罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
具合悪いのにそんな気がしない。 凄く他人事の様な感じ。 実際他人事なのかもね? その状態で死んだらどうなるのかね。
2002年03月29日(金) |
ゆったりめの2ビート 缶太郎 |
そう、今日の頭痛のリズムなんだけど。
ずっきーん…
あいたたた…
ずっきーん…
いてててて…。
そーんな感じ。 なんか脳外科に駆け込みたい気分。 腫瘍出来てたら笑うしかないわー。 ははは…。
…此処は日記サイトだというのに。 しかも日記だと言っといて最近全く日記じゃなくなっている此処。 あー、頼むから日記を書けこいつらわ。 そういう自分もマトモな日記書いとらんなァ…。
・最近の事。
奇数月なので鬱。最早定説です(ローカル)。 端的に言うならばひたすら自殺を図ります。 今回は飛び込み系がマイブームのようです。 さらに自傷行為が止まりません。 爪で引っ掻く・剃刀で切る・鋏で挟む・煙草を押し付ける。 先生が傷薬を調合して下さいました。ちなみに効かない、また引っ掻くから。 『記憶に御座いません』状態が頻発。 先月先々月は当り前、昨日こないだの事も冷し中華のようにあっさり忘れ。 あまつさえ数秒間の間自分が何をしてたかその数秒前が思い出せず。 気が付けば服が汚れてたり、血が滴っていたり、 何気にごっついトラックさんが目の前まで来ていたり。 …単に誰かさんが出てただけかしらん?
取り敢えず店の寮を出て行きたいなぁ、などと決意表明。 原因は同室の先輩と色んな所で無理が生じて来ている為。 僕の秘密(ゲイとか精神病)を暴露するには彼の許容量があまりにも足りないし、 僕がこんな状態で秘密を隠し通す体力が有るのか疑問でもある。 『王様の耳はロバの耳』状態。かなり違うか。 最悪、この店を出る事になる。 …未練はないけど、何かが引っ掛かってるなぁ。
前彼(殆ど一瞬・でも本気だった)に遭遇。彼氏付き。うあ、最悪だ。 しかも行き付けのバーで。向こうはやたら友好的(悪意は無いと信じたい)。 取り敢えずショックを隠す為に(見栄っぱり)、酒でテンション増量。 その場はなんとか笑って、ほのぼのと帰る事に成功。 勿論直後に記憶かっ飛ぶ(何か&誰か壊してないか心配)。 次の日仕事出来たのが奇跡的。てっきりまた失踪してるかと。 でも具合悪く見えたとの事。 多分、具合の悪さを実感してる余裕が無かった。 感覚を感じる余裕も感情を表現する余裕も無いんだもの。 『どう感じていいのか判らない』ってのが一番かな? 感情が先に進もうとしないで赤信号のまま停滞してるような。 親(幾らそう思えなくても戸籍上肉親なのだ)がわざわざやって来た。 心配して来てくれるのは痛い程よぉっく判るのだが、 彼らに会う為に黒(親はコレしか知らん)のフリをしたり(僕の存在を知らない)、 震え、眩暈や眠気(交代要求)を振り払ったり、 別れた後のお子様暴走(無差別兄貴漁り)を止めたり止められなかったり。 余計に事態が悪化してる…。 それでも心配してくれてる彼らを無視し切れない。 これ以上心配させない為に嘘を吐き続ける。 距離を置き続ける、嘘をより確実なモノにする為に。 距離を取り続ける、彼らを傷付ける人が僕の中に居なくなるまで。
病院には一ヶ月に一回の周期で通っています。少ないです。話進まん。 行きたくても暇が圧倒的に足りない。 今度来る時はフェイやルミを出して欲しいと。 そんな、極度の引き篭もりばっかり…。 でもイケメンが挑発したらフェイ出るんじゃないだろーか。
後輩が出来ました。 全くタイプではないので、彼が僕らに襲われる事は無い(フェイは兄貴専)。 素直に世の中を知らずに生きて来た生粋のボンボンです。 下ネタに付いて来れない辺りに教育のし甲斐があるかな、と思う。 さて、世界の裏側で何が起こっているか知りたい? なーんて。
桜の花が満開で、とても綺麗です。 薄紅色のこの花を見ると、心がざわめいて落ち着かない。 狂おしい気持ちが鳥肌と一緒に体外に排出されて形に成る。 でもその形が何なのか理解する前にそれは霧のように失せる。 桜。 さくら。 咲乱姐さんは何故この名前なんだろう。 花見は好きそうだけど、別段花を愛でる人じゃないと思う。 頭痛の影で、何かが見えた。 気がした。
『棄てないで』 ってずっと、小さなか細い泣き声で、叫ぶ子が居る。 僕がどんなに笑ってても、その声は僕の内臓を抉る。 『置いて行かないで』 どこに居るの? 誰に言っている? 『寒いよ』 どうやって暖めればいい? 『もうイヤだよ』 何が!? 『僕はただ、…』
…本当は、彼が誰で、何が言いたいのか、判る。 …判るけれど、認めたくない。叶わないから。その願いは。
彼は僕だ。 生まれた時から居たはずの彼で、僕だ。 なら、状況からして誰にこの言葉を言いたいのかは判る。 だが、少なくとも僕の頭の中で反芻して叶う望みじゃない。 言いたいのは少なくとも僕では在り得ないのだから。
そして、過去の変更を望んでも叶わない。 過去は変えられず、ただ反省材料として残されるモノだから。 記憶の中の不安定なログとして保存されるだけ。 いつ消去されるともされないとも判らない。
そんなモノが今更何故僕を煩わせる? 取り出したい時に取り出せないクセに突然フラッシュバックしてみたり? 忘れる方がこの苦痛よりマシだと言うの? 自分はとっくに諦めて僕に身体を押し付けたのに? 言いたい事が在るのなら自分で言えば良かったじゃないか! それが叶わなかったから?
