日々の泡・あるいは魚の寝言

2002年05月29日(水) サイト開設二周年

今日で開設二周年…だったよね(笑)?

いや、このごろ、月日の感覚がずれまくりなのです。
ううむう。
でもたしかそうだったと思うので(笑)、ここに祝います。
風の丘通信、サイト開設二周年おめでとう&ありがとう☆
みなさまにいいことがありますように!

で、掲示板にも書きましたが、更新は少し待ってください。
プランはありますが、実行する体力が今ちょっとありません(涙)。
でもま、ある日ふいに、一個コンテンツが増えていると思いますので、ちょくちょくみにきててくださいね〜。
で、今回の新コンテンツは、参加者のみなさまと盛り上げていくタイプのものなので、協力していただけると助かりますです〜。
(さあて、なんなのかな? 乞うご期待)。

ううう。細々した部分の手入れをしたいんだけど、余裕がないなあ。
思えば、サイトを開設した頃の私って、十分ひまだったんだな…。
あの頃はあの頃で、忙しいつもりだったのに…。




2002年05月27日(月) つぶやきとかいろいろ

東京行き一週間の不在のタタリが、今だ続いております…。
郵便物が、たまっていたんですよね〜。
うちは、郵便屋さんに名前覚えられちゃうくらいに、郵便物が多い家なのです。
とりあえず、なんとか全部開封したけど、大きいのが一個残ってる。
通信講座のお弟子さんの作品です。
これは明日までにはなんとか、添削しないといけないな。
サイン会(長崎メトロ書店さんありがとうございました〜)と、法事が続いたのもあって、開封が遅れちゃって、その方には申し訳なかったですね。

ここ数日、「ティファニーで朝食を」みたいに、名刺の住所のところに、「旅行中」って書いたら素敵だよなあ、って、夢のようなことを思ってたけど…
つまりその、これからはいっぱい旅行して、なるべく家を空けようと思ってたけど……家を空けると、郵便物の扱いには困るなあと、再認識したことでした。
電話は携帯があるし、メールは旅先でFIVAで読めるけど、郵便物はそうはいかないんだよね。
転送してもらうほど、連続して長時間は家を離れないし…。
二日三日ならともかく、一週間開けると、けっこうきついなあ。ふう。

メール関係も、東京でお返事かけなかった分がまだ残っていたりしまして…。
今、一通一通、お返事しているところです。

なんだか、いろんなみなさんに心配していただいているみたいですが、わたしは今、体調も気持ちの状態も、とってもいいので万事OKです☆
こんだけ晴れ晴れした気持ちは、実に久しぶりかもしれない〜。
とにかく、たまっていた物事を片づけ終わったら、首尾良く、「マリリン4」を書き上げようと思っています。
待っててね、担当編集者Hさん☆
(あ、お菓子、とっても美味しいです〜♪)。

「アカネヒメ3」も、今日、青焼きがでたと、白雪姫みたいな岩崎のYさんからお電話がありました。また、童心社のラッコ姫ことNさんからの連絡によると、「シェーラひめ」の「闇色の竜」と、「魔法の杖」もハードカバーになったようです(ご注文は、bk1などのネット書店でどうぞ。一般の書店では注文しない限り、手に入らない本です)。Nさんは、いつも、私が元気かどうか、この日記を通して心配してくださってるそうで…。ありがとうございます。感謝してます。ですから、今度、まつげそっくりかえし機の使い方、教えてください(笑)。





2002年05月23日(木) 香水買ったりお散歩したり

こないだ、児文協の総会に出席したとき、小峰のHさんが付けていた香水。
もう、ふわあっと甘くていい香りだったんだけど、名前がそのときは浮かばなかった。で、帰りの羽田の香水やさんでいろいろ試香してたらわかった。
サムライ・ウーマンだ。間違いない。
フルーツと花と、ムスクの甘い香り…。それでいてすがすがしい香り。
でもそのときは、疲れていたし重かったので、買わなかったのでした。

