痒痛 ☆ 日記 
お酒と音楽と変人と。菫色の日々。

2009年04月26日(日)  まいばーすでー

今日はわたくしのお誕生日です。
そして よい風呂(4/26)の日だそうです。
なるほどねえ。どうでもいいね。

乳製品と肉を断っているので 今日も雑穀ごはんと魚と味噌汁・納豆のメニューです。
でもちょっとお酒は飲もうかな。
ドリアが食べたいなあ。
ピザも。
チーズが食べたいのか。

さて、わたくしは豆乳と野菜ジュースが大嫌いなのですが、飲め飲めとひとが言う。
ありがたいお言葉です。
が、まだ飲んでいません。
納豆と煮野菜で許してほしい。
それよりもこの頃は実家にいることが多いので食事は母が用意してくれているのですが、
毎日、一日三食ごはんを食べることに疲れてきました。
起きる時間が遅いこともありますが、
朝ごはんと昼ごはんの間は長くても3時間しかない。
そして昼と夜の間は6時間。
その間に、体にいいからと、フルーツを食べろと毎日違う種類の果物が用意されている。
風呂上りにはスイカが用意してあって、食べないと 古くなっちゃうでしょ 
と、せかされる。
そんなに食べられないよー。
一日三食は習慣であって義務じゃないよね。
でもうちにいる間はうちのルールに従わないと。
昔そう言われて、従えないからと家を出たのは19歳の頃でした。
ある程度の量も食べないと心配されるし。
贅沢なようですが、ほんとうに 特に二食目が憂鬱。
肉体労働に従事していなければ、江戸時代のように2食でいいんじゃないかしら。
みんな足りなければコンビニで何か買って食べるでしょう。
わたくしは家にいる限り間食をしている余裕はありません。




2009年04月22日(水)  罪悪感

ネタもオチもありません。
つまんない人生だぜ。

いや、ここ数日 ごきげんにつまんない芝居を高いお金をだして見てきたり、
幸せすぎる新婚さんにごちそうしてもらったり、
かと思えば生まれて初めて 家庭パン焼き器 というものを買いにいくのに付き合ったり、
ものすごくデカイ皿や不気味な陶器のオブジェを見たり、
ちゃんぽんと皿うどんを同時に食べて、身動きできなくなるほど腹がふくれたり、
つまり 活動的に誰かとすごしてきたので、心に溜まっているものがないのです。

そして週末があけて落ち着いてみると、労働していない後ろめたさにやりきれなくなり、
ぶつぶつ日記に愚痴りにきたわけです。

だってまた買い物しちゃったんだもん。


こんな気分の時はどうしましょう。
わたくしは ものすごく歌のうまい人の歌を聴くことにしています。
伴奏はギター一本が好みです。
スペイン語がいいでしょう。
メルセデス・ソーサ にしました。


はああ うまい。

ん〜 エストレジャ 星 ってほんとうにきれいな言葉ですね。

んんん 誰ですか?
この暇な時間にまたスペイン語でも勉強すれば? なんておっしゃるのは。
もう、最近 お酒とタバコで あちこちから叱られてへこんでいるんだからよして下さいよ。
でも 控えています。
ほんとうです。

スペイン語は この なんとなくわかる単語があるような、こんなこと言っているんだろうな感で
グッときて泣いたりしながら一緒に適当に熱唱する具合が気に入っているので、
このままにしておきたいのです。

暇なので屁理屈こねてみました。



2009年04月17日(金)  減らないひと

口がへらない のはもちろんですが、
わたくしは 白血球の減らないひとでした。

だって医者がそう言ったんだもん。

だから副作用が小さいのかな。
免疫が強いんだな。
だったら病気になったりしないはずなのにな。

白血球は万能ではないのだな。

一日ひとつずつ、何かやろうとしています。
まず 歯医者が終わりました!
途中何度もさぼったせいで長かった。

保存療法の名をいいことに放っておいた膝の靭帯も整形の予約をとりました。
あとはゆっくり接骨院でリハビリしよう。
なんとか和式トイレが使えるくらいは曲がるようになりました。

