Dailyみぅこむ

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2000年12月31日(日) ゆかないで年こないで年…

雪山苺
 今さらだけど、今年のクリスマスに作ったケーキを紹介しまっす。
 お菓子づくりをめったにやらないみぅこむが、クリスマスにケーキを作るなんて。直径18cmのドームケーキ、名付けて「雪山苺」だ!苺は2パックも使った!生クリームも1.5パック使った!とにかくボリュームにこだわった一品です。味の方も、なかなか好評で。スポンジってなかなか、ふんわりほんわりとは焼けないもんだわ。私の作るスコーンも、白パンみたいになるしな…。「味は…まあまあだな」なんだけどなあ。

 今日は大晦日です。私も昨日でやっとお正月準備が終わったぞい。毎年恒例の大掃除ならぬ大窓拭き(基本的にみぅこむ担当)は、28日に2階の窓を全部拭くとっても体力のいる作業なんだけど、今年は28にバイトが入っていたので29日に決行。年々体力の低下を感じる…。その後続けて、自分の部屋の掃除。これもなかなか疲れた。そして30日は「おうち」のお正月準備。おうちっていっても、実際の家じゃない。「おうち=ミニチュアわらぶき屋根のおうち」のお正月準備をしてあげた。お母さんがおじいちゃんから譲り受けた、40cm大のミニチュアの家に、お正月らしいお飾りが欲しいというので、わらと折り紙と石粉ねんどで作成。ついでだから鏡もちも作成。たまがみ(海老とお日様の書いてある紙)も作ってくれと言われたので、四苦八苦しながら作成。でもこういうちっちゃいもの作るのだ〜いすき。で、こんな感じになりました。
お正月クローズアップ
 「池田屋」初売のどでかいポスターも本日製作終了したし、これでつつがなく新年が迎えられますね。
 元旦もWebみぅこむにアクセスしておくれやす〜!それでは、よい年を!

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2000年12月29日(金) シアワセすぎて、夢みた〜い!

 私はOL。ショムニのような強烈な先輩、ではないけどおもしろい先輩がたくさんいます。課は違うけどかっこいい香取慎吾が会社にいて、結構わたしたちは仲がよいのです。香取さんはもちろん先輩リーマンです。黒いスーツをバシっと着こなして、う〜ん、かっこいいワ!
 ところで、この度香取さんとフィギュアスケートのグランプリファイナルを見に行くことになりました。私は憧れのアイスダンス選手、アニシナとペーゼラが見られるので大興奮〜!香取さんにかまけてはいられないのよ。どっちかっていうと今はペーゼラの方が重要。香取さんはあくまでもカメラマンとして連れて来たからね。ふっ準備は万全よ。写真をたっぷりとってもらうんだから。

…数時間経過…

 ふー!終わった!でも競技はどんな感じだったのかしら?興奮しすぎたのか記憶がないわ。でもとっても楽しかったってことは確かよ!さ、それでは引き上げましょうか、香取さん。
 香取さんと会場の廊下をてくてく歩いていました。一般客が通らない廊下だったので、人はほとんどいないし、ゆっくり歩けます。私が興奮してしゃべりまくるのを、香取さんも明る〜く受け答えしてくれる。いい人だ、香取さん。香取さんはいまだに首からどでかい望遠レンズのついたカメラをぶらさげています。てくてくてくてく。歩くことしばし。
 背後に、気配を感じました。香取さんと同時に振り向くと、なんとそこには、あ、あこがれの、アニシナとペーゼラがっ!ぎゃー!舞い上がってわけが分からなくなっている私!あ、あ〜、ペーゼラ!やっぱりアンタ、かっこよすぎだわーっ!
「写真、一緒に撮らせてもらおうよ、ねぇ」
か、香取さん!グットアイデア!しかも私が返事をするより先に、もうふたりに頼んでる。どうやらオッケーしてくれたみたい。香取さんがカメラを構える。私は舞い上がったまま、ふたりのまん中によろよろと進みでた。両手にアニシナとペーゼラ。あーっ、アイスダンスファン冥利につきるぜってんだ!コンチクショー!
 すると、ふいっとアニシナが脇に避けました。どうやら私がペーゼラにくらくらしているのが分かったらしく、気を遣ってくれたようなのです。一緒に入って、と言ったけど日本語だから通じるわけない(フランス人)。まあいいやっ!願ったりかなったりだっ!あとでアニシナとも撮ればいいんだ。ペーゼラとツーショットなんて、いや〜サイコ〜!
 しかもペーゼラ、なんと左側に並んだ私に、ちょっと腕を出す。「腕を組もう」ポーズよ、これは!だ、だめですよ、そんなことしたら、本当に私、鼻血吹きま…
 がばーっ!
 私の本能は遠慮なく、しかも両腕でペーゼラの腕に抱き着きました。腕を組んでいるというより、これはダッコちゃん人形ね!でも今なりふりなんてかまってられないのよ!あー、幸せ…。カメラとの距離を気にしてか、ペーゼラはちょっとずつ前に出る。私も腕にしがみついたまんま、前に出る。そしたら香取さんが「おっは〜!」とか言い出した。思わず私も左手を放して(右手はつかまったまんまよ)、「おっは〜」のポーズ。ペーゼラも、おっは〜…って、なぜ「おっは〜」がやれるの?!おっは〜は世界共通挨拶なのかしら?!さらに場の雰囲気はやたら盛り上がりだし、ペーゼラが「Jump!」と言う。え?ジャンプ?私は調子に乗って、ジャンプした。手はおっは〜のまま…。前にぴょーんと、ジャンプ。香取さんがこれでいこうと言い出し、「せ〜の、ジャンプ!」私はペーゼラの、Beethoven's Last Nightでの華麗なバレエ風ジャンプを頭に描いていました(私にしか分からない表現)。ペーゼラも同様だったらしく、ジャンプは華麗なあのジャンプ!わたしも見よう見まねであのジャンプ!
 パシャっ!
 いや〜いい写真だったか、よくわからないがとりあえず写真を撮ったわ。そしたらふたりは、時間がなくなったらしく慌てて去ろうとした。私はできれば握手したかったので追い掛けつつ手を差し出したが、間に合わない。階段を降りだしたふたりが、振り返り、ペーゼラは握手できず宙に差し出したままの私の手に気付いて、離れていたけど彼も手を伸ばし、なにかひとこと言って、慌てて去ってゆきました。
いや〜〜〜〜っ!夢みたい!あの二人にあえるなんて…夢みたい…ゆ、め…

