anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

Past : List : Will
2004年06月30日(水) であうわかれる。
「表」のサイトを閉鎖する
そう決めてから
何かから解放されたかのように
楽になった自分がいる

そうして徐々に拓いていく
新しい人間関係
行き付けになった掲示板サイト
そしてここの日記

そんな風にして人と出会って
そんな風にして人と別れて
あと何十人あと何百人と
関係を築いていけるのだろう

考えてみれば今までに
何百人と出会った?
何百人と別れた?

ただ道ですれ違うだけの人
ただ言葉を交わすだけの人
そして想いを伝え合う人

生まれてから死ぬまでに私は
何人と出会えて
何人と繋がれて
何人に覚えていてもらえるのだろう

そうか
覚えていて欲しいから
文章を書くのかもしれない。



いつもありがとうございます
正体を知りたい方だけご覧下さい


3つの名前にそれぞれ
役割と提示するものがあるから
どれも無駄じゃないのだけれど
3つの境界線を消していこうとしている
ここ最近では

どの私であっても
好きで

いてくれる?

My追加

2004年06月29日(火) 19のKyoには似合わない。
アクセサリーが好きなのは
お手軽に自分を変えられるから

気分によってころころチェンジ
今日は少し大人な気分
明日は少し子供な気分

安物ばかりが並ぶ中で
たったひとつのホンモノ

19の誕生日にもらった
アメジストとダイヤのプチネックレス

「ゴールドなんて似合わない」
そう言って拒んだ私に
「似合うようになってからつけてよ」
ちょっと笑って押し付けた彼は

もう護るべき誰かを持っていて
それがほんの少し羨ましい

幸せであれって
心の底からそう思う
世界中の人々が
なんて大それたこと願えないから
せめて
私に関わる人たちは。


先月行われた友人Tくんの結婚式。
私と「当時の彼」の共通の友人で。同じクラスだった。
Tくんは「当時の彼(以下シロー)」の結婚式に呼ばれていたらしいので
お返し(?)に彼を呼んだそうだけれど
そこでふと気がついたらしい。

いつもありがとうございます

というわけで呼ばれなかった私だけど
(というか女友達は全員呼ばれなかったらしい。
奥さんの手前もあるのだろう)
シローは結婚式の直前にドタキャンしたようで…。
「それならKyoさんを呼んでいればよかった」とTくん。

Tくんの結婚はある程度予想できたことだったけれど
シローの結婚は、正直驚いた。

シローは、私をはじめ、高校時代の友人達を
「なかったもの」として葬ろうとしていたから
当然音信は不通だった。
でも、人伝にでも話を聞いて、嬉しかった。
幸せになれよ、って。

まあ、もうありえないとは思うけれど
いつかまた、昔のようにシローとお酒を飲んだら
「私だって幸せだもんねー」と言えるように
遠回りした分今は精一杯幸せだと誇れるように
シローに私という存在がいたことを後悔させないように

出来る限りのことをして生きていこう。

それがきっと、出会った人々への最大の恩返し。
よね?

My追加

2004年06月28日(月) 展望/失望。
他愛もない
未来の話をする

「姜が作ってくれる食事が
今のところ、一番楽しみなんだよ」

その一点ばかりを
繰り返されることが
少し悔しくもある

けれど

その一点だけでも
楽しみにしてくれるなら
頑張ろうって

そう
思う。




さてここからは全く恋愛と無関係な話。
メンタル色の強い愚痴吐きなので読み流したほうが得策だと思われます。

どうしようもなく落ち込んでいるのはわかるけれど
こんなメールを送られてきた日には、縁を切ろうと思ってしまう。

「どうしたら楽に死ねるかな?」
「死ぬ方法を教えてよ」

は?誰に聞いてるんですか?
きっとそのメールを送ってきた人にはそれなりの考えがあって
(ないのかもしれないと最近思うようになってきましたが)
私が似たようなことを繰り返してきたから
同じ痛みを共有していると
私になら言えるんだと
そう思っているのだろうけれど。

私は間違っても、他人に「死に方」を尋ねたことはなくて。
というかそういうのは、ルール違反でしょう。
尋ねられたほうがどんな気持ちになるか、わからないのだろうか。
きっと本人はそれどころでなく追い詰められているのだろうけれど
それでも、もうちょっと他人の気持ちを斟酌できないものか。

まあ、私だって全く他人のことをあれこれ言えず
いろんな人に迷惑をかけつつここまでやってきたのだけれど
今だからこそ、こんな偉そうなことを言えるのだろうけれど
それでも、おかしいと思いませんか?

楽に死ねる方法を教えて。
尋ねられて、「こうすればいいよ」なんて返せると思いますか?
自殺幇助なんてまっぴらです。私はそこまでお人好しではありません。
むしろ性格的には極悪な部類に入ります。
「そんなに死にたいならさっさと(以下省略)」と言わないだけマシ…かな?
きっと、打ち明けてきた人は、引き止めて欲しいのだと思うけれど
そんなやり方で人の気を引くのはすごくすごく嫌。
そこまでしたい気持ちも、全く理解できないわけではないのですが
もう正直、そんなことに巻き込まれたくないんです。私、自己中だから。

生きてていいよ。
あなたは悪くないよ。
あなたは正しいんだよ。
だから。
お願い。

なんて何度何度何度繰り返したって心の底には届きもせず
「やっぱり誰もわかってくれないんだ、私は孤独なんだ」
って当たり前でしょう。あなたが人を拒んでいるのだから。
受け入れて欲しかったら、まず、受け入れなさい。
受け入れてもらえるだけの自分になりなさい。
わかって欲しいと思うのなら、きちんと自分を示しなさい。
曖昧なまま保留して、100%わかってもらおうなんて虫が良過ぎだわ。

と、らしくもないことを思ってみたりします。

わからないけど
私はきっと、「メンタルな病気」という繋がりで保たれる関係に
嫌気がさしているのだと思います。
きっかけはそれでも構わないけれど、病気でだけ繋がっていたくはない。
人との繋がりを確保するために、病気なんて手段は使いたくない。
同じことを経験してきたから、関係の導入としては良いのだけれど
それでしか繋がれないなんて、寂しすぎる。悲しすぎる。

だから、かな。
「表」のサイト…もう開設して4年以上になりますが
そこを閉鎖しようかな…なんて考えています。
ちょっと管理を怠っていたせいで、掲示板が消えてしまったのも
理由のひとつではありますが…。

既に、「表」で、出会うべき人とは出会ってしまった感があります。
もうそろそろ、いいのではないか、と。
それに、メンタルサイト(今は創作系だけど)として立ち上げたものの
もう私も通院を卒業してしまうわけで
これ以上続けていく意義があるのかどうかがわからなくなってしまって。
ハンドルネームに愛着はあるのですが…。
完全にメンタル色を払拭して新しくやり直すか
Kyo Sasakiとしてのサイトだけを続けていくのかはわかりません。
まあ、でも。そろそろ…ね。いいかなあって。
出会って、然るべき人達とはリアルでの関係を深めてきたし
はー。何を言いたいんだか、相変わらずグチャグチャです。


いつもありがとうございます

そんな人生もアリ。
纏まらないけれども終わり。

My追加

2004年06月27日(日) 別フィールド。
ある程度の匿名性が確保されるからこそ
言いたいことを書けたりもする。

フィールドを変える度に名前を変えるのは
匿名性を確保したいからという理由と同時に
自分の性格的なものに区別をつけたいからでもあって
現在ネット上でメインに使っている名前は
Kyo Sasakiを含めて3つあるけれど
それぞれが同一人物だと思えないことだって
多々あるに違いない。
3つの名前全てを知っている人なんて
片手の指でも余ってしまう程度だけれど。

自分の発現にはきちんと責任を負いたいけれど
私的な部分にまで踏み込まれるのは
当然ながら、まっぴらごめんであって。
きちんとそのあたりの境界線はわかって欲しいと
心の底からそう思う。

ある人の知っているKyo Sasakiは
Kyo Sasakiでしかないんだ。
本名の私を全て体現しているものではないんだ。
私はあなたと接するときに
Kyo Sasakiというキャラクターとして振舞っているのであって
本名の私で向き合おうと思っているわけではないんだ。
卑怯だと言われるかもしれないけれど。
相手とどう接するか?相手をどう捉えるか?
同時に、相手にどう捉えられるか?
そういうところまできちんと考えて
私は自分の名前を使い分けているんだから

別のフィールドまで割り込んで来ようだなんて思わないで?
ネ?


