へそおもい

2004年08月29日(日) みどりとあおの旅でした

現実にもどってきてしまった。

とても心地よく不思議な
オキナワのタビでした。

春先にあった
仕事がらみの飲み会から
こんな旅をすることになるとは。
お酒というものは
素敵な御縁をつれてくるものです。




台風のせいで
島にはわたれなかったのだけれど
そのかわりに
不思議なものにさそわれて
さとうきび畑で
迷子になったりしました。

うみはきれいだったし、
毎晩4時まで泡盛をのみました。
シャーマンにも会ったし、
たくさんの木をみました。
二日酔いにならないという
ウコン粒もゲットしたし、
しまらっきょうもうまかった。




いろいろ
かきたいことが
あふれそうなのだけれど、
あまりにも
ねむいので
ねむります。

旅の間はあんなに元気だったのに。
現実にもどると
どろんどろんにねむい。

おやすみ。



2004年08月26日(木) タビ

あしたからオキナワ。

やさしい台風で
ありますように。

島に渡って
戻ってこれますように。

明日
はやおきなのに
コーフンして
ねむれない。

いくつになっても
おなじ。



2004年08月25日(水) 土をさわる

信楽高原鉄道にのりたかったので
早起きをして信楽にいった。

土をさわって
カップを二つと
皿をひとつ作った。

あまり商売気のない
ちいさな窯元で
教えてくれた陶芸師さんが
珈琲をいれてくれた。

土にさわるのは
とてもきもちがよかった。

帰りに京都によって
水木しげる展をみた。

水木しげるは
暗いことや無気味なことも
かわいおもしろく
とらえる人だとおもった。
カラカラとしていて
きもちがよい。

小学生の頃、
ゲゲゲの鬼太郎と明石家さんまが
私の眠る前の妄想タイムの
アイドルだったことを
おもいだした。

夜には
相棒が金縛りにあっていて
うんうんうなっていた。
よく金縛りにあう人だ。



2004年08月23日(月) 珈琲がうまかった

きのうは
森ノ宮のイベントで数曲うたった。
イベントにでるのもひさしぶりで、
メンバーともゆっくりできたのが
うれしかった。

ベースのかじいくんが
枚方でゲットしたという
パチもんチェブTシャツをきていたのが
心をくすぐった。

リハと本番の間にはいった
珈琲屋の珈琲がうまかった。

テーブルの上の花瓶ガラスの色もよかった。
青緑色の分厚い空気の玉がいっぱいはいったガラス。
小さなミルク入れのカタチもよかった。
銀色のミニチュアの優勝カップみたいで
すれすれにミルクがはいっていた。

どこかでお茶の楽しみ方という文章を
よんだばかりだった。

“お茶を飲む時は完全に今という時に
 目覚めていなければならない”

“過去とか将来のことを考えていたりすると
 一杯のお茶を楽しむどころか
 気がついたらお茶がなくなっている”

というかんじの文章。
うろおぼえなのだけれど。

ほんとうにそうおもう。
いつもかも
その時その場にキモチを開いて
じっくりと味わっていけたら
人生後悔しないだろうなあ…とおもう。

そこのお店の珈琲は
もったいなくて少しずつのんだ。
めったやたらとうまかった。

夜は相棒と
曲をつくった。
なかなかうまくいかなくて
ねむくなった。

でも
よいいちにち。



※お茶ののみ方の文章のでどころを発見!

故郷金沢のメロメロポッチという店の
フリーペーパー“メロウ横町”だった。
編集している幼馴染みが毎月おくってきてくれるのだ。
正確には「一服のお茶の楽しみ方」だった。

あと、もうおわっちゃったけど、
メロメロポッチで上映会していた
ジーコ内山監督「魂のアソコ」という映画がみたかった。
漫画家山田花子の原作で鳥肌実さんとかがでているの。
「舵芽衣子による女囚サソリショーつき」とかいてあって
あやしさに心ひかれる。

関西ではもうやらないのだろうか。

メロウ横町いつもありがとう。



2004年08月21日(土) 絵をかいた

自分の部屋を
うみのみえる部屋にしようとおもいたち、
うみのみえる絵をかいた。

ゴミ捨て場からひろってきた
戸棚のトビラと
ベニヤ板に。

ひさしぶりに
ぐいぐい集中した。

このまま
どこかとおくに
とんでいってしまいそう。

わたしはときどき
ひとりぼっちで
強烈に淋しい
悲劇のヒロイン系の気分に
おちいることがある。

人間はだれもがみんな
ひとりぽっちりというのは
あたりまえのことなのだが。

でも
きょうは、
なにかが守ってくれているような
気配がした。

最近
秋のように
虫がないているね。



2004年08月19日(木) ふしめふしめふしめ

きのうは、大丸ミュージアムまで
「作家からの贈り物展」をみにいった。

いろんなアーティストが
自分の子どもや家族のために作った
おもちゃとか絵本とかプライベートな作品が
展示されているのだ。

キモチがきゅーっとなるモノがいっぱいあって、
その感覚がひさしぶりで、
心からきてよかったとおもった。

そう。
わたしがモノをつくるときには、
誰か愛する人のためにつくりたい。
そうおもった。

不特定多数の誰かとか
自分のためとか
そういうのではなくて。

愛する人や大好きなものへの
いとおしいキモチをいっぱいに感じながら
モノをつくりたい。
いつもなにかに対して
いとおしいキモチをもちつづけていたい。

結局は自分のためなのかもしれないけれど。

大袈裟にいってしまうと、
ここ最近
創作活動をはじめとして
人生のスランプだったので、
この展覧会にいったのがきっかけで
その答えがすこしぼんやりみえてきたような
そんな気がしたのでした。

