紫
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きょうは、のんびりとした土曜日。
おやすみ。
2004年07月30日(金) |
ラッシュの時間に考えたこと。 |
古巣に出向。
朝8時の電車は、久々のラッシュアワー。
サラリーマン気分です。
とはいいつつ、朝の早かった私は、ラッシュタイムの前に電車に乗ることが多く、どこかに直行のときなどしかラッシュにはあったことがありません。
学生時代は、このラッシュに揺られて毎日通勤している人たちは、「会社」というところで、何をしているんだろう。
とくに「OL」と呼ばれる人たちは、毎日、机に向かって何をしているんだろう。
そんな疑問をよく感じていました。
実際に会社に入ると、一人ひとりが、重要な役割を果たしているんだな、ということがわかったけれど、遅めに始めた就職活動では、「自分がこの会社で何をするのか」がわかり、「この会社に入って何をするのか」を人に説明できる会社に就職したいと思っていました。
今日のラッシュの乗客。
みんな疲れている表情でした。
サラリーマンと一概によばれるけれど、でも、それぞれが自分のするべき仕事をもっているんだろうな、一人でもかけたら、その会社の歯車は狂うんだろうな、と、自分のサラリーマン時代を思い出しながら、今の私の仕事について考えざるをえませんでした。
おやすみ。
二十歳のころからの友の、お父さんが亡くなりました。
その友には、何度も助けられ、何度も元気づけられ、いろんなことを相談していました。
思えば、ホントに助けてもらってばっかり。
お父さんにも何度か会ったことがあります。
回転寿司をいっしょに食べたとき、「しゃべり方がそっくり」と思ったのを覚えています。
「おやじっこ」だった友。
今は、かける言葉も見つかりません。
ぽっかりあいた時間を有意義に過ごすため、久々に、美容室に行ってきました。
ホントに久々。
いつも行っていた美容室があったのですが、去年の夏に、担当の人が移動になり、それから、あまり髪の毛を切らなくなりました。
といっても、2〜3回は切っているけれど、なかなかしっくりきません。
技術というより、相性なのでしょう。
今日は、担当の人の移動先の美容室に行きました。
店長として、新店舗を任されたその彼は、古い店からの客を、とっても喜んでくれました。
「元気でしたか」
「元気です」
「きょうは、どうしましょう」
「伸ばしやすいように切ってください」
いつも、短くするか伸ばすか、の会話だけで、おまかせ状態。
それでも、私の好みを知っていてくれて、満足いくように切ってくれます。
やっぱり、この人だ。
美容室に行くと、美容師さんとの会話にいつも緊張して疲れる私ですが、この人との会話には、ぜんぜん疲れません。
きてよかった。
ちょっと、行くまでは面倒だけど、「また来ます」と言って帰ってきました。
相手を疲れさせない。
これは、ほんとに相性の問題、なんでしょうね。
おやすみ。
午前中に、ちょっとした仕事を片付けて、午後からはのんびりすごしました。
こんなにのんびりした気持ちって、久しぶりです。
小学校6年生の春休みって感じ。
宿題もなく、受験もなく。
ただただ、のんびりと、でも中学校に入る不安と期待でいっぱいだった12歳の春。
そんなこんなで、今日は12歳気分。
………。
……。
あ〜、歳食いすぎたなぁ。
おやすみ。
今日、締め切りの仕事をいくつか終えて、さて、明日は取材…と思っていたら、「明日の取材、なくなりました」と担当者からの電話。
ふぅ。
どうでもいいけど、もっと早く電話ちょうだい。
明日、あさっては、のんびりしーよっと。
大雨。
雷。
おやすみ。
「彼」と「彼のいた場所」を愛する人たちが、集まりました。
去年と同じ場所に作られた祭壇。
壁のあちこちに貼られた彼の写真。
そして、その写真を静かに見てまわる人たち。
今日は、彼の三回忌です。
1時間のていねいなお経のあと、彼と親しかった友が、彼について語ります。
彼との思い出を語る人、その「とき」の悔しい気持ちをあらわにする人、それからピアノとギター、そして、久々に書いた彼への手紙を読む人。
今日の司会進行役は、彼の妹が務めます。
涙をこらえながら、慣れない司会をする彼女を、数十人の参会者があたたかく見守ります。
そのあたたかさを感じるたびに、何度も胸がつまり。
とめどなく涙がこぼれ。
最後に、彼女の手から「勿忘草(わすれなぐさ)」の種が配られました。
「彼を忘れないで」という気持ちと、それから「新しい命」が彼の家族から託されました。
「Forget me not」という英名をもつ花の花言葉は「私を忘れないで」。
今日、その瞬間から、勿忘草という花が、ここにいる人たちにとって、とても意味のあるものになったことは言うまでもありません。
最後に「見上げてごらん夜の星を」をみんなで大合唱。
夜の星を見上げると「彼」がいる、勿忘草のなかに彼がいる、この店のどこかに、そしてみんなの心に「彼」がいる。
そんなあたたかい夜は、いつまでも続きます。
彼のぶんまで…、いえ、心のなかの彼といっしょに、彼が好きだった曲を聴き、語り、そして笑顔。
それでも、私はやはり何度も胸がつまり、途中でその場を抜けました。
日記を書きながら、彼への手紙を読んだ人の言葉を思い出しました。
いつも、彼はその言葉を、手紙の最後に書いていたとか。
「旅の空で会いましょう」
いつか、どこかの旅の空で。
どこかで会えるような、そんな感覚になるこの言葉。
いつか旅先から手紙を書くとき、彼を思い出しながらこの言葉を書いて送りたい。
それが、彼と「会う」ための、ひとつの方法なのかもしれない。
だからこの言葉、使ってもいいよね?
