部屋から
こんなものが出てきた。携帯がない時代に中学校生活を送ったウチらにとっての情報網であり授業の暇つぶし道具である、友達同士でまわした手紙を貯めていたもの。海苔が入っていたらしき缶に一杯。…思わず、全部読み返してしまったよ…。
相手は同じクラスの友達、隣のクラスの子、友達の友達みたいな感じの子、それから部活の先輩。時期的には、内容から見て中2の1学期〜運動会前。なんて言うか…ウチは自分で、自分のピークは高校時代だって思っていたけど、この頃もずいぶんおかしなことを考えているではないか。手元には人から貰ったものしかないけど
「こんな手紙を貰うってことは、こんな手紙を書いてたんだ…」
ってことだもんなぁ。若いって恐ろしい。
それでも
「あの時の●●おもしろかったよね!」
っていう手紙を見ても、その●●が何かが思い出せない。当時はすごく盛り上がったんだろうけど。今となっては何がなんだか…。淋しいなぁ。あの頃はたぶん「一生覚えてる、これ!」とか思っていただろうに。
高校に入ってからは、授業中友達にメール送ってみたり、先生が横を通った時にわざと着信を入れてみたり(音もバイブもない状態にしているから、意味はないんだけど)、そんなことばっかりだったもんなぁ。ルーズリーフにビッチリ書いた手紙を渡したりもしたけれど。
あー、手紙書きたいなー。今ルーズリーフにいっぱいの手紙を書いたら、誰か受け取ってくれるかなぁ…。