目次過去未来


2003年10月28日(火) 演奏会



 ドイツに住む友人Aさん、といっても、昔、欧州の帰りの飛行機で見そめ?、その時は少し会話しただけで、それっきりのはずだった、が、ある、レストランのライブで演奏をしていた所に、本当に偶然に再会して、ならばと、演奏時の美しい表情(Aさんはフルートを吹きます)を画に描かせてもらえまいかと、お願いして、当時神戸にあった、画廊の何階かを借り切って、そこで演奏してもらい、モデルになってもらった。それだけの縁である。
そのAさんはその後、またドイツに戻り、現在、演奏家のご主人(日本人)と結婚して二人の子供さんがいる。

 先日、久しぶりにメールをもらった。「主人が29日、大阪フェスティバルホールにて、 ザール・ブリュッケン放送交響楽団 スタニラフ・スクロヴァチェフスキー指揮のベースで参加しております。よろしく」とのことだった。今日で明日はとても行けないから、ここに宣伝しておきます。まだ、東京方面で6回くらいの演奏があり、テレビ撮りもあるようだから、是非聞きたい(残念ながら、TV故障につきご主人の演奏時の顔を見ることが出来ない)。

 指揮者は80歳になる、 スタニラフ・スクロヴァチェフスキーという人で、「ブルックナーの純正な演奏スタイルを継ぐ。堅実で雄大な演奏で欧米ではつとに知られるマエストロが、初来日となる歴史あるドイツの楽団を率いて登場します」との事です。



  大阪フェスティバルホール 10月29日
  ザール・ブリュッケン放送交響楽団 
  スタニラフ・スクロヴァチェフスキー指揮
  曲目/ブルックナー:交響曲 第8番(原典版)

    
  

 









2003年10月24日(金) 新聞



 産経新聞の「主張(一般新聞の社説にあたる)」が、ニューヨークタイムズからリンク要請があったそうだ。何はともあれ、よかったと思う。ヨーロッパでも(向こうで多く読まれている)これで、日本の良識を読んでもらえる。

 何を増して悔しいのは朝日新聞だろう。拉致問題にしても、「疑惑」という記事表現で、金正日が拉致を認めるまで、書き通したし(すでに警察発表などで北朝鮮だと断定していたにもかかわらず)、拉致問題は日朝正常化に障害になると書いて、横田さんは長年取っていた朝日新聞を止めた。
ちなみに、朝日系では、フランスの「 ル・モンド 」の関連会社が編集する国際月刊紙 「ル・モンド・ディプロマティーク 」と、週刊「金曜日」「論座」と言う、日本の左翼雑誌とリンクしている。

ニューヨークタイムズにも、日本たたきの妙に偏った記事がある。だけれど、産経新聞を選んだ理由は、多分今度の戦争の主張が明確で、揺るぎがなかった事をみていたのかもしれない。要するに、新聞も国益(米国の)のために、同調する社説を持つ新聞社を選んだにちがいない。

 朝日は、イラクをペンで擁護しても、イラクに味方して、同盟を結び参戦した国はひとつもないという、現実は書かない。こういう新聞よりは、現実的な社説を取っている産経を選んだのだろう。漫画家がぽち保守とあざ笑ってもどうしようもない。あざ笑うのは、ポチでもハチ公でも出来る。じゃぁどうすりゃいいのだ。
 昔、ニクソンが防衛のために、佐藤首相に「核を持て」と薦めて、当時の朝日を始めとする新聞と世論が反対し、それをきっかけに米国は日本を三等国扱いをし始めた。独立国で、自国を他国の核の傘で守ってもらっている国は世界で日本しかない。

対等こそが同盟関係なのである。しかし、今の日本には、そういう武器がないし、守れない、憲法にもしばられている。目の前に、北朝鮮と中国がある。
その事を思うと、米国支持は仕方ない。これからの日本を思っての事で、産経は明確に国益のためを支持して、社説とした。これが、支持されたのだろう。









2003年10月22日(水) 援助交際?



