足の速いFW

totoは日曜開催指定試合を両方外して、初配当は幻に…。

以前は出勤前に飲んでた安定剤を、休日の昼下がりとか、仕事で疲れて帰宅後とかに欲しがる私はどうでしょう。
朝飲むと、仕事中に切れるのが分かるんですよ。いらいらしてきて。
かつて鎮痛安定剤が手放せなかった頃、依存するなと大切な人に言われたのを忘れたわけではないのですが。

最近BGVにいろいろ古いのを引っ張り出してきていて、今は昨年のナビ杯@仙台です。
羽田憲司的(今のところ)プロ入り後ベストゲームですな。はたしてアルゼンチン(事前遠征)に行けるのか、
その出発日はいつなのか、未確定要素が多すぎます…明日はどちらへ転がるか分かりません。

『サッカークリニック』にアントラーズの練習が良いものとして紹介されているのですが、切なすぎます。
(昨日の試合を見て、セレーゾは普段どんな指導をしているんだろうと相当気になったので。
もうクラブハウスへ通える身分でないので、練習内容をあまり把握してないんです)
今日チェックしたんですけど。昨年のビデオ見てても何度も思うんですが、本当に三冠王者?!

中田浩二さんと逆で、私における3つのタイトルの重みはナビスコ>リーグ>天皇杯。
決して、羽田さんの調子が時と共に転がり落ちていったからではなくて(微苦笑)
天皇杯は意地だけで獲ってますから、内容は最低最悪。
攻撃はその頃から機能してないです―1stからずっと、小笠原頼み。
(小笠原さんをフル出場させるようになっただけ良くなったということですな)
守備だけで勝ち抜いて、その不動のDFライン―決して監督が作り上げたとは言えないもの―に穴が空いて。

勝利主義、という今年のスローガンが気になって、思わずイヤーブックを読み返す始末です。
"Antlersism―FOR NEXT 10 YEARS"(表紙スペル間違ってる…なんてことですか…)
そのテーマにのっとり、いかに勝利を目指す姿勢が重要で、いかにして自分を磨き勝利に貢献しようとするか
各選手が語っているのですが…選手個々がそう考えるのはプロとしては当然なんですけど、
そんな、それもスカウティングなどの努力が実りポテンシャルの高い選手が揃っているのに、
その使い方(戦術)組み合わせ方(布陣)が正しいとは私には見えないのです。

「我々の最大の武器はチームの固い結束力と強い勝利への執念だ。
そして、経験豊かなベテランと才能あふれる若手が競い合うことで、
チーム全体がより良い方向へ確実に進化している。(中略)チームの結束力を一段と強固にし、
最後まで自分たちを信じて闘おう。勝利を第一に考え、チーム全体が最高の結果を目指して突き進もう」

戦術及び布陣の実行者たるセレーゾが、イヤーブックでそのテーマに沿って語った言葉です。
競い合うこと、結束力。それはアントラーズにあるのでしょうか? 特に前者が。

…実況や開設が「相馬」という名前を口にするたび切なくなります<ビデオ
決して懐かしんでいるわけでもなく、穴の大きさを嘆いているわけでもなく、ただその離脱が
全ての“始まり”として見られていることが、どうしようもなく辛く。

中田浩二「僕たちはずっと勝つことを目標にしてここまで来たわけですよ。試合に出るためにライバルに勝ち、
上のレベルに上がる時も勝ってきた。今は勝たなきゃサポーターは喜んでくれないし、給料も上がらない。
サッカーを楽しみたいという気持ちもあるけど、勝たなきゃ楽しくないですし」

熊谷「ただ、付け加えさせてもらえれば、ここが別々に勝つことを考えちゃだめだと思うんだよね。
俺たちはチームなんだし組織なんだから、支えあってさ、その上で勝ちを追及していかないといけないと思うんだ」

秋田「いいこと言うじゃないか(笑)でも、今のアントラーズはそれができているよな。
逆に言えば、そういうチームだから、いい選手が入ってくるし、いい練習をして巧くなる。
当然、競争も激しくなり、更にチームのレベルも上がっていく」

