彩紀の戯言
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最近ちょっぴり。 ホームワークのやる気モードゲージがかなり上がっている。 といっても、雨ばっかりなのでクッキングが主。
実践ももちろん頑張ってるけど料理番組なんかも見てみたり。 で、思うこと。
不愉快な気分にさせるゲストならいない方がまし。 料理番組限ったコトじゃないけどね。
タレントの好き嫌いがあるからメインが嫌いなタレントの場合は最初から見ない。 でも、そこそこ気に入ってる番組のゲストの発言がコトあるごとに気に入らなかったら・・。 私はテレビを消すようになってしまった。
以前はだらだらとテレビを付けていることが多かった、ことは前にも書いたっけ・・・確か。 でも、最近は「テレビを消すこと」を覚えたので(覚えるってアンタ・・)プチンッ。 肝心なところがわからない・・・。料理番組なのに・・。
大女優様がゲストでお出になり、包丁がろくに使えないことは気にならない。 ケガをしては大変だし、家で料理をする必要もない生活だったんだろうな、と思うだけ。
私が不愉快に思うのは若いタレントさんの場合が多いみたい。 年齢がいくつであろうと、料理ができようができなかろうと、それは問題じゃない。 気になるのは「話す態度」。料理番組でもトークを占める割合は多い(何の?)。
敬語を使わない(使えない?)ことは最近では珍しくなくなった気もする。 もちろん、ちゃんと使っている若手のタレントさんもいるから それだけで私の中の好感度がアップするのもどうかと思うけど・・・。
メインで進行を勤める大御所タレントさんが料理の先生に敬語を使っているのに ゲストの若手タレントが先生に対してタメ口をきく。 明らかにおかしい。違和感バリバリ。見たくない。
挙げ句の果てには、こともあろうに先生をバカにしたような発言。 ・・・プチンッ!(←テレビを消す音ね)
感じ方は人それぞれなんだと思う。 私は気に入らないけど、何とも思わない人だっているだろうし。
最近はお笑い番組もあまり見なくなった。 素人を相手にバカにするわ、メチャクチャ言うわ・・・。ツッコミもココまで来ると私はイヤ。 大御所芸人だから若手芸人をソレっぽく扱うのは笑いを取るために必要な芸風なんだろうけど、 素人相手に「帰れ!」等はどうもね・・・・・。ギャラなんか出てない人もいるだろうに。
若手芸人をどういじろうと構わない。それでカメラを向けられれば知名度アップだし。 でも素人=視聴者なんだよね。視聴者がいるからスポンサーも付いて番組が成り立ってるんでしょ? だから素人を持ち上げてくれ、なんて言わないけどさぁ。
イジメを見てるみたいでイヤなの。 敬語を使えない人を見ると今の社会を見てるような気もするし。
オヤジギャグ連発のアナウンサーが料理番組を進行しているのを見たときは あぁ、いたいた。会社にもこういう人、って思ったっけ(笑)。 ウザすぎてプチンッ!ってしちゃったけど。
テレビは現代社会の鏡なんだろうか? テレビを見ない自由もあるよね、なんて考えてたけど ある意味、現実逃避になってしまいそう・・・。
今日の「SAiKi's Favorits」(お気に入りを無理矢理見せるページ)に ミリオンバンブーを載せたのですが、脇役としてある作品が写っています。
本来ならば「脇役なんてもってのほか!」という代物なのですが、 何しろ本人に掲載の許可を頂いてないもので・・・・。 って、得るつもりもないですけど。
許可を頂こうと思えばお伺いを立てることができる距離にいる方で とってもプロな書道家の方です。そもそも書道界自体が知る人ぞ知るの世界なんですが。 まぁ、この方と私の関係はさておき。
もう、70歳ぐらいの方で、残りの書道家としての人生を 自分の好きな方向で埋めていきたいとお考えのようです。
書道といえば掛け軸を連想しません? もちろん、そういったタイプも要望があれば今でも書くそうですが 最近はもっぱら「現代風書道」とでも言うんでしょうか・・・ インテリア感覚で飾ることができる作品に夢中のご様子です。
