へそおもい

2005年10月29日(土) 穴の底

やることがたくさんあって
忙しくなっていると
生活の中に穴ができてくる。

真っ暗なあなが
ところどころに。

そうして
油断したとたんに
穴におっこちる。

昨夜もついついうっかり
穴におっこちてしまった。

穴の底は
人気がないので
最初は
さみしくてさみしくて
吐きそうになる。

吐いて吐いて
食べ物も内臓もぜんぶ吐いて
肉も皮膚もぜんぶ吐いて
最後は唇と歯をはいて
プチッと
消えてしまいそうになる。

だけど
しばらくして慣れてくると
今度は
真っ暗けの中の自由さに
わくわくしてくる。

穴の底の小さな種になって
きゅっと縮んで
ぐっとのびる。

ぐんぐんのびて
ぐんぐんのびて
やっと穴から顔をだして
やっとやっと
自分の生活に戻れるのだ。

そうだった
どこにいたって
だれといたって
なにをしていたって
ずっとひとりであって
それはとっても
当たり前のことなのだった。




*ありがとう*

先日のコモンカフェにきてくださったみなさま。
どうもありがとうございます。

はたさとみソロプロジェクト
ぐんぐんがんばってみようかなあという気分に
なってきました。

これからも
ソラネコはじめいろいろおもしろいこと
やっていこうと思っておりますんで
どうぞよろしくおねがいします☆





2005年10月26日(水) 境界線上にいる

仕事と音楽が
わたしの中で
ギシギシとせめぎあっている。

そして
夜中には目がさめて
死のことを考える。

とても怖いのだけれど
どんな死に方でも
死ぬ瞬間は
天国のイメージがやってきて
とても気持ちよいそうだ。

ちょんすけも相棒も
仕事の同僚も
電車でとなりになった人も
コンビニの店員も
父も母もわたしも
みんなみんな
必ず平等に死ぬのだよな
とおもう。

なんか不思議だ。

夜のスタジオの後は
4日目のキムチ鍋を食べながら
カレーのうたをうたう。

キムチ鍋は2日目が一番
おいしいな。




*せんでんせんでん*

明日ははたさとみソロライブです。

ソロでゆっくりたっぷりは
なかなかないのではないかなあ。
秋の夜長御一緒しましょう。

気がむいたら
いやいや
むいてなくても
ふらりと遊びにきてみてくださいな。

■10/27(木)大阪 中崎町 CommonCafe[コモンカフェ]
[大阪市北区中崎西1-1-6 吉村ビルB1F]
(地下鉄谷町線中崎町駅4番出口上がる徒歩1分、梅田から徒歩10分)
Tel 06-6371-1800
with 飯浜ゆきこ/中村ゆきまさ
19:15OPEN 20:00START 
前売¥1500 当日¥1800+1ドリンク

☆チケットの予約はオレペコ企画まで
メール orepeko@nyc.odn.ne.jpまたは
TEL 06-6371-0305にて受付。
お店のほうでは、予約できません。



2005年10月25日(火) ウタヂカラ

大好きな
ジョアンナ・ニューサムを観に
アンデパンダンへ。

ハープ弾き語り、
とても格好よかった。
彼女から発散されている空気を
まるのみしたかった。

ライブ前にトイレにいったら
赤ワンピのジョアンナが手を洗っていて
不意をつかれて
『ひょおー』みたいな声をだしてしまった。

すると彼女は
『Hi!』と愛らしい笑顔で
トイレからでていった。

トイレはふたつあって
どちらに入ってたのかなあ…などと
おもいながら片方を選んで入ると
便座がほんのりあたたかい。

ほおほお
これは
ジョアンナのぬくもりか。


最近どうも
自分の中に
おっさんがいる。



2005年10月23日(日) すきっ腹に酒

二日酔いで
ふとんに転がっているのも
苦しい朝だった。

頭の中に
泣きっ面に蜂
すきっ腹に酒
泣きっ面に蜂
すきっ腹に酒
………
という言葉が呪文のように
くり返されて
どうしようもなくなったので
ふとんから這い出て
味噌汁を作って食べた。