私は「つまらない勝利」より「おもしろい、あるいは充実した敗戦」の方がいいと考えるサッカー好きなので、
ジュビロはサッカーを見て好きになりましたが、アントラーズはそうではありません。
違うから、いまだにアントラーズを見続けているともいえるのですが(苦笑)
勝ちを目指す強い意思は絶対に必要なものであり、それを否定はしません。
ただ、アントラーズの勝利主義は、勝利至上主義は、目的のためなら手段を選ばない危ない女のようなもので、
時に目の前の試合をとるためなら今まで積み上げてきたものを崩壊させ、
でありながら、未来のためにと口実を設けたり、所属者のモチベーションを著しく上下動させています。

つきつめれば、現在の惨状を呼び込んでいるのが、勝利至上主義ではなく
アントラーズのもう一つのチームカラー「ヒエラルキー」であるのは、おのずと見えてくるのですが…。

サッカーには、攻めと守りがあります。サッカーは野球と違って、攻守を頻繁に入れ替えてやる種目です。
個で他を圧倒できる能力がある選手がいるならいざ知らず、そうではないのですから、
攻めの戦術・守りの戦術が発生し、それをプレーヤーは実行して勝利へつなげようとします。
その戦術を与えるのが監督の仕事であって、試合中にできることは選手交代ぐらいです。

守備が確立し、守備に人を裂き、攻撃は個人能力への依存度が高い―それがブラジルのサッカーだといわれたら
返す言葉はないんですけど、点を取られなければ負けませんが、取らねば勝てません。
以前、このLRで“彼”も言っていた通り。“彼”は取られてはならない重圧を楽しむDFですが。

あ、そうそう、あまり私の好きなものの悪口を“直接”言わないで下さい、お願いします(苦笑)
良くない、悪いとは重々承知ですので。でないと私があなたを敵として認識してしまいます。
一度、敵として認識した相手には、とことん冷たくしてしまいます、ええ。

私も同じ理由で痛いです…>Tさん
今日は2日目。鬱。憂鬱。女に生まれたのを唯一後悔する、月に一度のお約束デーですわ。
こんな自分で生まれてきたことに、決して満足はできないのですが、かといって不満もそうありません。
リセットして最初からやり直させてあげるよ、と言われても、うなずくことはできないです。
確かに、普通の人に比べたら、生きている長さの割に出会った人の数が少なくて、その分
辛く寂しい暮らしを強いられていると思うし、それを改善するのが現在の最重要課題ですけど、
でも、それでも、今まで積み上げてきた記憶というか想い出というか歴史は、愛しいんです。

人と出会う時…自分が思っている以上に、あっけない、意外な出会い方をしているものです。
出会おうと努力(たとえばメル友探し掲示板を巡る)もしてますけど、
大切な人とは、大事な友達とは、しょうもないことをきっかけに巡り会ったりしているのです。

こうやって一方的に発信している文章…私が作っている全コンテンツに対して、
反応を示してくれる人は、宝物です。普通、サイト見てもあまり感想なんか出さないでしょう?(笑)
そういう方々のリクエストに弱い部分は、どうしても否定できないです。物書きのさが。

帰る家を探して漂白する日々は、まだ続くでしょう。偽りの熱情を抱いて、辛い毎日を駆け抜けるのです。

今日の一言:「練習も大事だけど試合も大事、どっちかなんてありえないよ」


 2001年04月08日(日)   青い果実の行方 

toto、現時点では2試合外し。これだと明日は気になって仕事にならないかも、ですね。
昨日はとにかく、国立よりも柏よりも朝の鹿ガーデンへ行きたかったです!!(絶叫)
きっと、風水的に健康を呼び込むためには南へ緑のトルマリンゴを2個並べなければいけないようなもの。
同じ空気を吸って癒されたかったなぁ…一緒に時空間覇者の暗黒エナジー(ただし茨城限定)へ冒されたりして。

