西方見聞録...マルコ

 

 

こんな生活イヤ〜! - 2009年11月25日(水)



 さて、モンダイ我が家の庭に出来たこの謎の物体は何でしょう?

 まあ、答えは文中に出てきます。

 昨夕、我が家のトイレが故障しました〜(あ、こういう話が嫌いな人はよそのページへGO。お好きな方だけこの続きをどうぞ!)



 で、液体は流れますが固体は流れません。我が家はワタクシ、マルコは不便な人材ですが、あとの3名は大変快便な人材で、朝食終了と同時にトイレにGoです。私は3日や1週間は平気で不便です。で、トイレが壊れました。翌朝10時にトイレ修理屋さんが来ることになりました。さて、朝の快便3人組をどうするか!

 私は昔子どもらが使ってたおまるを使えば?と主張したのですが、あめでおさんが「いや、庭に仮設トイレを作る」と主張して作ったのが下記。





 目隠しのダンボールと下に穴ほって足場にブロックが置かれています。


 、、、、。


 私は不便な人材だからいいんですけど、子ども達に一応、母の提案「おまる」と父の提案「仮設トイレ」を両方提示してみました。

 答えはタイトルの「こんな生活イヤ〜!(byおKさん)」という心の叫びになったわけです。

 で、2児は朝食をいつものようにもりもり食べずに半分残して、学校までがんばって行って用を足すことにした模様です。

 ちなみに修理屋さんがさっき来て無事にトイレ修理を完了してくれました。木の根が排水管の中に生えてきちゃったんだって!そんで勢いよく流れなくなってた模様です。

 しかし仮設トイレの魅力にとりつかれた男、あめでお。
「水洗はエコでないので、これからは家族一同仮設トイレで」と言いかけましたが皆まで語らせず
「そんな生活イヤ〜!」と思わず絶叫したマルコでした。ちゃんちゃん。


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走る私と体重の微妙な関係 - 2009年11月22日(日)

 さて夏に博士論文の最終稿を提出した翌日から(正確に言えば8月23日から)毎朝、チョピットずつ走ってきた。どんどん日の出が遅くなってるので朝走る人から夜走る人へとアイデンティティが移行している。その分走行距離を伸ばして、日の出を迎えられるまでは走っているように工夫している。コースもアップダウンが激しい山沿いの道を走るので、夜明けには奈良盆地を一望に出来るポイントに差し掛かり、朝焼けに染まる奈良盆地から二上山、そしてはるか吉野の山々を見渡すことができると大変気持ちがいい。

 このころ走るときのお供のipodで、適当にいろいろ聞いている。ケミストリーの去っていく女に未練を投げかける歌は朝焼けに似合わない。サッチモの「わったワンダフルワールド」は上手く朝焼けポイントに差し掛かるところで流れ始めると気分がいいけど、大抵そんなに上手く流れてこない。ラジオ英会話を録音して聞いているとディクテイションの練習をうっかりして呼吸が乱れる元になるのでこれも結構要注意。特に一息5回とかで使い勝手の良いフレーズを繰り返すスキットはランナーには危険だ。最近よく聞くのはオバマが2004年に行ったケリー大統領候補への応援演説。コレはわりと走りながら効くソフトとしてヒットである。

 で、走ったから体重がおちるか、という話なのだが、走り始めたばかりのころ、2キロ体重がおちてから、なかなか次の3キロ目がおちない。運動している自分に妙な満足感を覚えて、間食する時も「まあ明日少し多めに走ればいいか」みたいな感じで自分に優しい人になっているのも1つの原因と思う。それに少しとはいえ、運動してるとおなかが減るので毎日のご飯が以前より美味しい。そういうわけで、2キロ減ったあとは1進1退を繰り返している。

 ところが、この1週間右ひざに違和感があり走るのを休んだ。1週間丸々休んだのは初めてだったかもしれない。走れない間、食欲を控えめにしていたらあっけなく、3キロ目がおちてしまった。

 走ることと体重の間の関係ってわりと複雑だ。まあ数値は目安であってそこに縛られる必要はないのかもしれない。


 ところで走れない間風が強く吹いているを読んでいた。箱根駅伝を舞台にした青春ものなのだが、登場人物の1人、右ひざに故障を抱える「ハイジ」さんの造形がとても気に入った。人々を箱根に導いていく大学4年生の人心掌握術に長けた監督。ラストで自分のランナー人生と引き換えに指導者としての人生を手に入れる場面とか、なかなか泣けた。走りたいのに走れないのって辛かろうね、って私ごときがつぶやくのもおこがましいが。

 朝の斑鳩を走っているといろんな人に出会う。もう走れない、おじいさんおばあさんが結構ウォーキングしている。私も走れなくなったらああやって歩くのもいいな。きっと私が本当に好きなのは走ることより斑鳩の朝の空気をすう事なのだから。幸いにも走ることと私の関係は、まあわりと割り切った大人の関係だ。


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秋を見つけに - 2009年11月21日(土)

 今日は1号さんが学校のクラブ活動の一環でボランティアしにどっかに行ってしまったので、下娘おKさんの宿題に付き合って、「秋見つけ」の散歩に行きました。

 秋見つけ、1号さんも1年生のときしたよな〜。おKさんの担任の先生はビニールのゴミ袋でドレスを作るのでそのドレスを飾る秋の素材を探してきてという課題を子どもらに課した模様。

 んで、「ちはやぶる」の漫画でも有名になった百人一首「ちはやふる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは」と詠まれた竜田川河畔へ参ります。今日はココでもみじ祭り、というイベントをやってて、おKさんのご友人がガールスカウトからフリーマーケットに参戦中ということで、その応援にも行きたかったんですな。





