TALES OF ROSES

2005年06月30日(木) 秘湯の旅、その5


そういえば女性風呂の入り口反対の扉には、
「混浴風呂」と書いてあり
そっちに のしのし歩いていく方々もいた。

大昔から、「湯治の湯は混浴」と 決まっているらしい。

廊下に掛けられた赤茶けた古い写真は
男女が一緒にギュウギュウ詰めで湯船につかっている写真だった。





ところで 夫は、先週から 両腕に ひどい湿疹ができていた。

仕事で 草むらの換気扇の鳥の巣の除去をしたとき
ほんの3秒ほど、手を突っ込んだ時
ダニにやられたらしい。

両腕のポツポツ無数の湿疹は 赤く腫れ、
「なんだか日に日に数が増えていくみたいだ。」 と
かゆみを我慢しながら 夫が 言うので
「病院いきなさいよ」、と 私も毎日言っていたのだが。。

温泉から上がった夫の湿疹は
あきらかに、腫れがひいて、黒いかさぶたに変わっていた。

「かあちゃん、これ見て」と差し出す夫の両腕をみて
「うっそーー」と 驚いてしまった。

薬効あらたかなり。

さすが開湯400年の湯である。


湯船に入る手すりも、木製で
この宿は全て木造で、金属の手すりとか
アルミサッシなどというものも なかった。

そんな木枠の窓なのに、閉めると川の音は小さくなる。

奥入瀬に倒木が目立った この冬の青森の記録的な豪雪を
こんな小さな宿は、どうやって耐えたのだろう。





2005年06月29日(水) 秘湯の旅、その4

温泉の入り方が 浴室の壁に貼ってあった。

温泉は熱い湯と、ぬるい湯と二つあり
最初にぬるい38度の湯で じんわりほっこりし
最後に熱い42度の湯に5分〜10分つかり
そして最後に霊泉の上がり湯を全身にかけてあがる、
と いうものだ。

ひのきの歴史ある湯船、蛇口が黒ずんでいるのも硫黄泉の証拠。

この38度の湯加減がなんとも気持ちよく、
ちょうどお布団に入ってウトウトする感じ。
目を閉じて、いつまでも入っていたくなるのだった。

そのお布団湯船で 他の客の会話が聞こえた。

母親とその娘らしい。
「アタシ、温泉に行くとき いつもバスで酔ってしまって
 草津の時も、旅館について夕ご飯の後ゲーゲー
 大変だったの〜〜

 箱根は、バスに乗ってるウチにもう我慢できなくなって
 小湧園のところで、降りてゲーゲーしちゃってえ」

 お嬢さんは、そうまでしても各地の温泉を訊ね歩いているのだね。
 十和田湖東岸の子の口までの あのくねくね道路も さぞや
 胃袋にこたえたことでしょうねえ。


ところで 混浴風呂=男性風呂なのだ。

「まいったな、おばちゃん達は 平気で男風呂に入ってくるんだよ。」と
部屋に戻った夫が 困惑していた。
  つづく




2005年06月28日(火) 秘湯の旅、その3


客室のドア

イワナの刺身は、初体験だった。
幻の〜とか 清流の化身と言われる高級魚を こんなに大勢で食べていいのだろうか。(絶滅するのでは??)

淡泊で薫り高く、それでいて後味は濃厚、
ぜいたくな味だった。
丁寧に小骨まで除いてあった。

それからおばちゃんが火をつけてくれた固形燃料の
鍋が2種。

一つは これもイワナのちゃんちゃん焼き、
もう一つは ドングリのすいとんだった。

すいとんは、ドングリの濁った色だったが、
つるつるっとつやがあり、 一緒に煮られた姫タケノコ
ワラビ、ぜんまい、ごぼう、シラタキ、とうふ、
白菜、鶏肉が、いい味を出していた。