それから 月にちょびっと働かせて? と会社に甘えてみました。
点滴代がけっこうかかる 遊ぶ金ほしさ もっとカツラが欲しい

元気になると欲がでる。
欲望はひとを動かす。



2009年04月13日(月)  今日の業をなしおえて

だるい。
けど微熱は少し下がりました。

だるいけど元気をだすためには、外に行くのが一番です。
だるいと外に出るのが一番ネックなんだけどね。

今日はいいものが聞けたから幸せ。

わたしは夕方、お仕事帰りのおじさんやおじいちゃんが、
自転車に乗って いい調子になって吹いている 口笛 が大好きだ。

一日の仕事が終わって まだ空は明るくて、
ハナミズキやつつじも咲いていて、風は冷たくもなく

少し遠くから やけに上手い口笛が聞こえてくると
作業着にキャップをかぶったおじさんが、ゆらゆら自転車でやってきて

とても満足した気持ちになります。

「遠き山に日は落ちて」 の下町バージョンです。



2009年04月12日(日)  倦怠感

薬のせいなのか 突然やる気がなくなりました。
薬のせいなんだろうな。

その薬のおかげで、劇的にデキモノも小さくなったのですが、
「効いています!」
と医者に言われて喜んだのもつかのま、

次になにをしたらいいんだろう…

と考えちゃったのが、やる気の穴だったみたいです。

4割のひとは全然効かないかも という薬が効いているのはとってもありがたい。
副作用もほとんどなくて、実際これからのことを考えたら仕事も復帰してお金も稼がなくちゃなあ、
でも今は全然やる気が起こらない。
自分のハゲ観察も そろそろ変化のない状況になり、
あたりまえずぎて面白がれなくなっちゃたし。


ここのところ、雑穀とワカメとキノコばかり食べていたからいけないのかも、
と今日は ミートソーススパゲッティーにチーズをいっぱいかけて食べるぞ!
と元気を振り絞って食事にでかけたら、
向かい側に座って食事をしていたオネエサンが、
それはそれは 汚らしくパスタを啜るのにげんなりしました。
でもよく見ていると、やや目は虚ろだし、ズルズル口からはみ出しながら啜り上げつつも、ずっと開いたままのメニューを見ている。
そしてアッという間に、ペペロンチーノを啜り上げ、アイスコーヒーをズズッと啜りこむと、
「スミマセン!」
と甲高い声でお店のオニイサンを呼んで、もう1品牛肉の乗ったパスタとアイスコーヒーをお代わりを頼んだのでした。
次の食事もまったく同じ。
もしかしてもう1品頼むかも と思って少し期待しましたが、
アッという間第二弾のあと瞬く間にアイスコーヒーを啜って出ていってしまった。
面白いドラマにはならず、ちょっと御病気なんだろうな…
という印象のみ。
でも向かいのわたしも 元気ないし、異常っちゃ異常なくらいにチーズをかけ回してミートソースをかき回しているし、
第一 オネエサンもわたしも レストランの中で帽子をかぶりっぱなし ってとこがやっぱりちょっと変だし、
方向は違えど 病気なかまにしか見えないかも。
午後4時の外食にはこういう人がたくさんいる。

そして元気がないと面白いドラマにも出会えない。
ミートソース作戦失敗。
あとちょっと、なまけることにします。



2009年04月08日(水)  アナーキー

日々刻々と変化する。

昨日のわたくしは、まさに 落武者 で、
かわいいとか戯けたことを抜かしている場合ではなかったのですが、

この中途半端に 少し長い毛があるからいけないのだ と気づき、
いさぎよくそこをチョキチョキしたらば、
そこにいたのは、
パンクス でした。
ロンドンが呼んでいるかんじ。

毎日まいにち 髪のことばかり気にしているような日記ですが、
いま82%くらい抜けちゃったので、もうすぐ ツルッと変化のない日々がやってきて
書くこともなくなると思います。


あしたは2回目の投薬日。
前回のように大きな副作用がなければ、翌日には日帰りで温泉に行き、
その夜にはゴールデン街に祝オープニング三千円ぽっきり飲み放題に行く予定です。

自分でも、そんなことしていいのか?
と慎重論を唱える声が聞こえるのですが、
具合が悪ければ行かないし、そんなに飲めない と、思う ので
大丈夫なんじゃないかな。
死にゃあしないでしょう。

ほんとうか?



2009年04月06日(月)  雛

自分でいうなー!

