蹴文修記

2003年03月31日(月) FISCAL YEAR END


世間は年度末。

街中は少しだけあわただしい。

明日から新入社員が電車を占拠する。

なぜ彼ら彼女らは一目で判別可能なんだろう。

なぜ1年経つといっぱしの風体になるんだろう。

今日の天気はすっかり春めいた。

桜の花も満開に近くなり、強い風がうらめしくなる。

なぜこんな時にくしゃみばかりしてるんだろう。

花粉症最盛期やインフルエンザ大流行期には何の反応もないのに。

改めて考えてみると季節の変わり目に弱いのかもしれない。

夏まっさかりに夏バテせず、厳冬期に風邪をひかない。

世間とちょっとずれているのかこの身体。

考え方も行動も十数年遅い気がする。

若い頃に同じ志を持てばよかったと。

そしたら今ごろ偉そうにサッカーを語って生活してるかも。

そんなことないか。。。

蝙蝠の飛翔を見て春を感じてる僕。

明日から新年度。


                                       



2003年03月30日(日) COACH


昨日は練習後に大騒ぎして飲み過ぎた。
久しぶりの「酒持って来い」状態。
今朝はちょいと二日酔い気味で目が覚める。

きらの携帯が鳴り目が覚める。
川崎のフットサル大会に出るチームのヘルプ要員予定だったけど、
どうやら人が足りないらしくどうしても行かなきゃいけない状態らしい。
きらはいそいそと出掛けていった。

近所の等々力アリーナで開催されるらしく、どれ、勇姿を観戦に行くかと
コンビニで頼まれたおぎにり買出してのっそりと出掛ける。

こっそりと観戦してるつもりが、チームで集まったのが5人。
交代なしの過酷なフットサル。
ベンチに誰もいないのは寂しいと監督?代行で入ってと頼まれた。
いや初めてだよ。あの椅子に座って試合を見るのは。

ママさん?部門は3チーム出場で、試合は2試合。
公式な大会らしく、フットサル大会で見る時計表示もちゃんとあった。
こんな席に座って何すりゃいいんだい?

1試合め、まあただの観戦モード。
レベルはどんなもんだかわかんないし、相手ベンチからも大して
指示らしきものは出ていなかった。
さすがに5人だけではしんどいらしく試合は劣勢。
おまけにいつも来るキャプテン格の人が風邪で欠場らしいし。

ハーフタイムに簡単なアドバイスを(これが始まり)。
失点した場面は明らかに修正可能な場面だったので、
これだけ気をつけましょう、と。
それで後半はみんな頑張って、なんとか持ち直した感じ。

2試合め、もうすっかりコーチモード。
って言ってもマークするべき選手を教えたり、セットプレーで
集中を促す声を出すだけ。それでもみんな勝ちたい一心で声に
応えてくれた。

やっぱり人員的不利は否めず、交代で新しい選手を入れてくる
相手に得点するのは難しい。でも個々のレベルは大して変わらない。
結果は引き分けだったけど、どうやら相手は強豪らしく、かなり
悔しかったらしい。いやこっちも勝てなかったのは悔しいけど。

きらも頑張っていた。普段うちのチームでは見せないような
安心感を漂わせているくらいに。
いつも男性に交じって練習しているせいか当り負けはしないし、
よしよし、成果が出てるぞ、と感心しきり。

ベンチから声をかけるだけでこんなに変わるんだな〜、と改めて実感。
大したこと言ってないしみんな頑張ったのに感謝された。
ベンチワークって大事なんだねぇ。

試合終了後、等々力公園でプチ花見。
寒かったけど、ビールは美味かった。


                               



2003年03月29日(土) SIESTA Lesson 8

今日の練習は初めての連続週&3時間ワク。
人数的にきつかったのと料金的な理由もあり対戦相手募集。
応じてもらったのは『FC VIENT』というチーム。

この日練習を行ったフットサルステージ町田で練習を
しているチームで、人数が集まらなくてキャンセルしたところ
同日にうちの対戦相手募集書き込みを発見したらしい。

まあうちのチーム概要を見て反応するくらいだから、
O−30に近いチームに違いない、とたかをくくっていたら、
集まってきたのは20代後半と思しき若者たち。。。やばいぞ。
いくらうちに経験者が多いとは言え、体力の差はいかんとも
し難いのではないか、と(苦笑)。

3時間のワクの内、最初の1時間はうちの練習にあて、
残りの2時間で練習試合をやった。試合時間は10分。
試合をすると言うと相手も人が集まってきたらしく、
2チーム対2チームの対抗戦っぽくなってきた。

今考えると、二つに分かれたチームが順番に対戦したもんだから、
ずっと同じ相手だったんだよな。チームバランスはとって組み分け
したんだけど、それでも微妙な違いがあって、途中で相手チェンジ
すればよかったかも。

いくら練習試合と言っても、やっぱり知らない人との対戦。
少々の緊張感を持って試合を始めた。。。うっ、しんどい(笑)
いつもの紅白戦の3割り増しで疲れたよ。
紅白戦で点を入れられてもそんな悔しくない(いや本心悔しいけど)
けど、練習試合だと勝ってやるって気持ちが5割り増しになるね。

みんなもそうだったらしく、な〜んだ楽しめればいいって言いながら
結構同じく負けず嫌いじゃん(笑)、と安心(していいのか?)
全部で8試合やって結果は4勝3敗1分。まあまあかな。

試合やってわかったこと。
そろそろポジション別やコンビネーション練習をやってもいいかな。
メンバーの本性が見えたりして面白い(笑)。
組み分けは適当にじゃんけんじゃなく均等に戦力分散できるように
しないといけないな。
うちの女性陣はたくましいな(苦笑)。。。などなど。

次の練習を1回はさんで、4月19日には初の大会参加。
MIXだけでカテゴリー分けがない大会なので相手のレベルは不明。
コテンパンにのされる可能性もありだな。
でも頑張るぞ〜。


                               



2003年03月28日(金) 日本代表×ウルグアイ代表

(読み返してみたら、まとまりのない文章構成だ。
 疲れているんだろうな。書き直す余力もなし。)

急遽決まった親善試合。国家はテープが流されるのみ。
こんなところにも影響は出るんだねぇ。

なんて思いながら迎えたキックオフ。テレビ中継に合わせて
数十秒待ったせいか、スタート直後は両チーム共にバタバタ。
なんだか落ち着かない雰囲気で始まる。審判しっかりしろよぉ。
FIFAランキングが同じようなところに負けちゃいられない。
今日こそは新監督の初勝利を。