 目が覚めた。気がつけば顔がにやけている。ものすごく、幸せそうな顔で笑いながら寝ていたらしい。あー、夢か、そうだよな…。でも夢でもいいや。こんなアホ幸せな夢、そうそう見られるものではない。幸せ〜。
 しかしあの写真、どんな出来だったのか…それだけが気になるわ。

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2000年12月26日(火) 珍しい!今回はたった数行!

昨日私の買った丹野忍さんの絵の一枚が、販売会社のHPにのってました。
星々の涯てというタイトルの絵です。
ちょっと紫が強くでてるけど、実際はもう少し薄く、赤も強いです。

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2000年12月25日(月) 即売会なのはわかってるけど…

 天野 喜孝(FFの絵を書いていた人ね)の展示会をよくやる某絵画販売業社が、最大の展示会ということで取り扱っている画家全員の作品を展示する「アートエキスポ」を開催するというので見に行ってきましたー。
 実は一週間前、業者の人から電話が来ていた。展示会の案内だけならまだ分かるが「いついらっしゃいますか」ときたもんだ。いつってあーた、あーたにそんな約束する義理、あたしにはないわヨって言ってやりたかったけど、うっとおしいので予定が分からないと言い通してお茶を濁す。その「御招待」で見に行くと、たしかに豪華なお土産が待っている。ポストカードに始まり、コースターや、大きなポスター、奮発してテレカなんてこともある。それは嬉しい。だが終始スタッフがつきっきりで絵を説明し、一時間もしくはそれ以上テーブルに座らされての商談が始まってしまうわけだ。スタッフのお決まりの文句は「私も一枚(絵を)もってるんですけど、本当に買ってよかったなっておもうですよね」または「ほら(赤いライトで絵を照らす)どうですか〜?!夕日にあたるとこんな輝きを放つんですよ!」。どのスタッフも同じことを言っているので、これはどうやらマニュアルらしい(笑)。昔は「学生です」と言えばそこで話は終わったのだが、この不況下、最近はあっちもおかまいなしだ。学生だろうがなんだろうが、買ってくれるならという体制で「ではローンでっ!」とやってくるのでこの技は通用しなくなってしまった。しかも商談が長引くと、おもむろにスタッフは責任者を呼び止める。すると責任者は「(小声)お客さま、実際お譲りする場合ですね…これほどにお下げしますよ…」と怪し気にささっと打った電卓を見せる。スタッフはその電卓をのぞきこんで、ちょっと大袈裟に「(小声)うそーっ!そんなに下げていいんですかぁ?!」と目を見開き、手で口を覆う(だって本当にそうだったんだもん)。たしかに、数十万と言う単位で値段は下がっている。そういう世界なのだ、絵ってやつは…。
 そんなしつこいセールスを受けるようになってからは、行くのをためらうようになってしまった。うっとおしいセールスのせいで純粋に絵を見ることができなくなってしまった。だから今回も2度も電話して来たうっとおしい業者の展示会に足を踏み入れようとは思わなかった。本当はすごく行きたかったんだけどね。
 とまあ、こんなことがあっても、つまり何の招待も受けていないと言ってしまえば大してしつこい勧誘は受けないで済むので、お土産は我慢してそしらぬふりで行って来ました。あんまり欲しくもない絵柄のポスターを一枚いただき、自由に歩き回ってゆっくり絵を見ることができましたー。よかったよかった。
 で、この展示会に来て、いままであまり興味のなかった画家さんの絵もいろいろ見て、好きになった人がいます。カーク・レイナートもそのひとりだけど、なにより丹野 忍さんの絵のファンになりました。新境地開拓、うれしいな☆こういう展示会に来てなにか買って帰ったことって一度もなかったのに、今回は一目惚れした丹野さんの絵のインチカード(ポストカードの四倍ほどの大きさのポスター)を2枚もこうてしまいました。んー、いい男!2枚ともみぅこむが一目惚れしたいい男です(笑)。今まで額に入れていた天野さんの「黒衣の剣士」をついに引退させ(かなり日焼けしていた)、2枚まとめて額に入れました。是非うちに来たら見て行って下さーい。
 今日はすごい雪でしたねー。明日も冷えるそうなので、みなさん風邪をひかないよう!

