紫
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槍ヶ岳縦走のDVDを、みんなで観ました。
私はかなり眠かったので、途中までしか観ませんでしたが、けっこうおもしろかったです。
イメージトレーニングって大事ですね。
とはいえ、私は「槍」にどうしても登りたいというわけではありません。
もちろん、憧れはおおいにありますが、それはどの山に対しても同じです。
それよりも、なぜか私は、一度登った山にまた登りたい、と思います。
「あの時の景色が最高にきれいだったから、もうその山にはできれば登りたくない」という人がいます。
それはそれでわかるけれど、私は逆に「いろんな姿を見てみたい」と思うのです。
だから、何度でも同じ山に登ります。
違うルートを調べて登ります。
六甲山は、ルートをかえるごとに、違う姿が発見できます。
その姿を発見するのに、楽しさを感じます。
自分の知らない山を知るより、かなりマイナーなのかもしれませんが、自分の好きな山のすべてを知りたいな、って思うのは、おかしいのかな?
そんなことを思いながら、DVDの険しい山を見つつ、「いつか私もここに行きたいって思うんだろうな」と思いながら眠りにつきましたとさ。
おやすみ。
今日は昼はずっと勉強。
夜は約束していた人からかなりあいまいにすっぽかされて、ぽっかり時間があきました。
ま、こういうことは慣れっこです。
ドタキャンのほうが、自分の時間を大事にできてまだよかったな。
おやすみ。
ビデオくらい、家にないのかなぁ……。
三十年前じゃあるまいし。
おやすみ。
山地図には「コースタイム」というのが表記されています。
ある地点から次の地点までのだいたいかかる時間。
地図によっては若干ずれがありますが、だいたい似通っています。
このコースタイムは目安であって、このコースタイムどおりに歩かなくてはいけない、というわけではありません。
それに、このコースタイムどおりに歩くと、かなり気ぜわしい山登りになるような気がします。
でも、まったく無視するわけではありません。
このコースタイムの+30分から1時間で山の計画を立てたり、道に迷ったかどうかわからないときにコースタイムと歩いた時間を見比べて判断しています。
だから、コースタイムは大事だと思っています。
ただ気になるのは「コースタイムどおりに歩かなければいけない」という優等生的な意識。
「山登りは競争ではありません」
私の尊敬するやまやさんの言葉です。
きちんと正しいコースで歩んでさえいれば、どんなに時間がかかっても、個々人で山を楽しめたらいい。
そう思います。
とはいえ、私もついつい気にしてしまうコースタイム。
でも、そのコースタイムをいちばん無視しているのは、私、なのですが……。
のんびり登山、万歳!
おやすみ。
あ〜、疲れた。
朝から晩まで働きました。
おやすみ。
NHKの朝の連続ドラマがおもしろいです。
もともと連ドラは欠かさず観ていた私。
でも4月から始まった「純情きらり」は、なかなか観られず、途中で放棄していました。
で、8月になってからまた観だしたわけですが……。
演技派の役者さんぞろいで、観ていて安心。
しかも脚本もおもしろく、ストーリーがおおむねわかっていても、ついつい次回に期待してしまいます。
久々に戦争時代を取り上げたNHKの連続ドラマ。
一時は、戦時中の話はもう話題を呼ばないとされてきましたが、戦争の悲惨さを知ることに「食傷気味」という言葉はありません。
9月いっぱいで、今のドラマが終わります。
ビデオ、きっちり予約しておこうっと。
おやすみ。
珍しく筋肉痛もなく。
やっぱり途中で何度もストレッチをして筋肉を伸ばしたのがよかったのでしょうか。
疲れもあまり感じることなく、今日、1日を過ごすことができました。
ほっ。
おやすみ。
朝5時起床。
ゆっくりと身支度をして、朝ごはん。
きのうの鍋の残りでラーメンを作りました。
おいしかった♪
天気は今日も快晴で、このまま下山するのがもったいないくらいに感じましたが、それでも今回の目的地は、この涸沢カール。
また今度、来ればいいさ。
テントをたたんで、各自の荷物にぎゅうぎゅうと詰めて、来た道を下山します。
足場は悪いとはいえ、やはりくだりは楽々。
でも、甘くみると激しい筋肉痛になるので、十分にストレッチをしました。
横尾から上高地まで、激しく飛ばして歩いたため、時間がかなり短縮され、ほぼ予定どおりのバスに乗ることができました。
快晴に恵まれた2日間。
楽しい楽しい2日間にしてくれた仲間たちに、やっぱり「感謝」です。
どうもありがと。
またいっしょに登りましょう。
おやすみ。
涸沢(からさわ)の雪渓が遠くに見えて、そこからまだ2時間近くは歩かなければいけないのは知っていたけれど、それでも「またあの場所に行けるんだな」という憧れに似た気持ちがふつふつとこみあげてきて、歩みにさらに力が入りました。
上高地から約8時間。
自分たちの足で一生懸命に歩いて着いた穂高のふもとで、私は初めて自分のテントを立てました。