期待は高まったけど、やはり選手のコンディションは悪い。
合同練習は数日しかやってないし、海外組は時差とも戦う必要がある。
ホームがホームでなくなりつつある日本代表。
サポーターの後押しはあれど、やはり親善試合だし僕らも
本気モードではないし。
だいたい、日本代表のレプリカ着てレコバに拍手を送るやつがいる(笑)

アルゼンチン戦やジャマイカ戦と同じように、中盤4人が魅力的な
連携を見せてくれたのは最初の15分だけ。
久しぶりに目の前で見る彼らのプレーは、やはりJリーグとは質が違う。
中村は思ったより切れがよかったし、小野のボランチも不安はなくなった。
稲本のフィジカルは更に強くなっていた。

でもよく考えてみたら、こんな感じで久しぶりにレベルの高い日本人の
動きを見て、気分良く見てられるのが15分くらいなのかな?(苦笑)。
その後は、どう攻めても点が入らない。ペナルティエリアの中に
ボールが運べない、と気付く。

ウルグアイもそうだけど前半は身体が重そうで動きが悪かった。
後半になってやっと稲本なんかエンジンがかかった感じだったけど、
高原もなんかいっぱいの状態で、前半で早くもガス欠の中村と小野は
後半から国内組に交代となった(予定してたのかな?)。

その中でも秀逸な動きを見せていたのが鈴木(ひいき目あり?)。
鹿島時代から前線での働き蜂ぶりは評価されていたものの、
ポスト役となるとまだ役不足みたいな感じはあった。
でも今日はきちんとキープできていたし、相手のファウルを誘った
回数も多かった。十分な働きをしていたし、彼にとっては(現時点で)
最高のパスも高原に送った(決めてくれーっ)。
帰ってくる度に成長が感じられる選手だなぁ(スタート地点も低いが)。

でもPKをもらった場面、あれは空振りだった(断言)。

やっぱり中村はまだフィットせず。なぜだろう?
技術的な部分では評価するし、日本トップクラスの選手だ。
でも彼を生かすには、彼のチームを作らなくてはいけない。
中田英のように周りを生かす選手ではなく、中心になって布陣を
組まないと生きない選手だ。だから代表には合わない。
小野にも同じ側面があるけど、フェイエで勉強して少しずつ
周りを生かすプレーも出来てきている。

ディフェンス面では、やはり森岡より松田が必要。
相手が怖いのはわかるけど、安全策に走りすぎるところがある。
秋田はウルグアイ相手では存在感は発揮できなかったけど、
フィジカルで来る相手(極端な話でビエリとか)には必ず必要な選手。
名良橋はレコバ番で忙しく(前半はボランチいなかったし)、
服部は相変わらずサイドバックでは本領発揮できず。
4バックは今のメンツじゃまだ厳しいね。若手の登用を望む。

ん〜、後は誰だ、途中出場の中田浩はいつもの仕事をしたし、
三都主はあんなもんだろう(僕は本山か森島の方がいいと思ってる)。
三都主は仕掛けるタイミングがいつも遅い。世界レベルで1対1で
勝とうと思うなら、もっと工夫しなきゃいかんと思う。

そうそう川口。ミスはしょうがない。後は無難にこなしていた。
でもウルグアイが攻めてこなかったのもあるけど、精神的にも修行が
まだまだ必要だなぁ。彼は攻められてノッていくタイプなので。

さ〜て、次の代表戦(アウェー韓国戦)の先発が楽しみだ。
ん?海外組は呼ばないんだっけ?
別に海外組に幻滅しているわけじゃないけど、不十分な体調と練習で
見せられるなら、Jリーグ組で組んだ日本代表を見てみたい。


                               


3/28(金)19:00
国際親善試合 日本−ウルグアイ [ 競技場:国立競技場 ]

  日 本  2   1 前半 2   2 ウルグアイ
          1 後半 0

中村 俊輔(前半23分=PK)  フォルラン(前半21分)
稲本 潤一(後半12分)      レンボ(前半25分)
              警告 ロドリゲス
                フォルラン

GK12 川口 能活
DF 6 服部 年宏
  4 森岡 隆三
  2 秋田  豊
 22 名良橋 晃
MF18 小野 伸二
→16 中田 浩二
(後半0分)
  5 稲本 潤一
 10 中村 俊輔
→14 三都主アレサンドロ
(後半0分)
  7 中田 英寿
FW20 高原 直泰
 11 鈴木 隆行
→13 黒部 光昭
(後半29分)

GK12 カリーニ
DF 3 ロドリゲス
  5 ソロンド
  2 レンボ
MF 7 ソサ
  8 エグレン
→16 クルベロ
(後半45分)
  6 リマ
  4 シルバ
→14 エンセナット
(後半35分)
 10 レコバ
FW11 チェヴァントン
→18 ペラルタ
(後半17分)
  9 フォルラン
→19 エストジャノフ
(後半38分)



2003年03月27日(木) ZICO


あ〜あ、言っちゃった。やっぱり。

報道が正しければ、明日のスタメンはジャマイカ戦とほぼ同じで、
中盤の4人は海外組が占めるとのこと。
戦術戦略を先に示してくれるのは非常にありがたいことなんだけど、
スタメン発表時の緊張感が薄れるよね。特に代表戦は。

何人交代できるのかな? 後半が楽しみだな。
別に海外組が嫌いなわけじゃないが、融合した姿が見たい。
海外の経験をJリーグ組に残していってほしい。

明日は入場が心配なのでちょいと早めに出るか。
ワールドカップで経験しているので混乱することはないと思うが、
会社上がり組が6時半くらいから大挙押し寄せることだろう。
行列できるんだろうな〜、きっと。

でも楽しみだ。勝ってね。


                               



