大切だと思う人ほど 時に残酷な仕打ちができる。 どうでも良い人になら 私はこんなにも 悲しんだりはしない。
あなたは言う。 大切なものがある。 あなたは言う。 君と同じように。
隠れていたのは 一つだけじゃなくて その大きさは深く 私だけじゃない。 知りたいと思うことは それを知るよりも 確認する方が恐いと はじめて分かった。
優しい声が 嬉しかった。 真面目な声に 少し戸惑った。
あなたが大切な人だからこそ それは残酷な私への愛。
あの時と違って あなたの体温を頼るには もう遠すぎるから ただせめて 大切な存在でいて欲しいと願っているのだけど それは 無理なことなのでしょうか。
辛いのは あなたもですか?
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