紫
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「名言集」のようなテレビ番組を観ました。
自分の人生の転機になった言葉を、芸能人が語るという番組です。
文字や音だけ見ていると、どれもこれもありきたりの言葉がほとんどです。
いつもは聞き流してしまいそうな言葉でも、そのときの状況や感情によって、心に響いてきます。
その言葉を発する人のバックグラウンドによって、その言葉の重みが変わってきます。
「言葉って、生きているんだな。人といっしょに成長しているんだな」
あらためてそう思いました。
私は、子どものころから、心に残った言葉や話をメモする癖があります。
授業の余談でノートがいっぱいになったこともあります。
そんなメモを集めて「語録集」を作ったこともありました。
これは、楽しい作業でしたが、残念ながら紛失(涙)。
「語録集」のなかで、いつか使いたい言葉もいくつかあります。
でも、いまはまだ「受け売り」でしか使えません。
もっと経験を重ねて、自分の言葉として人に伝えられるときがくるまで、まだまだ「語録集」のなかにおさめておこうと思います。
私は「活字中毒」にはけっしてならないけれど、もしかしたら「言葉中毒」なのかも?
五感で言葉を楽しむ。
お金のかからないぜいたくな「遊び」、ですね。
きょうからまた忙しい1週間。
でも、その忙しさを楽しんでいます(ホントか?)。
ふぅ、おやすみ。
「あ……」
ドアを開けると、あの匂いがしました。
ひんやりと冷たい空気。
アイスアリーナのあの匂い。
ジャッ、シャーッ
ジャンプの後、独特のエッジと氷のこすれる音を聴いて「ここだ」と思いました。
これまで何度もスケート場に足を運んだけれど、滑らずに帰ってきました。
理由はひとつ。
「以前のように滑ることはできないだろうから」
久々に足を通したスケート靴は、心なしか喜んでいるように見えました。
久々に踏んだリンクは、最初は私を突っぱねたけれど、だんだんと思い出してくれたかのように、私を受け入れてくれました。
シャーッ、シャーッ。
まだまだジャンプをする気にはなれないけれど、スピンの練習は少しだけ、できるようになりました。
うん、もう少し。
やっぱり、右足は少し弱いみたいだけど、それでもじゅうぶんに前にもうしろにも滑ることはできます。
「楽しく滑ることがいちばんや」
きょう、スケート場で知り合ったおじさんの口癖。
そう、楽しく滑ろう。
たった2時間だけのスケートリンクだったけれど、私には「何か」を克服したような1日でした。
さ、これからはほんの少し弱い右足を「言い訳」にすることはもうやめよう。
私は、なんでも、できるんだから。
久々に車に乗りました。
久々に車で旅に出たくなりました。
でも、しばらくは旅に出ません。
地に足つけて、ハタラコー。
山登りを予定していた日が、雨という予報になりました。
山登りは延期して、雨の日でも楽しいことをしようということになり、いっしょに行くはずだった後輩と意見を出し合いました。
博物館に美術館、おいしい蕎麦屋、日帰り温泉などなど。
博物館が好きな私は、行ってみたかった博物館がいくつかあるので、とりあえずそこに行こう、ということになりました。
そしてきょう。
昼過ぎに携帯にメールがきました。
「年中、滑れるスケート場がありますよ」
そのスケート場は、私がスケートを習っていたときに、何度か練習に行ったスケート場でした。
ふんわりと懐かしい気持ちに包まれながらメールを返信。
「では、雨の日でも楽しいことをしにいきますか」
スケート靴をはくのは、15年ぶり。
「ちょっと曲がった足」に一抹の不安はありますが、久々にリンクの匂いに囲まれてこようと思います。
あまりにもネタがないので、久々に「きょうは、なんの日?」。
きょうはですね……。
「ゴルフ場記念日」。
1903年に、日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」が六甲にオープンした日だそうです。
1903年といえば明治の中盤。
ライト兄弟が動力飛行に成功して、キュリー夫人がノーベル賞を取った年だとか。
日本では、私立の専門学校が「大学」と称してもいい、ということになり、サッポロビールが「生ビール」を販売しはじめた年。
………。
時代って、タテで見るとつながるけれど、ヨコで見ていくと、なかなか接点を見つけにくいものですね。