2003年03月26日(水) 3.28 PREVIEW

事前にバタバタしたこともあり、今回は聞かれなかった
ジーコの「もし明日が試合だったら」発言。

「もし僕が監督だったら」こんな先発で行きます。

GK 川口  (たまには虫干ししてあげなきゃ)
DF 名良橋 (レッズの二人にお手本を)
DF 秋田  (森岡に譲るわけにはいかんでしょ)
DF 宮本  (秋田とのECCコンビで頑張る)
DF 服部  (左サイドバックいないよなぁ)
MF 稲本  (試合に出てナンボの選手なんで)
MF 小笠原 (みんな上がってしまっても大丈夫)
MF 中田英 (希望のポジションで)
MF 小野  (左サイドは上がれないので自由にどうぞ)
FW 高原  (体調管理はしっかりとね)
FW 黒部  (呼んだからには見せてもらおう)

鹿島びいきである僕は中田浩や鈴木も見たいところだが、
後半途中まで我慢してあげよう。

気になるのは中盤のバランスなんだが、小笠原を
入れることによって安定すると見る。
鹿島でも上がったら帰ってこない中盤選手の穴を見事に
埋めているからね。誰かとは言わないが。バランス感覚は一流だよ。

左サイドのダイナミズムに欠けるかもだけど、小野が自由に
動くことによって解決されるでしょう。
久しぶりに自由に動く小野が見たいし、って言うか動いて。

センターバックの二人は、ECCで一緒に勉強してるから
コミュニケーションに問題はないでしょう。
この二人でレコバとフォルランが抑えられるか注目ですな。
ってレコバは出るの?

んで右サイドバックは名良橋で。
これはひいき目なしで、4バックの右サイドでは日本一。
3バックじゃ使えないけど、若手のお手本にしてほしいっすよ。
GKはプレー的に楢崎の方が安定してるだろうけど、
川口がどう成長してるのか見たいってのが大きな理由。

FWの一人は高原で決定済みで、もう一人は黒部に。
やっぱり国際舞台で戦える日本人FWって限られてるから、
一人でも多く名乗りを上げてほしい。期待してるぞポイント高し。
久しぶりに鈴木の顔を見たい気もするけど、もうすぐ鹿島に
戻ってくるらしいから我慢しよ、って骨折してるんだろ!?

スーパーサブ的なのはやっぱり三都主かな。
わかってても止められない突破力を持った数少ない日本人。
中村はまだいらない。そりゃ魅力的な面は認めるけれど、
体調管理とかまだまだ甘いしねぇ。無理しなくていいよ。
レッズな二人はまだまだお勉強、頑張りましょう。

なんて予想をしてながら、どっかジーコに裏切られることを
期待してます。その方が面白いでしょ? 勝つことが条件だけどね。
ホームだし、そろそろ結果を残さないと外野がうるさくなってくるよ。

何を書きたいのかわかんなくなってきた。。。


                                       



2003年03月23日(日) SIESTA Lesson 7

シエスタ・フットボール・クラブの練習も7回目。

そろそろみんな名前と顔が一致したかな?
ユニホーム作りも具体的になってきたし、揃って新しい
シャツに袖を通す頃にはもっと打ち解けてきてるといいな。

次回は初めて他チームを招いての練習試合。
果たしてうちのチームの実力はどんなものなのか?
相手は初心者チームと言うけど、それでも若けりゃ
それなりのことは出来るだろうしなぁ。

代表としてチームを立ち上げて以来、一人頑張りみたいな
時期もあったけど、最近はすっかりみんなの世話になってる。
HP運営やユニ作成にしても僕だけじゃ何にも出来ないし、
練習の仕切りなんかもやってもらって大助かりだ。

僕がやってることと言えばスケジュール管理と場所確保、
これからは対戦相手探しと大会参加検討なんかになるかな。
連絡とかはもうHPで済ませることにしたし、今のところは
メンバー足りない〜、なんて悩む必要もないし。
なんとか順調に運営は進んでおります。

それでも考えていかなきゃいけないことは多いけどね。
最初はみんな初めてだし自分の意見を言わない人もいたけど、
徐々に自分を出していくにつれやはり食い違いも出てくる。
プレーや技術的な差もあるし、球蹴りに対する考え方もね。

試合は楽しくできればいいって人もいるし、勝ちたいって人もいる。
僕は両方を求めたいんだけど、それって無理なんだろうか?
頑張って走ってヘトヘトになるまで走って、やっぱり負けたら悔しい。
自分が楽しければ負けてもいいなんて思えないよな。

根っからのDF体質なんだろうか(笑)
FWってポジションは点取ってナンボのところがあるけど、
DFってミス一つで戦犯扱いだもんなぁ。
自分がミスって点を取られて、そのせいでチームが負けたら
すごく気分は悪いもん。。。
DFが楽しく試合を過ごすこと=点を取られないこと=負けない、
だもんなぁ(苦笑)

紅白戦してて改めて僕はDFなんだなぁ、と思った。
きららにも改めてそう言われましたが。。。

別に僕が一番ディフェンスが上手いわけじゃないし、もっと出来る
人はいるけど、僕がフットサルで言うFIXOの位置にいた時、
たまたま組んだBチームは一番安定していたと思う。
DF意識が高いんだろうなぁ、きっと、他の人よりも。
出来る出来ないは別として。

サッカーやる時はセンターバックやるには力がなく、サイドバック
やってたけど、フットサルでは真ん中も出来るかな?
相手がチェックしに来た時にキープ力をもっとつけなきゃだけど。
サッカーみたくとりあえずスペースに蹴っとけは出来ないからね。

あと、やってみておぉこれは!と思ったんだけど、後ろからだと
ロングシュートのチャンスが多い。もちろん直接ゴールを狙うと
言うよりもリバウンドを前に拾ってもらうのが目的なんだけど。
パス出し場所に困った時はもっと打ってみよっと。
シュート力がないのが欠点だが(苦笑)。

練習しなきゃ。。。でもハーフ付近からのシュート練習をみんなで
するわけにはいかないしなぁ。合間を見つけてやるしかないか。


                                  



2003年03月22日(土) 川崎フロンターレ×湘南ベルマーレ


フラット3じゃなくてフラット5じゃん。。。

いや真にテレビってのは怖いもので、先週の湘南×山形戦で湘南が快勝
したことを伝えるコメントで、サミア監督がフラット3を導入し見事に
開幕戦を飾った、と。。。オフサイド取ったシーンを映して放送してた。

う〜ん、そんな簡単に完成するもんなのか? トルシエが何年もかかって
なし得たことがすぐに理解できるのかねぇ、それもJ2レベルで。。。
なんて疑念と畏怖の思いを抱いて行ってまいりました等々力競技場。
川崎フロンターレの2003年ホーム開幕戦。相手は湘南ベルマーレ。

