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2003年09月29日(月)  意識はしてしまうのだろうけど

事もあろうか

一番知られたくない人に
ここの日記がバレてしまった。

この日記で一番出演してる人間に。


付き合えないと伝えた年下の君に。


あたしは隠し事がとても多い。
全部見せる事を美学とは思わない。

だから、この日記はホントに

「はけぐち」

だった。


そんな本心を見られてしまった。


日記を続行させるか
休止させるか

とてもとても悩んだけど

あたしは続ける事にする。


君が見る、見ないは自由だし
あたしはあたしの書きたい事を書く。


カレシとエッチした時の話も
他の男と何があった時も
あたしの負の部分も綴る。

この日記では嘘をつかないって決めてた。


それであたしを嫌いになるなら
それが結果としていいのかもしれない。


あたしは君を確かに好きだろうけど
あの人と別れるつもりは
今は全然ないんだから。


あたしのいない所で幸せになるなら
それが一番いいのよ。

ホントはね。


好きにしてください。




遠くから見てる視線を感じた。

見てる。

観察?


「カワイイ」
って言われなかった日は
とても不安になる位その言葉を浴びせられてきた
お姫様のように扱われたあたしだから

その言葉を聞くまでは
頑張って話題にださなかったけど

しびれがきれた。


それがすごく嫌だったり、悔しかったり。



いつか、もうやめて。心配になるから。

って言われるぐらい
魅力的な女になれたらいい。

どんどん変われたらいい。


好きな男の為に変わるんじゃない
自分の為に

自分に満足できるような女に

中身も外見も成長したい。


したい。


じゃなくって、成長してみせる!!!




2003年09月28日(日)  ホントは僕の事好きでしょ?

何日振りかのお互いの体で

存在をなぞるように
体に触られた


助手席に座るあたしに覆い被さって
音をたてるような深いキス。

キャミソールの片紐をずらして
ブラを外されて

あらわになったあたしの胸を

貪るように
獣のように

舐めたりかじったり。


気持ちよくなると

だめだって分かってるのに

自分からお願いした。


上に乗って
久し振りにはいってきた君は

とても強い意思表示をしてて

あたしはすぐに果てちゃった。


とてもとても気持ちいいエッチだった。



2003年09月26日(金)  とても不思議な場所

怖い!

っとかそんな風に考えなかったけど

産婦人科初体験。


何を思ったか
悩んだ結果弟が産まれた産婦人科を選んだ。



妊娠してるかも・・。

っと思って訪れる産婦人科ってどんな感じだろう?


ガラスの先のまだ空白のベット

壁のコルクボードに貼られた
沢山の母親の産まれたばかりの子供の写真


いつか得るかもしれない
色んな感情に想像を巡らせて

とても胸がしめつけられた。



そして少し前に妊娠したかもって焦った自分を想ってみた。



冷たい、怖いと聞いてた診察台は
意外に平気で

あっけなく終わった。


次来る時は

どんな自分で
どんな感情で


ここに来るんだろう?



2003年09月24日(水)  他愛のない事

「いつかこんな風に二人でコンビニとか行くんかな?」

二人で夜の買い出し
コンビニへ。


思わず吹き出してしまったけど

そんな風に恥ずかしい言葉を平気で言う貴方は

なんか可愛くて
なんか愛しくて

手を繋いで帰りたくなった。


好かれて
好いて

二人の気持ちがあって

愛してる

とかになるのかな。


この気持ちがそうなのかな。


2003年09月21日(日)  風が吹く、川が流れる、緑が見える。

「いつか、いなくなるの?」

「傍にはいるよ。」


いなくならないで



「この手で誰かを抱きしめるの?」

「かもしれないね。」


誰もだきしめないで



「キスもしちゃうの?」

「かもしれないね。」


あたし以外の人としないで



そうやって質問しちゃうと
して欲しくないって想ってるのが
バレてしまうって分かってるけど

聞かずにはいられなかった。


あたしはこの独占欲を質問で吐き出す事で
君に分かって欲しかった。

まだ、好きなのよ?