で、今日、街にでるついでがあったので、香水やさんにいって、一本ゲット。
今夜はまだ開封していません。明日にでも使ってみようっと。
でまあ、香水やさんもチョコチョコいって買ってると、お店の人もわかっていて、「お客さん、新作ついてますよ。ほら、オレンジトニックとエキゾチカ」
「え? エキゾチカ?」
オレンジトニックは、羽田の香水やさんで試香ずみで、うーんいまいちかなあ、と思っていたのですが、まあちょいとだしてもらいました。
オレンジの香り。気泡入りガラスでできた、不思議に丸い形の瓶。
…部屋においておくと、夏っぽくていいかな?

エキゾチカはねえ。名前からして、興味があった香水です。
香りもフルーテイーフローラルだったかなあ、それならすきだなあ、と思ってたし。
ボトルを見ると、おお、ニチニチソウ(プルメリアかもしれない)の花の絵があしらってあってかわいいじゃないですか?
香りは…このスモモのような香りは…ううむ。いいかも。

結局、お値段も安かったしで、どっちも買ってしまいました。
あ〜あ。今に香水専用冷蔵庫とか、買っちゃうんじゃないかなあ(笑)?
(香水は、日光と気温の変化に弱いのです。で、人によっては、冷蔵庫にしまっちゃうそうですが、もっとも冷蔵庫保存にはよくないという噂もあったり)。

そうそう。
なにげに買ったメイクの本がすごく良くて、次は化粧品にはまってしまいそうな自分が怖いです(笑)。
「藤原美智子ビューティーマジック」(扶桑社880円)。
ムックサイズの本ですが、一般のお嬢さんたちが、この藤原さんのメイクで別人のように生まれ変わる様が、美しい写真で説明されていて、よいのです。
トップクラスの人がメイクすると、まるで魔法のようだ。シンデレラだ。

それにこの、藤原さん(たぶん四十代)という女性の私生活について、後半は特集されているんですが、代官山に自分のオフィスを構えて、颯爽と働き、犬とともに暮らし、お料理を楽しみ、音楽をきき、お友達と遊び…って、私にとっては憧れみたいな暮らしをしている人で、よんでて幸せになりました。
いやいつか私も…四十代のいつかには、こんなふうに暮らしていられたらなあ。
代官山にオフィスなくていいし、のみの市で買ったシャンデリアはなくていいし、一枚で数十万円の洋服はいらないけど(そりゃまあ、あればどれも素敵でしょうが)、もっとささやかでいいから、こんなふうな暮らし方ができたらいいなあ、と思いました。
下町の古いアパートや共同住宅で、古いちゃぶだいでごはんでもいいんですよ。要は気持ち。自分の好きなものに囲まれて、思い切り仕事をして、自分の時間をすごすの。猫がいればなお良し。地域は関東限定ですけどね。<じゃないと仕事に困る

何才になっても、人は夢を見られるものですね。
今日よりももっと幸せな明日、今よりも素敵な自分をめざして、深呼吸して、生きていきたいと思いました。

ま、とりあえず、この本でアイラインのひきかたをマスターして、今週末のサイン会の時には目の所在をはっきりさせないとですねえ(笑)。ううう、まつげカールさせるやつ(あ、ビューラーか)、私が使うと、まぶたまではさんで痛い(涙)。



2002年05月21日(火) ちょっとつかれ気味〜

年はとりたくないもので、旅行疲れが若干残っています。
が。昨日のうちに、荷物の整理をしたり選択したり、旅行グッズを片づけたりしてしまったので、今日はもう平常に戻って、郵便局に行ったりしていました。
でもちょっとまだ、右肩が変にこってて、痛いんだよねえ。
二、三日、ちょっと休んで、読書でもして、それから、次の仕事(「マリリン4」)にいこうと思っています。