でも、10月に引き続いて、羽田さんを瑞穂へ召喚した覚えはないですよ!(力説)
疑惑はセレッソ戦の時から既に浮上してましたが、確かその時の答えが
「瑞穂は次の次だからレッドでないと」だったような…(自爆)
大体、今回は秋田さんの相棒、誰になるか分からないじゃないですか。
今日頑張ってた池内さんかもしれないし、金古さんかもしれないし、
本当にアルゼンチン遠征の招集日が14日になるかもしれないですし。

負のエネルギーはそれなりの反動というか代償を伴うものでしょうから―そうそう、今日久しぶりに
マンガの単行本を買いました。ジャンプコミックス、藤崎竜先生の短編集2。
「藤崎竜は短編の方が凄いのです!!」という帯がついているんですけど、まさにその通り。
今回も“一定の基準を超えた歪んだ性格はその人の周囲の空間をも歪ませる”話やら
素敵なマンガが4編。私はタイトルになっている"DRAMATIC IRONY"がお気に入りです。

藤崎竜といえば「封神演義」を思い出される方が多いんでしょうけど、短編が本当におすすめです。
特に最初の短編集「WORLDS」は超オススメ。確か藤崎先生って前職エンジニアだったような…。

私は毎日こうやって、先にやるべきことを放り出して破綻した思考、よどんだ感情を吐き出してるんですが、
文章として書き出された何かを見て、癒されるってありえるんでしょうか?
いや、このLRを見て不安を抱く人はいても癒される人はありえませんけど(苦笑)

文字は語彙を表し、語彙は対象を表し、対象のイメージが脳内へ読み込まれ…そしてその先には?
疑似体験は究極的に私へ何をもたらすんでしょうか? ちょっと不思議です。

…やっぱり"unlimited"1ページもできなかった…ごめんねユタ…(涙)

[出勤前追記]
昨日の鹿島については、廊下の伝言板の方で少し語ってみました。瑞穂…怖い…。

今日の一言:「だから、分かんないんです、ってば」(ちょっとファンやめたい気分になりましたさ…)


 2001年04月07日(土)   幸せの黄色いtotoシート 

廊下の伝言板にも書きましたが、ポンペイ(うちにいるポスペ犬パイルぬいぐるみの名前ですよ…)は
totoのシートを眺めて予想をするのが好きみたいです。選手はtoto買えないから(爆)
でも、あんまりしゃべらない子ですよ。正確にはジャンクションしてこない、と書くべきかな。

ジャンクションというのはFF8用語で、通常、実体を持たないガーディアンフォースの力を
(シリーズ的には召喚獣と呼んだ方がピンと来る存在。FFは一作ごとに戦闘システムをまるまる作り直すのが
スタッフのポリシーだそうなので、覚えるのが大変)使う、あるいは得る―きっと後者の方が意味合い大きい―ために
人間と“接続”する行為をさすのですが…この説明が合っている自信まるでありません。マニアの方ごめんなさい。

とにかく、そうすると記憶の一部がガーディアンフォースの常駐場所として割り当てられ、
その箇所の記憶が剥ぎ取られてしまうと…あ、ネタばれ? とにかく、私の中に“棲んで”しまって、
ああだこうだと言ってくるわけです、ジャンクションすると。
(「ゆうじ」@クッキーモンスターや「せいじ」@テディベアはジャンクションしてこないので話さない)

ジャンクションといえばミッフィー様(笑。もはや内輪ネタか?)。
一時期、500kmはありそうな距離をも超えてジャンクションしてくるという暴威を振るっていたのですが、
最近は茨城県内某所でつつましく暮らしているようで、先日、久々にお声を聞きました(爆)

それに比べて、ポンペイは人が締切をすぎたレポート(…)で苦しんでいても涼しい顔。
誰のために苦しんでいると思っているんだか―メヒコ戦なんて自家中毒起こしてました。
「自分の体内で生じた毒素によって起こる中毒」を自家中毒というのですが、
入場シーンの後、いきなりPK戦を書き始めたりして…余程「へたれ羽田」を書きたくなかったようで。

