六月終わっちゃった…

 六月も今日で終わり。
 なんだかなー。あっという間でした。
 この一、二ヶ月、あほなことをウダウダ悩んでいるうちに(そもそも何を悩んでいたのかも忘れたのですが)、時間を無駄に食いつぶしてしまったような気がする。うーん…勿体無い。
 いまもあまりいいとは云えない精神状態ではあるのだけど。
 来月は、なんとかしたい。



 ウィンブルドンは二週目に入りましたが、杉山選手も浅越選手も残念でした。
 二週目ともなると、さすがに強豪選手の集中力は違いますね。クライシュテルスもダベンポートも強かった!
 アガシも負けたか〜あらら〜。
 相手はフィリポーシスだから、タフマッチになっただろうことだけは想像に難くありませんが。どんな試合だったンだろ。
 どうでもいいけど、クライシュテルスのFILAのウェア、可愛いなァ。





 「せんだいタウン情報」誌に映画の割引券がないのだけど…一体いつから?
2003年06月30日(月)

Mid Sunday

 連日熱戦が繰り広げられているウィンブルドンですが、今日はミッドサンデー。試合はありません。今年は天候に恵まれたようですね(雨天中断が多く試合が消化できないと本来休みのミッドサンデーも試合をする場合があるのです)。

 今大会は日本人選手の活躍が目覚しく、嬉しいですネー。
 浅越しのぶ選手の対スチャボーネ戦はほんとうに見事でした。
 下位選手に苦戦の続いた杉山愛選手も、デシー戦では動きがよかったし。
 次の四回戦、浅越はダベンポート、杉山はクライシュテルスと対戦します。
 楽しみだッ!

 それにしても、ほんとうに選手の層が厚い。
 ヒューイットが敗れたオープニングマッチや、昨夜放送されたアガシ対エルアナウィー戦(いい試合だったッ!)などを観ていると特にそう思います。昔のように、傑出したKingやQueenが長く王座を維持する、そういう時代ではなくなったのかも知れません。まさに戦国時代。
 そのなかでも現在ランキング1位のアガシの集中力はすごいし、巧い。


 地上波の放送は少ないけれど、それでもかなり多い。
 四大大会でも全米や全仏などは、ファイナルくらいし放送しませんからねー。それも男子は途中からだったりして。放映権の問題もあるのだろうけど。
 全英オープンは1回戦から見れることが多く、だからほかの四大大会に比べると身近に感じます。NHKがんばれ。


 明日からはまた見逃せない試合ばかりですね。
 ミッドサンデーですし、さっさと寝よっと!
2003年06月29日(日)

観たい…

 今日もウィンブルドンをTV観戦です。
 居間のTVが完全におかしくなって、今年は自分の部屋で地上波しか見れないのですが…やっぱり芝は面白い!


 今大会は、本当に多くの日本人選手が出場しています。
 小畑選手は残念でしたが、浅越選手、森上選手、そして鈴木クンが一回戦突破。
 杉山選手は二回戦突破!おめでとう!
 二回戦のフィスロワ戦を見ながら書いていますが、苦戦しているものの、ボレーの反応は早いし、ストロークのコントロールもいいし。バックハンドはキョーレツ!ちょっと期待できそうです。わくわく。
 ちょっと気が早いけど、順当に勝ちあがれば、次はデシーかな、その次は先の全仏でダブルスを組んだクライシュテルスと当りそうですね。わくわく。
 浅越とハンツコーバの試合は、日本時間午前二時現在、第一セットを6-0で取られてますけど…。頑張れ!(ていうか地上波で中継放送して欲しい…)


 男子は相変わらずわからん。予想が立たない。面白いけど。
 ヒューイットに続いてマリッセ、カフェルニコフ、コリア、フェレイラなどが一回戦で姿を消しました…。あうあう、マリッセ…残念…。

 それにしても、地上波ではあまり放送しないのが悲しい。
 NHKのウィンブルドンのサイト内にある試合経過速報で想像するしかない。
 これがなかなかスグレモノで、面白くはあるのだけど。

 あ、浅越が第二セット取り返した!
 うお〜!試合が観たい〜!!
2003年06月25日(水)

203位にギャフン!

