unsteady diary
riko



 雑記

件の彼女の異動が決まった。
とりあえず、一緒に働かなくてよいということ。
心中、複雑だけど。
たったひとりのわがままを、会社がそれだけ受け入れるっていうことが、日々身体と気持ちを痛めつけながらも黙って働いている私たちには、正直信じられない思いだったけれども。
さらに増える仕事。減らせといわれる残業。私は一人、一人しかいません。出来ることも、一人分だけ。



キャラメルボックスの舞台、観てきた。
今回は、自分があまり受け入れられない要素が少しあって、感情移入しづらいところもあったのだけれど、それもそれ。自分の好き嫌いとか、最近忘れてしまいがちな潔癖さ加減とか、改めて感じることができるから面白かった。

買い物も少し。
ギルドエジャコモで、白いキャンパス地のスニーカーもどきを購入。バレエシューズみたいな履き口の浅いつくりで、スニーカーが似合わない私でもなんとか履ける上に、可愛いお値段だったので。

サンシャイン劇場に行くといつも寄るお店では、昨年のセールでカシェリエの籠バックを買ったのだけれども、今回も意識せずカシェリエの靴を選んでしまった。グリーンに白いドット柄で、ズックみたいなぺたんこ靴。一度試し履きして、迷う暇もなかったので即決。家に帰ってようやく、カシェリエだったということに気づいた始末。好きなものの系統って本当に似る。っていうか同じブランドだったなんて…。

どちらも、キッチュで素足にぼそっと履くような靴なので、本命はどこかで調達したい。でもぴったりした履き心地とデザインってなかなかないんだよね。

最近、無趣味なりに靴のケアをするのがちょっと楽しい。
スプレーかけて、クリーム塗って、ひたすら磨いて。
何が楽しいんだかわからないけど、無心になれるからかな。
今までは安い靴を履き棄てていたので、ちょっと反省してお手入れ頑張ってみるつもり。
履きやすい靴って、一朝一夕じゃできないもの。
それだけ大切にしてあげなきゃ、と思う。


そういえば、28歳を迎えました。
日記を始めて、そろそろ8年目になるのかな。

りょうかさん、プレゼントありがとう。
この名前できみを呼び始めて、もう8年目。
きみの周りにはいつも風が吹いて、というより風のある方へ飛び込んでいっている気がして。
私は同じ風の中にずっといるけれども。
先のことは分からなくて、もう一緒に長い旅は出来ないような気がしてしまうけれども、とりあえず元気でいられたらいいね。
そしてまたいつか、旅に行こうね。
でもペルーと山登りはいやです。

2007年07月28日(土)



 身体の反撃

久しぶりの生理痛で苦しんだ。
母は軽い陣痛ってそういうものだよ、とからりと笑った。
経験するつもりはないが、母も大変だと思った。
それでも身体は準備をするのだね。
ストレスで捻じ曲げても、こうして数ヶ月の反撃を。
辛いけれど、生きているんだってこと。
いやだけど、女だっていうこと。
そういうことを嫌でも思い知らされる。

そんな訳で、酷い痛みと大量出血による貧血と吐き気で、1年ぶりくらいに、体調不良で会社を休んだ。
翌日もフルタイム我慢するのがやっとで、5時過ぎに即退社して明るいうちに帰宅した。
バスを降りて、家まで歩く。
明るい道のり、なんてのどかな住宅地なんだろうって思った。
健康サンダルで散歩するひと。
夕ご飯のにおい。
子供のはしゃぎ声。
すごく久しぶりだと思った。

別にさ、お洒落に暮らせなくても。バリバリ働かなくても。
たぶん幸せを感じられるひとはいる。
そんなことはわかってる。

子供と手をつないで、のんびり歩く。
そういう幸せもあるんだろうと思う。

やだな、どうしてこんなこと考えるんだろ。
これでもわりと元気になってきたのに。


2007年07月08日(日)
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