いつもありがとうございます

メールを送ってこないでくれと宣言しても
1ヶ月経てば受信ボックスは未読メールの嵐。
別フィールドにまで介入してこようとするし
再度、メールは送らないでくれと言ってみても

「じゃあ受信拒否にすればいいじゃないですか」

って何考えてんだよ、テメェ。
勝手なこと言ってんじゃねえよ。しばかれたいのかよ。

言葉が乱れてしまったけれど
まあそんな感じで

粘着質なのは嫌だなぁ、と。
自分もそうならないようにしよう…。

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2004年06月26日(土) 出して縛って。
嫉妬だって
して欲しい
から。


今日の小ネタ。
以下、私と冬寿のメッセ中の会話。

いつもありがとうございます

がーん!違う!違いますー!
ついでに言うなら、「鑑賞」は「干渉」のタイプミスで…。
確かにえっちな意味にも取れますけどね。
出してー縛ってー鑑賞してー…って。
どういう人間ですか、私。そういう人間です。
でも名誉のために弁解しておきますが
出して=マイナスの感情も出して
縛って=独占欲を顕わにして
そういう意味なんですよ。お間違えなく!

今日
冬寿に
キレられました
珍しく
嫉妬
されて

普段
嫉妬なんて
見せない
から
キレた
彼は
怖かった
です

文字を
見て
パニックで
発作を
起こす
ほど


私は基本的に「束縛されたい」人間なのだろう。
そうされていないと、不安で不安でたまらないのだろう。
そして冬寿は、本当は「束縛したい」人間なのだろう。
だけどそうしてしまうと、嫌われると思い込んでいるのだろう。

よくよく考えたら、きちんと利害は一致していて。
縛られたい私、縛りたい冬寿。
ちょうどいいんじゃない?ねぇ?

でも…やっぱり…。
縛るとか縛られるとかって、どうしても危ないニュアンスね。

本日のKyoは、珍しくアダルトモード(?)で。

My追加

2004年06月25日(金) 誰でもが服用できる薬、誰でもが使える武器。
実は私よりも「詩人」な部分がある冬寿
(リアルで彼を知っている人はびっくりするだろう)
彼が「交換日記」(非公開ですよ!笑)に書いていた。
ごめんね冬寿(見ていないだろうけど)引用するね。

 誰でも服用できる薬であり、簡単に誰でも使える武器であり、
 重みを、きちんと理解してないと、使い方をまちがえると、
 取り返しのつかないことになりかねない。

というのが、冬寿の思う「言葉」論。
なるほどね、って思う。
そして彼はこんな言葉も残していた。

 いつでも薬にならなくてもいい。
 相手が一番嫌がる、傷付く言葉でなければ。

理想通りに物事が進むことなんて殆ど無いに等しいけれど
頭の中にそういった「認識」を留めておくことは
とても重要なことなのだと思う。
そして彼はそういうところをきちんとしているのだろうから
何度裏切られても心のどこかでそう信じているから
だから

好きなんだろうな。きっと。

理想ばかり追い掛け回して口ばかり達者で
そういう人間は私にとっては嫌悪の対象だけれど
理想も持てない人間にも魅力はないと思うから。

何とも思っていない人の、どんなに鋭く悪意のこもった言葉より
大事に大事に思う人の、何気なく発した軽い言葉のほうに
より多く傷付けられるのは
きっと「心」が「言葉」に作用しているからだと思う。
発する人の心の問題ももちろんあるけれど
受容する人の心の問題も大きいのではないかな、って。

言葉というのはものすごく可能性を秘めたもので
もちろんそれだけにとらわれてしまっては意味がないけれど
人を癒すのも言葉、傷つけるのも言葉なら
出来るだけ多くの人を「活かす」言葉を使っていたい。

偽善なんかではなく
自分が得るものが大きいから、ね。


いつもありがとうございます

…実現するかしないか、結果はともかくとして
そこに到達できるように、やるべきことはきちんとやらなければ。
もし到達できたとしても、それはもちろん終着点などではなくて
まだまだ私は生きている限りいろんなゴールを目指すのだし
…あれ?ゴールなんて設定しちゃったら面白くないか。

人生は障害物競走。
遠回りして障害に当たりっぱなしだったここ数年だけれど
得たものは確かにいろいろとあるし
病気も何もかも無駄じゃなかったと思っていたい。
そう思えるようになったことこそが、やっと得ることが出来た
私なりの強味じゃないのかなって、今はそう思える。

イラナイ傷もたくさん残ったけどね。

My追加


ここ最近アクセス数が増えていて少しびっくり。

2004年06月24日(木) けーこく。
今日は徒然と思ったことを。
纏まらない文章・不可解な日本語・独り善がりな考え
そんなものが得意な私なので
さらーっと読み流す程度に受け取ってください。

自分を筆頭に思うのだけれど
メンタリティに問題(あえて病気とは言わない)のある人は
「言葉」というものを大きく捉えるんじゃないか?と。

言葉になんて大した意味はない、なんて嘯きつつも
その「言葉」によって導かれる考えに救われているから
(例えばカウンセリングなど)
たいして大きな意味を持たない、軽い言葉を耳にしても
その裏に潜む真意を深読みしようとしてしまう。
いや、もともと、相手からすれば、潜むも何も
最初から真意など存在しない、本当に軽い軽い言葉であっても
「本当はこういう気持ちを持っているから、だからこんなことを言うんだ」と
そういう風に思い込んでしまう。
そしてそれによってさらに自分を追い詰めて…と。
もちろんその正反対に、何気ない言葉に救われることも多々あるし
何もメンタリティに問題のある人に限ったことではなく
「普通」(この言い方は嫌だ)の人でも同じような感慨を持つことはあるけれど
自分や、自分の周りにいる人々を見ると、どうしても
私達(=メンタルな病気を抱えている人)にその傾向は顕著に見える。

誰と向かい合って話をするときにでも
「言葉」というものの持つ影響力には留意しておかないと
本当に、本当に何気ない一言が相手を追い詰め
関係を崩壊させかねない。
それを、わかっていない人が多いのかな、と思う。

知識として知っていることと、自ら体験し噛み砕いて理解するということは
全く別次元の問題で。
「知っている=理解している」と勘違いする人が多いのもまた事実。
そして、理解するには幾多の経験と長い時間が必要で
それは待っていて与えられるだけのものではない、ということも。
自ら飛び込んでいって体を心を張って勝負しなければ
わからないことも、世の中、たくさんあるんだよ。
というより、そんなことばかりなのだと思う。

まあ、わかったような口を利くこの私にしろ
表面上、ほんの一部しか「理解」なんてしていなくて
偉そうなこと言ってる割には、言葉で人を傷つけています。
逆もまた然り、なのだけど(傷付けられることもかなり…)。

どうしてこんなことを考えたかというと
昨夜(=24日夜、書いているのは実は25日)冬寿から言われた
こんな言葉が原因で。


いつもありがとうございます

…どかーん。私の逆鱗に触れました。
やりたくないからやらないわけではない。
それは冬寿もきちんと承知していたことであって
上記の言葉は本当に「口が滑った」以外の何物でもないのだけど

…泣きました。

治って、完治して、やっと人並みになれるのだし
一生人並みに追いつけない部分もある。私は。
やる気だけは十分にあるし、向上心だって強いのだけれど
体が気持ちに追いつかない部分が多すぎるんだってばー…。
まあ、一生そのままで終わる気なんて、さらさらないけれどね?

