Dailyみぅこむ

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily


2002年10月31日(木) ボロは着てても頭はカット

電卓叩くのが好きなわたしも頭を抱える、年末にかけての出費予定。 泊まりの忘年会、知人の結婚式… それもこれも必要経費!辛い辛いとは言ってられない。なんとかしなくては。 しかしながら限りある予算。削れる所は削らなくては。
削れる所…どこだ(汗)?
昔っからビンボー体質なためか、1ヶ月の中で削る部分が見当たらない。かじり付いてみても無駄遣いもナイ。エライ、わたし!(T▽T;)

…いや、ひとつある。

3ヶ月ぶりのカット&カラー。
以前はオープン記念で半額だったから行けたものの、今回はその倍かかるわけだ…。痛い、痛いよこの支出。
カラーは自分でやれないことないでしょう、と周囲に言われるも、ビンボーなくせにめんどくさがりやな私は「やってもらいてえんだよ、よごれたタオルとか洗うのめんどくさいんだよ」と反論し周囲のヒンシュクを買う。えへ。
そして何より、前回行ったこのサロンがまた、上手だったんだ。だから迷う。

これも必要経費として、確保すべきか。 それともカラーは自分でやって、カットだけお願いするか。
うう〜答えが出ない!!
そんなわたしの躊躇をあっという間に解決してしまう出来事が、思いがけず起こった。

「カットモデルやらない?」

友だちの知り合いの美容師さんが、カットモデルを探しているという。
タダなのである。
タダなのである!
よっしゃ、こうなったら髪型うんぬんじゃない、カットしてもらえりゃいい。覚悟を決めたら実行、まずはカラーを買いに行くぞ!
で、早速週末に自分でカラー(598円)

カットモデルは平日の夜8時からのお約束。お仕事終わってからの練習台でもあるわけだな。
でも面倒くさがり屋に加えて恥ずかしがり屋な私は、入ったときに、
「カットモデルのみぅこむです」
と口にするのがためらわれた。
「モデル」の響きがよろしくない。(恥ずかスィ)
「友人の紹介でタダで切ってもらうあつかましい娘です」
と言った方がマシだ。(嘘)


「カットモデルお願いしていたみぅこむです」
結局言ってしまった。

はずかし。
担当のお兄さんというのがまた、丁寧な人で。
しかも声がいい!(高ポイント)
シャンプーはしめて3回。 そして10分かけての入念なマッサージ!!
あやうくよだれ垂らして寝る所でした。

「…凝ってますねえ!」

驚かれた。 カットもまた、丁寧で。 出来上がった頭に大満足!!
そして本当にタダだった!(心の中ではまだ半信半疑だった)
申し訳ない、お兄さん。こんな遅い時間まで。
お互いにありがとうございましたと何度恐縮し頭を下げ合ったことか。
アンタ エエ人や。
というわけで、人々のまごころに支えられ、なんと美容室代が大幅に浮くことになったのでありました。
神様、まごころに感謝します。そうめん。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2002年10月26日(土) ゲーム談義 其の一

この人は好きか嫌いか、周囲の反応がすごく分かれるなあとよく実感する人だけど、「糸井重里」氏。
私は、好きです、糸井氏。
ちっちゃい頃から、ホントにこの人には影響受けまくって来たからね。

スタートラインは、ゲームでした。ファミコン「MOTHER」。
小学校低学年でこのゲームをやって、今まで剣と魔法で闘って来た少女には、このちょっと不親切で不思議な、切なくて滑稽で懐かしい想い出話みたいなゲームにびっくりした。
賛否両論(あくまで周囲で)のEDも、他の当時のRPGゲームとは全然違う。プツッ、はいおしまい、なんだな!他のRPGは、ラストに近付くほどどんどん辛い状況になってゆくでしょう。でEDで盛り上がって、はあ、終わった!となる。でもMOTHERってね、もちろん最後になればなるほど状況は辛くなるんだけど、周囲は全然それを知らないで普通に暮らしてる。その姿が滑稽に見えたり、反対に自分達が滑稽に思えたり、そんなこんなで辛い最後の旅路をゆくと、途中でまたたまらない出来事があって、切なくて、辛くて、それでやっとボスに勝ったと思ったら、主人公達がこちらを振り返って、それでおしまいなの。静かにエンディングロールが流れておしまい。「世界を救ってくれてありがとう!」とか言われない。胸いっぱいに取り返しのつかない切なさをためこんだまま、おしまい。お話の内容も、今思えばあのファミコンの時代に、よくあんなものを作れたと思わずにはいられない。