 ウィンブルドン開幕〜♪
 と、いうわけで、ビール片手に見ながら書いています。
 センターコートの芝生が眩しい。わくわく。

 開幕戦は昨年の覇者レイトン・ヒューイット対クロアチアのイボ・カルロビッチ。
 予選組のヒトですね。男子は層が厚いので、こういうノーマークの選手の方が実は怖かったりする。特にビッグサーバーは要注意ですね。

 高速サーブといえば、テニス協会でも、サーブ高速化に歯止めをかけるべく、なんらかの規制を設けようとする動きがあるようです。
 ボールを大きくするとか、サーブを一回だけにするとか。
 僭越ながら反対です。
 そりゃ野球で云うなら剛速球投手がズッコイって云ってるようなものだ。



 と、思ったらヒューイット初戦敗退。あわわわわ。
 やっぱり男子は層が厚いなァ。
 ナンバーワンシードが203位の選手に負けるとは…。
 あーあ…もうあのシャウトが聞けないのか…。残念!

 波瀾から始まったウィンブルドン、さてさて、どうなる!?
2003年06月23日(月)

三冊

 小人閑居してナントヤラと云いますし、多少の忙しさに身を置いた方がいいのかも知れない。
 或いは映画を観たりとか、本を夢中になって読んだりとか。




 というわけで、最近読んだ本の報告(ネタ切れの苦し紛れとも云う)。



 ・『ガセネッタ&シモネッタ』(米原万里著/文春文庫)

 国際会議の同時通訳者である著者による、通訳の舞台裏を描いたエッセイ集。
 よく回る頭と舌と、ダジャレや下ネタを解し、異国文化を解し、それを踏まえて(短時間で)訳す、というとんでもなく大変なお仕事です。尊敬します。
 面白く読みました。



 ・『秘密 THE TOP SECRET』第二巻(清水玲子/白泉社)

 衝撃的な前作『秘密 THE TOP SECRET』の続編。
 清水玲子さんのファンです。
 安易に「常識」や「正義」、「正解」を持ち出さないところがいい。
 特に短編が好きです。着想、視線、姿勢が素敵だ。
 素晴らしいエンターテイナーです。漫画と侮る莫れ。
 青木氏は前作では一皮向けた感じもしたのですが、相変わらずでした。



 ・『梅原猛の授業 道徳』(朝日新聞社)

 哲学者・梅原猛さんが、実際に中学生に行った授業の内容。
 『梅原猛の授業 仏教』の続き、というか、まあシリーズですね。
 今の私には、共感できる部分もできない部分もあるのだけど。それは当然です。中学生に、そして読む人間に、考える余地を与える授業です。
 そういやハッキョで「道徳」を教わったっけか?教わったとして、考える余地を与えられただろうか(反発を覚えたことだけはシッカリ覚えているのだけど)。
 羨ましい。私は心底、授業を受けた中学生が羨ましい。
 ローティーンの時分に、こんな授業を受けたかった。
2003年06月19日(木)

三本

 「同朋社会」の公的な場から遠ざかって久しく、あれほどマトモに長時間「母国語」を話したのは、実に数年振りでした。
 不安だったけど、なんとかなるものなのね〜。マ、私が優秀だからということにしてもいいけどな。




 さて、最近観た映画の報告(ネタ切れの苦し紛れとも云う)。


・『二重スパイ』(2003年韓国)

 これはすごい。素晴らしい。
 抑制された空気が秀逸。きちんと制御されていて、人物の心情が細やかにスクリーンに縫いとめられているように感じました。
 これが長編初監督作品だというキム・ヒョンジョンとは一体何者。

 近年の南北問題を扱った韓国映画群を見ていると、イデオロギーの相違が作中そう大きな役割を担っていないことに驚きます。ここで「壁」は、「国家」というイデオロギーのイレモノにある。だからこそ、解決は容易ではないのだけれど。
 イデオロギーを異にしても、共生は可能なのだと、否、戦わずともいいのだと、私もまた、信じたい。



・『8 Mile』(2002年アメリカ)

 カーティス・ハンソン監督は、巧いです。
 小憎らしくなるほど(ラストの主人公の後姿などは特に印象的だった)。
 淡々としているけれどキチンと整えられていて、ラストはこの上なくかっちょよくキメてくれる。
 物語はエミネムの半自伝的半生だそーですが、それを描く型とでも云うのか、骨組はハリウッドの典型的な「サクセスストーリー」のソレですね。予定調和の域を出るものではありません。
 しかし、テは同じでもシナが違う。今回のシナであるエミネムは、非凡な存在感とスキルを見せ付け、割と「型どおり」の展開に説得力を与えているように感じました。
 ラストはエキサイティング!かっくいー!

