蹴文修記

2005年10月26日(水) ミッドウィーク


今年のワールドカップ予選、また来年の本戦を控え、
今季はミッドウィークに各国ともリーグ戦を行うこと
を強いられている。

今日もセリエAとかスコティッシュリーグが開催され、
イングランドではカーリングカップ(これは毎度の
ことだけど)の試合が実施された。

さて、どうせ夜中じゅう起きてるんだから、何か観るか。
と思いつつザッピング開始。ところがセリエでは
魅力的なカードが見つけられず、中村のセルティック
の試合を観ることになった。

なんだか最近、人気が落ちているというけど、やっぱり
セリエの試合は面白くないよね。僕は以前からそうだけど、
ユーベ、ミランがからむ試合以外に魅力はないもんな。
ローマやインテルもそれなりに面白かったけれど、それは
もう過去の話になってるし。それ以外のチームは、
もうどこ観ても一緒。つまらなくなってるし。
これを面白く観るには、J2を観るように、細かいところ
まで観なきゃならない。そんな労力はかけられないよね。

話は戻って、セルティックの試合だけど、やっぱりこれ
も面白くない・・・。中村、下手になってくるんじゃない?
と心配するくらいレベルが低い・・・。
スピードもテクニックもJリーグの方が上じゃない?
強さはさすがにあるけれど、本当に中村が心配だ。
いちおう日本代表なんだからさぁ・・・。

松井がいたフランス2部の方が、あるいは平山が行ってる
オランダの下位チームの方が、それなりに何かいいもの
がある試合をしている気がする。これはなにも今日の試合
だけを観て言ってるわけじゃなく、今までの数試合を
観ての意見ですから・・・。

でも、本人がゴールを決めて、喜んでいる姿を見ると、
ああ、よかったなぁ、と感じ入ってしまう自分(笑)
いや、ヒデもそうだけど、楽しそうにサッカーしている、
あるいはピッチ上での楽しそうな顔を見ると、本当に
微笑ましく感じてしまうんだよな、このごろ。。。
老いたかな(笑)

そうそう、カーリングカップでチェルシーがチャールトン
にPK負けを喫してしまった。残念!4回戦敗退か?
だいたいここで今季好調なチャールトンと当たること
自体が不運なんだけど、カップ戦弱くなったなぁ。。。
昔はリーグ戦はそこそこで、勝ち抜けには強かったのだが。
なかなか両方とはいかないようで。。。



2005年10月23日(日) 川崎フロンターレ×柏レイソル


スタジアムに着いたのは、キックオフ1時間半くらい前。
それでもメインスタンドは空席がほとんどなかった。
ところがバックとかゴール裏の2階席はまだガラガラ。
いつもと感じが違うぞ・・・、なんて思いながら、2階の
比較的おだやかで観やすい場所を確保。

それにしてもいい天気。雲ひとつない快晴。
日差しがきつく、慣れないひとには観にくかったろうけど、
ここは帽子とサングラス。
昼の試合には欠かせないアイテムです。
これさえあれば、ほとんどの場合はまぶしさをしのげます。

試合はまあ、相手の懸命さに押される場面もあり、内容的には
不満が残るけど、結果は上々。
思えば開幕戦。同じ相手の敵地に乗り込んで、J1で勝ち点を
得るのはこんなに大変なのか、と思い知らされた相手。
シーズンは終盤を迎え、ここまでチーム力に差が出て
しまうとはね・・・・・・。怖いもんだ、逆もありだからね。

今日のボールボーイは、修学旅行で等々力を訪れた香川か
どっかの高校生だったらしい。きっとサッカー部の連中が
張り切ってやってたんだろうけど、いい思い出になった
だろうなぁ。なかなかいいイベントするね、フロントも。
この1年、チームもフロントも成長したなぁ(笑)

この試合、1万8千人も観客が入ってしまいましたよ。
特に何のイベントをやったわけではなく、召集がかかった
という話も聞かない。観客にはいつも以上に子どもが
多かったけれど、客層に変化はなかった。
天気のいい日曜日の午後。何もしなくてこれだけのひとが
足を運んでくれるようになったとしたら、うれしい限り。
その観客の前で、勝ててよかったね。



2005年10月22日(土) チケ取り

徹夜明け、久しぶりの代表戦チケ取りに参戦。
やっぱり全抽選よりも、努力したひとが報われる
販売方法がいいよね。

しかし、相手が二転三転したからなのか、事前の情報では
まったくチケ取り合戦の熱気は伝わってきていないし、
直前になっても静かなまま。店頭売りあるのに、どこそこ
に何人並んでるとかの話も入ってこない。

楽勝なのか? みんな知らないのか?