包丁をもつ気力などなく
冷凍の里芋だけが入った
味噌の汁。

そしたら身体が少し
回復に向かったようで
夕方までぐっすり眠った。

夜はスタジオで
曲作りと練習。

飲んでうたって
飲んでうたっての
日々である。





*音楽のことなどなど*

昨日のライブ来て下さったみなさま
どうもありがとうございました。

楽しいイベントでしたね。
あたたかい楽しい感じが
ハードレイン中にただよっていて
とてもいい時間でした。
そしてたくさんビールを飲みました。

さてさて、
今度ははたさとみソロのライブです。

平日ですが8時スタートとゆっくりなので
仕事の後でもふらりと来れます。
ぜひぜひいらしてくださいな。

■10/27(木)大阪 中崎町 CommonCafe[コモンカフェ]
[大阪市北区中崎西1-1-6 吉村ビルB1F]
(地下鉄谷町線中崎町駅4番出口上がる徒歩1分、梅田から徒歩10分)
Tel 06-6371-1800
with 飯浜ゆきこ/中村ゆきまさ
19:15OPEN 20:00START 
前売¥1500 当日¥1800+1ドリンク

☆チケットの予約はオレペコ企画まで
メール orepeko@nyc.odn.ne.jpまたは
TEL 06-6371-0305にて受付。
お店のほうでは、予約できません。



2005年10月21日(金) 虫だらけの栗ごはん




山に住むともだちから
秋の野菜がおくられてきた。

その中に
みごとな栗があったので
栗御飯をつくらねば!とおもいたち
今日は
真夜中に栗をむく女になった。

渋皮がむきにくくて
深爪したり
ころころの虫が
10匹くらいでてきたりした。

虫は眠っていたようで
かわいそうだった。
でも
栗の皮で拘束したりして
ちょっとサディスティック。

そういえば最近
サディスティックな夢をみる。

ちいさな愛らしいロボットを
ひどく虐待する夢とか。
天使のようなかわいいおばあちゃんに
くさったものを食べさせる夢とか。

罪悪感のいやな感じと
子どもの頃のような
残酷な心地よい感じ。

そんなことをおもいつつ
赤ワインを飲みながら
栗むき作業をしていたので
酔っぱらってきて
楽しくて
幸せになった。

栗御飯は今さっき炊きあがって
食べたらとてもおいしくて
自分を天才だとおもった。

ああ
わたしって
栗御飯の天才!

そしてこれから
お風呂場で明日のライブのための
SEを録音します。

メンバーにOKがでるかわからないけど
大丈夫だったら
明日のライブで流すので
ききにきてね。

…なんてさりげなく宣伝。

明日のライブはとても
楽しい予感がします。
だからぜひぜひきてね。
(詳細は下の方)

最近
ブレのない人生をおくりたいとおもう。
いやなことや
したくないことは
しない人生。

自分とやっていることが
一致している人生。

わたしはブレに弱いみたいなので
ブレるくらいなら
それはやめてしまえ!とおもう。

仕事してても
うたっていても
酒をのんでいても
ブレのない人生を
おくれるくらい
強くしなやかになりたいとおもう。

あー
きょうは
ちょっと酔っているみたい。



栗の虫たち。


■10/22 梅田 ハードレイン 06-6363-5557
with 薄花葉っぱ/ヒトリトビオ/“SOU”Architecture
前売り¥1800/当日¥2000
18:30open/19:00start