和紙や布の産地まで出向き、可能ならばご自分で作られるそうです。 水彩絵の具の使い方も勉強されたそうで、今では染料も使われるとか。 それらの素材を組み合わせて額縁に配置。和紙などにコトバを書き、作品となるのですが、 詩人ではいらっしゃらないのでこのコトバにいちばん苦労されていると聞きました。
ときには有名な詩も使わせて貰うそうですが、 私はその方独自のコトバが好きです。
人生は辛いぞ、苦しいぞ、悲しいぞ・・・・でも、がんばれ。 といったような力がこもったコトバは書きたくないと仰り、 いつもほっこりとしたものを書かれます。 お顔立ちもとても優しい方なのでそういう意味でも納得。
歳を重ねていくとある時期を境に子供に戻っていく、そんな風に私は考えています。 歳をとって子供のようにワガママになるばかりでなく、 子供のように優しい気持ちを持てるようになれれば・・・・。 それが私のおばあちゃん像。
自分の好きなことが仕事で、しかも定年もなく続けていけるというのは ごく少数の人にしか与えられないと思いますが、 仕事でなくても好きなことをいつも見つけられる人生を目指したいです・・・。
話を戻して。 その方の作品でいちばん記憶に残っているのは
「幸せをみつけに 出かけてきます」
というコトバです。
た、たしかこんなカンジだったと(^^ゞ 淡い水彩絵の具で描かれた、シンプルな丸い形のお花の束も柔らかさを印象付けました。 実はこの作品。友人の結婚祝いにプレゼントしたので手元にないんです・・・。 好きなモノを選んでいいよ、と言ったら彼女はそれをセレクトしました。
同じコトを思う人が多いようで、影の代表作になりそうです。 息子さんの結婚式にも大きく飾られていましたから。
表の代表作?は教科書に載っている作品があるそうなのでそちらなんでしょう。 コトバは有名な詩でしたけどね・・・・。
これからも素敵な作品を作り続けていって欲しいなと思います。 作品を見ている人の口の端がふっとあがるような・・・そんな作品を。 毎年個展を見に行くのが楽しみです。
でも・・・・・困ったことが一つ。
達筆すぎてたまに字が読めないんです・・・・・。 なんて書いてあるんだろう?と思うことも珍しくなかったりして。
「オータム・イン・ニューヨーク」 この映画の評判はいかがなものだったのか??? いちおう、気になる・・・。
あっ、ネタバレ注意報。
「オータム・イン・ニューヨーク」と「スウィート・ノーベンバー」 知らなかったとは言え似たようなヤツを借りちまったよ。
ある女性に出会って男性が変化していくってところがね・・・。 他にも似てる点があるんだけど、思いっきりネタバレになるから。自粛。
「オータム・イン・ニューヨーク」 これって・・・・泣く映画・・・だよね? うっく。どうしましょう・・・まったく泣けなかった。
まず、リチャード・ギアにときめかない・・・。 小泉首相に見えて仕方がない。はたまた、田村正和か・・・。
若きリチャード・ギアを知らないから何とも言えないけど 歳を取って丸くなり過ぎちゃったような気がするなぁ。←太ったという意味ではない。 多少、危険な香りがする方がときめくらしい。私。
決して、おっさんだからときめかない、という理由ではない・・・・と思う。
映画の内容も・・・・ベタ・・・ですなぁ・・・。 どこかに意外な展開がないと恋愛モノなんて楽しめないよぉ。 私はね。
ニューヨークのトワイライトとオータムなカンジは最高でした。 っつーか、コレしか記憶に残ってない・・・。
「スウィート・ノーベンバー」は泣いちゃいましたよ。 ビックリしたもん。あちこちで。意外性があったってこと・・・かな。 途中、中だるみ感もあったけど、最後がよかった・・・・じゃなくて 泣ける内容だったからOKです。
決して、キアヌがリチャード・ギアよりもうんと若かったから、という理由ではないっ!