MOTHERは、切れ切れになったメロディを集めて、ひとつの曲にすることを目的にしつつ旅をする。だからミニボスをクリアして得られるのがメロディ、という進み方をしてゆく。得られた時の達成感がゲームの楽しさだけど、そうじゃなくて手に入るメロディは、切ない。
主人公が突然辿り着いたピンク色の雲の上みたいな世界。そこの人たちはみんな貝殻みたいなおうちに住んでて、綺麗な色の帽子をかぶってて、みたことのない服に身を包んでいる。でもみんな、昔から主人公を知っていたみたいに接してくれて、宿代請求したりしないし、キャンディくれたり、何も言わないのに好きな料理を作ってくれたりする。でもこの国のみんなは、なんだか不思議な違和感をかもしだしていることにも気付く。居心地はいいけど、なんだかずっとここにいちゃいけないような。その国にはエメラルドみたいな色のお城に、クイーンマリーという若く美しい女王がいて、ひとつのメロディを知っているというから会いにいくと、女王もまた、とても優しく接してくれる。でも女王はずっとメロディを思い出せないの、ごめんなさいね、と顔色を沈ませる。
実はこの女王は、主人公の行方不明になったおばあちゃん。おばあちゃんは夢の中で、夢の世界を作って生きていた。そして女王がメロディを思い出し、歌った瞬間、夢の世界は消えてなくなってしまう。二度と行くことも、女王、いやおばあちゃんに会うこともできなくなってしまう。森のギター弾きの不思議なお兄さんも、勇気がない主人公に、勇気の出るアメをくれた女の子も、みんな消えてしまう。そこで、メロディは手に入ったのに、いいようのない切なさにとらわれるわけです。
またある時は、湖の地下工場で見つけたロボット「イヴ」が仲間になり、非常に手強い山中を旅する途中だからこそとても心強くて、喜んだのもつかの間、一緒に闘って主人公を守って、あっけなく壊れてしまう。そして胸の中から、オルゴールの音がかすかに聞こえてくる。それが最後のメロディだったりして、イベントクリアしたのに切なさがどんどんたまる作りというか、それがいいか悪いかは別として、当時はそんなゲームってなかったものだから、わたしはこのゲームを忘れられなくなってしまった。

前置き長くなりましたね。え、そうですよ、これ、前置きです!
ですから続きはまた次のDailyで…

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2002年10月17日(木) 軽くショック

近頃言われた軽くショックな『ことば』

「…痩せた?どこか悪いの?」
この場合、「痩せた?」で終わればショックではなかったが「どこか悪いの?」で軽くショック。そんなに不健康そうに見えたか。

「オ、オヤジみたい…」
これは私の送ったメールへの返答。いつもどおりのノリでメールを書いたつもりだったのに、なぜか友人にマジウケ。どこらへんが、どうオヤジ臭かったのか、未だに謎なので軽くショック。

「あんたは下手なのよ」
上司にコビを売るのが下手だとはっきり言われて軽くショック。いろんな意味で複雑。

「眠そうだね」
その時私は、全く眠くも何ともなかった。軽くショック。どんな顔してたんだ。


◆◆◆番外編◆◆◆
バッグの中にチョコレート(むきだし、しかもひとかけら)が落ちていて、軽くショック。なぜ?なぜチョコレートが?

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2002年10月15日(火) 願いまして〜は〜

年末にかけて、出費大サービスシーズンがやってまいりましたねー。
今年もすでに、大出費がある程度固まっており、まだお金払ってないのに計算しただけでもうゲンナリしているわたくしです。なんだかなあ。楽しもうよ。

まずは、知り合いの結婚式。
着て行くもの、買わなきゃいけん。
お祝金包まねばならん。
二次会の会費もとっとかにゃあかん。
それに伴い、プリンちゃん化しつつあるこのドタマも、そろそろ美容室でぴかぴかにしていただかねばならん。

これだけでもう、すでにかなり考えるのも辛い金額がはじきだされているというに。
11月末にはなぜか気の早い忘年会が有り、しかも泊まりで(T▽T)アタタ。あれほど嫌だと言ったのに。泊まりで酌などしたくないわい。さっさと温泉入って寝るわい。こんにゃろめっ。

それでもなんとかやりくりした暁には、何かこう、自分に御褒美を買ってあげたいものじゃのぅ…ほわわわん

父「冬タイヤな。」
母「収納用引き出し。」


なんで君ら私のお金の使い道きめとんねん。

ワレはバイオ買うんじゃー!