我々ソラネコの出番は最後らしい。
仕事で遅くなってもまにあうかもよ☆



2005年10月19日(水) 幸福になるメキシコ

水木しげるさん&大泉実成氏の
“幸福になるメキシコ”を読んでいる。

メキシコ熱に
ますます拍車がかかるとともに
水木しげるさんが
とても格好よいとおもう。
惚れる。

わたしが小学生の頃は
毎晩眠る前の妄想のヒーローは
明石家さんまと鬼太郎だった。

悪者に捕えられて
学校の地下を逃げまどっていると
ある夜は、
明石家さんまが助けてくれる。
またある夜は、
鬼太郎と友だちで
ふたりで協力して脱出する。
妄想の中では
鬼太郎とは
同年代の異性を意識しあうような
ちょっとドキドキする仲だった。
(ああ書いてしまった。恥ずかしいなあ。)

明石家さんまは現実の人なので
私の中ではもう今は
現実の芸能人になってしまったが、
鬼太郎は
今でも妄想の中の友だちの感じだ。

鬼太郎の下駄とか
鬼太郎の髪の毛とか
想像すると
初恋のような
なつかしい甘酸っぱい感じがする。

鬼太郎だけでなく
猫娘とかこなきじじいも
本当にいるような感覚だった。

小学校の旧校舎に
砂かけばばあが現れるという噂が
たったりした時もあったが
その光景をリアルに想像できた。

愛らしくてちょっと恐い
妖怪の世界が
毎日の生活と平行して
どこかにあるような
そんな感じがあった。

そして
今でもその感覚はある。

それだけ
わたしの細胞の中にすりこまれた
鬼太郎の生みの親が
水木しげるさんなのだ。

それをしみじみと実感する。
とても格好よく生きている人だ。

人生で一度でもいいから
実際にお会いしたい人のひとりである。

そして来年は絶対
メキシコに行くぞ。



2005年10月18日(火) ふとんの世界はいつでも心地よい

最近家にいる時間が少なくて
食事もほとんどが外食なので
いろいろな物事がガタついてきた。

洗濯したものとしてないものが
混じっているし
大切な書類と捨ててもいいチラシが
混じっているし
ビンや缶のゴミの日を2回も逃して
台所はいっぱいだし
ちょんすけのエサの殻が
足の裏にくっつくし。

片付けられるところから
片付けようとはじめたら
無性にダイコンが食べたくなったので
鶏とダイコンを炊いた。

今さっき炊きあがって
食べてみたら
鶏が冷凍庫の味で
ダイコンは古かったのでカスカス。

なんとなく
しょんぼりしたので
きょうはなにもしないで
早くふとんの世界にいってしまおう。

おやすみ。






2005年10月17日(月) 黒のこと

色彩心理とか風水とか
色について詳しい友だちがいる。

彼女に
黒は“秘密を守る”意味合いがあって
黒を着ると他者との距離ができる、
とかいう話をきいた。

そういう話を聴いてしまうと
いろいろと気になってくる。

ライブで黒い服を着る場合と
黒を着ない場合では
お客さんとの距離がかわるのか。

仕事で黒をきたら
仕事仲間と連携をとりにくいのか。

黒を着てると友だち減るかも…。

黒の服はよく着ていたのだが
気になりだしたら
服を迷うようになってしまった。

こまった。

気にしないようにしても
黒をきていたら
なんとなく気持ち悪い。

しかし
ちょんすけと遊んでいた時
ひらめいた。

ちょんすけなんてしっぽは真っ黒。
ずっと黒の服をきているようなものだ。
それでも楽しそうにやっている。

良く山里にでてくる熊だって常に黒だし
人間の髪の毛とか黒だし
結婚式場のスタッフの人とか
劇団の裏方も
関根勉さんだって昔は黒だったし
黒だって大丈夫かもしれない。

支離滅裂だけど
なんとなく
そうおもったら
楽になってきた。

ちょんすけさん
ありがとう。

だけどさ
毛が黒いっていうのは
大切な部分の秘密を守るっていうのに
しっくりくるよなあ。
(あ、それは日本人だからか。)



2005年10月16日(日) どうぶつビスケット

昨夜は笑いすぎて泣けた夜だった。
ホルモン鉄道の夜。

どこか知らない海辺の小さな町で
ちいさな民家から
宇宙人がでてきて
腹の笑い筋を攻撃されたみたいだった。

こんな夜をすごせるなんて
かみさまありがとうございます。
きてくださったみなさま
ありがとうございます。

そしてそして
きょうもまた京都で飲む。

ビールや日本酒が微笑んでいて
人生が幸せだった。

帰りの電車では
動物クッキーごときで
かなりもりあがった。

動物クッキーってなんて
おもしろいのだろうか。

ただの犬。



これ何?何?



