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ナ イ シ ョ バ ナ シ
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2004年05月29日(土) 大人になれないよ。

どうしていつも期待通りに振舞えない?

どうしてもっと、優しい嘘がつけない?自分を抑えられない?



イラつくのは自分に対してで、あなたじゃない。

もっと冷静にならなくちゃ。

かっとなる性格を直したい。




いいこになりたい。

優しくて、気の利いた、誰も傷つけないいい子になりたいよ。




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怖いくらいに情緒不安定。

涙が止まらなくて、鏡の中の私はえらく不細工(笑)

でも涙が出るのは、心の余裕がある証拠。

涙を拭いて、化粧を直したら、いざ戦闘体制。










2004年05月27日(木) 矯正方法が知りたい。

何にも感じないわけじゃない。

感動することもある、痛みも感じる。

ただ、それをいちいちオーバーに示して見せることはないと思うだけ。


いまはなんでも過剰にしなきゃ、認めてもらえない。

心配した時にかける言葉も

君を大事に思ってるよ。っていう気持ちも

ふとしたささやかなものじゃ、足りないっていわれる。


誰だって、切り捨てることが容易なくらい過剰な愛情が欲しいよ。

自分の必要な時にだけ、側にいてくれる都合のいい人が欲しいよ。

でも、それは我侭。

“過剰に欲しい”

