蹴文修記

2007年05月29日(火) バンコクユニバーシティ×川崎フロンターレ

恒例のまとめ書き開始(今日は6月16日)

バンコクユニバーシティ×川崎フロンターレ。
ビデオに録ってあったのをやっと見た。

すでに消化試合となっていて、川崎も2軍で遠征。
相手は1.5軍くらいだったかな。

でも、なかなかどうして、堂々とした戦いぶり。
川崎の選手たちには、チームを、そして日本を代表する
という気持ちの強さが伺えた。

何年か前に、三ツ沢でマリノスの同じく2軍が、
韓国のチームと戦っていた試合を思い出した。
選手層は、明らかにこのころのマリノスの方が厚いけど、
それに負けないくらい、川崎の選手も戦っていた。

この1勝は、来年、再来年につながる勝ちだと思う。



2007年05月27日(日) 川崎フロンターレ×大宮アルディージャ

2日続きでつまんない試合に出くわすとは…。

川崎×大宮、J2時代は黄金カードだったけど、
いまや隔世の感。川崎はACLを戦い、大宮は
残留を意識せざるを得ない位置にいる。

川崎はハードスケジュールと出場停止でフル
メンバーではない。おまけに監督も退席で不在。
得点、状況に対応したサッカーが出来ず。

大宮は放り込み、そら走れ戦術一辺倒。
守備時には真ん中をしっかり固める。
要は、引きこもり。

お互いの頭と体力を存分に注ぎ込んでいた
戦いはどこへ行ってしまったのか…。

川崎は、たぶん単純な攻撃で攻略可能だと考え
たのか、攻撃に工夫が見られず。確かにシンプル
な中央突破で先制はしたものの、後が続かず。
監督がいないと相手に引導を渡す戦術取れず。

大宮は何があっても放り込み。
その単純なことを続けることで同点弾を奪う。
でもこれじゃ勝つことはできないな。

最後の数分間、大宮は前線の人数を増やして
パワープレー。それに臨機応変に対応できな
かった川崎が失点。ラインを下げるとか、
3バックに変更するとか、フィードの出どころに
プレスをかけるとか、何もできなかった。

最後まで集中力が持たなかったのかな。
暑かったしな。



2007年05月26日(土) FC東京×名古屋グランパスエイト

あの春先の好調な名古屋はどこへやら、
前節までの躍動感あふれる東京はどこへやら、
暑さがすべてを奪ってしまったような一戦。

この季節としては暑い1日だったし、
急に気温が上がったときに選手はバテバテの
試合をしてしまうけれど、それにしても
両チームともひどかったなぁ。

観戦前にサルしたからビールは美味かったけど。



2007年05月24日(木) ミラン×リバプール

CL決勝、ミラン×リバプール。
スーパーピッポショウ!

お互いに研究し尽くして、ガチガチの一戦。
そんな試合を決めたのは、ゴールへの執念、
嗅覚が世界一であるピッポの2発だった。

システムだとか戦術だとか、そんなものを
超えたひとり、ピッポのゴール感覚。
日本人には絶対出てこないだろうなぁ。

バカみたいに監督の戦術を守ったリバプール。
だからこそここまで来れたんだろうけど、
1点を返したときの破裂感、そんな感情的
なものもコントロールされてしまっていたか。



2007年05月23日(水) ナビスコカップ、グループリーグ最終日

ナビスコカップのグループリーグ最終日、
2チームだけを除いてどこも突破のチャンス
があったので、なかなか最後は楽しめた。

テレビでは甲府×鹿島をやっていたけど、
それを横目にネットやらで経過チェック。
こんなときは多画面テレビがほしい。
ナビスコは1局しか中継してないけどさ。

いつもは現地主義、スタジアムに行くのが
信条ではあるけれど、こんな日はテレビもいい。



2007年05月20日(日) 横浜Fマリノス×FC東京

横浜Fマリノスのスクランブルアタックは、
本当の緊急時にしか発動されないらしい。
…だからこそスクランブルなんだけど…。

川崎を破ったときの勢いはどこへやら、
去年までの動かないサッカーに戻っていた。
あのプレスはひとりサボるとできないからねぇ。
集中力も持たなくなってきたんだろう。
シーズン開始前からしっかり土台を作っていない
からこんなことになるのだ。