と思いながらも、我が家の高速リダイヤルチケ取り専用
電話機をセットし、すべての受付電話番号を書き出し、
パソコンでは事前に登録の確認だとかブラウザチェックを
済ませておく。そして少しワクワクする(笑)

2002のワールドカップのとき、チケ取り=ワールドカップ
みたいなところあったからねぇ。いまだに血が騒ぐのは僕だけ?

そして午前10時。戦いの幕は切って落とされた!(笑)

電話してみた感じでは、そんなに混んでいない。
でもなんだか、強固な壁が存在しているような雰囲気。
ネットも混んではいたものの、待てばつながりそうな感じ。
店頭並びはそれほどいなかったらしく、ぴあの完売情報も出ない。
eプラの裏接続を試してみたが、なんか変なキャッシュが出た
ので、それ以上進ませなかった(何だったんだろう?)

そんなこんなで十数分、ぴあのサイトに接続。
カテ3は既に売り切れ、意外に早い?
カテ2を入力して送信、ご希望の席は連番では取れません???
おお、カテ1で送信、19入り口が出た!
そうか、バック前段はカテ1なのかぁ・・・・・・

同行者に電話で確認を取って、カテ1は不本意ながらも、
流してしまうとあとでまた面倒になるので、チケ確保。

思ったよりも、売り切れるの早かった。
多分取った席も、最初に押さえた誰かが放出したものだろうし。
ゲタが暗躍しているのかな、まだ。
このシステムだと仕方ないんだけどねぇ。

いずれにしても、ホッと一息。

**

この前の日記で、ガーナと書きましたが、対戦相手とされた
のはトーゴでした。ガーナのエシアン見たかったから勘違い。




2005年10月21日(金) 雑記

なんやら気になっていることをまとめて。
(仕事中だが気分転換にね)

**

数日前にも書いたけど、キャプテン翼、さらに
えらいことになっています。
ヤンジャンに新連載となっているゴールデン23篇。
立ち読みを続けているんだけど(笑)、吉良さんが
五輪チームの監督に就任し、今度はフットサル日本代表
まで代表召集しちゃってるよ!
あのリアルジャパン7が実は11人だったってことも
発覚(ってか、ここまで設定していたらなすごいね)。
これから五輪予選を戦うわけだが、翼や若林、日向、
葵が入らなくても話が進むくらいみんなのキャラも
立ってきて、これからが楽しみだ〜。

ってか、高橋陽一はこのシリーズの落としどころは
どこに設定しているんだろう? 
北京五輪は2008年。ワールドカップは来年。
でもまた前みたく成り行きで行くのだろうな。
漫画の連載って、本当に厳しいものがあるし。
コアなファンがいても、反響なけりゃすぐ切られちゃう。
ジェム市原だって、これから面白くなりそうなときに
終わっちゃったしなぁ。。。

**

ワールドカップ予選もあとプレーオフを残すのみ。
オランダが2大会ぶりの出場を決めた反面、日本で
感動を与えてくれたアイルランド、デンマークが
敗退したのは残念だ。どう考えても欧州枠が少なくて
アジア枠が多すぎだよね。まあ、そりゃ前回実績から
得た権利なので、遠慮はしなくていいのだが。

ドイツの次はアフリカ開催だから、2006年の結果
次第では地元枠が増えるわけさ。そうしたら減らされる
のはどう考えてもアジア。おまけにオーストラリアが
入ってくるから、競争はさらに激しくなるわけで。
今回、アジア勢がベスト8にひとつも進めなかったら、
枠が3てのもあり得る。日本、韓国、イラン、サウジ、
オーストラリアでこの席を争うわけか・・・・・・。
すげえ白熱しそうで今から楽しみだ(笑)

ドイツは頑張れば行けるけど、南アフリカは行けん。

**

リハビリした結果(1回なんだけどさ)、足の痛みが
はっきりしてきた。いままで甲のどの部分が痛いのか
よくわからなかったけど、電気治療とかやったあと、
受傷部のまわりのもやもやが消え、本当に痛い場所が
はっきりした。

足の甲の関節、を痛めているらしい。
調べてみると、足の甲は見かけ以上に複雑な構造で、
何本もの骨と腱で構成されているのね。可動域は
少ないものの、関節がふたつもあるのだ。
ぜんぜんそんなの意識してなかったなぁ。
だから柔軟体操やるときも、足首まではやるけれど
ここまではやらない。だからケガしちゃったのかな。

今日もチームの掲示板には球蹴りのお誘いがあって、
仕事の気分転換に行こうかとも考えたけど、足のため
に参加は見送ることにした。早く治して気兼ねなく
蹴りたいぜぃ。

**

11月のキリンチャレンジ?の対戦国が二転三転。
コートジボワール、おお、ドログバが観れるーっ。
ガーナ、えっ、エシアン来るの?
アンゴラ・・・誰いるの???

