TALES OF ROSES

2005年05月31日(火) オダマキ

こちらでは 雑草のように、あちこちで

こぼれ種で、しかも それぞれが 交雑するので

いろいろな色のオダマキが 咲きます。

青一色のもの、ピンク〜白、園芸種の水色・・・

お向かいの 裏庭の隙間に咲くのは純白で、今まで見たことがない

あれも ぜひ タネを採っておきたい。


中でもこのオダマキが、特に気に入っています。

半日陰の方が、花が大きめで、華やかに咲きます。

バラの前の、オダマキの饗宴です。




2005年05月30日(月) 苗探し



黒花フウロソウ


超レアもの揃いの苗屋さんKは、雷がなると5%引き。

雨が降ると10%引きになる。

友人のバラ大魔王さまと 行きまして、

私が先にレジに並んだとき

雷が始まって、5%引き。

あとから大魔王様、

「アタシ雨が降るまで待つ!」と言って まだまだ苗探し。

待ちくたびれて私は車で寝てました。

「あっちゃ〜〜ん♪」という声で目覚めたら

彼女、雷雨の中、苗いっぱい抱えて ちょーご機嫌。

「雨と雷で20%引きだったのーーー!!!!!!。」

さすがですわ。

大雨と雷の中、ピカッドドーーン!!と

稲妻が光るたびに ギャーギャー

騒いで 帰りましたわ。( ̄_ ̄ i)


買った物、ヘリアンセマム、アロンソア、リクニス、ゲラニウム
他・・いろいろ。



2005年05月28日(土) ファンフェア(ファンファーレ)へのご質問について

ハルさん

返事のメールが戻ってきますので
ここに書きます。


ご質問ありがとうございました。
HPもご覧いただきありがとうございます。

あのバラは
秋田県の大館市、石田ローズガーデンで 大株になって咲いています。
そこのラベルが「ファンフェア」なので
わたしも「ファンファーレ」だろうとは思いつつ
「ファンフェア」と HPに記しています。

市に寄贈されたこの広いローズガーデンを、
持ち主の石田代議士の生前の頃から 一手にまかされていたのが
大館市の小倉バラ園さん。

小倉バラ園は、今でも古いバラやオールドローズを
作り続けています。

そしてその新苗は、岩手県の花巻バラ園で多く販売されます。
ラベルには、ずっと「ファンフェア」と記されています。

というわけで、「ファンフェア」を手に入れるには

1,小倉バラ園に直接注文、

2,石田ローズガーデンのバラ祭り、6月18日前後2週間(苗販売あり)

