Dailyみぅこむ

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily


2003年11月30日(日) 行くべきじゃなかった

かねてより気になっていた、アンティーク家具の店に行ってきました。
予想通り、よだれ出そうなアンティークがひしめいてました。
ちまっとした引き出し付きのピアノ用スツール、なんて可愛いの!!
ああ、素敵なガラス細工のカップボード!!
ドデカイキャビネットのこの木の細工、質感!!
と、よだれが垂れないように気を付けながら歩いていたら、
うんと素敵なデスクをみつけてしまって、悦に入ってしまいました。
焦げ茶で使いこまれた光沢のあるデスクは、
両脇に深い引き出しが4つ付いていて、
シンプルながら金具が凝っていて、
とってもお上品な姿をしていらっさいました。
だから、だから来たくなかったんだ、欲しくなるから!!
と、唇を噛んでいたら、店員さんが私の物欲しげな、いや、
よだれを垂らしそうな様子に気が付いたのでしょう、
アレコレと話し掛けられてしまいました。
い、いや、買う気ないのよ、わたし…
だってこのデスク、26万だし!!

でも今はセールで全品2割引ですよ、
今がお買得ですよ、
クリスマスも近いですし、
ほら、自分への御褒美って最近よく聞く言葉ですし…

や、やめてくれ〜〜!!!

私は逃げ帰りました。かなり引き止められたがな!!
あれ以上居たら、間違いなくサインしてたから。クレジットカードのレシートに。
あぶねえあぶねえ!
他のお客さんはあんまり引き止められていなかったのになあ…

よっぽど物欲しげだったか?

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月29日(土) もい〜ん音

弦楽器は湿度で音が変わるから
雨の日は音が違うよと聞いていたのですが、
私にそんな違いが果たしてわかるだろうかと思ってました。

今日は一日中大雨。

そしてハープの音、違いました!!(かんどう)
こんなヘッポコな耳でも分りました。

音が抜けずに、こもる感じですね。
でもそれが私には結構心地よくて、
ちょっとウットリしてしまったわい…

高音はふだんだと、抜けてゆくようなちょっと乾いた音なんですが、
それがとても綺麗に響く感じがしました。
高音でそんななので、低音はすごいです。
もい〜〜ん もい〜〜〜ん と、こもるこもる!
音のドームに入り込んだような感じ。

うまく伝えられませんが、
とにかく雨の日のハープって、よかったです。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月28日(金) 2世帯家族の辛いトコ

うちはじーちゃんばーちゃんと住んでいるので
好きな時間にお風呂に入ったり、
好きな入浴剤を入れたり、
アロマキャンドルを持ち込んだり、
フラワーペタルを浮かべたり、
ましてやサッカーボールなどを投入することなどできません。

入浴剤は我慢しているので、まあいいとして、
入る時間が自分で決められないのは、ちょいとイヤンです。
というのも、うちのばーちゃん、夜型人間だったり、
早く寝てみたり、生活のリズムが一定じゃない人なので、
お風呂の時間も一定じゃありません。
横入りするのも気が引けるので、
入っていいよコールがあるまでいつも待つのですが、
結構それがイヤンなときもある。

たとえば、きょう!
休日出勤を控えた夜10:30。
そろそろ入りたいのですが…コールは来ない。きっと君は来ない。
ちょいとバテ気味なので早めに就寝したいのだけれど
もうこのまま寝そうです…

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月27日(木) グリッター

いただきものの、ランコムのアイシャドウは、発色がキレイ。
喜んで使っていたんだけれども、最近気付いた。
メイク落とししても、落ちてないことに。
風呂上がりの自分の顔など、ほとんど見やしないのを、
たまたま目にゴミが入って鏡をしげしげと眺めていたら、
なんだか目の周辺が広範囲にキラめいているのに気付いた。
顔の角度を変えてみる。

キラキラ キラキラ
まあ、またたいているわ〜!

って、冗談じゃねえよ!
結構丹念に洗顔しているほうだと思うんだけど。
でもとれやしねえ。

でも、分かってても使う。

ここ数週間、再び「親知らず活動期」に突入しています。
数年ぶりの活動再開です。
ごっつムズムズしてます。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月26日(水) 藍玉石

誕生石のネックレスで何かいいものがないかとしばらく探しているのですが、
お手ごろだと、ルーペないと誕生石が見えないようなものばかりですね…
かといって、オークションの中古品とかは、いまいちねえ…。
誕生石はアクアマリンなので、もともと他に比べて手ごろとはいえ、
すっごく水色なのをアクアマリンです!と言って出品されていると、
アクアマリンはそんなに濃い色じゃないだろー!とツッコんでみたりして。
4℃あたりのが、結構可愛いのよねえ…