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2000年12月24日(日) 幻のホームページ迷鑑

 1年を振り返って、みたいなのを書くのは嫌いなんだよなぁ。抱負とかきめるのも、やっぱり嫌いだ。大抵、勉強と部活動の両立とか、物事を最後までやり抜くとか、同じこと毎年言って、やれずに終わるからかしら。
 今年もやっぱり物事を最後までやり抜けずに終わってゆくようだ。代表的なのが、ホームページね!立ち上げ寸前まで漕ぎ着けて、結局中身が揃わなくてお蔵入りになったホームページデータの多いこと!外観を作ってゆくのは大好きなんだけど、どうも、中身をそろえる段階になると嫌になっていることが多く。そうですね、年末だし、ここらへんで志半ばにして消えて行った可哀想なHPたちを紹介しましょうか。

・ブロードウェイミュージカルCATSのホームページ「overture」
 劇団四季のCATSではなく、あえてブロードウェイのCATSを扱う日本では数少ないホームページ。英語の全歌詞掲載、登場人物(ネコ)のイラスト全て掲載、なんとお土産にポストペット用お部屋、おやつデータまであるという、豪華なページ。に、するはずだった。どこからどう見ても完成しているのに、十何匹もいるネコの絵を書くのが途中で嫌になってやめたんだった。それがメインだったのにね…。英語の歌詞一覧とか、ポストペットのおやつとか部屋データまで完成していたのに、誰にも公開されずにお蔵入り。デザインも結構気合い入っていたんだよ。フレームまで使ってさ。
・チワワ犬のホームページ「hua*hua」
 タイトルは「チワワ=tihuahua」から取りました。私は無類のチワワ好きなので、作ってみようかと考えたのですが、好きなだけで大した知識がないのでどうしようもありませんでした。
・オンライン小説のページ「タイトル未定」
 ものを書くのが好きなので、今はやりのネット小説でも書いてみようかと思ったのですが、あまりに長篇にしようと構想を膨らませ過ぎたので、途中で飽きた(こればっかかよ…)。このデザインはみぅこむHP史上、もっとも気合いの入った一作と言えるでしょう。
・大学の課題HP「NOAR's ARK(ノアの方舟)」
 これは学内サーバーには公開されたけど、ネットには公開されていないから紹介してみた。ミッション系大学なので情報処理の課題ですら、「キリスト関係」と限定され、嫌々ながら作ったHP。調べるのもおっくうなので、ほとんど自分の好き勝手に書いた。技術的にはテーブルを使え、Javaで音楽を流せ、Javaで画像を貼れ、といった規定演技のようなものをクリアしていれば、内容は大して関係ないと解釈したので本当にこだわりませんでした。人によっちゃやたら張り切って、GIFアニメだのJavaスクリプトでいろんなアクションつけたりだのと、やった人もいたらしい。そういう人のHPはいまだに学内サーバーで紹介されている。わたしは授業で教わったこと意外盛り込まなかったので、紹介も何もされなくてよかった。恥ずかしいやん!盛り込めっちゅうなら、やりますよ、ダイナミックHTMLだろうが、レイヤーだろうが!ああ、やるさ!
・元祖みぅこむのHP「mixu(ミクシュ)」
 これを知っている人はみぅこむ通だね!ジオシティーズで借りて作っていた、一番始めのHP。そのころまだプロバイダーがソネットで、当時はHPスペースが5MBで500円/月、とかいいやがるのでジオを借りていた。ソネットを「HPが有料だから」という理由でやめて生協に移行したとたん、HPが無料になったことには触れまい…。このHPはみぅこむが当時はまっていた中国と京劇となぜか映画のHPだった。どれもほとんど更新されず、半年くらい続いて休止。

 でもまあ、夏休みにこやあちゃんのノートパソコンで作りはじめたこのHPは、なんとか更新されて続いているよなあ。みぅこむ史上初のロングランHPでございます。上に挙げたHPは、データがみんなMOに残っているから、暇な時アップでもしてしまおうか(笑)。お蔵にひっそりほこりをかぶっているより、情報網の無駄遣いと言われようが誰かの暇つぶしに貢献できるなら、いいんじゃないの(凄い正当化ですな)?

