へそおもい

2006年09月29日(金) 惑星マルニンゲン

あしたはマルルルルーンの
惑星マルニンゲンのイベントです。

通天閣が窓からみえる
新世界フェスティバルゲート内の
ブリッジというライブハウスでやります。

明日は
ライブハウスというか
惑星です。
惑星マルニンゲンたちと
生きててよかったと
おもえる時間をつくりましょう。

マルニンゲンの食べ物もあります。

いやいや
そんなにこわがらないで。
大丈夫。
楽しいパーティーです。
マルニンゲンは
奥歯にチップうめたりは
しないといってます。

興味ある人
ひとりでも
ふらりと
いらしてくださいな。

「惑星マルニンゲン」
9月30日(土曜日)
新世界BRIDGE 0666340080
18:00開場 19:30開演
前売り¥2000当日¥2200
(ドリンク別¥300)



2006年09月26日(火) うみがいます

海をみた。

波が高くて
生きものだった。

犬の散歩のおやじさんが
ウコッケイの餌だという
ダイコンッパみたいな葉っぱを握っていて。

気がついたらそばで
一緒に海をみていた。

“秋の海はね力が強いんだあ。
 30センチで1トン!1トン!”

“1トンて想像できない力ですね”

“自然は妥協しないからなあー”
 (遠い目をするおやじさん)
 今日は波高いけど、
 油たらしたみたいにつるんって時もあるんだよ”

それから
野球をしている
孫の話しを少しして
また
しばらく海をみた。

たくさんの音が
いっぱい漂って
耳の中がゴオゴオなっていた。

わたしのできることを
まっすぐたのしく実践して
それが自然と
誰かのためになっていて
世の中に必要とされてる形。

それって幸せよなあ。
幸せってそういうことかもなあ。

おやじさんは
海は妥協しないっていうけれど
人間だってほんとうは
海と同じ形なんだろうな。

なにかの加減で
そうじゃないみたいに
みんな
思っているけれど。

ほんとうは
海と同じ形で
ほんとうは
みんなそれを知っていて
知らないふりして
ないてるんだろうな。

わたしは
旅の中で
とてもとても
大切なものをうけとったので
それに対する感謝の気持ちを
どうやったら
かえせるだろうかと
随分と悩んだんだ。

それで
わたしにできることは
わたしがまっすぐに楽しく
好きなことを実践していくしか
方法がないと
おもった。

わたしはよわっちいので
それをするのは
とってもタイヘンなんだけど
まあまあ一生かかっても
そう
あれたらいいなあ。

太陽がしっかりとあがったら
お腹がすいてきたので
宿に帰って
朝ごはんをたべた。

その旅から帰って
数日後
ふと仕事の最中に
わたしの中に
海がすみついていることに
気がついた。

わたしのカラダが
なみなみなみなみして
耳の中がゴオゴオいう。

課長と話をしていても
ランチセットのコーヒーを頼む時も
回数券を買う時も
ざざざざドインドイン
ゴオゴオひゅよーんと
なっている。

明日おきたら
塩水になっちゃってて
布団にしみこんじゃって
仕事にいけないかも。

だけど
ライブはちゃんとやるから。
塩水になっても
やるからね。

べたべたして
しょっぱいよ。



*今週末は惑星マルニンゲンですゼヒキテクダサイ*

惑星マルニンゲンは突如地球の少し右上の方に現れた惑星である。
その惑星が、この度調査をかねて地球にやってきたのだ。
そう、新世界BRIDGEに。

そして地球人を呼んでパーティーをしたいと言い出した。
調査をかねてだ。
でもどうやら、思いのほか地球が楽しい惑星だとわかって、
地球人を逆に歓迎したいと思ったらしい。

それで今回、惑星マルニンゲンと以前から交流の深かった、
我らが「ソラネコ」と「ヒトリトビオ」が交流のかけはしとなり
このイベントがおこなわれる事になったのである。

おそらく地球人のほとんどの人たちは、惑星マルニンゲンを
知らなかったことだろう。
だから、なお心して楽しみにきてほしい。

惑星マルニンゲンを
ミ ノ ガ ス ナ !

9月30日(土曜日)
新世界BRIDGE
18:00開場 19:30開演
前売り¥2000当日¥2200(ドリンク別¥300) 

出演 ソラネコ ヒトリトビオ

予約 お問い合わせ nah@du.hippy.jp


ヒトリトビオ
http://hitoritobio.oops.jp/index.html
ソラネコ
http://www.tanoshiya.com/soraneko/index.html
BRIDGE
http://www.beyond-innocence.org/



2006年09月22日(金) なんそなんそなんっそ

あきがきたのか
風がすずしい。

読んでいた本に
白隠禅師の『軟酥の法』という瞑想法が
かいてあったので試してみたら
とても気持ちがよくなった。

頭の上に
卵くらいの大きさの
軟酥(なんそ)がのっていて
それが体温でとけだして
カラダ中に広がる…という
イメージをするのだ。

その軟酥ってのは、
牛や羊の乳を煮詰めてその上澄みだけでつくった
クリームチーズのようなもので
非常に高価な貴重品だそうなのだ。

軟酥には、
仙人がくれた妙薬が混ぜてあり
色も美しく
えもいわれぬ香りを漂わせているという。

想像しただけで
とっても気持ちがよいでしょう。

こんなにおいしそうで
神秘的なものが
頭の上にのっていて
とろりとろり
とけているよ。

ずっとあたまに
軟酥があるよ。

軟酥頭で
きょうはねむるよ。

なんそ
おやすみ。



2006年09月16日(土) ぽつりぽつり

何年ぶりだろうか
この5人でご飯を食べたのは。

10年前は
まいにちまいにち
一緒にすごして。

長電話したり
うたったり
飲んだくれたり
紙粘土したり
真夜中のプールに
真っ裸でとびこんでみたり
御飯つくったり
テレビみたり
とことん議論したり。

ずいぶんと
たくさんのことを
一緒にしていたのになあ
なあ
なあ
なあ!