バイオかあ…
新型バイオ…
欲しいなあ。欲しいなあ。いじいじ。
パソコンとか、初めは「安くていい、安モデルで」とか言って眺めているくせに、
「なんだちょっぴりしか違わなくてCPUがペンティアムになるのか、それならなんとなくペンティアムがいいか」
「なんだ5万足せばモニタはペンタブレットになるし、アドビのムービー編集ソフト付いてくるし、ハードディスクは120GBだし、DVD-RWだし、こっちのがいいか」
と、まるで鳥がパンくずつっついてチョンチョンと進んでいくように、
ばさぁっ
と、気付けば一番上位モデルのカゴに捕われていたりする、アホな姉ちゃんなんですよ。
で、気付けば欲しいのはバイオHSのペンタブレットディスプレイモデル。だって通常モニタとは5万きゃ違わないんですよう。5万。ワコムのディスプレイ型タブレットだって、5万じゃ買えません!(←欲しかった人)だいたいぺインターがプリインストールだもんよ。タブレット要らないなんて嘘でしょう!(TεT)

やっぱりメインマシンの座は、Macからバイオに交替時のようだわね…

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2002年10月14日(月) 別れの予感

私があなたを選んだことに、理由なんて必要なかったわ。
出会いってそんなものでしょう、偶然と、直感。
あなたと付き合って、もう5年も経つのね。
あなたも、あの頃から随分変化したし、私もやっぱり変わった。

今まであなただけと決めていたことに、理由なんて必要なかったわ。
あの頃は、あなたがあなたであることに、私は誇りを持っていた。
あなたを選んだ私自身に、私も誇りを持っていた。

あなたじゃなくちゃ駄目だってことに、理由を持ち出したのはいつからだっただろう。

ファンクションキーが便利だって気付いた時から?
タスクバーが快適だって実感した時から?
ネットゲーが全然できないって不満に思った頃から?
思うようなゲームがあなたでは作れないって気付いた瞬間?

理由を持ち出さなくちゃあなたと一緒にいられないなんて、そんなのは私も嫌。
今でもあなたのことは、大好きだわ。
これからもずっと付き合うつもりでいるわ。

でも、そうなのよ、わたしは欲張りな女なのよ!
新型バイオ、買う気マンマン!!ムホー!

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2002年10月09日(水) ちまたの珍プレー

よくふっとばされるんですよね。

父の腹に。

うちの父って、一緒に歩いているとだんだん近付いてくる習性があり。本人も気付いていないみたいで。そして一緒に歩いていると、どんどん近寄ってくる父。そして私は気が付けばどんどんと道の端っこに無意識のうちに寄って行ってしまう始末。最終的に狭くてたまらなくなって、「ちょいと。」と父を押しやる光景がしばしば。

そんで。
うっかり近付いて来ていることを忘れて喋っているような時は、要注意。
ふっとばされます。
ぼいーん、と。
うちじゃ日常茶飯事のこの光景。
なんか今改めて考えてみると非常に変な光景じゃなかろうか、と思った。

ぼいーん。
「ちょっと何すんのよー」
「ごめんごめん」

ぼいーん。
「んもー、より過ぎだよー」
「ああ、ごめんごめん」

絶対フツウじゃない。

この間なんか、今度は立ち止まっているのにふっとばされたんだよなあ。
ケーキ屋さんで、ショーケース覗いている時。

ぼいーん。
「うおっ」 =(ノ゜O゜)ノ
父はケーキに夢中で腹でふっとばしたことなど気付いていないようでした。

もー。

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2002年10月08日(火) アドルフに告ぐ

今日はうちの会社の平井さんのお話。
平井さんは部署は違うのですが、仕事上どーしても連携プレーしなきゃなんない人でして。ちなみに彼は50過ぎのおじさんです。(この点、忘れずに)

平井さんは最近この会社に入ったため、現在の仕事は全く不馴れです。 だから、まあ、思い立ったら直感的に電話を掛けて来て、何でも質問してくるというのには、目をつぶってあげなくもない。
中途半端に質問するから、こっちが振り回されるのは、まあ、がまんできなくもない。
お昼休みに食堂にやってきて、いきなり伝票番号言い出すのも、なんとか耐えてやる。
戻んないと分からないって何度でも言ってやろう。
だが、今日、どうしようもなく腑に落ちない出来事があって、この私もしばらくぶりにハラワタが煮えくり返ってしまった。
事の発端は、一本の電話。 今日も何度も掛かってくる平井さんからの、その中のひとつの電話だ。 こっちは何かと忙しい時期でもあるので、あんまり下らないこと(もーしわけないが平井さんの電話の8割は下らない質問だ)ではホイホイ電話して欲しくないのであるが。それでもこっちは「声の笑顔」で対応してるのだ。
ここからは、会話を読んでいただく。