去年、初めて涸沢に来てからの夢がかなった瞬間。
オレンジのフライシートが妙に誇らしげに感じました。
それから涸沢ヒュッテで恒例の生ビールとおでん。
山バッジも買って、みんなで乾杯。
テントに戻って鍋を作り、サイドメニューには、きのう、一生懸命に詰めていた「ワイン」「油みそ」「らっきょに梅干し」「ヘレ肉」、友に作ってもらった「お漬物」などなど、なんとも豪勢な山ごはんになりました。
きれいな星空を眺め、女性テントで「梅酒の会」をして、20時過ぎに就寝。
ごつごつした地面を背中に、ぐっすりすやすやと眠りにつきました。
涸沢から、おやすみ。
忙しい1日でした。
今日も2人分の荷物を詰めたり出したり、自分の持ち物をチェックしたりと、どっちに何がどうなのかよくわからなくなりました(笑)
自分で自分の荷物を作らない当の本人は何をしていたかというと……。
「山でこれを飲むねん」と赤ワインをペットボトルに積めたり。
「ワインといえばコレやで」とチーズやチョコレートをタッパに入れたり。
「これも食べたい」とらっきょや梅干。
「疲れたときはコレやで」と2〜3日前から準備していたレモンのハチミツ漬け。
そして極めつけがコレ。
「みんなで食べるんや」と一口サイズのヘレ肉!
う〜ん………。
楽しそう!
そんな様子に影響されて、私もきゅうりを持っていくことにしました。
「それ、どうするの?」
「塩をつけてポリポリかじります」
「シンプルや〜(笑)」
恒例のおにぎりをたくさん作り、上記の食材もしっかりパッキングしているうちに出発時間になって、どんどん人が集まってきました。
みんな旅立ちの前の表情です。
さぁ、今日から約2日間。
この6人で同じ時間と同じ思い出を共有していきます。
なんだかわくわく。
そして、少しの不安。
それでも、このたくましい仲間たちといっしょだということが、かなり心強く感じます。
楽しい思い出を。
おやすみ。
今度、山に行きます。
なんだか、人の準備と自分の準備で、あわただしい1日でした。
2人ぶんの荷物を同時進行で準備するって、何かを大事なものを入れ忘れそうでかなり不安(笑)
でも、なんとかなるでしょ。
きょうはそんなところで。
おやすみ。
暑い暑いさなか、摩耶山(まやさん)に登ってきました。
暑かったです。
あんまりにも暑すぎたので、途中でロープウエイに乗りました。
楽チンハイキング。
ま、これもまたよし、としましょうか(笑)
山頂では持ち寄りランチタイム。
これまた楽しい♪
それから「オテル・ド・摩耶」で日帰り入浴。
あ〜、気持ちがいい♪
ロビーで涼んでから、バスで阪急六甲まで下山。
景色がきれいだった♪
なんか、1日でいろんなことを楽しんだような気分です。
よくばりな1日だったな。
おやすみ。
高校野球がもうすぐ終わります。
今年は、白熱した試合が多かった様子。
テレビを観ない私といえども、やはり高校野球の結果はどうも気になります。
どこが勝ってもいいとはいえ、やはり郷土であれ、母校であれ、今、住んでいる土地の近辺であれ、「私」と関連のある高校を応援してしまいます。
ある日、テレビをつけっぱなしで、うとうとしてしまいました。
そして、ある歌に目が覚めました。
テレビから流れる歌を知らない私に、知っているメロディが応援団席から流れてきました。
最近、流行りの応援歌でもありません。
ましてや私の母校である高校が出場しているわけではありません。
なんとそれは、私の母校である「大学」の応援歌でした。
校歌ではなく、応援歌。
数年ぶりに附属の高校が出場した高校野球。
こんなところで、私に影響を及ぼした応援歌を聴くとは思っていませんでた。
それでも、やっぱりついつい口ずさんでしまう「紺碧(こんぺき)の空」。
負けても勝っても、故郷を思い出させる高校野球は、いつまでも残しておいてほしい日本の文化のひとつですね。
おやすみ。
ビンボー学生時代。
納豆は私の生きる糧(かて)でした(けって大げさではない)。
近所のスーパーで売っている3個100円の納豆が、ときどき3個50円になる特売日を狙って、10個くらい買って帰っていました。
1日1個としてこれで1カ月は生き延びられます。
納豆を食べられる人間でよかった〜、とつくづく思いました。
そのため、納豆料理は必然的にいろいろ作りました。
まず、今でもよく作るのが「納豆スパ」「納豆オムレツ」。
それから、餃子の皮で納豆を包み揚げた「納豆餃子」。
「納豆茶漬け」は意外すぎるほどおいしい。
「納豆の味噌汁」は某味噌メーカーで教えてもらいました。
「納豆蕎麦」と「納豆チャーハン」はいまや定番です。
「納豆と大根おろしと、とろろいもをいっしょにまぜたやつ」は納豆キライな人でも食べられるかも。でもぜいたくなので、あまり作りません。
納豆に飽きないために、いろいろ試しましたが、私のいちばんのお気に入りは、これ。
トーストに納豆をのせて食べる「のっけのっけパン〜納豆編!」
パンに納豆。
けっこう合うのです!