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2000年12月22日(金) 今度は本当のインタビュー!

 昨日は風邪気味で、体調がすこぶる悪かった…けど、寝てはいられない!だってだって、大事なインタビューの日なんだもん!

 大学の「社会教育学演習」という講議で、社会人学生に関する調査を行うことになり、私含め4人のグループはT大の大学院に作成したアンケートを配った。しかもアンケートした中から数人には実際にインタビューしてこい、と言われたので、教授の紹介で大学院に通う60代の、元校長先生にインタビューすることになったのだ。教授からは、電話番号だけが「ほい」と渡された。あとは勝手にアポとって聞いてこい、と、そういうことらしい。
 大体、インタビューでさえ初めてなのに、自分の3倍以上年を重ねた、しかも元校長先生に、こんな青二才がのこのこ不馴れなインタビューのアポを取ること自体、とっても緊張する。あっちだって、本当は嫌なんじゃないか…?とかなんとか、心配している暇はあんまりない。年内に実施するには、今すぐ電話しなくちゃならないのだっ。そこで、電話をかける人を、じゃんけんで決ようと、私が言ってしまった。
 ・・・負けた。
 なぜだー!と、キスミント気分に浸っている時間はない。さっさとやれ、とメンバーが見ている。くそー、アンケート用紙製作もほとんど私がやったのに。助手にも顔覚えられてしまったのに。電話くらいは誰かにやらせようと思ってたのに。じゃんけんなんて、言うんじゃなかった。うっうっ。どうして貧乏クジばっかり引くんだ私は…。
 目上の人に電話する時のマナーが、いろいろ頭をよぎる。先生はお留守だったが、奥さんが出た。マナーがよぎりすぎて頭がメダパニになってしまった私は、自分の電話番号をうっかり間違えて教え、「あっ!間違えました!」で奥さんの笑いをとった(とらんでいい)。結局2度電話したがお留守なので、「あした朝9時前に電話してくれれば」と奥さんからお聞きして、次の日はしっかり8時に起床(ふだんは8時30分に起床)。8時30分に電話した。ちょっと新入社員気分を味わう(は?)。やっとこさM先生とお話することができた。アポを取るのにも、やっぱり緊張気味で一苦労。いや〜な汗をかいた。日程は来週木曜日12時から、場所はT大401教室と決定し、電話を切る。
 でも、どうしてこういうことには波瀾がつきものなんでしょう・・・。
 さてさて、そのインタビューが昨日だったわけだ。メンバー4人、勢ぞろいで車に乗り込み、早めにT大に到着!知らない大学って、迷路のようだよ。どぎまぎしながら401教室を発見し、中で待機。
 ろくに打ち合わせをしていなかった私達は、今さらながら何を聞くか話し合っていた。あー、まだこないでくれ〜。ドアの外に足音が近付くたび、みんなどきっとする。
 コツコツ、どきっ・・・コツコツ、どきっ・・・
 その繰り返し。が、12時を過ぎても先生は現れない。もしや教室を間違えたのかともう一度フロアを確認しに外に出た。私は左へ、S子は右へ。お互い戻って来て、「ほかに401はないね」と確認しあって、また教室で待機。しかしこない。もう12時30分だ。先生には自宅の電話番号しか教えていないので、連絡が取れない。まさかこんなことになろうとは〜!
 さすがに心配になって、Hとふたりで事務室にでも聞きに行こうということになり、外に出る。どこにあるかわからないが、とりあえず一階に降りた。事務室は…と見たフロアマップに、私は青ざめた。
 私達のいる、401だと思っていた教室には「P401」の文字が・・・「401」という教室は、同じフロアの一番右端に、別にあるではないか!!まずい…姉さん事件です!つまり私達は、先生を30分以上も待たせてしまっているということだ!Hとふたり、慌てて本当の401教室へ向かった。中からは男の人の声がする。どうやら電話をしているらしい。ああいやだ…怒っていたらどうしよう…。意を決して「失礼します!」と覗き込むと、そこにはひょろっとした学生が一人携帯でおしゃべり中。私に覗かれて、ちょっとびっくりしている。「あ、すみません」となぜかあっちから言われて、私は「なんだよ!」という安堵とも疑問ともつかない感情のせいで、「あ、いえっ」と顔をひっこめた。
 どういうこっちゃ?
 とりあえず、ここにもいない。大学院生のことだから、どこかに所属研究室があるはずだ。そこにいるのか、いなくても研究室が分かれば…やっぱり事務室に聞きに行くぞ、とHと2階の事務室へ行くが、「窓口は1時からです」と一言でつめた〜くあしらわれた。 あーっだからお役所ってのはヨォッ!と怒りつつ、最終手段、自宅に電話することに。こうなったら奥さんに聞くしか手立てはない…。やっぱり、電話するのは、私なのよ、ね〜?
 プルルルル・・・・
「はい」
 あれ?この声・・・
「S大のみぅこむですが、M先生でいらっしゃいますか・・・?」
「あっ、はいっそうです!」
 どういうこっちゃぁ〜〜??
「すみません、急用ができてしまって!今から大学に参ります!」
 メンバー全員、顔を見合わせたが誰一人として怒る気分にはならない。どっちかというと、こっちの手落ちであちらに迷惑をかけたわけではなかったということに安堵した、というのが大きかったわけだ。連絡もついたわけだし、よかったね。
 そのあとは、わりとさくさくとことが進んだ。学生談話室でのインタビューは、T大の他の学生の視線を浴びながらでちょっと面喰らったが・・・とりあえずなんとかなった。いや、ここでもほとんど私の独壇場。皆、借りて来たネコとはまさにこの状態。私が振っても質問しない。仕方なく、全部私が聞いてしまったんだよ。あーまたかよっ!風邪で声がでないから、頼むっていっただろうがよ!
 人間、最後に頼りになるのは自分だけってか?!
 まあ、いい経験になった。なったけど、友情の方には隙間かぜが吹いた感じだよ全く…。
 みぅこむ初のインタビューは、こうして幕を降ろしたんでありんす。ちゃんちゃん。