と先に言っておきます。

今のわたし 羽毛がはえてきたばかりの インコのひなのようで、
とても可愛いんです。
ポワポワ〜の地肌スケスケ〜 で なんともいたいけ。

そんな自分を鏡で見ていると何故かデジャヴ。
見たことある
こんな自分。

それはアルバム(モノクロ)です。
幼児 わたくしは 言葉は早かったが毛は遅く、
2歳頃まで頼りないポワポワの毛しか生えていなかったのです。
そのためいつも、
「男の子?さっぱりしていいわね〜」
と通りすがりのおばさん連中に間違えられていたらしいのです。
初めての子供の性別をいつでも間違えられることにうんざりした母は、
わたくしをお外に連れて行くときには、必ず
フランス人形のようなフリルやレースのついた帽子をかぶせていました。

でもうちで撮った写真は無帽ですから、
特に夏のお昼ね写真なんかは、
汗で心許ないポワ毛が頭にはりついていて、まさに卵からでたての雛そっくりです。
そして目覚めてポワ毛がフワフワとおっ立っているところは、現在のわたくしに瓜二つなのです。
まあ同一人物なんだけど。
ただ恐ろしいことに、わたくしの顔立ちはあれから数十年たつのに基本的にまったく変わっていないのです。


今日ははじめて最初から最後まで カツラでお出掛け。
我ながらものすごく似合う と自画自賛はしていましたが傍から見て実際どうなのか不安もあったので、
「今までで2番目に似合っている髪形だ!」
と十数年来の友人に褒められ一安心。
そして自分の選球眼にますます自信を深めるのでした。



2009年04月05日(日)  おおげさ

前回のわたくしの予想ははずれました。
人間の頭髪がいかにたくさんあるか、思い知らされました。
そして脱毛は下のほうからくる。
頭頂はいがいにしぶといのです。

ですからあんなにバサバサ抜けているのに、
現在は、
軽めの電撃ネットワ
くらいで留まっております。
寂聴までの道のりは遠い!

昨日は 代々木公園で お花見。
今日は お堀のお花見。
でもわざわざ人ごみに出かけなくても、角の家の1本桜や、近所の児童公園で十分 桜は堪能できます。

これを打っていて 改めてびっくりしたけど ひとごみ って ごみ って。
当人が それを外れた目線で言っているか、自分も ごみ の一部であると認識して言うかで 面白みに違いのでる言葉です。



2009年04月03日(金)  早い!

前回は、たっぷりある と書いていた自前の髪ですが、その夜には

ブラックマヨネーズ

っぽくなり、今朝は

電撃ネットワーク

を思わせるほどになり、明朝は

10年前の 山田五郎

ばりになる予想です。

一気に

瀬戸内寂聴

になってしまえば気楽なのにねえ。

そんなところに新たに ご結婚&おめでた のお知らせが。
みんないいわねえ。
でも大丈夫。
私には キュートなカツラと新しいお帽子が3つ。スカーフも新たに3枚あるのです。
どんな晴れのお席にでも駆けつけます。



2009年04月01日(水)  うずうず

わたくしは辛抱足らない女です。
買ったもの・もらったものは、すぐに包装を破り箱から出して、
開けてみたい。
開けて見せびらかしたい。
そして開けたらすぐに、使ってみたい。

これはひとのものでも一緒です。
誰かが 新しいものを買ったら・プレゼントをもらったら 
いま、すぐに、私の目の前で 開けてほしい。
そしてよく見せて欲しい。
もしも自分が上げたものならば、すぐにでも使って欲しい。


そんなわけで、早速カツラが届いたのですが、
鏡の前で ひとりファッションショーを繰り広げ、
あまりに似合うのでカタログを前に4時間悩んだ末の自分の選択眼に
さすがオレ! と高評価を与え、
家族にさんざん見せびらかし、
母の、
「いいなあ、わたしも買おう!」
という言葉に満足し、
するともう、まだまだ自前の髪はたっぷりあるのですが明日からでも被って出かけたくてたまりません。
明日は免許の書き換えに行く予定ですが、
長く写真が残るので自前の髪があるうちに、と思っていたのに
カツラの方がかわいいかも・・・
と心揺れる始末です。
本当にそうしようかなあ。

が、あんまり使いすぎるとすぐ飽きる自分のこともわかっているので少し抑えなければ。
だってもう、カタログで次の候補カツラを選んでいる自分が目に見えるようだからです。

実は帽子も新たに3個買ってしまったのです。
すべての物欲が 病気だから を理由に抑制できなくなるのが怖い、
今日この頃です。


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