これも何?



これは何の破片だろうか?
この片割れは袋にはいっていないのだ。



わけわかんねえ。

そんなこんなのうちに
駅に到着してしまう。

動物ビスケットは46種類あるらしく
難しい英語ばかり。
こんなすばらしビスケットに出会えるなんて
人生すてたもんではないです。



2005年10月14日(金) 金曜日はほよほよ

バナナジュースをのんで
ちょんすけと遊んで
ちょんすけは最近活発で
ギュウギュウ電車で本を読んで
うたのお仕事をして
電車で本をよんで
パンを買って急いで食べて
ふと見上げた空が秋の空で
なんとなく感傷的になって
出勤して仕事して
お好み焼きとビールを平らげて
髪をきりに行って
電車で本をよんで
ほよほよと帰ってきた。

きょうは
髪をきれてよかった。
本もなかなか面白い。
パンはイマイチで
お好み焼きはおいしかった。

自分の生活でおこる
すべてのことを
大切にしたいとおもう。
それができる容量を
もっていたいとおもう。

この頃
毎晩祈っている。


*宣伝*
あしたは
京都のわからん屋でライブをします。
みなさんお誘い合わせの上
あそびにきてくださいな。



2005年10月13日(木) メエメエひつじのチーズの日

さあ、時間をつくって
曲をつくろうか!
と思う時ほど
なにもつくれない。

忙しくて余裕がなくて
頭がピリピリスカっとしている時ほど
仕事帰りの道すがらで
鼻歌から曲ができたりする。

それで
なんとなく気分がよくなって
いつものビールと御飯のあとに
ワインを飲みたくなってしまう。

ちょうどイタリア土産の
ひつじちゃんのチーズが
あるのだ。

もしも相棒が
酒飲みだったら
飲もうか!
飲もうよ!
とアイコンタクトで決定して
クラッカー代わりの薄切りパンと
ブロッコリーとトマトの
オリーブオイルのサラダを用意して
それでそれで
赤ワインとチーズで
うーん!幸せなのに!
と妄想が広がる。