ホーム開幕戦はいろんなイベントがあり楽しみだけど、パンチ佐藤じゃ(笑)
試合前にグラウンド整備用バイクに乗って陸上トラックを騒がしく1周
した後、彼はフロンターレのユニに身を包み始球式へと向かった。

サッカーの始球式っていろんな形があるけど、うちの現住所のすぐ近くで
生まれたことが明らかになったパンチは、センターサークルからドリブルで
持ち込みふろん太(チームマスコット)を抜いてシュート、って形だった。
そしてパンチがドリブルを始めた時、思わず声を出してしまった。。。

「ふろん太、止めろっ!」(爆)

いや、やっぱり悔しいでしょ。いつも等々力を盛り上げてくれている
ふろん太が、地元とは言えいきなりやって来た野球人にゴール決められるの。
野球の始球式で投げた球を打っちゃうのもあったでしょ(漫画か?)。
しかしふろん太は大人だった。緩いスライディングでゴールをゆずった。
その後ネットに絡んだボールを苦労して拾い上げるふろん太の姿が。。。

さて本題。

テレビで流された湘南ベルマーレはニセモノでした。
パラシオスとか鍵になる外国人がケガで抜けていた湘南だけど、
それでもフラット3にはほど遠く、一生懸命プレスも体力尽きると
もうおしまいだった。怖いのはカウンターの一発とセットプレーだけ。
攻撃に人数をかけるフラット3は何処へ?

その湘南にCKから先制点を与えてしまうのも川崎らしい展開。
マーク確認しないんだよね。セットプレーの時にボールを見ちゃう。
その後も渡辺と箕輪の軽率なプレーからチャンスを与えてしまう。
伊藤宏もなんだか調子悪げだし。。。

でもそこで頑張ったのが今期大分から移籍した山根。
献身的なプレーで中盤を駆けずり回り、危険回避に努めていた。
これで鬼木が帰ってきたら、すごい運動量のダブルボランチに(笑)。
茂原もよかったけど、プレーに波があるのは相変わらず。
いい展開を作ったかと思えば、楽してボールを取られたりする。

サイドの塩川はまだ連携が取れていない。去年ずっと左でやってて
アウグストが来たから今年から右に移されたけど、まだまだですね。
そのアウグストもキープ力はさすがで、去年までなかったチームの
安定感を生み出しているけど、まだ回りの生かし方生かされ方が
わかってない様子。慣れないJ2で戸惑っているのか、カードも
もらいすぎ。2試合連続だし。。。

んで前の方は我那覇良くなったよ。自分の役割をしっかりと理解して、
こなすべき仕事はわかってきた様子。後は実践できるかどうかだね。
ジュニーニョはなんかわからんけどやたらと警戒されてた様子。
ボール持つとすぐに3人位が寄って来る。それで無理に突破しようと
するからすぐにひっかかる。やっぱり連携不足かな。
時たま見せたアイデアはさすがにブラジル人、って感じだったけど。

今野は。。。それなり(苦笑)
前線からのプレスを必死こいてやってたけど、攻撃時のひらめきが
もっと欲しいね。石塚がケガ復帰したら出れないかもよ。。。
ああ、石塚はあそこまで守備はしないのかもしれないが。

途中出場の選手で注目はバルデス。
交代出場してファーストプレーで決勝点を演出。体力的に不安だし
石崎監督の目指すサッカーは出来ないかもだけど、スーパーサブ的には
去年の黄川田より数倍怖い選手だね。もうケガしないようにね。。。

あと、中村。今年の大卒ルーキーだけど、正直すぎるよ(苦笑)。
恐らく、残り数分で前からプレッシャーかけられるだけかけろと
言われて出てきたんだろうが、高校生みたく走りすぎ(笑)
結果的にバランス崩れて危ない場面も作ってしまった。
気持ちはわかるけど、経験値をもっと積みましょうね。

てなとこでホーム開幕戦、川崎フロンターレは見事な勝利でした。
それも先制されて同点に追い付き、終盤で逆転するというお得意の形で。
効いている嫌な選手を次々下げてくれたサミア監督にも感謝だけど。

後半の川崎得点率はすごく高いらしい。後半だけなら優勝だよ(笑)。
石崎監督のフィジカル重視がやっと実ってきたのかな、楽しみだ。
後は、アウェーで勝てるようになれば期待大だね。

今日も必勝カレー(※)食べました! 次も食うぞ!


※そのうち説明します。


                                       



2003Jリーグ ディビジョン2 第2節第2日

2003/03/22 16:04キックオフ 等々力陸上競技場
【入場者数】7,357人【天候】曇 10.6℃ 51%
【主審】長谷 忠志【副審】柿花 和夫/前島 和彦

--------------------------------------------------------

川崎フロンターレ 2  1 前半 1  1 湘南ベルマーレ
           1 後半 0

           13 SH 4
           5 CK 2
          30 FK 35

------------------------------------------------------

【川崎F】 GK 17 吉原 慎也 【湘南】 GK 1 鈴木 正人
      DF 5 箕輪 義信      DF 4 時崎 悠
     DF 30 渡辺 匠      DF 27 池田 学
     DF 2 伊藤 宏樹      DF 5 白井 博幸
     MF 15 塩川 岳人      MF 2 梅山 修
     MF 14 茂原 岳人     MF 8 熊林 親吾
     MF 6 山根 巌       MF 10 吉野 智行
     MF 4 アウグスト      MF 7 鈴木 良和
     MF 18 今野 章      MF 11 坂本 紘司
     FW 10 ジュニーニョ    FW 29 金 根哲
     FW 27 我那覇 和樹    FW 9 高田 保則

      GK 1 浦上 壮史      GK 16 小林 弘記
     DF 32 岡山 一成      DF 17 北出 勉
      MF 8 久野 智昭      MF 22 西川 吉英
     MF 26 中村 憲剛      FW 19 石原 直樹
      FW 9 バルデス       FW 13 戸田 賢良
      監督 石崎 信弘       監督 サミア

-----------------------------------------------------------

【得点】 11' ジュニーニョ 【得点】 09' 白井 博幸
     77' 我那覇 和樹


【交代】 76' OUT 塩川 岳人 【交代】 53' OUT 金 根哲
      IN バルデス         IN 石原 直樹
    80' OUT ジュニーニョ    72' OUT 坂本 紘司
      IN 久野 智昭       IN 戸田 賢良
    87' OUT 今野 章      74' OUT 熊林 親吾
      IN 中村 憲剛       IN 西川 吉英

【警告】 19' アウグスト 【警告】 39' 時崎 悠
    66' 箕輪 義信     59' 白井 博幸
               69' 熊林 親吾
               84' 西川 吉英



2003年03月21日(金) ジュビロ磐田×横浜Fマリノス

2003Jリーグ1stステージ、オープニングマッチ。
行われたのは静岡スタジアムエコパ。

あ〜、客入ってないなぁ(苦笑)

と思って今、公式記録見たらそれでも33千人くらいいたのか。
ちなみにテレビ観戦。地上波ではなくBS2だった。
まったく。。。受信料払わねぇぞ、って払ってるけど、ね?

