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2003年10月31日(金)  プライドとか意地とか

年下君の会社先の旅行にひっついて行く。


あたしはあたしの彼氏と紹介される人に
絶対恥をかかせたくない。

彼氏の友達とか
彼氏の上司とか。

親御さんとか(一番苦手)


何より自分のプライドの為に。

最大限自分の良さをださなきゃ。


可愛い彼女だねー

しっかりした彼女だねー

いいお嫁さんになるよー


これが聞けたらミッション終了。


これは彼女としての義務だと想ってるもの。


自慢できる彼女の位置は
頑張って努力して
キープしたい。


それは当たり前。



2003年10月30日(木)  嘘偽りなく

久し振りの2人デート。

デパートに出掛けて
ウィンドウショッピング。

スタバで2人でお茶。


夕飯をパクついて

ラブホへ。


写真が撮りたいとダダこねる君の要望に答える。

デジカメ。

咥える自分に
後から突かれる自分。


恥ずかしい。


1度目、2度目、3度目と繰り返し

吸い込まれるように
眠る。


朝はしっかり起きて
しっかり化粧して出陣。



2003年10月29日(水)  初恋の相手からのメール。

恋だの愛だの分からない
幼い頃の話。

誰が好きなの?

って聞かれた言葉に

その当時一番仲良しな友達の名前をだしたっけ。


その一言はあたしに暗示をかけて


初めてする友人との恋話
浮かれる自分
気になる占い


恋する自分に浮かれる自分。



好きな人がいるって言われて蹴りあげたボール

泣きながら帰った河原

芝生の上で見たドッヂボール

一緒にやったバレーボール

図書室での一言


転校する最後の日

もらった手紙

かけれなかった電話


初めて気持ちが通じ合った相手。



実らず達成されなかった恋愛の思い出は
美化されるもので

あたしの心のすみっこにずっとしまってあった。


今日再び何年の月日を経て
動きだした。


少しだけどゆっくりと。


今日はあの頃の夢をみてしまいそうだ。





2003年10月28日(火)  鬼畜ですか。

やばいー
やばいー
やばいよー

全然嬉しくなかったぁ。


同じ日に決行しようとした
あたしが間違いだったのかなぁ。


どっちがいいか決めれないってのは
どっちでもいいって事なのかな。


上にいる貴方を見て
下にいる君を見て

なんだかあたしはとてもとても空しくなりました。


そもそも2人で悩んでるってのが
狭いよね。


もっと動こう!
視野広く持とうぜー。ってカンジ。



あの計画実行するのは
今なのかもしれないなぁー。


ね?


2003年10月27日(月)  距離もなんのその?


「好きなコ作らないとなぁ。」

「もっと女の子と遊ばなきゃなぁ。」


やだ!って大きい声じゃ言えない。

だってあたしは君に100%じゃないから。

100%くれる他の子を捜したいって言われても
あたしは止める権利がない。


でも、それとは別に

できるわけないじゃない

とか

結局帰ってくるんだ

っていう愛されてる自信があって

君の動向をジっと見てる。



それにね、君にそんな行動力があったら

もっと

彼女になってくれないとこーだ!

とか

今の状態なんとかしてよ!

って声を大にして主張してると思うのよ。


それをしない君にそんな勇気あるんだろうか。



あたしはちゃんと君と一緒にいたいと想ってる。


だけど、その日はまだこない。

君はしびれを切らして
どっかにいってしまうだろうか?


