腹が、腹が、腹が、やばい〜。 ましゃか、繊細な人にありがちな過敏性なんちゃらじゃないだろうな。 私はもっと丈夫なはずだ。くうう。
そんなわけで、本はほとんど読めず。 風呂場で友成純一「ローリングロンドン」 猟奇でも官能でもない友成純一は初めてだな。
風邪なのか食あたりなのか、 熱があって、腹の調子がおかしい。 ちょっと、よくなったので、 ラテンエアロに出てみた。 風邪の治りかけは案外運動するとすっきり退散するのだ。 しかし、今回は駄目だった。回るだけで気持ち悪い〜。 帰りの電車で気持ち悪いのを忘れようと、 小野不由美の東京異聞。 絵画的に綺麗な感じなのだけれど、 いまいち集中できなくてもったいない。 明日は別のを試してみよう。
2000年11月28日(火) |
読んだことを忘れる本 |
読んだという事実をよく覚えていない本ってやつがある。 そういう本に限って、図書館で何度も借りてしまう。 今回やってしまったのは山本文緒の「紙婚式」 どちらかというと、強烈系ではないかと思うのだが、 たまたま心に痛い主題じゃなかったらしく、 冒頭を読んでも思い出せなかったのだった。 電車で読んでいて、 「何で先がわかるんだろう?変だなあ」と思って、 職場のコンピュータで自分のHPを見たら、 既読だった。。。馬鹿。 気を取り直して、「ウェストレイクの犯罪学講座」読了。 熱が上がってきて、腹具合が悪いので、 帰宅して電話の電源まで抜いて寝た。 けけけ、どうだ、風邪のやつめ。
お客さんの都合で仕事が遅れていく日々。 体は楽だけど、後が怖い。 夕方は、久しぶりに当たった試写会。 「ホワット・ライズ・ビニース」 ミシェル・ファイファーってあんなに怖い顔だったっけ?
通勤読書は恩田陸のパズル。 短編集よりはいいなあ。これ。
仕事の前にダッシュで図書館に行く。 返さないといけないから。 なんとなく借りた横森理香「フェイタル」を読みながら、 電車に乗る。 皮肉部分がなかなか面白い。 結婚できない女を描く小説を読んでも、 身につまされるより、笑ってしまう。 そうそう、しないんじゃなくて、できないが正しい。 なんつーか、結婚も男も怖いっす。
いやなことがあったら、悪魔的気分に浸るに限る。 そんなわけで、ウェストレイクの犯罪学講座の短編を一つ二つ。 でも、「慈悲の殺人」にはじーんときてしまった。 ブラックユーモアのお話なのに、なんだかしみじみする。
ってのは仕事じゃなくて読書。 ディスプレイの調子が悪いので目が痛い〜。 そろそろこっちも寿命かなあ。
とりあえず忙しいのが長丁場になりそうなので、 仕事を少し早めに切り上げて、 ヒップホップに行った。 体を動かすと熟睡できるから疲れがとれるんだよね。 って昨日も遊んでたじゃん。 でも、土日両方仕事だから、夜くらい踊らないと、 やる気が起きないんだよな。。。。。
一日お休みして(って世間も祭日ですけど。)、 ディズニーランドに行ってきました。 読書は電車の中でもお休み。 目がやばーい状態です。 風が当たるだけで涙がだらだらと。。。。 なんつーか涙と言うより「よだれ」という感じです。しくしく。 たっぷり遊んで、 なぜか鏡餅とカリンの蜂蜜づけを購入して帰宅。 ちなみに鏡餅はディズニーランドのやつです。 耳がついてます。。。
「ウェストレイクの犯罪学講座」を、 カメのような早さで堪能中。
ってのは、忙しい、忙しい!と喚くのは格好悪いと思うんだけど、 やっぱり、忙しいです。 11月中旬まで、恐ろしく暇だったので、 そのしわ寄せだと思っております。 徹夜しないで済むといいなあ。 ってのは甘いかし?