その気持ちのほうが、よっぽど感受性がないと思う。

どんなに小さなものでも、ささやかな気持ちでも、

嬉しい、素敵、悲しい・・

そんな風に感じられる方が、よっぽど豊かだと思う。




見た目で判断されるのには慣れてる。

厳しいことも結構言うし。

とっつきにくい、頑固、理屈屋、冷たい。

いろいろ思われてるのも知ってる。 けど、

そんな風に友達面してあらかさまにいわれると

少しは凹むよ。悪気がないってわかってても、やっぱり苦しいんだ。




自分だって、こんな自分じゃコアな人間にしか受けないって知ってる。

口が悪いのも、態度がキツイのも、性格ゆがんでるのも、嫌だな。

頑張って変えなきゃな。って思ってるよ。

でもやっぱり、

顔のないアメーバみたいに、べっとりグループ作ったり

キャンディみたいな若いだけ可愛いだけの女の子って、嘗められて体を触られたりするのは

気持ちが悪いんだ。

そんな風にされるなら、最初から、

私は毒を持ってるよ。近づいたら、メタメタに切り裂いてやる。って

牽制していくしかないじゃないか。

私はこれ以上の護身術を知らないよ。






本当に残酷なのはどっちなんだ・・












2004年05月20日(木) 薬用植物園

しとしとと降る雨の中、行って来ました。薬用植物園。

傘を差して、スケッチブックを抱きしめて、芥子畑で芥子を描いてきました。

今年は暑さが早く来たせいで、私たちが行った時は、大半のケシの花は散っていましたが

ハカマオニゲシという、暗赤色の毒々しい花を見ることができました。

ハカマオニゲシはテバインという、麻薬になります。

この花は、茎も葉っぱも植えても良いケシと同じなのに

花びらが赤いから。という理由で、毒になるそうです。

この花びらの赤さは、麻薬に類似した成分を含んでいるから出る色なので

ピンクやオレンジといった色では、無毒です。



しかし・・

私は薬学生です。植えても良いケシ、悪いケシの区別がつくだけでは

お話になりません。そこで、体験してきました。麻薬成分を。

私が舐めた種類はPapaver Somnifelmと言った種で

植えてはいけないケシの代表みたいなものです。

一反(10a)当たりの収穫量が1貫匁(約4kg)という、莫大な量が取れるため

1貫種と呼ばれます。

そのケシ坊主をみなさんもご存知のとおり、刃物で傷つけ

乳白色(私の時は少しピンクがかっていました)の生アヘンをとります。

この生アヘンは、本来、竹の皮に薄く延ばして乾燥させ粉にするのですが

このときは、各々の指で掬い取って、においや味を確かめました。

触った感触は、少しペタッとする感じで、においはかなり青臭いです。

そして味。すこし苦いかな。といった感じでしたが、口に含んだ瞬間に広がる青臭さのほうが強くて

あまり感じてる暇はありませんでした。

そのあとは、スケッチしながら、雨に濡れながら、胸がむかむか。

胸をむかつかせながら、花に触って感触を確かめてはまたスケッチ。

さむくて大変でした。




あとは、温室等に行き、残りのスケッチを済ませました。

そこで私が一番印象に残っているのは

ヒマラヤの青いケシでした。

あの毒々しいケシとはまったく違って、

澄んだ青さがとても印象的な、綺麗な花でした。

この花には麻薬成分がないので、茎や葉を触るとちくちくとした毛が

ありました。こんなに美しい花が、強い成分を持つ植物でなくて良かった。と、

なぜかほっとしながら友達と岐路につきました。


でも、本当に綺麗でしたよ。

気が向いたら、写メを乗せます。

こうご期待☆


2004年05月08日(土) 最高です(笑)

書きたいことがたくさんある。

毎日が充実しっぱなし。

とてもステキなこと。






まずは実習のこと。

先月は生薬の実習だった。

80種類の根や木の実を見分けたり、苦い苦い整腸薬を作ったりした。

そして今月は有機の実習。

あるPCソフトで、これから作る薬の構造式を書いて立体にしたり、

本当にこんな薬を作ることが可能かどうか、考察したりした。

今は痛み止めのアスピリンというお薬を作っている。

とっても単純な構造だけど、とてもよく効くお薬。

液体から結晶化させて白い粉に。 それを更にある薬品に溶かして再結晶させる。

透明な液体だったモノが、さらさらの粉に。

このきらきら光る、ちいさなちいさな粒たちが

ベンゼン環という、亀の甲羅みたいな構造式の集まりだと思うと

いつも不思議な感動を覚える。

この薬が体内に入ると、体内の酵素やなにやらと反応して

次々と、構造式の端にある手を伸ばして

亀の甲羅状の構造を開いてゆくと考えると

とてもミステリアスで、私たちの体の複雑さ、そしてそれを利用する

薬のすごさを感じる。



なーんて思うのは、“20分間放置”などの放置プレイの時のみ。

あとは戦争の時間が続く。

夢中で作ってるから、何時間でも立ってる。セカセカ動いてる。

でも1人じゃとても終わらないから、班員を上手く使わなきゃ。

その人の性格、得手、不得手、できれば趣味等もしっかり見極めて

活用しないと、とんでもない結果になってしまう。

私の実験に協力してもらったら(笑)、ありがとうとねぎらいの言葉を。

共同作業と言う名のスキンシップをとりつつ、

今日も実習所に赤ラインを引いて段取りを考える。

実習は楽しい。




東京に出てきて1年ちょっとだけど

家にいたときよりも、少しずつ色んな事がわかるようになってきた。

母を代表とする、大人に言われた言葉の意味がやっと理解できる。

素直になるのが恥ずかしくて、正しいとわかっていても

わざわざ反抗してみた事も、

ふーん。と聞き流していた言葉もふと蘇ったりする。


やっぱり、人生の先輩のお話は聞いておくものだ。

あの時苦痛に感じた言葉も、今は教訓として自分を戒められる。

友達や知り合いを見て、これは正しい、素敵。

これは少し違うな、自分は気をつけよう。って思える。

これからもいろんな人とお話がしたい。

自分が気づかなかったモノの見方や考え方を、分けて欲しい。

360度、あちらこちらからモノを眺められる人になりたい。




今の学生生活が、本当に楽しい。

ここでの生活の思い出が

いつかの糧になりますように。













凪 |MAILHomePage

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