って伝えたかった。


あたしがいるこの場所は
君の胸の上は

誰にもゆずりたくなかった。



オーディオから流れる曲に

もう少しだけ一緒に

っていうフレーズがあった。


あたしが言えないからって言わないでよ。




「ずっとあなたの事が好きだわ」


そんなメールがきたのは
バイバイした
ちょっと後だった。


だったらずっとあたしのものでいて?



2003年09月20日(土)  罪悪感の欠如

一緒にお酒を呑んだ。

お酒が美味しいのか
呑む相手がいいのか

どんどんお酒がすすむ。


ラブホテルで休憩しよう

っとか言える関係じゃなくなったから
ネットカフェでナイトパック。

夜の10時〜朝の8時まで一緒。

カップルシートでDVD観たり
漫画読んだり。


シャワーを浴びる時に歯磨きをするって事で
個室に一緒になった。

椅子に座って
背の高い君を見上げていたら

どんどんどんどん顔が近くなって

そのままキスをした。


背中に手をまわしてブラを外されて
服をたくしあげられて

そのまま触られて

お酒もはいっていて強く抵抗できなかった。


何より、あたしは君としたかった。


上にのってエッチ。

鏡の前で後ろからつかれる。

髪を掴まれて

「ほら。見て。すごいエッチな顔してるよ。」


恥ずかしくて直視できなくても

見える。


あたしの顔。


君にはどんな顔に見える?



あたしの後ろで寝息をたてる君の顔が
とても愛しくて

何度も前髪を触った。


このままどこへいこうか?


2003年09月19日(金)  君はペットを飼ってる。

「わ!ちょっとまってまって。」

「駄目だよ。今日は。いくじなしじゃないよ」

「いや、猪突盲進でいけってわけじゃないってば。」


そんな感じで始まった今日の君は

止まる事なく
あたしを欲しいって動いた。

単純。

良く言えば素直。


昨日言った文句を、不満を
すぐ解消しようとする。

あたしの機嫌を伺って

あたしがいつかいなくなる事をとても怖がってる。


「いつか彼女ができて
エッチする時に絶対耳舐めてって言うよ」

「言わないしー。」

「言うよ。すごい気持ち良さそうじゃん。
言わなきゃ伝わらないよ?」

「うーん。言うかもなぁー。」


あたしの下で気持ち良さそうな声を上げる君。

いつかその声を誰かに聞かせるの?

その手で誰かを触るの?


君の広い胸に顔をうずめて
いつかできる彼女の事を想う。

馬鹿かもしれないけど、
その時に初めて君への気持ちに気付くんだろう。

その時が来る前に身を引くべきなのかもしれない。

でも、今、今、君が欲しいからしょうがない。



リハビリの為に
今日の夜は君を解放してあげる。


でも、埋め合わせはまた次回に。



2003年09月18日(木)  刺激や変化を。

なんだかんだ言っても

素直に抱きしめれるのは
肌が気持ちいいと思うのは

貴方で。


長い時間が作ったこの場所は
一番安心する場所。


ここにいたいと
あたしが望めば
いつまでもずっと
ここにいられるだろう。


きっと嫌な思いも少なくて
辛い思いも少なくて

幸せな、そんな場所。


安定とか
愛情とか

こーいう場所から生まれるんだろう。



安定っていい言葉に聞こえない。

あたしが子供だからかな。


2003年09月17日(水)  つまらないとかつまるとか

車の中で、
密室で2人っきり。

空の満月は
だんだんやせ細ってきてる。


急にあたしを抱きしめて
そんなキスをして
そんな触り方をして

ブラまで外しちゃって


なんで、やっぱりダメだって止めるの?


あたしにはカレシがいて
君はあたしを諦めると約束して


そんな約束がよぎるから?


そんなの忘れてしまえ。
今があればいいじゃない?