恋愛映画に関しては私の場合どきどき感を重視します。 不倫するスリル感じゃなくて、相手のことを想うどきどき感。
アプローチするまでの気持ちとか、知り合ってからの駆け引きとか。
って、実はあまり恋愛モノは見ていないの・・・。 いちばん泣いた恋愛映画は「マディソン郡の橋」という、これまたベタな恋愛映画歴なんだもん。
でも、もう一度見たいって思う。
続編の小説が出てるみたいだけど・・・読むのが恐い。 アレはアレで終わりでしょ。
うわっ。不倫映画?でクリント・イーストウッドなおっさんの映画だった。 書いてること支離滅裂でごめんなさい。
2002年06月24日(月) |
泣く。(このタイトルは2回目らしい) |
某アトモスフィア(ストリート)ショーがラストを迎えるということで行ってきましたU.S.J.。
終わるショーがあるということは新しいショーが登場するってことだけど 愛着のあるショーが終わってしまい、メンバーとも会えなくなるっていうのは とてつもなく悲しい。
今回終わってしまったショーは個人的にはそんなにも回数を通ったわけではないので 号泣とまではいかなかったけど・・・それなりにね・・・。泣く。
その前に・・・今回の来阪は名古屋駅から泣かされた。
JRから近鉄に乗り換えて大阪に向かうのが私のルート。 連絡改札?で指定席券を買うんだけど、窓口が一つしか開いてない。 おいおい。土曜の朝(観光曜日でしょ!)なんだから二つ開けてくれよぉ。
おまけに。おまけに・・・・おまけにっ! 一人のおじさんがえんえんと窓口で何かやっている。 まぁ、乗り換えの説明ぐらいなら仕方がないけど、やれ領収書がどうだの 名前を事細かに指定するだの、後ろのお客はイライライライラ・・・。
「上様」でいいじゃないかっ!
私の後ろのおばさんが一番先にキレて構内を通過する券?を要求。 別の窓口へ行くためには駅構内を通らせて貰う必要があるのだ。 まぁ、まぁ、おばさん。そんなに怒らなくても・・・・。と思った私はあまかった。
なにしろ私は3番目に並んでいる。スーパーのレジの如くびみょーな位置。 大人しく待っていれば、時間に間に合うかもしれないじゃん。
実は大阪(鶴橋)まで2時間で行く特急は1時間に1本。 BBショーにあわせていつもより1時間早く出た私。 予定の電車に乗れなかったら、この涙ぐましい努力が水の泡と化す。 おじさんのせいで・・・。いや、駅員さんのせいで。
ホッペを膨らましてみたり、口を尖らせたり。改札の駅員になにげなくアピール。 挙げ句の果てにはBBショーのように腕時計を叩き?「時間がない!」をさらにアピール。 しかし。こんなくさい演技が通じるはずもなく、虚しく時間だけが過ぎていった。
ま、まずい・・・。本当に乗れなくなる・・・・。
ぶちっ。
改札の駅員さんに「向こうの窓口で買いたいので通らせて下さいっ!」 私の言い方がきつかったのかムッとする駅員さん。ちなみに私は見ず知らずの人に 怒鳴ったことなど一度もないし、このときだって温厚に勤めたつもり。
あなたに逆ギレされる覚えはないっ!
客のおじさんが悪いわけではない。 もう一つある窓口を開ける手はずを駅員さんが取ってくれなければいけないはずなのに 何もしてくれなかった方が悪いんだぁぁぁぁぁ。
私は脱兎の如くホームを横切る。 出張で手慣れたサラリーマンのように迷うことなく・・・・。
コチラ側の窓口もそこそこ賑わっていた。迷いはしないが運の悪い私は あとからホームを横切ってきた男性の後ろに並ぶ羽目になってしまう。 あれ?でも、この人ってば、さっき私の前にいた人じゃん。
かわいそうに・・・・。 2番目にいた人までも時間が無くて買えないと判断することになるなんて。 で、この男性。駅員に文句をちゃんと言ってくれてました。
そしてようやく私の番(ほっ)。が・・・・・・、 普通席の乗車券を持っている私に「その電車はもう満席です。」と、駅員さん。
ぬあにぃぃぃぃぃぃぃぃぃいぃっ!
