Christmas Seed
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2004年12月25日(土) SO BLUE, BLUE LIGHT,

クリスマスの夜、エリザベス・キューブラー・ロスの
最後の日々を描いたドキュメンタリー番組を
やっていました。



ほんとうに、どこへ還るのでしょうね、
私たちは。

そこには青い光が待っているような気がします。
そうであればいいと、なつかしい光を想います。

       ☆



さて、ホゥリィはいま、お役目を果たしてほっとしています。
地球儀をながめながら、サンタさんはいま、
どのへんかな、と考えているところでしょうか。

ホゥリィはきっと、「みんながこのまるいほしのうえで、
おなかをすかせないように、ねがっている」のだと言うでしょう。
にぎやかにまわるホゥリィの世界は、青い青いひとつの星。

私たちのいるこの星と、どこからどこまで
おんなじに見えます。


2004年12月24日(金) Be Merry, He said.

イヴのよる、ゆきのもり、みたいなケーキがきました。



『モゾロフこぞりて』とおかしなジョウダンをいうひとがいました。
マーズさんは、「こんなにシンプルなのに、
これほどひかりとかげがきれいにみえるケーキははじめて!」
とかなんとか、かんげきやさんになって、
ずいぶんメリーなようでした。
でも、メリーってなに?
ホゥリィはいつもメリーだね、って
マーズさんはいってたよ。

それで、おとなのあじで、おいしいんだって。
なかにはおさけでつけたチョコレートとかチョコスポンジが
はいっているんだって。ふぅーん。
ホゥリィにはちょっとまだはやいかな。

それじゃあ、アーシュラと
ホゥリィはねむくなったので、おやすみします。



メリークリスマス、よいゆめを。
ネットまえのみなさんも。

ホゥリィのでばんは、まだちょっと、つづくよ。


2004年12月23日(木) クリスマスのストーリーテリング。

Hi,ホゥリィです!
いっしょにいるのは、アーシュラ。



マーズさんのところにいる子です。わたしの先輩。


マーズさんは、このあいだ、ストーリーテリングと
いうのをみてきたそうです。

しょうがっこうというところで、こどもたちが30人くらい。
おとなの人がきて、いろんな本を読んでくれるんだけど、
そのなかに、「クリスマスのおきゃくさま」っていう絵本も
あったんだって。ダイアナ・ヘンドリーさんの本です。

そのお話は、ある家に、クリスマスのおきゃくさんが、
どんどこやってくるというのです。
あかちゃんもくるし、とにかくおおぜいのひとが
とまりにきます。そんなお話。
お話はたくさんあって、歌のようなのもあったんだって。
この絵本は、読み聞かせといって、本をもって読むのです。

お話をするひとは、お話のろうそくをもっていて、
さいしょに火をつけます。
そしてさいごに、お誕生月の子に、ろうそくを
ふきけしてもらうのだそうです。

ホゥリィも、そういうのやりたいな。
だれか、お話してくれるといいな。



クリスマスのお話、トナカイさんも聞きたいかな。
ホゥリィは、そのときだけ、12月生まれになるよ。


2004年12月22日(水) キリストの生誕地は。

今日、職場で同僚に。
「キリストがどこで生まれたか知ってますか?」と
突然問われました。
「それはもちろん、ええと、パレスチナの何とか村…」
クリスマス通信の主催者としては(そんなことは同僚は知らないけれど)、
このど忘れはものすごいダメージ。
苦し紛れに、
「イエスの処刑されたところとか、磔刑の苦しさとかは知ってるけど…」

生誕地はもちろん、ベツレヘムです。
処刑地は、イエルサレムのゴルゴダ。

「ベツレヘム」を思い出せなかった代わりに、
「イエス・キリストというのは、名前と名字じゃないんですよ。
キリストというのはヘブライ語のメシア(救世主)のギリシア語訳で、
イエスこそ救世主ということなんですよ。」と。
当然知っているはずのことを答えられなかった照れ隠しで、
とりあえず、何か知っていることを答えようとする私に、
側で聴いていた人から、「蘊蓄自慢?」と笑われました。

「三博士の贈り物」
http://ww35.tiki.ne.jp/~jasmine/nekoya/seed/031224_00.htm





小学生のめいっ子からのプレゼント。
稲穂で作ったリースに飾り付け。
ちょこんと止まった三羽の小鳥が愛らしい、
手作りリースです。
(シィアル)


