西方見聞録...マルコ

 

 

バサラ祭り - 2008年08月31日(日)


 8月最後の週末はバサラ祭りというのがある、と言ううわさだったんですが、今まで未見だったのですが今年はじめてみてきました。

 うーんなんていうんでしょうか、熱狂型市民参加型踊りイベントですな。古くは徳島の阿波踊り、最近では札幌のよさこいソーラン節、サンバ祭りとか高円寺の阿波踊りとかこのカテゴリーに属するコミュニティ再編イベントですよね。

 で、まずは奈良市へ。お!せんとくん(本名お奈良ちゃん)げんき?



 そのすぐ横ではまんと君のお面作りのテーブルが!まんと君の着ぐるみを作るための募金もしてました。おKさんに「お面作る?」ときくと「せんとくんに悪いから嫌」とのお答え。なんと操の堅い女子でございましょう。わたしはべつにどっちでもいいんすけど。



東向商店街では2人仲良し。このあと、東向商店街でベトナム料理コムゴンで家族で昼食。おいしかったっす。子どもでも行けます、ベトナム料理。



 そんでバサラ祭りは昼過ぎからなので、とりあえず大仏殿へ



 そんでついでに二月堂、三月堂にもいき、県庁前の奈良公園のバサラ祭りスペースに行くと、西大寺会場を踊り終えたチームがもどってきて、踊ってました。




で、バサラ踊りは基本的にストリートダンスで、小西さくらどおりやもいちどの通り、そして三条通をねりあるきながら踊るのが基本スタンスのようなので、奈良市メインストリートの三条通りへ。

曲の合間にこうやって歩いてますが



曲がかかって踊り時間になると激しく踊ります。(写真がいまいちで申し訳ない。あめでおさんがあんまりこういう熱狂的雰囲気好きでないらしくて撮影協力がなかったのだ今回)



で、プログラムを見ると奈良市役所チーム、県庁チーム、マルハンチーム、奈良徳島県人会など非常にさまざま、公務員も企業人も一般市民もまちづくりのために一肌も二肌もぬいで踊り狂う夏の奈良でありました。





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応援団、、、というわけではなかったけど - 2008年08月30日(土)

 お奈良ちゃんグッズが欲しかったので、応援団登録しました。

 グッズもらいました。






 
 

 2つもらった携帯ストラップは1つはマルコのウィルコムに。1つはおKさんの保育園バックに。実はこのグッズを一番熱烈に欲しがってたのはあめでおさんなんですが、彼は携帯パソコンにシールを貼る事で満足しました。いつも冷静な1号さんは「わたしはいいわ」とクールでした。



 あ、応援団はブログで遷都祭の公式ページを紹介しないといけないのだ。

はい


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もっとはげしく!泥縄したい - 2008年08月28日(木)

 うーん。8月31日を締め切りにD論の第一稿を出来るところまで書いてだして〜と指導教官様に言われたので、この夏はここまでずいぶんと突っ走ってきました。で、6章構成の論文の5章まで書き上げて出せるかな〜?と思ってたんですが結局4章までにとどめて、さっきメールで送っちゃいました。

 どうした?自分?ラストは徹夜続けてユンケルのみながら朝を迎えて後ろに向かってひっくり返るように眠りに落ちるような正統的泥縄の日々をまだ迎えていないのに、自主的にこう収束させちゃうなんて。なんか枯れたのか?

 これでは締め切りが終わっても脳からドーパミンが出ないわ。(そうかそれを楽しみにやってたのだな、ワタシは。)

 ちょっと来週はインターバル置いていろいろ事務系の仕事をして、指導教官からコメントをいただいたあと、また再び今度は5章6章の完成を目指してダッシュですわ。そうそう、来週はあの方が東のほうからいらっさるのだ。この数ヶ月に及ぶダッシュの日々のちょうどインターバルの週に来てくれるなんて、なんてタイミングのいいお方。お待ちしております〜。

 ところでこのインターバルな週に某畑でNGO系寄付がらみのツリーが立っています。あ〜この週末はパソコン閉じて目を休めるつもりだったのに何事か書いちゃいそうだな。

 



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家族再結集つけたり西園寺某としてインタビューを受ける - 2008年08月20日(水)


 さて、今日はあめでおさんが3日間の実習を終えて帰ってきました〜。そんなもんで8月11日以来、10日ぶりの家族再結集でした。みんなあっちこっち行ってたね〜。私が一番家にいたか。家で1人で過ごすのってのはかなり快感ですわ。癖になりそうです。でも1人で出てくより、自分以外の家族メンバーを追い出すほうが絶対ミッションとして難易度が高いですよね。