それとも彼はただの残留思念なのか。 ずっと煮え切らないまま葬り去られた想い。 だとしたら僕の存在は彼と何の違いが在るの? 僕は何を叶えたかった?
忘れるか。 壊れるか。 いずれかを選ぶならば。
忘れたくなどない。
自分だけで壊れるか。 他人と共に壊れるか。
壊れるのは僕だけで良い。 判ってる、そんな事。
傷付くのは僕だけで良い。 壊れるのは僕だけで良い。 殺されるのは僕だけで良い。 余計な死人も僕だけで良い。
でも、忘れても壊れても、迷惑なのは他人。 同じ迷惑を苅テけるなら、どちらが良いの?
判ってた事だった。 だから素直に祝福出来た。
なのに、昏い、真っ白な渦が止まらない。 汚い感情が頭の裏側で頭痛になって押し寄せる。 気を抜くとフェイになってしまいそうで。
多分、そうなったら壊れる位に泣いてしまうから。 ずっと、ツクリモノの笑顔。 彼等の幸福を壊してはいけないから。 壊れるのは僕だけで良い。
僕も含めて皆欲張りなんだなって思う。
他人の持ってるモノって、つい欲しくなる。 誰でもそうじゃない? モノ、ヒト、ココロ。 他人の方が良く見えてしまうから。
多分、実際に良いモノなんだろうね。 ただ、認められないだけ。 他人を、自分を。
…。
2002年03月22日(金) |
時間を食べる 缶太郎 |
どんな人間でも、生きてきた時間に比例して何か得ていると思うのね。
というか、起きてる時間ってーか何らかの活動してる時間と言うか。
その時間に体験した何かが僕たちの中に溜まって経験になる…のかな。 でも、その時には必ず何かを犠牲にしてる。 端的に言えばそれは時間。 その時、他に出来たかも知れない事っていう『時間』。 時間を食べて、僕たちは自我っていう身体を創っている、鍛えている。
時間の量は誰でも決まってる。 一日に二十四時間。当然。睡眠時間で削らなければね。 でも、世の中には『富豪』みたいな身体も『平凡』な身体も『一流選手』もある。 食べる量は同じなら、質が違ったのだろう。 但し、その人の境遇で種類こそ違え、質は調理して幾らでも上げる事が出来る。 努力と根気、チャレンジ精神とかそんな位のモノさえあれば。 何時でも高蛋白低脂質、ビタミンミネラル豊富な時間、経験が食べられる。 そして写真集にでも出てきそうな身体、ってか自我に近づいてく。
何もしなければ、ただ怠惰にお菓子を食べてるようなもの。 楽だし甘いし美味しいけど、糖分脂質たっぷり化学調味料は特盛サービス。 ガン卒中心臓病、生活習慣病に肥満体とコンプリートな身体。 人間ドックって事で自分を見つめ直しても判らないなら、 アルツハイマーがかなり進行してるんじゃないでしょうかー。 取り敢えずダイエットが大変なのはこの場合も一緒じゃない? 毎日気を使って体型維持してる人に肥満体が追いつくのは至難の業。 彼らが今まで上げていた時間の『質』を一気に手に入れるってんだからね。 不可能とは言わない、でも辛いだろうね。 今までの甘い時間が、苦味に変わったように最初は思うから。 でもたまには食べないと乾燥肌みたいな人生になりそうじゃない?