いかん!
今年はもう、清貧なくらしをすると誓ったのよ。

12月に清貧ってのも、無理がある気もするけどね…

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月25日(火) ぷよっと消えちゃったのね

「ぷよぷよ」のコンパイルが、倒産してしまいましたねえ。
負債総額は約54億円。
あんなに売れていたのに…というのが、ゲーム業界は本当に多いですね。

先日新聞が、ファミコンの名作を集めた展覧会を開催する企画で、いま
一番問題になっているのが版権問題だということを報じていました。
というのも、展覧会に出典しようと考えていたゲームの、
半分くらいの会社とは、連絡が取れないのだそうです。
名作を出してもその後倒産してしまった会社が数多く、
版権も現在はどこが所持しているのかが分らなくなってしまって、
出したいのに出せない状況に陥っているとか。
テトリスもすでに日本の支社がなくなってしまっているというのには
ちょっと驚きました。

最近、どうもゲームをやるより
こんな話題にへぇへぇ言って驚いてばっかりです。
何かはまれるゲーム、やりたいなあ。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月24日(月) オフィシャルのお国柄

フィギュアスケートグランプリシリーズの、各国のオフィシャルサイトを見ているんですが、オフィシャルとはいえ、海外のサイトは日本に比べてかなり適当な作りのところも多くて、ちょっと困りものです。
と、とくに、ロ○ア…。
フィギュアスケートの名産地のくせに、あんたんとこは…。
まず、オープニングからしてながったらしいFlashのアニメーション。
スキップボタンもなく、ただタイトルの文字がグルグルと表れるだけ。
それが終わるのを待って、やっとこさメニューが出てきた。
じゃあPicturesでも…と思ってみてみると、

「11月20日以降にご利用になれます」

の表記が表れる。
今日は何日なんですか、ロシ○は…
4日以上も時差がある国が、この地球上にあったのだろうか…
じゃあ仕方ないから、Resultsのページでも…と、結果が分かっていても
とりあえず気を取り直して見てみようとクリックしたら

「結果はISU(国際スケート連盟)のサイトをご覧下さい」

と来たもんだ!(リンクが貼ってあるだけマシなのだろうか…)
結局見られるページは、スポンサーの紹介(それも画像が貼ってあるだけ)、
過去の大会の紹介(ただのリンク)、出場選手の順番、スケジュールのみ。

日本でオフィシャルとなると、そりゃもうプロがちゃんと作ってくれるのに。
いや、日本というのが余りにもきっちり作りすぎなだけなのだろうか。
ちょっと頭を抱えました。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月23日(日) あいうえあ

久しぶりに新しい眼鏡を作りました。
今掛けている眼鏡はラクなんだけれども、
若干視力低下が進んだらしくて、運転にはちょっと心細いのです。

今掛けている眼鏡も、とりあえずジャン=ポール・ゴルチェとはいえ、
存在感が全くない、かなりシンプルなデザインなので、
どうせならオシャレメガネにしようと思いました。

個性的なフレームを選び、しかもレンズに薄くブラウンを入れたところ、
絶対に会社には掛けていけない、コワモテなメガネが完成しました。

評判が、
「似合う、似合う!」のあと、必ず
「こわそう、こわそう!」になるので、
どうもこれはコワモテなメガネらしい。

メガネって、掛けると少なからず鈍臭くなるのよ、私は。
決して似合う方ではない、謙遜ではなく。
だから、ちょっとコワモテなくらいでいいや!

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月22日(土) ハートの毛布

あんまりにも最近冷え込むので、
ついにシーツをボアシーツにしました。
今夜から、あったかくなります。

変えよう変えようと思いながら、
一週間寒い思いをし続けました。
ただ、シーツを取り替えるだけなのに、
休みになったら、やろう。
と思って、毎晩膝掛けにくるまって寝ていたわけです。

やっと取り替えてみると、あたりまえながらあっという間で
何をあれだけ寒い思いをし続けていたのか…。
と、アホやと思うのです。

すぐにやってしまえばいいものを、
なんのかんのと理由を付けて後回しにして、
困ってからやると、あっと言う間だったりして、
昔っから同じことを繰り返しています。くだらないことで。

そしてシーツが水色になりました。
はっとして、ほっとする色です。(グッとはこない)
本当は、毛布も青か紺か、とにかく青系にしたいと
ずーっと考えていて、雑誌で見たフィンランドの家の、
深い海の底の色のようなモヘアの毛布が、忘れられません。
いろんな青が混ざっていて、毛足が長くて、
青だけど、すごくあったかそうなモヘア。

今の私の毛布は、ピンク地に白い大きなハートがいくつも飛んでいる、
はっちゃけた感じの毛布です。
実際、部屋のカラーに馴染まず、激しく浮いている毛布。
でもこの毛布は、私が小学校の頃いとこと連れていってもらったデパートで見つけた際に、ピンクと水色が各一枚ずつしかなくて、どっちがピンクを買ってもらうかで取り合いになって、私がいとこを泣かせてまで勝ち取った毛布なのです。
いとこはなだめられながら、母の姉に水色を買ってもらっていました。
いとこは、このことを覚えているだろうか。
今思えば、水色の方が部屋に合うんだけど。
ピンクって、どうしてあんなに好きだったんだろう〜?