で、メール関係のお返事が、少しのろのろーっとなっています。
郵便関係へのお返事も遅れてます。
ちょっとだけ、私に時間を下さいね(涙)。
いただいたメールは、みんな拝読していますが、お返事する気力と体力が、あと少しまだ、ゲージが上がってないのです…。

あ、いかん。
福岡総合図書館のパンフレット?のゲラを郵送するの、忘れてた…。
クリーニングやさんに、洋服もっていくの忘れてた…。
明日は、あとそれと…体力があったら、ミネラルフェアで買ったトルマリンを、近所の商店街の貴金属加工やさんに持っていこう。ピアスにしてもらうんだい☆
…でも、体力あるかなあ? ふう。
だけど、がんばる☆



2002年05月20日(月) かいつまんで女性向けホテル滞在心得

昨日、東京から、やっと帰ってきました〜。
次は多分、年末くらいに上京すると思います。
東京好き好き♪ ホテル暮らしも楽しいから好きなのさ。

滞在期間は、一週間でしたが、さすがにこれくらい長くいると、ホテルにいるあいだにいろいろできるのでよいですな。今回はゲラを二つ終わらせました。ルルー5の初校ゲラと、アカネヒメ3の再校ゲラです。お勉強のために持っていった本が読了できなかったことだけが、心残りかな?
しかし、ホテルのレストランで、朝ごはんを食べながら打ち合わせとか、編集の人に目の前に座っててもらいながらゲラとか、約束の時間にお部屋にゲラを取りに来る編集さんとか…かなり、「作家らしい」場面をいろいろやってみると(笑)、火曜サスペンス劇場みたいで、ドラマチックな臨場感がありました。<違うって

やっぱり、長崎でひとりで黙々と仕事して、電話やメールでうち合わせ、郵便や宅急便で、ゲラを送る…というのよりも、じかにあって編集さんたちとやりとりしながら作業した方が、ずっとやりでがあるし、仕事している実感がありますね。
これはマジで、一日も早く、関東にでたいものですな。

でまあ、あまり参考にならない(笑)、女性のための旅行心得でも書いておきますか? こういうところにでも書いておくと、助かる人もいるにはいるみたいだし。
超初心者向けなことも書いておきます。私よりホテル滞在になれてる人には、大笑いな事も書いてるかと思いますが、ご容赦ください。

#あ、でも、私は楽するためなら、多少のことならお金に糸目はつけないほうなんで、安くあげたい向きには参考にならないかも…。

1・着替えなどの荷物は宅急便で、先にホテルに送っておく。
あて先は、「フロント気付 佐藤花子(5月20日から宿泊予定)」なんていう感じです。当然、自分が泊まる日のチェックインの時間よりも前につくように送っておきます。
現地であう人におみやげがあって、事前に購入済みの場合は、一緒に送っておくと楽(でも現実には、出発の日に空港で買ったりしちゃうんだよね。飛行機を待ってるあいだの時間とかに。で、重くなるの)。

2・移動する日は、動きやすい靴で。
私は旅行の時は、お洒落な黒のスニーカーを履いております。空港や駅は階段が多いし、歩くことも多い。冬場にはきなれないブーツでも履いた日には移動のたびに泣くことになるので、歩くための靴をお勧め。洋服と色や素材を合わせれば、それなりによそゆきふうになるものですし。
当然、ホテル滞在中やイベントのために使うためのよそ行きの靴は、着替えと一緒に、宅急便で先に送っておきます。