 ところでなんかいろいろ地下でかかわりのあった企画があるんですがそこの企画インタビューを受けました。私は西園寺某という名前で掲載されてます。よろしかったら読んでちょ。いつもと変わり映えのないことしゃべってます。


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新技、スイカ鍋 - 2008年08月19日(火)

 ケーキ鍋に続く我が家の秘儀が今宵誕生しました。近所のスイカ農家さんがスイカ作りすぎたとかででっかいスイカを定期的にくれます。
 そのスイカを冷やして、半分に割ります。家族メンバーは手に手にでっかいスプーンを持って集まり、そしてみんなで半割りスイカにスプーンをつきたてて食います。
 お風呂入る前にやるのがいいでしょう〜。


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1週間の仮想老婦人ライフ総括 - 2008年08月17日(日)

 さて、先週の月曜日(11日)子ども二人が夫に連れられて東京の実家めぐりの旅へと去っていった。3人が乗った汽車を見送り、人気のなくなったJR駅のフォームで、わたしは天にこぶしを突き上げ叫んだ(心で)「私は自由だ!」と。
 以来本日まで私は子どもが巣立ったあとの老婦人の暮らしをバーチャル体験していた。

 最初の4日間は夫もいなかったので(夫は子どもを東京の実家に預けたあと、自分の調査のためにあらぬ方角に旅立ってフィールドワークにいそしんでいたらしい)「あ〜子どもが巣立ち夫に先立たれたらこんな生活なのね〜」と夢想し。まず第一日目心斎橋で「仮想老婦人平常心オフ」ということで関西メダムの面々と粛々と上品なオフをした。
 第二日目以降は図書館の終了放送までまじめにD論を書き続け懸案だった第4章は終了し、いよいよ書き下ろし部分の第5章に突入した。(ちなみに6章目が結語の章だ!ラストは近いぞ!)で、すごく仕事ははかどる。帰り道駅から自転車こぎながら誰も待つ人のいない家に帰るというのはなんとすがすがしく自由であることか。独身研究者はこんないい目にあってるのか、と非常にうらやましくなる。しかし何歳まで駅から家までの微妙な上り道を自転車こげるかな?80歳?と微妙に自転車をこぐマルコ@80歳像を想像してみる。やっぱ夫が死んだらもう少し都会の、せめて王寺駅の上のマンション当たりに引っ越したほうがいいかな〜とかリアルに老後を設計したりする。
1人暮らし期間は洗濯もせず布団も敷きっぱなしにしてパソコンを枕元において寝る直前まで何事か書き付け、おきると寝てる間に思い浮かんだことをめもったりした。
 快適だが気分転換が計りにくく少し疲れがたまった頃に夫が帰ってきて老婦人の1人暮らしから老夫婦の二人暮らしにチェンジ。

 話し相手がいると、かなり気分転換が容易に出来て疲れが取れやすい。
 いや〜専業主婦の奥さんもらってる研究者は仕事がすすむだろうな〜。夫は毎年この時期、子どもがいないのを見計らって家中の大掃除をする。今回も大掃除のために早めにフィールドを引き払って帰ってきた模様。でも私は毎日図書館でD論書きをする。で、家に帰ると掃除の行き届いた家で、夫が夕食作って待っててくれる。せっかく子どもがいないから、と辛さの限界に挑戦したちげ鍋とか作ってる。なんかチャングムさんをお嫁にもらったミンジョンホ様のような気分で「ソ医女。おいしいです」といってみるが夫はチャングムごっこには乗ってくれなかった。ザンネン。
 夫と「食欲を外で満たす外食と性欲を外で満たす浮気は現象的には同じことなのになぜこんなにも世間は許したり許さなかったりするのか」激論をしながらちげ鍋を食べる。子どもがいない大人だけの暮らしってのも非常に楽しい。

 まあ隣の芝生を青がってないで、明日は混乱と興奮の発信源の子どもを連れ帰るべく東京にたびたつ予定。ちなみに私はポリシーとして子どもが起きて家にいるときは家では仕事しないので子どもたちは自分達の留守中マルコはオリンピック見てるだけだと思っているが、べつにそういうわけではないのだ。


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友、遠方より来る - 2008年08月10日(日)

