いろんなホラーを パロディにして さらに下品な味付けをしたら こんな感じかなという はっきり言って かなりくだらない映画です(笑)
最初から「スクリーム」のパロディで 登場。 「マトリックス」「ラストサマー」 「ブレアウィッチプロジェクト」と パロディがいろいろ ごちゃ混ぜに入っていますが 大笑いできるものもあれば ずれてるんじゃないの(笑)というのもあり。
私は、あの「スクリーム」の マスクの目が細目になってなんとも 情けない表情になったところが 笑えるというより 愛敬を感じました。 って映画の筋と全然関係ないですが、 まあ、筋もあるというより ないと言った方が近いですね。
昔のトロマ社の映画が懐かしくなるような そんな映画でありましたが、 下品なのであんまりオススメできないでしょう。
2001年01月25日(木) |
「スティグマータ 聖痕」 |
聖痕とは、キリストさまが張り付けに あった時に、傷つけられた 同じ個所から 怪我をしたわけでないのに 血が流れるという現象。 (すみません、絶対にそうという説明が むずかしいのです)
主人公の女性は、亡くなった神父さんが 持っていたロザリオを 偶然手にしたことから 知らず知らずのうちに 聖痕が現れてしまいます。 そこに聖痕を調べる仕事をしている 男性と出会い。。。
聖痕という現象は以前 テレビのドキュメンタリーで見たことがあったのですが では映画ではどのような形で 映像にしているのかと思ったら。。
途中から ほとんど「エクソシスト」のような 雰囲気になってしまって、 何を言いたかったのか よく分らなくなってしまいました。 ただのホラーには きっとしたくなかったのでは ないかと思うのですが。 なかなか難しいテーマだったと 思います。
一般人のエドがひょんなことから ケーブルテレビの新しい番組に 出ることに。 その番組はエドの一日を 寝ている以外すべて写すというもの。 放送が続くほど エドの知名度はあがり 人気者になるものの。。。
ジム・キャリーの「トゥルーマンショー」を 彷彿しますが、 基本は同じ主人公の日常を流すという 手法ですが まったく違った感触の映画です。
どちらかというと この作品は地味ですが、 リアルな番組として 仕上がっているので、 本当にこういう番組があっても おかしくないなあと 思いました。
でも、どちらかというと映画で見るというより 2時間ドラマのような雰囲気になってしまっているのが ちょっと残念でした。
2001年01月17日(水) |
「6ixtynin9」 |
タイのタランティーノと言われても おかしくない ラッタナルアーン監督の作品ですが、 飽きない演出で面白かったです。
会社を解雇され 自殺も考えていた主人公の住む部屋は いつも部屋のナンバーが 6番なのにナンバーの止め方が悪く 9番に見えてしまいます。 そのことから、番号を間違え 闇の大金が主人公の部屋の前に 置かれていきます。 そしてそこから始まる事件が。。。
タイ映画を映画館で見るのは初めてだったのですが 目からウロコと言う感じで すっかり映画の世界に入ってしまいました。
テーマとしては重い話なのに ところどころコミカルで 笑わせる所もあって、 2時間弱の時間があっという間でした。
つい映画というとハリウッド映画を 浮かべてしまいますが まだまだアジア映画世界も 侮れないぞ!と実感した映画でした。
2001年01月16日(火) |
「ミッション・トゥ・マーズ」 |
ブライアン・デパルマ監督作品ということで 気になっていた作品だったので やっと観ることが出来ましたー。
火星で事故にあった仲間を救うために 救助にあたる 宇宙飛行士の話が中心なのですが、 なぜ事故にあったのかという謎が。。。
昔の畳み掛けるような演出が ちょっとダウンしているような 感じがしてしまいました。
特に途中でのダンスシーンは 思わず早送りしてしまおうかなあ なんて思ってしまったり、 で、最後も。。。
宇宙を舞台にした作品は数々あり 「エイリアン」シリーズが好きな私としては デパルマ監督らしい 以前のような 雰囲気の作品を作ってもらえたら もっとよかったなあ、 なんて思ってしまいました。
なっちゃんのCMですっかりブレイクした 田中麗奈ちゃんが 「がんばっていきまっしょい」のような 自然で初々しい演技をしています。
病身のお母さんの 大事にしているオルゴールの中に 隠された、投函されなかった 初恋の人への手紙を見つけ その主を探す旅にでます。 そして、無事見つけることができたのですが。。
私はてっきり、探すことがメインの 映画なのかと思っていたのですが 見たらちょっと違いました。
初恋の人は、会った方がうれしいのか それとも胸のうちにそっとしまっておいたほうが よいのか。 人それぞれながら、初恋の人を思い出すと 誰でも胸がじーんと来るものがありますよねー。
そんな懐かしい気持を思い起こさせてくれる 映画でした。 初恋がメインでありながら お母さんとのやりとりは 本当に切ないです。 私も主人公と同じ経験をしているので 初恋の人より、あの時期に戻って 母と話しをしてみたいなあと。 思ってしまいました。
2001年01月06日(土) |
「パーフェクトストーム」ネタバレあり |
実際にあった巨大台風の中で 漁に出ていた 漁師たちと家族 そして、海上にいた 人々が とてつもなく 荒々しい嵐の中で翻弄される姿を 圧倒的な映像で 見ている私まで 息苦しくなるようでした。
完璧な台風。 タイトルからしてすごいですよね。。
ネタバレ。。。。
てっきり実話で 残った漁師の方のお話を聞いて 映像化したものと思い込んでいた私は 最後にあの結末はええええと 思ってしまいました。
ハッピーエンドばかりではないということ かもしれませんが、 もっと救いが欲しかったなあ。
昔「マグノリアの花たち」という映画をこのタイトルから 思い出したりしましたが、 全然違った映画でした。
ある一日をテーマにいろんな人たちが 生活している日常を 切り取って、それぞれの テンポ、テーマで、話が平行して 進んでいきます。 でも、でてくる人たちが まあ、普通というよりは かなりエキサイティングな方々が多く 普通の日常っていうより ちょっと離れている感じです。
特にトム・クルーズ演じる人物は セリフに思わず ああ下品だなああって。 いつものトム・クルーズのイメージとは 180度違ってます。 それだからこそのインパクトは十分ありますが。 ファンはどういう印象だったのかな。 聞いてみたい。
映画は3時間以上という 長編ながら、それぞれがどうなるのだろうかという 思いで、途中もだれることなく テンポ良く見ることができました。
しかし、あの最後の○○は 一体なんだったのかなあ。 ホラー映画よりかなり気持ち悪いかもしれない ○○の存在。。 (映画を見て驚いてくださいね^^)
随所に使われている音楽も 味があり良かったです。
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