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月21日(金) それがどうしたの

いまさらながら、「エ・アロール」という言葉について考えてみました。
ドラマのタイトルですね。
「それがどうしたの」というニュアンスだ、と訳されていました。

この言葉の響き、ちょっといいですよね。
確かに「それがどうしたの」、ということなんだろうけど、
「エ・アロール」というどことなく高尚な響きからは、
「何をそんな、つまらないことを気にしているの」
というような意味を感じます。
これは私の勝手な見解なんですけどね。

そしてこの言葉を、自分に向けて使ってみると、なかなかいい。
いろいろプンプンしたりメソメソしたりケンケンガクガクしたりした、
そんなこんなな1日の終わり、
湯舟に浸かって、自分に向って
「エ・アロール」
とつぶやくと、アラ不思議。マア不思議。

何をそんなつまらないこと気にしてるの、あんたは。
もっと人生楽しみなさいよ、短いんだから。

そんな風に誰かに言われている気がするのです。
呪文みたいです。
エ・アロール、なんて呪文の出番がないに越したことはないけれど、
気分転換のいいきっかけにはなるかも。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月20日(木) 貘貘

車の運転をしていると、
3日にいっぺんは、ヒヤッとする場面にでくわす。
自分がボケてたり、相手がせっかちだったりして、
ヒヤッとなる瞬間が起こるんだけれど、
そういうときって、心臓が本当にバクバクいう。
耳に心臓があるかと思うくらい、バクバク。
大して驚いていないように思っても、
自分の鼓動が大きく響いて、そっちに驚く時があるくらい。
人間の心臓は、鼓動できる回数に限界があると聞いたことがあるけれど、
こんなシーンで貴重な鼓動を無駄遣いしたくはないものだ。
美しかったり、素敵だったり、トキメいたりすることに
この大切な鼓動を使いたい。
小心者で、些細なことにバクバクするタチなので、
ただでさえ無駄遣いしているのだから、
どうも出し惜しみしたくなるようで。
鼓動さえも。

そしてやっぱり昨日もまた、同じCの弦だけが下がっていた。
なんじゃい、これは?

今日は久々に眼精疲労で頭痛になってしまったので、
ハープはチューニングだけにしよう。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月19日(水) ノビル サガル

新しいハープの弦はよく伸びる
一日で一音下がる
下手すりゃ弾いているうちに半音下がる

と、聞いていたので、
そりゃもう、その覚悟でおりましたよ。
毎日毎日、チューニングばかりして、
そこで嫌になる人もいるくらいだというおニュゥのハープに。

ところが、ですよ。
うちのハープ、さにあらず。
チューニングする気マンマンで、
チューニングレンチ片手に、勇んで弾いてみると、
全然、音が下がってない。
耳がおかしいのかと思って、
あまりアテにはならないが、私の耳よりはアテになる
キーボードで確かめてみるけれど、やっぱり正しい。

ただなぜか、C5だけがわずかに下がっているのみ。
下がる弦は、なぜだかその1弦のみ。
これもまた、変な話だよなあ。

でもまあ、とても手間いらずな方なので助かっています。
でも、いまだに自分が信じられない。
もしかして、狂い過ぎてて気付かないのか。
絶対音感がない上に、コードも分らない身なので、
信じられるものがなくて心配です。

いま、スカボローフェアを練習中。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月18日(火) メリー・ハラマキマース

ハラマキをネットで注文してしまいました。
ちょっと、普通に売っているものよりお値段高めで、
ハラマキにそこまで出すのはどうよ、と自分でも思いました。
でも、あまりに良いハラマキなので、気付いたら注文していました。
柄が白黒の千鳥格子で、服からのぞいても可愛い感じだし、
パンツの上に巻いたらパンツオンスカートっぽくなるし、
なんつっても、近頃ふとんを掛けても腰が冷えて寝る時つらいし、
おかげでお気に入りの膝掛けにくるまって寝てるし、
でもそれだと絡まって動けなくなるし、
休みの日も寒いと膝掛けを腰に巻いてるし、
無駄にズルズルしている上に、
だいたいにして、膝掛けの使い方を間違っているので、
ここは一丁、スマートにハラマキ!という気分になったのです。
今年の自分へのクリスマスプレゼントは、
ランコムの限定リップグロスじゃなくて、ハラマキ!
これで来年のどんと祭の防寒対策もバッチリねvv

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月17日(月) つめを切りましょう

つめをちゃんと切りました。
なぜって、
だって、
つめが長いと、ハープの弦に引っかかって
予想しない所でいきなり強く弾いちゃったり、
弦に触れようとした時に隣の弦に触って音が出ちゃったり、
とっても大変だったからです…