 それにしても、字幕訳者は大変だったろうなァ。
 韻を踏んだキッツいスラングの飛び交うこの魅力を余すところなく楽しむには決定的に英語スキルが不足しています。トホ〜。



 ・『マトリックス リローデッド』(2003年アメリカ)

 ススス、スミス〜〜!!(笑)
 観ている間、既視感を覚えていたのですが、正体がわかりました。
 「真・三國無双」です(←わかるヒトにはわかるハズ)。
 楽しかったです〜。

 「設定」の説明は前作で済ませ、イヨイヨこれから物語が動き出します。
 今回は「設定」の説明する必要はなく、ストーリー、ネオを、ザイオンを、マトリックスを、動かさなくてはいけない。
 これが前作とは決定的に違う点で、内容がない、とか、空虚だ、とか評されてしまう所以なのだろうけれど、まぁ、それは致し方がないというか、「設定」を説明する必要のない続編の宿命ですね。前作は説明だけに時間を費やしただけに特に。
 「リローデッド」は、映像を魅せながら、きちんと「続編」、否、「中編」の仕事をこなしているように思いました。
 楽しみました。次作も非常に楽しみです。
2003年06月18日(水)

通訳デビュー?

 気がつけば「世界の神話第二集 仏教神話編」があと少しで「コンプリート」と云うところ。残るは、え〜と、多聞天とシークレットですね。
 多聞天はそろそろ出てきてもよさそうなんですけどね、出てくる四天王は持国天ばかり。うまくいかない。
 まぁ、かっちょいーからなんとなく買い始めただけなので、「コンプリート」などはどーでもいいンですけど。



 今日は仕事で韓国から来たお客様の通訳を仰せつかりました。

 映画で聞くようなソウル風の韓国語を試みたのですが…敢無く撃沈。
 1時間程度で疲労困憊。
 ヒアリングはソコソコ出来るのだけど、云いたいことを伝えるのは難しい。
 語彙が乏しさが明るみに。韓国語は母音が多いので、外来語の発音が日本語でのカタカナ語とはだいぶ違うのも苦労しました。
 しかし文法が殆ど同じなので、油断するとついちゃんぽんになってしまいます。
 聞き苦しいザイニチ朝鮮語でゴメンね。
 でもなんとか通じてよかった…。
 もっと勉強しよっと…。
2003年06月15日(日)

Hamlet

 劇団四季仙台公演「ハムレット」(県民会館)を観にいってきました。
 マチネーは久し振りです。
 夜型なのでソワレの方が集中できるのだけど、仕事の都合で。
 予てから楽しみにしていたこの公演。堪能いたしました。
 とても素晴らしかったです。


 考えてみれば劇団四季のストレートプレイは初めてです。
 セットは余計なものを廃し機能的。SEは脚本に書かれた音(ファンファーレと礼砲)だけ。もっとキンキラキンでハデハーデでメロメーロな舞台なのかと勝手に思っていたので、このハードの部分のシンプルさは少し意外でした(衣装は凝ってます)。
 が、しかしそれ故に、お芝居のソフトの部分、役者の立ち振る舞いや台詞のひとつひとつが際立ち、確りと伝わるのです。
 6列目の席からは小さな目配せや仕種がよく見え、細やかな演出に逐一ハッとさせられました。素晴らしかった。
 台詞は、少〜しだけカットしていましたが、舞台が損なわれるほどのものでなし、寧ろ演出によるカットなのでしょう。


 何より下村尊則さんのストイックなハムレットが素敵でした!
 これに尽きる。いや〜かっこいーヒトですね〜。色っポくて。
 機会があればまた観てみたいものです。
 「正統派」かどうかは知らんけど、楽しませて頂きました。行ってよかった。




 サテ、来月は野村萬斎サンの「ハムレット」(世田谷パブリックシアター)があるのですよ。
 素晴らしい「ハムレット」を見て、こちらもガゼン楽しみになってきました。
 篠井英介さんがガートルードなんですって。



 7月から上司が再入院で爆裂忙しくなりそうなのだけど、ハタシテ休みが取れるのだろーか?
 がむばる!
2003年06月08日(日)

わかっては、いたのだけどね

 ワタシの問題は、常にワタシ自身にある。
 わかっては、いたのだけどね。
 少し、落ちついてきました。




 ボヤボヤしてる間に、早くも6月です。
 この日記もそろそろ1年になろうというところ。
 4月のはじめに、少しでも自己投企の場にしたいと書いたけど…果たせていないですね、サッパリ。まあ、のんびりとやりますか。


 ことばにできないことも確かにある。
 ことばは時に、どうしようもなく、無力だ。
 でもことば以上に無力なのが、この私。

 ルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタインの言葉を借りるならば、
 「私の言葉の限界は、私の世界の限界である」
 つまりはそーいうこと。
2003年06月05日(木)

メイテイノテイ / チドリアシ

My追加 エンピツユニオン
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