今日の日記を一番読んで欲しい相手は、他でもない冬寿なので
ひっそりつけている交換日記にURLを貼りつけてきます(笑)。

My追加

2004年06月23日(水) もうひとりの「彼」。
どうでもいいメールには
すぐに返事をくれるのに
思いをぶつけたメールは
あっさりとスルーなのね

まあ、仕方ないんでしょ
寝る直前のことなのだし
眠気にだけは勝てない君
だから仕方ないんでしょ

だけどやっぱり悔しくて
他の「彼」を抱きしめて
大好きだって囁きながら
朝が来るのを待ってみる

そんな毎日。



いつもありがとうございます

18のときに出会ってから
8年越しの片想いを捧げる相手には
冬寿もメロメロ(…死語ですね)で。
webカメラを立ち上げたまま
少し席を外すときにはいつも
「彼」を代わりに座らせていたり。

「つぶらな瞳がこっちを見てるー!」
とかって嬉しそうにメッセージを送る冬寿。
可愛がってくれるのは嬉しいけれど、少し複雑。

だって随分昔の恋人に買わせたんですよ。
…500円だったけど。
「彼」と目が合ったとき、運命を感じましたね。
こんな強烈に運命を感じたのは
後にも先にも「彼」だけだろうなって。

嫁入り道具にしようっと(笑)。

My追加

2004年06月22日(火) 自己保身。
Myエンピツの中の
「サトミ」さんの日記を読んで

 大嫌い。
 死んでしまえと思う。
 ここまで殺したい人間なんていない。
 人を傷つけてまで、自分を守りたい?
 何て人間だ。
 早く殺されてしまえ。
 人の心の痛みもわからないやつに、
 生きてる感覚なんて与えちゃいけない。

私にかけられる言葉なんてない…けれど
慰めでもなく、逆に皮肉でもなく

自分を守りたいのは
自分が「痛い」からで
自分の傷みもわからない人間が
他人の痛みをわかるはずがなくて

自分も守れない人間に
そんな人間に守られて
嬉しいなんて思う人は
きっといないから

自己保身というのは
醜く感じるかもしれないけれど
全ての基本なんだって

私は少なくともそう思う

うん
何の関わりもない
私はただの「読者」でしかない
けれど…ね
ああ、上手く言えなくて
自分がもどかしい
すごくすごく。


わからない。私はものすごく自己中心的な考え方しか出来なくて
「誰かのために何かをしたい」と思うその根底には必ず自分がいる。
自分がそうされたいから。自己満足に浸りたいから。
そんな気持ちがないとは言えない、ううん、大いにある。
だけどそれが間違いだなんて思ってはいない。
私は汚い人間だから、「無私」なんてものは存在しないと思っている。
少なくとも私の中に、そんな高潔な感情はない。
みんなみんな、元を糺せば自分のため。

冬寿に笑っていて欲しいと思うのも
笑っている彼を見るのが好きだから。
私が満足するために、彼に笑っていて欲しいと思う。
手当たり次第に感情をぶつけるのも
自分が傷を負いたくないから。
私が無傷でいるために、誰かを犠牲にしようと思う。
何かを感じるべき「自分」をなくしたくないから。

んー、やっぱり…私は感想を述べるのが下手なようで。
もっと、自分の心に湧き立つものを
的確に表現できるようにならなければなぁ。
しばらく「文章」も書いていなかったし(日記除く)
少し文章修行でも、しようかな。


以下の文章は、上記の話とは全く関係ないこと。
大いに傷付いたことだから、むかついたことだから
忘れたくなくて書き残しておくけれど


いつもありがとうございます

なんてことを、数年前に実の母親から言われて
すごくショックだったことを思い出した。
悪夢がきっかけで。
確かに私は当時、ものすごくものすごく不安定だったし
そう思われても仕方のないような何かがあった。
でもね。
やっぱり言われることは苦しくて。
じゃあ私は、何になれるのだろう?って悩んでみたり。

子供が欲しい!というわけではない…けど
資格がないとまで言い切ってしまわれたことは
真冬に頭から冷水を浴びたようなショックだった。

じゃあ、今は?
今の私にも、やはり無理なのだろうか。
今の私にも、「資格はない」のだろうか。

普段は別ハンドルで活動しているのだけれど
そちらで公開している小説の中で
「資格」について触れたことがある。
そんなことをいろいろ思い出して

なんだか具合が悪いんです。ふふ。
でもまだ、笑っちゃえるから、大丈夫。

My追加

2004年06月21日(月) きゃっしゅばっく。
何をそんなに
不満に思っていたのか
やっとわかった
そんな気がする

私が10の気持ちを与えても
返ってくる気持ちは3でしかない
それが不満だったんだ

10を与えて
見返りが3なら
それを5にするには
私が20与えればいい

見返りは求めないとか
与えられるのが当然だと思わないとか
格好の良い言葉を吐いてみても
本当は
欲しかっただけなんだ

10与えたら
10返して欲しかった
ただそれだけなんだ

損得勘定なんて抜き
そんなことを口にしても
本当は
欲しかっただけなんだ

10返してなんて言わない
言わないけれど
どうやったら5を返してくれる?


10が限界値なんだとしても
欲しいもの=見返りの5のためになら
平気で(とは言わないけれど)20与えてみせる。
だけど


いつもありがとうございます

そしてそれを
胸の中に秘めたままではいられずに
きっとまた要求してしまうのだろう。

堂々巡りで
終わりのない追いかけっこ。

My追加

2004年06月20日(日) 狩り。
どっちにしろ
思い込みが強すぎて
にっちもさっちも行かなくなるのが
私の悪いところなのだろう

がむしゃらだとか
ひたむきだとか
プラスに取れないこともないけれど
だけどやっぱり
私のそれは少し病的で

だから
自分を追い込んでしまって
身動きが取れなくて
泣いて
喚いて
叫んで
傷つけて
傷ついて
無理に笑って
また泣いて
エンドレス

どんどん、どんどん
袋小路に追い込まれていく
追い詰めているのは
他でもない私自身で
わかっているのに
わかっているのに、なあ

ねえ
どうしたらいい?
私はやっぱり
あなた以上に
不器用な子供なのかな。


いつもありがとうございます

まあ、彼が問題としているのは、その「手段」なのだろうと思う。
あはは、私、馬鹿で単純で短絡的だから。
一番手っ取り早い方法を取ろうとするのね?

限界は超えないようにしたいと思うけれど
だけど少しくらいの無理はしたいんだって思う。
わからない。ただ、認めて欲しいだけなんだろうと思う。
よくやったね、って。頑張ったね、って。
でもちょっとやそっとの努力じゃ目に見えないから
だから限界を振り切るギリギリまで行ってしまうんだろう。

でもわからない。やっぱりわからない。
何のために?誰のために?

形振り構わず、後ろを顧みず、限界を考慮に入れず
いつもいつも突っ走って、挙句の果てに
精神的にも肉体的にも倒れてしまうのは
そこまでしなくてもいいんだよって甘やかして欲しい
ただそれだけなのかもしれない。
そこまでやっているという自分の状態に
ただ酔っていたいだけなのかもしれない。

まずやらなきゃいけないのは、そのあたりの意識改革なのにね。
まずいなぁ。まずいよ、私。
姜、もうちょっと意識しよ?