てな感じで、もうどこでもいいよ。
ちゃんと試合はやってね。
チケットは取っていないけど。

**

仕事に戻りましょう。




2005年10月19日(水) チェルシー×ベティス


ランパードがハーフウェイから大きく右サイドに蹴り出し、
ライン際でボールに追い付いたライト−フィリップスが
トップスピードのままハーフボレーで折り返す。
鋭い弾道を描いたボールは、DFを完璧に振り切り
飛び込んできたクレスポの頭にピンポイントでヒット。

そのスピード感、ダイナミックさ、これ以上ないタイミング。
すべてそれ以上ない完璧なゴール。

いや、素晴らしいゴールだった。
久しぶりにポカーンと口開けてテレビを見つめた。
この瞬間を生で観れた。
それだけで夜中起きててよかったと思えた。

これはチェルシーの4点目。
ベティスとの差は歴然。
守り、攻めにかかわらず、すべての面で1枚も2枚も上手。
スタンフォードブリッジで負ける要素はなかった。
怖いのはホアキンだけ。大人になったなぁ(笑)
アウェーではこう簡単にはいかないだろうけど、
このグループはチェルシーとリバプールの抜けが決定かな。



2005年10月18日(火) 通院、バイエルン・ミュンヘン×ユヴェントス


足の甲の痛みがあまりにも長引く(休まないから
いけないんだけど)ので、じん帯損傷のときに
お世話になった整形外科に行くことにした。

レントゲン撮影の結果、骨には異常がないとのこと
で一安心。大きな炎症も起こしていないので、
休むよりも逆に動かしなさいと言われた・・・・・・。
但し、痛みを感じる蹴り方は止めて、痛くない
方法で蹴ったらどう?って先生(笑)

それができれば悩みはしないんだけどなぁ。
つい蹴ってしまうんだよね。
インサイドで強いボールが蹴れればいいんだけど
そんな力はないし、トゥーキックは当たり損ねたら
さらに甲を痛めてしまいそうだし。
だましだましやるしかないかな、引き続き。

**

夜のチャンピオンズリーグ。また生活が不規則に。
今日の注目試合はバイエルン×ユヴェントス。

GKの差が出た試合だった。
「太ってもロナウド」という言葉あるように、
「衰えてもカーン」。

ブッフォンがケガで欠場しているために出ている
ユヴェントスのアッビアーティがしょうもないミスで
バイエルンに先制点を与える。ダイスラーのシュート
は確かに強烈でドライブもかかっていたけれど、
ももに当てて後ろにそらしてしまうなんてのは
チャンピオンズリーグの舞台ではあってはならないこと。
リーグ戦ではなんとか代役を務めてはいるけれど、
ここではその差が出てしまった。

片やカーンは、大したセーブをしたわけではないが、
その眼力と神通力でゴールを守る。たいしたものだ。

ビエラの欠場もあり苦戦を強いられていたユヴェントス
だが、好調のデルピエロを投入して流れを変える。
ボールの収まりが良くなり、攻めが活性化された。
最後には意地で1点を返し、負けは負けでも最小
得点差の負けにとどめるところはさすがだと思う。
この1点がリーグ戦ではモノを言うし、次につながる
1点となる。これがトーナメントなら、アウェーでの
1点には重い価値がある。

強いチームはこんなときでもただでは負けないものだ。



2005年10月16日(日) ヴィッセル神戸×ガンバ大阪


テレビで観てたけど、なんか切なくなってきたなぁ。
ガンバ強い、っていうのは事実としてあるんだけど。
神戸は一生懸命戦っている。頑張って守っている。
でも、気持ちだけじゃ90分は無理なんだよぉ。