東京はまあ、こんなもんだろう、と。
福西は忘れたころにいい働きをする。
東京の核ではなく、スパイスなのだ。

きっとあのシュートはベンチにいたときから
狙っていたに違いない。
打った瞬間、拍手したくなるシュートを
久しぶりに見た。



2007年05月19日(土) 大分トリニータ×川崎フロンターレほか

死に物狂いで戦った大分が、試合巧者と
なりつつある川崎を打ち破った一戦だった。

試合前の雰囲気から、受けて立ったらやられる
と思っていたら、案の定勢いを止めきれず。
選手に蓄積する疲労感や、計算外の赤紙は
あったけれど、試合への入り方が悪かった。

しかしまあ、この時期で大分も必死にならんで
いいのに…、それほど悪い成績でもないし。
でもここで切り替えられるチームは落ちない。
これを数試合、維持しなきゃいかんけど。

川崎はまだ、受けて立てるほど強くない。
そこまで個々の技量はないもの。
しっかりと切り替えなきゃね。

夜、FAカップファイナル、
チェルシー×マンチェスターユナイテッド観戦。

この一戦だけを見れば、凡戦だったかもしれない。
けどこの過酷なシーズンを戦い抜き、最後に残さ
れたわずかな体力で、両チームは最高の試合をした。

勝敗を分けたのはタイトルへの渇望感かな。
カーリングカップは取っているけど、
メジャータイトルなしでは終われないという意地。
チェルシー、ドログバの決勝点はそんな気持ちを
感じさせてくれた。

あ〜あ、シーズン終わっちゃった。。。



2007年05月16日(水) U22香港代表×U22日本代表

う〜ん、ワクワクしない。面白くない。

高校生相手にプロがレギュラーメンバーで、
そこそこ試合して普通に勝った、って感じ。

なんかこう、若者らしいところがないんだな。
いい子ばっかりで戦ってもいない。
監督の言うこと聞いて、失敗を怖がっている。
勝負は他人任せ。

これが選手の意識なのか、監督の命令なのか。
よくわからんけど、
このチームで最終予選突破は無理。

相手が強くなれば、本気出すのかな?
びっくりさせてくれ。



2007年05月14日(月) ヴァンフォーレ甲府×川崎フロンターレ

生中継は観られなかったので、
ディレイ中継で月曜夜に観戦。

川崎、強くなったなぁ。一皮剥けたって感じ。
いろんな経験をして、着々と力を着けている。

このチームで、タイトルを残したいね。
来年はたぶん厳しいから、今年。



2007年05月13日(日) プレミアリーグ最終節

ウエストハムのテベスに燃えた。

今季、チームのみならずプレミア全体を揺るがせた
テベスとマスチェラーノの移籍騒動。
特例措置?により選手は保護されたものの、
(まあ、選手が悪いわけではないけれど)
クラブに眼の眩むような罰金が課されている。

そんな(結果的に)迷惑をかけたクラブを降格させ
たくないと思ったのかどうなのか、テベスの奮闘
ぶりはすごかった。勝てば自力残留とはいえ相手は
ユナイテッド。その試合にかける意気込みはもう
感動すら覚えるほどだった。

結果、ユナイテッドに1−0で勝ち、残留決定。
今後、新たな制裁がチームに課される可能性も
残っているけれど、形のうえでは希望を残した。

シェフィールドユナイテッド×ウィガンの
直接対決も見ごたえ十分。これぞイングランド
サッカー、でした。



2007年05月12日(土) FC東京×ジェフユナイテッド千葉ほか

破れかぶれの東京は、やっぱり怖い(笑)

原監督が帰ってきて、どこかよそ行きの
サッカーをしていた東京は、この土壇場で
もうこれ以上のオプションはないとも言える
ワンチョペ、ルーカス、リチェーリの3トップ
で試合に臨んだ。それが大当たり。

前の3人は、そんなに戻らなくていいけど、
高い位置でしっかりと相手をチェック。
すると自動的に東京の2列目が位置する
ポジションは高くなり、自然と前からのプレス
がかかる。

これを意識した布陣なのか、予期せぬ効果なのか
は確かではないけれど、そのプレスをかいくぐる
術がなかったジェフは、借りてきた猫状態。
犬だから猫はないけど…。

その東京にしてやられたのは、悪いほうのジェフ。
ジェフの、人もボールも動くサッカーは、高レベル
の集中力と体力が要求される。ちょっとでも気を
抜くとほころびが生じてバランスが崩れる。

上位チームと対戦するときは、選手のモチベーション
も高くいいサッカーを展開するが、そうでないと…。
気持ちの持って行き方を間違ったかな。
受けて立つジェフのサッカーは面白くもないし、
東京のようなチームだと簡単に粉砕してしまう。