分かってるんですけど、分かり切ってるんですけど、その状態を表す文が浮かびません。
意識的にか無意識的にか、敬遠そして忘却しようとしています。
去年の8月に見た名古屋サテライトの試合(清水戦)なんかも、その一例ですね、おそらく。

嫌なのに、自らへ強制して書いて、そこで生じた悪感情でタイプする指が止まる―自家中毒ですよ(笑)

この調子では、あれだけ書きたがっている香港のアルゼンチン戦は、夢のまた夢。
(アルゼンチン戦では悪かったとリアルタイムで認識できているから。ブラジル戦は違います)

そうそう、最近、血が止まらないんです。指先がボロボロで。人間の指じゃないですよ。
いくつも血痕を作ってしまって、それを消すのに時間を割いてしまって、遅いと怒られるという。
日ごとに数が増えていきますもん。右手薬指から始まって、左手人差し指、今日は右手親指。

私はトヨタの工場のラインにいるロボットではありませんから、傷つくし、悲しむし、怒るのです。
それを…職場の人には分かってもらいたいんですが。人間を人間として見なさない仕事は最低です。

もう何時間も眠気と格闘しながら打ち続けてるので、言葉が言葉として成り立ってませんね。
はぁ、行方不明ってどういうことですか…。

今日の一言:「そういう質問には答えちゃダメって言われてるんですよ」


 2001年04月06日(金)   話す、書く、語る、述べる、記す 

八田康介が先発するかもって本当ですか?!

とにかく時間が足りません。足らない必要時間は“作る”ものだから、睡眠時間を削るとかすればいいんですけど、
それができない…私のリズムを支配しているのは精神ではなく肉体なのですよ、今は。

音声認識するパソコンがほしいです。しゃべったことを全部うち出してくれるもの。
または、モバイル。電車での不毛な時間も消えて一石二鳥なのに!
価格的には後者の方が安いだろうから、頑張ってどうにかするか…(アルゼンチンを諦めれば一発)

見もしないビデオをBGVとして一晩中流し続ける習慣もすっかり定着。
何度か夜中に目が覚めて、手でボタン押して巻き戻すんですよ(苦笑)
昨夜は一度、totoのCM(しかもロングバージョン)で目が覚めました。ああ、好きだなって(笑)

イエスマンって、冷静に考えたら絶対良くない存在だけど、不安定な時には必要なのかもしれません。
自分を肯定してくれる人。自己否定を繰り返し、自分を貶めるようになると、
荒れるんですよね…中日新聞夕刊に載っている虐待連載を読みながら、
虐待されなくても心がすさむ人だっているじゃん、と独り毒づいてます、天に向かって。
自分すら大切にできない人は、何かを大切にするって行為が分からないのです。

抱え込むべき感情、吐き出すべき感情の区別もつきません。
こうやって書き連ねている単語群の(一般的に)意味するところの内容は、本当に私の内なる感情?

曖昧な部分を…推察して…想像して…理解…補完…してくれる人。必要。

…顔いっぱいに、不安がにじみ出てるよ。自信なさそうな色をしているよ。
思い出して、ゼロじゃない、アナタには積み上げてきた闘いの記憶が、経験値がある。

辛そうな姿を見ると、胸が張り裂けそうに切なくなるのを恋というなら、それは恋。
愛というなら、それは愛。幻想というなら、それは幻想。狂気というなら、それは狂気。

静岡か神奈川へ置き去りにしてきてしまった感覚を、探しに行きたいと願う今日この頃です。

透明な愛情―海のように深く、大気のようにさりげなくアタシを包む、見えない想い。
愛は人を強くするし、愛は人を狂わせるし、愛は人を弱くする…ヒトを人らしくさせるから。

自分まで焼け焦げそうな燃える想い、生み出した幻想―形持たぬ者へ託して、放つ、それが精一杯。昇華…?
無秩序な感情の起伏へ偽りの名を与え強引に秩序付けおのれを騙そうという無駄な努力が続きます。

