ナ イ シ ョ バ ナ シ
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2004年06月28日(月) |
ここまで進歩しないのもすごい。 |
何てかわいげのない子どもなんだろうと、いつも思う。
相手が望んでいる、反応も笑顔も仕草もわかるのにやりきれない。
そんな私が、
「次はあなたの時代だね。」と、いくら可愛がってもらったところで
何も返すことはできない。
15年前と全く変わっていない、何もできない自分が情けなくて申し訳なく思う。
相変わらず親の膝で甘えて、金をもらって、東京で使い切るしか能がない子供なんだ。
なにも進歩していなくて、なにも将来のことも考えないでごめんなさい。
家のことも、親のことも、何もかも未来の自分に丸投げ。
明日の今頃の電車を待つ私は
今日も逃げている。
表情って大事。
笑顔一つで、人の気持ちをガラリと変える。
毎朝、同じ電車で学校まで行く同級生がいるけど
その子が毎日毎日、すっっっっごく暗い顔してて
一緒に学校に行きたくないほど、朝から感じ悪い。
本人は気づいてないのだろうけど、
声をかけたくないほどオーラが重い。
私も疲れた時、こんな顔してるのかな。気をつけなきゃ。って、
嘘でもいいから笑っていようって、思うのだけれど
本人を見た瞬間、笑いが引きつってるのがわかる。
一応友達なので
「笑っていたほうが可愛いよ。綺麗だよ。」
と、言ってみたけど効果なし。
我慢してるけど、そろそろ限界。
言葉と同じで
たった一瞬の事なのに。
何とかできないものか。。
やっぱり男の子好き。
同性じゃないから分かり合えないことも、お互いあるけど
それ以上に得るものは大きい。
学生会館に入ってよかったなと思う事は、
テストで助け合える事と、気の合う友達が出来たこと。
友人でも、私と長々と話していられる人は珍しいので(大抵私が飽きるから)
たった一人でもそんな人が出来たのは嬉しい限り。
その子とは、NHKの番組の話とか、歴史の話をする。
あとブレイクダンスをちょろっと教えてもらったり、女はコワイねー。という話をしたり(笑)
なんだか久々に対等に扱ってもらった気がする。
彼は私に気兼ねなく話しかけてくれ、私も気兼ねなく話す。
中学校時代の男友達みたいに、話していて楽しい。
最近知り合う男の子たちには、ずっと警戒されっぱなしなので
(別に獲って食べたりしないのに。頭からバリバリ殺られそう?)
私も敬語を使わずにいられません。
もうちょっと馴染んでくれてもいいのになぁと思いつつ、会話終了。
その人の興味のあることとか、今何を思ってるとか、ちっとも触れないから全然面白くない。
もっと話術を巧みにしなきゃいけないのかな。
その人の関心事項とか、うまーく聞きだして楽しめるような
そういう人にならなきゃダメかな?
まあとにかく、うまく聞き出せたとしても
大抵の女の子は、甘いお菓子と鉛弾。って感じだけど
男の子のほうは、私の知らなかった世界が、踏み込んで行く度、
爆発してショックをくれる。こんな事もあるのか。って、毎回驚く。
人と話すって言うのは、その人自身の過去、思考を、旅してるみたいで
すごくスキだから、良いことも悪いことも、心配ごとも自慢ごとも、
全部聞きたくなっちゃう。
いつか私も、相手にそう思ってもらえるような人になろう。
とりあえずは、引き出しを一杯作って整理して、
相手の資料も取り込める状況になること。
勉強したいと思います。。
2004年06月16日(水) |
独りはスキなのに・・ |
大好きな作家さんの本が、何冊も出てる。
本屋さんで、舌舐めずりしながら背表紙だけ指で撫でてるわたしは
傍から見たら、かーなーり変な人(笑)
でも、このままハードカバーばっかり買い続けたら
わたし、教科書読まなくなるから。
親とも旅行に行くし。心の常備薬として、まだ読んでしまいたくない。
強心薬みたいにガツンと効いて、痛みすら快感になる本は
笑顔が途切れた時の特効薬。
毎回毎回、思うんだけど・・
帰省の前は本当に帰りたくない。
新幹線の中で、「すぐ戻ってくるからね、東京。」とか思ってるくらいだもん。
家に帰る前に、友達と遊ぼうか。
でも、合コンとか行きたくないしな。
かといって、まったり話したいとも思わず。
好きな女の子だけ侍らせて、飲みに行こうか。
でも、面倒見てつれて帰ってくるの私だよな・・。
大学に入ってから
無性にお酒が飲みたい日が出来た。
程よく麻痺して、そのまま眠りたい。
最近の一番の快楽が、お酒を飲むことだから
ちょっとヤバい。
勉強、読書、音楽と、したいことは溢れてるのに
どうしても独りじゃ補えない時があって、それがツラい。
2004年06月10日(木) |
友達とのイザコザよりも・・ |
メールって便利。
感情的な言葉も、文書にすることですっと冷えて固まる。
一つ一つ確認できるから、客観的な意見を述べられる。
親とメールをするようになって、そのことをじんわりと実感するようになった。
まだ親のことでもめてんのかよー、と思う人も多いと思うけど、
もめるものは仕方がない。 彼らは永遠の味方で敵なんだから。
とにかく!