天ぷらは、
天然山ウド、これがスジばって、自分が鹿になった気持ち。
芽だしニンニク、コゴミ、茄子。
抹茶塩をかけていただいた。

ジュンサイの酢の物、
山菜の シドケ、ミズそれぞれ別の器で 上品な味付け。

カレイの煮付け。

そして ワラビのみそ汁。つけもの。
デザートに、さくらんぼ、グレープフルーツ・ルビー。


こういうメニューで ああ美味しいと思えるのは、
自分が年を取ったからだろうか。

20代の頃だったら、どうだろう。

ウルイや タラの芽に目覚めたのはいつだったか、
実家の母に、
なんで コレ今まで食べさせてくれなかったのだ、と
責めた記憶がある 食いしん坊娘である。

一人旅のおじいさんもいた、
登山客も寄るらしい。
世俗を払うには、手頃な場所だ。


温泉は、単純硫化硫黄泉。
宿が見える前から、八甲田の木立の中を
道案内するかのように硫黄の香りが呼んでいるのだ。
                 
                              つづく



2005年06月27日(月) 秘湯の旅、その2


八甲田近くの湿原のミズバショウ



「テン」は、イタチの仲間で、
うちの娘達の一番大事なぬいぐるみの「オコジョ」を 
首から下を茶色にして、手足を黒く染めた生き物だ。

色味は あのラスカルみたいな感じ。
愛らしい画像が、旅館の食堂のビデオで繰り返し流れた。

が、よく見ると、画像は 動画ではなく
「テン」のアップ、
 雪の中の「テン」の全身像、
 温泉周辺の地図、
の3枚だけで
それが繰り返し繰り返し延々と画面が切り替わるだけだった。

食堂は 家族連れ、夫婦連れ、グループ、たくさんの人だった。
温泉の浴衣を着て 座布団の隙間もなく 
みんな窮屈そうに座敷に座っていた。

給仕のおばちゃんが二人、
「今日は、満館!もうシッチャカメッチャカなんですよお。」と
大きい声で あちこちに料理をせっせと運んでいた。

「シッチャカメッチャカ」という言葉も、久しく聞かない、
すでに死語の部類に入るのだろうが、こんな山奥で
まだ息づいているのだなあ、と 感慨深い。

そのおばちゃんは、元気で明るく働いてらっしゃったが、
お腰の曲がり具合からは、どう見ても、私の母よりご年配。
70過ぎ。。もしかしたら80近い??

混んでいるので、熱燗を頼んだ夫が 忘れられている。

夫が おそるおそる「あのお、さっき熱燗を・・」と言うと、

おばちゃん
「あっさっきから、何か頼まれたような気がしてたんだよねえ、
 すみません、すみません!」

夫「あのーヒヤでもいいですが・・」

おばちゃんは
「はいっ」と 返事より早く、約2秒で 手近の冷蔵庫の冷酒を差し出した。
素早さは、せめてものお詫びの誠意でしょうか。

「山菜の天ぷらが出ますから、ゆっくり召し上がって下さいねえ」と
あっちでもこっちでも 声かけている。。

まず 目の前のお造りに箸を伸ばした。
美味しかった。

それが何の魚か、海育ちの私にも 夫にもわからず、おばちゃんに訊ねた。

「それはイワナですよお」明るい返事が返ってきた。


                          つづく

客室へあがる階段



2005年06月26日(日) 秘湯の旅、その1




まさか あんな秘湯とは思わなかった。

昨年 秋に奥入瀬〜八甲田をドライブし、面白そうな温泉をたくさん見た。

その一つにぜひ泊まってみようと、夫が言うので、宿を探した。

最初に予約したところは、メールの応対もトンチンカンで、
直接電話したら 感じが悪かったので、キャンセルした。

ひなびた宿好きの夫の好みを探し、楽天トラベルで
軽く選んだ宿だったのだが・・


木造のその建物は、由緒ありげで、
裸ランプの廊下を案内された2階の部屋は
トイレ、洗面所、共同。
歩くたびに 床はギシギシ鳴るのだった。


宿は満室、
小さな建物にびっくりするほど
大勢の人が泊まっていた。

他の部屋には、
「日本三大秘湯ツアーズなんたらかんたら」と書かれている部屋が
6部屋ぐらいあった。

「三大秘湯・・・??」夫と顔を見合わせた。

窓の外に川の流れる音、夜には、ほよよよ、ほよよよ
ずっと何かの鳴き声がしていた。
夫は
「カワセミでしょ」と言った。
私は「カジカじゃないの?」と言った。

その茂みには、冬場に「テン」が 訪れるという。

明日に続く



2005年06月25日(土) 大館その3

去年 某苗通販で買ったイングリッシュローズの苗で
「イングリッシュガーデン」というのがある。

つぼみの状態から、直立する枝の状態から
これはイングリッシュローズではないぞ??と
思っていたし、みんなにも
「違うんじゃない??」と言われていた。

伊藤先生にも、
「これは違うよ、
花首を切って封筒に入れて、送ってみなさい」と 提案され
その通りにした。

その後、回答が届いた。
「これは、『イングリッシュガーデン』に まちがいございません。」


今年も、咲いた。
5月に行った伊豆のバガテル公園にも、大株で咲いていた。
同じだった。安心した。

しかし、バラ友が するどく指摘した。

 「バガテル公園のも間違ってるんだよ!!!。」

そういえば、バガテルのプレートにも、品種間違いはあったし
変な読みのものもあった。

さて 今回 大館のバラ祭りの売店で、あたかも私の
疑問に答えるがごとく 小倉ばら園が たくさん
「イングリッシュガーデン」を 売っていたのだ。
ROSE OF ROSESのラベル付き、正規販売ルートの
本物の「イングリッシュガーデン」。
値段は4000円。

あきらかに あきらかに 本物だった。

ショックだった。。。日本全国に偽の「イングリッシュガーデン」が
出回っている。


では、ウチに来た、この偽ものは、いったい何なのだろう???
こんなバラも、どこでも見たことがない。
どなたかおわかりになりませんか??