今日の一言:「ジュビロ、かぁ…」(SS席! 絶対に18きっぷ売ったのを後悔するんだろうなぁ)


 2001年04月05日(木)   黄金の玉座、時の覇者 

1日が24時間で、1時間が60分で、1分が60秒で、1秒が原子の規則的な動き(と記憶)で定められている以上、
時間は決して変わることのない不動のリズムで刻まれ…積み重ねられ続けます。永久に。
人間にも体内時計が(しかも脳と胃腸で別のが)あるらしいですけど、時の流れは人によって全く違う感じられ方をします。

サッカーのパスには緩急があり、その差異で試合のリズムは組み立てられていきます。
“彼”がボールを持った瞬間、次の刹那がどう訪れるか分からない―キラーパスを繰り出すかもしれない、
自らドリブルで持ち込むかもしれない、美しいクロスを入れるかもしれない、定まらないがゆえに
そこで周囲の者の時間は止まり、“彼”が周囲の時の支配者となる…だから“彼”は魅力的なのではないでしょうか。

Game Make, Create, Control ―ピッチに主と従の関係が生まれ、上へ立つのは“彼”一人。
その超越感は見る者そして操られる者を圧倒し、名を姿を声を存在を意識へ焼き付けられるのです。
オーバーロード、彼の名前は野沢拓也。

…前にも一度やった気がしますけど(苦笑)私にはこれ以上、野沢様を称える言葉は出てきません(再び苦笑)
1人の力で左右されるフットボールなんて、もはや現存しないファンタジー、幻影なのかもしれません。
だからこそ、野沢さんはファンタジスタなんです、私の中では。
彼のヴィジョン、彼の描くボールゲームは、彼自身の肉体をも超えてしまっている、
それも一つの証拠ではないでしょうか(イメージと動きのギャップに悩むMFは少なくないけど…)

設定されたある締切からの逃避をここ数日続けていて、今日は新聞スクラップやらJカードの整理に励んでしまいました。
ふと興味がナイジェリアのプレイバックへ飛んでしまい、ハイライトを流しながら雑誌をめくって…。
駒場のゴール裏へはられた「U-20 FINALIST」をはがせと過剰反応を示す私ながら、
前代に勝てない部分(組織の完成度が高いのは、前代がアジアユース後に監督交代しているから当然)が
あるのは分かり切っていて、その一番ひどいものが“黄色い腕章の存在感”だと思います。
…ナイジェリア大会では、どのチームもフェアプレイフラッグをモチーフにした黄色い腕章を使ってましたが、
伸二様はアジアユースの頃から黄色を巻いていたような印象が強くて。

何かアクションを起こす以前の段階―いるかいないかだけで、仲間に影響を与えてしまう絶対的な大きさ。
どうあがいても羽田さんには持てない力ですよ、こればっかりは。
人が放つオーラは、その人がその瞬間まで生きてきて重ねてきた一瞬一瞬によって左右され、
伸二様が歩んだ道のりは、到底普通のそれではなく、人の何倍もの重みをたたえていますから。

報知に西村監督が数馬さんへ興味を示したような、実に怪しい(苦笑)記事が載ってましたけど、
ディフェンスに危機感を持つのは当然、という指摘を複数から受け、私は、キレました(微苦笑)
羽田憲司および中澤聡太に関して私が持っているイメージが歪んでいるのは自覚してますが、
とにかく私は二人が好きで、二人が組んでいるのが好きで、それ以外はダメらしいのです。
二人がこのところ良くないのも承知、でも指摘されたくないんです。認めたくない(苦笑)
それで、ソラヲミナヨのレポート類も全く進まないんです…。