しかも、料理の本に載っていました。
食べた人でないと、そのうまさはわからないでしょう。
納豆好きなみなさん。
ぜひ、お試しください。
おやすみ。
穂高のふもとに「涸沢(からさわ)カール」という場所があります。
穂高の山にくるりと囲まれたお椀型の涸沢に着いたとき、静かな感動がこみあげてきたのを、はっきりと覚えています。
ザックが肩に食い込み、へとへとでもう歩けないと思っていた矢先、いきなりあらわれた涸沢。
同じ格好をしたやまやさんたちがたくさん歩いていて、いろんな色のテントが谷に花を咲かせています。
その人口の多さにかなり驚いたけれど「涸沢は山の港みたいなものなんだな」と思いました。
涸沢からまたその先の山を目指す人たちや、山から下りてきた人たちが、生ビールを飲んだり、グッズを購入したりしています。
みんな、私と同じように自分の足で歩いてきたんだな。
そんなことを思うと、妙に親しみを感じました。
涸沢。
今年もまた登ります。
たぶん、途中で何度もへこたれそうになることは目に見えていますが、それでも「仲間」といっしょに行くから大丈夫。
みんなで、ヒュッテで生ビールを飲むことを楽しみにしています。
おやすみ。
台風がたくさん来ています。
災害が広がりませんように。
おやすみ。
セロリが大好きです。
ワイルドに生でポリポリとかじって食べます。
もちろん、薄く切ってサラダにも入れます。
炒め物にすると、さらに味がぐっと増します。
セロリの葉っぱも、そのままいっしょに炒めます。
おいしくって、シアワセ気分になります♪
こんなふうに私をシアワセ気分にしてくれるこのセロリ。
初めて日本にやってきたのは「文禄・慶長の役」のころだとか。
豊臣秀吉が朝鮮に出兵した際に、日本に持ち帰られたそうです。
そして、そのセロリを持ち帰ってきた人が、なんと戦国時代の名武将「加藤清正」公。
「清正人参(きよまさにんじん)」という異名を持つセロリに、なんともいえぬ歴史の風を感じました。
清正公は、どうやってこのセロリを食べたのかな……。
そんな歴史に思いを馳せながら食べるセロリは、私にはますますとっておきの野菜になりました。
清正さん、どうもありがとう♪
おやすみ。
先日、NHKで「日本の名峰50」とかなんとかいう番組を観ました。
たまたまつけたら放映中だったので、途中からしか観られませんでしたが、なかなかおもしろかったです。
1位はやっぱり富士山。
2位は槍ケ岳。
ここまでは納得。
3位以降はこんな感じでした。
3位大山(だいせん)、4位石鎚山、5位穂高岳、6位剱岳、7位鳥海山、8位八ケ岳、9位白馬岳、10位大峰山………。
以下の結果はNHKのホームページに掲載されています。
<http://www.nhk.or.jp/meihou/mokuji.html>
ひとつひとつに山の解説と写真もあり、これまた私の山心をくすぐりました。
今年の秋もまたいろんな山に行きたいな。
まずは体力をもっともっとつけていかないとね。
おやすみ。
ゆうべは、毒をはきすぎたなぁ。
ちょっと反省。
今日は早々におやすみ。
西宮のパスタ屋さんに行きました。
去年、知人が連れていってくれた店「ピッコラ」。
やはり、かなりおいしかったです。
超グルメな友も「おいしいおいしい」と舌鼓を打っていました。
ふむ。満足。
おいしいものを食べるって、会話もはずむし、心も豊かになれるような気がします。
今日は、豊かさをたくさん蓄えることができた1日でした。
温泉も入ったし♪
あ〜、いい一日だった。
おやすみ。
お客さんの多い家で育ちました。
職人さんはもちろん、出入りの業者の人が急に訪れたり、近所の寄り合いの場所になったりと、静かな夜のほうがフシギなくらい「他人」が家の中にいました。
そのたびに、母は冷蔵庫のあり合わせで料理を出したり、事前に買い出しに行っておもてなし料理を作ったり。