ハープのような、弦をじかに弾く楽器って、
本当にちょっとしたさじ加減で音がガラガラ変わるので
なかなか奥が深いです。

ヨチヨチハープで、がんばってます。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月16日(日) ラ アルプ

弾いています。
弾いています。
実際手にすると思っていたよりもずっと大きく、重く、
存在感のあるハープさんを。

運指が心配だと依然言っていましたが、
現在それ以前の問題です。
手の形、均一な音の出し方、それぞれの音の弦の位置、
ぜーんぶ、ダメ子ちゃんです。
でも、触ってるだけで嬉しい。

チェリーの明るい色合いも、
手に馴染むすべすべとした木肌も、
高音の弦の張りの硬さも、
とっても、嬉しい。

届いて梱包から取り出して、恐る恐る弦に触れたら、
指を離した瞬間に音が飛び出して、とても嬉しかった。
子どもの頃から憧れていた楽器をついに手にして、
これからは、夢じゃなくて、現実で、
しっかり練習しなくちゃなと、改めて思うのです。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月15日(土) ピアノマンは語るよ

中学から高校の頃、バンドだのライブだのと大騒ぎしていた時期がった。
YAHAMAのシンセサイザーワークショップに出かけたり、
よく分りもしないのに新星堂の地下で楽器をいじってみたりして、
自分でも何かやろうとしていた。
今じゃ自分でも信じられないことに、中学の頃、友だち4人で組んで、
ボーカルをたてて作曲を試みたこともあった。
(いつの間にか尻切れとんぼで終わった…)
この頃に、私には作曲の才はないらしいと気付いた。
(ついでに歌の方もあまり宜しくないと気付いた)

だが、高校で演劇部に入って、たった一度だけ作曲をしたことがある。
かの劇団四季ファミリーミュージカルの舞台を上演した際だった。
その時、この日記にも何度か登場している親友はづきちゃんが劇団四季にお願いしたら、なんと実際に使用した伴奏が入っているテープを快く貸してもらえたのだった。
さすがだわ四季さん、フトコロが深いのね、ありがとう。

しかし、全ての曲がおさめられているわけではなかった。
主要な曲はほとんど入っていたけれど、
話している途中に、ふっと短い歌に移るというような部分の伴奏まではおさめられていなかった。
そういう部分は、こちらでなんとか作るしかなかった。
あれこれの楽器もないので、唯一自由に使えたピアノのみの伴奏で。
ほとんどははづきちゃんが作ってくれた。
ピアノの前に座らせると何やかやと弾いているうち、メロディが組み上がり、どんどん伴奏をつけていくことのできる彼女は、私には神々しく見えた。
そういう彼女が習っていたのはピアノではなくエレクトーンなのだった。
エレクトーンの人は、手だけでなく足でも弾けてすごいが、
彼女のようにメロディラインにコードを付けていくのも上手なのかもしれない。

どんどんはづきちゃんが作ってくれるので、私は安心しきっていたのだが、一曲だけ作ってくるようにと宿題を出された。
えーっ、わたし?と言いながらも、歌の分野で出番を与えられて、実は内心とっても嬉しかった。
(出番はいつも力仕事分野だったのだ)

歌詞はもちろん、あらかじめ決まっていた。
脚本に書いてあるのは、とても短いことばで、同じフレーズの繰り返し。
曲を付けたとしても、30秒にもならないだろう。

実は、メロディラインはあらかじめ頭にあった。
歌詞を聞いてすぐに浮かんでいたので、そこで苦しむことはなかったが、
伴奏の方は少々苦労した。
何度も繰り返し弾いては鳴り響く不協和音に首をかしげ、もしもしカメよカメさんよ、のペースで、なんとか伴奏が出来上がった。

私が一番緊張したのは、はづきちゃんの前でお披露目する時だった。
はづきちゃんの目が光り、耳がでっかくなっているのを横に感じながら、私はただ必死でグランドピアノを弾き語った。
後にも先にも、私がグランドピアノで弾き語りをしたのはこれが最初で最後だと思う。

弾き終わって恐る恐るはづきちゃんを仰ぎ見ると、意外にも一発OKが出た。
おそらく、ダメを出す余地すらないくらい短い曲だったからだろう。今となってはそう思う。
それでも自分の作ったメロディを、自分の弾いた伴奏で歌ってもらうというのは、
ちょっとくすぐったくて、嬉しくて、楽しい経験だった。

そんなことを思い出していると、「音楽は、誰かに聞いてもらうものだよ、自分のためだけに奏でるものじゃない」という、90歳を超えたピアノマンの言葉が頭をよぎる。
アメリカのサイレントムービーの黄金時代、スクリーンに合わせて即興の生演奏で音楽を付ける仕事をしていた彼が、今も老人ホームの友だちのために、毎日たくさんの音楽を奏でている。
彼の周りにはいつも音楽があって、その周りには人が集まる。