狂信者(fanatic)のごとく、自尊心などお構いなしに捻じ曲がった見方を主張できたらいいのに、とさえ思って。

今日の一言:「緑を見るとホッとするのはどうしてかな?」


 2001年04月04日(水)   未来は僕らの手の中…からこぼれ落ちるかもしれない 

エンピツさんのハードディスク障害で3日付がぶっ飛びました。
いつもLRはWindowsのメモ帳で書いたものをコピペするので、マシンに書いたのが残ってるんですが、
昨日のはなぜか残ってません。ま、かえって良かった気はしますけど―タクヤという
かわいい男の子の話(私もたっくん病?)と私の中における宮原さんの位置づけ
(“恐怖”を乗り越えて見に行くだけの愛があるか?)が昨日の話題でした。なんて両極端なテーマ。

で、宮原さんを見てきました。Marvellous Tasteを更新するか決めかねてるんですけど、
端的に感想をまとめれば「ミヤ3年目なんだよなぁ、といろんな意味で愕然とした」ですか。
色をつけるならネイビーといったところ。これ以上はちょっと言葉になりません…。

今回に限らず、3月以降、どうもサッカーを見るたびブルー入って帰ってきてるような気がしてなりません。
スポーツは勝ち負けがあるからプラスの感情ばかりもたらすわけではない、うんぬんの理屈は分かりますけど、
なんか、それとも違うような…悔しいんじゃないんです。切なかったり、悲しかったり。
嬉しさや楽しさは、一瞬以上持続しないんですかね…。

サカマガの鹿島ページに載っているカップを掲げる羽田さんの写真、最悪ですよ。
一番忘れたいと思っている(私が)表情、瞬間を抜かれてしまって。

トヨスポには“また”当分行けなそうです―1月は“現場”で負った傷が深くてダメだったんですが、
今回は予測していた以上に移動(特に地下鉄!)が辛くて。ひどいですよ、
いい歳した奴が犬のぬいぐるみをぎゅっと抱えたまま、あたりをきょろきょろ見回して。
いつまで閉ざされた空間に見知らぬ人と共にいることを強要されるのかって、暴れたくなりました。

お金も欲しいけど―第6回のtotoは1212201121011―お金で買えないものがもっと欲しいです。
親友、仲間、恋人、信頼、愛情、温もり、安らぎ、“帰る場所”。

サッカーは…私へ疲れや辛さや苦しみをもたらしてくれるけど、幸せや喜びをくれたりはしないのかな…。
過ぎ去った日々を懐かしむような、一見心地良さそうで、実は限りなく虚しい感情。

いまみたきみのえがおがすてきだとおもえるようになるのは、たぶん、なんねんかたってから。
だって、いまのあたしはむかしみたしあわせのきおくをかみしめていきているから。
なくさなきゃ、それにどんなかちがあるのかわからないなんて、ほんとうにおばかなやつだよね。

神様…欲しいもの、見つかりました。あたしに帰る家を下さい。帰りたいと思える家を下さい。

今日の一言:「今日はナビスコカップの1回戦だよ、チェックしてる?」


 2001年04月03日(火)   恋煩い…なのか? 

「タクヤ!」
電車を降りた私を追い抜かし、跨線橋を駆け上がった少年を呼び止める母親の声。
振り返ったタクヤ少年の瞳があまりに綺麗だったので、将来、男の子を産んだら
タクヤと―拓也と名づけようか、なんてわずかの間でも思ってしまった私は、たっくん病?
でも、すっごいかわいい子だったんですよ! Jリーガーでたとえるなら色白な池田昇平さん風。

4月になり、今までの直属上司が現場から本社へ戻ったので、これまで私たちパート
(契約上の私の身分は「パートタイマー」です)と一緒に現場で働いていた社員の人が
その肩書を継いだんですけど、とにかく腰が低い! こちらが恐縮してしまうほど。
あのままでは、百戦錬磨のパートのオバサマ方にいいようにされるのは目に見えている…。
さんざん書いてきた通りの残業屋扱いを受けてきた私にも、「応援(自分の担当フロアが終わっても
他の階へ回されて作業を続ける、それが残業)ありがとうございました、上がって下さい」と
15時半の段階で言ってくれるんですから。お陰で、こうやって出勤前1時間以外にもキーを叩けます。