これは、何でしょう?文章の後に、 援助と付けてください。


アルジェリア   柔道連盟に対する文化、カマ・アンド・アルブレス母子病院医療機材整備計画」
アルバニア    食糧増産
アフガニスタン 「警察機材整備計画」および 「対アフガニスタン地雷除去機開発研究計画」
アンゴラ     ジョシナ・マシェル病院整備計画・ 食糧援助 カブール・テレビ放送施設
整備計画「 カブール国際空港機材整備計画「道路セクタ-・ー・プログラム」
イエメン     小中学校建設計画
イラク      国内の被災民および 難民 食糧
インド     「サー・ジェイ・ジェイ病院及び ポリオ撲滅計画」の
インドネシア   人材育成奨学計画 ・中央および北スラウェシ州橋梁改修計画
ウガンダ     第二次カンパラ市内幹線道路改善計画
ウズベキスタン 看護教育改善計画 ・ 人材育成奨学計画
ウクライナ リビフ国立オペラ・バレエ劇場に対する文化
エクアドル 基礎保健サービス強化計画 ・ピチンチャ州スポーツ連盟に対する文化・アスアイ州地 下水開発計画
エジプト アインシャムス大学に対する文化・ 食糧増産
エチオピア 小児感染症予防計画」のためのユニセフ

ガーナ    国立競技場に対する文化 ・「小児感染症予防計画」のための・ 地方電化計画(2/2期)
ガイアナ   ニューアムステルダム病院再建計画」(2/2期)
カメルーン  第二次小学校建設計画
カンボジア  感染症対策計画 ・「プノンペン市周辺村落給水計画」
ガンビア   食糧
ギニア    コナクリ市小学校建設計画(2/2期)・ 債務救済・ 食糧
キューバ    国立交響楽団に対する文化 カーボベルデ 食糧
グアテマラ   サン・カルロス大学西部校に対する文化 ・食糧増産
コスタリカ  コスタリカ大学に対する文化
クロアチア  国立・大学図書館に対する文化

ザンビア    リビングストン博物館に対する文化
サントメ・プリンシペ 食糧
ジブチ     基礎教育強化計画
シリア     ダマスカス市内配水管改修計画
スーダン   「小児感染症予防計画」のためのユニセフ
スワジランド  第二次地方給水計画
スリランカ   マータラ上水道整備計画・ 債務救済 ・
セルビア   モンテネグロ バイナ・バシュタ揚水発電所改修計画・ セルビア共和国中核病院 
医療機材整備計画 ・「職業訓練セ ンター拡充計画」
セントビンセント・グレナディーン諸島 キングスタウン魚市場改修計 画
タンザニア    リンディ州・ムトワラ州水供給計画・ 感染症対策計画・ 食糧
タイ       アジア太平洋障害者センター建設計画
中国      「第三次貧困地域結核抑制計画」・ 人材育成奨学計画重症急性呼吸器症候群
(SARS) の感染拡大に ・第二次中等専業教育学校機材整備計画」

ドミニカ共和国  旧公営農場地下水開発計画

ナイジェリア  「小児感染症予防計画」のためのユニセフに対する
ナミビア    国立劇場に対する文化
ニカラグア   青年スポーツ庁に対す・ 食糧増産・ ナグア県基礎教育施設整備計画
ニジェール   ドッソ県・タウア県小学校建設計画
ネパール    シンズリ道路第四工区緊急復旧計画・ 第三次カトマンズ地区配電網拡張整備
計画 ・カトマンズ上水施設改善計画 ・ネ パール の教育」支援のための小学校建設  
債務救済 ・食糧増産
ハイチ 食糧援助および食糧増産  
パキスタン   「イスラマバード小児病院整備計画」ほか1件
バングラデシュ 債務救済 ・人材育成奨学計画 ・緊急産科医療サービス強化支援計画 ・「ポリオ撲滅計画 」

パプアニューギニア  国立ラジオ放送局機材整備計画
フィジー       公文書館に対する文化
フィリピン     「第六次教育施設拡充計画」 ・「指紋自動識別システム整備計画」
ブータン       食糧増産
ブルキナファソ   食糧援助
ベトナム     「北部地下水開発計画」・ 国立小児病院機材改善計画・ 人材育成奨学計画・ 麻 疹ワクチン製造施設建設計画・ 第二次中部地方橋梁改修計画
ベナン共和国   「小学校建設計画」・食糧・ボスニア・ヘルツェゴビナ  オサニッチャ橋及びボガティチ橋改善計画・ 国立 劇場に対する
ボリビア      第三次地方地下水開発計画
ホンジュラス     第三保健地域病院網強化計画第七保健地域地下水開発計画」           
ポーランド       ニコラス・コペルニクス大学に対する文化