3・JTBのチケットを使おう。
飛行機代とホテル代のセット料金で、驚くほどの安さになります。
ホテルはランクごとに値段設定が変わってきます。で、高級ホテルとされているランクのホテルよりも、こぎれいなビジネスホテルの方が、安くて居心地が良かったりすることもあるので、どこを選ぶのかは悩みどころですなあ…。
でまた、プランによって、小刻みに価格設定が変わるし。
私の場合は、いつも使っている西新宿のシティーホテルは、ランクからいうと、上から二つか三つ目の高めのクラスですが、地下に大江戸線の駅があるし、羽田とのあいだの送迎バスがあるし、出版社(各社、新宿方面に集中していますので)からも近い(編集さんたちがきやすい)しで、当分あそこが常宿かなあ?
でも、部屋の居心地は、今回泊まってみた、飯田橋のランク下のホテルの方がよかったですね。女性向けの部屋だったのかカーテンが花柄でかわいかったし(笑)。
ただ、飯田橋のホテルは、送迎がないのと、最寄りの駅から歩いて五分(もっと?)かかるのがちょいとマイナス点。荷物持ってると、たった数分のことでも、女性には移動が大変なんだよねえ。

4・ストールやショールは必ず持っていこう。
女性の旅の常識の一つですが…。
あると便利なのが、身にまとう布。流行していた頃にいわれていたとおり、パシュミナはやはり旅行向けですね。薄くてほんとに小さくなるの。
今回の東京みたいに、いきなり寒かったりすると、上着を購入するまでのあいだ、肩に羽織ってなんとかしのげます。そしてまた、行き先がなれない街やホテルだった場合、上着やらストールやらが売ってる場所を発見するまでに時間がかかったりするし、ホテル内でさがすと、高いお店しかなかったりするしで、できれば、布の一枚くらいは持参したいものですね。
もひとついうと、パシュミナは、お部屋に急なお客様が見えたとき、ぱっと肩に羽織ってお迎えにでると、ちょっと素敵(だと、私は思ってる)。

5・フロントで近所のコンビニの在りかをきこう。
このごろは小さな路地にもあるコンビニ。ホテルに着いたらすぐに、フロントでコンビニはどこにあるか情報を仕入れましょう。ちゃんとした宿なら、「持ち込みは困ります」なんていわないです(笑)。
ホテルの中には普通、売店もありますが、やはり品数は少ないし、早くしまってしまうしで、意外と使えないことが多いものです。その点コンビニはよい。なんでもあるのはあたりまえのこと、旅先で必要なものはいろいろあるし。
たとえば、「お泊まりスキンケアセット」(化粧石けんと乳液などのセット。袋に入って三日分くらいで、当然使い捨て)。各種入浴剤(お風呂に入れると疲れがとれるにゃー)。おにぎり、バナナ、パン、ヨーグルト(ホテルの食事は高くて量が多いので、たまにはこんなのでお昼をすませてしまう)。各種サプリメント。ストッキング。ハンカチ。文房具。etc…。
私はこのごろでは、コンビニに売ってそうなものはあらかじめ持参しないで旅に出ることにしています。だってね、現地で買えばいいんだもん。現地があてにならない場合は、最悪、駅や空港の売店で手に入るものも多いし。

6・これは便利だ、おりものシート。
いやほんとにこれは、女性向けの話題ですが。
旅行で何が嫌って、下着がなぜだかふだんより汚れることと、洗えないことなんですよね。ホテルにもお洗濯のサービスがありますが、下着はねえ…人に洗っていただくわけには。
その点コレがあれば、いろいろ快適、とっても便利♪
若い人はともかく、私くらいの世代の人だと、意外と使用した経験がない人も多いんじゃないかと思いますが、かなりいいものですよ。
じわじわと、女性にとって暮らしやすい世の中になってきてるんでしょうねえ。

7・長期滞在なら、部屋には花を買う。
お花やさんが近く(あるいはホテル内)にある場合は、小さな鉢花をかってかざると和みますよ〜。お花は帰りは持ってかえってもよし、現地のお友達にあげてもよし。私は料理の付け合わせのクレソンやミントを灰皿にいれた水につけて机に飾って、ちょっとグリーンを飾った気分になったりすることもあります。
湿したティッシュに包んで持って帰れば、家でさし芽ができて、思い出の植物になったりもするし。今年の春持って帰ったスペアミントは大きく育ってます。
あとは売店で小さなぬいぐるみをかったりもしますね。意外とホテルの部屋って殺風景で、きれいすぎて気が滅入ったりするものですからね。ちょっときれいなものやかわいいものがあるだけで、違いますよ。

