うさぎ日記 DiaryINDEX|past|will
路地のワックスフラワー。 この地方で路地咲きでこの大きさの樹は珍しいそうです。 私はこの樹しか知りません。 雪の降る遠い異郷の空で頑張っているんだね! 認知症のひとの排便にまつわるエピソードは、多彩で悲惨です。 認知症になりますと、排便の感覚が無くなるそうですが、 全く無くなったひとと、 時々あるひと では、介護の苦しさのありどころも違って来ます。 どちらかといえば、時々「排便したいな。」とか「出てしまった!」 と、いう感覚があるほうが、悲惨なことが起きやすいようです。 所構わず放尿したり、出たブツや粗相した下着を隠したり。ね。 母のこの時期は半年くらいで終わりました。 「こんなものじゃないだろうな。今にもっと悲惨になるんだろうな。」 と思っているうちに終わってしまいましたので、私は運が良かったほうなのでしょう。 今の母は、排便の感覚がまったくなくなったのか、自分で始末することはあきらめたのか、すっかり「排便をする。」にまつわる諸々から手を引いたようで、ある意味、前より楽になりました。 排便にまつわる諸々から手を引いた母のお世話は、前より楽になった、というものの、やっかいはやっかいです。 時間を見て、トイレへ誘導するのですが、この時間を見る、というのが難しい。 大体、飲食後2,3時間、と前の排尿から2,3時間を総合して、トイレへ誘導していますが、 「え、さっきしたばかりなのに?!」という時間に、椅子からしずくが垂れていることもあります。 トイレ誘導してリハパンもはいているのに、漏れるほど出るって、なんでやねん!! ショートの報告書にも 「トイレ誘導を○時にさせていただきましたが、椅子に座ったままで失禁されてました。 着ている衣服も汚れましたので洗濯し、入浴の日ではありませんでしたが身体を洗わせていただきました。」 と、「くそー!」って、雰囲気が伝わって来るような、勢いのある文字で書き込みがある。 わかります。わかります。その気持ち。 夜、12時。時に寝ている母を起こして、トイレ誘導するようにしたら、 朝、背中までグッショリということは無くなった。 御意見ご感想はこちらへどうぞ
陽射しが厳しいので、日傘をさして出かけます。 レースの陰が綺麗ですね。 この日傘は、ずーっと昔、中国火炎山のふもとの土産物屋で買いました。 今年の夏の突き刺さるような陽射しは、あの火焔山の砂漠と似たようなものでした。 この日傘は、砂漠にもこれと同じレース模様の影を映していたっけ・・・。 ショートでは、積極的に本人が何かしようという気持ちがなければ 殆どを坐って過ごすことになるようです。 早く言えば、事故が無いように配慮されて、後は放置される。 ショートから帰って来る母の足は、浮腫んで倍くらいの太さになっています。 帰って、2,3日すると足は元に戻ります。 足が浮腫んでいる時の母は、介助がなければ歩けません。 なので、ショートでは、トイレ、入浴、食事、場所の移動は 車椅子を使用しているようです。 大勢の入所者さんを効率よく管理するには、しかたがないですね。 「本当は、歩いて頂くのが良いとは解っているのですが・・・。」 と、スタッフさんも言われますが・・・。 ま、そんなことで、ショート中の母は、殆ど歩くことがない。 なので、足が浮腫む。 浮腫むと余計に歩けない。悪循環。 で、ショートから帰って、家でもデイでも歩かされて、母の足は、元へ戻る。 すると足が軽くなった母の徘徊が始まる。 浮腫んで歩けない母は可哀そうですが、徘徊傾向の母には、私の気持ちがピリピリして来る。 どっちも、どっち。困ったものです。 御意見ご感想はこちらへどうぞ
今日は立秋です。 母のほうは、ケアマネさんが提案してくださった、月二回5泊6日のロングステイを受け入れることにしました。 母は、もう私が誰だか忘れたようです。 ケアマネさんの「これは誰?」の問いかけに 「わからん。」と答え、すぐに 「大切。感謝している。」と、勢い込んで言います。 私は、感謝されるほど十分なことはしていないのに・・・。 御意見ご感想はこちらへどうぞ
桃青
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