2004年12月21日(火) あたたかな、冬至。

一年で一番夜の長い、冬至の今日。
柚子のお風呂で、身体はぽかぽか。
南瓜も食べたし、風邪もすっかり全快。



今日は通っている歯医者さんで、
ずっと気になっていた人が、
やっぱり、自分の知っていた人だとわかりました。
もう、十年くらい前のことになるのですが、
思い出した途端に、
とても温かな思いが甦りました。
どこかで見たことのある笑顔が、
どこかで自分の中のいい思い出に繋がっているという、
不確かな「確信」はあったけれど、
「私の知り合いでしょうか?」と、
まさか声をかけることもできなくて。

楽しかったことの断片や
そのころの柔らかな気持ちに手が届いたような感じで、
いつの間にか心まで、ぽかぽかしている冬至です。
(シィアル)


2004年12月20日(月) スウィートな「ドルチェ・ローザ」。

「ドルチェ・ローザ」は、今年の新種ポインセチア。
シィアルが部屋に飾っていました。



おなじみの赤と緑とは、またずいぶんと
印象がちがいますね。
疲れていても、あざやかなマットピンクの葉を見ると、
やさしい表情になれそう。

暖かいとピンクが濃くなるらしいのですが、
今年は鮮やかということでしょうか。

異種間の交配によって生まれた園芸種ということで、
聞き慣れない「ユーフォルビア」という名前もくっついています。
外見からはぜんぜんわかりません(素人的には)が、
トウダイグサ科のユーフォルビア属だそうです。

赤と緑と白のポインセチアもいいけれど、
春を思わせるピンクの葉をしたドルチェ・ローザは、
まさにいま「旬」な印象です。


2004年12月19日(日) 夜が退き始める日、冬至。

暖冬なので忘れそうですが、21日は冬至ですね。

いただいた柚子で、何かおいしいものを作れると
いいなと思います。
そして残った皮で、お風呂を楽しむ。



私たちの地域では、酢の物やお寿司など、
お酢をきかせる必要があれば、すべて柚子の絞り汁、「柚の酢」を
使うことになっています。

他県の人には、酸味がきつすぎる場合もあるようです。
たいていの家庭ではこのお酢を常備していて、
自分で柚子を搾る場合もあれば、売っている一升びん入りを
買ったり、さまざまです。
そういえば、去年の冬は、少し塩を入れた柚の酢を
作ったのでした。
その力作(私的に)は、春にチラシ寿司になりました。

冬至がすぎれば、クリスマス本番も、もうそこまできています。


2004年12月18日(土) クリスマスの映画「ラブ・アクチュアリー」

今年のはじめに、ロードショーを見逃した映画。
英国流の、ちょっとシニカルでコミカルな
大人たちが繰り広げるラブストーリー。

赤いリボンがオープニングを飾る演出は、
今放映されている日本ドラマ「ラストクリスマス」でも
使われている。

何せ総勢19人もの大人(子どももいる)が入り組んだ
ストーリーで、中の数人は知り合いだったりするから、
2回観ないと混乱しそうな場面もある。

個人的には、ヒュー・グラントの首相と、丸ぽちゃタイプの女性スタッフが
気になった。アメリカのやり方にノーと言っちゃったりして、日本とは旗色が
ちがうのもユニーク。

誰が主役というのではないのだろうけど、役柄的にも、このカップルと、
ポルトガル人のメイドに恋する作家カップルがクローズアップされている
感じはする。

それにしても、Mr.ビーンでおなじみのローワン・アトキンソンが
出ていて、しかも彼だけは恋愛と無関係、っていうのも微笑ましい。

19人すべてがうまくいくわけではなくて、ちょっと
さみしいエンディングを迎える人もいる。

でもまあ、いいじゃない。
そういう気持ちになれるのは、全体に流れるビリー・マックの
「Christmas is All Around」のおかげかも。

若いだけが、恋愛モードじゃない。
恋愛だけが、愛じゃない。

クリスマスシーズンまっただなかで、
世間はちょっと、浮き足立ってる。
(マーズ)

「ラブ・アクチュアリー」(DVD)監督:リチャード・カーティス / ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン2004


2004年12月17日(金) ささやかなふしぎ。

12月、クリスマスシーズンになってから、
仕事でたずねるあちこちの会社や事務所にも
ツリーが飾られ、電飾が入っていたりします。

ある事務所では、大きなホワイトツリーに
華やかなデコレーションをほどこし、「気分だけでも癒されてます」と
午前様のカンヅメ仕事をされていました。
デパートにも負けないぐらい、きれいです。

