さらば、テニスロボット

 全米オープン開催中のニューヨークはナショナルテニスセンターで、ピート・サンプラスが引退を表明。セレモニーが執り行われました。
 昨年の同大会で彼が久々に優勝したとき、強いサンプラスが帰ってきた!と嬉しく思う反面、こういう日が近々来るのではないかと言う危惧もありました。
 サンプラスの偉業は、最早云うに及ばない。
 いずれは素晴らしい記録も誰かに破られる日が来るのでしょう。
 けれど、彼のプレーを忘れることはない。
 表情ひとつ変えない冷静さと圧倒的な強さから「テニスマシン」「テニスロボット」と云われた彼の、その完璧なコントロールと試合運び。
 コートやプレースタイルに縛られない、真のオールラウンダー。
 彼のプレースタイルはプロテニスを変え、そしていまも支配しています。
 あんな選手はそうそういない。
 強かった。ほんとうに強かった。


 さらば、テニスロボット。お疲れさま。
 願わくばいつか、彼のジュニアとアガシのジュニアの対決が見たい(笑)。
2003年08月27日(水)

そこに映画があるから

 区役所から通知が来るまでスッカリ忘れていたけど、外国人登録の書き換え行っていないことに気づきました。でもあと二週間くらいは大丈夫のハズ。
 外登不携帯の罰金って、いくらだろう…。マ、悪いことでもしでかさなきゃ、そうそう外登を見せる機会などないのだけど。
 それにしても、運転免許を持ってない社会人って、他に顔写真付きの証明書ってなにがあるのかいな。外登があるからいいけどサ。



 「映画が好き」だと断言する人は、どういう自信があってそう云えるのだろう。
 時々わからなくなります。
 自分がなぜ映画に執着するのか。
 否、そもそも、ほんとうに執着しているのか。
 映画そのものが好きなのではなく、単に何か没頭できる時間を求めているだけなのではないか。
 なんてね。

 「アクション映画」が好きな人間は、映画が好きなのではなく、「アクション」を観て感じる昂奮が好きなのかも知れない。「恋愛映画」が好きな人間は、映画が好きなのではなく、「恋愛」が好きなのかも知れない。
 なにが、好きなのだろう。
 「映画が好き」だと思ったことなんて、一度たりともない。
 けれどいつも、「観たい」という衝動に突き動かされて、映画館に足を運ばずにはいられない。


 もし「映画」がなかったなら、求めるなにかを与えてくれる別の媒体を探すのだろう。
 けれどいまはまだ、映画がある。
 そこに映画がある。
 衝動のままに観に行こう。
2003年08月21日(木)

あ゛〜

 かねてから楽しみにしていたレイ・クーニー戯曲「Run For Your Wife」の公演が現在ビーブでロングランしているのだけど、機会がなく未だ行っていません。
 ロングランだとつい不精しちゃいますね。
 なかなかお客が入らない、などという噂も少し聞く。
 演劇経験者じゃないし、「商業演劇」の定義すらわからんし、どこで成否のラインをひくか、など知ったこっちゃないのだけど。
 観たひとの評判はいいようです。時間を見つけて是非行きたい。


 このところ忙しくしていたせいか、持病になりつつある肩凝りが深刻な状況に。
 左や下を向くと痛い。仕事にならぬ。
 というわけで、名取にある某スーパー銭湯の整体道場へ。
 ボキボキグリグリモミモミと約40分。
 あ゛〜極楽じゃ〜…
 冷房も原因のひとつなんだよね。
 どうして男性は暑がりなのか。
 暑くなると体調がよくなる夏生まれ。
 例年の今ごろは冷麦+麦酒で麦々三昧だったのだけど、困ったことに今夏はゼンゼン暑くなりません。


 月末には少し連休がとれそうです。
2003年08月20日(水)

焦る

 世間はお盆休みらしいですね。
 「ナニソレ」ってな感じですが。
 ダレもいない会社にひとり。さみしー。
 ふーんだ、いいもんね、遊んじゃうもんね(こうして己の首を絞める)。


 昨日は久しぶりに本屋に行きました。
 目的は京極夏彦さんの新刊です。
 本屋という場所は、おいらには、鬼門、なんですけどね。
 本屋にいると時間を忘れるというのもヤバイけど、自宅に未読の本が山積みなのに、「ムムッ!○○の新刊がッ!」「ヤヤッ!△△が文庫化ッ!」「うお!これ読みてー!」などと取り出したらキリがないのもヤバイ。
 しかし、まあそれは「買っときゃいつかは読むダロ」てな感じで別にいいのですが(いいのか?)。
 何よりヤバイのは、焦る、ということ。
 本屋に行くと、なんだか人生に焦る。
 ヨノナカには、こんなに面白そうな本がたくさんあるのに、知らないことがたくさんあるのに、限られた自分の時間を感じて焦るのだ。


 多分死んだらジュンク堂に化けて出るネ。
 アレアレ、ヴェンダースの「ベルリン 天使の詩」みたく。
 ありゃ天使だけど。
 もし見かけたら、迷惑かけないからそっとしといてください。
2003年08月14日(木)