2005年05月23日(月) |
ちょっと、うらやましいこと。 |
大学に入ってから、いくつかのサークルに入りました。
「バレーボール部」「劇団」「野球」「児童文学研究会」「天文同好会」「古美術研究会」「オーケストラ」「ピアノ」「映画研究会」などなど。
ほかの同級生は、もっとたくさん入っていました。
たくさん入ってから、自分に合いそうなサークルに活動の拠点を絞っていきます。
私も、それを見習ってたくさん入ったのですが、どれも続きませんでした。
理由はいろいろ。
「同期でおそろいのジャージを作る」ためのお金が払えないため、疎遠になったり、活動が活発すぎて、バイトをする時間がなくなったり、変な人がいて困ったため活動に行かなくなったり、メンバーの女性が他大の女子大生ばっかりだったり……などなど。
それでも、いちばん大きな理由は、「部室にしゃべりに行く」ということができなかったため。
「部室に行ったら、誰かいるから、しゃべりにおいで」
と言ってくれるのですが、いったい何をしゃべりに行けばいいのかわかりません。
練習、といっても、やはりバイトとの両立は難しく、なかなか時間も合いません。
部費も払えず、研修旅行などにも参加できません。
そんなこんなで、入っても長続きしないままにすべてのサークルに行かなくなってしまいました。
今から思えば、一つくらいがんばって続ければよかったな、と思います。
今年、短大生になった友は、今、「板部(いたぶ)」という部でがんばっています。
夏はスケボー、冬はスノボーやスキー。
とても楽しそうです。
そんな彼女を見ていて、ちょっとうらやましく思うのでした。
おやすみ。
久々の東京は、ちょっと疲れました。
ホントは、行きたいところがたくさんあったけれど、なんとなく「早めに帰ろう」と思い、昼ころの新幹線に乗りました。
きのうの友の式は、六本木でありました。
六本木は、かつて仕事でも遊びでも通院(!)でも、何度も通ったところ。
とてもとても懐かしくて、心がざわざわしました。
まだ私は、「ここ」に戻ってきたがっているのかな。
いや、違うはず。
久々の東京に「思い出の宝箱」のフタがイッキに開いて、当時にタイムスリップしたような感覚になったからでしょう。
それでも、きょうはもう「ざわざわ」したくなくて、さっさと新幹線に乗りました。
さ、帰ろう。
今、私が生きている「場所」へ。
今、私に「おかえり」を言ってくれる「人たち」のところへ。
17時半。
友の結婚披露パーティーが始まりました。
もともと仕事の取引先だったけれど、いつの間にやら意気投合。
仕事以外でも、食事に行ったり飲みに行ったり。
彼女が会社を辞めてからも、そして私が東京を離れてからもその付き合いは終わりませんでした。
きょうは、そんな彼女の結婚式。
お招き、どうもありがとう。
久々に会えて、そして、あなたのシアワセいっぱいのうれしい笑顔を見せてくれて、感謝、します。
あしたの友人の結婚式に備えて、美容院に行きました。
いえ、ホントは2月くらいから、行こう行こうと思っていたのですが、なかなか時間が取れず。
今回も、仕事が詰まっていて、行けないかな〜と思っていたのですが、そろそろ髪の毛も、伸びっぱなしでぼうぼう状態。
久々に東京の友に会うのに、ちょっとはキレイにしていかないと……、と無理やり時間を取って、行ってきました。
いやいや、ホントのことを言うと、「そろそろ『彼』に会いたいなぁ〜(はあと)」なーんて感じで、いそいそと出かけました。
「彼」というのは、私の担当の美容師さんで、もう何年もその人に切ってもらっています。
2〜3回、ほかの美容院に「浮気(!)」してしまったことがありますが、やっぱり「彼」がいちばん(はあとはあと)。
アシスタントの女の子も、とても気さくでかわいくて、美容院に緊張する私なのに、いつも癒されています。
今回も、パーマをかけてもらいました。
パーマをかけてもらいながら、いろいろとお話。
あぁ……。
癒される…。
ぐぅ…zzz。
はい。
おやすみ。
北海道の帰りは、関西空港着でした。
手荷物を預けると、「KIX」というスリーレターコードの書かれたラベルをかばんに貼られました。
関西空港行き。
これですぐにわかります。
ふと、友が言いました。
「なんで関空が、KIXなんやろ」
そう。確かに疑問に思います。
そこで、さっそく調べてみました。