My追加

2004年06月19日(土) タメイキ。
まだどことなくぎこちなさを残した会話
その端々に潜むのは相手を想う気持ち

どうしても顔が沈んでしまう私に
どうしても上手く言葉を紡げない私に
故意なのか無意識なのか
他愛もない話題を振って笑わせようとする

そんなところが
大嫌いで
でも大好きで
だけど大嫌いで
わからなくて

ため息。


今日の小ネタ(?)。
冬寿の部屋の扇風機には、こんなことが書いてあります。

いつもありがとうございます

…これは…何?
一体どんな機能がついた扇風機なんだろうと思ったら

整髪剤と録音機についていたシールを貼っていただけでした。
…少し考えればわかりそうなことなのに、真剣にわからなくて
一生懸命に考え込んでいた私は、やっぱり
今、どこかおかしくて、頭が回っていないのでしょう。

…そこ、いつものことだろう?とか、言わないのっ。

まあ、インテリジェンスの欠片すら感じさせない私だから
仕方ないんだろうけれどね。むー。
My追加

2004年06月18日(金) ギブアップ寸前。
体が
ついていきません
気持ちに


いつもありがとうございます

人間の体って
こんなに熱くなるんだ、って
初めて知りました

40.2℃

でも
生きてます

でも
好きなんです

絶対とは言えないけど
たぶん。

My追加

2004年06月17日(木) 今時、書けないぞ。
記憶の混乱も大半が収まって、きちんと取り戻して来ました。
そんな17日深夜(正確には18日)です。
夜が明けたら、7:30過ぎに家を出て、病院に行かなければ。
呼吸器科と、精神科。前回の検査結果も出ているはず。
果たしてマイコプラズマ肺炎か、好酸球肺炎か、気管支喘息か。
まあ、何だって、きちんと向かって治せばいいだけ…だよ。

さっき、冬寿に褒められました。なんだか嬉しかった。とても。

挨拶に行くって決めてから、実際来るまでの間
事あるごとに泣いて、喚いて、手がつけられなかったけど
実際に来た途端、ちゃんと振舞えて、気に入ってもらって
そういうところは、素直にすごいと思うよ。
あれで、実際もオドオドしてたら、少し嫌になったかもしれない。
お礼状もきちんと書いてた。褒めてたよ。あの親父が。
あの、何も話さない親父がだよ。
今時、こんなにきちんとした文章、書けないぞ、って。
俺も、鼻が高かったよー。

…すごくすごく緊張して、手が震えた状態で書いて
正直、何を書いたのか…あまり記憶にないんですが。
まあ、もともと文章を書くのは好きだし、勉強もしたし(大学で)
ビジネス文書も書かされたし…慣れていたのがプラスになった感じで。
(お礼状で、こんな、日記みたいな、くだけた文章は書きませんよ)

褒められたことは、素直に、嬉しい。社交辞令であっても。

でも、何書いたのか忘れちゃって恥ずかしいから
冬寿、今度、実家に行ったときに処分してきてよー?

「たぶん、大事に取ってあるよ。

いつもありがとうございます

ヤダ!ありえないし!ひー!
記念だーもう二度とないかもしれないとかって?

「家宝になってたりしてね(笑)」

あっはっは。ヤダねー、そんな家宝、いらないよねー。

不安定になっても、記憶が混乱しても、泣いても、喚いても
最終的には、笑えたら、それでいい。
今までは、ちゃんとそういう風になってきた。
これからだって。

まだ、死ぬことなんて考えちゃいけないけれど、だけど。
死ぬ間際に「あー、楽しかった。辛かったけど、楽しかった」
そうやって笑うことが出来たなら、人生、最高だと思う。

My追加

2004年06月16日(水) ボタンなし。
これを書いているのは17日の夜です。
近頃、ストレスが過剰になっているのか、とても不安定で
よく、記憶が混乱してしまいます。
一時的だけど、自分の名前もわからなくなったり。
以前ほど頻繁ではないし、すぐ回復もするのですが
それでも、すぐに追い詰められてしまう、この癖だけは
どうにかしたいと、本気で思います。

冬寿が与えてくれるものを(精神的なものも物質的なものも)
当たり前のことだとは思いたくありません。
「好きだからフォローする」
それを当然のことだと慢心したくはない。
感謝の気持ちは、ずっと持ち続けていたい。
いるのが当たり前、話すのが当たり前、そんなわけはなくて。
好きでいてくれることも、当然のことではなくて。

なんだかな。なんなんだろう。
今日は投票ボタン、敢えてつけません。
いつも投票してくださっている方、ありがとうございます。

私はまだ子供で、弱いけれど
もっと強くなれるように頑張ります。
冬寿のため、だなんてバカなことは言いません。
自分のためです。

2004年06月15日(火) 同封。
先月、冬寿の家に遊びに行ったときに、忘れ物をしてきました。
服(白のシースルー)と、歯ブラシ(未使用)。
歯ブラシはともかく、服は手元にないと困るので(買ったばかりだし)
送ってね…と言っておいたところ、今朝、ゆうパックで届きました。
私が畳むよりも、綺麗にきちんと折り畳まれた服の上に
一通の手紙(封筒にも入れず、剥き出し)。

Dear 姜
せっかく送るのだから、手紙でも久しぶりに。
最近、喧嘩が増えてきたね。
正直、良い傾向なのか悪い傾向なのかわからないけど
相手を傷付けられるくらい、近づいてきたってことだよね。
そう思うようにするね。
短いけど、これで終わり。服もちゃんと送ります。

いつもありがとうございます
じゃあ、またね。


部屋に女物の服なんかがいつまでも置いてあると
実は女装の麗人なのか?って誤解されちゃうじゃん!
…ということを、先日、メッセンジャーで言っていた冬寿ですが

絶 対 無 理 だ か ら 。 麗 人 は 。
だ っ て ヒ ゲ が 目 立 つ じ ゃ な い で す か 。

たったこれだけの文章を、汚い字で書き殴った手紙。
それを見たら、思わず泣けてきてしまいました。
どうしてだろう。最近、絶対涙脆くなっている気がする。
感情表現が豊かになってきたのかな、と、あえてプラスに。

本当に、冬寿と付き合うようになってから
些細なことで怒り、笑い、泣き、興奮するようになりました。
良くも悪くも、私を変えてくれたのは彼なのだろうな、と
感謝しています。本人には言いませんが。

そんな彼に、また、1ヵ月後に、会いに行きます。

…でも旅費…が…。どうしよう。お金がない。絶望的に。

追記:「仕送り」は同封されていませんでした。当たり前ですね。

My追加

2004年06月14日(月) オーラで。
目の前にいないから
伝わらない
仕方がないのだけれど
覚悟していたことなのだけれど

悪態をつきながらも
必死で発している
「愛してる」
態度で視線で涙で

でも
目の前にいないから
伝わらない
仕方がないのだけれど
覚悟していたことなのだけれど。


また約束を破られたから

いつもありがとうございます

そもそも、ペナルティをつけようと思ったのは
約束を破るということが、どれほど「重い」ことなのか
それを実感してほしかったから。わかってほしかったから。
人間として、最低のルールだと思うから。
どんな些細なことでも、約束には、きちんと責任もついてくる。
それを理解してほしかったから。

だけど、それをわからせるために、わざわざ自分の好まぬことをして
…そこまで「自分」を張る価値があるのか、と。

ない。そんなものない。あんたにそんな価値があるとは思えない。

なんて、冬寿に言ったんだけど。本音かどうかはともかくとして。
たまには突き放すことも重要でしょ、って思う。
いつも飴ばかり与えてちゃダメ。きっとダメになるから。

何気なく発した言葉でも、聞いている人間がいる以上は
そこに必ず付き纏う「責任」。
それが、それこそが「言霊(ことだま)」なんじゃないかって思う。
自分の言葉に縛られることが、善であるとか悪であるとか
そんなことはどっちなのかわからないけれど
良くも悪くも、きちんと責任は取らなきゃいけない。
私の中での最低ラインのルール。

出来ない約束は初めからするな。散々言ってるんだけど。

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2004年06月13日(日) アクセルとブレーキ。
弱いときは、廃人みたいに弱いけど
強いときは、誰よりも執念を持って生きようとするから。
…廃人みたいっていうのは、言い過ぎだな。
弱いときは弱いときで、必死で何が何でも死のうとするから。
なんでも必死になり過ぎるのかな。いいほうにも悪いほうにも。
俺と正反対で。

って言われてしまいました。メッセで。
苦笑しつつも頷くしか出来ません。だって本当のことだから。
ここ最近でぶつかりあって消耗したりして
そんな中から、彼なりに感じたことなんでしょう。

私がアクセルで 彼がブレーキで

「姜が必死になってやってくれるから
俺は少々手を抜いても大丈夫だ」
「冬寿がどうせブレーキかけてくれるから
少々暴走したって大丈夫かな」

お互いにそんなことを思いながら
でもブレーキのままで、アクセルのままで
そのままで一生を終える気なんて、さらさらなくて。

自己主張が強くて角ばかり突き出しているところは
お互いにぶつかりあってすり減らしていくしかないね。きっと。
今のところ、目に見えた変化は起こっていないけど。


先月、彼の実家の近くの病院に行ったのですが
救急で、日曜日だったために精算が出来ず
預かり金として1万円、取られて来ました。
差額がまだ返金されていないので、生活がカツカツです。
「お金がないから、ご飯食べられないー」
ふっとそんな話になったときの彼の反応と
それ(彼の反応)を聞いた、友達の反応。