確かに、演奏というのは、聞いてもらうことを常に意識しているのといないのとでは、全然変わってくる気がする。
私はピアノを習っている頃の自分に、そういう部分が欠けていたんじゃないかと思う。いや、ピアノだけじゃなくて、他のいろんな部分も、当てはまる気がする。
そしてそういう姿勢を持った人のやることは、視線が定まっているというか、スタンスが決まっているというか、一本スジが通っていて、面白い。
この気持ちを、もうすこし自分にも取り入れてみようと最近よく思う。

もう、だいぶ暗くなった11月の夕暮れ。
ハープが届きました。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月14日(金) sohua*2

本日、ハープが発送されたとのお知らせがありました。
明日か、明後日には、うちに届きます。
しばらく日記も内容に混乱をきたすかもしれませんが、
ひとつ、よろしくおつき合い下さい。

いま、キーボードを机に置いたまんまにしております。
ただ、好きな時に弾けるのはとてもよいのですけれど、
机がタテ半分使えない状態なので、
ちょっと…手狭です。

ハープが来てからもキーボードは使うので、
しまっちゃうのも、なんかなあ。
立てとくのも、なんかなあ。
ちょっと配置を考えよう。
じゃないと、ハープが置けないワ。

そわそわしています。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月13日(木) COLORS

服でもバッグでも雑貨でも、
気が付くと同じ色のものばかりを買っている時がある。
そういう時は、やっぱり、心に何かあるみたい。
女性が赤を選ぶ時には決意の表れだというけれど、
これは本当かもしれない。
私も赤をよく着ていたことがある。
気が付くと赤いカットソー、赤いセーター、
赤いボーダーT、赤いポロシャツが、タンスに入っていた。
ちょうど、就職活動の真っ盛りだった。

そして今は全然、赤は着なくなってしまった。
着ても、なんだか合わない気がして。
今は、ベージュとか、黒とか、アースカラー系。
単に着回しやすい色だからで、意味はない。

昔から雑貨は、黄緑をよく買っていた。
今も寝室の時計とベッドと、フォトスタンドなんかも、この色。
タオルとかペンとか、よく手にするものは青系が多い。
パソコンの壁紙も、青と緑が混ざったような色。

色診断をめぐっていたら、ちょっと異色なのを見つけました。
COLOR自己診断

なかなか、当たっている…あなどれん。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月12日(水) ゼウスのいかり

ちょっと前、あるある大辞典でやっていた、
効率的な脂肪燃焼が期待できるパワーヨガのポーズ、
「スネーク&ドッグ」を、昨日やっとこさチャレンジしてみました。

見て以来、やろうやろうと思いつつ、
せっかくページ印刷までして準備をしていたというのに、
「寝る前と朝は基礎代謝が低いので効果が期待できない」
という一文に、いつもいつも気が付くと11時をまわっている
私の生活がついてゆけず、
「効果が期待できないなら止めとこ」
と、早々にふとんに潜っていたのでありました。

しかし、ゼウスの雷が突然私を撃った。
それは昨日のお風呂上がりだった。
なんとなく、体重を計ってみた。

結果を多くは語るまい。
そういうことだ…。そういうことなのだ…。

しかしうじうじしてはいられない、すぐさま作戦を練るのだ。
栄養はとるが、カロリーは抑えろ!
そして、
運動できないなら、アレをやれ!

ということで、やっとアレ、「スネーク&ドッグ」のポーズにチャレンジしたと、
長い前振りです。

やってみての感想ですが、
えらい、しんどいです…。
30秒ポーズをとって、腹式呼吸して制止なのですが、
30秒のあまりの長さに涙がこぼれます。
しかもスネークとドッグ、それぞれ5回ずつでやっと1セット。
一日それを、3セットやれと。
そうおっしゃるわけです。
たかが所要時間15分。
しかし、これがなんと長いことか。
昨日は1セットどころか、
それぞれ3回繰り返してその場に伏しました。

う、うう…道は遠いわ。

でもやらないよりはマシだ。
この享楽的な私が、そこまで思うというのは、
数年ぶりの危機感です。

今日は頑張って1セットやろう。
いつか3セットやれるようになろう。

しかしこのポーズの名前、
「キャッツ&ドッグス」と言いそうになるのは
私だけなんだと思います。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月11日(火) あれを見ていないなんて

ヒトサマのサイトのプロフィールページは必ずチェックするあたくしですが、

生年月日1991年(平成3年)…

というのを見たときには、正直ショックを受けました。

そうか、そうだよな、
平成3年に生まれた子も、もう12才になってるんだ、そうだったよな。

だが、だがしかし、この子は
「新しい年号は、平成です」
という、あの歴史的瞬間の、おじさんと、達筆な「平成」の書かれた色紙を、
リアルタイムで見ていないばかりか、
それからなんと2年も経ってしまって、
「平成なんて、なんだか慣れないわねえ」
「未だに昭和で考えちゃうよ」
なんて庶民がほとんど言わなくなり、
みんながだいぶ平成に馴染んでから生まれたというのか!