子どもながら見ているだけで大変そう。
いえ、私も大変でした。
出来上がった料理やお酒を、お客さんのところへ運ぶのは、もっぱら私の役目。
父が不在のときは、小学生の私がお客さんの接待をしていました。
それでも「おとな」たちの中にいるのは、なんだかドキドキ・わくわくしました。
ときどき、お小遣いももらえるし♪
私自身がおとなになって、一人暮らしをしても、やっぱり定期的に私の部屋で友を呼んでホームパーティーの真似事をしていたのは、やはり子どものころの影響なのでしょう。
お客さんの多い家って、シアワセだったんだな。
ふとそんなことを考えた今日一日。
最近、ホームパーティーなんて、してないね。
おやすみ。
トマトが大好きな母。
はっぴーバースデー♪
東京から友が遊びに来たので、飲みに行きました。
最初はコギレイな居酒屋さんを探していたけれど、せっかくなので「大阪」っぽいなぁ、と私が思った店で飲むことにしました。
1軒目は梅田の「立ち飲み屋」さん。
女性ふたりで入るのは、ちょっとためらいましたが、勇気を出して入ってビールを1杯。串2本。
ま、ここは雰囲気を味わう程度にしておいて、2軒目に行きました。
2軒目は天神さんの近所の「串焼き屋」さん。
ここは、友たちと合流して5人でわいわいと飲みました。
私は例によって途中でぐーぐーと寝てしまいましたが、初対面のはずの3人が妙に盛り上がっていたそうです。
お酒の席って、こういうところがいいですね。
そして、3軒目。
最後に1杯だけ、と友とふたり、梅田で生ビールを飲みました。
終電までの1杯勝負!だったけどこれまた楽しかった。
ただ、私は久々に最終電車になり駅からタクシー。
友は終電をなくしてしまい梅田からタクシーになりました。
1万円は軽く越したかと思われます。
最後の最後が痛かったね。
でもまた飲みましょう。
今日は楽しい楽しい夜でした。
おやすみ。
行きと違い、帰りはにぎやかな子どもはあまりいません。
それでも、フェリーは満室とのことでした。
思い切り疲れていたのでしょう。
昼過ぎまでぐっすり快眠したあと、昼食を食べにレストランに行きました。
讃岐うどん700円。
ま、いいでしょう。
それから、お風呂に入り、これまた昼のサッポロクラシックを飲んで、またまた昼寝。
帰りのフェリーの中ってホントによく眠れます。
すっかり体力が回復したあと、もう夕飯の時間(笑)
さしておなかも空いていないのですが、せっかくなので、カフェにラーメンを食べに行きました。
カフェにはテレビが設置されていて、ちょうど高校野球が放映中。
八重山高校でした。
しばらく野球観戦をしたあと、荷作りのため、部屋に戻り、そうこうしているうちに、下船の案内。
とうとう舞鶴に着いてしまったのです。
帰りはひたすら高速道路を南下。
心配していた台風も、予想以上に進路をそれてくれたようで、雨にはひとつも会わずの旅になりました。
1週間の旅。
ちょうどいい長さかな。
初めてのバイクひとり旅。
また、近くでもいいから、ふらりと行きたいな。
まずはともあれ、無事に帰ってきたことに。
おやすみ。
きのうのちゃんちゃん焼きの残りを雑炊にして、朝ごはんを食べました。
まったりした朝ごはんと語らい。
う〜ん。キャンプ場の朝はいつもすがすがしくって、よい(笑)
温泉に入って体の汚れを落とし、湯船でつるつるになりました。
ホントに北海道の温泉には、はずれがありません。
昼過ぎまでみんなでおしゃべりしたあと、それぞれに出発しました。
宿主夫妻たちは比布へ戻り、私は士幌、富良野経由で小樽へ向かいます。
今日もまたみんなに見送られて出発。
なんともシアワセ者なワタシ(*^。^*)
それにしても、今日はホントに暑い日でした。
富良野を抜けるときは、道の駅ごとに20分ほど休憩しながらの走行。
体を抜けていく風も、もあ〜っと暑い!