星は見えないけれど、夜空のムコウにそう語りかけながら、長かった1日が終わっていきました。
おやすみ。
時給1600〜2000円。
組版ができると2500円。
これが、私のもつスキルに対する相場らしい。
派遣会社も、やはり東京は高い!
でも、もう東京には戻らない。
いやなことがあると、「あっちに行きたい」「こっちに行きたい」ではなくて、いやなこともいいこともひっくるめて、「ここ」で生活をしていきたい。
「行きたい」と思う「逃げ場所」があるからこそ、「ここ」でがんばることができると思います。
さて、もう一仕事、しますか。
ある年の夏から、毎年、お中元とお歳暮を欠かさずくれる人たちがいます。
お中元は桃、お歳暮はリンゴ。
だいたい決まっています。
その人たちは、家族で「パチンコ店」を経営するかたわら、渋谷・新宿に飲食店も出店するなど、とても「元気」な家族です。
私の「好きな家族」です。
彼らとは、ひょんなことから出会いましたが、私にはとても頼りになる存在でした。
今日は、彼らにお中元を送りました。
お漬物好きの家族に、仲のよい彼らに、毎年、「ありがとう」の気持ちをこめて。
知り合ったきっかけは、今となってはどうでもいいことです。
彼らとは、ずっとつきあっていきたい。
そんなふうに、この時期いつも、思います。
児島のお漬物、おいしおすえ。
「会社員」だったころは、スーツばかり着ていました。
朝、上下のバランスに悩まなくて楽だから…というのと、それから、何かあったときに、すぐにどこにでも行けるような服を着ていようと思っていたからです。
たとえば、著者もしくは読者からのクレームで、すぐに飛んでいかなければいけないとき、上下のそろっていない服では、相手に失礼だ、と思っていました。
もちろん、今も思っています。
だから、スーツはけっこう多めに持っていると思います。
最近、着なくなったのは会社に行かなくなったこともひとつの理由ですが、太って着られなくなったことがいちばんの理由(汗)。
今日は、久々のホテルのロビーで待ち合わせ。
以前は、取材や打ち合わせ、会議などで、ホテルを頻繁に使っていたのに、最近は、こういう場所に来るのはホントに久しぶり。
なんとなく、懐かしい匂いを感じました。
スーツをまた、毎日、着ていく日が来るのかな。
でも、しばらくは、今のまま。
おやすみ。
友に感謝!