その時しか食べられない時間だってある。 オトナじゃなきゃ苦い時間が在る。 子供しか食べられない甘い時間が在る。 二人で食べる時間が在る。 皆で食べる時間が在る。 孤独を噛み締める時が在る。
そんな時間を『噛み砕いて』、『飲み込めて』いる? よく噛まないと『消化不良』で『時間の無駄』。 しっかり調理しておけば『美味しい』思いが出来るかもね? いつもカップ麺みたいな時間ばっかじゃカルシウム不足で怒ってばっかり? いろんな時間を食べなきゃダメだよね、20品目以上だっけ?
あなたの時間食生活はどうなってるのかな。 そんなあなたの自我の体型は?
…眠い。 何時何処で誰が何のどれを何故にどうしようと眠い。 だから文章が崩れるのもしゃーない。
誰かが出て来たがっている。 簡単に出す訳にはいかない。 でも眠い。 顔剃り真っ最中だろうが眠いものは眠い。 うがー。
ほほほ、色々ありすぎて精神不安定。 親来るわ病院で爆発寸前だわ記憶無いわ指ざっくりだわ。 説明せーい! ってか指痛いー…。 血が、血がー、 …美味しい…?
と、テンパる日々が続いてましたわ。 うお、頭痛い眼痛い。 てか限界。 三日ぐらい寝かせて…。
悲しみが息づいて
涙が止まらない
貴方に抱き締めて欲しいのに
貴方を殺したい僕が居る
僕は壊れてしまった
こんな出来の悪い僕は要らない?
壊して 跡形も無く
貴方に危害を加えぬように
とどめを刺して打ち捨てて
塞がらない傷痕
痛みは無くとも
苛み続ける紅色
生殺しの様だと
叫ぶ獣が見上げ
月も無い空の中
何時か還る為に
暁と朝焼の朱を
黄昏に塗り込め
緋色の三日月を
土塊に描き出す
白と黒と紅の下
命じられる侭に
他人に必要無いって言われたり、 敵意を剥き出しにされたりすると、 本当にあっさり死にたくなる。
それほど生きる事に執着出来ないから。
そうまでされて生きていようとか思えなくなる。
僕が、死のうとして結局死ななかった時。 一番心配して欲しかった人は僕から眼を逸らした。 たいして心配もしなかった。
異常に頑丈で治りの早いこの身体が恨めしかった。 薬物の無毒化もやたら強い。 具合はすぐ悪くなるのに決定打にはならない。
一人で生き過ぎた。 皆、僕を強い人間と勘違いしてる。 助けなど要らないと思われてしまってる。 羨まれてしまってる。 恨まれるくらい。
一人で生きて来た。 誰も信用出来なかったんだから。 僕を産んだ人ですら、僕を疎んだのだから。 ギブアンドテイクで他人を利用して。 必要な知識を可能な限り詰め込んで。 それに基づいて恐れずに行動してきただけ。
限りなく普通の生き方に見えて、でも狂っていたんだろうね。
一人で生きていると、その生の意味が限りなく薄れるから。 いつだって誰だって、誰かに意味を与えられて生きてるのだから。
それが与えられないなら、死にたくなるのは当然で。 それでも死にたくないから狂うのだろう?
どこかで致命的な一手を指してしまった。 挽回など利くものなの?
2002年03月13日(水) |
Nowhere to runaway |
逃げ場は無い
戻る場所も無い
進むしか無い
それでも
行きたい所へ行けない
勝手に堕ちていく
心の叫びは届かない
知らないのだから
聞こえないのだから
知れば狂ってしまうでしょう?
聞けば壊れてしまうでしょう?
確かに社会不適合でしょうね?
でも何も知らない人が言える事?