いつもありがとうございます

あっはっは。愛人待遇ですか?私。どっちにしろ。
とりあえず、財布の中に転がっていたお金をはたいてパン屋へGo。
チョココロネを買ったら、店の奥さんが
「賞味期限が今日までだけど」と躊躇いつつ
ラスクをおまけしてくれました。
(常連なもので、時々こうやっておまけしてもらえます)
なんかすごく貧乏くさいですね、私。いや、お金はないんですが。

まあ、そんなこんなで、いろいろと話はずれましたが
最近、ぶつかり合うことが多い分、理解も深まっているんじゃないかと。

雨降って、地固まる?
My追加

2004年06月12日(土) コドモなオトナ、オトナなコドモ。
いろんな理由が絡みあって、昨夜は壮絶な喧嘩をした。
メッセンジャーで、メールで、電話で。
相手の顔が見えないから、反応が窺えないから、言葉しかないから
加減することも出来ず、段々と感情はヒートアップ。口論はエスカレート。

もう何がなんだかわからない、こんな俺なんて…と言う彼に
私が初めて突き付けた、冷たい言葉。

「グダグダ言ってる暇があったら変わってみせろ。

いつもありがとうございます

結局2時間ほどに渡る言い争いも収束し、私が冷静な声で電話をかけた。
諄々と説く私。きっと彼は電話の向こうで項垂れている。

「俺ってさ、喧嘩のときくらい、子供になりたいんだよ。
だけど、普段冷静にしてる分、そんなときに子供みたいになったら
あ、なんだコイツ、本当はガキなんじゃん…って冷めるでしょ?引くでしょ?」

不謹慎だけど、くすっと笑った。

「冬寿、自分が思ってるほど、周りの人は
冬寿のこと、大人だなんて思ってないよ。
意外とガキっぽいよねーって言ってる人のほうが、ずっと多いよ?」

「えっ!?なんで?俺、そんなところ、他人に見せてないのに」

ああ、だからこの子は放っておけないんだ…。
いろんなことがあったから、対人関係を上手く築くことが出来ない。
経験値がないから、レベルが低い。しかも、レベルが上がりにくい性質ときた。
そこからまた、いろいろと説明。
冬寿は、まだまだ人と接し慣れていなくて、子供であること。
人と接して慣れていくうちに、相手の本質を掴めるようになること。
大勢と接すれば接するほど、人間のパターンが読めてくること。
冬寿は「能力がない」わけではなく、「経験が足りない」だけだということ。
だから、人と接して、経験を積めばいい、可能性はあるんだということ。

「俺って、やっぱり、まだまだガキなのかな…」
喧嘩直後にしては珍しく、素直に感想を述べてくる。
それを聞いて、笑った後、どうしてかわからないけれど
私の方が泣き出してしまった。ぼろぼろと。
電話口でも、その気配はしっかりと伝わったらしい。
「姜、泣かないでよ」
「泣いてないよー(嘘。本当は大泣きしてる)」
「姜がそんなにしおらしくなると、俺も素直にならなきゃって思うじゃん」
「じゃあ、冬寿に素直になってほしいときは、嘘泣きすればいいの?」
「むー…」
そんなこんなで、お互いがしおらしくなって、素直になって。
仲直りついでに、メッセンジャーを上げる(電話代節約)。

1時間ほどのメッセで、ひとつだけ、お互いに、約束を。

“相手のことを本当に嫌いになったのではない限り
別れるとか、そういうことは、絶対に口にしない”

私たち(特に私だけど)は、よく言う。
「こんな自分につき合わせられないから。巻き込みたくないから。
だからもう関わるのはやめて。お願い」
でもそれって間違っている気がして。
こんな自分だ…って、巻き込まれる…って、相手はもうとっくにわかってて
それでも一緒にいることを決めたんだから
独り善がりの決断で、まるで相手を思いやっているかのような口調で
別れるなんて言うのは、相手に対してとても失礼なこと。
なんだか、そういう風に思えてしまって。

だから、約束。永遠に…っていうのは無理だから
まずは、期限を設けて。

期限は、「次に会うまで」…あと1ヶ月か、2ヶ月か、そのくらい。
もちろんペナルティーも、もれなくついてくる。
今年中に行く約束をしている、温泉旅行の旅費、全額支払い。

「ってことで、いい?冬寿」
「だって、姜…そんなお金、ないんでしょ?」

なんで、どうして、私が破ることが前提になってるのよー。
むー…。

子供で大人の私と
大人で子供の彼と
だからすれ違うけど
だからフォローできる。

…そう思う。なんだかんだ言っても。気が合うんだもん。

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2004年06月11日(金) ペナルティ。
「少し寝てもいい?」
…ダメだって言っても寝ちゃうんでしょ。
「今夜はゆっくり話そう」
…いつもそう言って、ゆっくり話せないじゃん。
それに私、今夜、出かけるかもしれないから。
「何時に?」
わかんない、相手の仕事が終わってからだから
22時過ぎとか、そんなものじゃないかな。
「何時まで?何話すの?」
わかんないよ。東京のお土産渡すんだけど。

誰と、とは直接口にしなくても
冬寿はきちんとわかっている。相手が誰なのか。
(私の交友関係が極端に狭いせいもあるけれど…)
それでも冬寿は、詮索したりなんてしなかった。今までは。
だから、今日のようなやりとりはとても珍しい。
何時?とか、何話すの?なんて尋ねられても…。
何を話すのかなんて、その場の雰囲気で決まることだし
正直、別段話題もないし…。強いて言うならあなたの愚痴です。

彼がこんな風に探りを入れてくるようになったのには
きちんとした理由がある。
私が彼に、ペナルティーを科しているから。
だから彼なりに、戦々兢々としているのだろう。
まあ、危機感緊張感を持つ、ということは悪いことじゃない。

…たまには肝を冷やす思いもさせないとね。
素麺だって、冷水できゅっとしめたほうが美味しくなるでしょ?

…って、なんで比喩が素麺になるかなぁ、私。


いつもありがとうございます

ペナルティーになっていない気もするんだけどな。
でも、昼間、メールが来ました。ちゃんと守ったよ、って。
偉い偉い。いい子だね。…って実家の母親の心境だよ、とほほ。

PS 小坊主さん、メールありがとうございました。
  近いうちにお返事書かせていただきますね。
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2004年06月10日(木) いつかという日。
昨日の日記、主題が主題だったためか、反響もあったりして
嬉しいような…複雑な気分になっています。
本当は、こんな行為で自らを傷つける人も
それによって傷つき悲しむ人もいなくなることが理想ですが
そんなに簡単にもいかないのでしょうね。

Myエンピツに登録させて頂いている「さつきさん」
接点はほとんどないに等しい方なのですが
もとかれさんとの約束、今後も守り続けてくださいね。

さてここからはいつも通りに戻ります。
とは言っても、この後にポエムちっくなモノを続けるのは
なんとなく違和感が残ってしまうので、普通の文章で。

最近、冬寿と言い争うことが増えました。
原因は、ほとんどいつも同じ。彼が約束を守らないこと。
まあ、些細な約束ばかりですが、こうも毎回毎回破られると
苛立ちも腹立ちも募って吹き零れてしまうもので…。
私が元来、短気な人間だということもあって、尚更。

時々思います。
私は彼の、何が、どこが好きなんだろう。
「冬寿さんのどこがいいわけ?」
弟と深夜に話をしていたとき、答えに窮しました。

うーん、いつも文句ばっかり言ってるから、いい印象がないかもしれないけど
でも、すごく優しい人なんだよ?
病気のこともわかって、それでもいいって言ってくれてるし
あの人ほど、私を好きでいてくれる人は、そんなにいないんじゃないかな。