2003年10月26日(日)  今まで誰ともできなかったセックス。

ひさしぶりのセックス。

貪るように求め合う。


上に乗って欲しいって想ってるの
雰囲気でわかったんだけど

攻めたい気分の時じゃないと
上に乗るのは辛くって

うじうじしてたら

君が上に乗ってきた。


深いキスをして
糸がひきそうになっちゃって

「エッチになってるよ。」

って言われちゃう。


体を撫でられるだけで
久し振りだから敏感で。


胸を触られちゃう頃には
体が火照ってクラクラ。


「ゴムつけて。」

ってゴム渡されて

手でうんしょってつけてあげる。


その時ヌルヌルしてた気がして
君もすごくすごくしたかったのかな?って。


ぎゅぅってはいってきて

いつもより大きくて

いつもなら絶対言わないのに

「すごく大きくなってるよぅ。」

って言っちゃう。


恥ずかしい言葉をサラリと言っちゃったせいか
とても自分が淫らになっちゃってるのが分かって

それが相手にも伝わってるのか

両足あげられちゃって
すごい恥ずかしい格好。

なのに気持ちよくって

いっぱいキスして

なんだか涙目になっちゃって

いっぱい名前呼びたい気持ちになっちゃって


体いっぱいで
心もいっぱいで

好きな気分が高まって


イっちゃった後に抜いちゃうのが
離れちゃうのが
すごい寂しかったぁ。


心も体も解放されて
素直に好きだって言えるようになった時に
あたしはなぜかいつも泣いてる。


あたしが一番素直になれる時かも。





2003年10月25日(土)  成程。君にはないものだ。

触れたくても
触れない

秘密の恋愛。


トモダチや彼氏にバレないように
キスしたり
手をつないだり。


秘密や
しちゃいけない事は

恋愛において

すごいスパイスになる。


飽きっぽいあたしには
浮気とか不倫とか向いてるのかもしれない。

嫌な話だけどね。


本来浮気とか不倫とかしない主義だー。


2003年10月24日(金)  キスをされるとこぼれる。

触る事が好きだと云う君に

触られる事が好きなあたし。

よくできた世の中だと思った。



明るい太陽の下の
野原で

手をうーーーーーーんっと伸ばすような

そんな恋愛が君にはピッタリだと
あたしは想ってる。


だから、今のあたしとの恋愛は

楽しさが半減してる。


嘘をついて
隠れた恋愛をしてるんだから。


君が君らしくいられる為なら
君がどこかへ行ってしまっても
しょうがないと想ってる。

想ってる。

嘘じゃない。





だけど、それが嫌なのもホントだったりするわけで。


むずかしいね。


2003年10月23日(木)  気付かない方がおかしい

いいじゃん。

お腹すいてないって言ってるんだし。


でも、やだ。


触れられなくても
触れなくても

視界に入るだけで
視界に入れるだけで

会話を交わすだけで


充分。


それだけで満足なの。


体はそう言ってるのに
あたしの頭の中は認めてない。

認めたくないんだろう。


あたしは恐いから
臆病者だから


だから、もう少しこのままで。

期限切れになるまでは。


いつか止められない流れが来る日まで。







2003年10月22日(水)  怒る事の無益さ。

自分のプライド守るために
ホントの想いを隠して
主張。

あたしの直視したくない部分。


逃げたってしょうがないし
隠れてもしょうもないし

だったらプライドを守る為に
努力すればいい。

頑張って頑張って
越えてしまえばいい。

今の自分を。

何度も考えるあたしの活用法。


でも、ダルーーーーーーーーィ。




あ。

まただ。

またやった。

その時に言えばいいのに
先送り。

何度も。


あたしは長く一緒にいる気がないんだろうか。
これが親兄弟、彼氏ならすぐ言うのかもしれない。


次やったら言うよ。


それが言えてよかったのかもしれない。




誕生日プレゼントにすればいい。

黙ってれば過ぎていく。

我慢すればいい。

今まで何十万も投資してもらった
お礼だと思えばいい。

目をつぶっていれば
時間は過ぎる。

今までもそうだったじゃないか。




しばらくおあずけ

できるのか、自信ないけど。

あ。できる気しません。すいません。


でも

事がないまま、無事笑ってバイバイできる事を
確認したいし

体目的じゃないとも確認したい。


一番の理由は

これ以上好きにならない為。


あたしはすればする程
相手に心を許す恐い傾向がある。


あたしはいつも本心を隠して生きてるけど
エッチで何度もホントの自分をだしてたら
隠す事ができなくなってしまうから。

どんどんどんどん
ホントの自分に
無防備な自分になってる。