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2000年12月21日(木) 復活!『熱く語るアイスダンスの魅力2』

 本当は、昨日一度に全文を掲載するつもりだったのですが、プレビューしてもさっぱり文末まで表示されないのでエラーかとエンピツさんのQ&Aを初めて見に行ったところ(見ろよ)、16kを超えると表示されないと、ちゃんと書いてありました。あ、こりゃ軽く超えてます。というわけでして、初めて続き物になってしまいました。金田一でいう「○○山荘殺人事件ファイル2!」みたいな。「ファイル3!」「ファイル4!」いつまで続くんだこれ、みたいな。途中からだと見る気もおきないよ、みたいな。いやそんなに長くなりません。2回完結です、おつきあいください('▽')。
 ちゅーわけで、前回アニシナ・ペーゼラへの熱い想いを語りつつも、予選を見のがした間抜けなみぅこむでしたが、ちゃーんと本選は見ることができました。
 今年は、「モーツァルトの最後の夜」の音楽を使い、モーツァルトの天才と狂気とを表現するという演技。これがまた…去年以上のできばえ!母も、テレビの前で私と一緒になって黙ったまま、ただ見とれていました。なんつっても、衣装がこの二人にはまりすぎている!ペーゼラ兄さんのタキシード姿に、みぅこむはくらくらした…くらくら。そんで振り付けが!とにかく常に回る、ステップを踏む、観客の目を休ませない優雅な振り付け、対照的に激しく動き回るダンス。そして二人の表情から痛いほど伝わる感情。あぁ〜、こりゃいかん!ディズニーアニメのミュージカル映画を彷佛させるような雰囲気をかもし出し、会場は二人の世界にすっかり染まってしまった感じ。
 終了後、次々と花がリンクに投げ込まれ、リンクの淵まで駆け寄って来たファンと二人は握手したり、ありがとうとキスしたり、ファンサービスがよいのも特徴。えらい。
 エキシビションでは、リンク淵の客席と隔てているしきりの上にアニシナを横たわらせ、そこからふたりのダンスがスタートするという、本選では見られないような演出で始まりました。曲「エスメラルダ」で愛する人を失った悲しみと、その想いが伝わるダンスを披露。すばらしいできばえで、再び感動〜はわわ。一流になればなるほど、エキシビションも華麗で気合いが入っています。ちゃんとエキシビション用に衣装を用意してくるわけだしね。
 その後、カナダで開催された世界大会もばっちり録画したし、今年は豊作じゃ〜い。ほくほく。まだこれからも大会があるはずなんだ。チェケラ!
 まだ実は、このアニシナ・ペーゼラ以外にも紹介したい選手がいるのに。こんなに長くなったのはDailyみぅこむ始まって以来かしら?これだけしゃべったんだからもう満足です。今回は完全に趣味に走りました、お許しを。
 ところでフィギュアスケートの選手はなぜだか、ぷっつりとテレビで見られなくなったりすることが多いんですよね…。どうしてだろ?みなさんも、一度この私にだまされたと思って、アイスダンス見てみてください!テレビで見られなくなる前に(笑)!
  →ちなみに22日よる7時から「フィギュアスケートドイツ大会」というプログラムを発見!BS1見られる方は、是非どうぞ。あ、ここでのっけてる写真は、ちょっとお借りしているだけ(笑)。個人ページということで目をつむってもらいます…ははは。しー、ね。
 ファンサイトは英、仏、日、世界各国あるほど大人気なふたりですが、オフィシャルサイトはこちらです。彼らは動いている所をみなきゃーだいご味がないんだけども、雰囲気だけでも味わえます。みぅこむ以上に熱く語っている人がたくさんいるんだと、分かっていただけるでしょう…
 ではみなさん、また!(by 息子が生まれたらフィギュアスケートをさせたいみぅこむ)