今は
みんなどこに
いっちゃってるんだろう。
どんな知らない
遠くの国に
いっちゃったんだろう。
とおもっていたけど
案外近くに
いたことが
わかりました。

最初は
ひさしぶりすぎて
なんとなく
照れくさいような
慣れないような
不思議な感じで。

でも
少ししたら
このタイミングで
このつっこみで
このぼけ加減に
このコメント…
というデジャヴの
連続で
ホント
みんなぜんぜん
顔も
かわってない。

会っている間は。

みんなで
御飯をたべて
笑って
少ししてから
ぽつりぽつり
ぽつり
それぞれの
場所へ
それぞれに
戻って行きました。

わたしは
誰かとビールを飲みたいな
と思ったのだけれど
なんとなく
あたたかい気持ちを
たどっていたら
お家に帰り着いてしまいました。

納豆が食べたくて
仕方なかったので
じゃがいもと
にんじんを
すりおろして
納豆をいれて
片栗粉でつないで
バターで焼いてみました。

そしたら
まあまあおいしい
へんなものができたよ。

へんなもの。

このへんなものを
誰かと一緒に
食べたいな
とおもいました。

そうおもいながら
ひとりで
ビールをのみました。

なきたい気持ちのうたを
うたいたくなりました。



2006年09月12日(火) ちょっぴりさま

ちょっぴりさま!

あなたは
どこにいるのですか。
どこにいるのですか。

いつもいつも
視野のはしっこに
ちょっぴりさまの気配を感じて
いそいでふりむくのだけど
もう
そこには
ちょっぴりさまは
いない。

今夜は
いま作っているアルバム
『ちょっぴりさま』の
マスタリングでした。

きょうもまた
ちょっぴりさまの
気配を感じたけど
つかまえることは
できませんでした。

エンジニアの岡田さんとギターの木村くん




わたしは
フランス語をまじめに勉強しながら
マスタリングをしきりました。




2006年09月11日(月) かえりたい

道路の真ん中で
弱った風な黒猫が
きょろきょろしていた。

駅から
たくさんの人が流れてきて
黒猫がみえないかのように
すたすたと歩いていく。

黒猫の動きが
なんとなく妙だったので
立ちどまって
黒猫をみていたら
たくさんの人が流れてきて
わたしがみえないかのように
すたすたと歩いていく。

猫はくねくねと
儀式のような動きをしていて
手足がとても細く
やわらかい金属のようにみえた。

この動きは
もしか
宇宙猫かもしれない。

ふと気がつくと
もうひとり
たちどまって
黒猫をみている
サラリーマンがいた。

たくさんの人が流れてきて
サラリーマンがみえないかのように
すたすたと歩いていく。

この人も
宇宙サラリーマンかもしれない。

しばらくしたら
黒猫は普通の黒猫のようになって
すたすたとコンビニの横を
曲がって行った。

わたしも
人の波にのっかって
駅のホームまで
流されて行った。

わたしは
カラダの中が
からっぽで
ヒモの先っちょにしばられて
ふわふわ浮かんでいるだけでした。

宇宙にかえりたいような
気がしました。



2006年09月06日(水) 雨ふって地かたまる

わたしはびっくりするくらい
はたらきものになりました。

洗濯モノたたむのとか
掃除するのとか
台布巾を洗ってしぼって干すとか
すごい手ぎわがいいです。

スペイン語だって
ペラペラの
イメージトレーニングです。

やればできるのです。

まだ1日だけど。

脇の下にピンポン球を挟むと
顔に汗かかないときいたので
今日は
ピンポン球の代わりに
脇の下に単1の電池を
はさんでお昼御飯をたべました。

職場に
もうひとり
顔に汗をかくと
困っている人がいたので
ふたりで
電池をはさんでいたら
ふたりとも
とっても上品でした。

御飯をたべるだけでなく
『遠くの穴あけパンチを手にとる』
とか
『箱をあける』
とか
やってみましたが
それも
とっても上品でした。

顔に汗をかかなくなって
上品にまでなってしまったら
こりゃ一石二鳥です。

みなさんもぜひ
やってみてください。



2006年09月05日(火) いつまでつづくかな

ひさしぶりに
長時間に渡るケンカをした。
もうぐったりだ。

よく考えたら
わたしは
負けず嫌いのおっさんみたい
だったのだった。

悔しいので
顔にはだせないが
心の中で
こっそりと反省して
わたしなりに
これからの目標をたててみた。

・はたらきものになること。
・なるたけ楽しいことしかしないこと。
・女性としての役割を少しぐらい意識すること。
・脇の下に力をいれること。

とりあえず
やってみるつもり。

最後の脇の下の目標は
ケンカとはあんまり関係なくて
顔にだけ汗をかきすぎるのを
やめたいので。

脇の下にピンポン玉をいれたり
帯をぎゅっとしめたり
とにかく脇に力をいれていたら
顔に汗をかかなくなるらしいので。

人間関係は
近いほどムズカシイ。
せつないなあ。

きっと
そこがうまくできたら
かなりの問題は
解けてくるんじゃないかなあ。

がんばる。
おやすみ。


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はたさとみ [MAIL]

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