気持ちが入りすぎているもんだから、みんなボールに
集中してしまう。余裕を持って守れない。残留に
向けて踏ん張りどころなのはわかるけど、気張りすぎ。

攻めも大味になってしまい、パスがつながらない、
決定力がない。平瀬じゃしょうがないか・・・・・・。
余裕をもたせるべき選手が遠藤兄だからなぁ。。。

戦力的にはいろいろと補強したはずなのに、狂って
しまった歯車は噛み合わないままシーズンを終えそうだ。
大分が降格ゾーンから脱出したのは、新監督のマジック
だとかなんとか言ってますが、あれは前任のファンボカン
監督がしっかりとチームに根付くサッカーをしていたから。

悲しいかな指導者には結果が出せないひとがいる。
いいチームを作りながらも勝てない。
逆に、大したことはしなくても花を咲かせる監督もいる。
その両方を兼ね備えた監督ってのは見たことがないかも。



2005年10月15日(土) FC東京×サンフレッチェ広島


FC東京の試合やイベントに、1人でも参加する
ようになったのはいつからだろう(笑)

試合前のコパFC東京は、まったりと球蹴りできて、
子どもたちとも遊べるから個人的には楽しいイベント。
サル自体を楽しみたいひとには物足りないかもだけど。
そんななかでも上手い子どもや、親子サッカーに
慣れた大人とか、新しい発見がいろいろある。

たまにはうるさいオヤジとか、加減の効かない中途半端
な若者がいたりするんだけどね。でも大多数はただ
球蹴りを楽しみたいひとばかり。初めて来たひとも
その雰囲気に戸惑いながらも次第に馴染んでくる。

川崎でもこんなイベントやってくれないだろうかね。
鷺沼にサル場もできることだし。ここじゃ試合前は難しい
かもしれないけど、近くには等々力アリーナっていう
素晴らしい施設があるわけだし。

でもなぁ、市営の施設は球団関係者でも借りるのとか
使用・運営が難しいって言ってたからなぁ。
等々力競技場のすぐ近くにある立派な芝生のグラウンドも、
フロンターレは使わせてもらっていないから。。。

で、まったりと球蹴りを楽しんだあと、ゆっくりと
シャワーを浴びて着替えを済ませスタジアムへ。
今日はFC東京×広島戦。一般的には地味なカードだけど、
僕は楽しみにしていた組み合わせ。

だって両チームともにやろうとすることがはっきりして
いるからね。できるかどうかは別として、戦術もしっかり
しているし、守備も堅いからなかなか崩れたりしない。

まず試合開始直後は広島がペースを握る。
前のほうのちっこい2人(前田と寿人)がちょろちょろと
走り回るのをジャーンと茂庭がはたき落とす展開が続く。
東京の攻撃は、ジニーニョを中心とした広島のDF陣が
しっかりとポイントを抑える。まあ、東京の決定力不足も
あるんだが・・・・・・。こんな攻防で前半終了。
よく観れば面白いけど、ちょっと眠たい展開。

後半、ちっこい2人の動きを東京が捉えきれなくなる。
そうこうしているうちに前田が個人技でDFを置き去り
にし、きれいにシュートを決め先制。ここから試合は
一気に動き出す。

ビハインドとなった東京は選手交代による活性化を図る。
消極的なプレーが多かった栗澤を下げ鈴木規郎を入れ、
宮沢を下げて金沢を投入し今野を真ん中に戻す。
これで思い切りがよくなり、中盤には安定感が増した。
そして前線にササを入れ、ターゲットを作って攻め方を
より明確にする。見るみるうちにボールがよく回るように
なった。最初からこうは行かんのかね?いつも思うけど。

ササに集まったボールを、周りからサポートして一気に
シュートまで持って行く。その戦術がものの見事に当たり、
阿部吉朗の素晴らしい振り向きざまのボレーシュートが
決まり同点。

ここで一気に流れは東京にと思いきや、広島も前線に
ガウボンを入れ、運動量が落ちてきた前線をカバー。
ここで前田も寿人も残したのが小野監督の好プレー。
中盤省略形にはなるものの、森崎和が質のいいフィードを
供給するものだから、チャンスはより多く生まれる。
そして寿人が2点目を決める。僕の前でよく点を取るな。

しかしその1分後、馬場憂太が折り返しをきっちり決めて
同点ゴール。ここで守りきれなくなったのが、広島が
順位を下げてきた要因なのだろうか。らしくないと感じた。
そりゃまあ年間通してあのサッカーは難しいだろうな。

てなことで、ドローで試合終了。お疲れさまでした。
後半は楽しませてもらいましたよ。



2005年10月12日(水) 日本×ウクライナ


久しぶりに受けたアウェーの洗礼だったね。
アジアカップでスタンドが敵、ってのあったけれど、
試合に直接介入するものではなく、強い気持ちを持って
挑めば跳ねのけられるものだった。