 



2005年06月24日(金) 大館その2

秋田で、かねてよりチェックしていたのが、
駅でも、秋田ほんきん西武デパートで 別格扱いの
「花善 鶏飯弁当」

これは、絶対にうまいだろう!!!と 確信していた。

大館駅前のその「花善」の本店レストランに寄ってみることにした。

鶏飯弁当が そのまま、みそ汁、お総菜つきで
店内で食べられるという。


大館駅は、
古い駅舎に 日通がくっついた、
30年前から時が止まったロータリー。

道路のほこりっぽさも、駐輪場、駐車場の造りも
「昭和」の名残をとどめている。

実は、25年ほど前、この市内の本屋でサイン会をしたことがある。

夏の 「S学館少女コミックフェア」ってやつで、こんな遠い場所は、編集者も
他の漫画家もなかなか来たがらないのだが、
東北出身、ということで、私が 来た。

実は、ここだけの話、同行した男性編集者は、
秋北ホテルのロビーでガラスに全身体当たりで激突した。
恩人なのだ、思い出しても笑ってはいけない、
笑ってはいけないのだ。


駅の道をはさんだ向かいには、りっぱな山野草店もある。
これが また、植物好きは ついつい足を止めて見入ってしまう
品揃え。

横断歩道を渡り ワクワク旅気分で 「花善」店内に入った。

声を大にして言ってしまおう、
美味しかったーーーーーーーーーーっ!!!!





2005年06月23日(木) 大館その1

東北も真夏日。

この熱波の中を バラ友の車に乗せてもらい
高速道路を飛ばし、秋田の大館市まででかけた。

大館市のバラまつりの 開催場所、石田ローズガーデンは、
その昔、代議士だった土地の名士の個人のお庭。

今では珍しい古い名花が、大株で残っている。

それは丸ごと大館市に寄贈され 
大館市民の憩いの場となっている。

秋田の小倉ばら園が、管理し、
バラ祭り期間中は、バラ苗や肥料の販売、
バラ餅、絵はがきセット、クッキー等の販売も
ある。

「手作りソフトクリーム、無添加ですよ、美味しいですよ」と
売店の温厚そうなおじさんが売っていた。

買って食べたらさわやかで、牛乳そのものと言う感じで
美味しかった。

若いおねえちゃんとその母、の二人連れが買って、
「これは、牛乳100%ですよ」とおじさんの言葉に
おねえちゃんは、一口なめて
「アタシ、牛乳だめなの」と
顔をしかめた。

だったら、なぜ買うんだろう??

他のお客がいるのに、堂々と「ダメ食べられない」、という態度は
どうだろう??

乳製品が苦手な人は、最初から買わなければいいでしょう。

「わがまま〜〜〜」と友人はつぶやいた。

「だよね〜〜〜」と私も大きくうなづいた。




2005年06月20日(月) イングリッシュローズ4種


チャールズ・レニ・マッキントッシュ


マサコ・エグランテイーヌ




ジェフ・ハミルトン

春に この鉢がない、ない、騒いでましたが、ラベルの
さし間違いで、ちゃんとありました。
花が咲くまでわからない、というのも困ったもんです。



セント・セシリア





道路際に 切ったバラをバケツに入れて、使い回しの紙コップも置いて
「ご自由にどうぞ」、と書いて
置いてあります。

誰も持って行ってくれないと がっかりしますが、
今朝は、半分以上なくなっていて良かった。

考えてみれば、トゲの多い枝は、触りたくないんでしょうね。
昨日は トゲトゲのオールドローズだったので、
だれも持って行ってくれなかったのでしょう。



2005年06月19日(日) 今日も白、白、


昨日は、次女の友人の女子高生がバラ見に来ました。

庭が にぎやかで、林家パー子さん状態でした。
喜んでいただけて嬉しいです。



アンヌマリー・ド・モンラベル
小輪房咲き。とにかくかわいい。



白れんげ、
これもかわいい。


ミニバラ、クラウデイア、一鉢に5本も植えてあったので
ばらしました。だから、友人にあげても、まだいっぱいあります。


ルドゥテ、イングリッシュローズ


なぜか知らないけど、一番好きかもしれない。
なぜこんなに惹かれるのか 自分でも わからない。



2005年06月18日(土) 白い祝福

シャンプニーズ・ピンク・クラスター





メイベル・モリソン  白バラの名花



フランシーヌ・オーステイン




白バラの面積が 多いかも・・。



アーチのつるバラは、アイスバーグ(白)
その下にウインチェスター・キャシードラル(白)