平井さん「ああ、みぅこむさん?あのねえ…」
みぅこむ「はい、なんでしょう」
平井さん「…漢字、間違ってるよコレ」(どうやら手書きの伝票を見ているらしい)
みぅこむ「あ、そうでしたか、すみません」
平井さん「商品名の、コレね、○の漢字間違ってるよ」
みぅこむ「間違ってましたかー」
この伝票は、すでにメーカーで処理され、平井さんがパソコンに入力する処理を残すのみであり、それって大した問題ではないのでは…。
平井さん「この漢字、書けないの?いや、伝票書く時自信ないんだったらね、ちゃんと辞書引いて調べてから書いた方がいいんじゃないかと思うけどね」
みぅこむ「…」
私は素早くその伝票控えを見た。
…短い棒を一本引き忘れている。
ほんとにちょびっと引き忘れているだけである。
自信なくて間違えたというより、うっかり忘れただけの間違いである。
というか、この間違いを見つけて指摘するこの態度、まさに重箱の隅をツツくという行為
もっと大間違いしているのならば私だって素直に謝る(というかすでに一度謝っている)。
しかし、こんなちびっちゃい間違いひとつで、しかも平井さんの処理には99.9%以上迷惑が掛かっていない間違いである。
それをなぜこんなにもネチネチと…もう彼は私が「漢字の書けないバカ」とでもいいたげな口調なのである。
もうあまりにもうざったくなったので、こちらも「自嘲」手段に出た。
みぅこむ「すみませーん、ワタシ、バカ丸出しですねぇ!!」(心境:心にもない歌を詠みて…)
『バカ丸出し』を強調しておいた。
平井さん「いやいや、そういうことじゃないんですが…」
そのあとも、ネチネチコネコネとこねくりまわされて、切られた。

ていうか、用件、もしやそれだけ…?

なんなのさ、ただそれだけで電話するか普通ーーーー?!(ノ`△´)ノ
よっぽど暇を持て余してると見た。
これは、私への宣戦布告ととってもよろしいのですね?平井さん?
今まで数々下らない質問処理笑顔で手伝って来た私への宣 戦 布 告ですね??
受けて立つわよ!!アンチキショウ!OLなめんなよ。

こうなったら何が何でも取り入って、反対に手玉にとってやる!(なんつう作戦)
見てろよーーっ!!(バックには炎)

新人OLはこうして、日々のストレスをバネに毎日乗り切ってるのでありました。

後で平井さんと付き合いの長い同僚に聞いたら、
「昔っから揚げ足取りが大好きな人なんだよ!これで分かったでしょ?!彼の害が及ばない人にはすごくいい人って言われるけど、関わり深い人ほど、大嫌いってみんな言うね!

はい、全くです…。 ( ̄ー ̄)o゛プルプル

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily

2002年10月07日(月) ランランランチ

うちの会社の社員食堂は恐ろしく安いです。
しかしながら、メニューは日替わりで3種類しかありません。
定食とうどんとそば。
定食は安くて量が多いけど、若干あまり美味しいとは言えないという欠点が。
うどんとそばは、もはや記述に値しません。でも缶ジュースより安いということは書いておきます。

別にケチってるわけではないんですが、私はほとんどうどんかそばを食べてます。
定食はいいんだけど…量が多くて困るのと、100歩譲っても食欲が湧くような味ではない。
そうして気が付けば毎日うどんかそば…。

最近思いました。
これではあまりに、栄養素が足りないのではないかと。
カロリー的にオッケーでも、栄養素が足りなくちゃよろしくないんじゃないかと。
でも量はいらない。でも栄養素はいっぱいとりたい。




チーン
『少量の食物+豊富な栄養素=健康栄養食品』


ふむ。
私がよく利用する化粧品メーカーの通販では、栄養バランスのとれた健康食品(ヌードル・スープ・シリアルバー等)を売っている。
それもいいかなと一瞬考えた。

いや待て。(・_・)ノ゛がしッ!!!

まず混み合う食堂に行って、堂々とお湯を注いだスープカップ一個で座るのがパスだ。かといって休憩室のない劣悪な環境で働く私がデスクで食事をとると、まずもって昼休みではなくなるのは目に見えている(新人は電話番)。そして何より周囲にダイエット中?とかお金ないのか?とか言われてまたそこでイチイチ説明するのがうっとーしい。・・・あ"あ"!(その他いろいろ考えてうっとーしかった)

やっぱりいーや。うどんかそばを食べよ…

↑もくじページ←前のDaily→次のDaily


↑面白かったら押してやると小躍りして喜びます↑
Daliyみぅこむは HITメールフォーム・DailyみぅこむをMyエンピツに追加