蹴文修記

2006年04月30日(日) サッカーで話そう、その1

以下、W杯期間中に書いたブログより転載、保存用に
UPしておきます。

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「ドイツW杯を楽しみましょう!」

ドイツW杯開幕まであと39日。

横浜国際競技場に折り鶴が舞った日からもう4年。
あの熱気にあふれた31日間は、今でも昨日のように思い返されます。
日本のW杯初勝利に歓喜し、韓国の躍進に嫉妬心を覚えた日々…・・・。
17回目にして初めてアジアで開催された2002年W杯は、
サッカーの王国ブラジルの優勝で幕を閉じました。

そしてまたあと1ヵ月と少しで、ドイツでW杯が開幕します。
みなさんはどのような形でこの大会に関わるのでしょうか?

テレビ観戦を予定しているひとから、現地で日本代表を応援しようと
チケット取りやエア・宿泊の準備に余念がないひとまで……。
サッカーに興味がないひとでも、テレビや新聞、ネット上で嫌でも
W杯の文字は見るだろうし、職場や学校の話題にもなるでしょう。

どんな方法でも、それなりの楽しみ方があります。
スタジアムに行って声を上げて応援するのも、テレビの前で
ビールを飲みながら気楽に見るのも、新聞で文字を追うのもいい。
どれが良くてどれが悪いなんてないと思います。

このブログでは、さまざまなサッカーの楽しみ方を紹介していきます。
5月中はW杯への準備期間として、サッカーの楽しみ方や見方を。
6月の大会期間中は、試合の状況はもちろん(試合数は少ないけど)、
現地のサッカー好きとの交流や街の雰囲気もお伝えします。

僕自身、開幕に合わせてドイツに行きます。
大会期間中、ホテルは異様に高いので、ネットで見つけたフランクフルト
の熱狂的?ハンブルガーサポーターの家にステイさせてもらう予定です。
どんな1ヵ月間になることやら、いまからワクワクしてます。

とにかく、世界で最大のこの祭りを、みんなで楽しみましょう!
このブログを読んで、
「ああ、W杯って、こんな楽しみもあるんだ〜」
「こんどちょっとボールでも蹴ってみようかな……」
なんて感じてくれたらうれしいです。

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僕は、サッカーを通して、いろんなひとと話すのが大好きです。
なので、ブログタイトルは、「サッカーで話そう!」にしました。



2006年04月17日(月) チェルシー×エバートン

プレミアリーグも大詰めなんですね〜

いっときほど熱心にフォローはしていなかった
せいもあり……今日の中継を見て、ユナイテッドが
負けてチェルシーが勝ったら優勝決定ですと!?
……知らなかった。。。

ああよかった、大事な試合を見逃さずに済んだ。
とは思ったけど、ユナイテッドはスパーズに
(危なかったけど)勝ち、優勝決定は先送り。

チェルシーは22日にFAカップ準決勝があるから、
チャンピオン決定は29日以降になった。
チェルシー好きとすれば、去年は逃したホームでの
優勝決定シーンを見たいよね!

粕谷さんが勝手なこと(笑)言ってたけど、
プレミアシップはチェルシー、
FAカップはリバプール、
CLはアーセナルが取るのがいいって。。。
カーリングカップはユナイテッド取ってるしね。

プレミア担当者にしちゃたまらんだろうな〜



2006年04月16日(日) 川崎フロンターレ×大宮アルディージャ

関塚対三浦。

J2時代から凌ぎを削ってきたこのカードは、
いつも監督の采配が大きな鍵を握っている。
今日の試合も、監督の采配がゲームに与える
影響の大きさを考えさせられるものだった。

立ち上がり、大宮は高いラインとコンパクトな
中盤で川崎の攻撃陣にスペースを全く与えない。
プレスをかけ始める地点がハーフウェーライン
を少し越えたところであったため、攻撃を犠牲に
した感もあるけれど、早い時間に先制し、相手が
出てきたところでカウンターで追加点を奪うという
今年の川崎の勝ちパターンを崩すには十分だった。

ジュニーニョやマルクスにボールが渡ると、すぐに
3人が取り囲む。4バックの両サイドも低い位置で
マルコンと勇介の攻め上がりにフタをする。
もう、あの、嫌らしい戦術で来たな、と(苦笑)

大宮としては、この守備からボールを奪い、素早く
サイドに散らし、裏を突く戦術だったんだろう。
計算外だったのは、前半のうちに選手の守備意識
があまりにも高くて、守り疲れしてしまったところ。
ボールを奪っても、カウンターにキレはなく、
攻撃参加人数も少なかった。

後半に入り、川崎は次第に大宮の守備を破りだす。
囲まれる前にはたく、シンプルなプレーを選択した。
これは本当に運動量が要求され、攻撃にかかる人数
が要求されること。でもそれくらいのリスクは
背負わないと、今日の大宮の守備陣を攻略できな
かっただろう。

そこで得たフリーキックから川崎が先制。
トニーニョを外せばそれほど大きくない大宮DFに
箕輪が完全に競り勝った。マルクスのキックは
シーズン当初の不安定さはなくなり、ここ数試合は
安定供給を続けていた。

先制された大宮は前線のチェックポイントを上げて
反撃に転じる。それも1トップにしたり2トップに
したりして、川崎の3バックの混乱を誘う。
去年までならここでマークがずれたりして痛い目に
会ってきたわけだが、今年の関塚監督は一皮剥けた。
慌てて選手交代をせず、寺田を上げ下げさせて
3バックから4バック、そしてまた3バックと
臨機応変に指示を送る。ゲーム中にスムーズな
システム変更に対応できる選手にも成長を感じる。
監督も信頼感と自信を持てるようななったのかな。

