あずきの試写室

2001年03月18日(日) 「エクソシスト ディレクターズカット」

ホラー映画の原点といっても過言ではない
「エクソシスト」ですが、
昔子供の頃、見た時は、
神父さんとの対決のシーンが
強く印象に残っていました。

で、大人になって現在
改めて見直してみると
これが、ほとんど2時間の映画のうち
覚えているのは5、6分でしょうか(笑)

未収録の15分が一体どのシーンだったのか
ほとんど分りませんでした。
でも、今見ても
服装や髪型といった外見的なことは
時代を感じるのですが、
全体のトーンは決して色褪せていないことに
驚きました。

リンダ・ブレアも今見ると
ふっくらしてかわいかったんですねー。
どうもあの変身した後の顔しか
印象になかったので。

また内容も、どうもグロなシーンばかりを
思い出していたせいか、
人間ドラマ的なところも多く、
映画の大部分を、そういう普通の
ストーリーが流れているのが驚きでした。

怖い映画であることは確かなのですが、
いろいろな意味で
懐かしくもあり、新しくもありという
感じでした。



2001年03月17日(土) 「キッド」

最近、決して俳優的にはファンではないのですが(笑)
ブルース・ウィルスの映画を
良く見ている気がする私です。

「キッド」も嫌みな大人のウィルス演じる主人公の元に
8歳の時の自分がやってきます。
何故やってきたのか?
その謎や、その後どうなるのか。。。

ディズニーが製作しただけあって
子供が見ても十分楽しめる内容(ある意味お子様向け)で、
笑える場所も結構あります。

でも、なんというのか
もっと斬新な発想で突き進んでいって欲しかったなあ。。。
音楽もその、こういう場面で
そういう曲を流すかなあという。
あくまで健全で明るくというのでしょうか。

似たような設定の「ビッグ」は好きなのですが。。。
8歳の主人公を演じる子役の男の子は
丸くてほんわかしていて、良かったです。



2001年03月14日(水) ミュージックオブハート

ニューヨークは
セントラルパークのそばにある
小学校に
臨時教師として
バイオリンを教える教室を持つことになった
女性と教え子達
そして、彼女の2人の息子達の
感動的な実話です。

最初は、バイオリン!?という
雰囲気が漂う、生徒や父兄にも
その素晴らしさが伝わって
いくのが気持ちいいです。

人間やはり何事も
あきらめてはいけないなあと
再確認したものの、
やはり天性の才能と運ってあるよねー
と思うのでした。

主役の女性教師をメリル・ストリープが
演じていますが
実際の教師?と思えるほど
リアルな演技がよかったです。
でも、あの痩せたイメージが
強かったので
ふくよかなメリルがピンとこず
最後のスタッフロールで気づいた
次第です。。

子供たちの生き生きとした演技も
注目の、感動的な映画でした。
最近(T-T)ものに弱いなあ。。。



2001年03月04日(日) 「復讐 消えない傷痕」

前回見た「運命の訪問者」の後編に
当ります。
はい。このところお気に入りの
黒沢監督&哀川翔主演です。

前作で、復讐のために警官を
辞職し、とりあえず(というのかな)
復讐を果たした主人公安城ですが、
この後編では
名前も山本と変え
さらに上にある悪の組織を
潰しにかかります。

黒沢監督のシリーズの
前編後編に別れた作品を
見たのはこれで
2本目ですが、
見れば見るほど
ぞくぞくしてしまいます。

復讐の鬼と化しているのですが
淡々とそして冷静、
不気味なほどの
存在感。
いいなあ。

あと哀川翔さん主演の作品は
1本らしいのですが(残念)
黒沢監督
新しいシリーズ作品作ってくださーい。



2001年03月01日(木) 「バトルロワイアル 外伝」

映画ではなく、メイキングビデオですね。
でも、このビデオ
レンタル店で無料じゃなかったんです。
いつもメイキングは無料だったのに(笑)

50分弱のビデオの中で
映画とは別のごく普通の女子学生に
戻った少年・少女達の
それでもちょっと気取った(笑)姿が、
いろんな角度で映されています。

深作監督もビデオの中で70歳の
お誕生日を迎えていますが
いやー若いですね。
声を張り上げて、演技指導する姿や
なべを投げつけたり、チョークを投げつけたりと
迫真の演技は監督!?
なんて思うほど、厳しく元気に
映画に向かっている姿が
印象的でした。

このメイキングを見て
映画を見たくなったのかというと
内容が分かっているだけに。。。ですが、
ただ残酷だから、青少年の精神によくないから
ということで指定をしてしまうというのは
納得できないなあ。


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