多分わたしの生活は
相棒が酒のみではないことで
支えられているとおもう。

が、しかし、
今日はいつもと違い
相棒はふざけて
酒のみのフリをしてしまったばかりに
わたしも調子にのって
赤ワインのボトルをあける事になってしまった。

もちろん
相棒は酒のみのフリなので
トマトジュースだ。

そういう訳で
わたしは
メエメエひつじのチーズと
オリーブオイルとトマトで
赤ワインで
幸せだ。

そして、また
「チマタノウワサ」が一曲できたよ。

窓をあけたら
金木犀の匂いがホントにいいねえ。

昔はトイレの匂いだとおもっていたけど
今は窓から
ガブガブと
日本中の金木犀の空気を
飲み干したくなってしまうよ。



2005年10月12日(水) 流れの中でちょっとだけたちどまる

不思議な人によく会う。

ピリピリとテレパシーを感じる人とか
人間の心の声を読める人とか
毎晩UFOみたいなのが
部屋にやってくる人とか。

わたしは
ぜんぜんそういう体験がないのだけれど
その人にとっては
それは真実なのだろうとおもう。

世の中には
知らない事がたくさんあるから
おもしろいなあ。

最近のわたしは
仕事とバンドと音楽のお仕事と
御飯とビールとちょんすけと
イモオとイモミとメキシコの世界にいて
いろいろなレベルを
いったりきたりしている。

相棒はベッドの上で
ずーっとずーっと
曲を作ってばかりいる。

それをとりまく
夜の空気は金木犀。

この季節が一番好きだ。



2005年10月11日(火) ライブにきてください

本日のわたしは
ソラネコライブの宣伝をするためだけに
地球にやってきた
スーパーSSS星人です。
ちなみにSSSというのは
ソラネコ催眠宣伝の頭文字の略です。

10/15京都でのライブに
どうかどうかきてください。

仕事だとか
受験勉強だとか
デートだとか
ゆっくりやすみたいとか
そんなこといってないで
15日のライブにきてください。

迷っている人は
取りあえず
まず焼酎のお湯割りを用意して下さい。
酒が飲めない人はホットコーヒーを。

そして
お湯割り又はコーヒーを目の前において
両腕を頭の上にかかげて
手首から上で波を描くように
左右交互にふって下さい。

その時のイメージは
お湯割り又はコーヒーの中に
宇宙のソラネコエキスが
人生バラ色エキスとともに
キラキラと混入されるような感じで。

その後
立ち上がって
手はそのままの動き
腰はくねくね
若干お尻をうしろにつきだして
両膝をおもいきりがに股にひらいて
部屋を5周してください。

その時
ほへほへポッポ−
ぴょんぴょかぴょんキュン!
とリズミカルに呟くこと。

そしてお湯割り叉はコーヒーを
おもむろに一気飲みします。
飲む時のフォームは
自分が人生で一番美しい時の感じで。

さて
飲み終わったら
大きく息を吐いて
15日の夜に京都のわからん屋にいくための
計画をたててみてください。

ほうら
わくわくしてきませんか?
人生にバラ色の光がさしてきましたか。
バラ色でクルクルお花がまわっていますか。

もし以上の儀式が面倒くさい場合は
全部省略してもかまいません。

とにかくその後に
コチラ(neko2@hera.eonet.ne.jp)に
ライブの予約メールをしてください。

お名前と人数をいっていただければ
当日受け付けにて前売りチケットを
お取り置きさせていただきます。

それでは15日に
お会いしましょう。

ライブの詳細は以下に。

御予約おまちしています☆

■10月15日(土)
ホルモン鉄道2005【石川浩司(うた・ギター・なりもの)大谷氏(うた・ギター) 
         とっちゃん(キーボード)】
ソラネコ【はたさとみ(うた・ウクレレ)木村健(ギター)かじいまこと(ギター・
ベース)のむらひろし(パーカッション)もりねー(リコーダーetc)】

京都 西木屋町 わからん屋
[京都市中京区西木屋町六角北西角シャイン会館3F]
(阪急電車河原町駅より木屋町通り北上、徒歩7分)
TEL075−213−1137
18:30OPEN 19:00START 
前売¥2500 当日¥2800+1ドリンク

石川浩司HP http://members.at.infoseek.co.jp/ukyup/index.html
大谷氏HP http://www.ne.jp/asahi/chika/on/otani.htm
ソラネコHP http://www.tanoshiya.com/soraneko/ 
わからん屋HP http://www.baumkuchen.net/~ue/wakaran/index.html



2005年10月10日(月) 祝 体育

体育の日だというのに
ぜんぜん運動しなかったので
申し訳ないような気がしてしまい、
夜はひとりで
体育を祝った。

なんとなく
日本の国旗のイメージで
つみれと里いもの入った
まるいもの汁をのみつつ
「体育の日おめでとう!」と
ひとり乾杯をした。

いやあめでたい。
そして
ゆずこしょうがうまい季節に
なってきたものだ。

明日からも精進して
体を育てます。



2005年10月09日(日) レジャー週末

琵琶湖にいって
美味しいものを食べたり
卓球をしたり
テニスをする人もいたり
ビールもほどほどに飲んだり
早起きして散歩したり

“これが正しいレジャーだ!”
と正々堂々とレジャー自慢できるような
レジャーの週末であった。

駅から琵琶湖まで乗った
タクシーの運ちゃんが
「琵琶湖大橋の長さは?」とか
「琵琶湖の大きさは滋賀県の何分の1でしょう?」
という質問をしてきたので
ぽんぽん答えたら正解で
ひとつ正解する度に
「当たり!すごい!御褒美!」と
レモン飴を1粒ずつもらった。