「でも、約束、守らないでしょ?全く」

うん、それは認める。

いつもありがとうございます
だから今は我慢しようって思う。

「その、いつか…っていう日は、本当に来るの?そうは思えない」

…。

それを言われると、言葉に詰まってしまう。
確かに、とんでもなく可能性は低い。今はそうとしか思えない。
だって、何も変わらないのに「変わった」「変わろうとしてる」
そればかり言って、「だから今は我慢して」と言われ続けて1年半。
全く変化がない…と言ってしまえば嘘になるかもしれない。
人と、話をするようになった。よく笑うようになった。
以前に比べれば、少しは社交的になったのかもしれない。
だけど相変わらず、本当に相変わらず、約束だけは守れない。

「いつかわかってくれるから」
だから今は我慢しよう、だから今は目を瞑ろう。
そうやって、彼の欠点を直視しないようにして
彼の美点を過剰に大きく考えようとして
必死に自分に言い聞かせる。
「私は冬寿が好きだから」

でもそれって…間違いなんじゃないのかって気もする。
無理をして、好きだと思い込もうとする…のは、違わないかな。

じゃあ彼が嫌いなのか、冷めたのか、と言われると
答えはNoなんだけど。
好きではあるけれど、信頼だってしているけれど
でも以前より、少し冷静に醒めた目で彼を見ている。
倦怠期…というのもあるかもしれないし
大袈裟に言えばマリッジブルーに近いものなのかもしれない。
結婚は、まあ、しないんだけど。当分。
そんなこと出来もしないような状況になりつつあるし(彼の仕事が)。
結局、今の職場を辞めるのは、来月に持ち越したようです。
…でも、何だかなぁ。彼にじゃなく、会社に不信感。

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2004年06月09日(水) Wrist Cut。
今日は恋愛には直接関係はないのだけど
思ったことがあるので、書いてみます。
上手く表現は出来ないと思うけれど
一応「当事者だったもの」からの視点です。

チャボさんの日記を読んで(お名前クリックで飛べます)。
ああ、やっぱりなぁ…という感じです。
私はこの件には全く関わっていないのですが
(ただ単にチャボさんの日記の愛読者というだけなので)
いろんなことを考えました。思い出しました。

「滅べ。自傷よ」

私は、Kyo SasakiというHNの他に、メインのHNを持っていて
そちらを知っている方は、ほぼ全員が知っている事実なのですが
いわゆる「リストカッター」でした。そんなに重度ではないけれど。
今でも左腕に、一生消えない、大きな傷が残っています。
精神的に病んでいたとか、今でもそれは完治していないとか
いろんな背景はあったものの、自傷行為をしていました。
精神科の閉鎖病棟にも、3年前と昨年、2度入院しています。

昨年の入院のときに、同室だった13歳の女の子がいました。
その子は重度のリストカッターでした。
傷のない部分を探すのが困難なほど、腕を切り刻んでいました。
傷自体は薄かったけれど、本当に、見たことがないくらいの
無数の傷跡がありました。

他の患者さんは、もちろんその子にこう言いました。
「リストカットは止めようよ」「何もならないよ」
だけど私は言いませんでした。言えませんでした。


いつもありがとうございます

直接関係がないから、無責任な言動をしたのだろうと
そう思われても仕方がない言葉です。
だけど、責任逃れと言われようと何と思われようと
そうじゃないんです。

結局は、本人が納得しなければ、止まらないんですよ。
いくら周りに理論で止められても、感情で止められても
本人が何かに気付くまで、絶対に止まらない気がします。
その、気付くきっかけとなるのが何かは、人によって違うと思いますが。
大事な人に泣かれて気付くのかもしれないし
飽きたから止めてしまうのかもしれないし
だから、意見を言うことは、決して無駄ではないのだけど
そう信じたいのだけど

でも。

リストカットをしていた「私」あくまで個人が思うことですが
リストカットを否定されることは、自分の行動を否定されることは
自分そのものを否定される、そんな気がしました。
それがいかに世間一般常識として、倫理として正しいことであっても
自分を否定されるのは、とても辛いものです。
否定されたことに対して、意固地になってしまって
それで余計に自傷行為に拍車がかかることもあるでしょう。

止めるな、と言っているわけではなくて、何と言えばいいか
自分でもハッキリしませんが
自傷行為をしていることを含めて、その人を認めるというか
本当になんと言っていいのか、私の頭ではわかりません。

先月、高校時代の恩師に相談されました。
「リストカットをしている子に対して、どう接すればいいんだろうな?」
私の返答はこうでした。
「たぶん、構いすぎるのがよくないんだと思います。
中途半端に止めたりしてしまうと、こうすれば構ってもらえると思って
余計に加速するかもしれませんし。
本人がいつかきっと気付きますよ。馬鹿だなあって」
だからその時を待ってあげればいいんじゃないでしょうか、そっと。
そしてその時が来たら、黙って受け入れてあげればいいんじゃないでしょうか。

自傷行為も、そこに向かうまでの経緯はケースバイケースで
これが正しいという解決方法も接し方もないと思います。
だから私が言っているのは、「そのひとつ」に過ぎません。

自傷行為を止めろとは言えないし
止めろと言うな、とも言えません。

自傷行為をしている人に言いたいのは
「いつか気付く。その時にきっとわかると思うけど
あなたのことを認めて、気にかけて、心配していた人はたくさんいる」

ああ、やっぱり何も上手く言えません。
自分の文章構成の下手くそさを痛感するばかりですが
いろいろ…思ったんです。本当にいろいろ。
そしてこんな風にいろんなことを考えさせてくれたチャボさん
本当にありがとうございました。
お礼を言われる筋合いなんかないって言われそうな勢いですが。

まあ、現実的に一番傷跡に関して困ったのは
彼の実家に挨拶に行く時です…。
精神科に入院していたことは予備知識として知っていたはずですし
自傷行為のことも話してあったのかもしれませんが
やっぱり傷を見られて「どうしたの?」と尋ねられたり
説明をしているうちに嫌悪感を抱かれたり
そういうのが怖かったです。とてもとても。
誰もそんなことは聞いてませんね。
でも、そういう、現実的なことで困ったりして
それで気付くこともあるかもしれません。
オチが全く存在しませんが終わります。

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2004年06月08日(火) やすらかなゆめを。
17:13のメール
「ただいま。今日はもう寝ます。おやすみ」

何があったのか
それは大体察しているから
「お疲れ様、今日は思う存分休んでね」
それだけ返事を送って
後は何も言わなかった

いつもの私なら
怒ったり拗ねたり不貞腐れたり
でも今日は何も言えない
言えるはずもなくて

結局5時間後にまたメールが来た
「連絡しなくてごめんね」

今日はいいんだよ
だからゆっくり休んでて
また明日
頑張れるように
話せるように

だから今は
ゆっくりおやすみ

お疲れ様。



いつもありがとうございます

来月からのあては…ないのかもしれない。
それがわかっているから、余計に気疲れしたんだろうと思う。
前々から言っていたことではあったけれど、会社の対応が遅すぎる。
改めて宣言してくるのに、彼はかなり労力を使ったんだろうけれど
そこまでさせる状況にある、会社の方がどうかと思って…。

だって、異動したい旨を伝えたのは、既に昨年の時点で
そのときは「3月までに何とかする」と言われていて
3月になったら「5月に異動があるから」と言われて
5月になったら「6月20日までにハッキリと決めるから」
そして月曜日の時点で「昨日、上に伝えたから」
って何かおかしいんじゃないかと思う。

異動したら、新しい部屋を探して
そうしたら一緒に暮らせるね

なんて言っていたけれど、無理になるかもしれない現実。
いろいろ根回しをしてきたけれど、無駄になるかもしれない現実。

だけど冬寿を責めるつもりはさらさらなくて
彼の心が休まればいいのにって、そればかり思う。
別にいい人ぶっているわけでも何でもなくて
彼が落ち込んで沈んでいると、私も釣られてしまうから
自分の身を守りたいだけなのかもしれない。

自己防衛本能。

でも、冬寿、お疲れ様。
せめて今日だけは、安らかな夢を。

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2004年06月07日(月) まだまだ。
Kyoの発言:うわ。。。きつっ

Tohjuの発言:きつ、って、なにが?