マケドニア      スコピエ市呼吸器関連医療施設医療機材整備計画
マラウイ       債務救済
マリ         債務救済
マーシャル      マジュロ病院整備計画
マダガスカル     予防接種拡大計画 ・「国道7号線バイパス建設計画」
ミクロネシア     ポンペイ島周回道路改善計画
メキシコ       国立人類学歴史学学校に対する
モーリタニア     食糧
モロッコ       ベンスリマン地区飲料水計画・ シディハセイ零細漁村開発計画
モルディブ      食糧
モンゴル       国立ドラマ・アカデミック劇場・「第二次初等教育施設整備計画」・第二次鉄道
線路基盤改修計画」
ヨルダン       ザルカ地区上水道施設改善計画
ラオス       ? ・小学校建設計画 ・「国際電話交換設備改善計画」
リトアニア      国立博物館に対する文化
ルーマニア     国営テレビ局に対する文化



    *****************************

 これは、過去何年かの記録ではない。今年、日本からまったくのただ!ロハ!只!で、綺麗な言葉で言えば、無償援助した(する)国々である。日本はえらい!
ようもこれだけ、やっているのに、自国民にさえあまり知られず、馬鹿にされ、ユナイテッドネイションズ(国連)の中に、拉致問題に関して支援を反対する国が10近くもあるのだ。もっと自国の事を言え。
 独立独立と言うのもいいけれど、自分でやっていけない国は国と言えるのだろうか? なんで援助国の中国が先に有人飛行を成功させ、援助された金を、また他国に援助しているのだろうか。分け与えるのはいいことだろうが、「日本からくれた金をお裾分けするよ」とは、死んでも言わない。

 小さくて弱い国だから善で、大国で強い国だから悪だと考えるのは単純すぎる。日本はこれだけのことをしている。


参考引用:外務省 ODA 「無償資金協力平成15年度の交換公文締結日 」より。









2003年10月19日(日) テレビ局に喧嘩を売る。



 最近、インターネット読書観劇テレビ音楽鑑賞映画、その他趣味、とあらゆる物に囲まれて、もう、個人の能力では、時間的な対処しようがなくなった。そこで、買い換えてから6年くらいしか経たない、フラット型大画面テレビの故障を契機に、テレビを見るのを止めて、その分、読書と、映画鑑賞を生活の一部とすることにした。

 テレビの音は、FM音なので、オーディオ装置から、拾える。したがってニュースなどは聞くことができる。

そのニュースで怒り心頭に達したのが、昨日土曜日の、関西テレビの夕刻6時からの「ほっとカンサイ」というニュース番組、前半は東京のフジテレビの、木村太郎と安藤優子のニュース(こちらは問題なし)、後半が関西に切り替わって、問題のほっとカンサイの近畿地方のニュースとなる。

 このニュース番組は以前からかなり偏向していて、聞いているとまるで朝日新聞のようである。
 今回も、金曜日と土曜日に渡って、また、凝りもせず、朝鮮人の強制連行の話であった。金曜日に、メールで、「そのような事実は無く、スタッフ内の無知を憂う」と、意見して置いた。が、その翌日の昨日。今までになく、「強制連行」を何度と無く、繰り返し繰り返し、言葉にして、そのくせ卑怯にも、「まだ、よくわかっていないが…」と逃げを打てる様に、アリバイ工作をして、報道していた。
 二日目、土曜日は、強制連行されて引き離された兄弟が平壌で再開したという、嘘で固めた話を美談のようにして取り上げていた。
その朝鮮人は、「日本の炭坑に*徴用で連れてこられて、働かされて、同炭坑にいた日本人に虐められた」(この言葉自体には嘘はない)、という言い分だ。
 これを脳天気に全く曲解し、何を調べたり検証したり、識者に聞いたりするのでもなく、公共の電波を使って、さもあったように垂れ流す。ついこの前のニュースステーションの久米宏の一派と同じである。

 このほっとカンサイは、なぜ、たった一人か二人のさしたる重要人物でも無い人物を、日本の政府レベルが、強制的に日本の炭坑にわざわざ引っ張ってきて、なんで炭坑に働かせるかの意味については考えようとしない。
 それに、当時、朝鮮も台湾も日本なのである。実際戦前の学生集会が長野県で開かれている古い映像(チャンネル桜)を見ると、日本全国から学生が集ってとナレーションがあって、その全国が、台湾・朝鮮・満州までにおよんでいることがわかる。日本中とは当時そういう範囲であった。