結構な賑わいです。




お、地元の与党の参議院議員がどぶ板踏んでる〜。背中の人ね。お気張りやす。



こちらはもう一個の百人一首「嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり」と詠まれた三室山。三室山は江戸時代以降は桜の名所としても有名です。




はい、秋を拾ってます、拾ってます。




こんな感じで秋が拾えました。




見上げれば、秋の間に広がる青空。


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こんな週末 - 2009年11月15日(日)

 土曜日は子どもが二人ともソーラン節の練習のため、学校に行ってしまいました。もうすぐソーラン節の踊りの大会があるの〜。そんで子どもがいなくて暇だったので、ちょっくら神戸のほうの外国から来た子ども達のことで活動しているNPOにボランティアに行ってきました。

 D論の調査をさせてもらったところなんだけど、今はもう調査先でなくなったので純粋にボランティアで。でも久しぶりに行ったのに、「おひさしぶり〜」と子ども達に声をかけてもらえて、うれしかったす。やっぱり私のほうがたくさん「もらうこと」の多いボランティア先だな〜、としみじみ。

 初めてボランティアに行ったころは小学校低学年だった女の子が中学生になってて、時の流れに感無量になってると「よお、マルコ、もう37歳になった?」ときかれて(彼女は私のことを「マルコ36歳」と読んでいた)「いえ42歳になりました」と答えると、絶句していました。誰の上にも時は平等に流れるのです。キミは成長したけど、私は成熟したのよ〜。



 これは飲むと必ずバカ受けのギャグをしゃべるようになると言う薬。ってのはもちろんジョークでこの薬ビンの中には単なるラムネが入ってるんだけど、コレを食べた後しゃべるのは緊張するのです。





 
 日曜日はインフルエンザで七五三の着物が着れなかったおKさんに着物を着せて、氏神さんとそしてなぜか法隆寺におまいりに行きました。





 七五三はお寺じゃなくって神社だろ?っていう無数の心のツッコミが聞こえましたが、あそこは、そのなんと言うか我が家にとって撮影場所というか、仏さんとの対話の場というか、なので、おゆるしください。でも切符切りのおじちゃんや、券売所のおばちゃんが「大きくなったな〜」と寿いでくれました。スタッフに顔覚えられるほど法隆寺に通いつめるってどうかと思うけど、まあ、よくいる地元ファンってことで。


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伊賀へ甲賀へ(2)MIHO美術館 - 2009年11月10日(火)



 

さて、ここはどこでしょ〜





 、、ってタイトルに入れちゃったか




 甲賀山中にある謎の美術館、MIHO美術館にお友だちとお出かけしました〜いや〜激務正社員の友も有給とって参戦ですわ。遊ぶときは遊ぶわよ。

 で、この謎の美術館で現在「伊藤若沖」の特別展やってるので、京都から石山駅というところに行ってさらに50分かけてバスに乗り、行って参ったのです。

 私は猿と布袋とそして象の絵が好きでした。

 象の絵は2008年北陸の民家から見つかったんだってよ!蔵持ってる人は蔵の中チェックだ!キリンくらい見つかるかもよ!

 1800年若沖は85歳で死ぬんだけど、その5年前、80歳で象を描いてるの。で、若沖が12,3歳のとき長崎から京都へ象が移送されたという記録があるんだって。少年若沖は京都へと謙譲されていく象を路傍で見て、そんであんな夢のような象を老人になって描いたのか。しみじみ。

 ところで若沖はワカオキじゃなくてジャクチュウって読むんだって!ウォーター!(え?常識?ごめん。常識の偏った女で)


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伊賀へ甲賀へ(1)もくもくファーム - 2009年11月09日(月)

 さて!日曜日に行事があったため、本日月曜日は小学校が代休でお休みだったので、近所の人々ともくもくファーム(伊賀上野)というところにいきました〜子ども30名ばかし引率して、大人は5名かな?観光バスしたてて行きました。

 伊賀の山の斜面に農場、牧場があって、レストランとかミニ豚ショーとかあったりして、そんで体験工房ではパン作り体験、みたらし団子つくり体験、などとまじってソーセージ作り体験とかもできます。あとコテージに泊まると早朝乳搾り体験みたいな農業体験も出来る模様です。

 で、わたしたちは、スモークソーセージつくりに挑戦しました。

 豚のひき肉をかたくりことスパイスで揉んで、それをソーセージ作りの水鉄砲みたいな形の機械に入れて鉄砲の銃口に当たるところに羊の腸を取り付けて引き金を引いていくとひき肉が搾り出されて腸詰が出来るのです〜

 そういえばアフリカでアフリカ人の友だちとヤギのソーセージ作ったことあるけど、胃に肉と血液つめて焼くのでなんか人の頭くらいあるまん丸なソーセージが出来たな〜それに比べると今日作ったソーセージはソーセージの概念にストライクだな〜とか思いながら。

 ソーセージは4班に分かれて、9人一組で作って1人の大人に8人の子どもという凄い人数構成だったため、9人の子どもを支援しながら文字通り髪振り乱してソーセージ作ったので作成中の写真は無し。
 なのでスモーク中と、スモーク後の袋詰めの写真を掲載しときます〜










 私たちは食べ放題レストランでごはんを食べて、ソーセージを作って、ミニブタショー見て、そんで野原で駆け回って、そしてバスに乗って帰ってきました。シャトルバスも出てるみたいだから、車もってない我が家でもいけそうです。また行きたいのう。


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