2000年11月21日(火) |
買いましょうって言われてもぉ。 |
あんまり新品のハードカバーは買わない。 なぜなら、本人の体が嵩張るので、 嵩張るモノは消耗品以外は大嫌い。 例えば、ダウンジャケット、 分厚くて重たいセーター。 でかいくせにものが入らない鞄。 でかい家具。 単にその系統の理由なのである。 ロマンがないとか、夢がないって言われそうだけれど、 もしハードカバーと同じ時期に、 ペーパーバックを出してくれたら、 例え値段がハードカバーと同じでもそっちを私は買う。 ロマンがない女と言われたらそれまでだけど、 とにかく嵩張るものは自分だけでたくさんだ。
ここ数日、ゆっくり読んでいたのが、 ランズデール「バッド・チリ」 同シリーズの「罪深き誘惑のマンボ」には、 衝撃度は劣るけど、しみじみ変でいい小説だ。 途中までは、こんなもんかなと思ったけど、 終わり方が私の思うところでは強烈に アメリカン・ダブル・パンチ。(大馬鹿な言葉だなあ) 実に絵になる。 でも、頭も洋服も後ろ側は。。。。。(笑)
上野めぐりをしてきた。 ルートは以下
1.奏楽堂 (木造建築フェチにはたまらん魅力) 2.黒船亭 (有名な洋食やだとか。ちょっと大人の味) 3.下町風俗博物館 (昔の遊びにエキサイト) 4.弁天 (電線に留まるかもめはすごく変。。。) 5.なにやら昔の家(セットバックで圧迫感をやわらげているとか) 6.潰れた交番(交番はつぶれません) 7.謎の蔦屋敷(お化け屋敷に見えるけど現役) 8.鴎外の家 (格調高かった屋敷は今や宴会場) 10.下町風俗博物館別館(間口の柱は取り外しが効く模様) 11.愛玉子 (こいつは腹にたまります。。。) 12.スカイザバスハウス (スカイは空じゃなくて略語) 13.谷中墓地(徳川家のお墓はちょっとカメに似ている) 14.羽二重団子(うまいっす) 15.駄菓子や横町(カラーキューピーは気味悪いっす)
東京にもちゃんとミステリーゾーンは存在する。
真面目に繁忙期に突入したので、 久しぶりに土曜日にも仕事。 トイレットペーパーの安売りと、 消し忘れた電気ポットのために途中帰宅したため、 ヒップホップの時間までに、 ノルマが終わらなかった。しくしく。
そんな中で町田康の「きれぎれ」を読んだら、 脳味噌まできれぎれ。。。
2000年11月17日(金) |
何からやればいいのやら |
町田康の「きれぎれ」を読む。 仕事も読書もパニック状態。 確か、ランズデールの「バッド・チリ」も途中だったはず。 なぜ中断したのか。。。。 そ、そうだ雨のせいだ。 雨の日に本を持ち歩くと、濡れてしまうことがある。 で、借りた時から綺麗とは言えなかった図書館の本を、 ついつい。。。。。 ごめんなさい。F図書館さま。
今日も体調が悪かったので、 早めに切り上げて、ヒップホップに行ってから、爆睡。 明日からは、まともな仕事モードになれるかな。 (おい、こら)
痛み止めを一日三回以上飲んでしまいたい!という 悪魔のささやきが聞こえる。。。 でも、胃が丈夫ではないので、 服用量と回数は守るぞっ!、 だって、この時期にがんがん働かないと、 年間収支が合わないんだもんね。
眠い中、小林泰三の「奇憶」。 眠いので、よけいパラレルワールドな気分。 (寝不足で痛み止め飲むと妙に眠い) まさにジャストフィットかも。(大馬鹿)
2000年11月15日(水) |
明日って言ったじゃーん。(泣) |
本日の通勤読書は、 五條瑛「冬に来た依頼人」。 面白い〜!というわけで、気分のいい一日の幕開け。
そして仕事場に到着すると、いきなり電話。 「今日の午後、打ち合わせに来てください。」 (明日って言ったじゃーん)と内心泣きが入る。 本日の私の服装は社会人にあるまじき、 ぼろぼろのセーター&ジーンズ、990円のフリース。 とどめがすっぴん。 しまった〜。しばらく暇していたので社会人としての心得を忘れていたようだ。 慌てて帰宅したのだけれど、家の鍵を忘れた。 仕方なく、そのまま打ち合わせに行く。 なぜそんなことを気にするかっつーと、 ここに行くとなぜか社長がコーヒーを入れてくれる。 いつものように 「○○さんはブラックだよね?」と念を押されると、 (こんな相手を小馬鹿にした格好で 打ち合わせに参上してごめんなさい。)という気分である。しくしく。 暇でも真面目な服装で出勤することにしよう。うう。
