痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2012年04月26日(木)  お誕生日でした〜

ゲームばっかりしていて十日も日記書いてなかった。
野菜のほかに、魚の養殖や熱帯魚の飼育や牧畜もはじめました。
原始的な工場をつくったり商いをしたりし始めたら忙しくてたまりません。

インコさんの誕生日のかわいい写真もとらねばならぬ。
そうこうしているうちに自分のお誕生日がやってきて今おわろうとしています。

なんとか一年生き延びました。
来年はもう本当にわかんない。
最近またまたガンちゃん細胞が活発で活発で変なところが腫れてきたのですが、
抗がん剤の回数を減らしたら血圧も安定しダルさも薄れ、
ヨタヨタですが会社にいったりして、
しんどいけどやっぱり働くって楽しい。
たまにずっと横になっていたい、そしてPCでゲームをしていたい、
と思うこともありますが、
駅の階段でヒーヒーいいながらも仕事をはじめると色々なことを忘れる。
ひとに認められるということは大きな力になりますね。
やれるところまでやろう。
あっちもこっちも痛くて、
でも毎日自分に おいギブアップするか? と問いかけるのですが、
まだもうちょっとだいじょぶ と何かがかわりに返事をしてくれます。
そして何にギブするのか、改めて考えるとよくわからない。

わたくしのこの一年はほとんど常に痛みや不快とともにありましたが、
それは苦しみや不幸とはイコールではありません。
できるものならば最後まで あともうちょっとだいじょぶと思いながら生きたいものです。


そして
副作用で寝てばかりいた時も一緒に添い寝をしてくれて、
わたくしが起きると大喜びでまとわりついてくる小さいインコさん。
老人と病人ばかりの家族に笑顔や笑いや会話を作り出してくれるまあるい緑のインコさん。
遊び好きで賢くて、ふわふわで、暖かくて、ニンゲンを信頼している赤いお顔のインコさん。
サクちゃんはわたくしと家族の宝物です。
齧るけどね。




2012年04月16日(月)  反省・・・

現実逃避そして刺激をもとめて、新しいPCのゲームにはまっています。
オンラインRPGとか面倒なのじゃなくて、野菜を育てて戦わせる、
そうアレです。
育てては戦い、育てては戦い、
レアモノを増やし、また戦い、
ほぼ無職の身として先週一週間は一日中没頭しておりました。

そしたらね、インコちゃんが怒っちゃって、
かまってかまって、とあまりに突いてくるので、
「もう、うるさい あっちいって!」
と振り払ってしまいました。
そして台所保育園に強制的に連れて行き、あと少しだった戦いを終わらせました。

数十分後、台所におりていくとインコちゃんの様子がヘン。
母が言うには、
「なんだかさっきから一言も鳴かないんだよ。かなしい目をして近付いてこないよ。」

ああくぁ、ごめん ごめんよ。
まるで理不尽な親のようなまねをしてしまった。
小さい生きものにはニンゲンの都合なんか分からないのに、
サクはほんとうにかなしい目をしてこっちを見ていました。

反省 反省 そして反省。
そっと手にのせて、ずっと謝って、
サクは悪くないんだと話しかけて、
そっとそっと一時間は首や耳のうしろを撫でてやって、
やっと元どおりになりました。