さて、このところ日に2回は足を運んでいた事務所での話。

打合せ用のテーブルで数分話していると、
向かいにいたスタッフが上を見上げ、「あれーっ」と驚きます。
「ついた!」
頭上には高い天井から吊り下がったペンダントランプが5個並んでいて、
そのうちの一つは、ずっと前から切れていました。
それが、ぜんぶ点灯しているのです。
「あれって、つくんだ」
「えー、でもずっと・・・」
「切れてたよね」
「ああびっくりしたー」

さらに翌日。
打合せ用のテーブルに座って数分すると、
また頭上が明るくなって、例の消えていた電球がオンになりました。
相手は「また?やだー」と笑い、明らかに私を疑っています。
私は私で、何かよからぬ秘密を見られたような
落ち着かない気分になりました。

そのせいというわけではありませんが、
次から打合せは別の場所でしています。

もっとも、かつてないほどのテンションで、振り切れ御免、
いっぱいいっぱいの気力と体力を駆使していた状態が
終わったので、もう、下に座っても
回路はつながらないだろうと思うのですが。

というふうに、勝手な想像をして楽しめる、
ささやかなクリスマスシーズンのふしぎと出会いました。

そのライトは全部同じ時期にとりつけたものなので、
例の電球も、まだ寿命ではないのです。
(マ)


2004年12月16日(木) 「175 Easy-to-Do Christmas Crafts」

クリスマスを楽しむ手作りグッズの、
簡単でワンダーなアイデア集。
同じシリーズのハロウィーン版もある。
サンクスギビングと、イースターも!

タイトル通り、175のレシピが写真入りで
載っている。
子どもたちにも作れそうなものばかりだ。
ということは、私たちでも大丈夫。
材料も日本で手に入るものがほとんどだし、
手近な素材で代用したりする楽しみもある。
英語は適当に曲解しても、図解やカラー写真で
なんとか理解できそうである。

先日、クリスマスツリーにオーナメントを吊すヒモ
(英語風に言うとストリングスか)を探していた。
手芸店にあるもので、安くて、ゴージャスで
それなりに強くて、一番感じのよさそうな金色のヒモ。

あちこちの棚を見てまわった末、結論に達した。
リリアンの糸!
もともと筒型に編んだような形で、それなりの
太さとボリュームがあり、重くなく、
光り方も優雅で見栄えがする。そして安い。
何せ、一束が、300円弱なのだから。
その時は、金と銀を両方買うことにした。

話を戻すと、このクラフト集に載っている
Milk Carton Churchは、なかなか見栄えがする。
1リットルの紙パックを使い、教会を作るのだ。
ステンドグラスのところを色セロハンの窓にして、
中に光源を仕込んだら、どんなにかすてきだろう。

いかにもアメリカンな作風が多い中で、この教会には
叙情性も感じさせられる。
(マーズ)

「175 Easy-to-Do Christmas Crafts」(洋書)編者:Sharon Dunn Umnik / 出版社:Boyds Mills Press1996


2004年12月15日(水) スリーピイアイ

Hi,ネットまえのみなさん。
ホゥリィです。

ホゥリィは、まいにちがんばってます。
なにをがんばってるかというと、
マーズさんのよふかしにつきあってるのです。



これは、チャイコにでんごんをとどけてるところです。
マーズさんから、「しずかに」というでんごんです。
こたえは、「がおう」だって。
きがつくとゆかにおとされていました。
こ、こわいです。
ちゃんととどけたからね。

マーズさんがよふかしばかりしてるので、
ホゥリィはちょっとおさきにしつれいしちゃいます。
そうそう、このあいだ、マーズさんに
まくらとおふとんをかってもらいました。



てぬいです。
こんどちきーたにじまんしよう、っと。


2004年12月14日(火) ハッカクのお茶。

この時期は、紅茶もちょっとスパイシーな
風味が恋しくなりますね。

シィアルが紅茶に何か入れている、と思ったら、
ハッカクの実でした。



たちのぼる香りに、しばらく行っていないイギリスが
思いだされます。
向こうでハッカクのお茶を飲んだわけではないですが。

八角は、ダイウイキョウのこと。
英語ではスター・アニスといいます。

カップのなかに、迷い星が落ちてきたみたいです。


2004年12月13日(月) 「おもいでのクリスマスツリー」(絵本)

北米ノースカロライナ、アパラチア山脈のただ中に住む人々の暮らしと
クリスマスへの特別な思いを、戦地へ行った父の留守を守る
母娘の姿とともに、細やかに描いた名作絵本。

「松ガ森」の村では、教会に立てるクリスマスツリーを、
毎年、家々持ち回りで選んでいた。
それぞれが好きな木を選ぶので、月桂樹が選ばれることもある。
ルーシーの家がその役目をもらった年、
大好きなパパが、
兵士として遠い外国へ出征してゆく。
第一次大戦の時代である。