この試合、誰がなんと言おうと、ジャッジはウクライナ寄り。
審判はラトビアだかなんだかで、東欧基準かどうだか知らない
けれど、日本に対して不可解な判定が多かったのは事実。
それがここでは当然なのかもしれない。

ジーコのように、記憶から消し去りたいとまでは言わないけど、
川淵キャプテンのように、東欧基準に従わなければいけない
とも思わない。ワールドカップではもうちょっとましな
審判が試合を裁くことになるだろうし。
キャプテンが代表を擁護する発言をしなかったのは残念だ。
まあ立場とかいろいろあるんだろうけど。

中田浩のスライディングはだいたいの国ではただのファウル。
Jリーグでもイエローが出るくらいかな。
箕輪のPKは、ほとんどの審判は攻撃側のシミュレーションと
取るだろうし、合わせ技(この基準がわからんが)だとしても
事前に注意はあるべきだ(次やったらイエローだよ、ってね)
でも実際、PKを取っただけで箕輪にイエローは出ていない。
試合結果を左右するジャッジだと言われても仕方ないのはここ。

試合後の箕輪のコメント、あそこでディフェンダーとして
身体を寄せないわけにはいかない・・・・・・。
そう、その気持ちを忘れないでほしい。
僕はこの試合、人数が少ない状況でよく守った3人のDFを
誇りに思う。

それよりも、無得点に終わった前の方のひとがなぁ。
ジーコが順番間違ったのもあるけど、チャンスも作れないようじゃ
この先、ずっと苦しむことになるよねぇ。
いまさら天才が現れるのは期待できないから、いまいる選手で
なんとかしなきゃいけないんだが・・・・・・。

そうそう、キャプテン翼がえらいことになってますよ。
W杯前のドイツとのテストマッチで、2点ビハインドの後半
最初から、ヒデと俊輔、川口に代えて翼、岬、若林投入!
ドイツにはシュナイダーとかカルツがいるから当然なんだけどね。
最後には高原に代えて日向小次郎が入る。

ああ、こんな日本代表見てみたいよ(笑)



2005年10月10日(月) オリンピックフェスティバル


蹴球修記としては番外編、ボランティア記録をば。

ライター仲間に誘われて、駒沢で行われたオリンピック
フェスティバルのボランティアに参加。
朝早い集合時間にもめげず、頑張ってきました。

あいにくの雨の中、駒沢にたどり着いたときには
もうたくさんのボランティアやスタッフのひとが準備に
かかっており、改めて裏方さんの大変さを実感。

規模は違えど、毎週行われるJリーグの試合でも
同じようにたくさんのひとが働いているんだろうな。
たまに恩返しもいいだろう。

まったく初めての経験だったので、何をやらされるのか、
どうやって動いたらいいのかわからないまま、担当表を
渡され、ちょっと要領の悪い説明を受ける。
あとは個々の適応能力に期待、みたいな感じ。
まわりは経験者ばかりみたいで、ちょっと不安に。

与えられた仕事は、オリンピック競技としてはマイナーな、
リュージュのイベントスペースの講師となるお2人の誘導。
誘導って何したらいいの?とよくわからないまま、まずは
この2人と接触。ぎこちなく挨拶を済ませる。
ああ、大人だなぁ、自分(笑)

要は、2人が控え室やらイベントスペースを移動する際の
案内係をすればいいんだ、と理解したのはかなり後。
だって当然いると思ってたJOC関係者は2人にはついて
いなかったんだもの(笑)完全なアテンドするかと思ってた。

実際、仕事はたいしたものではなく(だからこそボランティア
が担当するんだろうけど)、イベント最中はひたすら待つのみ。
控え室からオープニング会場まで付いて行き、また次の控え室
に案内し、個別のイベントが始まるとそこに誘導する。
そして終わるまで時間をつぶし、終わったらまた控え室へ。
それから本部へご案内して手続きを済ませておしまい。

イベントの最中は、その担当スタッフがいるからもうお任せ。
手を出したいところもあったけど、そこはなんだか仕切り屋
さんがいて、ああ、あなたはいいよ、って感じだったし。
仕方ないので会場内をウロウロ。サッカー会場では雨の中、
楽しそうな子どもサッカー教室やってた。俺も混ざりたい〜。

そして時間は過ぎ、撤収となりました。
さて帰りの控え室までご案内、と思ったら、このお2人は
撤収まで自分たちでやっている。そりゃこの競技の関係者は
2人しかおらず、会場に送付手配したものは返送手配を
しなきゃならん。そこまで運営管理者はやってくれないらしい。