いつもありがとうございます

Tohjuの発言:でも、それは反対とかじゃなく、うちの親なりに
姜のことを心配してのことだよ。

Kyoの発言:うん、それはわかってるんだけど。めそり。

Tohjuの発言:逆に言えば、さっさと結婚しなさいとすら取れる。

Kyoの発言:それはねぇ。冬寿に責任が重過ぎるもん。

Tohjuの発言:んー。

Kyoの発言:まだ24なのに、そんな責任押し付けたくないし。

Tohjuの発言:じゃあ、いつだったらいいんだよ。むきー。

6月7日の、メッセンジャーでの会話。


だって正直、まだまだそんなことを考えられるはずもなくて。
仕事だっていつまで続くのかわからないし
身動きが取れなくなる前に、やりたいことはたくさんあるだろうし。

「中途半端な形で一緒に暮らして
何かあったときに傷付くのはむこうなんだから」

そういう考え方もあるのだろうな、それはわかるんだけど
そして、やっぱりそうやって「形式」を作ってからにして欲しい
そういう親の気持ちもわからないではないのだけど。
このまま、遠距離恋愛で、相手の生活が把握できないまま
結婚して、もし行き違いがあって、別れて…。
リスクを考えると、結婚していた場合の方が絶対に大きい。
一度結婚すると、そう簡単に籍を抜くことも出来ず
いろんな手続きを踏んで…面倒だっていうことは
自分の親を見ているから、よく知っている。
だから、とりあえず、一緒に暮らしてみて、相手をより深く知って
ダメだったらそのときに別れた方がいいんじゃないかな。
少なくとも私はそう思った。冬寿もそう思ったみたいだけど。
「恋人」というだけで、まだきちんとした形式の関係は何もない
その段階で修羅場をくぐった方が、傷付かずに済むと思う。

まあ、そんな、世間的精神的な「傷」ももちろんだけど
まだまだ早いよ、って思えて仕方がない。
形に残る関係を結ぶのは、まだ、全然。
私はもういい年齢だけど、冬寿はまだ…うん。
それに、本当に私でいいのかどうかわからないし
もうちょっと遊んだ方がいいんじゃないかとすら思えて。
責任を押し付けたくないという気持ちも、ものすごくある。
恋人同士でいたって、ある程度の責任は負わなければいけないけど
関係を締結してしまった後とは、比較にならない。
社会的な問題もあるだろうし。

結局のところは
男側の親の立場としては、立場上、簡単に賛成は出来ないけれど
こちら(私の側)の了承があるのだったら了解はする
という態度だったらしくて。
まだまだ問題は山積みだと思うけれど(病院のこととかも)
少しずつ進んでいる気はするから。まあいいや。

だけどいろいろ考え込んでしまって…めっそり。
体調まで崩してしまう、この癖はなんとかしなきゃね。
今のうちに。

冬寿に迷惑かけたくないんだもん。

My追加

2004年06月06日(日) 女友達。
気の置けない女友達と
他愛もないお喋り
この歳になるまでは
女なんて嫌いだった

けれど最近は

女友達と会って
暴露話をする方が
性にあっている気がして

男友達は面倒だって
心の底からつくづく思う

男女間の友情も
確かに存在すると思うけど
でもいろんなしがらみや
いろんな関係のもつれがあって
正直言って面倒臭い

私が変わってきたっていう
証拠なんだろうか

さっちーありがとう。


男女間の友情というのは、本当に難しい問題で。
そんなものは存在しないと言う人もいるだろうけれど
それも人それぞれなんじゃないかと思う。
性別が違うからとかそれだけで片付けられる問題でもなくて
なんだかいろいろと難しい。
でも個人的には「本当の友達」と言える男友達も多い。
むしろ女の方が苦手でたまらなかった。
今でも私の周りにいる、仲のいい女友達は
「女」という枠を超越している人が多い。
みんな、揃いも揃って女くさくはない。さっぱりあっさり。
数は多くはないけれど、貴重な友達だと思う。

さっちーに言った打ち明け話。



いつもありがとうございます

まあ、ありだとは思うけれどね。
制服姿が可愛いなんてしみじみと言われると
とーっても複雑な気分になります。
対抗意識がめらめらと…燃やしても仕方がないんだけど。
私が確実に失ったものを持っているわけだし
私に出したことのないような甘い声を出すんじゃない!と。

でも歳が離れているだけあって、可愛がるのも仕方がない。
確かに顔立ちもすごく整ってるし、明るいし…可愛い。
あんな妹が欲しいです、切実に。
譲ってくれないでしょうか(笑)。うちの弟あげるから。

My追加

2004年06月05日(土) けっかほーこく。
急に休みが決定した彼は
予定より1日早く実家へ戻り
いつにもまして暇な私は
あてもなく買い物に出かける

これがいつもの休日。


そして彼は、先週私が訪問したことを踏まえて
改めて「一緒に暮らしたいと思っている」とご両親に伝えた。
話だけでは伝わらない部分もあるに違いないから
だから私という人間を見て頂いたのだけど。
病気のこともあからさまに露呈してしまったし
どうなるか、どういう反応を突きつけられるか、怖かった。

結局彼の母親は
いい加減な気持ちであるのなら賛成は出来ないけれど
真剣に考えた結果であるなら、二人で決めなさい

ということで、…安心していいのだろうか。



いつもありがとうございます

がーん。軽くショックだったりもする。
こちらとしても対応のしようがないわけで…。
さすがは冬寿パパ、といった感じで、納得できなくもないのだけど。
結局は、私と冬寿の判断に全てが委ねられているのだな、と思うと
別に将来何らかの約束をするわけではないが
でも責任は二人で背負っていかなきゃいけないのよね。
もちろんその程度の覚悟はあるけれど。

あとは冬寿がこっちの親に挨拶をして
部屋を探して

…ってその前に、次の配属先はどうなるんだろう。
6月20日までに詳しいことは決定します、ということだったけれど
あの会社の営業のことだから…私は信用できなかったり。
6月20日、って、あと2週間しかないよ。大丈夫なのかな。

…不安だ。

My追加

2004年06月04日(金) げんじつとうひ。
いろんなしがらみに
つかれちゃって

にげたくなっちゃった

わたしをしるひとがひとりもいない
そんなところへ

こころあたりは
あるんだけどなあ。



いつもありがとうございます


ちょうど6年前、1ヶ月ほどの日程で滞在したところ。
小さな国で、のんびりしていて、ゆったりと時間が流れて。
日本人なんてほとんどいなくて(国全体で50人ほど)
大柄で陽に焼けた私は、すれ違った日本人から
サモア人に間違えられて挨拶されたっけ…。

壁のない、床と屋根だけの家(ファレ)に住む。
今のギスギスした私の心に必要なのはきっと
ファレのようなOpenな心構えなんだろうな。

My追加

2004年06月03日(木) 汚れ役。
あなたは
ワガママな彼女に振り回されて
それでも努力している
とんでもなくいい人で

私は
自己中で言いたい事を言って
無理難題ばかり押し付ける
とんでもない汚れ役で

という
拭えない評価に
疲れた

誰といても
キャラクター的に
私は汚れ役で

Kyoが冬寿を泣かしてるんだろ
Kyoが冬寿を尻に敷いてるんだろ

…もう、嫌

他人の評価なんて気にしない
そう思っていたって
誰も見ていない「二人の場所」でさえ
あなたはいい人面をするから

私もう嫌だ。

2004年06月02日(水) 蓄積疲労。
大きな嘘を一度吐かれることよりも
小さな裏切りを百回重ねられた方が
その方がずっとずっと辛くて悲しい

何度言っても伝わらない
飽きるほど言っても伝わらない

そんな関係は正直に言って疲れる。


どうして、書いた10分後には加筆しているんだか。
もう何度も限界点を振り切ってきたけれど
そのたびに「でも好きだから」「この人は違うから」
自分に言い聞かせてきた。納得したつもりでいた。
でも本音の部分では全く納得なんてしていなくて
気が付いたときには蓄積疲労でもう立ち直れない。