2005年06月17日(金) 清楚さを競う

  どのバラが一番気高いでしょう。

  我が家の 特に色白の美人ばかりを集めてみました。

 デユセス・ダングレーム



 マドモアゼル・ブランシュ・ラフィエット



 ジュリア・ルネッサンス




2005年06月16日(木) 赤バラの饗宴

オールドベルベットローズ、と言われる「タスカニー」




黒赤バラのイングリッシュローズ
「ザ・プリンス」

去年のイングリッシュローズの新品種
「アルンウイック・キャッスル」

葉っぱが斑入りのフロリバンダ「紅」
これも去年の新品種


病気に強い、ので、この名前が。
フロリバンダ「ノックアウト」



本日も、花巻ばら園元園長先生を 我が家にお招きしての
バラ講習会。

これから出るシュートの処理、ブラインドの処理等を、教えていただきました。
しかし、いつも お話聞くことと、実践することは 別物だと思いますねえ。
何度 聞いても、あっそうだったのか、と思います。



2005年06月15日(水) 今日のバラ 7種




エルフルト、バフ・ビューテイ、コレッタが からまっています。
この冬には 枝の整理をしなければいけません。


ミニバラ 「小夜曲」

つるバラの日陰になって 死んだと思っていたのが、
つるの整理をしたら また咲き出しました。


「プリンセス・オブ・ウエールズ」

昨年 あまりにも いっぱい咲きすぎて、
枝がスッカスカになって
一時は 死んだと思ったけど、また元気に 新しい枝が伸びました。


とにかく 大好きなばら「和音」



そして今年は元気に咲きました「ペネロープ」



2005年06月14日(火) 猫が くしゃみばかり

シジミも、ピノコも、コナも、
くしゃみばかり。

3匹揃って風邪ひいたようです。

これはバラの下で寝ているピノコ。




クラウン・プリンセス・マルガリータ


コティヨン


シャルロット




2005年06月13日(月) Dance with roses

 粉粧楼 開花のワルツ
 

コーヒーオベーションも一緒に
 


 バラコンテストの会場一角に
 「わたしの好きなバラ」コーナーがあり、

  そこに出品した下段、左から
  「ソフィーズ・パーペチュアル」
  「マダム・ブラヴィ」
  「ジェニファー」です。



画像はこーんさんが撮影。

上の段、左の鉢「ヘルモーサ」が、こーんさんの出品です。
こーんさんも、大輪一花と 大輪二花の部で三等賞 
受賞なさいました。

昨日は、コンテスト入賞にお祝いの言葉を
頂戴し 本当にありがとうございました。



2005年06月12日(日) 美しい時、その2



「ヴィレッジメイド」咲きました。
この子も とっておきです。

注文した物と違うのが咲いた時は 
大騒ぎしたものですが
こんなに素敵なバラが手に入って、今となっては、幸運だったと
思います。



昨日は、毎年恒例 花巻ばら会のコンテスト、
鉢バラの部で、ミニバラ「チャーリーブラウン」で
2等賞を頂きました。



2005年06月11日(土) 美しい時間

マダム・ブラヴィ咲きました。


この子は、とっておきです。
フランスのギヨーのバラです。
ラ・フランスの片親と言えば、納得の方もいらっしゃるでしょう。



一昨日のバラ講習会には、遠い他県から新幹線で
楽天園芸サイトでお馴染み 花と実と魔女と・・
きららさんが、いらしてくださいました。
想像したとおりの素敵な方で、
バラの話でいきなり盛り上がる・・・ネットの力ってすごい。

県内在住の
はーぶわーるどの ひまちゃん
すばらしいバラ図鑑のこ〜んさん
花ときおりのminamiさん
もご参加くださいました。

楽しい時間を 本当にありがとうございました。



2005年06月10日(金) あれこれ咲いたよ

咲き出しました。
「ファンフェア」輝いています。


「ペネロープ」かわいい!!