そこはもちろんお手伝いしました。スポーツの普及のため、
頑張っている2人の助けをしたい、と素直に思ったので。
そこでいろいろな話を聞けた。リュージュなんておそらく
こんなことがなければ一生接点がなかったスポーツだし、
聞きたいことがてんこ盛りにあった。ここはライター魂を発揮。

あれって、当然ながら、ただそりに乗っかって滑っているだけ
ではなく、舵は取らなきゃだし、体勢維持のために全身の
筋肉を鍛えなきゃいけないらしい。首も足も重要。
そして何よりも重要なのは、スピードに対する恐怖感の払拭、
らしい。怖けりゃ頭や上体を上げてスピードを落とす。
でも何百分の1秒を競う競技では、その瞬間が記録を左右する。
大きくなってからではダメらしいですよ。小さい頃から
スピードを克服しないと成功しないらしい。

次のオリンピックから、リュージュの見方が変わりそうだ(笑)

雨の中、身体も冷えたし、お弁当もまずかったし、運営側の
ボランティアの扱いもひどかったけれど、この2人に会えて
話ができたのはいい経験だったし、少しでも力になれたのなら
うれしいことだ。参加してよかった。



2005年10月09日(日) JOMOオールスター、シエスタ練習


昨日の疲れも癒えないまま、チーム練習に参加。
案の定、足の痛みは次第に強くなり、途中からは
リタイア状態になってしまった。

結構長引いている右足甲の痛み。
だましだまし出来るからいけないんだろうなぁ。

練習が終わり、最近恒例となった中華で飯を
食ってるとテレビではオールスターの表彰式。

ああ、楽しそうだなぁ。
やっぱりオールスターは試合前からのイベントとか
その雰囲気とか、すべてがワンセット。
中途半端なテレビじゃ楽しめませんて。
スタジアムに行かなきゃその魅力は味わえないな。

で、来年はどこでやってくれるんだろう?
ここ近年を振り返ると、豊田→埼玉→札幌→新潟→大分、
ときてるから、次は関西か?
なんか序列みたいなのあったっけな。
新しいスタジアム巡りは終わったから、関東に戻る?

いずれにしても、気軽に行けるところにしてほしいです。



2005年10月08日(土) 日本×ラトビア、フロンターレ杯


シエスタとしては初めての男のみの大会参加。
それもカテゴリーはオーバー40。

去年まで2年連続ミックスで出場していたけど、
日程の問題やらでそちらは出場せず。
オーバー30には申請したが、抽選で外れ。
事前に根回ししておけばよかったかな(笑)

自分が不惑の歳になったこともあり、記念として
じゃないけど、オーバー40に申し込んだ。
でもメンバー集めには苦労した。
そりゃチームに40代は4人しかいないからね。
大人だから予定も合わないし・・・・・・。
でも去年の2周年記念大会とか、このカテゴリー
での大会参加とか、やってみなきゃその大変さは
わからない。それが自分たちの経験として次に
生かされればいい。代償はあまりに大きいけれど。

さてその大会。予想通り、参加者はシニアサッカーチームが
ほとんどでありました。とすると、人工芝でやるサッカー。
審判もそんなに精密なジャッジはしない、となると、
シエスタが最も不得意とするパターンだよ。
(じゃ、何が得意なんだ?と、笑)

何というか、温室育ちの子どもじゃないけど、対外試合に
なるとうまく試合が運べないのだ。経験不足なのかな?
もっと対外試合やった方がいいのかな?
でも、相手に気を遣いながら、揉め事なんてあったとき
に収拾に走るのももう飽きあきしたし(苦笑)

今まで成績としてよかったのは2周年記念大会だったと
思うけれど、2チーム作った割には友好チームとの戦績は
かなりよかったよね。体育館だからよかったのかな?
でも必ずしも室内だからいいってことでもない。う〜ん。

練習が練習のための練習になっているのか?
試合に勝つのが第一目標ではないけれど、もっと実戦的な
練習を取り入れたほうがいいのかな?
でも練習でケガ人出すのもねぇ。あ、それは今でも一緒か。

実際の試合、オヤジの壁は厚かったですよ。
上手いチームは対戦相手でひとつしかなかったけれど、
勝利を収めることはできませんでした。
それぞれ対戦して感じたのだが、ひとつひとつのチームに
色があるってこと。完全役割分担とか、個人技だけの
チームだとか。うちは何だろう?

