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■ 背中のハネ。
頭を擡げて 私を見てくる 扉の向こう側カラ
無意識に私をコントロールして 考えを強要する そんな絶対的な世界
私は囲われた世界が嫌い なのにその場所に居ることに 甘えてた自分も嫌いだった
段々と収まりきらなくなった 私の羽は 檻から食み出し
そして
自分から壊して 逃げて
空虚の中に溶けた。
柵から逃れたつもりだった。
でも私の羽は無数の見えないものを 背負っていた
幾度 その重みに耐えかねて この羽を捥いだろう
今も変わりなく 君を思っている自分がいて
背中の羽が 軋むから 私が時折 世界から 目を背ける事を 許してくれますか
2004年09月23日(木)
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