前に出てきた大宮は、川崎のカウンターの餌食となる。
この戦術、それこそ去年まではジュニーニョ頼み
だったけれど、今年はスピードある両サイドや
中村、谷口が絡んでくるため、破壊力は倍増している。
うん、自画自賛だけど、いいチームになってきた。

3点目を奪った後、主税のスーパーゴールを
(と言うか、さすがに緩くなっちゃったな)
もらってしまうという課題も残しつつ、
気分のよくなる試合を見せてもらいました。

今年の川崎、日程的にも恵まれているね。
浦和とガンバ、鹿島とリーグ戦で戦うのは中断明け
だからね〜。こちらは一休みできるし、代表組は
きっとワールドカップでバーンアウトしてる(笑)
それまで、走れるだけ走ろう!




2006年04月15日(土) FC東京×ジェフユナイテッド千葉

今日も楽しくコパ東京でボールを蹴ってから観戦。
でもコパで最後にケガ人が出ちゃってちょっと残念。
普段運動をさほどしていないひとが、若いから動け
ちゃったりすると、ケガする危険性が大きいんだよな。
でもそんな大事にはならずに一安心。

安心できないのはFC東京。
今年は日程が良くて味スタに足を運べる回数が多くて
いいんだけど、あんまり楽しくない試合が続いている。
観るたびに違うチームを観ているようだ。

今季のジェフは、いい時間帯と悪い時間帯がはっきり
している。たいてい出足はいいんだけど、失速して
バタバタを繰り返している。
対戦相手としては、その失速時点まで耐えられるか
どうかが鍵となるんだが……。

3失点は痛いよね。終盤、2点を返したFC東京だけど、
形ができていないから、それ以上はちょっと、って感じ。
チームが連動して動いていない。ハーフタイムに3人も
いっぺんに変えるのはどうかと思う。
試合開始時点の戦略が間違ってたってことだよね。

去年までの原監督のサッカーが強烈だっただけに、
引き継いだ監督は大変だろうし、選手にも戸惑いが
あるだろうけど、気持ちだけは負けないでほしいな。




2006年04月12日(水) 鹿島アントラーズ×川崎フロンターレ

ナビスコカップ、リーグ戦2試合目。

W杯チケ取りと節約のため行かなかった。
でも少し後悔。

川崎にとって鹿島は特別な相手。
特別なルートがあるわけじゃないけど、
鹿島から川崎に選手がよく来ていたり、
J2時代の天皇杯とか節目でよく対戦し、
ことごとく跳ね返されてきた。

去年、リーグ戦で1度は勝ったものの、
まだまだ試合内容では肩を並べたなんて
おこがましいくらいのものだった。

そんな鹿島と川崎は、今年ナビスコのリーグ戦
で同じグループに入り、4回も戦うことになった。

ビデオで見たこの試合。
もう前半は振り回されっぱなし。
去年のカシマスタジアムで全く歯が立たなかった
試合のリプレイを見ているような感じがした。

各地で行われているナビスコカップ。
両チーム共にベストメンバーで戦っていたのは
おそらくこの試合だけ。
ベストの鹿島に歯が立たなかった前半。
あっさりとCKから先制される。

しかし後半、川崎の選手はよく戦った。
PKを外し、PKを与えて2点差になっても
まだまだ前に出て行った。
そしてそれまで決定機を外し続けていた我那覇が
意地で1点をねじ込む。

リーグ戦ということを考えれば、最小失点差の負け
で試合を終えるという選択肢もあったろうに、
それでも更にリスクを犯し、攻撃の手を緩めなかった。

案の定、最後にはカウンターを食らい、2点差負け。
最後の最後、これでトーナメント進出を逃して
しまうかもしれない。
でも川崎は、まだそんな計算ができるチームじゃない。
1点取って守り勝てる戦力は持ち合わせていない。

これしかないんだよね。両サイドも、ボランチも、
チャンスとなればどんどん攻めに参加する。
これで負けたなら、納得できるという試合を見せてくれた。

ああ、でもこれだと、ガンバとかレッズとかとまた
撃ち合いしちゃうんだよな〜(苦笑)
面白いからいいか。。。



2006年04月10日(月) ワールドカップ戦ってます

しばらく蹴球修記の更新をサボっていましたが、
その間もサッカーは観に行ってたし、CLの熱戦も
楽しんでおりました。ヤマハスタジアムにも行ったしね〜

書けなかったのは、パソコンに向かっている間は
ずっと世界と戦っていたから。

そう、ワールドカップのチケット争奪戦。
世界を相手に、早いもん勝ちの戦い。
時間はほとんど日本の深夜帯。
言語は英語。
アウェーに乗り込む気分。

チケ取りの日本代表ではないけれど、結果としてスタジアム
に日本人ってか青いのが目立つと、ピッチで戦う選手の
少しでも力になれるだろう、と。
大きなスタジアムでひとり分の声なんて大したことはない
だろうけど、ひとりでも多い方が勇気を与えられるだろう、と。

しかしながら……

数週間の奮闘むなしく、日本戦のチケットはまだ手にしていない。
自分が観たいと思うカードはいくつか取っているけれど、
肝心の日本戦はまだなのだ。

でもまだまだチャンスはある。
最後まで戦い続けるぞ。
粘りと根性がおいらの持ち味だ。
それで世界中のサッカーファンと戦い続ける。

負けねぇぞ。

(って、日本戦の取り合いは日本人相手なんだけどね、笑)

そっか、日本代表への道のりなんだな。。。今。


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