今が楽しければいいじゃない。


いくじなし。




でも、あたしはそんな君だから好きになった。

純粋で汚れをしらない君だから。



・・矛盾だらけね。


















2003年09月15日(月)  バイブレーター。

仕事の出勤催促電話。

過剰なお客の電話。

今何してるの電話。

映画を誘うメール。


カレシと旅行でこんなのウザイに決まってる。


営業だって分かってるし
お金をもらってる以上はプロだから

出勤時間は完璧な自分を目指すけど


今日は休みなの。


あたしは源氏名のあのコじゃなくて
今はあたしなの。
誰でもない、あたしなの。


お前らの事なんか知るもんか。




2003年09月14日(日)  一緒にいきたかった??

3日程の旅行から帰ってきた。

朝早くから
徹夜してまで迎えにきた君は

数日の寂しさを埋めるようにあたしを欲しがった。


いつもより多くキスを求めて
あたしの輪郭を確かめるようにカラダに触った。

そして、いつもより多く
あたしを求めた。


例え毎日会えたとしても
例え毎日エッチをしても
例え毎日愛してるよって言ってあげても


君の寂しさは埋まらないだろう。


あたし達の恋愛は
まるで恋人ごっこでしかなくて

君はあたしの一番大事な人ではないのだから。



寂しい?

誰が?

君が?

あたしが???