8・小物はひとつにまとめる。
女性の旅行というと、なぜか多いのがポーチ。
便利にするため、まとめるため、と、ポーチに入れたはずが、気がつくと、旅行かばんの中は、大量のポーチ、ということがありますよね。
そんなとき、ホテルの売店でこぎれいなバッグや小物入れを買って、それにポーチをまとめていれちゃうと、さっぱりするもんです。机の上に置いて置いても、きれいに見えますしね。
で、その小物入れやバッグは、家に帰ってから、家族に「いる?」とかきくと、意外と喜ばれてもらってくれちゃったりします(笑)。まあ、自分で思い出にとっておいちゃってもいいんですけどね。

9・アクセサリーは旅先で買うのもよし。
思い出になりますし。それに、壊れ物が多いから、家から持参すると、移動するとき面倒なんですよね。宿泊先のホテルがシティーホテルなら、売店にアクセサリーはあるはずですし、そうでなくても、空港や駅には必ず、アクセサリーを売っているお店が入っているはず。

10・寝間着は持参しよう。
ホテル備え付けの浴衣は着づらいし、落ち着いて眠れません。
旅行用のこぎれいなお寝間着を買ってしまいましょう。この際ですから。
ホテルの人がいきなりお部屋に来ても、困らない程度に上等なのがいいですよ。まあ、そういうときは、ショールを上からはおればいいんだけどね。
もちろん、「寝間着は持参」といっても、着替えと一緒で、宅配便で送ってしまうのです。

11・パソコンを持参するときは…。
あらかじめ、家を出る前に、現地のアクセスポイント(の電話番号)をいれて設定した接続のアイコンを作っておくと便利です。ちなみに、うちのFIVAには、「東京第8」という名前のアイコンがあります。
この準備を忘れたときは、現地で自分の家の近くのアクセスポイント(涙)に、長距離電話料金で接続して、プロバイダのHPを開き、現地のアクセスポイントの電話番号をさがします。
なお、ホテルによって、トーンのところと、パルスのところがあります。
(設備が一見新しそうなホテルだからといって、トーンになってるとは限らない、というのがみそだったり)。
ホテルの中の回線がふさがってるときは、なかなかつながらなかったりもします。
つながるまで、焦らずにまったりといろいろ努力してみてください。

そうそう。持参するパソコンに、携帯電話用のデータリンクソフト(USB接続で充電できる機能を持っているタイプのもの)をいれておくと、便利ですよ。今回私は、うっかりして、携帯の充電器を忘れてきたのですが、FIVAで充電できて助かりました…。次からは意識的に充電器なしで旅行ができそうです。
ちなみにソフトはジャストシステムのゴーバイル(このソフトが、データリンクソフトとしては、どういう評価を持っているのかについては、私はあまりよくは知りませんが)。

12・荷物は宅急便で送り返す。
チェックアウトの前の夜のうちに、荷造りをすませておきます。
家族や友人知人へのおみやげのうち、日持ちするものも、衣類と一緒に宅配便で送ってしまいます。頼むのはホテルのフロントで。フロントというより…ベルカウンターっていうんだったかな? フロントのそばにあるカウンターです。そこで、荷造り用のガムテープを貸したりしてくれます。

…てな感じかなあ?