仕事場に戻っても仕事が手に着かず、 ヒップホップに行ってようやく気分回復。 明日からは真面目に働こう。
本当の開設記念日がわからないので、 母の誕生日である今日に開設したことにしている。
通勤時間と空き時間に 黒田研二の「ウエディング・ドレス」を読む。 本格とかパズル系のミステリは大嫌いだけど、 漫画みたいで面白い。いけるじゃん。
帰ってからも珍しく読書。 ランズデールの「罪深き誘惑のマンボ」。 帰りに読んでいたら、 先が気になって仕方なかったので。 邪魔とか言ってごめんなさい。フロリダちゃん。しくしく。 なんて綺麗な話なんだろうと思ったら変?
通勤と移動の電車の中で、 仁川高丸の「ねむけ」を読む。 ちょっと変わったミステリの短編で、 中には動物が主人公のものもあって面白い。 案外当たり。
図書館に行って、 仁川高丸の「ねむけ」と、 町田康の「きれぎれ」と、 「ウエディング・ドレス」を借りる。
しかし、借りた後も未練がましく本を物色していて、 とんでもないことに気づいた。 「まんがら茂平太」じゃなくて、「まんがら茂平次」だってば。
上野に向かう電車で、ランズデールの「罪深き誘惑のマンボ」を読む。 たくさん電車に乗ったので、かなり進むはずだったのだけれど、 結構しみじみとしたお話となってきたので、 ゆっくり味わって読む。 そんなわけで、あんまり進まなかった。 なんだかとても身に染みる。。。
諦めると決めたはずなのに、 思わず「風の大陸」の新刊(10月末に出たらしい)を買う。 はっきりいって、もう少しも面白いとは思わないのだけれど、 登場人物の行く末がなんとなく気になる。 もう一つ迷っているのが、アルスラーン戦記。 なぜ迷うことになったか。 それは一年前の引っ越しの際、 両方とも既刊本を売り払ったのだ。 あの荷造りの煩雑さに負けた。 愛が足らないとか言われそうだけど、 埃があんまり積もると、結膜炎になるんだもん。。。 白目が瞼からはみ出して、流行めと勘違いされて、 目医者の待合室にも入れてもらえなかったことを 私は一生わすれないぜ。
貫井徳郎さんの「迷宮遡行」読了。 愛が強すぎるのか、主人公が気に入らない。 あとがきが胸くそ悪い。
帰りの電車から、ランズデールの「罪深き誘惑のマンボ」。 ハップ&レナードのシリーズ。 クマとマンボという単語を見かけるたびに、 いけない想像をしそうだ。
水曜日はヒップホップの日。 だけど、仕事が暇なので早めにスポーツクラブについてしまった。 時間があるので、 久しぶりにエアロバイクを漕ぎながらの読書。 貫井徳郎の迷宮遡行。 中盤はあまりいじってないみたい。
貫井徳郎さんの「迷宮遡行」を読み始めたけど、 元の「烙印」と全然違うような気がする。 試しに自分の感想を見てみたら、 「烙印〜!って感じだった」としか書いてなかった。 我ながら、自分の脳味噌のレベルの低さに唖然とする。 ま、馬鹿は今に始まったことじゃないからいいや。
あとでいいやと思って、 読みかけの「まんがら茂平太」に戻った。 いかにも、暖かくてほのぼのとした小説も、 たまにはいいなあ。 本来は、全面的に、 「どうだ!ほのぼの暖かいだろ!」っていうのは嫌いなので なんでこれは平気なんだろうと思ったけど、 人間観察の鋭さがスパイスになって飽きないのかもしれない。
雑誌を一日に三冊も買った。 ケチな私が珍しい。。。。。
・建築知識 ・この映画がすごい ・fit joy 一緒に買った二冊は経費にしましたさ。 だって、健康管理は仕事のうちだもん。(大嘘)
この映画がすごいは、笑い死んだ。 金で買えるもの買えないもの。 美貌は整形で買ってしまうらしいのですが、 激ヤセでシリコンがずれるだの、 ベンツと巨乳では巨乳をもらうだの、 肉体改造しすぎて、もはやSFの世界だのと書いてあった。 お金で買えないのはファッションセンスと身長。 どっちもないといけないんですかね?