Marina Anissina & Gwendal Peizeratの公式ホームページはこちらです

アイスダンスのホームページから、ふたりの細かいダンス写真盛り沢山はこちらです

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2000年12月20日(水) 本当に暇な人しか読めない?!『熱く語るアイスダンスの魅力1』

 以前BBSに、「アイスダンスにはまっている」と書いたことがあったんだが、覚えていらっしゃるだろうか?わけの分からない内容だったと思うので非常に失礼致しました、と今さらながら誤ってみる。どうもうっせきするこの高揚感を、この場を借りてはらそうと、そういうワケだな。というわけで、今回はアイスダンスについて、あつ〜く語らせていただきます!押忍(オス)!
 まず、一体そいつはなんなのか、というトコロから。えー…スケートのことはあまり詳しくないのでエラそうなこと言えないんです。ってこれで終わりかよ?!私のアバウトな知識でよければ、簡単に説明させていただきますとね、スケート競技には、スピードスケートや、フィギュアスケートなどがありんすね、その、フィギュアスケートの中にも「シングル」「ペア」「アイスダンス」なんつって種目が分かれてるんでありんす。みんな音楽に合わせてリンクで踊りながら技術を競い合うっていうのは同じです。で、それぞれどこがどう違うのかってぇと、男子シングル、女子シングルではあれが中心ですよ、ジャンプ。トリプルアクセルとか、トリプルトゥーループとか、ダブルルッツとか、解説者が興奮して説明してくれても見ている方はよく分からないけどなんかすごいぞっていう、あれですね。ペアでも、男女のペアが、ジャンプやリフトなどを始めとした、アクロバティックな技術で競います。リフトというのは男性が女性を持ち上げてポーズを決めるやつですね。どちらも必ず入れなくてはならないステップやジャンプの種類が決められていて、それを盛り込みつつ、芸術的な演技を見せるという。だからこのふたつはどっちかというと、「競技」色の強い種目だと言えます(と、私は感じました)。変わってアイスダンス。これはほとんど「芸術」色の強い競技です。基本的にジャンプなどはしません。あくまでダンス、演技が中心です。だ〜か〜ら〜、見ていてとっても楽しい!ほとんど知識もなく見ている初心者みぅこむにも、飽きない競技だったのです。
 どうです?かなり適当な解説だったでしょう。きっとところどころ嘘があるでしょう。いいのさ、ここでは解説はさほど重要ではありません。重要なのはこれからです。
 とまあ、みぅこむがアイスダンスに惚れたのは、かれこれ1年前。それまで、うちの両親が結構フィギュアスケートを好んで見ていたので、つられてぼけーっと見ていることは何度もあったのですが、大して興味はありませんでした。が、しかし。去年のフィギュアスケートNHK杯、アイスダンスに出場しみごと優勝したフランス人ペア「アニシナ・ペーゼラ組」を見た瞬間。みぅこむはテレビの前で固まりました。ほんとに。北島マヤがヘレンの役をして「ウォー、ウォー(water,water)!」と叫ぶ直前、稲妻に打たれたように静止した瞬間のように(わかんねーよ!)。とにかくショックだったって、そういうことだよ!なにがすごいって、全部が。技術、演技、衣装、音楽、ルックス、どれをとってもすばらしすぎる!まるで劇か、映画を見ているみたいな二人のアイスダンスは、たった6分間でみぅこむを虜にしてしまったのです…。いやはや。この二人はちょっと変わったリフトをすることでも有名なんですが、今回はなんと、女性が男性をリフトしてしまいました。なによりその後のエキシビションが、またよかった。
 →解説しよう!「エキシビション」とは、大会終了後に入賞者が自由に演技するいわゆる「お祭り」。大会と違って規制がないので、各選手いろんな趣向を凝らして観客を楽しませてくれる。大会終了後のファンサービス、というのがエキシビションというわけだな!
 なんとこのアニシナ(女性)・ペーゼラ(男性)組のエキシビションは、あまりに好評でアンコールの歓声があがったほどだ。しかもファンサービスのよいペーゼラは、きちんとそれに答えてダンスをもう一曲踊ってくれた。日本人の若い女性たちを、とかくその容姿と優雅な物腰でK.O.してしまっているのがこのグェンダル・ペーゼラなのだ。
 私と、友人はづきはこの二人をあえてペーゼラ兄さんとアニシナ姐さんと呼ばせていただいてます!押忍!
 ペーゼラ兄さんの髪は、濃いブロンドの、肩までのソバージュ。友人があえて「巻き毛」と呼ぶほど、あれは確かに美しい。日本人が好みそうな文句無しの美男子で、とても柔らかくて優しい顔だち。そんでもってマリナ・アニシナ姐さんのほうは、燃えるような波うつ赤毛を腰まで伸ばし、目鼻立ちがくっきりきつめで、ペーゼラ兄さんが天使だとすれば、こちらのアニシナ姐さんは小悪魔系。この、ふたりの組み合わせが絶妙ぉ〜なのだね!アニシナ姐さんの手の動きがいつも素敵!
 長くなったが、みぅこむはこの二人に心底惚れ込んでしまい、大会の再放送をビデオに録画し、エキシビションを録画できなかったことを悔やみながら、一年待った。来年のNHK杯、絶対あの二人がでるはずだ!と、意気込んで待っていた!はずだった!
 忘れてた・・・。
 もしもし!この人本当に惚れ込んでいたんですか?!
 惚れ込んでいたんです!でも、いつごろ始まるのか、とんと忘れていたんです!思い出したのは、友人からの「NHK杯予選を見て、感動した!」というメールを読んでやっと。あーしまったー!と次の日の新聞で報じられる記事を見ながら再び悔やむと共に、「予選一位で通過」の結果を読んで、よっしゃあ本選はぜったい永久保存板!と意気込み新たにしたわけです。
 と、今回はここまで。実は文字数オーバーで、書き込めなくなりました(笑)。こんなの始めて。続きは、またあした!それでは!