それでも、15時を過ぎてからどんどん涼しくなり、小樽到着したのが19時半。
なかなか快適な気温になっていました。
初日に泊まった「とまや」さんに寄って帰りの挨拶をし、港で待ち合わせをしていた友と、恒例の「魚真」でちらし寿司と生ビールを2杯。
これがホントに北海道での最後の食事になりました。
23時半出航のフェリーに乗り込み、S寝台にごろりとよこになると、そのままくーくーと寝てしまいました。
走り疲れたのでしょう。
こうして1週間の旅が終わりに向かいました。
あしたは舞鶴。
バイクを置くまで、まだまだ旅は続いています。
おやすみ。
昼過ぎに到着したばかりの「ハヤシライス」を、芝生の上でそよ風に吹かれながら食べました。
そして、午後1時に友に見送られて出発。
3日間、どうもありがとう。
さて、今日は比布(ぴっぷ)の宿で北海道最後の夜をのんびり、ゆっくりくつろごうかと思っていましたが、なんとその宿が満室!?
ということで、糠平(ぬかびら)温泉でキャンプになりました(笑)
ちゃんちゃん焼きとダッチオーブン料理と。
サッポロクラシックと頭の上の天の川と。
結婚したばかりの宿主夫妻とその友たちと。
さすがにテント泊のため、くつろぐ時間はありませんでしたが、今日も楽しい楽しい夜になりました。
旅の最後には、ふさわしいかな?
おやすみ。
友人夫妻といっしょに、「雨竜沼(うりゅうぬま)湿原」に登ってきました。
そう、登ってきたのです。
湿原といえば、車で横付けして木道の上を歩いてのんびり花を散策する……というイメージがありますが、この雨竜沼湿原は、まずは車で登山口まで国道から1時間ほどかかります。
細い細いダートの道に先行き不安。
やっと着いた登山口の「南暑寒荘」で、朝ごはんと休憩、準備をして、さて登山。
あらかじめ調べてきてよかった、とつくづく思いました。
まさに、登山。
かなりの、急登。
何度も休憩して2時間半ほど経ったところで、やっと湿原に到着しました。
あぁ、こんな山の上に広大な湿原が広がっている。
こんな場所の湿原を見つけた人たちっていったい……と思いながら、湿原に咲く小さなかわいい花たちを観察して、展望台で休憩しました。
来てよかった。
ホントは、余力があったら南暑寒別岳まで登ろうと言っていたのですが、ここでダウン。
でも、次回は増毛まで縦走してみたいです。
下山後は、北竜(ほくりゅう)のひまわり畑を見て、滝川でラーメンを食べて帰ってきました。
旅先で筋肉痛は困る!と、念入りにストレッチをして21時過ぎには就寝。
とてもとても、楽しい1日でした。
ぐったり。
おやすみ。
朝6時に起きて窓の外を見ると、どこもかしこもガスで真っ白。
今日の天気予報は「雨」でした。
アンヌプリ登山はまた今度、ということで、温泉だけ入りに行くことにしました。
「ニセコ五色温泉」。
かなりつるつるな湯。
あ〜、気持ちがいい!
ただ、露天風呂が向かい側の展望台からは丸見えだったので、内湯だけにしておきました(笑)
露天に入るともすこし長湯できたんだけど……。
それでも、サイコーに気持ちよい湯上りのまま、羊蹄山のふもとをぐるりと一周しました。
途中で、おいしそうな「蕎麦屋」発見。
ちょうどお昼だったので、そのままそこで昼食をとりました。
ここでもやっぱり山かけ蕎麦。
田舎蕎麦でおいしかったです。
小樽まで戻って、それから海沿いに少し北上。
そして、途中で内陸に入りました。
今日の宿は、友人夫妻の家。
今年の冬に行ったときは、もちろん雪で真っ白だった景色が、いろんな色に覆われていてちょっと驚きました。
家の前が芝生だったのもびっくり!