 イナダズマ〜の団長にしてスゲーゼ(注)の姉御ぽぽにい団長御一家が奈良&法隆寺にいらっしゃいました〜。
 団長は3人の子の母でおねえちゃんはもう来年には社会人!おにいちゃんは高校生で(そんで末っ子ちゃんが1号さんの同級生の小5)なんか昔も「え〜中学生なんだ〜」とか「お兄ちゃん大きいね〜」とか驚いてましたが、今回は衝撃的にお姉ちゃんは大人になっててお兄ちゃんは巨大になってました。

 しかし末っこちゃんは皆には大きな立派な小学生に見えたでしょうが、わたしにはどうしてあの1歳の頃の彼の面影が重なってしまって、思わず抱っこしたい気分になりましたが、それはセクハラなので自重しました。

 初めて団長に会ったころ、つまり1号さんや末っこちゃんの保育園入園のとき、団長は36歳、私は30歳でしたが、今私はあの頃の団長のお年を追い越してしまったよ。ちなみに私のネットデビューはぽぽにいのHPの掲示板だったな〜(遠い目)。そんでムギ畑もようこさん(その先のれいこな一家も)もぽぽにい経由で知った世界だったんだな〜
 そういうわけでネット界の「マルコ」の産みの母を法隆寺に御案内できて大変幸せな日曜日でした。
(注:イナダズマー&スゲーゼとは川崎市の稲田堤在住夫人のことをさすローカルスラング)


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宇治 - 2008年08月03日(日)

 暑いですけど、宇治に行きました。1号さんは「暑いよめんどくさいよ」と文句タレタレだったんですが家に居ても暑いしさ(うちエアコン使わないから)。
「源氏物語の舞台だから行こうよ〜」と諭しても「なにそれ」と無反応。
母は意を決して申し上げます。

「1号や源氏物語とはわが国の記念碑的文学作品でありますが、その実はエロです。」

と、身も蓋もない説明をしたところ1号さんは身を乗り出して「えろ?百人一首の時代の話でしょ?それなのにエロ?」

 百人一首だってかなり激しいじゃん。内容を把握せずにキミはあんなに諳んじているのか。それにしてもエロは万人をひきつけるな〜。小学校5年生女児もエロにはひきつけられるのか。
 道々源氏物語がどういう話か、とか中宮定子VS皇后彰子と清少納言VS紫式部のライバル日本史な話とかしながらJR乗り継いで宇治へ。



 まずは宇治橋の袂で紫式部像を見たあと宇治川の親水空間へ。


流れが速いな〜これは流されたら救出が難しそうです。でもきれいな水でした。昔多摩川今大和川沿岸民の私どもには清流の大河ってめずらしいです。




宇治橋から上流の朝霧橋を望みます。宇治橋を渡りきったところにある「函館市場」という回転寿司で昼食を食べました。回転寿司、100円均一のところしか斑鳩にはないんです。が、ここでは300円皿とか回ってて子どもは平気で300円皿行きますが、親は思わず100円皿180円皿を選んでしまい、欲求不満が募りました。




で、朝霧橋の袂の宇治10帖碑。



朝霧橋を渡ります。今の季節は夜の7時から鵜飼をやっててそれを見る船があるようです。あと春と秋桜ともみじの見ごろには屋形船が出るようですがいまは昼間の船関連サービスは無し。午後7時まではちょっと待てないので、船遊びはあきらめます。




 で、おなじみ10円玉の宇治平等院。修学旅行以来です。昔は天皇さんもこのポジションから平等院を見たそうです。紫式部のパトロン藤原道長パパの息子さん、頼道が建てたこの世の極楽だそうです。



 平等院の鳳凰堂の中までいきます。昔はこの中は藤原頼道とかかなり限定された人しかここまでは肉薄できなかったとか、でもいまは300円の追加料金で入れます。ビバ現代。1時間3回1回50人までなので結構もったいぶってますがしっかり係りのお姉さんが解説してくれてお得です。

 法隆寺や東大寺を見慣れた目から見ると華奢な感じです。貴族文化なのね〜。




 で、宇治は御茶所。町中喫茶店がたくさんあります。でも行きに見かけたJR駅前の中村藤吉本店で美味しいものを食べようとそこまで我慢して戻りました。しかし中は激混みで1時間待ちということでした。ザンネン。そんなわけで、お向かいのケーキ屋さんで抹茶アイスを食べました。これがリーズナブルで大変美味しかったです。地元民もきっと愛用してるだろうなって感じの店でした。

 暑くも楽しい夏の休日でした。


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