2日前に
滋賀出身の人と飲んで
琵琶湖話をした甲斐があった。

あと
念願のソファーがやってきて
やっとテレビを真直ぐに見れるようになった。
これまではテレビを見上げていたので
首が痛くなっていたのだ。

これで忙しい10月も
のりきれそうだ。


※滋賀クイズの答えは「1キロ」と「6分の1」でした。



2005年10月06日(木) さむさむ花火

毎年恒例さむさむ花火の
季節がやってきた。

さむさむ花火とは
夏のうちに買い込んでおいた花火を
季節外れのさむさむ時期に
さむいさむいといいながら
冷たい風にふかれてやるのだ。

今回の会場は鴨川。
仕事の後にともだちと
待ち合わせ。

ビールと八つ橋と花火。
格好はもちろん
さむさむ度をアップさせるために
一枚ぬいでタンクトップ。

ビールのみのみ
タンクトップで花火をする
女ふたり。

今年は
花火の種類も豊富で
おもしろい。

楽しいね
来年もやろうね
毎年やろうね
いくつまでできるかな
腕にしみとか皺とかできても
やっとるんやろねえ
なんて
話をしているうちに
うれしいような
せつないような
しあわせのような
不思議な気持ちになった。

終わりかけに
20歳の学生さん3人が
「寒いのにタンクトップで花火って
 いいっすねえ」
とやってきて
5人で線香花火をした。

線香花火の玉は
じりじりぽとんと
すぐに落ちてしまったけど
なかなか
いい夜だった。




2005年10月05日(水) 夢のこと

夢に救われることがある。
あの眠る時にみる夢の方。

これまでも
例えば
精神的に疲れていて
そこからぬけだす術もみつからず
八方ふさがりで
ギリギリの最高潮のとき
きまってリアルな夢をみた。

それは
現実の世界とは
全く関係がないのだけれど
起きた時には
憑きものがおちたように
すっきりとしていて
確実に
これは夢のおかげだと
感じるのだ。

それは
夢分析とかそういう
レベルではなく
もっと根本的な夢の力が
作用しているような感じがするのだ。

ただ単に
林の中を散歩する夢だったり
旅行会社のかつらおじさんと
おしゃべりする夢だったり。

なんでもない夢なのに
起きた時には
世界がまったく変っている。

古代の人々は
夢を神聖なものとして
扱っていたときく。

わたしも
こういう夢を自分にみせてくれる
なにか神聖な力が
どこかにあるようにおもう。

日常からはちょっとみえにくい所だけど
日常の近くに平行して存在しているどこか。

そうおもっているだけで
なんとなく気楽になるので
ありがたいよなあ。



2005年10月04日(火) さよなら喫茶10番

大阪駅構内の9番線と10番線の間に
“喫茶10番”とかいう
あやし気な飲み屋があったのだ。

今日は仕事が遅くなり
意志なくふらふらとしているうちに
阪神百貨店にすいこまれ
あれよあれよ
70パーセント引きじゃねえかよ!
これ買っとかないと損じゃん!
ほほお!安いわ安いわ黄色い値札ラブラブ!
という感じで
いつはくのやら謎の
真っ赤なブーツ他
いろいろ
買ってしまった。