今年は、険しい岩山に立つバルサムモミをツリーに
しようと決めて、木に印のリボンをつけてあったのに、
その木を選んだパパは、なかなか帰ってこない。
家計もどんどん苦しくなる。

聖夜の降誕劇で、ツリーを立てる家の子は、
美しい天使の役をもらえることになっている。
とうとう、クリスマスイブが来て・・・

ルーシーに起こったクリスマスの奇跡もすばらしいけれど、
ルーシーの母親が体現している、質素で信仰に篤い村の暮らし、
戦時下の窮乏、物を大事に使う心といった「あのころ」が、
アパラチアの自然や風物とともに、胸をうるおす。

岩山の上にしっかりと根を張って立つ、
緑のモミの木には、アメリカ人の開拓魂や
遠くヨーロッパからやってきた人々の、貧しくても
自由な暮らしへの思いがシンボライズされているのだろう。


原題はThe Year of The Perfect Christmas Tree、
アメリカで1988年に出版され、解説によれば、
村のツリーを毎年ちがう家族が立てるという古くからの
ならわしは、世界的によく知られたクリスマスツリーの
エピソードだという。

日本でもクリスマス絵本の
古典となっている。
(マーズ)


「おもいでのクリスマスツリー」(絵本)著者:グロリア・ヒューストン 絵:バーバラ・クーニー / 訳:吉田新一 / 出版社:ほるぷ出版1991


2004年12月12日(日) 2004クリスマ・スタート!!

はじめまして。
ねっとまえのみなさん、おまたせいたしました。

お天気猫やのクリスマスとくはいん、
あたらしくはいったHo! Ho! Ho!のホゥリィです。




けっこうかわいいでしょ。
ここは、マーズさんカーのだっしゅぼーどです。

きょうはマーズさんに
つれていかれたファミレスで、
いきなり「ポーズをとってよ」といわれ、
あせりました。
ふしんじんぶつでした。
わたしじゃないです、マーズさんです。
だいぶへんです。




ここだけのはなしですが、
シィアルさんのところには、
わたしのなかまが10人ぐらいいるそうです。

きょだいななかまも、おおぜいいるそうです。
きょだいななかまからいわせると、
わたしがちびちびらしいです。

ところで、そのふぁみれすでは、
マーズさんのぎょうかいのおじさんふたりが
おおきなこえで、ぎょうかいとかいしゃのひみつを
おしゃべりしていました。
まーずさんはごはんをたべながら、
そしらぬかおでしっかりきいていました。

いきおいにのっているかいしゃらしく、
おおきなはなしだったそうです。
こえのおおきなしゃちょうさん、
だれがどこできいているかわからないから、
きをつけましょうねえ。


2004年12月11日(土) ▼ 2003年「クリスマスの種」リスト

2003年12月31日(水)  ニューイヤー・イヴ。
2003年12月30日(火)  「The 12Days of Christmas」
2003年12月29日(月)  クリスマス、ありがとう。
2003年12月28日(日)  クリスマスのおまけ☆チーズ
2003年12月27日(土)  「小さな吹雪の国の冒険」
2003年12月26日(金)  「クリスマスのまえのばん」
2003年12月25日(木)  プチブラのXmasプレゼント。
2003年12月24日(水)  ChristmasのBlythe ☆
2003年12月23日(火)  りんごの砂糖づけ
2003年12月22日(月)  ホット・スフレ体験篇
2003年12月21日(日)  ホット・スフレ
2003年12月20日(土)  復活のガーデン・シクラメン
2003年12月19日(金)  クリスマスツリー*コレクション
2003年12月18日(木)  ファンタジーの12月。
2003年12月17日(水)  クリスマスブックを探して。
2003年12月16日(火)  クリスマスのピロシキ
2003年12月15日(月)  「サンタクロースのしろいねこ」
2003年12月14日(日)  薔薇の赤い実のリース
2003年12月13日(土)  赤・白・緑の、ミネストローネ。
2003年12月12日(金)  プチ・ブライスの『まりょく』
2003年12月11日(木)  ミニミニミニ*クリスマスツリー
2003年12月10日(水)  うちのツリー・リターンズ!
2003年12月09日(火)  2004スヌーピー・リターンズ!
2003年12月08日(月)  小さなクリスマス
2003年12月07日(日)  映画 「ブッシュ・ド・ノエル」
2003年12月06日(土)  クリスマス・プディング
2003年12月05日(金)  ☆リース・リース☆
2003年12月04日(木)  「人形たちのクリスマス」
2003年12月03日(水)  2003、クリスマスはじめます。


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