そろそろ止めなきゃ恐い。




忘れてた。

思わず大きい声をだしてしまった。

その時点でやばいのかなぁーーーー。



2003年10月21日(火)  幽霊の家

まるで君のような主人公に
あたしは感情移入。

あぁ、そうか。

あたしが感じてた言葉にできない考えを
文字にして読むとこんな風になるのか。


こんがらがってたものが
スルリと解放された。


大事にされて
守られて育ってきた温室育ちの君。

そんな君が素敵に書かれてたこのお話。


流れも結末も大好き。

あたしは読んだ後思わず泣いてしまった。



あたし達のホントのお話はまだまだ進行形だけどね。


2003年10月20日(月)  触れたくない

どうやらめちゃくちゃ気にしてる自分がいるらしい。

とてもとても直視したくない感情だから
相手にぶつける事もできない。

ぶつける事は負ける事を意味すると思うから。

でも、悔しい。

やだな。

こういう醜い感情の自分もいたりして
とてもとても人間らしい。

だけど、誰にも言わない部分。

言うもんか。



もっともっと頑張れば
この感情は消えてくれるのかな。

どこまでいけば
追い越せるのかな。


今のあたしじゃぁ無理だったりして
その無理っていうのも受け止めたくなくて
聞こえないフリをする。

だけど無理なのを受け止めないと
先には進めないから。


だったらこんな自分もアリだよね。

がんばろう。



2003年10月19日(日)  保守的な自分は

「他の人に話せば」

あー。

あー。

言われちゃったー。


さじを投げられたよ。
放置されたよ。

他の人にあたしをたくすのね


聞いた瞬間

相手の頭を殴りつけそうな感情と

ぶわっと涙がこぼれそうになった。



あたしはショックを受けた時に
泣く事ができない。

怒る方が楽なの。


怒ってる時は気付いて。

サインだから。

泣けないあたしの。





今あたしが抱えてる

寂しさ

君がもし同じ気持ちなら
あたしは抱きしめにいってあげたい。

ココにいるよ。

大丈夫よ。

って言ってあげたい。

あたしがそうして欲しいから。


その為に傍にいれるようになればいい。

そう想ってしまった。


カウントダウンが始まってるのかもしれないなぁー。




いつもとは違う相手に電話してみた。

嬉しいとか
嬉しくないとか

好きとか
好きじゃないとか

そういう気持ちがどーこーより

あたしはあたしがどうしたいのか
分からなくなった。


急がなくていい

焦らなくてもいい


でも、どうにかしなきゃいけないんだろう・・かなぁ。




彼氏になりたいわけじゃない
一番じゃなくてもいい

君をモノにしたい。

かぁ。




自分が変わりたければ
場所を変えなきゃいけないんだろうか。

でも、それがてっとり早い気がする。


自分のレベルがあがれば
出会う人間のレベルもあがるんだろう。

お金とか地位じゃなくて
人間的レベル。

そういう意味で
もっと質の高い自分になりたい。



自然を愛して紳士的。

あら。君の事だわ。



2003年10月18日(土)  一緒だと素敵に歳がとれるだろう

まずい事に

同じ場所にきて
同じ行動をして

どっちの方が楽しいか。
実感してしまった。


つまらないこの場所も君となら楽しいんだろう。


きっとこの夕焼けも
あたしが気付くより先に君が気付いて

綺麗だね。

って一緒に笑うんだろう。


それができないこの時間が
寂しくて苦痛で。


あたしはいつからこんな風になってしまったんだろう。




懐かしいアルバムに君の姿を見付ける。

こんな写真を見て
会いたいなんて思うなんて

あたしは君の事どう想ってるんだろう?



逃げるように、隠れるように
こっそりかけた電話で

君はヤキモチで気分を害してしまった。


馬鹿だね。

あたしがワザワザこんな時間に電話をかける自体
とても珍しくて
愛情表現のひとつなのに。

あ。違う。

あたしが男の人に電話かける事自体珍しいのよ。


愛されてるのに自信がもてないのね(笑)


2003年10月17日(金)  明日嫌いになるかも

言うか言わずに帰ろうか悩んだ。

口に出せないのは

罪悪感とか
悩んだからとか

そういうのだったら

あたしはあたしの事を見直しただろうに。


恥ずかしいとか
言い出しにくいとか

あたしはあたしの体裁を考えて

口にだせなかっただけだろうって思う。


あたしはあたしの自分勝手さに
うんざりする事もない。

自分に幻滅する事もなく
誰かに罰を加えられるわけでもなく

ただ、ココにいる。




でも、そんなあたしだけど

君がいいなって思ったんだ。


その気持ちを君はどう考える?