あ、旅行中は、1円や5円10円の小銭が貯まるので、それはホテルのレストランに良くある「あゆみの箱」にいれるといいです。小銭といえど、旅行中は荷物になってしまうのだ。この際、善行もつんでしまいましょう。

そうそう。iモードユーザーなら、「JRトラベルナビゲータ」!
これを使うと、移動が楽ですよ〜。
出発地と目的地をいれて検索すると、乗り物の乗り換えのしかたと、所要時間、運賃が、いろんなパターンでリストアップされてきます。これさえあれば、ひとりでどこへでもいける(場所によるけど(^^;)ことはいけるので、手放せないです。

メニューリスト>交通/地図/旅行>乗り換え案内

で、さがしてみてください。
前は、どこに移動するのも、編集さんやホテルの人、駅の人に聞いたり、駅でさがしたりしたものですが、iモードとは便利なものですねえ(涙)。



2002年05月19日(日) 赤い薔薇の寓話

私は薔薇が好きです。
ある日、仲の良いお友達が、それを聞いて、「そうですか」といいました。

次の日の朝起きてドアを開けると、玄関のそばの地面の上に、赤い薔薇の花が、何本も何本も、しきつめてありました。その枝からは、みんなきれいにとげがとられていました。
お友達がそこにいて、優しい笑顔でいいました。
「ついでがあったので、薔薇を飾ってみました。とげはあなたの手が傷付くといけないので、みんなむしっておきました」
その人の手は、薔薇の刺で傷付いていました。

次の日の朝、起きると、また薔薇の花が、玄関の前にありました。
前の日よりももっとたくさん、赤い花がしきつめてあるのでした。
お友達が笑顔でそこにいて、いいました。
「今日もついでがあったので、薔薇を飾っておきました。嬉しいでしょう?」
その人の手は、薔薇の刺で赤く腫れ上がっていました。

次の日の朝も、次の日の朝も、薔薇の花は玄関の前にありました。
いえきがつくと、いつか、薔薇の花は、家のまわりすべてを埋め尽くすようなようすで、一面に敷き詰められているのでした。
赤い薔薇の海の中で、そうして、笑顔でお友達はいうのです。
「嬉しいでしょう?」
真っ赤に腫れた手を、隠すようにしながら。
「いえ、気にしないで下さい。私はこういうことが好きなだけなんですから」

私はつい、いってしまいました。
「薔薇の花はきれいで、とても嬉しいけれど、これでは私は、外にでてゆくことができません。薔薇の花を踏んでいくわけにはいかないじゃないですか?」

すると、お友達は、深いため息をついて、涙を流しました。
「この薔薇の花を毎日用意するために、私がどれほど苦労したのか、あなたにはわからないんですか? どれほど私が痛い思いをして、あなたのためにとげをとったか。あなたのために私は寝ないで、これだけの薔薇をしきつめたんですよ」
そうして、お友達は、薔薇の赤い海の中を去っていきました。

私は薔薇の赤い海に包まれた家の中で、やはり涙を流しました。
なぜなら、それが私のためならば、私はとげがない無数の赤い薔薇の花なんかいらなかったからです。
そのお友達の手が傷付かない方が、ずっと私は幸せだったからです。

私は薔薇が好きだから、とげがある薔薇でも愛せたし、一面の薔薇の花の海じゃなく、一本の薔薇でも本当に嬉しかったでしょう。贈ってくれるなら、美しく高価な赤い薔薇の花でなくても、道端の小さな野ばらでも、垣根にさいた終わりかけの薔薇でもよかったのです。
いえ、いっそ、何もいらなかったのかもしれません。
そのお友達が、幸せであれば。

遠い昔の、これはひとつの寓話です。




2002年05月14日(火) 東京にいるのです

昨日から、またも西新宿に来ています。
そうです、週末の児文協の総会にくっつけて、ほかにもいろいろ用事があって。

朝10時33分初の飛行機で出発。
12時15分くらい羽田着、だったかな? 晴れていたので、快適な空の旅でしたが、寝てました〜。いつもはあきずに空と雲をみてるんですが。
東京はいきなり寒くて、街をゆく人はみんな長袖の上着なんか着ていて、しまったと思いました。今夜あったポプラ社のNさんによると、ゴールデンウィークあけから寒くなったとかで。長崎は初夏だったから、半袖しか持ってきていなくて、あわててホテルでカーディガン買ってしまいました。