 何の強制連行の必要があろうか? それに徴用(ちょうよう)は、国民としての義務の事である。この義務を強制というなら、義務教育は強制教育となる、左巻きの人々はそういう解釈で今もものを言っている。
 当時、当然、台湾の人も、朝鮮の人もそして日本人も徴用を受けて、炭坑などで働いた。本人も炭坑で元祖日本人に、いじめられたと言っている。なんだ、日本人もいたんじゃないか!この日本人は元台湾人だったかどうかはつまびらかではない。
 このように、一部の一握りの人間の言ったうそかもしれない言葉に、天下の大放送局が、簡単に騙されてしまう。NHKの中枢に巣くう、反日組織のグループが民放にもいて、盛んに公の番組にこういう言葉を垂れ流す。

 メールで、関西テレビのほっとカンサイに、十一月14.15.16日と、京都国際交流会館で、歴史教科書各社を見比べのパネル展が和別館で開かれる予定だ、その時に、一番確信犯の連中を連れて取材に来いと喧嘩を売っておいた。
 何にまして、頭に来ているのは、何度も書くが、十数回「強制連行」を連呼しながら、時折「よくわかっていないが…」と逃げをうつ報道姿勢だ。
よくわかっていないなら、公にするな。ジャーナリストならとことん調べてからものを言え!

 関西テレビのモットー(ホームページに書かれてある。)は「日本を元気にする」だそうである。ここ何年か前から放送している、ゆがんだ戦争観や、自虐的な朝鮮寄り、中国寄りの立場に立った報道は、何よりも「日本人を意気消沈させる」事に一役買っていることはまちがいない。これを知ってやっているとすると、確信犯であり、知らずに垂れ流しているとしたら、報道人としては失格である。


ちょうよう【徴用】
   (名)スル (1)戦時などに国家が国民を強制的に動員して、兵役以外の一定の業務につかせること。日本では一九三九年(昭一四)国民徴用令が公布され、敗戦まで行われた。「—工」「—船舶」「軍需工場の工員として—される」(大辞林より)

 徴用は法律で決められたものであった。









2003年10月18日(土) 父ちゃん達



 某日、イノダコーヒ店で、布鞄の老舗、一致駄和半端店(仮名)と懐石料理店、¥(仮名)の主人が仲良く珈琲を飲んでいる所にちょうど出会った。
こちらは、昼から、北山の蕎麦屋で茨城・福井・北海道産の蕎麦を、酒とやって上機嫌でイノダに来たところであった。¥(仮名)の主人とはここでよく会う。ここの近くに店があり、毎日のように来ている。

 一致駄和半端(仮名)の主人も懇意にしてもらっている。たん譚の描いた、昔の一致駄和半端店(仮名)内の繪が今でもかかっている。その主人が、「¥(仮名)の主と娘さんが、パパスのコマーシャルモデルになってる、見たって!」という。
 パパスは、この前から、(故)山本夏彦さん、一致駄和(仮名)さん家族、そして、今回¥(仮名)の主人と娘さん、なんか因縁ありげな展開である。こちらも、この日、たまたまパパスのシャツを着ていた。シャツを指さして、「ああ、そのシャツの銘柄や!」

 帰りに、教えられた家庭画報という本を見た。
言っていたコマーシャルページを見て、ここで、重大な思い違いをし続けていたことが、その時わかった。
 いつだったか¥(仮名)の店先で、立ち話をした時に、隣にいた、娘さんとばかりずっと思っていた人は娘さんではなかったようなのだ。
パパスのコマーシャルに、仲良く一緒に¥(仮名)さんと写っている娘さんは見たことのない人だった。してみると今まで、娘さんだとばかり思っていた人は誰だったのだろう??

 それと、もう一つびっくりしたことがある。この家庭画報という雑誌、めちゃくちゃ重い!2kg位あるのではないか?ほとんど、全ページがカラー写真で構成されていて、これを手にとってしばらくページを眺めていると、男でも、腕がかなり疲れる。こんな本、誰が読むのだろうか?
かって、¥(仮名)の店先で見た、こちらが勝手に娘さんだと思っていた人は、かなりな美人であった。この店を継ぐにふさわしいなぁと内心、勝手に思ったものだった。
家庭画報に一緒に睦まやかに写っていた方の、本当の娘さんはどうだったかというと…、愛嬌があり、…器量もそれなりの娘さんでした。…それにしてもあれはだれだったのだろう…。









2003年10月13日(月) ヒトラーはすべて悪か?