出会いとかタイミングとか
人生うまくできている。

まあ
それよりもなによりも、
現在突発的仕事にみまわれ、
かなりキモチがあせっておるのです。
現実逃避し続けている状態も
そろそろ限界です。

相棒がテレビをみながら、
「ヨン様ってハリーポッターに似とるね」
といったひとことで、少し元気がでてきた。
なんか一緒だ。

まあがんばりますわ。



2004年08月16日(月) ばあちゃんちの夏休み

やきおにぎり
おおきなスイカ
砂利道
みょうがとり
とのさまがえる
にわとりの声
楕円の空
うたたね
ぴかぴかの野菜
ツクツクボウシ
たんぼの中の鉄塔
水の音
アリジゴク

夏休みの
悲しいかけら。



2004年08月13日(金) 車でびゅんびゅん

仕事の後金沢にきた。
めいはよくおしゃべりをするようになっていた。
めいがいると落ちつく。
一歳児に仲間感覚。

今夜はひとねむりで
早朝栃木へ向かう。

車でびゅんびゅん。

手紙を出したい人が
たくさんいる。
その感覚がしあわせ。
そうだ。
黒松は季節じゃないらしく
計画ははやくも失敗。
以上!
実家のふとんにねころんで
ケータイから更新でした。



2004年08月10日(火) 座り方はあぐら

8月の末に
思い出しただけで気が滅入る仕事がはいっていて
どうも気分が悪い。

そのことを
学生時代の友だちに
電話して相談してみた。

なんかいいアドバイスない?

それはね、
黒松の種をうえて芽がでるのを
みることだね。
何かがかわるから。
やってみー。

そうしたら仕事うまくいくかな。

うまくいくから。
芽は数日ででるとおもうよ。

でも明後日から栃木にいくんだけど…。

それは一緒につれていかなきゃだめだね。

そっか。
おまじないみたいやね。
そうしてみようかな。
うまくいくような気がしてきたよ。

あとね、
酒でものんで
わすれちゃったらいいのよ。

そっか。
それ、いいのかなあ。
でも、なんか元気になってきたよ。

仕事とまったく関係のない人に
仕事の話をすると
気が滅入っていることがちっちゃくかんじて
とても楽になるものだ。

すこし腹がすわった。



2004年08月09日(月) なにもないところからはじめよう

まっくろの感じです。
いやいや
まっしろかもしれません。

とにかく
からっぽです。

これから
なにかがはじまるような
静けさです。

スタートをきる前に
選ばなくてはなりません。
選ぶというよりも
耳をすますという感じです。

とても
ねむりたいです。
ねむることが
一番です。

うとうとしながら
ひさしぶりに
曲でもつくろうかとおもいます。

曲をつくろう。

曲をつくろう。

そうしよう。

*24すべてみおわりました。
 現実逃避でした。
 30になってしまいました。
 うひょー。



2004年08月01日(日) 欲求不満

TSUTAYAをぶらぶらしていて
なんとなく“24”に目がとまって
なんとなく“24”のビデオを借りて
なんとなくみはじめたら
これがはまってしまったのだ。

ヤバイ。
油断してもうた。

スリルありすぎなのだ。
時間感覚と現実感覚がなくなってしまった。

自分が日本人で今日は日曜日、
ということを忘れてしまうほど。
自分のことを波乱万丈な
白人美人だとおもっちゃったよ。
そういえば黄色人種だったっけ。
今もまだ胸のどきどきが残っている。
ああ続きがみたいよう。

Vol.1をみおわった時点で
TSUTAYAに2回も足を運んで2を探す。
ひさびさにハイエナの気分になった。
しかし、幸いにも
レンタル中なのだな、これが。

神様が
現実にもどってやるべきことをしなさい
といっているということか。
くそー。

仕方がないので、
相棒のプレステ2を借りることを見越して
1本だけ残っていたVol.2と3のDVDをせしめる。

今日は我慢して
明日相棒にプレステ2借用に関して
かけあうべし。

デパートのおもちゃ売り場で
“あれ買ってぇ〜”と
泣きじゃくる子どもの気持ちが
わかる気がしたよ。
いや、
わかるというよりむしろ
好感がもてるくらいだ。

人生、努力、忍耐。

そういえば
8月になってしまったのですね。
20代の夏はあと4日です。

こんなのでいいのか?


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はたさとみ [MAIL]

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