救いというか虚しいコトバがその後に付け加えられた。 「デラックスシートなら空いていますが・・・・。」
もう、なんでも良いよぉぉぉぉ。泣く。
500円弱?の金額を余分に支払い、なんとか席を確保。 発車が迫っているので走って電車に乗り込む。
・・・・・・車内販売員を廃止した近鉄をこんなに恨んだことは初めて。 6時起きで何も口にしていない私は10時まで飲まず食わずの状態に・・・。泣く。 特急料金を払ってるんだから自販機ぐらい置いてよぉぉぉぉ。
近鉄を降りたら4分後に発車するJRに乗りたい人。←イタイ(通な)名古屋人 その電車なら乗り換え無しでユニバーサルシティ駅まで連れていってくれる。 デラックスシートはJRの連絡口からいちばん遠く、泣きながら走る。
JR鶴橋駅にて10秒で缶コーヒーを購入、車内で喉を潤す。 知る人ぞしる、私は水分過剰要求者。こんなんじゃ足りないよぉ。泣く。
ゲートをくぐって荷物をロッカーに入れたらすでにBBショーの時間。 あぁ、何か飲みたい。でも、ドリンクを持ってショーを見るのは気が引けるので後回し。 テンションの低い朝だけど何とかノリノリで手拍子。
このあと、ついついビールを買ってしまったのは、きっと駅員のせいだ( ̄^ ̄) 11時半・・・・真っ昼間。
おまけ・・・。
「西の魔女が死んだ」 梨木香歩著
前回来阪の際、M嬢から借りた本。 鶴橋からのJRで読み切って返そうと決意。
隣の子供が何度か私の顔をじっと見ているのには気づいていた。 顔に何か付いていたわけではないと思うんだけど・・・・。
ページは残り少ない。これなら電車の中で読み終わるだろう、というのは計算ミスだった。
あのページを読んだ瞬間、本を閉じることに。
子供が私の顔を見ているいないにかかわらず、 公衆の面前で涙を落とす勇気はなかった。
本当に泣いた。
たった2行のコトバで私の目は涙でいっぱいに。 一瞬にして私の両目を洪水にした本は、たぶんこれが初めて。
さてさて。M嬢がオッサンに入れ込んでいる頃、私は対抗してヤングな人にときめくことに。
この時期はふつー外国(日本ではダメってことではなく、好みの問題)のカッコイイ選手に うつつを抜かすことが定番なんだろうけど、なにしろ注意散漫だった。 私としたことが・・・・。時、既に遅し。
ってことで、少し前から気になっていたジョシュ・ハートネットくんにスポットを当てる。 彼が主演している「O(オー)」のDVDを借りて久しぶりの映画鑑賞。
彼がDVDのパッケージを堂々と飾っていたから見つけられただけで 出演作品を検索するほど興味はないので、あしからず。 しかも「Sweet November」を借りに行ったら4本1000円。 「O」は無理矢理に選んだうちの1本。
ちなみにジョシュくん人気はまったく知らず、たまたま「パラサイト」をテレビで観たときに インプットされただけで、超人気者だと知ってややショック。
あっ!いつものようにネタバレ注意報ピコピコ。 ネタバレするつもりはなくても無意識にやってたら申し訳ないから・・・。 どこからがネタバレか判らないけど、先入観というものもあるので。
窪塚氏のサイトで話題になったこともあるんだけど、 やっぱりちょっと似ている気がする・・・。もちろん、窪塚氏とジョシュくん。 (私の「似てるよねぇ」はかなりいい加減)
立ち振る舞いというかシルエットが似ているような・・・・。
顔を覚えるのが苦手、且つ、視力0.1で水泳部に所属していた(裸眼で部活動)私は 歩き方や立ち方で人を識別することが多い。 つまり、そういうレベル・・・。
まぁ、彩紀的には好きな顔、ってことで映画を楽しんだ。
相変わらずのMr.スポック?みたいな髪型はどうかと思うが、 まだ髪の毛が存在しているのでヨシとしよう。
口元は某国にいるはずの誰かさんに似てるわねぇ、とか。 あの寂しげな眼差しに弱いのよねぇ、とか。
つまりかなりミーハーな楽しみ方をした。 もう一度言おう。ジョシュくんを楽しむ映画だった。私にとっては。
内容の予習もせずに借りた私も悪い。でも、好きな話じゃなかった。 はっきり言って嫌いな話。世間の評価は知らない。
初めての汚れ役だったらしいけど「リップスティック」の牧村のような お姉さん方を魅了する悪役で主役となると、こういった話になってしまうのは仕方がないのか?