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2000年12月19日(火) ダイアリーみぅこむ。

 ずいぶんごぶさたしていたDailyみぅこむです。本当に申し訳ない。最近とことんやる気がなくなって、いけないですねぇ。大学も小説を読んで書くレポートと、ゼミの発表の為に読む本と、たまってるのに、ほとんど読んでない!読む気がしない!どうして。というわけで、年末ということもありますし、今日は手帳の話でも。
ロペの手帳 昨日、ROPEからペリカン便が届きました。内容には「手帳」と!やった〜!先月だか、先々月だか、ROPEのホームページで応募したプレゼントに当選したらしいのです。中学校の頃からお母さんにプレゼントされた茶色いバインダー手帳を愛用していた私も、去年あたりから「そろそろなぁ、痛んで来てるしなぁ」と選手交代を考え始めておりまして。当たり前だ。何年使ってるんだ。こういう物は、一つをなが〜く使う性格なので今度買うものも長もちするいいものを、と考えてました。ブランドにこだわらず、いいものが欲しいと。でもね〜、結構手帳って、なかなかいいものに巡り合えない。財布も高校入学祝いにお母さんに買ってもらったリーバイスを未だに愛用中だものねー。リーバイスはいいよ!縫製も、皮の質も最高です。年期が入ると、質のよくない皮は廃れて、割れたりしますがコイツは違う。どんどんいい味の「てり」がでてくるんですよー。どこも壊れてないし。開くとつっぱる部分の縫製が痛んでくるはずなのに、全然痛まない。こういうのを「質のいいもの」っていうんだなぁと、私は感心。
 話を手帳に戻しましょう。とにかく、「いいもの」を探すばかりに去年は買えずじまい。それに3万4万だすから、懐具合が寂しかったのも、ある。そこで就職したら自分にお祝として買ってやろうと考えた。で、今年。手帳のことなんてほとんど頭にはなく、システム手帳のレフィルすら買うのを忘れていたほどでした。去年も結局、レフィルすら気に入ったものがなくて、新年を迎えてからしぶしぶ買ったりしてたくらいだからね…。そんなのなんでもいいのに(笑)。
 そしたら、当たったんですね、手帳が!これは神様のお恵みとしか言い様がないね!やっぱりこういう懸賞は、ちゃんと「意見」を書くと当選確率が上がっている気がしますよー。思い起こしても、今まで当たった大物は、みんなしっかり意見を書いた時に当たってる気がしますし。
 今私の愛用している当時3万5千円もしたソフトに当選した時は、その雑誌に組んで欲しい企画を細かく書いたんです。そしたら2ヶ月後、当選発表の載った号に私がやってくれと書いた企画が掲載され(!)びっくりです。プレゼントは企画料でしょうか(笑)?いやー嬉しいもんだ。
 今回はたしかご意見欄に、ROPEの服が好きな理由を滔々と述べ、来年は就職活動だからROPEのスーツをこれから買いに行くつもりです!とかなんとか、適当なことを書いたんだと思います(笑)。え?本当に買うのかって?ははっ。それは実物を見てみないことにはねぇ〜。
 おや?手帳の話が懸賞の話にすり変わっていたみたい。ま、いいか!