仕事を終えて快く迎えてくれたふたりに、感謝です。
芝生の上でバーベキューをして、ビールを飲んで、わいわいとおしゃべりタイムでした。
旅の途中で友を尋ねる。
とても、ぜいたくな感じがします。
さて、明日は早い。
おやすみ。
2006年08月03日(木) |
のんびり出発。余市から積丹、ニセコへ |
朝8時からの朝食に合わせて、ゆっくり起床。
キャベツの千切りと目玉焼き、ウインナー、お味噌汁とごはん、というこれまた懐かしいメニューの朝ごはんを食べて、縁側でのんびりしていました。
友人である宿主夫妻と赤ちゃんと、今までのこと、これからのことについて話をしながら、あっという間に10時をまわりました。
もう1泊したい気持ちをおおいに抑えて、次の街へ旅立ちました。
いつまでも見送るふたりに、かつてのフェリーでの出港を錯覚。
妙にじーんと来る瞬間でした。
五号線を積丹方面へ向かう途中、余市の「ニッカウヰスキー工場」に立ち寄りました。
日本のウイスキーの父、竹鶴さんとその妻リタさんの物語をじっくりと読み、あらためて「創始者」のすばらしさに感動。
試飲コーナーでは、1杯くらい……という心の悪に打ち勝って、ニッカのオレンジジュースをいただきました。
思いがけず時間をとってしまったため、積丹半島に着いたのが午後2時過ぎ。
念願のウニ丼を食べてから、ニセコへ向かいました。
今晩の宿は、倶知安(くっちゃん)にある「ぐりぐら」。
ニセコアンヌプリが目前に見える宿です。
評判どおり食事がとてもとてもおいしく、宿主さんも気さくな人で楽しい夜になりました。
明日は、天気がよければアンヌプリに登ろうかと思っていますが、さて、どうなることやら。
おやすみ。
2006年08月02日(水) |
フェリーの1日と小樽の夜と |
夜中、何度か目を覚ましました。
そのたびに、ここはどこか、と自分を探しました。
私の「部屋」は、フェリーの中央部分にあり、窓がありません。
カーテンも遮光されていて、廊下の蛍光灯でさえ部屋の中にあまり入ってきません。
寝たり起きたりを繰り返していくうちに、館内放送が鳴りました。
「朝食のレストランがあと20分で閉まります……云々」
そっか。
もう9時を過ぎていたのか。
身支度をして、お弁当のおにぎりをひとつ、食べました。
フェリーの中をとりあえず歩いて、部屋に戻ってきました。
さすが夏休み。
どこもかしこも子どもの奇声で、かなりにぎやかです。
午前中は惰眠をむさぼり、午後イチで展望浴場でのんびりしてから、どうにか海の見える場所に座って、昼のサッポロクラシックを愉しみながら、旅の予定を立てました。
そんなこんなで、お弁当のおにぎりを、もうひとつ、ふたつ、食べていくうちに、小樽港入港。
21時です。
今夜の宿は、去年の秋にオープンした民宿「舎(やまきち)『とまや』」さん。
仁木の友が思いがけず港まで迎えに来てくれて、道案内をしてくれました。
ありがとう。
懐かしい友たちとの再会と、新しい命との出会い。
懐かしい懐かしい語らいのひと時と、小樽の街を見下ろす絶景。
来て、よかった。
ちょっとためらっていたけれど、やっぱり来てよかった。
すっかり酔っ払って、ベッドに入りました。
おやすみ。
2006年08月01日(火) |
時速80キロで舞鶴へ |
午後9時。
タンクバックを取りつけ、小さくまとめた荷物を後部シートに積んで、舞鶴へ出発しました。
きょうから1週間ほど、北海道へ旅立ちます。
初めての北海道へ向かうときと同じようなドキドキ感と不安。
なんといっても、今回は最初から最後まで「バイクひとり旅」です。
作ってもらったお弁当をタンクバックに詰め込んで、いざ出発。
舞鶴到着は、23時過ぎでした。ほぼ予定通りかな。
レーンに並ぶライダーは40〜50台くらいでしょうか。
全盛期から比べるとほぼ半分だそうです。
しかも年齢層がかなり高い。
最近の学生には、バイクは高価な「おもちゃ」なのでしょう。
23時半。乗船開始。
今回は「S寝台」というほぼ個室の等級を予約していました。
約2畳ほどの広さにベッドと荷物置きがあって、入り口はカーテンで仕切られています。
これから約20時間。
ここが私の部屋になります。
売店で買ったサッポロクラシックと、大きな海老フライで旅の初日を祝いました。
明日の夜は、小樽に到着です。
今回はどんな旅になるのかな?
おやすみ。
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