でも、あたしは、君を、必要としてる。

あたしが必要としてるから君はここにいる。


それはただの埋め合わせなのか
エッチのはけ口にしているのか
遊んでるのか

どーいうつもりなのかわからないけど


あたしは明日も君に会いたいと想うのだわ。


その事実だけはここにある。



これはどーいう事なんだろう。

分からない。








2003年09月13日(土)  声にだして見よう

こっち側にいるのが悔しかった。
あっちにいる人が羨ましかった。


声に出さずに
主張せずに

学校に通いたいと思うあたしは

臆病者で

あっち側に行く権利はないんじゃないかって思った。


ぶつかって
挫折して
傷ついて
後悔して


そこまで走っていかなきゃ駄目なんじゃないか。


あたしはいつでも保険をつくりたがる。

新しい場所に飛び込めない。

男だってそうだ。



そんな自分なんの価値もない。


動かずに保ってるプライドなんて必要ない。

嘘で自分を守るな。

怖がるな。


考え方を変えようじゃないか。


じゃないと聞いた意味がない。
実にしなくっちゃ。


今のあたしじゃ満足できない。


2003年09月09日(火)  隙間を埋める道具

我慢してたのを
いっきに解除したせいか

まるでサル。

したければ、したいって正直に
言うようになっちゃった。

こんな風になる筈じゃなかったのに

駄目だと思えば思う程
気持ち良くて
スリルがある。


安定した恋愛をしてきたあたしには
とても楽しい。


とうぶんはあたしのおもちゃになってもらわなくっちゃ。
最低だってわかってるけど
頭では分かってても
カラダがいう事聞かないの。


カレシにも
みんなにも内緒。


恋だの、愛だの、余計な事を考えない
当初望んだ関係がこれでできたわけだ。

相手の純愛を利用して。





2003年09月08日(月)  君とあのコは同じね

どうやらこの日の日記は
あたし間違えて消しちゃったみたい。

確か

素直になりたくても素直になれない
寂しいって言えない

言えたらもっと可愛い女になれるだろうに

あたしの性格がそれをさせない


みたいな事を書いたと想う。



1週間我慢した隙間を埋めるように
あたし達はエッチした。

夜中に会いにいくなんて

君がいつか褒めたオレンジ色のカーディガンを
着ていくなんて

あたしはどこか期待してたのかもしれない。

だって、手を振りほどく事も
キスを拒む事もできなかったから


素直に

「好きだよ」

の言葉に

「あたしも好きよ。」

って応える事ができるようになってしまった。


カレシでは埋まらない隙間が
あたしにはできてしまっている。


どんどんできている。






2003年09月07日(日)  機能的で短いエッチ

長い付き合いになるカレシとのエッチ。

もう何度もあたしのカラダを触ってるから

どこが気持ちイィ

どこを触って欲しい

手に取る様に分かるんだろう。



でも、あたしはそんなの望んでるんじゃないの。


必ずイケる

そんな機能的なエッチじゃなくて

あたしを探すような
あたしをもっと欲しがるような

もっと違うエッチがしたいよ。


決まりきったエッチには
ロボットみたいで
寂しくなるだけだよ。



伝えれば君は考えて応えてくれるのだろうけど


あたしのはけ口がいてくれる間は
まだそんな君を観察したままでいようと想う。


他の人で埋め様とするあたしは
ダメな女です。


あたしを探すエッチをしない貴方は
あたしの変化も
その事実も

気付かないのでしょうね。


それが、とても、ホントは寂しいのに。














2003年09月06日(土)  独りなのかもしれない

慰める会と称して

君は夜の街へ連行された。


あたしは夜のお仕事を仕事にしてるから
理解はあるつもりだし
君の経験?にもなるだろうと
見守るつもりでいた。


なのに

この不快感。


同業者だからか
場所や
会話が
鮮明に連想されて

苦痛。


嫉妬という言葉でも表せる感情なのかもしれない。


あまりにも腹がたつので

電話して


バカ!!!!!!!!!!!!


っと大声で言って切ってやった。



あー。スッキリし・・・・・・・・・・・・・なかった。







2003年09月05日(金)  久し振りの夜明かし

久し振りに一緒にみる映画。

ラブロマンスじゃないから
大丈夫だと思った。


そういえば、最初のデートも映画だったね。


映画を見ながら
何度かあたる手。


あたるから意識して
避けようとしたら

小指と薬指を

そっと握られた。



逃げられない。



手を繋ぎたくても繋げない

そんな君のちょっとの勇気。



あたしにはそれを振り切る気持ちも
君に冷たくあたる勇気もなくて


その手にそっと応えた。



ダメだと想えば想うほど
君への気持ちが一緒に深くなる気がする。

止めなきゃと想えば想うほど
あたしが行きたい方向を自覚してしまう。


寝たフリをした時に
こっそりキスをした君の唇は
少し震えていて


目には見えないけど
きっと涙を目に浮かべているんだろう。


その涙を拭う事は
あたしにはもうできないんだよ?




2003年09月04日(木)  触れてるだけで幸せなのに
 
 
もう触れない
もうキスできない君に
 
髪をなでられる。
 
あたしは緊張して体が堅くなる。
 
 
耳を触られて

このままホッペを触られて
背中を向けた自分の体を

抱きしめられて

キスされたら

っと望んでしまう。あたし。



「今、理性と戦ってる」

「どういう事?」

「抱きしめてキスしたい。」


背中から抱きしめられて
泣き出しそうな君。



「ずるいよ。」

「なにが?」

「どうして、そんなにキスしたくなる唇をしてるの。」


帰りたくないとも言えなくて
もっと一緒にいたいとも言えなくて

ミルクティーが飲みたい

って言って
一緒にいる時間を増やした。


熱いミルクティーは
冬の時飲んだ味と同じ味がして

夏がいつか終わるんだ


っともっと寂しくなった。



今日ね、仲良しのお客さんに

本名を呼ばれて

嫌で、切なくて泣きそうになったよ。

そう呼んでいいのは
君だけだもの。






2003年09月03日(水)  欲張りだって分かってる

カレシがいるからと別れた年下の君。

新しい彼女をいつか紹介してね。

あたしは軽く流した。



今日、旅行に行ってくると伝えられた。

3時間他の女の子と夜をドライブして
お酒を飲みに行くって。

泊まりで。



行ってくれればいい。

女の子と2人旅行へ。


あたしを好きな人は
あたしだけが大好きで
あたしだけを必要とするの。


あたし以外の女の子と旅行する人なんて
あたしが好きになった人じゃないもの。


だから、行ってしまって。


そしたら振り切れる。


本音じゃないけど、ホントにそう想って

その事を聞いた君が旅行を止める事を祈って

電話で伝えた。



案の定君は旅行を止めた。


また、離れるキッカケを失った。


Will / Menu / Past
Writing : ゆいこ
































































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