3,花巻バラ園の販売所、バラ祭り(6月12日から)の頃、花付きの新苗が来ますので
  直接電話で予約できます。
  地方発送もしてくれると思います。

  の3つの方法があると思われます。

  素敵なバラです、無事にゲットできますように祈っております。


                    佐香厚子@まりーANKO



 庭で山ほど咲く ヤマオダマキ



2005年05月27日(金) カナリーバード

こんな茂みになってます。



ここは庭の裏で、日陰になってますが、こんなに咲きます。

一見、雑木林の木のような幹をしているので
木と山椒のような葉っぱだけでは 誰もバラとはわかりません。

実は、去年、木の根本から、
直立していたのが、横倒しになってました。
だれかに踏まれた感じ・・・

だけど強い。
それが 原種系のバラです。

花のアップ。

c-bird



2005年05月26日(木) バラの開花 始まりました

いつもながら、この時期は、毎日ドキドキです。





花芽の状態、つぼみの状態、

虫がいないか、葉っぱは しおれていないか、

日光は足りてるか、肥料は行き届いてるか

みんなのご機嫌はいかがか、

毎日見回りです。


バラは、人の足音を聞いて育つ、と言われます。

それほど、「自分を見てくれてる」、という意識を感じます。

新顔さん、チャイナ・ローズの

「ル・ベスユーヴ」です。

上の画像は 昨日のもの。

そして今日




2005年05月20日(金) お葬式



親戚のお葬式があった。

岩手県の面積は 四国4県とほぼ同じ。

その中の 日本で村として一番広い面積の川井村は、

山また山の中。



大きな農家なので、3部屋をぶちぬいた祭壇に、

四方の鴨居に数え切れないほど並べられた個人の表彰状、業績。

それらには、きっちりと白い紙が貼られていた。



「志半ばで倒れた父の意志を継ぎ・・・」喪主は 言葉をつまらせながら

挨拶をした。


故人は 岩手短角牛の第一人者だった。




納棺の儀、葬儀、野辺送りを一度に済ませた。

野辺送りは、家の前で、葬儀の品々を持った近親者が

3度ぐるぐる回るのだった。

見送る女達は、白いさらしを渡され、それを頭に被る。


時折雨交じりの風は 冷たく

花輪のビニールもバタバタ激しく鳴り

花輪は 紐でくくりつけられながらも、大風で浮き上がり

屋根にあたり 激しく音を立てた。


野辺送りの先頭が持つ、竹の棒の先に直径15センチほどの

かごがつけられ、中には、色とりどりの和紙が 入っていた。


大風に吹かれ、和紙はくるくる舞い上がった。

誰もが、つられて空を見上げた。



誰もが 一人一人 志は、高く、果てしない。

志を遂げられる、いつか、その日は来るのだろうか、

来ないまま、人生が先に終わるのだろうか。



あの山も この山も ゴーゴーと音を立てて泣いていた。




白アケビの花




2005年05月17日(火) 花の記憶

夫が、「珍しい雑草を掘ってきたよ!」と

意気揚々と帰宅。

「もしかしたら、珍しい種類かも知れませんよ」、と

ニコニコして言うので

どれ、と見せてもらったら・・・

うちに 山ほど咲いてる、しかも繁殖力旺盛の、白スミレ。

(正式名称は、ビオラ・プリセアナというのですがね)



「これ、うちで咲いてるでしょ。」と言ったら

夫、絶句。

「捨てて来ます。、どうせ雑草みたいなもんだし・・・・」

そそくさと袋にしまうのだった。


何も捨てなくても、かといってうちの庭には もういらないんだよねえ。

ものすごい発芽率だもん、

タネは飛ぶは、あちこちで芽だしまくるは。

しかし、夫よ、うちの庭で咲いてる花、記憶できないのはなぜ??。

よそで咲いているレンギョウを指さして

「きれいですねえ」などと言うから

「あれ、うちにも6本あるでしょ」というと、絶句。

いつものパターンです。

どうしてわからないんだかねえ??????



全然関係ないけど、今日の画像は 日本桜草。

これも以前住んでいた借家から 掘って持ってきました。




2005年05月12日(木) シラネアオイ



山野草が さかりです。




先日お邪魔した婦人部長のおばさまからは
「カタクリ」と「白バナエンレイソウ」もいただきました。

ご実家の山で、カタクリとイチゲが群生しているのだそうで、
毎年みんなに分けて喜ばれているそうです。

来年はきれいに咲いてくれるかな。

でも山野草は、環境を選びますからね、
根付いてくれるか ドキドキです。



2005年05月09日(月) りんご園の人、その2

おばさまが、農協の事務で働いていた頃のこと。。

昭和30年、
月に1800円のお給料で、月に一度だけ
盛岡の映画館に行くのだけが 楽しみだったそうな。

盛岡までバス代を節約するため、知り合いのオート三輪の
荷台に乗せてもらったそうな。

それが寒くて寒くて、コートを着て、毛布でぐるぐるくるまっても
ガタガタ震えたそうです。

見た映画は『風と共に去りぬ』等の 往年の名画。

いつもオート三輪の荷台にのって一緒に行く友人は、
看護婦の仕事をしており
いいなずけが、シベリアに抑留されたままで、
二人で「慕情」を見たときには、
あたりもはばからずわんわん大泣きしたのだそうです。

そのお友達も、のちに結婚、離婚をし、
つい最近亡くなってしまったそうです。


あの戦争当時は、遠路はるばる訊ねて来る人には、
「どうぞ、一晩泊まって行ってください」と声をかけるのが
当たり前だったのだそうです。
心優しき村なのでしょう。

どうして
何もない紫波町の田んぼのど真ん中で バスを降り
どうして そのおばさまの家にたどり着けたのか、
その辺を訊ねてみたい私の祖母も 2年前に94歳で
他界してしまいました。