阪神タイガースの紙袋が
なんだかお祭りに参加した証拠みたいで
ちょっとワクワクする。

そして
大阪駅改札内にはいって
どこかでビールを飲まなければ
電車にのれないモードになってしまい、
以前から気になっていた
喫茶10線をさがしたのだが。

どこにもないのだ。

あの入りにくいくらいに
古びた看板、
レトロな形の椅子が並ぶ店内。

今大阪駅は大規模な改装工事の
真っ最中で
突然雰囲気が変っていたりする。
その改装の波にもまれて
消えていったお店のひとつになってしまったのか
喫茶10番よ。

仕方なく
2番目に古い居酒屋で
生ビールセット
串カツと冷奴付き800円を
いただいた。

大阪駅が
変っていくのは
淋しい。

喫茶10番の他には特に
11番線の古びた旅にでる雰囲気が
大好きなので
11番線の改装に着手しようものなら
わたしは本格的に怒りだしそう。

あの
にせサンダーバードの
わざとらしい壁を愛しているので。


ほのかな怒りの炎を宿しながら
いちにちのしめくくりは
やはり南風。

タチウオさんや
世界のお酒や
おもしろい人たちが
集まる場所。

好きな場所は
味わいつくしておかないと
その時の自分がその場所にいけるのは
もう二度とないのだからなあ
とおもうのだ。

きょうも
ビールはうめかったよ。



2005年10月02日(日) 録音と練習

たのしかった。

ずっとこんなんしてられたら
幸せなのになあとおもう。

わたしがバンドを好きなのは
日常離れした世界に
行けるから。

太鼓たたいている人
ベース弾いてる人
ギター弾いてる人
アコーディオンならしてる人
みんなと一緒に
ちょっと離れたところに
行けるから。

仕事のことで
頭の中が
きゅうきゅうなっている時に
うたをうたったら
全然違う場所にきてしまっていて
吃驚した。

頭の中がきゅうきゅうしていたなんて
ここにきてみないとわからなかった。

音楽をする場所がなかったら
わたしはどうなっていたかな。

きゅうきゅうのまま
お酒とともにバクハツしていたのかな。

溺れる場所がないと
バランスがとれないような
あやういところが
自分にはあるような気がする。

大人になったら
器用にできるようになるかなあ
とずっとおもってきたけれど
今の所ぜんぜんかわらないし
これからもかわらなそうだし
でも、まあ
たのしいからいいのでしょう。


*お知らせ*

現在ソラネコは
新曲入りのCD-R作成中。
楽しく録音しています。

10/15京都のわからん屋の
ライブでお配りする予定です。

その日は、
石川浩司さんと大谷さんのユニット
“ホルモン鉄道2005”とご一緒します。

たのしみでしかたがありません。

京都では久しぶりのライブだし
みなさんぜひいらしてね。



2005年10月01日(土) 修行中

ここ最近
怒り馬のように走っていたので
なかなか
へそおもいまで辿り着かなかったのだ。

週末にはいったので
馬も気が抜けて
きょうはパッカパッカと
のんびり歩いている。

というより
歩くのもやめて
ごろ寝しながら漫画(のだめカンタービレとハチクロ)読んで
アニメ(エヴァンゲリオンケーブルでやり始めた)みて
DMを印刷しかけたらインクがなかったのでやめて
御飯は4時間おきに食べて
畳と一体化してしているよ。
ヒヒーン。

10月はライブがいっぱいだし
仕事もたくさんだし
わたしの修行期突入なのだ。

仕事がうまくいっていなかったり
自信がなかったりすると
それは音楽にも影響してしまうので
良いライブをするために
よい仕事をしようとおもう。

ひとりの人間がやっていることは
ぜんぶ繋がっているので
できる限り自分のエネルギーを
たっぷりに保っておかないと
いけないなあ…とおもう。

ところで
最近のわたしの欲しいものは
1 気持ちのよいソファー
2 ちょんすけが寝る時にかける遮光布(オシャレなやつ)
3 昔ながらの骨董ちゃぶ台
4 大きめのジョウロ
5 メキシコにいくお金

ああ
がんばろう。


 < pre  index  next >


はたさとみ [MAIL]

My追加