いままでの手帳
左がヨドバシカメラでいさむさんが当てた「docomo」の手帳(もらった)。
使い終わったレフィルの保存用手帳として活躍。
右が私愛用の手帳。ボタンの塗装がはがれかけ、中はかなりぼろぼろ。でも愛着が、ね。

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2000年12月08日(金) ワープロだった頃

 この年末になると嫌なこと。それは出費が増えること。毎年恒例の友だちの誕生日パーティーはクリスマス近くということもあって、ともだちのみならず彼女の彼氏さんから、そのお友達までかり出して(すまん)のイベントになる。なので当然、手が抜けない…この時期毎年服を買ってしまう自分が、悔しくも悲しい…。
 それに加えてもっと厄介なのが、12月は各種アプリケーションソフトのアップグレードラッシュにあたるということだ…。年末商戦だかボーナス商戦だか知らんが、そんなもの学生には関係ないのに、この時期は使っているソフトの複数がぼこぼこアップグレードしやがる。特に年賀状ソフトなんて毎年10月には「アップグレード御優待」DMが届く。はやいんじゃお前ら!日頃お世話になっているノートン先生もアップグレードは毎年年末。しかも御優待で、ユーティリティーにアンチウィルスまでバンドルして、こーんなにおトク!とか言い出す始末。確かに16000円はおトク!どうせ買うならこっちがイイ。でも今度はこっちで私愛用のホームページ作成ソフトDreamweaverがFireworksとバンドルで20000円とか、グラフィックソフトがアップグレードで4500円とか、そんなもん全部アップグレードしてたらきりがないのだ…。こんだけつかえりゃいいや、とアップグレードをほっぽっておくと、OSがアップグレードして、ソフトが動かなくなり、否応無しにアップグレードせざるを得なくなったことに気付いた時にはもうご優待期間が終わっていて正規の値段で買わされるとか、商売ってキタナイわ!ぷりぷり!
 …で、今年もまた、この時期がやってきたというわけだ。
 パソコンは買ってからがお金がかかる。ほんと、今までいくらパソコンに投資したかなんて考えたくもない。昔は、私がまだパソコンを持たず、東芝のワープロ「Rupo」で一枚一枚手差しでハガキをセットして年賀状印刷していた頃は、かかるのはインク代と紙代くらいだったものを。あのころ年賀状の王様はプリントごっこだった。私はあれが欲しくて欲しくて毎年指をくわえてみていたけどついに買ってもらえなかった。でも結局ワープロを買ってくれた。買ってくれた?違う、あれは本当はお父さんが使う予定だったのを勝手に自分のものにしたんだった。
 その前、小学校の頃使っていた初代ワープロなんて、もちろんモニターはなかった(笑)。一行の一部しか文章が見えないんだから。なんて説明したらわかるかな、アレだ、ラベルプリンターってあるよね?よく会社とかで使われるテプラ、とかいうあの種のもの。あんなふうな入力窓があって、文字を打ってもたった15文字程度しか見えないのね。一枚のどれくらい書いているかは、かろうじて右端に表示されている線の数で大体把握できるという…。そんな初期的なワープロを使ってゼルダの伝説の小説なんて書いてみたりしていたんだから小学生はあなどれん。
 初代も2代目も、特にプリント機能がお粗末で、どこからプリント開始させるかは私の加減次第。大抵一枚一枚開始位置がずれている。それも御愛嬌だったもんじゃ…。それでもめげずにビデオラベル印刷とかしていたんだからやっぱり中高生はあなどれん。
 そういや2代目ワープロを買ったちょっと後に、唐沢英明が「三行革命!」とか叫んでいるCMがあった。一度に三行ずつプリントアウトされる様子を見て「はっ、はやい!」と感動した時代が懐かしい。そうだよそうだよ、あの頃もオプションはそれなりに高かった。手差しじゃなく自動配給装置をつけるとなると2万から3万はかかったし、一応スキャナも売り出されてたけど3万はした。もちろん白黒でかなり曖昧なスキャンなのに。そしてフォントは一書体ずつフロッピーディスクに入っていて、一枚一万くらいしていた。単色プリントしかできないから、多色にするには版画のように何回も何回も色を重ねてプリントしなくちゃいけなかったし、インクリボンはあっという間になくなるから感熱紙にプリントしていたし、それも一年くらい経つと消えてるし、黄ばんでるし、たまに印刷面間違えて何もプリントされてないし、いろいろと不便だったんだねあの頃は!それにくらべたら今は、ずいぶんいろんなものが安くなったんだなあ…。

東芝Rupo

 というわけで、今回はちょっと過去を振り返ってみました。12月だから。初代パソコンはどこのメーカーだったか、小学生のころだったので覚えておらず、現品ももうありません。でも2代目はまだあるんだなー。それがこの写真です。使わないけど愛用していたから捨てられないし、譲るにも今どきあまりにも時代遅れでもらい手がいなかろう。いいのじゃ、これで昔を忍ぶのじゃ。
 やっぱりパソコンは便利だー。だー。だー。何を今さら…。

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