灑涙雨

 Dynabookちゃんが起動しなくなりました。
 半泣きしながら色々いじってみると、ACアダプタのプラグのコードがちぎれて銅線が見えていることに気づきました。
 新しいアダプタはどうやら取り寄せになるそうで、復活はお盆明けですかね。
 今日は職場でDynabookを使っているヒトからアダプタだけ借りて来ました。
 そういえば液晶の表示もおかしいし、この際だから全部見てもらおうかなー。
 というわけで、暫くは会社からの更新になるかも。
 ていうか暫くマッタク更新しないかも(ォィ)。


 昨日から、仙台は七夕祭が始まりました。
 ま、ワタシなんぞには道路が混んでてヤダとか、国分町の飲み屋が「七夕料金」(ナンダソリャ…)取りやがってヤダとか、そのくらいの感慨しか齎さないのですが。


 仙台の七夕が年々ショボくなっていっている、と云われるのには、アーケード商店街に年々県外資本のお店が増えてきているというのも原因のひとつのようです。
 県外資本、大手は、あまりこういうのに熱心じゃないのか、吹き流しは外注業者に頼んで終わり、店舗の前の出店はお断り、という会社が多いみたいなのです。必然的に飾り付けはほとんど似たり寄ったり。
 アーケードが「栄える」のは嬉しいけれど、こういう弊害もあるのですね。

 そんななかでもパレードをやったり、「出店お断り」を逆に「お断り」したりと、商店街さん(七夕実行委員会か?)も頑張ってはいるみたいです。
 今年は特に結構凝った飾りも多いとも聞きますし。
 頑張って欲しいですね。行かんけど(人込みに酔って吐くから)。


 それにしても、またもや雨、ですね。
 なんだか近年雨の七夕さまが多いですねー。
 旧暦七夕の日(或いは6日だったかも)に降る雨を、灑涙雨というのだとか。
 雨が降ると天の川が氾濫して牽牛と織女が会えなくなる、という謂われらしいですが。まぁ世界中で雨が降っているわけでもなし、どっかでは会えるのではないかと。
2003年08月07日(木)

笑っちゃう

 今日は誕生日でした。
 またひとつ、歳をとってしまったわけですが、誕生日を迎えたからといって、この身に然したる変化もなく、26回目ともなれば大した感慨もなく。
 祝ってもらうのは、素直に嬉しいのだけどね(メールくれた方、栄養ドリンクをくれた同僚ナッちゃん、ありがとう!)。

 強がりではなく、「若く」あることに執着はないので焦燥や危機感はない。
 寧ろ、早く老人になりた〜い。
 というか、働かずにのんべんだらりと暮らした〜い。
 マ、しかし何にせよ、26歳というのは、一生に1年間しかないわけですから、一日一日を楽しもうと思います。
 目指すは楽隠居。精々健康に気を付けながら精進するとしますか。

 というのも、相変わらず胃が痛く、朝昼夜、冷奴ばかり食べているからなのですが。考えてみれば数年振り、否、ヘタしたら十数年振りにアルコールのない誕生日です。へっ、笑っちゃう。
 冷蔵庫の奥に封印した麗しの久保田ちゃん、あともう少し、待ってておくれ。
2003年08月03日(日)

米が〜

 ドラマ「STUND UP!」は堤幸彦さん演出なのだとか。
 シマッタ!気づくのが遅すぎた。もう8月ダ。
 堤監督のドラマといえば、「ケイゾク」「TRICK」「池袋ウエストゲートパーク」「ハンドク!!!」などが有名ですが、おいらが最も好きなのは、テレ朝でやってた「プリズンホテル」だったり。
 浅田次郎の原作では、主人公木戸孝之介は男性だったけど、ドラマでは松本明子が演じていてそれも面白かった。
 どうしてアレ、ビデオ化しないのかなー。
 DVDになっちゃったりなんかしたら、即買いカクジツな勢いで面白かったのに。

 「STUND UP!」はビデオ化待ち、かな。
 曜日感覚がないわ残業続きだわで、ドラマをリアルタイムで見るなんてほとんど不可能。
 今クールは「ひと夏のパパへ」も既に二回見逃しているけれど…。
 いいの…話なんかどーでも。北村一輝さんが見たいだけだから。


 8月に入ったというのに、一向に暑くなりません。
 心配ダ。
 特に米が。
 旨いごはんと日本酒のない人生なんて!
2003年08月02日(土)

けろけろ

 相変わらず体調が悪く、けろけろ吐きどおしです。
 とにかく昔から胃腸が弱くて困る。
 とりわけストレスが溜まっているという自覚はないのだけど、そうとは知らずに募ってゆくものなのか。
 うーむ、困ったなァ。



 今日は映画の日だったのですが、体調が悪いので自宅でビデオを。
 滝田洋二郎監督「陰陽師」。
 夢枕獏さんの原作小説も、岡野玲子さんの漫画もすごく好きだったのですが。
 映画はといえば、突込みどころ満載で笑えます。
 笑うしかないという感じで…はぁ、他になんとコメントしてよいのやら。
 野村萬斎さんは立ち振る舞いがとても素敵でした。
 ほかの役者さんとは明かに異質ですねー。
 今年続編が公開されるらしいのですが、大丈夫なのでしょうか、と心配しても栓のないことですが。
 どうでもいいけど、江刺藤原の里、行きてー。
2003年08月01日(金)

メイテイノテイ / チドリアシ

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