関西国際空港は、英語にすると「Kansai International Airport」。
これを略すと「KIA」になるのですが、このコードはもうすでに使用されていたそうです。
そこで、「KI」に続くほかのアルファベットを探してみたところ、なんと、「I」と「X」しか残っていなかったとか。
「KII」よりも「KIX」のほうが発音しやすいということで「KIX」になったそうです。
★参考URL(http://www.kansai-airport.or.jp/introduction/tanken/tan_0112b.htm)
ふぅん。
でも、このスリーレターコード。
空港がどんどん増えると、組み合わせも難しくなってくるのでしょう。
………アルファベット26文字。
さて、何通りの組み合わせができるのでしょうか(中学校三年生数学)
この計算って、確率統計だったかな(汗)
おやすみ。
大阪、梅田にあるバナナホールというライブハウスに行ってきました。
「野弧禅(やこぜん)」という人たちの歌を聴きに、です。
感想は………。
いや。
もう……。
教えられません。
客層が若すぎて、ちょっと乗り遅れた(!)けれど、それでも彼らは、「サイコー」に「いい!」。
以前、彼らのライブを見た友が言いました。
「いいやつらだったぜ」
きょう、私も同じセリフをメールで送りました。
「いいやつらでしたよ」
いいやつらの歌。
まずは聴いてみてください。
きょうは、くたくた。
小樽という街が、これほどまでに愛しい街になるとは思っていませんでした。
今はもう、大事なもの、がなくなった街だけど、それでも私はこの街に「安らぎ」を覚えています。
交差点の脇に立つ木や、駅前の市場、それから、観光地となった運河からも「おかえり」という声が聞こえてくるような気がしました。
「おかえり」
そう言ってほしいんだろうな、この街に。
ふとそんなことに気づいたとき、ひとつの歌が思い浮かびました。
かなしきは 小樽の町よ
歌ふこと
なき人人の 声の荒さよ
石川啄木の歌。
以前も日記に書いたけれど、彼はきっと、この小樽を「いと愛(かな)し」と思っていたに違いない。
私が、今、小樽と「愛(かな)し」と思っているように。
ありがとう。
「悲し」ではなく、「愛し」の街でいてくれて。
きょうは、たくさん走りました。
何度も通り慣れた道。
でも、ちょっと疲れたかな。
それでも、ここは北海道。
心地よい疲れです。
♪この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから
名前も知らない木になるでしょう♪
言わずと知れた日立のCMソング。
それ相応の年代の人は、緑がきれいに生い茂ったあの平べったい円錐形の巨木を思い出すことでしょう。
このCMで使われた木は、ハワイやシンガポールなど海外の栄養たっぷりの土壌で育った木で、日本にはありません。
なぜか北海道の帯広の南の豊頃(とよころ)町にある「ハルニレの木」が使われた、といううわさもありますが、単なるうわさにすぎません。
この豊頃町の「ハルニレの木」。
十勝川沿いのだだっぴろい河川敷で、青空の下にぽつん、と立っている姿を見ると、なんともすがしい気分にさせてくれます。
春に花が咲く「ニレ科」の木だから「ハルニレ」という名前がついたとか。
今回、私たちが訪れたときは、まだ「枯れ木」でした。
ハルニレは、常緑樹だと思い込んでいたため、葉のないハルニレの木を見たときは、思わず絶句してしまいましたが、根元から見上げると、今の季節にしか見えないキラキラとまぶしいくらいの青空を枝の間からのぞかせてくれました。
葉の生い茂った姿ももちろんすばらしいけれど、左右いっぱいに枝を大きく伸ばして立つハルニレの木に、「生きる息吹」を感じます。
この巨木に葉がつき始めるのは、いつごろなんでしょうね。
2年ぶりに、北の大地に足を踏み入れました。
飛行機で行くのは3年ぶり。
そして、友といっしょに北の大地へ行くのは、初めてです。
今月は、飛行機がバースデー割引の月。
この割引を使ってみようかな、と思ったのが今年の2月。
3月にチケットを取って、なんと超割の時期とも重なっていたため、みんなでがんばって超割チケットも取って、やっときょう、出発です。
伊丹空港で、旅の道連れとなる友2人と待ち合わせ。
そして搭乗。
昼前に久々の千歳空港に到着しました。
空は快晴!