楽しい時間をありがとう。
はい。おやすみ。
今日のお昼ごはんのおかずに「ゆず入り豆腐」がありました。
私は、このゆず入り豆腐が、子どものころから大好きでした。
このゆず入り豆腐、じつは関西圏、しかも京都近辺でしか売っていません。
東京で一人暮らしをはじめたとき、この「ゆず入り豆腐」が食べたくて、大手スーパーや百貨店の京豆腐売り場もくまなく探したけれど、ありません。
唯一、西友で見つけたゆず入り豆腐は、ゆずの皮が上にのっているだけで、ゆずの味はしませんでした。
当時は、夏にしか出てこなかったゆず入り豆腐。
今は近所のスーパーで1年中、販売されています。
それでも、いまだに大阪中心部から西の方面のスーパーでは、ゆず入り豆腐を見かけません。
たまにあったとしても、ゆずの風味がまったくしない名前だけのゆず入り豆腐だったりします。
子どものころは、市場の豆腐屋さんの前で「ゆず入り豆腐」という文字とゆずの絵を見ると、「夏が来たな」と思っていました。
今は、「ふるさとの味」のような気がします。
NHKの朝の連続ドラマで「純ちゃんの応援歌」をケーブルテレビの再放送で観ました。
ふくよかな顔の山口智子さんが、主演を演じています。
1988年10月から半年間にわたって放映されたドラマ。
NHKの連ドラの好きな私ですが、この年は、朝のドラマを観られませんでした。
なぜかといえば、テレビが我が部屋になかったから。
それはさておき、「純ちゃんの応援歌」。
すごくいいドラマでした。
こういうほんのり心があたたまるドラマが、なんとなく減ってきたように思います。
時代の流れ、といえばそれまでですが。
山口智子さんと、唐沢寿明さんの演技が新鮮で、これまた違った楽しみがありました。
山口智子さん、私の好きな女優の一人です。
これからも活躍を期待しています。
きょうは、2つ原稿を仕上げました。
あ〜、疲れた。
おやすみ。
「イライラ」とか「ぷんぷん」とか「しくしく」とかの、マイナスの気持ちを、真正面から受け取ってもらえないのって、不完全燃焼な気持ちがかなり残ります。
ちょっとした「会話」でおさまることもあるのに。
ま、相手にとっても迷惑でしょうが。
なーんて思う今日このごろ。
人付き合いは、難しい。
おやすみ。
最近、ときどき「やせたんじゃない?」と聞かれます。
ホントにやせたんなら、「そうなんです〜♪」と言うのですが、体重的には、何も変わらず。
いえ、逆に増加傾向(汗)。
では、なぜ、やせたように見えるか、というと、伸びてきた髪の毛をうしろでひとつにまとめているからです。
この髪型をすると、昔からよく「やせたね」と言われていました。
別に、やせたように見せるための髪型ではないのですが。
ときどき毛先をそろえながら、ゆっくり伸ばしているこの髪。
どこまで伸ばそうか、悩み中。
とりあえず、暑い夏は、このまま伸ばし続けていることでしょう。
そして、髪の毛を切るころには、2〜3キロやせていればいいなぁ…(笑)。
先日、少し遅めの誕生日のプレゼントに「宙(そら)の名前」という本をもらいました。
名前の由来とか歴史が好きな私。
暇を見つけては、その本を開いています。
今日は「北極星」の頁(ぺいじ)を開きました。
「北極」という呼び名から、なんとなく「冬」の星のようにも思えますが、今の時期、ちょうど20時ころが北の空でもっとも高い位置に見えるそうです。
400万光年も離れているという北極星。
今、私たちが見ている光は、関が原の合戦のときに放たれたとか。
なんとも不思議です。
たとえば、何かが北極星の光を今から1年間ほどさえぎると、北極星の見えない1年が400年後にやってくるのでしょうか。
もっと理科の授業をまじめに聞いておけばよかった。
本を読みながら、ちらりと反省。
とりあえず、北極星。
今、私がいる場所からは、見えません。
天の川が見えるところに行きたい、な。
選挙に出たこと数回。
落選1回、当選2回。
そのうち、7票差で当選1回。
あのときは、本当に嬉しかったことを覚えています。
もちろん、児童会と、生徒会、の話。
クラスメートの茶々に気持ちを動かされ、思いがけず立候補していました。
小学校の児童会では、大差で「書記」に落選。
表面には出しませんでしたが、かなり悔しかったです。
対戦相手は、もう忘れたけれど、校内でも人気の男の子だったような気がします。
当選2回は、中学校の生徒会。
選挙。
議席を獲得するのは、ホントに大変でした。
いえ、立候補者より、周囲のクラスメートのほうが大変だったと思います。
ポスターを作ったり、演説内容を考えたり。
どうやったら、当選するかを、放課後まで残って考えたり。
当時はホントにありがとう。
きょうは、参議院選挙でした。
彼らの比にはならないけれど、1票の重さは、かなり感じています。
なんといっても7票差で生徒会議長の席を獲得した私、ですから。
選挙、「意味がない」なんて言わず。
めったに行かない場所を楽しむ感覚で、行きましょう、ね。
昨日、友から「レモン酒」試作品をもらいました。
影の師匠であるわが母に、味をみてもらってほしいとのこと。
今朝になってから、母に渡しました。
「いい色になってるやん」
と母の言葉。
とりあえず、レモン酒はそのままテーブルの上に置いて、母とふたり、選挙に行きました。
坂道(山道)ばかりのマイタウン。
行って帰って、汗びっしょり、です。
途中、父がいつも散髪している木陰を通りました。
人通りが少なくて、ベンチがあって、景色もよくて。
父だけのステキな散髪屋でした。
マンションの5階まで、息を切らしながら上がってようやく帰着。
いい運動になりました。
部屋に入る前に、ふとテーブルの上のレモン酒を見ると、なんだかさっきと様子が違います。
気のせい?