もっともっといろいろな話を聞いておくべきだった、と
悔やまれます。

おばさまと母が出会ったのは、11歳の頃、昭和20年ですから
おつきあいは 60年近くになります。

二人は 今年70歳になります。



2005年05月08日(日) りんご園の人




りんご園は 強風でした。

まだ満開には数日早かったのですが、
「王林」の花は、一番早く咲くというので、見せていただきました。




王林は、黄色い酸味のない りんごです。



ここ、紫波町のりんご園のおばさまは、私の母と同い年。
昭和9年生まれです。

二人が出会ったのは 戦時中。

食べ物がなくて、魚をたくさんリュックに詰めて
母親(私の祖母)と小5の母は、宮古から 長い長い距離を
バスに乗ってやってきたのだそうです。

魚とお米を交換してもらうためです。

お米どころは、もっと別の有名な地区があったのに、
何もないところで、二人はバスを降り、テクテクと歩いて
まっすぐに、やってきたのが、おばさまの家だったのだそうです。

二人は仲良くなり、その後も何度か
魚とお米の交換をし、手紙の交換もし・・・

戦後何十年もたった今でも、交流があるのです。

私も毎年、秋にはおいしいりんごをたくさんいただきます。

おばさまの昔の物語は、古い映画を見せていただいたような気がしました。
それは明日。



2005年05月06日(金) ツバキ一輪

晴天の下 
庭で草取りしていたら、町内会の婦人部長のおばさまが
自転車で見えて、

「Sさん、うちの山野草、今が盛りなの! 見に来て」と 素敵なお誘い。

前に 町内の役員をしたときの顔見知り
我が家までご存じとは・・

あとで聞いたのですが、おばさま、町内会の人は
ほとんど顔と家を知ってるとか・・。


拝見したたくさんの山野草、庭木、

楽しかった〜〜!
お庭って宝物、見せていただけると本当に嬉しいです。

初めて知ったのが、うちにもある山野草達が
食べられる!!!ってこと。

ユキザサ、ニワフジ、あれもこれも、おひたしで食べられるとは。

帰りに頂いた、ツバキの枝です。

風情ある色合いです、名前、・・・忘れてしまいました。





2005年05月05日(木) わたしの海



故郷の岩手 三陸海岸は リアス式で、沈降型だから
あまり砂浜は ないのです。

それでも、小島の入り組んだ静かな入り江に
白い砂、青い海、遊べる岩場、向かいの無人島、
そして木陰、神社、巨木、とすべてがそろった
私の理想とする海があります。

この砂浜は、地元の人以外はあまり行かない
プライベートビーチみたいなものです。

澄んだ海は、ウニ、アワビ、ムール貝の宝庫なんですよ。
おっと 漁師さん以外、採ってはいけませんから
場所は、言わないでおきましょう。

帰りは 道の駅の産直で 山菜祭り、
タラの芽が安く いっぱい買って帰りました。

海の幸、山の幸、万歳!!

タラの芽の天ぷら、どうぞ。



2005年05月04日(水) 今日はレデイスデー

見ようと思ってるうちに
公開が終わりそうな映画があったので、急いで行ったら、
結構 混んでいて
入場整理券 渡されました。

笑って笑って、ほろりと来て、
満足で映画館を出て スタバへ。

コーヒーすすりながら 外を見てると 
道行くお嬢さん達が
みんなみんなスリムで、スレンダーに見えるのは・・・

そう、今日見た映画は
「ブリジッド・ジョーンズの日記、きれそうなわたしの12ヶ月」でした。

体当たり演技のレニーは すごいなあ。


今日もいいお天気だけど、すごい風です。

帰ったら バラの鉢に自転車が転んでいて
オーマイガー!!!

庭の白スミレ。




2005年05月03日(火) イチゴ狩り



西根町の苗屋さん
「彩花園」に 大きないちごハウスが あります。

西根街道から沼宮内駅に抜ける道です。
「石水」という食堂のすぐそばの踏切わきをまっすぐ行くと
見えてきます。

一時間食べ放題なんですが、
30分も食べると飽きてしまいますねえ。

栽培されているのは 
「とよのか」、と「とちおとめ」
味比べもいいけど、やっぱり お漬け物
持ってハウスに入ればいいかもね。

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大粒で 甘くて、びっくりでした。
大人一時間1200円。
ちょっと高くて これまたびっくり。
でも払った分は きっちり食べたぞー。




ハウス内にブランコや、子供の乗用おもちゃもあります。
のんびり寝ころんでいる親子連れもいました。

彩花園は、珍しい苗がいっぱい、とても好きな苗屋さんです。

今、パンジー、ビオラ大株なのに 10円なんですよー。



2005年05月01日(日) 岩手の桜風景

岩手山と、近所の中学の桜。



春霞で、空の色も白っぽいです。


四十四田ダムと桜。
放流してる水に 虹がかかっているのですが
見えますかなあ。


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