選手入場の花火もちょっと寂しげなエコパ。
等々力競技場のホーム開幕セレモニーにはパンチ佐藤が来るらしい。
それもどうかと思うけどね。。。

それはさておき注目の磐田×横浜FM戦。
最初の驚きは中山の欠場。ベンチにさえも入っていない。
練習でどっか痛めたとか。磐田は前年比何点マイナスになるんだ?
よく高原が抜けて26点減とかよくわからん解説されているが、
中山欠場は得点力よりも精神的に大きなマイナスになっただろう。

逆に横浜FMはおそらく現時点でのベストメンバー。
久保も元気に復帰。GKは引き続きニセモノだが(なんだかな)。
加えて何と言っても岡田監督の気合の入り方がすごかった。
ベンチで笑顔は見せず(前からそうだったっけ?)、松田のケアレス
ミスで得点を献上した時にはもう爆発しそうだった。

NHK恒例のハーフタイム時の監督インタビュー。
前半終了時に話を聞かれた磐田の鈴木二世(柳下)監督は律儀に
受け答えしていたけど、岡田監督は
「後半に向けて修正点は?」
「いや得に、、、がんばります、、、」
と言い残すとスタスタとベンチへ足早に消えていった。

(こりゃかなりロッカールームで荒れたなぁ)
そりゃ展開的に2点先制して追い付かれるという状況では
怒りたい気分もわかるが。。。それも集中力欠けての失点だったし。

後半の横浜FMは素晴らしかった。
僕はこのチーム嫌いなんだけど、いつの間にか惹き込まれている自分
に気が付いた。そりゃこの面子で一生懸命やりゃいいサッカー
出来るでしょ。磐田の足が止まったこともあるけれど。
後半の状態をずっと維持出来れば、優勝候補だよ。
出来るのか? 

反対に磐田。まあ予想の範囲内かな。
横浜FMにいいサッカーされたら止められないでしょ、今の状態じゃ。
何が悪いんだろうかね。若いのなんか大チャンスなのにね。
みんな「ジュビロ磐田」に所属していることで満足しちゃってるの?
どうなんでしょ?

試合の内容書かずにこんなつらつらと文章書いちゃった。
両チーム共にGKがしょぼいので打てば入るだろうなと思ってたら
本当にあんなスコアになってしまった。
totoゴール、去年のイメージで買ってた人、ご愁傷様でした。
最小失点の横浜FMと両ステージ優勝の磐田だもんね。

ちなみに僕は普通のtotoで、両チームの勝ちにダブル張って
いたので初日はクリアです(1試合だけどさ)。
明日もなんとか生き残りたいね。

ではまた明日、等々力で


                                       







2003年03月20日(木) OKAYAMA

いよいよ明日2003年Jリーグファーストステージが開幕。
こんなに待ち望んだ開幕は僕にとって初めてかもしれない。

97年以前はJリーグにあんまり興味もなくて、それからしばらく
香港に行ってて、01年に帰ってきたけど既に開幕してたし。
02年はワールドカップでJリーグどころじゃなかったし。
(それでもかなり観戦には行ったけどさ)
そんなことで初めてまともにJリーグ開幕を迎えるわけです。

あ〜、だからかなぁ、開幕前に今年の選手年間とか展望とか載ってる
雑誌やら新聞やら欲しくなったのは(苦笑)、きらに止められたさ(笑)

で、明日の午後2時にはオープニングマッチとして磐田×横浜FMが
開催されるわけだが、カード的にはさておき、今年を占う一戦だね。
去年前後期連覇を果たした磐田と大幅補強を行った横浜FM。
短期決戦なだけに、落とした方のダメージは大きいだろうな。

A3とかナビスコから判断すると磐田の仕上がりは良くない。
戦力的には優勝を狙えると思うが、序盤戦でつまづくとガタガタする
だろうな。横浜FMも同じようなもんだけど。
この両チーム、最初に取った方が上位に位置できるんじゃないかな。

そして鹿島。明後日の開幕戦は浦和。比較的ラッキーな組み合わせかな。
去年の浦和の快進撃は鹿島に止められた。そしてそのトラウマを
引きずってズルズルと負けを重ねて行った。浦和としてはその雪辱を
晴らしたいだろうけど、今の鹿島の仕上がり具合を見れば差は大きいか。
駒場じゃなくカシマスタジアムで気楽に戦えるのはいいだろうし、
エジエメが爆発すると怖いけど。。。可能性は少ないだろうな。

あと注目するのはガンバ大阪。去年の悔しさをバネにチキアルセという
大物を補強し、バランスのよいチームになっている。組み合わせ的にも
第2節の磐田戦を乗り切れば勢いに乗れるスケジュールになっている。

さて、totoも買ってきたし、いよいよ開幕です。
今年も熱い戦いを見せてもらいましょう。

そして一足先に開幕したJ2。前節は降格組が苦戦を強いられることに。
広島×川崎を録画中継で少しだけ見たけど、差は感じなかった。
去年も思ったけど、J1下位チームとJ2上位チームの実力差は
あんまりない。特に序盤戦は戦い方を知っているチームが有利。
圧倒的な戦力を有したセレッソも苦労したしね。

地元の川崎フロンターレ。今年は昇格できるのでしょうか?
去年後半の調子で行ってくれれば、上位進出は間違いないでしょう。
あんまり大崩れするチームでもないし、戦力的には昨年比プラスに
なっている感じ。