このチーム、パスしかないよっ、て言われたな。
まあ、間違いではないと思うし、いつも練習はそんな感じ。
上手くつないでシュートまで行ければ、それは理想だし。
でも実際は、個人技中心よりも走力と運動量が要求される
のがパスでの崩し。ジェフがそうだよね。
オーバー40には、難しかったのかな(笑)

まあでも、このカテゴリーで出たのは後悔していない。
というか、来年も出てリベンジしたい。
年々、有資格者も増えるだろうし(苦笑)

**

大人の宴会を終え、帰宅してビデオに撮ってあった
日本×ラトビア戦を観る。

まあ、ヒデじゃないけど、決める時に決めないと
こういう結果になるわな。
それはシュートを決めるという意味ではなく、試合を
決定づける、ということ。今日のDF陣じゃ仕方ないか。

それにしても、ひとつのミスが命取りになるというのは
サッカーの試合では当たり前のように語られるが、
日本はあまりにもそのミスが失点につながる傾向が強い
ように思われる。
他所の国際試合なんか見てても、ミスをカバーする、
できる選手が必ずいたりするのだけど。。。

それも1対1の弱さなのだろうか?



2005年10月05日(水) 横浜F・マリノス×ガンバ大阪


ナビスコカップ準決勝第2戦。
アウェーで0−1の敗戦を喫しているマリノスが、
決勝進出をかけてホームにガンバを迎えた。
昨年のJリーグ王者の意地を見せるのか、
それとも今季の好調さをナビスコにも生かせるのか。
見所はたくさんあった……はずなんだけどね。

典型的なカップ戦2戦目の、ガチガチで動かない試合。
特に前半は、共にリスクを背負わず、ジャブの応酬で終始。
後半になって試合は動いたものの、両チームともに決定力
を欠き、当然のように延長、PKへ。
雨降って寒いときに寒い試合を観るのはつらいね(笑)
ひとりじゃなくてよかった。

横浜の栗原がケガして松田が入ってきてから少しは
面白くなったんだが、見所はそこだけだったかな。
ガンバの攻めは前の3人だけで、後半になって少し
手直しはしたけど特効薬にはならず。
マリノスの妙な勝負強さに期待していたんだけど、
今年はその力さえ失ってしまっているのか……
僕の知っている限りでは、こんな試合での集中力は
すごいものがあったはずなのだが。。。

まあ、なんにしても決勝戦は、ガンバ×ジェフという
新しくはないけど、新鮮な決勝戦になった。
赤いチームが来なくてよかった。チケットの心配しなくて
いいから。たぶん大丈夫だよね?



2005年10月02日(日) リバプール×チェルシー、再び


昼過ぎに家を出て、多摩センターまで電車で向かう。
今日は誘われて久しぶりの草サッカーへ。
天気もいいし、新しいスパイクも試したいし、少し浮かれて出陣。

ところが、暑すぎ(笑)こんな日に残暑厳しき、なんていらないよ〜
おまけにチームのメンバーは若くて、対戦相手はもっと若かった。
まあ知り合いが数人いて気分的には楽だったけれど。
何よりも新しい青いスパイクが走りたがっている……。

試合自体は、典型的な草サッカー(笑)
土のグラウンドは、かなり整備されていないとバウンドが不規則。
で、そんな整備された草サッカー場は見たことがない。
となると、もう勢いだけですな。細かなパスワークやテクニックが
どうこういう世界ではなく、根性がモノを言う(笑)

根性だけは40歳にしてはある方なので、頑張りました……。
相変わらずセンターバックとしてカバーリングとかコース消しとか
クリアとかしかできないけど、それは出来るんだという感覚は
得られた。サッカー再開したときはそれさえも出来なかったからね。

そしてスパイクの調子がいいこと。
1ヵ月くらいで3足も買ったけど(用途は全部違う)、ワゴンセール
の残り物がいちばん足に合ってるってどういうことよ(苦笑)
奮発して買った室内履きは慣れるまでたぶん親指が微妙に痛いし、
トレシューは馴染むまで時間必要な感じだし。
半額で買ったものがベスト……、世の中こんなもんなのね〜

***

帰ってきたあと、テレビ見ながらのんびりと晩ご飯。
早い時間に終わるとゆっくりできていいな、と思ってたら落ちてた……
んでまたそぞろ起きだし、やべっち見て、そのまま表題のリバプール
×チェルシーへ。