野菜ゲームはだんだん飽きてきました。
まだやってるけど、もうそんなに燃えない。




2012年04月08日(日)  ニンゲン

昔風の文学の批評のいいまわしで、
「人間が書けている 書けていない」
というのがありますね。
わたくしはずっと、面白いか 面白くないか 好きか 嫌いか
で物事をはかってきたのであまりそこのところを気にしたことがなかった
&ジジイの決まり文句
と思ってけっこう馬鹿にしていたところがあります。
今年にはいって図書館でいくらでも借りられるのでしぬほど海外ミステリーを借りて読んでいるわけですが、
大量に読むと分かってくることもあります。
ミステリーというのは必ず最初に犯人のわからない殺人があって、探偵役がその謎をとく
という定型をさまざまに書いたものです。
どんなにリアルに状況を描写しようが、
殺人の動機を深刻なものにしようが
(どうせ金・色欲・恨みの三点セットしかないのです)
同時期に大量に読むと、どちらもどうでもいいことに思えてきます。
しょせん作り話です。
そのうち殺人やアクション描写、犯人の心理や生い立ちなどを読み飛ばすようになります。
探偵役の人間がどう暮らし、どう考え、どう事件にまきこまれ、どうやって解決していくか、
わたくしの場合、結局そこに興味が集中するわけです。
最近のミステリーは素人探偵がほとんどです。
プロの私立探偵や刑事は、数くすなくなったハードボイルド風の小説にしか登場しません。
素人ってことはほかに仕事をもっている・それぞれ事件とはまったく関係のない日常や人間関係をもっているわけです。
で、
面白くない小説は、人物像というより作者が考えたキャラクター要素が最初から最後まで登場人物にはりついているかんじ。
生い立ち・性格・職業・家族・見た目・生活レベル(海外モノではここ重要)・友人・好き嫌い
これらが主役が登場するなり最初から細かくまとわりつくように描かれ、最後まで破綻しない。
こういう人物だからこうなります、のまま。
面白い小説では、同じことをしているようで、
会話や行動からその人物のキャラクターが立ち上がってくる。
リアルの人間関係のように、話せばわかるってかんじ。
もちろんはじめに考えたような人間じゃなかった、もあり。
だんだん変わってくるももっとあり。

こういう風に書けるひとが小説家で昔のひとは、
この作者は人間がかける と言ったんですね。
人間が書けないひとでも物語を構成することはできるので、
こういう人は脚本をかけばいいのではないでしょうか。
人物を立ち上げるのは役者にまかせる、と。
でもそんなに需要ないか。
ドラマや映画や舞台にするには沢山の人間と資金が必要だけど、
本はひとりで書けるし、最近は初版の部数も少ないもんね。


前回の日記で、今月はデジカメを買う と宣言しましたが、
最安値でどこの国ともしれない聞いたこともないメーカーのカメラで3000円というのがありました。
どうすべきか。
悩む。
血圧が140台に下がり、ポーっとしなくなりました。
いえい。



2012年04月06日(金)  四月入学のままがいいと思います

はわー 二つの嵐が去ったら突然さくらが咲きはじめました。
姪が入学式でした。
四月ですねー。
昨年末にバリにいった時には、次の目標はお誕生日といっていましたが
もう今月です。
来月あたりにまた行きたいなあ。
でも二度目は一人ではいやだなあ。

さて、11月末からはじめたお薬もだんだん効きがわるく、
そして副作用が強くなってきたのでセンセイと相談して回数と量を減らすことにしました。
もう試していない薬の種類が残り少ないので、またセンセイの口調が暗くなってきたよ。
不自由はあれど自分で自分の面倒を見れている今のうちに、
やりたいことをやり、行きたいところに行っておいた方がいいよ
は二度目の思いやり宣告。
でも考えてもあんまり我慢して生きてこなかったから、
あれだけはやっておけばよかった とかないんだよね。
結局タバコもやめなかったし。
でも高いから『わかば』にかえました。
昔からあの緑のパッケージとひらがなが好きだった。
最初は吸い口をつけていたけれど、味もなれたしプラスチックの口ざわりが嫌なので今はそのまま吸っています。
お酒はまったく飲みたくなくなっちゃったので我慢しているわけではないし。
行きたいところ・見たいものも、もうどうしても無理してまでのものはないなあ。
会いたいひと、は生きているひとでは別にいないし。
なんといいますか、もう少しインコのサクちゃんのかわいい姿をみて一緒に遊んだり眠ったりしたい、ぐらいしか思いうかばないのです。
数ヶ月前は、サクをおいていくのは思いきれないと思っていたけど、
いまは両親にかわいがられて楽しく暮らせよ、と思えるようになったし。

月単位でなにかコレというものを考えよう、と今日決めたんだけど
さあでは四月は? ともうこれが思いつかない。
とりあえず悔いがないように欲しかったバッグは注文しました。
自分にバースデイプレゼント。
あと血圧を下げる、はちっとも楽しくない目標だ。
でもタマネギの皮の煎じたのや、干ししいたけの戻し汁などは飲みたくない。
ゴマペプチド・・・
トクホって効くのか?
母と一緒にお花見、って言ってみたけど実は全然やりたいことじゃない。
特別なことや企画モノのようなあざといことって一番好きじゃないジャンルなのね。

デジカメを買って、サクの写真をばんばん撮るってのはどうだろう。
いいかも。
明日よい天気だったら電気屋さんにいってきます。


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