 映画俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーが、知事に立候補したときに、ヒットラーを賞賛していたと、誹謗中傷されていた。確かにヒトラーは独裁的で、ユダヤ人をこの世から一掃しようとした。それでは金正日のように世襲で出てきたのだろうか?

 ヒトラーは、ちゃんと民主主義のルールの下、ドイツの人達に選挙で選ばれ支持されたのだ。いまだにヒトラーを支持する人々(ネオ・ナチ)もいる。ヒトラーがドイツを治めていた時、ドイツは今の北朝鮮のごとくだったのだろうか?
 ドイツは潤っていた。一人好景気であった。ヒトラーは人々に支持されていた。金正日のように、自分に完全服従する、確信階層以外、最後には500万人(100万人という人もある。)さえ残れば、自国民は死んでも良いというような考えはなかった。ただし、他民族?ユダヤ人は迫害した。

 ヒトラーはイギリスの経済学者ケインズが気がついた経済理論を本能的に知っていて、それで自国を繁栄させ、あれよあれよという間に、国際間協定を破って軍備を拡大し、近隣国に侵入し居座り、拡大を続けた。だが、だれも何も言わない。第一次大戦で疲弊仕切っていた国々は、この程度であれば、大きな戦争にならなくて許せる範囲だろう(当時英国首相チェンバレン)と、ドイツを咎めなかった。

 一人、警告を発し続けたのはチャーチルであった。「今、叩いて置かなければ大変なことになる」といったが、「平和を愛する団体」や「平和主義者」から戦争屋と罵倒された。その結果、どうにも動けなくなり、ヒトラーは其れを巧みに利用し、領土を広げていく。勿論国民に指示されて。領土こそ広げないが、今の日本と北朝鮮にうつして考えるとぞっとする。

 そうして人々が気が付いた時すでに遅し、第二次大戦に突入する。
平和を愛する者達が、戦争を起こすとはそう言うことである。ヒトラーを、持てる力なかばの時に叩いていたら、ユダヤ人の大虐殺(本当にあったらの話だが。たん譚は収容所内伝染病死説をとります。)は起こらなかった
異民族迫害、他国侵略居座りという事を除けば、ヒトラー政権はうまくいっていて、繁栄していたのである。国民は潤っていた。

ケインズの経済理論
例えば、何でもいいから国民(一億人とする)に、大きな穴を掘らせ(ヒトラーは今でも戦車が走ることが出来るアウトバーンを作らせたり、公共事業に力をいれた)て、国はその準備金に一兆円投資し、労働者に賃金を払う、または埋めさせて賃金を払う。すると労働者には一人、平均一万円の臨時収入が手に入る。彼は二割ほど貯金し、後の八割、8000円を買い物・飲み食いすると仮定すると、全体の消費は8000億円になる。この8000億円は使われた先の、店主や酒場の親父、従業員達に収入として懐に入る。これを手にした商店主や従業員はまたこれを二割ほどためて、八割を消費すると仮定する。

そうすると8000x0.8で6400億円使うことになる。それをさらに収入とした人はまた八割を使う、6400x08で5120億円、…とずっと繰り返す。

最初の一兆円、+8000億円+6400億円+5120億円+…となって行く。これの和が、「無限等比級数(数列)」というので出る。これで、算数すると、結果は一兆円の元手で、5兆円の経済効果が出るということになる。

 無限等比級数 S= a (初項・一兆円)÷(1ーr)
  r(公比)=消費の率ここでは0.8
       計算してください。

              ***

●古典派経済学は「はじめに供給あり」と考えたが、ケインズは「始めに需要ありき」と考えた。コペルニクス的転回をした。これを本能的に知っていたのが、ヒトラーだった。


参考文献:日本人のための経済原論 小室直樹









2003年10月05日(日) 人を食った話



 最近、北朝鮮で人肉が売られているという情報がある。本当だろう。昔、白黒の日本映画で漂流した漁船の漁師達が、年の若い漁師を殺して食い生き延びるというのがあったし、もう何年前になるのか、アンデス山中に墜落した、旅客機の乗客、ラクビーの選手団や牧師や一般乗客が、死んだ乗客の肉を食ったというのがある。