と、思ったら、すごくショックでした。
変なショックの感じ方ですみません。
でも私にとって「平成」発表の日は、すごい印象深い日なんです。
あれを見ていないということがすごくショックなんです。
ああ、ショック。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月10日(月) ぽたぽた焼きもいいが

わたくし、スープが大好きであります。
ミネストローネ、クラムチャウダー、トマトスープ…ああ…( ゚¬゚)
トマト系や、おまめ系や、ポタージュ系が好き。

粉のインスタントスープはお昼に飲むけど、
お世辞にも美味しいとはいえない。
どうしても、粉と、お湯の味が分離している感じが拭えない。
うまい棒(コーンスープ)をお湯で溶いたような味もあった。
(いっつも安いの買ってるからだという指摘はしないであげて)

みなさん、全国のポタージュ好きのみなさん、
ついに、出ましたよ!
インスタントなのに、濃厚!
インスタントなのに、素材の味わい!
インスタントなのに!!

クノールの、「pota」!

スイートコーンと、栗かぼちゃと、完熟トマトがあります。
インスタントで初めてこれほどまで満足しました。
一個138円程度でやや高級感がありますが、
スープ好きなら、一度は飲め!という逸品です。
機会があったら是非。
スープを語りたい人のメールもお待ちしています。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月09日(日) 幽体離脱風

前に書いたことがありますが、ハープの曲を眠る前に聞くと、すっごく心地よく眠りへと誘われます。
本当に、起きているのと眠っているとの中間で、唯一覚醒に自分をつなぎ止めているのはハープの音だけという、宙ぶらりんになっているような状態。

私はこれを、半トランス状態と名付けました。

とはいえこの半トランス状態、いつでも起こるわけじゃないんです。
実際、聞いた後にかえって眠れなくってしまうこともあるし、心地よくは感じても、半トランス状態にはなっていない時の方がはるかに多いです。
その日の体調とか、精神状態に依る所が非常に大きいようです。

不思議な感覚です。
そもそも、感覚は音だけしかないから、自分の身体がそこにある意識が薄れて、ただ音があるだけの漠然とした空間に漂う感覚。

変かしら。
私も変だと思う。
でも、嘘じゃないのよ、すごかった。
できるもんなら、皆さんにも体験してもらいたいくらい。
でも半トランスの引き金になるものって、人それぞれ違うでしょう、きっと。
見つけられたのは、すごいことだと思います。
これも、時と共に変化してゆくだろうけれど。


さ〜て。
次の週末までにハープが出来上がるというメールが届きました。
いよいよ、いよいよ、
いよいよ我が家にお嫁さんがやってきます。
お嫁さんのお休みになる所、どこにしましょう。

地震がきても棚から物が落っこちてこなくて、
そもそも棚自体が倒れてこなくて、
周りが衝撃吸収してくれる、安全な所はどこだ!

室温の変化が少なくて、湿度が一定で、
直射日光の当たらない静かな場所はどこだ!

どこだ!
どこだ!

どこだろう…。(うーん)

残念ながら条件を全て満たす場所はないので、
来てから考えます。
さてお掃除しまショ。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月08日(土) 「負け」の捉え方

今日、美容室で3時間、雑誌を4冊くらい読んで、お茶を一杯飲んで、飴を一粒食べてきました。

メインはパーマですけどね。

やっと定住を決めた地元の美容室です、前回と同じ。
そこでいろいろ、美容師と喋ってきたんだけれど、
「ホットカーラーは、使いますか?」と聞かれて、
「昔使おうとしたけど、今は全然。うまく巻けないんですよ、アレ」と言ったら、
「慣れです、アレは。ひたすら、慣れ」と諭されました。

そこから、自分は器用じゃない方だけど…という話に流れて行ったんだけど、
意外ないい言葉を聞けました。今日はそれを載せます。

どうして美容師になったの、手先が器用だから?と聞かれるけれど、
手先が器用だからなったわけじゃないんですよね。
手先はハッキリ言って不器用な方で、
人が5回やればできることなら、10回はやらないとできるようにならない。
不器用です、なんていうと、お客さんに不安がられますけどね。
でも10回やってできるようになれば、こっちのもの。



さらりと小さな声でそう言って、
「ちょっと待ってて下さいね」
と、彼はいなくなりました。

綾戸智絵さんも、「"挫折"なんてのは勘違い」って言ってたけど、
そんな風に考えられる素敵なオトナって、いいですねえ。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月07日(金) ボン ボヤージュ

あいかわらずアライエのハープを聞いて興奮しています。
いても立ってもいられなくなる衝動に駆られる演奏というのも、
なかなか、出会えないんじゃないかと。
彼が
「アイルランドの海岸から船が新たな世界へと旅立って行く様子をイメージした」
とコメントした部分は、見たことのないアイルランドの海が、
ありありと目の前に広がりました。
最後には、船が水平線の彼方に消えてゆく所まで見えた…。