帰ってきてから録画で観た鹿島×磐田。
なかなかオールドファッションな香り?で
面白い試合でしたわ。




2007年05月10日(木) チェルシー×マンチェスターユナイテッド

本当なら今季プレミアリーグの大一番、となる
はずの組み合わせが、現地水曜夜に行われた。
さすがに生では観られず、録画して翌日に。

ああ、前節でチェルシーが勝っていればなぁ。
傷だらけのブルーズの体力は、ここまで持たず。
最後の意地を見せてくれるのかと思いきや、
すっかり割り切って両チームともに1.5軍。

新しい選手を見れたのはよかったけれど、
果たして何人が来季のチェルシーに残るのか…。
ユナイテッドはどんどん自前の若者が出てくるねぇ。
すごいや。




2007年05月09日(水) 川崎フロンターレ×アレママラン

川崎フロンターレ、ACLグループリーグ突破!
Jリーグ勢として初めて、決勝トーナメントへ!

このリーグを観ていて印象に残ったのが、
川崎が真摯に、真面目に戦っていたってこと。
選手はもちろん、チームもフロントも、そして
サポーターも、驕ることなく真剣に戦っていた。

ホームのバンコクユニバーシティ戦で引き分けて
しまったことも反省材料としてその後の戦いに
生かしていたし、一番のヤマ場であったアウエーの
全南戦にチームのピークをしっかりと持っていった
ことが好結果につながった。

初めてだからこそ、何も知らなかったからこそ、
ここまで一生懸命になれた、いいチームだと思う。

サポーターによる即席の祝勝会もよかった。
あれを受け入れるチームも、よくわかってる(笑)



2007年05月06日(日) 川崎フロンターレ×FC東京ほか

等々力にて川崎×FC東京観戦。
多摩川クラシコ? まだ早すぎる。
多摩川ダービーでいいのに。
もしくは、花火大会(笑)

この対戦は、いつも花火を打ち上げてる気がする。
ここ2試合だけだけどね、点がたくさん入ったのは。
バイオリズムが回復しかけの川崎と、相変わらず
底を這っている東京。その差が出たって感じ。

東京が終盤に2点を返すあたりは、ダービーの意地。
たくさんやってきた東京のサポーターは、味スタで
見るよりも戦っているように感じられた。
不思議なもんで、アウエーの方が団結したりする。

帰ってきてから千葉×柏の千葉ダービーテレビ観戦。
こっちは本当のダービーって感じで盛り上がる。
何もしなくても、順位がどうであれ、熱を帯びるのが
ダービー。無理して作るもんじゃない。
千葉ダービーは僕公認(笑)のダービーのひとつ。

そして夜にはロンドンダービー。
ハイベリーでのアーセナル×チェルシー。
意地と意地のぶつかり合いは、こちらもドロー。
結果的にユナイテッドの優勝が決まってしまった。
今季は断然の強さだったね。ここまでチェルシーが
よく粘ったってくらいに。



2007年05月03日(木) 横浜Fマリノス×川崎フロンターレ

悔しいけど完敗だ。

今年初めて、途中で勝てないと感じた。
スコア以上に差があった。

0−3、0−4でもおかしくない展開を
1−2と結果的に接戦に持ち込めたのは
フロンターレの成長だけど…。

最後まで諦めずに戦う選手は、
逞しくなったな、と思った。

かなり疲れているけど、次は集中力を
どこまで高められるか、だね。



2007年05月02日(水) リバプール×チェルシーほか

CL準決勝セカンドレグ、
リバプール×チェルシー。

アンフィールドでリバプールにPKで
勝てるチームはいなかった、ってこった。

今季のチェルシーは、結局何がベストか
わからないまま終幕を迎えてしまった。
去年の方が明らかにいいチームだった。
なのにここまで、CLでは準決勝、
プレミアシップでは2位、FAでは決勝
進出と結果を残しているのは皮肉だなぁ。

でもそんなチームじゃ、タイトルは取れない。
もっと面白いチェルシーが見たいな。

ミラン×マンチェスターユナイテッド。

今季、抜群の強さを見せていたユナイテッド
だけど、ここに来て最悪の試合をしちゃった。
どうしだんだろうねぇ。

やはり若い2人にはプレッシャーがあったか。
いや、ロナウドとルーニーはそんなヤワな
やつらじゃないぞ。不思議で仕方ない。
いくら相手が封じようとあの手この手で来ても
それを打ち破るのが2人だったのにね。

ミランが最高の試合をしたのか。
いや、激しく降る雨がミランに2年前の
雪辱を果たす機会を与えてくれたんだろう。




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