 いつの時代にも、どこでも共通している「生き延びるために」というのが食人の大前提だと思っていた。今北朝鮮でおこっている人食いも飢えに飢えた上での事だろう。
この人を食うという行為について調べていく内に、驚くべき例外の民族がお隣に住んでいることがわかった。
 
そんな昔の話ではない。毛沢東率いる文化大革命の運動が盛んな頃の事。例えば、一九六八年六月十八日夜、語文教育研究組組長および地理、図画の先生である果樹芳は殴殺された。殴殺というのは文字通り殴り殺すのである。罪状は走資派(資本主義に走る)という理由から。
この後、広西省武宣県武宣中学校の図画の先生は、腹をさかれ、学校で宴会が行われ,そこで心臓と肝臓を食われた。。
 またあるところでは共産主義に不適合とみなされた人々が殴殺されると、人々が死体に群がり肝や心臓を抜き取り、または肉を削ぎきって、持って帰り豚肉と一緒に煮て食ったという話もある。ご丁寧に、包丁を渡された人が、人間のさばき方が分からずいると、「人をさばくにはあばら下から、人の字に切って、下腹部を強く踏むと心臓と肝臓が、ぽんと飛び出てくる」ちゃんとさばき方があると教えてくれたりする。

こういった事が、例外的におこったのではなく、食人事件は霊山県という所の二つの人民公社で22例、合県のある公社の18例、浦北県のある人民公社の19例、欽州県の3例などで確認されているという。
ト小平は、「広西省で人肉を食べた悪い人間は全部、党から除名処分すべきだ。」と正式に署名し、
姜肇初副書記は、
「党中央からは、人肉を食べた幹部に対して、再び県委員会委員を務めることを許さない、という文献はないではないか」と反論したりしている。
食人に対して罪悪感がまったくない。

 食人騒動が起こりそうなのは、普通に考えて、飢餓地帯と思うが、支那はそうではない。主に人口密集地域に突然、発生し、大都市の長安、洛陽、開封、北京、南京のような文化の中心部や都に大発生する場合が多いのだと言う。
この食人に関して調べていて、思い違いをしていたことを発見してしまった8/28(木)の死刑は極刑か文中にて書いた西太后云々‥はまちがい、訂正しておいた。

文革中に発生した食人は、どう考えても、飢餓から来る止むに止まれぬ物と言うより、そういう性情にあるのが支那人と言うことになる。古代にはどこにでも見られた事だが、ついこの前の1960年代に発生したのは支那ぐらいだろう。


参考文献:「食人宴席」鄭義著 黄文雄訳
     「酷刑(血と戦慄の中国刑罰史)」王水寛著 尾鷲卓彦













2003年10月02日(木) 日本への洞察



 新しい教科書をつくる会名誉会長西尾幹二さんのホームページに「さらば吉田茂」という名著を書いた、元フーバー研究所の片岡哲哉さんが興味深い洞察をしている。以下にあります。平成15年10月1日 片岡鉄哉氏の談話  (一)(二)(三)これは日本に対してアメリカの重要人物が日本をどうしようとしているか、日本からの一種のスパイが誰であるが語られていて、興味深い。 

西尾幹二さんのホームページから「インターネット日録」をクリック!


昨夜、今年の大雨の靖国神社参拝者150人!の全インタビューを見た(チャンネル桜)。インタビュアーは私見を全然言わず、たんたんとあらゆる層にマイクを向ける。ほとんど全部の人が(靖国にお参りに来るような人達だから当たり前だろうが)、しっかりと自分の意見を持ち、どうどうとマイクの前で意見を言うのにはびっくりした。この中で、もっとも異質な若者が一人いた。金髪で(日本人)よくいる型の若者。まず、友だちが行こうと言うから来たといい、最後に「戦犯を祀るってのはよくないと思う」と言ってのけた。ううむ。だからきんぱつなのか??

 関係ない話だが、「西尾幹二さん」と書いて「西尾幹二氏」と書かないわけは、ちょっと国語にこだわりを持っている人ならわかると思うけれど、「氏」は文字どおり、西尾氏であって幹二の後に続く物ではない、
これを政治家で実践しているのは、知っている限り、西村真吾さんのメール位だろうか。森鴎外もわけて書いている。とはいうものの無意識に以前に書いているかもしれない。










myrte21 |MAILHomePage