親というやつは適度に心配をかけているほうが上手くいく。
何でもないことを相談して、「この子の最近の動向は、つかめているから大丈夫」
と、安心感を与えておくことが大事だ。
だから、昨日もいつものように報告したんだ。
最近、女の子が大変なんだよ。
振り向くといつの間にか側にいるし、妙にくっついてくるし
服まで同じになってきたんだよ。しかも、みんな自覚なくしてやってるから
嫌なんだー。って軽く言ってみた。
そしたらもう、出るわ出るわ言うわ言うわ。
おかあさん、私何か地雷踏みました?
って言うくらいすごかった・・。
先生に相談しろ、刺されたらどうする、自分が変なところで親分肌を出すから
変な子に付きまとわれるんじゃないか、自分でハッキリ突き放せ、
それが出来ないならお母さんがその子に言ってあげる・・等々。
(テレビ見すぎです、お母さん)
しばらく受話器から耳を離してテーブルの上においていたんだけど
それでも響いてくる母の声に、言葉に、凹んだ。
「もう疲れたから切るよ」
と言って切ったけど、翌日から留守電が一杯になるほどの電話。
見ただけで鬱なのに、うっかり電話を取ると
「お母さんはそんなに当てにならないのか、どこまで馬鹿にするのか」
一方的に言われて切られてしまいました。(溜息)
そこでメールの登場。
「私は馬鹿にするつもりもなく、ただ少し話を聞いてもらいたかっただけなんですよ。
もう相談もしませんから、安心してください。
自分で解決できますから、心配しないでください。
だから、先生に言えとか刺されるとか言わないで下さい。おやすみなさい。」
みたいな感じで送った。
すると朝6時に返信。
「わかったよ。心配しすぎたね。
凪さんはやさしいこだからね。ゆっくり休んで元気出してね。」
心臓が急速冷凍されたみたいに、ひんやりとしてひりひりしました。
いつものことなので、いつものことにように涙が出そうでした。
友達関連のことは報告リストに入れちゃいけないなと思いながら、また眠りました。
こうして私は、少しずついい子になって行きます。
友達とのイザコザより、他人と仲良くなるより、親の自慢の娘になることのほうが
私にとってはキツいです。
朝の四時は、まだ青い時間で。
窓から差し込む明かりが、部屋の白い壁に反射して小さな世界、全てが青く見える。
外に出ると鳥の声がして、雨上がりの空気はすがすがしい。
うっすらと霧のかかった山もぼんやり見えて
目の悪い私には、その他の余計なものは目に入らない。
薄着でひんやりとした風を感じて
寒くなったらベッドにもぐる。
幸せな時間。
あと数時間で
皆がおきだして、学校が始まって、一日が回りだす。
それまでは静かにゆっくりすごそうかな。
2004年06月04日(金) |
気乗りしない人でも、出会いは出会いだ・・ |
私は筆不精である。
だから、気の乗らないメールは返さないことが多い。(気づいてない時も多々あるけど)
でも、そうばかり言ってられないのが人間関係ってやつで。
気の乗らないメールに、低く唸りながらも笑った顔文字をいれてみる。
硬い文章がちょっとは明るくなったみたいだ。
言葉って、会話って、やっぱり大事。
どんなに仲の良い人でも、
ちょっと話さないうちにどんどん疎遠になっていく。
話し出すと、あの頃が今に復活するのに、
話さないと、リンク出来ずにそのまま廃れていく。
今に関係ないものは、未来にも結びつかない。
とは言い切れないけど、やっぱり結び付けがたいのは確か。
顔を見て話すって、すごくいいなぁと思い出したのは最近。
私も年をとったのかな。
人と付き合うのがすごく楽しくて。
いろんな人と知り合って、仲良くなりたい。
そのためには、やっぱり会いたい。
その人の話し方とか、手振りとか、色々感じたいな。
総合大学に入ったものの、私の学部は隔離されていて
なかなか世間様と触れ合う機会って少ない。
バイトでもして、少しは世界を広めなきゃダメかな・・。
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