アンフィールドで連戦ってあり得ないよね。
でもサポーターは熱い声援を送る。
選手は熱のこもったプレーでそれに応える。

ちょっと熱くなりすぎたなぁ、リバプール。

ランパードがPKを決めたあと、レッズサポーターを挑発(静かに
しろ、ってやつね)。彼は普段そんなことはしない選手なので、
その前によっぽど何かあったのだろうと思う。すると当然、
スタジアムは騒然とする。
ジェラードがその声援に呼応するかのように、ゴールを決める。
まるで決勝ゴールが決まったかのように沸き立つアンフィールド。

ちょっと待て、まだ前半だぞ(笑)

そのテンションが1試合続くはずはなく、チェルシーに隙を突かれ
まくったリバプールは、結果、1−4の惨敗。
よく、プレーは熱く、ハートはクールに、って言われるけど、それが
出来たのはチェルシーだった。入れ込み過ぎたリバプールの選手は
ミスを連発し、それを見逃すような選手はいまのチェルシーにはいない。

チームの戦力ってのを数字にできるとすれば、おそらくいまのチェルシー
とリバプールは同じくらいかもしれない。けれど、戦術、試合運びの
上手さ、試合のマネージメントという点では、チェルシーが大きく
上回っている。それは、さまざまなプレッシャー(余計な)とも戦わ
なくてはいけないチームだからこそ、熟成されてきたのかもしれない。

それにしても、今日のテリーはすごかった。
チェルシーでデビューしたころの不安定さはどこへやら、もうイング
ランドには欠かせない選手になったでしょ。プレーの力強さ、スピード、
読みの鋭さ、冷静さ、どれを取っても多分プレミアナンバーワンだね。
初めのころはホント頼りなかったんだけどなぁ……。
こういう選手がいるから、チェルシーは強いのかもしれない。
外から完成品を連れてくるだけじゃなく、ね。
入ってきた選手が確実にステップアップしているから。



2005年10月01日(土) 川崎フロンターレ×アルビレックス新潟


それにしても新潟、どうしちゃったんだろうか?
こんなグダグダな状態は見たことなかった。
累積やケガで出れない選手が多かったにしても、
あのふてぶてしく強かったチームが、しばらく
見ない内にこんな状態になるなんてね。
ある意味、怖さを感じてしまう。

ゲームを通じて、負ける気がしなかったのは初めてだ。

「川崎がきちんと強くなってるんだよ」っていう
メールをもらったけれど、ホーム毎試合通っている
僕にはあまりそうとは感じられない。
どこが相手でも最初は不安だし、いつも心配しながら
キックオフを迎えている。試合が終わるまで安心できない。

きっと、フットサルとかやってて、自分ではぜんぜん
上達が感じられないのに、久しぶりに一緒に蹴ったひとに
「上手くなったねぇ」と言われるような感じだろうか。

確かに、チームに勢いがあるのは事実かもしれない。
ジュニーニョが抑えられたらなにもできなかった序盤戦
とは違い、他の選手がどんどん点を取れるようになってきた。
ここ数試合、ほとんど同じ先発メンバーで戦えている。
相澤や谷口など若手の押し上げもあり、チーム内での競争も
いい感じに激しくなってきている。

箕輪がチーム初の日本代表に選出されスタジアムの雰囲気もいい。
なんせ、これらの選手が川崎生え抜きだってことがいいのかも。
(箕輪はジュビロに入ったけど、Jデビューは川崎だし)
一時のFC東京に似ている感じかもね。

そんな川崎は、攻守にわたってこの日の新潟を圧倒。
3−0で完勝しました。順位も上がり、賞金圏内に入った。
さかつくでもそうだけど、初年度に賞金もらえるかどうかってのは
大きいよね(笑)特に運営費の少ない川崎のようなチームにとって。

おまけにローソンのレシートで抽選券引き換えがあった抽選会で
Tシャツも当たった! スタジアム抽選でまともな賞品がもらえた
のは初めてかも? 焼肉のタレとかはもらったことあるけど(笑)

***

夜はテレビで鹿島×千葉を観戦。
うん、これもいい試合だった。

お互いの持ち味を存分に出し合った好ゲームで、共に勝ち点1ずつを
分け合うのは不本意かもしれないけど、まだまだ落ちないぞって
感じでした。

さすがに夜の海外リーグはテレビ点けっぱなしの流し観戦。
2週続けて何試合も真剣に観れない。勝利を祝ってビールを
飲みながら、お気楽に時間が過ぎていった土曜日の夜でした。
明日サッカーだし。




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