Aryeh Frankfurterは、小さな頃から有名な先生にヴァイオリンを習っていて、
15歳で様々な民族音楽に興味を持った後は、独学で多種多様な楽器を学んで、
ケルティックハープにも出会っています。
なんだか、一見ハープ奏者には見えない。
それもそうだ、弾ける楽器の数は両手じゃ数え切れないんだから。

彼の持つ豊かな表現力、想像力は、そうやっていろんな楽器を通して、
たくさんの文化に触れてきた証しなんでしょう。

何ごとも広い視野が大切ということが、心に沁みるハープ奏者です。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月06日(木) アチョー

以前紹介したケルティックハープ奏者のAryeh Frankfurterさんは、「アライエ」さんだとばっかり思っていたけど、日本で発売されていたCDのオビには「アリェー」さんと書いてあった。

なじみ深いので、「アライエ」さんでいきたいなあ。
アリェーか。アリェ、ならいいか。人の名前にケチつけるな。
でもきっと、各言語圏でいろんな呼び方をするんだろう。

その、「アライエ」さんのCDを、もう一枚買ってしまいました。
仙台ダイエーの前の新星堂は、「ケルティックミュージックコーナー」が仙台最大、いや宮城最大といっても良いくらい広いです。いや、他はよく知りません。ケルティックに限らず、ちょっとマイナーなCDが置いてあるので、昔からよく利用しています。ここぐらいしか、行きません。

その、新星堂。さすがです。「アライエ」さんのCDが2枚もありましたよ。
一枚はすでに持っているので、もう一枚の方を思わず買ってしまいました。嬉しくて。Amazonでも取扱がないCDを置いているとは、さすがだ。惚れ直す。

そんで、帰ってゆっくり、部屋を真っ暗にして、ヘッドホンで楽しもうと思っていたら、なんだかんだで聞けないまま4日経ちました。
む!!「アライエ」ファンにあるまじき行為だ!
と、ゆうべ、寝る前にベッドにもぐりこんで、やっとこさヘッドホンで聞きました。

アライエの演奏は、心地よいから眠る前に最適ね…

と、思っていたらば。
とあるアイルランドのリールが、すんごくて!!!
もう、あんたの指は一体どうなってるんだというくらい、すんごくて!!!

興奮して興奮して、眠れませんでした。
いつかあんな演奏ができるようになりたい…

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月05日(水) ロマン派気分

今日、本棚から古い楽譜を出したら、パソコンでプリントアウトしたものが出てきました。
曲はヘンデルのパッサカリア。タイトルを見ても曲が思い出せなかったけど、弾いてみたらすぐに分かった。
そういえば、なんだか懐かしいような。
プリントアウトした日付が右下に印刷されていて、

2000年4月2日 日曜日 10:52

その頃好きな曲だったのかなあ。
今は思い出せないけど3年以上も前、印刷して弾いていたのかと思うと、時の流れを感じます…。
チェンバロがよかったんだけど、キーボードにないので、ハープシコードで弾いたら雰囲気が出ました。
でもうちのキーボードじゃオクターブが足りなくて、所々寂しい単音になります。
弾きたい時にピアノはなし。トホホ。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月04日(火) ファミコンの思い出

だいぶ髪が伸びてきたので、長いことご無沙汰だった「枝毛」が、
ちょっとずつ、見つかるようになってきました。
パーマにカラーに酷使したので、当然の結果なんだけれども、
見つかると、あらためて「ごめんね」と髪に謝りたくなります。

そして枝毛を見ると、大学時代、講議を聞きながら、
暇を持て余した後ろの席の友だちが、チョキンチョキンと
私の枝毛をひたすら切ってくれた記憶が蘇ります。


ゆうべ、オークションでゲームボーイアドバンスSPを見ていたのですが、
ファミコン生誕20周年記念に作られ、抽選であたる
「ゲームボーイアドバンスSP 初代ファミコン仕様」に、
なんと66000円の高値が付いていました。
7万は、越える勢いです。
すごいねえ。

ファミコン、懐かしいよ。
マイクは結局、なんのために付いていたんだか、謎だ。
ゲームによっては「マイクに向って叫べ!」なんてのもあったけど、
あれが本当にマイクからの音を拾って、ゲームに反映されていたかも
ちょっと怪しい感じでしたしね。
でもやたら遊んだけど。マイクで意味なく「あー」って。
みんなで遊ぶ「いただきストリート」が楽しかったなあ。

「ドラクエ」の一作目が出た時、いとこのお姉さんが買って、
持ってきてくれたことがあった。
ちょうどその頃、私は「自分のテレビ」を父からもらった。
私のテレビで、お姉さんが遊ぶのをじっと見ていた記憶がある。