もう一つ不満を。 学園映画なので若者が役の大半を占めるのは致し方ないこと。 もちろん大人の締め役もいたけど、私的には「足りない感」。 せめてあと一人ぐらい大人を出演させてピリッとさせて欲しかった。
もちろん英語のセリフなので、演技の上手い下手は 感覚でしかとらえることができない私だからそう思ってしまうのかもしれないけど。 シリアスな映画だから余計にね・・・。
まぁ、DVDを購入して英語を勉強したい、と思わせる作品ではなかったです。
ってことで、背の高いおっさんはM嬢に任せて、 ノーブルなボーイを応援しに大阪まで行きますか。 あぁ、横の太めの優しいプチおっさんも(爆)。←おいおい
今使っている石鹸は市販されている緑色や黄土色のオリーブ石鹸。 朝も夜もコレにキッパリ切り替えた。 肌の調子がいいから。
ボロボロと顔に残っていた角質がキレイさっぱり落ちるようになったし。 お化粧をしない日でもオイルクレンジングをしてできるだけ角栓や角質を落としてるけど、 コレは前からやっていたのでやっぱり純石鹸の力!と石鹸信者まっしぐら。
オイルでマッサージした後、水で洗い流せるというコトバを過信して 手を抜いて普通の洗顔をしていたら吹き出物ができちゃったみたいで・・・。 クレンジングオイルをちゃんと落とすために石鹸を洗顔に使ってみたら ぶつぶつができなくなったうえに角質もキレイさっぱりという偶然の産物。
もっとも、乳液を付けるのも辞めたんだけど(^^ゞ。
まだ普通の洗顔料が残っているけど、コレばっかりは譲れない。 捨てることはしないけど・・・・しかたないから旅行用にでも使おうかな・・・。 石鹸は持って行くのが大変そうだから。
って、大阪の別宅(←おい!)には魔女様の石鹸があるから ソレを使わせていただけちゃうんだけど・・・。
ちなみに大手メーカーが販売している固形石鹸は ありがた〜〜いグリセリンが取り除かれてるそうなので 『家族の者』にひたすら使って貰うことに。残り8個。
実は昨日からシャンプーも石鹸に切り替えた。 ただ単に石鹸信者になったから始めたんじゃなくて・・・ちょっぴり理由が。 ココ1年で白髪が激的に増加。最近では見るも無惨。
で、ふと思ったこと。そういえば、シャンプーを変えたっけ・・・・。 『家族の者』のお気に入りシャンプーがあって私もソレを使うことにしたのが たぶん、1年ぐらい前。
2つも3つも大きなボトルを置くのがいやでシャンプーを『家族の者』と同じモノにしたんだけど・・・・。 もちろん単なる歳のせいという話もあるけど。この歳でねぇ。ぶつぶつ。 外的要因だって考えられなくもないわけで・・・。
このシャンプーにはフケや痒みを止めるために、ある物質が入っていて きれいに洗い流すことを前提としたシャンプーだから添加が許されている、と 聞いたことがあったから・・・・。
つまり残留しちゃっては体に良くないってコト。
まぁ、世の中そんな製品で溢れかえってるんだし、気にしたらキリがないんだけど いくらなんでもこの白髪はあんまりでしょ!!ってなぐらいに増えている(泣)。 『家族の者』にはいいカンジのシャンプーでも私には合わないのかもしれない!!