言うことなし、です。
「十勝の温泉に入ろう」
友の提案で、まずは帯広を目指しました。
途中で昼食にパスタを食べて、みんなで運転を交代しながら、帯広へ到着。
今夜の宿は、トイピルカ北帯広ユースホステルです。
ログハウスのきれいなユースホステル。
これで朝食を入れて3999円は安い。
帯広の町に出て、六花亭でおみやげを買って、それから蕎麦を食べに行って、宿に戻りました。
仕事の疲れがたまっているのか、ビールとワインを飲んだら、あっという間に眠くなってしまい、一足お先におやすみ。
さて、3泊4日の旅のはじまり。
どんな旅になることやら。
おやすみ。
「トイレ、行こうよ」
「あ、行く行く」
そんなふうなセリフが、よく交わされていた中学時代。
今は、どうなのかは知りません。
でも、私が中学、そして高校時代は、ひとりでトイレに行くことが「恥ずかしい」時代でした。
「トイレに行く」のが恥ずかしいのではなく、「ひとりで廊下を歩いてトイレに行く」のが恥ずかしかった。
そんな時代。。。といえば、時代。
そして私もそのひとり。でした。
あることがきっかけで、ひとりでトイレに行くようにしました。
別に、いじめ、にあったわけでも、友達が去っていったわけでもありません。
「ひとりで、なんでもしなきゃ」
そう思いはじめたころだったからでしょうか。
最初は、「え? ひとりでトイレ?」のような顔をされたこともありましたが、そのうちに周囲が慣れていってくれた様子。
ひとりでなんでもする。
これって、いいのかな。
ふと、思った次第でした。
わけもわからず、おやすみ。
母が、久々に働き始めました。
働く意欲はもうずいぶん前からあったのですが、なにぶん、家が山奥にあるため、交通費が町に住む人より3倍近くかかるのがネックらしく、ことごとく面接で落ちていました。
最近、近所に建った企業。
交通費もかかりません。
もちろん、働き場所のない山奥だから、競争率も都会の3倍。
それでも母は採用されました。
昔から、母は面接というものに落ちたことがありませんでした。
そして、働き出してからも、要領のよさとその気遣いとで、重宝がられていました。
そんな母が、今の家に越してきてからは、面接に落ちっぱなし。
もう、働くのはあきらめたとばかり思っていた矢先の「採用通知」でした。
還暦を過ぎて数年経ちます。
それでも、母を採用してくれる企業があることに、「日本も捨てたもんじゃないな」とココロから思います。
両親ともに、いつまでも元気で。
先日の母の日と、きょう、父のバースデーに寄せて。
心のこもった「何か」を、ありがとう。
1年に1度。
覚えていてくれて、ありがとう。
あ、ぁ…。
締め切り、間に合わなかった……。
がくっ。
山グッズ。
ちょこちょこと集めています。
最初は、人に借りることもあるけれど、やっぱり自分の物をそろえて山に登りたいと思います。
そうしないと、自分の頂上にたどりつけない、と思うから。
買ったものはすぐに使いたくなる性格なので、必要なときに必要な物を買いに行きます。
この冬は、アイゼンを買いました。
今は使わないので、山グッズばかりを揃えている棚のなかに眠っていますが、いずれ白馬の大雪渓に行こうと思っています。
水筒も欲しいけれど、今はペットボトルで十分。
でも、いずれそろえたいもののひとつです。
最終的には、テントが欲しいな、と思っているけれど、まだまだこれは勉強しないと。
5月下旬から、夏山セミナーにも参加します。
単独登山は、今のところはしないつもりだけど、人に頼りすぎることなく、山リーダーの相談相手くらいになれる知識と経験を養いたいと思います。
今は、忙しい時期なので、ハイキングにも行けていませんが、今月末くらいから少しずつ活動再開。
山グッズもさることながら、まずはお金で買えない体力を十分につけておかなければいけませんね。
おやすみ。
ツルっ。
フワっ。
ゴンっ。
こんな不思議な音がしたかと思うと、いきなり世界が回り始めました。
さしていた傘と、コンビニエンスストアで買い物した2リットルのお茶と、それから、携帯電話を手に持っていたため、両手がふさがれていた私。
排水溝のフタにツルっと足が滑って、体が一瞬、フワっと宙に浮き、肘から落ちて最後に頭をゴンっ!
っっっ………。
しばらく言葉は出ませんでした。
起き上がって5メートルほど歩くと、だんだんと吐き気やめまいがしてきて、あ、やばいかも状態。
何度か休憩を重ねて、ようやく目的地までたどり着きました。
あ〜、びっくりした。
道路は危険がいっぱい。
明日の朝、記憶がなかったらどうしよう、とそんなことを考えながら、ぐっすりすやすやと眠りにつきました。
頭を打つって、怖いですね。
おやすみ。
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