プライベートに過干渉 ウザい
外面良くされてるだけで満足してろよ
どうせ受け止められない癖に
拒絶して傷付けるしか出来ない癖に
何処へ行けってんだ
今度、僕達が通ってる講習会の修了パーティーがある。 ウチの店の出席率は悪く、マスターから全員出席の通達があった。 そんな中、同僚は出席に対して不満げな様子。
よくサボる人である。 草野球だ、彼女だと講習会を平気でブッチする。 元々マイペースな人柄なので、いちいち期待しても居ないが。 今回の修了パーティーもかなり前からサボりたいと言っていた。 まぁ来ないだろう事も予想していたが、あまり我儘を言ってもらっても困る。 僕たちだって出たい訳じゃない。 でも金は払ってあるし、マスターの世間体ってモノも多少考慮(したくねぇ)した。
取り敢えず、一対一で説得を試みた。
『今回はマスターの顔もあるし…。出るよね?』 『…。』
やっぱり歯切れが悪い。 恒例の我儘にかなりキツイ口調になっていた、その時。
ふっと、『死ぬ』ような、『死にかけた』ようなイメージが湧いた。 そういうワードに関連する事を、こいつは隠してる、…気がした。 いつものマイペース我儘じゃないのかもしれない、 そう思ってしまったら、攻撃的な感情が萎えてしまった。
誰か、近しい人間がどうかなりかけている。なってしまった。 そこへ飛んで行きたいだろう、恐らく。 それは確かに我儘には違いないだろうけど、 僕でもそれは我儘を通させるだろう。
『…ま、いいわ。好きにしな、俺は構わないから』
いつもコイツの我儘とマイペースで迷惑を被ってる僕としては、 ここいらへんで一つ苦渋を舐めてもらおうと思ってた。 だが、なんか馬鹿らしくなった。 だから、放っておいた。 いつもと違うにしても、強情なのには変わらない。 いずれにしても出席はしないだろうな、ってのは確信に近かった。
夜、電話があった。 電話の主は珍しく、その同僚だった。 こいつから電話が掛かって来た回数は片手で足りる。 なんとなく、ウマが合わないのだろう。 何か、言い訳でもしてくれると思って電話に出た。
『…ともだちが、死んだんだ』
こいつが最初の一言を発するまで、短い沈黙があった。 気に喰わない同僚に悟られまいとしていたけど、 その声が震えているのに僕が気付かないはずは無かった。
『だから…』 『あー、もういい。後は何とかしとくから、行ってやれ』 『ごめん…』
あれが演技なら、騙された事を素直に賞賛する。 報奨としてサボる権利があっていいぐらいだ。 十中八苦、彼は僕の事が大嫌いだ。 その僕にこういう事を告げるのは、彼のプライドが許さないはずだった。 例えそれが演技であろうと、それは本気で言うのと同等の覚悟が要るくらい。 …結論として、演技では無いと判断した。 それほど彼は器用な人間じゃない。
その彼に、そこまで言わせてしまった。 それほどショックだったのかもしれない。 僕なら半日はその場から動けない。 後悔って言葉が、意味も為さないくせに鎌首をもたげていた。
僕も、キミの事は嫌いだ。 でも、ごめん。
この言葉がこんなに陳腐なんだって、今日キミに気付かされた。
お子様と危険人格二名が同時に騒ぐ騒ぐ。
取り敢えず死にたくも殺したくも無いので、 お子様を久々外に出す羽目に。 やっぱり奇数月はマズいのか。
まぁ、テクニシャンの方とヤったようで、 気付いた時には大人しくなってた。 満足したらしいf^_^; お相手の方も満足なされたよーで。
判ってても、知らない人と寝るってのは抵抗感あるんだけど…。 いや、知ってる人と寝られる方が困るか。
人間ってのは集団で生きる生物。 だからこそ、言語能力を以て意志伝達する事を発達させたはず。
危険を知らせる為。 同じ過ちを繰り返さない為。 遺伝しない獲得形質を擬似的に伝える為。
思うに、効率的にこれを使用するには、それなりの知識が要るのだろう。 だが、最も効率的にそれが使用されるべき教育の場に於いて、 言葉が乱用され被教育者に混乱を与えている気がしてならない。
教える技術を理解し、それを語彙と表現力を駆使して伝える。 それが足りなければ、稚拙な表現から推測しなければならない。 勘だけでやってる技術では理解してもいないモノを教えられる訳も無い。
やはり馬鹿では上司や教師はつとまらない。 ついて行く気も失せる。
助けて。 声が止まない。
貴様の生に意味など無い。 貴様の生は害悪でしか無い。 壊れろ。 狂え。 叶わないなら、死ね。 貴様など、必要無い。 とうの昔に死んだ者が。
思考を、奪われる。 気が付くと死ぬ方法を考えさせられてる。 僕はまだ死にたくないのに。
いつまで、僕で居られる? 僕の時間が少しずつ減っている。 僕では耐え切れないの? どうすればいい? どうすれば…?
手を握ると皮膚が裂けるんです。 まるでエボィラ出血熱の様。 あれは最後に炸裂してウィルスをばら撒くんだそうですね。 おお怖い。
基本的に風呂以外外さないアクセサリーが何個か在って。 外すと交代人格が出て来易い&眠たくなるので付けっぱなし。 その内、腕に始終付けている腕輪を、腕の荒れが原因で外すことに。 …眠い眠い眠い。
ちなみに指輪は付けていられないので、チョーカーに通して在ります。 しょうがない、ピアス増やすか。 …右耳に。
時に、僕等を専属奴隷と勘違いしたお客様が来る。 また、自分がお得意様だと勘違いなさる方もいて滑稽。 そんなに偉いと実感したいかね。 家庭ではもう家長としての権力を失ったのかね。 但し此処はイメクラぢゃない。 やるならそういう店で金払ってやってこい。 それでも嫌がられると思うけどさ。 僕達はそんな扱いを受ける為にお金貰ってる訳じゃ無いから。
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