何と言ってもアウグストの加入が大きい。鹿島でも実績を残しているし、
年寄りとは言え去年の夏に一番元気だったのは彼だった。
J2の長丁場を乗り切る体力はまだまだあるだろう。
去年までいたベンチーニョほどの決定力はないけど、中盤の安定感が
2割増くらいになるんじゃなかろうか。
バルちゃんはギャンブルだけど、去年までいないタイプなんで
フィットすれば黄川田よりも怖い存在になる。

そして鬼木がいないとどうにもならんかったボランチの位置に
山根が入ってきた。茂原もちょっとは大人になってるだろうしね。
おかげで匠がセンターバックで使える。伊藤宏は成長期でますます
安定するだろうし、箕輪と共に誰でも最終ラインから攻撃を組み立てられる。

んで、岡山どうするんだ?(笑)
去年終盤のホーム負けなし状態は彼の活躍なくしてはなし得なかったこと。
今年はメガホン叫びが見られないのか? 
まあ彼のこと、出た試合には全力で戦ってくれるでしょう。
でも寂しいな。

あとなんだか目玉のはずだった石塚(ケガしたらしい)と案外使えそうな
新外国人ジュニーニョ、ガナも今年結果を出さないとヤバイし雑草の
ごとくよみがえったヤスタカにも注目。

ああ、今年のフロンターレは楽しそうだ(喜)

(最近暗い話が多いので、3割増で楽しく展望してみました)


                                       



2003年03月19日(水) WAR HEAD

題名は坂本龍一のシングルデビュー曲と言っていい作品。
彼はその後FRONT LINEという曲も発表している。

今、坂本龍一公式HPのトップには、
「NO WAR ON IRAQ OR ANYWHERE」のメッセージがある。
ヒデのHPにも平和を願う一言が添えられている。

僕らに何か出来ることはあるのだろうか?
どうしたらみんなの声が届くのだろうか?

戦争をしたい人なんて世界のほんの一握りの人だけ。
その主導者のために兵士は命をかけて戦わなきゃいけない。

人間は地球上に存在して以来、争いを止めたことはない。
生存競争に生き残ったものが累々と今に生を受けている。
僕らの先祖も戦いの勝者だろう。

確かに、現代までは戦わなければ生き残っていけなかった。
でも今や人間は地球を滅ぼすだけの力を持っている。
もう戦って優劣をつけている場合じゃないよ。
気が付けばこの緑の大地が荒れ果てた砂漠になるよ。

主義主張、宗教や思想など人間は人間であるからこそ
その考え方の違いがある。

受け容れることは出来ないのか?
武器を捨てることは出来ないのか?
意思を通じ合わせお互いを理解できるのが人間ではないのか?

誰が正で悪なのかなんてわからない。
民主主義の国が民主主義を冒涜している。
自国の民を盾に思想を振り回している。
終わりのない戦いだ。


ホンネ

開戦したらJリーグ開幕戦の中継がなくなる。
こんなに楽しみにしているのに(カードはともかく)。

マリナーズは日本に来ない、なぜ日本代表は戦争当事国に
行かなきゃいけないのか? なぜそれが協会は言えないのか?
大事な僕らの日本代表をそんな国に行かせたくない。

絶対に。


                                       



2003年03月17日(月) WBA×チェルシー

またまたプレミア礼讃になってしまうけれど、
サッカーの王道ってのがあるとしたら、
それは絶対にプレミアリーグだ。

今や世界最高峰のリーグと呼ばれるリーガエスパニョーラ。
そこには最高級のファンタスティックなサッカーが存在する。
かつては世界最強と言われたイタリアセリエA。
あくまでも勝ち点を追求するサッカーが存在する。

サッカーの母国であるイングランドのプレミアリーグ。
ここでは誇りを持ったプレーヤー達がボールを追いかけている。
技術的にはスペインの足元にも及ばない。
戦術的にはイタリアの方がはるかに高いレベルだろう。

しかし人間がボールを最も遠くに飛ばせる方法は蹴ること。
少しでも前に進み相手の侵攻を止めボールを奪う。
そして相手より多くゴールを決めて勝ちを得る。
サッカーの本質的なものが一番感じられるのがプレミアだ。

そんなことをまたもこの週末のフルアム×サザンプトン戦、
WBA×チェルシー戦を観ながら思ってしまった。

稲本属するフルアム戦の結果はスポーツニュースで少しだけ
伝えられたけど、本当にびっくりする結末だった。
GKが試合最後のCKとかに攻め上がってくることはあるけど、
あんなに決定的なチャンスを作ってしまうのは初めて見た。
イナ好きには残念な結果だったろうけど、僕的にはすごく
衝撃的な映像だった。
GKが視界に入った時、誰?違うチーム?観客?とか思って
しまったくらいだから、守るフルアムも棒立ちだよね。

で、翌日のWBA×チェルシー戦。
いつものように立ち上がりから相手にお付き合いサッカーを
展開してしまうチェルシー。ラニエリ監督は就任100試合め
のプレゼントとして普段は見せない343の攻撃的布陣を用いた。
でもグジョンセンがダメダメで機能せず(って言うか今まで
試合終盤に3トップにして成功した試しなし)、WBAは
調子悪いのそのままで全然見せ場もない試合だった。

ちなみに3トップはゾラ・グジョンセン・ハッセルバインク。
3バックはガラス・テリー・メルヒオット。
中盤はルソー・ランパード・モリス・スタニッチ。
ゾラとルソー、モリス以外は現代表メンバーですね。
テリーはまだイングランド若造チームだけど。

このチームでどんな試合を見せてくれるのかワクワクしてた。
が、前半はいつものチェルシーだったよ、まったく。。。
それでもセットプレーからスタニッチが押し込み先制。
後半にはゾラの芸術的なゴールで突き放すという理想的な展開。
なんとか実力差だけで勝ったって感じですかね。

そんなあんまり面白くない試合でも、プレミアリーグは
素晴らしいと思ってしまう僕はかなりイカれてるのかもしれない。
でもなんと言うか、試合のテンポや運び方が性にあっている。
イタリアの間延びした試合は我慢ならないし、スペインのは
華々しすぎる、僕には。

ぜひ、イングランドサッカーをみんなにも観てほしい。
でもそれはユナイテッドやアーセナルじゃないよ。
下位チームや一部リーグの方がより王道を感じられるよ。
チェルシーにヒデが来るかも。。。うれしいけど、変に人気が
上がってしまうのは嫌だな。試合たくさん見れるだろうからいいけど。