とはいえ、日々の疲労は凄まじく、今の私は、一度寝てしまうと
部屋の電話が鳴ろうが枕元(!)で携帯が鳴ろうがピクリともしません。
私に電話をかけようとなさる方は、とにかく早めをお勧めします。21時より前。
(大体これを書いている18時過ぎ現在で既にかなりの眠気が…)

本当は寝たくないんです―最近、電車の暇潰しに乱用中の携帯ゲーム(通信費危険!! 出会い絡みを
利用しないのが今の精一杯の良心)でこんなフレーズが出てきました。ややうろ覚えですが。

寝る前に誰のことを思う?
このまま寝てしまったら二度と目が覚めないのではと思わないか?
もしそうだとしたら…寝る前に誰のことを思う?


眠りは人間がするあらゆる体験の中で、一番死に似ていると言われます。
誰を想うか?―隣にはウィンちゃんが…ポンペイくんがいるんですよ。

で、時間がないないとわめきながら、このLRだけ更新しているのは、生存表示です(あまり笑えない)
留守の日以外は、毎日書いているでしょう?

ご存知の通り、それなりの数のサイトを持ってまして、自分の中で一応優先順位をつけてます。
前はサイト別(ソラヲミナヨ→ニシカゼ…)だったのですが、今はコンテンツ別です。
最重要は観戦レポート。記憶の維持がサイトをやっている第一意義ですから、私の場合。
仕事中でも、記憶が薄れゆくのが体感できて、ものすごくものすごく嫌なんです。
この大脳におさめられた記憶を全部書き出して、吐き出してからでないと死にたくない、とすら思います。

唐突にひらめいた考えを刻むのは更に大事なことなので、こうやって…毎日力を振り絞ってます。
サイトを放置しておくことは簡単ですが、無視してるわけではないです。責任を感じてます。
私と近しい方なら、口癖のように「○○閉じる!」と言っているのをご存知でしょうが、
それは冗談でもあり、本気でもあります。何事にも熱しにくく冷めにくい私は、
一度やめると決めたものは、誰にどう言われようともすっぱりやめます。
たとえば、俊哉さんのページは他の要素が絡んでいたとはいえ…あとは、相馬&柳本コーナーとか。

ただ…"Marvellous Taste"は自分の中でそんな位置づけにまで“まだ”達してないことを特記しておきます。
宮原裕司さんは、まだ危険(大げさに聞こえるかもしれませんが、独りでどこかへ行くのは
今の私にとって非常にリスクの高い冒険なのです。本当です)を覚悟で私を引きずり出せる人ですよ。

あれだけ恐れている変化は、私の身にも、私の愛する人たちにも、着実に起きている、のです。

きょうの一言:「トルシエさんが記者会見するのは金曜日? なんかよく分からないよ」
(アルゼンチン行きのメンバー発表はいつからしら…ドキドキ)


 2001年04月02日(月)   逃げるが勝ち 

サテライトへ行き損ねたのは、電車の時間を勘違いしていたのが最も大きいんですけど、
現在、サッカーに関する記憶が飽和状態だからなのが、その素因だと思われます。
短いオフの間は餓えを覚えたりもしましたが…見に行くとまた書かなければならない、
これを考え出すと足が止まります(苦笑) 書かない、と決めてみるサッカーは意外に楽しいです。
メモを取って、のちにそれを清書することを意識しながら見るのは、
明らかに「観戦を楽しむ」域から逸脱しているような気がするのですよ。
まして、こういうサイトをやっているから、こういう試合は必ず見に行かねばならない、という義務感は。

サッカーは楽しく―本当に、本当に深い言葉です。

極端な話、「羽田がいかに優れた守備技術を備えているか」より「羽田がどれだけかわいい笑顔の持ち主か」の方が
はるかに書きやすいんです。だから、誰とじゃれてるだの…という記述が非常に多くなります。