そのテレビは15インチの、白黒
父の独身時代のシロモノ。

今じゃ考えられない話だよねえ。
だから最初は、ドラクエがどんな色をしているのか、知らなかったという。

ゲームボーイアドバンスSPも、もちょっと安くなればいいのに。
おもちゃは、いちまんえん超えないでほしいわぁ。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月03日(月) 人参、好きー。(言ってみたかったのよ)

ずいぶん長い間、バッグを買っていなくて、
長いこと服とチグハグでしたが、今日やっと、買いました。
ひさしぶりの、一目惚れ。
ああ、かんどう…。

見てみれば今持っているバッグはほとんど大学時代に買ったものばかりで、さすがにそろそろ合わなくなってます。時代と。

さて、スケートカナダが終わりました。
プルちゃんが、フリーでニジンスキーに捧げるプログラムを滑ったと聞いて、
ああ、ついにニジンスキーにきたか、と一人でなっとく。
プルを見ていると、同じロシア人の天才バレエダンサーのニジンスキーを、
ふと連想することがあった。
プルさんは、身体が柔らかいせいもあって、昔からバレエ系を思う演技も多かったし、
近年はバレエのコーチが振り付けに参加したこともあって、
余計にそう感じていたことなんだけども。

何か、彼らを動かす情熱というか、
その生き方については全く違うけれど、
二人の天才的な性質というか、魂の一部分が、すごく似ている気がする。
これはかなり昔から思ってたことです。
似ている、というと語弊がある気もするけど。
私がひとりで、そんな気がしているだけです。
大丈夫、プルさんは狂う心配はないと思います。
でも見ていてハラハラする点では、一緒ね。

放送は、22日から。うう…毎年遅いよ…。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月02日(日) うちの年代物

今日は久しぶりにクローゼットの中で埃をかぶっていた年代物キーボードを引っ張り出しました。
かれこれ10年近く昔のキーボードなので、タッチレスポンスもないし、音もあんまり綺麗じゃないし、機能もあんまり付いていない。それでも私には十分事足りています。
今のキーボードってすごいですよね。モニターまで付いてるけど、どうも英語だらけなので、楽器屋で適当にいじってもよく分りません。パッと見、シーケンサーかと思うくらい立派な外見してるし。
久々に弾いてみて、こちらも埃をかぶっていた、鍵盤楽器の感覚を取り戻しました。
もともとピアノは上手じゃないけど、何年も弾いていないと本当に下手くそになるもんだなあと、思いましたよ。

ハープの教則本の一番最後の曲は、バッハの「主よ、人の望みの歓びよ」。
すごく好きな曲なので、思わずキーボードで弾いてみました。音はパイプオルガン。
ああ、いいね…。
案の定、指の動きはお粗末でしたけど。こんなに簡単なアレンジでもミスるけれど。
しばらく、簡単な曲を気侭に弾き散らかそうかなと思います…

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2003年11月01日(土) ヤグディンに思う

男子フィギュアスケートのヤグディンが、アマチュアの競技会からの引退を匂わせているみたいですね。
誰もが予測していたこととはいえ、やはり残念です。
先天性臼蓋形成不全ということを考えても、仕方の無いことだとは思います。
はっきりと「引退表明」をしているわけではないけれど、
本人も「アマチュアでやれるだけのことをやった。これからは新しい挑戦を考えている。それがとても楽しみだ」と答えているところを見ると、それに限り無く近いと思われました。
(いや、英語のニュースで読んでいるので、ちょっとニュアンスが微妙に間違っているかも…)

思えば、この6年間、プルと抜きつ抜かれつ競り合ってきたあの日々が、ほんとうに懐かしく思い出されます。
(私のフィギュア好きも、そんなに年数が経ったということか…)

この二人は技術のみならず、その背景もちょっとしたドラマにできちゃいそうなエピソードやらがゴロゴロあって、なんだか断ち切れない因縁やらが感じられて(勝手にだけどサ)、とかく目が離せなかったわけでして。
華奢な身体(10代当時は)でダイナミックながらも繊細な演技をするプル(ついでにコメディもやる)と、力強く悠々たる王者の風格を持つヤグは、この印象の違いでもよく対比される存在でしたね。
どっち派、みたいな話もよく出た。
私は昔も語った記憶があるけど、やっぱり二人揃ったアイスの上が、すごく好き。
二人が揃うと、信じられないくらいにお互いが輝く感じがして。
ライバルってのは、そういうものなんだなあと、この二人をみてえらく感動した。

プルはヤグのこの表明に関して、こうコメントしていた。
「彼は偉大なスケーターだと思う。寂しく思うよ。…それはともだちのようにではなく、アイスの上でね」
そしてこうも言っていた。
「でもまた、どんどん実力のある人間がやってきてる。僕は彼らと競うことがとても楽しみだね」

最後までライバルなコメント、ありがとうございます、プルたろさん!
ヤグさん、これからも楽しませて下さい、競技会以外でも!

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily


↑面白かったら押してやると小躍りして喜びます↑
Daliyみぅこむは HITメールフォーム・DailyみぅこむをMyエンピツに追加