ついた日は、夜12時から寝ました。
家にいるとつい3時4時まで起きてしまうので、健康的でしたね。
で、今日は気持ちよくお昼寝してました。ホテルのベッドは寝心地がよくて、広くて幸せです〜。熟睡して目覚めたら、Nさんから電話があって、「夕食一緒にどうですか?」というので、つれていってもらいました。Nさんの職場のお仲間ご推薦の、新宿駅のそばのお魚料理のお店。細かい感想は、今眠いので、はぶきますが、美味で…そして変わったお店だったということで(笑)。
きれいどころ、というか、ハンサムなお兄さんたちがテーブルに一人ずつもれなくついてきて、お世話してくれるという…。
なんていうのか…。
私は「内心」ひいてたんですが、Nさんは「思い切り」ひいてました(笑)。

そうそう。お食事の前には、あこがれの東急ハンズにつれていってもらって、天然石売り場を堪能したのでした。チャットでのるさんが話していた、亀さんらしきものもみましたよ〜。
私は紫水晶の小さなポイントを一つ買いました。
石全体が、かなりやすいなと思いました。いわゆる「パワーストーン」(開運グッズ)として扱っていないからだと思います。
実際、その手の質問をしていた若い女性に、店員さんがこともなげに、「うちはそういうスタンスでは石を売っていませんから」みたいなニュアンスのことをいっていたのが印象的でした。
(そのわりには、「交通安全」とか彫ってある水晶ポイントがあったりするんだけど〜)。

お食事のあとは、ホテルの部屋でタロット占いなどをして楽しく遊んで、さっき彼女は帰っていって…私は今から寝るところです。
昨夜寝たのと、今日のお昼寝で、だいぶ健康になったような気がする…。
さて。今夜もゆっくり寝ようっと。
明日からはきちんと仕事だ。締め切り金曜日です、って、Nさんに宣言されちゃったし(笑)。



2002年05月06日(月) デフォルト半病人

13日から、その週終わりの児文協総会のために、一週間ほど上京する予定で…
その出発の日が近づいてきてるんですが、どうにも体調が復調しない(涙)。

予定では、一週間のあいだにいろいろ打ち合わせとか、友人知人を訪ねたりとか、プランがあったんですが、もうそれは全部やめにして、ホテルで寝てすごそうかな、と、思ったりもしています。
妖精みたいな白のネグリジェを複数枚買ってって、優雅に療養生活inホテルというのもいいかなあ? こんな時のための、分不相応なシティーホテル生活なんだし(いや、ちょっとちがうか?)。
おそろのガウンも用意して、それを羽織って、ルームサービスの紅茶をいただきつつ、本でも読んで寝て暮らしましょうか。

…ううむ。
なんか、去年の年末にも同じような内容の日記を書いたような気がする(笑)。
私はデフォルトが半病人なんだろーか?

今も、はかってないけど、どうやら熱があるしなあ…。
汗かいてて、気持ち悪い。
やっぱ、どっか悪いような気がするけど、もうそれはそれでいいような気がしてる…とかくと、また友人知人からメールが来て、叱られたり励まされたり泣かれたりするので…えーっと、そういうのじゃなく、大丈夫です、明日は病院に行く予定ですから。お薬、切れちゃったし。

でも、気持ち的には、仕事に関しては、書くべきものはすべて書いてしまったから、もう人生終わってもいいかなあという気がしていて。
私はそして、自分は物語を書く(そして読んでもらう)ために生まれてきた人間だと信じているので、とりあえず、今生での目標は達成したのです。
人間関係に関しては、友人知人好きな人、仕事関係、すべてに恵まれたから、いうことないです。みなさん、ありがとう。

…いやこうかくと、まるで遺書のようですが、遺書じゃないです(笑)。
とりあえず、私にはまだ、いまだ完成していない「るるー6」の初校ゲラを上京前までに完成させるというお仕事が(笑)。
あ、「アカネヒメ3」の再校ゲラも、そろそろ来る頃だ。


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