寂しさを埋める為だったんだけどなー

本当に埋める事ができる人を
浮き彫りにして

余計寂しくなった。




そういえば抱きしめられた数少ないな

って想った。

最近抱きしめられる事が多くて
それが普通だって想ってた。


包む心地良さを知ったあの時と
包まれる心地良さを知った今。


あたしはどんどん変わっていく。


2003年10月16日(木)  後戯優先主義

「したいくせに♪」

って言われて

「いや、それはない」

って答えそうになってしまった自分。


あたしの中にセックスで計れる定規があるのなら
好きじゃなくなったって事なんだろうか???

慎重に考えないと怖い。


そういえば、別れた事がないんだ。

あたし。




新しい着メロより
気に入った着メロを
長く使う方。

とても性格でてる。



一緒にいる時に違う男からメール。

「誰これ?」

腕を動けないように掴まれて
キャミソールの肩紐をずらされて

胸をいじめられる。

「やだやだやだっ」

「誰よ。これ。」

「ともだちっ」

「友達ってどんな???」


上気する顔に、あがる息。

こんな事されて気持ちいいと思ってしまう自分が
いてしまう事の事実。

いつのまにか立場逆転。

まいったなぁー




あの占いの結果の人は
ココにいるのかもしれない。




あたしは好きにしてるのに
君には自分のモノである事を強制する。

我侭だって解ってる。
いい加減だって分かってる。

だけど、嫌なら
逆らえばいい。
無理に従う事はない。

君は怖いんでしょう?

あたしに嫌われる事が。

だから、今日も君はあたしのモノ。




2003年10月15日(水)  後ろから抱きつける人

「自分からフったからすぐ戻れると想ってた」

他のサイトでこんな文章を読んで

ドキッ

っとした。


いつでも彼氏に

いらない!
いらない!

って言葉を浴びせて


自分を好きだって言う人に

もっといい人がいないかな〜

っとか聞かせて苦しめたりする。


あたしは自分を好きだっていう人を傷つけて
傷ついてる姿を見て

安心したり
確認したりする


そんな愛し方をそろそろ考えなきゃいけない

って今更ながらに思った。


遅い・・・よね。



2003年10月14日(火)  喜んで欲しかったから

素直に

会いたい

とか

好き

だとか言うのは

どこか負ける気がして好きじゃなくって

たまにコロリとだす
そんな表現をする自分が好きだったりするから

素直になる

っていうのはあまり好きじゃない。



でも、素直になれ、素直になれ

って君に何度も言われるから

ほんの少しだけ頑張って素直になってみたら

それがとても気持ち良くて
声にだしたあたしより

君の方がもっと嬉しそうで


素直になるのも悪くない気がした。



ただ、君の帰宅時間はどんどん遅くなるけどね。

あたしは

「もっと一緒にいたい」

っていつも想っていたから。



2003年10月13日(月)  頭をなでてほちぃ。

あたしの

「キライ」

って言葉は

「サミシイ」

って意味を持つ。




あの時と同じ。

あたしは今日もお酒を飲んだ。

寂しかった。
会いたかった。

って言いたかったから。

あたしはそんな言葉を吐くだけで
とても勇気がいるらしい。

お酒はあたしのストッパーを外すから
弱い人間の呑み方だけど

たまにそんな飲み方をする。



抱きしめてもらえばもっと一緒にいれる?
服を脱げばもっと時間は伸びる?
セックスすればもっと近くにいられる?