                                       



2003年03月15日(土) FC東京×横浜FM(ナビスコ杯)

観戦終わり帰宅して、ナビスコ杯の開催概要を始めて知った(笑)。
そうか、ホームアウェー方式で総当りのグループ予選なのか。。。と。

でもなぜAグループは対戦相手が前週と違うのにBグループは同じで、
CDグループは3チームしかないんだろう? そっか鹿島と清水か。
ACLは両方とももう負けて帰ってきちゃったんだよね(苦笑)。
日程的に両チームはかなり得をするんだな。不本意ながら。
それにしてもCDグループの1位のみ通過ってのは過酷だよな。
2位で通過できるのと1位のみってのは戦い方が全然違うからね。
引き分けを計算に入れていいのと負けられないってのは違うよな。
抽選会とかしたのかね? 覚えてないけど。。。
優勝賞金1億だし、その他の特典はないし、ねぇ。

さて、本題。

何はともあれナビスコ杯第2節。FC東京×横浜FM。
前回の対戦ではFC東京の攻撃サッカーは横浜FMの個人的技量に
よって封じられている。さて。。。

開始1分。横浜FMが最初のチャンスを生かし先制ゴール。
CKから佐藤の鮮やかなヘディングゴールだった。
FC東京としては出会い頭的な一発を浴びたという感じか。
両チームの戦力を比較すると、一方的な展開になってもおかしくない
時間帯にゴールが決まった。

しかし久保を怪我で欠く横浜FMはペースを握ることが出来ず、
ジャーンの同点ゴールを許してしまう。続いて14分には阿部の逆転
ゴール。試合開始直後は降っていた雨でスリッピーなピッチが、
乱戦を予感させる展開を演出していた。

が、その後は両チーム共に決定力に欠ける状況が続く。相変わらず
何をやりたいのかわからない横浜FMは単調な攻めが続き、
FC東京のパス回しはことごとく目の大きな網にひっかかってしまう。
開幕を1週間後に控えた選手達の身体は重く、疲れのピークか?
とすると、やはりナビスコはプレシーズンマッチなのか?

横浜FM。久保がいないと攻め手がないのか、前節で効いていた
マルキーニョスもボールにあまり絡めず、佐藤の突破力も中途半端な
生かし方で終わった。守備陣は堅固だが、雑なプレーもちらほら。
奥の献身的なプレーはいいけれど、周りが甘えてしまっているのかね?

FC東京。依然として決定力不足。やはりアマラオ次第なのか。
ジャーンとケリーの踏ん張りが目立ちすぎてしまうようではいけない。
石川の突破力の生かし方ももっとあると思うんだが。茂庭の軽率な
プレーはいかんね。土肥とアマラオが帰ってきたら。。。

で、試合は後半に横浜FMが同点に追いつき、結局ドロー。
共に決定力に欠け、って感じでした。コンディションも悪かったね。

さて僕のFC東京観戦時における90分勝ちはまたしても持ち越し。
記憶をたどってみると、一昨年の夏以降ないかな?
今年も観戦禁止令が出ないように頑張ってくださいな〜。


                                       




2003Jリーグヤマザキナビスコカップ/Bグループ 第2節

2003/03/15 13:03キックオフ 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場
【入場者数】10,329人【天候】雨のち曇 10.3℃ 62%
【主審】吉田 寿光【副審】石山 昇/竹内 元人

---------------------------------------------------------

FC東京  2  2 前半 1  2  横浜F・マリノス
        0 後半 1

        8 SH 14
        3 CK 7
       22 FK 22

-----------------------------------------------------------

【F東京】 GK 22 小沢 英明 【横浜FM】 GK 21 榎本 哲也
      DF 20 加地 亮        DF 4 波戸 康広
     DF 3 ジャーン        DF 22 中澤 佑二
     DF 2 茂庭 照幸       DF 3 松田 直樹
     DF 17 金沢 浄       DF 5 ドゥトラ
     MF 7 浅利 悟        MF 7 佐藤 由紀彦
     MF 16 宮沢 正史      MF 14 奥 大介
     MF 18 石川 直宏      MF 26 那須 大亮
     MF 19 ケリー        MF 8 遠藤 彰弘
     FW 13 戸田 光洋      FW 36 マルキーニョス
      FW 14 阿部 吉朗      FW 11 清水 範久

      GK 21 遠藤 大志      GK 16 佐藤 浩
     DF 8 藤山 竜仁       DF 15 三上 和良
     MF 34 梶山 陽平      MF 6 上野 良治
     MF 30 馬場 憂太      FW 19 安永 聡太郎
     FW 27 鈴木 規郎      FW 18 坂田 大輔
     監督 原 博実       監督 岡田 武史

-------------------------------------------------------------

【得点】 06' ジャーン    【得点】 01' 佐藤 由紀彦
     14' 阿部 吉朗       50' 遠藤 彰弘


【交代】 64' OUT 戸田 光洋 【交代】 61' OUT マルキーニョス
       IN 馬場 憂太       IN 安永 聡太郎
    78' OUT 浅利 悟      76' OUT 清水 範久
      IN 梶山 陽平       IN 坂田 大輔
    84' OUT 石川 直宏
      IN 鈴木 規郎

【警告】 17' ジャーン    【警告】 18' ドゥトラ
    81' 茂庭 照幸       36' 佐藤 由紀彦
                 48' 那須 大亮
                  58' 奥 大介



2003年03月08日(土) 横浜FM×FC東京(ナビスコ杯)

朝からフットサルして昼飯食って横浜国際へ。
観戦ハシゴよりも疲れたわ。寒かったし。
練習終わって(それもいつもよりハードな)
あの横浜国際の階段を7階まで上がるのはつらいね。
いかに身体に優しくないスタジアムか実感。

さてさて、トトゴールも買い忘れあんまり興味のなくなった
この日のナビスコ杯だけど、今年のJを占うには興味深い試合。
日本のインテルと化した横浜FMは機能するのか?
原監督の目指すサッカーはいつ開花するのかFC東京?