「ルドウテ」
イングリッシュローズです。
メアリーローズの色変わりね。




2005年06月09日(木) 並んだ並んだ

つぼみの出そろう、今の時期が、幸せの絶頂かも
知れません。

「マ・シェリ」


ハイブリッドローズ

伊丹ばら園の寺西菊男さん作出のバラ。


「ミストレス・クイックリー」

イングリッシュローズ

イングリッシュローズの中にも
有名なのと、全然有名でないのがあり、
この子は後者。

こんなに可愛いのに
いまいちメジャーになれない感じ・・そこがまた可愛い。

今日は、我が家で バラ講習会でした。
花巻ばら園元園長先生、伊藤幸男先生をお迎えしました。

遠くからおいでの皆様方、本当にありがとうございました。




2005年06月08日(水) ミセス・ハーバート・スティーブンス


名前も美しい 白バラの 有名なティーローズ。

憧れの婦人です。

昨年 小さな挿し木苗で、我が家に来ました。

これが 初開花の 初お目見え。

どんな風に開いていくのか ドキドキします。





2005年06月06日(月) 物陰からそっと・・



ルイ・フィリップ

横張りに咲くので、鉢から遠くはみ出して

気が付くと、他の花影に埋もれて

咲いていることが多い。

花枝は、90度近い直角で 元の枝から伸びるので、

株全体の形は

あまりきれいではない。

控えめに見えるが、実は、バリバリの暴れん坊。



2005年06月05日(日) お庭拝見ツアー

今日は 花巻ばら会主催 
マイクロバスに乗って、
水沢、江差の、ガーデンを5軒まわるツアーに参加。

ターシャ・テユーダーに憧れたOさん宅の 山の斜面の
広い広い宿根草ガーデンが それはそれは素敵でした。

ハイブリッドのバラばかり200本集めたお宅も
豪農、の一言につきるのでした。

そして、イングリッシュローズ、オールドローズと
各種ゲラニウム、宿根草、多肉植物まで 
ありとあらゆる植物が、カタログのように存在する
某病院長夫人宅にも、腰を抜かしました。

いつものバラ仲間と、会って騒いで、笑って
ご年輩バラ会員とも交流、

有意義な一日でした。



2005年06月04日(土) スミレの花咲く頃



夫の同僚から、スミレをもらいに来ないか?と 

何度も 言われていた。


同僚Iさんは、昨年お母様を亡くされた。


Iさんの家は、農家で、畑と大きな梅の木、栗の木があり

つねづねいろいろな野菜や、梅の実やらいただいている。


その畑のあぜに、お母様が丹精込めたスミレが増え

今年も山ほど咲いている、というので

今日、もらいに行ってきた。


小さな段ボール箱一個と シャベルを持ってお邪魔したら

なんと、スミレは、大株で だーーーっと畑の脇を

何列にも群れて咲いているのだった。


全部掘ったら、段ボール箱20個ぐらい必要だろう。

宿根のスミレだという。


早速うちの庭に植えた。

亡き人のスミレ。

Iさんは 何度も「おふくろのスミレ」と繰り返した。


来年は、我が家の庭の一角で 思う存分 咲いておくれ。



2005年06月03日(金) びっくり義母

いつも驚かせてくれる お義母さま。

4月末に 久々に盛岡におでまし。

庭いっぱいの鉢を見て、さすがにびっくりしたようで、

「あっちゃん、これは何なの???」

「はあ、バラです。」

「おらーまー たまげだ〜たまげだごとは〜」を連発してお帰りになった。

その後、私の実家の母に電話して

「あっちゃん、あんなにやって腰をいためんでねえべえが〜

  何ごとも、ほどほどがいいのではないべえがねんすう〜?」と

母に のたまったそうだ。

母は、
「はあそうでごぜんすねんすう〜」と相づちを打ったかどうか・・

義母「ほんとにまあ、たまげだ、たまげだ、あんなにいっぱいの

 ツバキをねえ。」

実母「はあ??あれはバラで、ごぜんすべ?」

義母「いいえ!、ツバキだっけえがすう〜〜。」

その時は、花も何も咲いてない、100個の鉢を見て

なぜに ツバキ???

お義母さま、

「もうすぐ 見さ いぐがえー」と張り切ってらっしゃいます。

ツバキを期待して来られたら、どうしましょう。



2005年06月02日(木) オダマキ、その3



小さな「絞り先フウリンオダマキ」
風に揺れるので、なかなか撮りにくい・・
紫の絞りが見えますか?






この子だけ 透明感ある花びらです、
朝の光の中です。



2005年06月01日(水) オダマキ、その2

今日もオダマキ画像。





後ろで咲いてるのは、ばらの「カナリーバード」です。




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