弱い愛し方。


たまにこんな風に弱くなっちゃう時がある。


2003年10月12日(日)  余計な雑念

ぼんやり座って
2人を眺めた

どっちがいい とか
どっちが好き とか


今すぐ決めれる訳じゃないだろうに

ただただ、眺めてた。


誰も傷つかずに済めばいいのに
なんて考えるのは

一番傷つくべきあたしが考えるのは

最低なんだろうな。


ただただ、眺めてた。






2003年10月11日(土)  会う口実レンタル

ドライブ。

友達2人+君と。

もちろん友達はあたし達の事なんか知らなくって
友達のフリしてニコニコ笑ってた。

2人がコンビニ行った時に
こっそりしたキスに

すごい動揺して
すごいドキドキして

とても気持ち良くて


すごく赤面。


君に気付かれないように人形をギュっと抱きしめたけど
まだキスなんかで赤面しちゃう自分がいる事に
すごくビックリした。



眠くなる時ほど君にくっつきたくなって
とても我慢しなきゃいけない
ドライブでした。


2003年10月10日(金)  執行猶予

自分に自信はどうやればつくか。


それは自分が行動なり主張して
それを受け止めた人間が
それを賞賛なり、認めてもらって

そして初めて自信がつく。


「貴方が自信がないのは、自分が動かないからよ。臆病者だからよ」


君がどう受け止めるか解らない。

理解してくれるかも解らない。


でも変わるという君をもう少し見ていてあげようと思う。




2003年10月09日(木)  3度目の涙。

あの日見た空を思い出した

月は丸くなかったけど
見えていて

白い建物が浮き上がる夜だった。


ここで、この場所で
君の背中越しに
何度この空を見たんだろう

これが最後のセックスなんだ


って、頭をよぎって泣くつもりはなかったのに

果てた途端

涙がこぼれてこぼれて止まらなかった。


セックスは自分を解放するんだと
本当に実感したのは
これが初めてで

君の事を好きだと心から実感したのも
この日が初めてだった。


でも、この日が終わりの日だった。


今日、初めてその話をした。


2003年10月08日(水)  飛び込みお小遣い

「何をしたい?」

「なんでもいいよ。」

「どこへ行きたい?」

「どこでもいいよ」


君はあたしの意思を全部受け止めて
答えてくれてるんだろうって想ってた。

どんなワガママも
どんな意思も
受け止めれる広い器の人なんだと思ってた。


でも、それは違ったのかもしれない。


あぁ。そうだった。
いつだったか

「喧嘩はめんどくさいからしない」

そう聞いた事があった。

あたしに意思を伝えるのが貴方はめんどくさいのね?


あたしは馬鹿だから
それに気が付かなくて

ココがとても気持ちいい場所で
ずっとここにいるんだと想ってた

貴方の隣に。


だけど、それは違うのかもしれない。

あたし達の関係は成長しないのかもしれない。

あたしも君も
あの時と変わらないのかもしれない。


そんなの無意味に近いよね。



いっそ泣ければよかった。

でも、泣けない。頼れない。



叱ってくれる、目の前で泣ける

そんな人がいいな。



2003年10月07日(火)  幾つも可能性

男はみんな射精したくて

だから優しくて
だからあたしを抱きしめる。


男なんて全部そんなもんだ


だからどんなに綺麗な言葉を吐いても
どんなに素敵なお誘いでも


結局は射精したいだけ。


だから、信じない。
割り切ってるもの。


なでられる腕を見ながらそう想った。


2003年10月06日(月)  陳腐な官能小説みたい

後ろから抱きしめられて
首を持ち上げられたと思ったら

キスされた

すごい深いキスで座り込みそうになっちゃった


耳をかじられて舐められて
服を後ろからたくし上げられた。

胸を触られて
揉まれて


「どうされたいの?」

って何度も聞かれる

「どうもしたくないっっ」

って抵抗するのに

下にスルスルって手を入れられて

「こんなに濡れてるのに?」


思わず顔が ボワって赤くなってしまう


「ねぇ、したくないの?」

「僕はこんなにしたいのに?」


お尻に堅いものがあたるのがわかる。


しちゃだめだっていつも思うのに
カラダはとても正直で

ううん。心も正直だから

アナタとしたいって想うんだ。


首を舐められながら

右手は胸に

左手は下に。


左手がどんどん奥を触って

クチュって

頭の中で音が響くように
指がはいってしまぅ。


「吸い付くみたいに食べてるよ?」


指の上下に合わせるように
あたしの声も高音になったり低音になったり。

敏感な部分に急にあたって


「はあぁんっっ」

って声をあげてしまう


「可愛い声だねー。どっからそんな声がでてくるの?」


「口でしてくれる?」

ってかがまさえれて

丁寧にゆっくり舐める。


下から上へ
上から下へ

先を舐めて

ふわって口に含む


「はぁ・・」


君の気持ち良さそうな声が聞こえる。



壁に手をあててお尻を突き出す


「いいね。その格好。後ろからして欲しいの?」


ぎゅぅって君がはいってきて

背中からビクンビクンしちゃって


気持ちよくって気が遠くなりそうになる。


呼吸を合わせて
感じあって

声がいっぱいでて

いっぱい気持ちよくて


果ててしまった時にはお互いとてもぐったり。


ぎゅぅっと抱きしめられて
あたしの顔を見て君が言った。


「カワイイね。」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


そうかもしれない。

あたしは素直にそう想ったの。




Will / Menu / Past
Writing : ゆいこ
































































エンピツ