キックオフ直前の会場入りとなったため人の少ないゴール裏
上段に席を取り、とりあえず様子を伺う。日差しは暖かそう
だけど、寂しい(それでも等々力では十分な数だが)客入りの
ため吹き抜ける冷たい風が僕を襲ってきた。

試合開始直後、チームとしての仕上がり具合が如実に現れる。
約束事なんかない(後で聞いた話では放り込めとのことだが)
横浜FMに対し、ボールを持てば周りの3選手くらいが一斉に
動き出すFC東京。観ていて楽しいほどの散り方だった。

いつ先取点が入るのかなぁ(もちろんFC東京に)なんて思い
ながら数十分経過。でも入らない。決定力がない。いい形で
持ち込めるんだが、最後のフィニッシャーがいない。
いつも頼りになるアマラオはベンチにも入っていない。
石川がいい形を作るものの、ゴール前では最後に中沢と松田の
力に弾き飛ばされる。どうにも越えられない壁が存在していた。

戦力的には圧倒的な横浜FM。個々の実力で徐々にFC東京の
攻め手を狭くしていく。石川が消され、皮肉にも佐藤の反撃を
浴び始める。前半終了直前、茂庭の一瞬の隙を佐藤は逃さず、
マルキーニョスの先制ゴールを生み出した。

これで気落ちしたFC東京。前半には面白いようにつながっていた
中盤でのパス回しも精度を欠き、簡単に相手の網にひっかかる。
横浜FMは戦術を真ん中への放り込みに限定し(観ていて
全然面白くはないが)危険を冒さない戦術に。
という事は、試合事態が面白くなくなっていくことに。。。

FC東京の今年のスローガンは『90分間、攻撃サッカー』。
前半に見せた素晴らしい攻撃は、このチームの可能性を感じさせる。
決定力とそのサッカーを90分間続けられる体力はなかったけど。
サッカーってのは最後の1分でも気を抜いたら負けの競技。
89分じゃ全然意味がないよね。あのサッカーを90分続けられたら、
上位進出の可能性は大きいよね。

逆に横浜FM、選手層はJリーグナンバーワンと言っていいね。
岡田監督の話題性もあるし、歯車が噛み合えば怖い存在。
でもね、やっぱり寄せ集めの1年目は結果出しにくいと思うよ。
いくらJリーグがトーナメント形式だと言っても、逆に一度狂えば
終わりだからねぇ。。。過酷なリーグだこと。
延長戦なくなってよかったよかった。



                              






2003Jリーグヤマザキナビスコカップ/Bグループ 第1節

2003/03/08 15:01キックオフ 横浜国際総合競技場
【入場者数】17,115人【天候】晴 12.3℃ 31%
【主審】片山 義継【副審】小川 直仁/木島 栄

---------------------------------------------------------

横浜F・マリノス 1  1 前半 0  0 FC東京
            0 後半 0

           11 SH 10
            6 CK 2
           21 FK 18

---------------------------------------------------------

【横浜FM】 GK 21 榎本 哲也 【F東京】 GK 22 小沢 英明
     DF 4 波戸 康広       DF 20 加地 亮
     DF 22 中澤 佑二      DF 3 ジャーン
     DF 3 松田 直樹       DF 2 茂庭 照幸
     DF 5 ドゥトラ        DF 8 藤山 竜仁
     MF 7 佐藤 由紀彦       MF 18 石川 直宏
     MF 14 奥 大介       MF 7 浅利 悟
     MF 26 那須 大亮      MF 16 宮沢 正史
     MF 8 遠藤 彰弘       MF 19 ケリー
     FW 36 マルキーニョス     FW 13 戸田 光洋
     FW 9 久保 竜彦       FW 14 阿部 吉朗

      GK 16 佐藤 浩        GK 21 遠藤 大志
     DF 15 三上 和良      DF 6 小峯 隆幸
     MF 6 上野 良治       MF 10 三浦 文丈
     FW 19 安永 聡太郎     MF 33 呉 章銀
     FW 11 清水 範久      MF 34 梶山 陽平
     監督 岡田 武史       監督 原 博実

------------------------------------------------------------

【得点】 44' マルキーニョス 【得点】


【交代】 60' OUT 佐藤 由紀彦 【交代】 68' OUT 戸田 光洋
      IN 清水 範久         IN 呉 章銀
     76' OUT マルキーニョス    75' OUT 浅利 悟
      IN 上野 良治         IN 梶山 陽平
    85' OUT 久保 竜彦
      IN 安永 聡太郎

【警告】 70' 久保 竜彦 【警告】 45' ジャーン




2003年03月01日(土) ニューカッスル×チェルシー

最近テレビを点ければさかつくばっかりやってるんだけど、
今日は久しぶりにサッカー観戦してしまいました。
それも一般的なお昼のスーパーカップではなく、夜のプレミア、
ニューカッスル×チェルシー戦です。

5万2千人を超えるセントジェームスパーク。
声援はほとんどニューカッスルに送られていました。
でも僕はチェルシー好き。そんな中で勝つのは快感だな。
試合途中まではそんなこと考えながら観ていたけれど。

試合が動き出したのはハッセルバインクがOGを献上してから。
それまで噛み合わなかった両チームが見応えのある攻防を
繰り広げ始めたのだ。。。ある意味、それはニューカッスルペース。
彼にあんな身体能力がなければボールに触ることも自ゴールに
入れることもなかったのに。。。

チェルシーのサッカーはある意味リアクションサッカー。
強豪相手にはそれなりの対応で高質なサッカーを見せてくれる。
でも格下にはお付き合いしてしまいつまらないサッカーになる。
だから星勘定はいつもドローが増えて、ほどほどの順位になる。

そして今日は一番悪いパターン、力任せのサッカーをしてくる
相手でかつ調子がいいチーム、ニューカッスル。
ここはシアラーを中心にベラミー、スピードなどタレント揃いだけど、
実は体力勝負のサッカーを挑んでくる。前線からの積極的なプレスを
かける肉弾戦が得意なチーム。

チェルシーがそれにお付き合いしちゃったら、チャンピオンズリーグ
にも出場し戦闘意欲が高いニューカッスルに勝てる可能性は少なくなる。
はぐらかしながら試合を進めていきゾラの終盤ゴールなんかで勝てれば
最高のパターンなのに。。。結果は力負け。

自分達のパターンに持っていけたニューカッスルの調子のよさを
誉めるべきか。何年かぶりにチェルシーに勝ったらしいので。。。

それにしてもテレビ中継ある時のチェルシーは良くないよなぁ。。。


                              


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