fit joyはちょうどダンスの特集だったので、 面白かった。 自分が苦手なステップの名前がわかったさ。 クラブステップだそうだ。(クラブは蟹だよん) やっぱり蟹に呪われている。
昨夜、上機嫌のまま、家でビールを飲んでいたらば、 大切な専門書にビールをこぼしてしまった。 ビールはゴキブリの好物だ。 半分酔っていた私は、 思わず、本を水洗いし、干して置いたのだが、 やっぱりびろびろになっていた。しくしく。 びろびろの本には、有益な情報がたくさんあるので、 捨てるわけにもいかないし、 買い換えるにもなかなか見かけない本である。 SPFはスプルースとか、 確認のために調べつつ、寂しい気持ちになった。(大馬鹿)
北原亞以子のまんがら茂平太を読む。 今の私の気分を鎮めるにはジャストな一冊だ。 暇なので、部屋を片づけ(でも衣替えはまたもや忘れる) その後、スポーツクラブのヒップホップに行く。 ヒップホップのK先生が ポスペをやっていることが判明し、 メールを出し合うことを約束する。るんっ。 ポスペやっていてよかった〜。 帰りの電車で、るんるん気分のまま まんがら茂平太を読んでいると、 乗り越しそうになった。
本当の漢字がみつかりませーん。しくしく。 ヒップホップのイベントに向かう電車で、 牧野修の「忌まわしい筺」を読む。 過去をがりがりと登ってくる女の人の話は 面白かったけど、 「MOUSE」が好きすぎて、 これも物足りなかった。
本屋さんに貫井徳郎さんの「迷宮遡行」を買いに行く。 ご本人のHPで確認すると「烙印」のリメイクで、 大幅加筆修正されたとのこと。 烙印はハードカバーで持っていないので、 ちょうどいい。 一冊買うだけってのも寂しいのでいろいろ物色する。 祥伝社文庫フェアも見てみたけれど、 好きな作家のオンパレードだっていうのに なぜか食指が動かなかった。 そんなわけで、仕事の法改正関連の本と、 やはり仕事で使うために、 学生時代の教科書を購入する。 一気に懐が寒くなった。 よかった。小説に他に欲しい本がなくて。。。
本日は、所用で区役所に行くため電車にたくさん乗った。
まずランズデールのムーチョ・モージョ。 本の感想にも書いたけれど、 下品な会話と、優しい心の対象がなんともリリカル。 悲しい話だったけれど、読んでからもうっとりしてしまう。 あと二作も楽しみ。
読み終わってから、藤本ひとみの「マダムの幻影」。 題名と題材のわりには、読みやすくておもしろい。 やっぱり好きかも。 以前、聖戦ヴァンデを読んだ時、 フランス革命って、国王の処刑の後は 流れがよくわからないなあと思ったのだが、 今回もその辺りのお話。 また、わからないのに歴史の本を借りることになりそう。
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