オキノエラブから ヨロンを経由して 奄美大島へ。
重たい雲 激しく踊る風。
しばらく 小さなお家に 引きこもっていたい。
きょうは 猫の日だ。
おめでとう ニャア!
オキノエラブ 気に入った。
素朴でやさしい。
このところ めったやたらと 忙しかった きゅうきゅうの場所が ゆるまって 隙間ができた。
隙間では クジラが 泳げそうよ。
あまい蜜がぽとりと落ちて 地球にまあるく 広がって。
あたらしいことがはじまる予感。
人生は 思いがけない おもしろいことに つながってゆくのだから
素敵だな。
胃袋と腸の間あたりに たまっていたものを 思いきり吐きだした感覚。
カラダがヘトヘトだ。
虹をみた。
やたらくっきりして 海の上に おおきな扉が ひらいた。
今だ! いそげ!
手をつないで ぼくたちは走る。
扉が ゆっくりとしまる前に すべりこんだ 虹の門。
もう大丈夫。
酔っ払ったみたいに すべてがまるく 笑ってみえる。
すばらしい 満月の日。
新しい風 足元は岩場。
つながらない 電話。 つながる 闇夜。
サシバをよんだら 風をきって おりてきてくれた。
こっちをみてて。 道をつくるよ。
胸の真ん中に ピンクのおさかな。
守るために 身体をはっている感じのする 木曜日。
さかなが生きられる場所 生きられない場所。
どこにどれくらい わたしは居られるのか 行き当りばったり。
洞窟の中で ろうそくともして 秘密の話を しているみたい。
手のひらの真ん中に ピンクの花びら
2017年02月06日(月) |
これまでもこれからも |
あふれでる 喉の奥の 胸の真ん中から
あふれでる
あまりの勢いに すこしカラダが すりむける
ひどく 消耗している気もするが
あふれでるものが 強くあたたかいので
それにまかせて。
わたしは 口をあけて ぽっかりと たたずんでいるだけなのよ。
ただただ たたずみながら。
これまでも これからも すべてが よかったと おもえてる。
ここ数日 たくさんの人に会う。
出かけた先で 出会う事もあれば 突然の来客もあったり 久しぶりに電話で 声を聴いたり。
新しいものがたりの中で 新しく繋がったり 繋がり直しているような。
網の目の中で 力をもらえる。
みんな 少しずつ 変化してゆく。
あの 裏の山の
大きな岩が ゴロンとずれて 愛が流れだした。
2017年02月04日(土) |
緋寒桜が咲いているよ |
春の兆し。
カラダを管にして 世界を眺めたい。
虹がかかっているうちに ほら 走って 手をつないで 虹の向こうへ。
通りぬけろ。
鬼の面をつくる。
一般的な鬼は わたしは結構好きなので
本当に嫌な 嫌悪感を抱くような 鬼の面をつくる。
自分がこわいもの 嫌なもの そんなものを 想像しながら せっせと作った。
泣いてもいいよ もう無理しなくていいよ
って思った。
鬼はひょこひょこしていて 弱そうだった。
やっぱり 鬼はかわいいものなのかもしれない。
小さなおじいちゃんと 小さなおばあちゃんは
耳の穴から 目の裏に入って
あら ここ カフェ見たいね
と言いながら 眼球の窓から 外を見ている。
海の音が 遠くに聞こえる。
*
プライドは 持たない方が いいものだと思っていたけれど
大切なことには 小さなプライドを 持ってやろうと
はじめて思った。
頭のてっぺん 少し右側に 小さなお家が生えてきた。
白い壁赤い屋根 アーチの入った 広い窓 さぞ眺めがよかろう。
家はかわいいが 頭が斜めになると 住人に悪いので 頭を水平に 保たなければいけないのが 面倒臭い。
住んでいるのは 小さなおじいちゃんと 小さなおばあちゃん。
猫の鳴き声が時々聞こえるので 小さな猫もいるのだろう。
変に力が入って 肩もこる。
ふたりは 仲良く ラタトゥーユを 食べている。
美味しそうだけど 頭も重い。
どうにかならぬものか。
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