あんまり追求することなく、部屋に戻ると、台所から母の笑い声が聞こえてきました。
同時に、父も笑い出しました。
「どう? おいしかったん?」
と母。
「おう。うまかった。でもいつもより味が濃いなぁ」
と父。
なんと、父がレモン酒を勝手に入れて飲んでいた様子。
どうりで、レモン酒の様子がおかしかったわけです。
さすが、レモン酒泥棒。
やることが違います。
でも、思えば、母のレモン酒を毎日飲んでいる父に、味をみてもらうのがいちばんなのでしょう。
ということで、「うまい」と太鼓判を押されました。
母が言うには、1カ月くらいは寝かしたほうが、甘みが出ておいしいとか。
「ちょっと、レモンが多いかもね。好みやけど」
味をみず、見た目だけでレモンの多さを指摘した母。
そんなわけで、私もレモン酒をご相伴。
まだ、14時なのに〜。
いえ、これも「仕事」のひとつです。
2004年07月10日(土) |
こんな日もあってもよかろう。 |
ふさぎこむ、1日。
だーれとも、口をききたくない、と思った。
そんなことは、できないんだけどね。
おやすみなさい。
なんだか最近。
日記を書く手(打つ指)が、スムーズではないのは。
書きたくないことを書いてしまいそうだから?
………。
おやすみなさい。
きょうは、ずっと後片付けをしていました。
まだまだ、途中ですが、ある程度すっきり。
これで、あしたからの仕事の生かせ……ることでしょう。
まずは、ひとまず。
おつかれさーん。
ぷしゅっ!
暑い。
きょうは、久々に花パスタを食べました。
おいしかった♪
おいしいおいしい。
おやすみ。
久々に、朝9時に「会社」に「出勤」しています。
タイムカードはないけれど、朝、早く電車に乗るのはけっこう新鮮。
16時までみっちりパソコンの前にいます。
やっぱり会社にいると、作業がはかどります。
つねに誰かがいるからでしょうか。
ふだん、誰もいないところで、好きなときにごはんを食べて休憩して…の1日と大違い。
甘いんだな、私。
なんとなくこの数日間で、ふだんの自分への甘さを痛感しました。
水曜日までは会社で仕事。
せっかく思い出したこの仕事のスタイルを崩さないようにしなきゃ。
がんばります。
私の家から車で30分ほど行ったところに、ラベンダーを摘みに行きました。
去年、友の誘いで初めて行きました。
去年は、雨のなかのラベンダー摘みだったけれど、今年は晴天…というより、猛暑。
太陽の下にあまり出ない私。
イッキに暑さにやられてしまい、さっさと摘んで日陰でハーブティーを飲みながら休憩タイム。
気持ちのいい時間でした。
ラベンダーの香りは、富良野を思い出します。
目を閉じて、ちょっとだけ、タイムスリップ。
くるくるまわる思い出に、いつの間にか眠りこけていました。
ラベンダー、催眠作用があるとか。
効果があったのかな。
おそばを食べに行きました。
おいしかった。
以上。
29歳。
いろんなことがありました。
そのいろんなことがあるから、今の私がいるんだと思います。
きょうは、何度も、自分が29歳だったときのことを思い出しました。
きゅうっと切なくなる瞬間、が何度も訪れました。
お誕生日、おめでとう。
今日からしばらく、「古巣」に出向です。
やっぱり「ここ」は、居心地がいいなぁ。
そんなことを思いながら、ひたすらマックに向かっていました。
この組版が、苦痛でたまらなかったけれど、今はただ懐かしい。
ここの人たちは、私のことをどう思っているんだろう。
辞めた会社に、のこのこと仕事をもらいに来ている私を、なんて思っているんだろう。
1年ほど前は、そんなことを考えたりもしたけれど、今は、堂々と仕事しています。
たぶん、自分のなかで「外部の人間」としての一線が引けたのでしょう。
がんばらないとね。
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