今回、ソラヲミナヨではジャパンユースカップのレポ共演企画があって(えーい載せてしまえ!(超無責任))
差別化を図るべく、いつもと違う調子で書いているので、なかなか進みません。まだチリ戦前半。
たとえば、SeeTheSky選定MVP今野さんのプレー、現地で見ていてゴールを守っていたのは彼だという印象が
非常に強いのですけれど、リアルタイムでは全く感じていなかった見方=一人よがりな動きが多く、
羽田さんに何度もポジショニングを修正されていたというのは、羽田担当として触れるべきなのか?―等々、
常にインプレッション重視、いやオンリーの私にしては、周囲の見方を収集し過ぎです。

だんだん自分の書いている文章の意味が分からなくなって(普段使わない用語を並べたりしているので)
サッカーは言葉で語るスポーツにあらず、という誰かの名言を最初に載せてやろうか、という気さえ起きてきます。
なぜサッカーを見に行くのか?というのが愚問なのは、私にも分かるんですが…。
スタジアムという非日常空間で濃縮された喜怒哀楽へ自己投影し、通常なかなかできない
感情の上下動を楽しむ機構がフットボールであり、スポーツであると。

1〜2試合限定だと厳しいですが、ZEPHYRのごとく、私の好きな選手の良さを皆さんへ分かってもらいたい、
その一念だけに従って書いてみたいです。あたしが好きな○○はこんなにステキなんだよって、自慢して。

眠いとろくな文章が書けません…もうウィン=ポンペイと一緒に寝ます(!)

今日の一言:「なんで好きかって考えるのは、本当に好きじゃないから、理由がほしくなっちゃうんだと思うよ。
恋愛でもそうだけど、本当にすごくすごく好きだったら、そんな理由なんて考えなくない?」
(U-20は好きです…だけど好きな理由が見つかりません)


 2001年04月01日(日)   次節秋田・ファビアーノ出場停止! 

…というのはエイプリルフールの kidding として通じなさそう(汗)
別に今日、長居方面へそういう念を飛ばした覚えはないですよ!
だって累積は3枚で欠場なのに、瑞穂開催は次節ジュビロ戦の次!!

桜が咲いていることにも気づけない環境で生活している私は、
エイプリルフールなんてすっかり忘れてたんですけど、
鹿島公式(もはやso-netの1コンテンツ)に載っていた本山さんのユニフォームなどが出るイベント
「24時間ゴッコしようよ」は、so-net と @nifty の共同企画で、かなり面白いです。
オークションをのぞくつもりはありませんが、ぜひアクセスしてみてはどうですか?

子供の頃にやっていた「〜ごっこ」とバーチャル空間たるインターネットの接点を見つけた人はすごいです!

昨日は家でだらだら過ごしてしまって、何も書くことがないです。
あ、書きたかったレポートが全部途中で止まっているのは確かです(殴)
特筆すべきは、ウィンが湯船に落ちたこと?!(パイルで本当に良かった…)

プロ野球ニュースが終わるんですね。昔、これが始まる時間まで起きていることに対して
必死だった頃が懐かしいです。見ないと1日が締めくくれない時代が、確かにありました。
オフシーズンの旅企画とか好きでした。あと、高田延彦さんに興味持ったのもこの番組のお陰!

夜更かししてなんでもやれ、と言われたんですが、もう既に眠いです。ウィンと寝ます…。

[以下、午後追記]
先週のサテライト鹿島vs市原に続き、名古屋vs清水へ行けませんでした(殴)
最低です。ダメ人間です。いくらでも罵って下さい(やっぱり Marvellous Taste 閉鎖するか?!)
というか、どうも(自発的に)生サッカーを見よう、という情熱に欠けているような…。
特に独りだと移動がどうの…とかになってしまって。リスクを冒してでも何かを手に入れたい気持ちに乏しい。

ひどく贅沢なことを言っているのは承知です。見たくても見れない人がたくさんいるのに。
いや、宮原さん本当見たかったんですよ〜! 近いうちにリベンジを!!

今日の一言:「点を取られなきゃ負けない、点を取らなきゃ勝てない」


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