我慢させたくないんだ、追い詰めたくないんだ。
自分を傷つけないでほしい。きちんと怒ってほしい。

そう何度も何度も飽きるほど言われてきたけれど
そういう性格の私に原因があると同時に
そうさせているあなたの態度にも原因はあるのだと思う。
責任はきちんと等分に、私にとっての恋愛。
それを伝えたこともあるけれど、必ずこう返ってくる。

変わるから。頑張るから。守るから。
どこにも行くな。置いていくな。
ひとりにしないで。ひとりにならないで。

涙声でこんなことを言われてしまった日には
わかったよと言って笑うしかない。許すしかない。
でも何が変わっただろう、いい方向に。
変化を認められない私が悪いのだろうか。
きっとそうだよね、とまた自分に言い聞かせる。

だけど今回ばかりは本当に限界を振り切ったどころか
今まで蓄積されていた怒りや不満やそういうものが
明らかな音を立てて弾け飛んでしまって

彼に流す情報は

Kyoは音信不通です

このままフェードアウト出来ればどれほど楽だろう。
一時はきっと死ぬほどの苦しみを味わうんだろうけど
吹っ切ってしまえればどれほど楽になれるだろう。
あなたと一緒にいる幸せも知ったけれど
一人でいることの安楽さも知ってしまいそう。

珍しく、何度電話が鳴っても取ることはないし
どれほど縋るようなメールが来ても返事は出さない。
半日音信普通にしているだけでも
寂しがりの私にとってはとても珍しいこと。

一度思い知らせてやらなきゃ変わらないね。
奈落の底に叩き落さないとわからないね。

深夜に弟と話していると、そう言われたのだけど
冬寿の場合はたぶんこんな感じなのだろうと思う。

奈落の底に叩き落したとしても
それが奈落の底だと気づかずに
普通に順応して微温湯に浸かってそうなんだけど?

叩き落すくらいじゃ何も変わらないわからないなら
奈落の底に穴を掘って埋めて上から土を被せて
さらに足で踏んで踏み固めて絶対に出られないように。
そのくらいしてでもわからせたい。

私の性格はかなりというか真剣に両極端だから
やるとしたらとことんやるのだろう。
愛することも突き落とすことも。

だけど本人には言えないけれどたった一つ思うのは
好きだからそうまでしてみようと
いつかわかってくれるだろうと信じている
その盲目的な愛情なのだろうなということ。

本人にそう伝えてしまっては
またきっとその言葉に状態に甘えてしまうのだろうから
絶対に絶対に言わないけれど。

彼と一緒に書いている交換日記もサーバー落ちして
接点が本当になくなってきているけれど

最後まで逃げるつもりはないんだ。
逃げるくらいなら本気で手の届かないところに行くよ。
きちんと見守っていたいから
きちんと戻ってきたいと思うから
ぎりぎりのところで踏み止まっているんだよ。

自分が嫌だ。

2004年06月01日(火) まぐかっぷ。//追記(週末の出来事)
偶然見つけたマグカップ
表情があなたにそっくりで
思わず買ったマグカップ

なんだか自分も欲しくなって
同じシリーズを購入して
ひとりニヤニヤ笑ってみる

同じ部屋に二人で並んで
頬杖ついてテレビに見入る
目の前のテーブルの上には
黄色とピンクでペアのカップ
美味しい紅茶をいれたりして

子供っぽくても柄じゃなくても
そんなシチュエーションに密かな憧れ

今は別々にあるマグカップも
今は別々に暮らす私達も
いつか並んでいられるように。


物に一目惚れは久しぶりで
何だか嬉しかった。
ホントにそっくりだよ?


マシンが手元に戻ってきたので、週末についての追記を長々と。
興味のない方がほとんどだと思いますので
どうぞ読み流してやってください。

土曜日の14時ちょうどに彼の実家に到着。
14時着予定だったけれど、ぴったりに到着して笑われた。
玄関で、彼のお母様にご挨拶。リビングに通される。
彼が見たことのないくらい丁寧なもてなしだったらしく
彼はものすごく居心地が悪そうに笑っていた。
しばし歓談。妹さんとおばあちゃんを交えて。
2階の彼の部屋に上がって、アルバムを見ながら話をする。
私の知らない彼の姿がいろいろ見えた。嬉しかった。
その後、彼&お母様&妹さん&私で市内をドライブ。
街は小ぢんまりと纏まっていて、静かで、過ごしやすそうだった。
やはり、出発までの緊張が嘘のように、打ち解けて話をする。

夕食にお寿司をご馳走になる。福島の郷土料理も。

夕食後、彼の大学時代の友人と軽く食事&カラオケ。
友人Kくんは、私のチャット友達でもある。
初対面だったけれど、全くそんな感じはしなかった。
カラオケ終了間際に意識がなくなり、気が付いたら朝だった。
(正確には行動はしていたのだが解離状態だったので記憶が)

朝、喘息の発作で目が覚める。珍しく彼もすぐに起きる。
当初の予定では別々の部屋で就寝だったのだけど
何かあったら、ということで同じ部屋になっていたのが幸い。
病院に行く?と尋ねられ、30分ほど躊躇する。
こんな所まで来て、ご家族に迷惑をかけたくない。
だけど、このままではいくらなんでも…と思い直す。
お母様の運転で、夜間診療所に行く。ネブライザーで吸入。
ここでは点滴が打てないとのことで、別の病院へ。
点滴を受けていると楽になってきた。2時間弱。
また、彼のお母様が迎えに来てくださって、恐縮。
帰り着くも、起き上がれずに2階で眠る。
昼食は?と尋ねられるけれど、食べられるわけもなく。
彼だけがリビングに下りていって昼食。
親子でどんな話があったのだろう…少し不安。

しばらくすると、お母様が入ってきた。
「冷たいものなら食べられるかと思って」
かまぼこ、ほうれん草のおひたし、冷奴などが
ちんまりとお皿に盛ってある。冷奴には氷まで。
頂きます、といって箸を取る。
一人になって、口に運びながら、ぼろぼろと泣いてしまった。
息子の彼女とはいえ、まだ赤の他人に過ぎない私に
しかも迷惑ばかりかけている私に、こんなに優しく…。
彼の前でも泣いた。嬉しくて暖かくて泣いた。

14時にお暇する。お礼を言い、挨拶。
お土産を頂いてしまった。お母様から和菓子。
おばあちゃんからは手作りの人形を。
また来てね、と言われ、再び泣きそうになる。
駅まで送って頂き、その後フラフラと。
カラオケに入り、ゆっくり休んだり、彼の歌を聴いたり。
また2ヵ月半、会えなくなる、その前のふたりの時間。

20時過ぎの新幹線で帰路に。
宇都宮までの1時間は彼と一緒だけど、その後は…。
眠そうな彼をむりやり起こす。寝ないで、と縋り付く。
郡山を過ぎ、宇都宮に近付くに連れて無口になる。
泣きそうだった。泣いてしまった。
彼が降りた後は尚更だった。
ホームで手を振ってくれる彼が見えなくなるまで振り返る。

22時半に父親の家に帰り着き、彼にメールを送る。
お母様宛てに転送してもらう分のメールも含めて。
お礼状はまた後日投函します、と添えた。

「Kyoさんはいろんな経験をしているから
引き出しがたくさんあって、宝物が詰まってるのね」
「Kyoさんの前向きな態度に感心しました。
幸せを掴んでください」

そんな言葉をかけて頂いて、何と言っていいのか。
嬉しかった。ただ、ひたすら嬉しかった。
どこでそう思われたのだろう、と
不思議に思う気持ちの方が大きかったけれど
でも…嬉しかった。

体調のこともあり、迷惑をかけるだけかけて
満足にお手伝いも出来ないままの滞在だったけれど
次回はきちんと話をしてお手伝いもして
…と、もう次回のことを考えている。

いろんなことを知ることが出来てよかった、本当にそう思う。
よかった、そう思う感情は今だけのものかもしれないし
どこまでが社交辞令なのかも私には計り知れないし
だけど今の気持ちは大事にしよう。一生。

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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