ってことで、高いお金を払ってあのシャンプーを使う必要もないから、 お安いモノに切り替えようと思ったんだけど、せっかくだから石鹸に(*^^*)。
現在、ごわごわ中。 髪の毛が慣れるまでの通過点らしい。
でも、まだリンスは市販品。 『家族の者』はリンスをしない人で、それでも大丈夫らしい。 髪にコシが無くなるからいやなんだって。
根っからの貧乏性の私がボトル1本分のリンスを捨てられるはずもなく。 こんなものドバドバと捨てたら環境にも悪そうだし・・・。 せっかく環境にも良さ「そうな」石鹸生活を始めようというのだから。
ホントはあんまり「環境に良い」とかってコトバは使いたくない・・・。 実際には自分の肌や外見のために石鹸を使ってるだけで 環境のためっていうのは付随してるだけだから。
石鹸が必ずしも環境に良いわけではない、という意見があるのも、何となくは知っている。 泡を立てるために過剰な石鹸を使う場合もあるから洗剤(界面活性剤)より石鹸の方が 環境に良いとは一概には言えない、と言ってる人がいるらしいことを。
で、私は自分がエコロジストだなんて口が裂けても言わない。
自治体に決められたゴミの分別はやっている。 牛乳パックも洗って資源ゴミに出している。 発砲トレイも洗って再利用するカゴに入れている。
でも、リサイクルすることが資源を有効に使っているとはこれまた一慨には言えないらしくて。 だって、リサイクルするために洗剤で洗うでしょ。水を使うでしょ。 石油を動力として溶かしたりして再生品ができあがる・・・。
リサイクルすることによって節約された資源はどれほどの量なのか? ってことを計算してる人もいらっしゃる。 使った発砲トレイはいけないガスが出ない高温の炉で焼却して 新たに石油から発砲トレイを作った方が資源の有効利用だ、という意見も読んだ。
こういう話を聞くと声高に「リサイクル!リサイクル!」って言うのもどうかな?と思っちゃう訳で だったらいっそのこと、スーパーじゃなくて「お肉やさん」で買えば発砲トレイも必要ないし、 牛乳だって紙パックに入ったヤツじゃなくてビンで配達してくれるタイプだったら そのまま再利用できる。
でも、ソレを選ばない私。
だって、高いもん・・・。 体に良いモノ、環境に良いモノ。判っていても天秤にかければ財布が勝つ場合もあるわけよ。
再生紙のトイレットペーパーよりパルプから作った方が安かったらそっちを買っちゃう。 できる範囲のことしか実践しない人。
だから私は自分がエコロジストだなんて言えないの。言わないの。
良くも悪くも石鹸を使うことによって環境に与える影響を自分で調べることができない以上、 石鹸を使う理由のひとつに環境問題を入れたくない・・・。
興味を持てば持つほどいろんな方向からの意見を聞くことになって、 どれが正しくてどれが間違っているのか私には判断できない。
リサイクルに関しても石鹸に関しても。
石鹸を使う理由は自分の肌に合ってると思うからで、 発砲トレイをリサイクルに出すのは「お肉やさん」では買わないから。
そんなスタンスで生きてまふ、わたし。
2002年06月16日(日) |
ザ・リベンジ・手作り石鹸の巻。 |
なぜリベンジなのか? 実は・・・前回作った石鹸は鹸化率が100%になってました( ̄▽ ̄;)
ラードの量を間違えて水酸化ナトリウムを増やしたときに ディスカウント0%の量を足してしまったんです・・・。
水酸化ナトリウムとオイルを反応させて石鹸ができるのですが 万が一↑劇薬が残っては大変なのでオイルを過剰にして反応させるらしいんです。
そんなことを何も知らず、失敗に気づき焦りに焦った私は計算だけして (計算してくれるサイトを見つけて入力した、が正しい)一番上に書いてあった量の 水酸化ナトリウムを足してしまったんです・・・。
つまり、限界バリバリの劇薬量。 何も知らないって恐い。 だって、ディスカウント率がどうのこうのなんて知らなかったんだもん。いじいじ。
もし、未反応の水酸化ナトリウムが残った場合は肌に刺激があって使えない。 「初めての石鹸」は失敗に終わってしまったかも・・・・。 と、さらに焦りに焦った私は再度挑戦というわけ。
だって、早く自分で作った石鹸を使いたいじゃん。
手作り石鹸は4週間から6週間寝かせなければいけないので 実際は本当に失敗かどうか判らないんだけど・・・・。まだ、お休み中。
いいの。いいの。前回はノーマルな石鹸だったから、 今度はオイリーな私用にちょっぴりオプションを加えてみるんだもん。 ザ・夏バージョン石鹸。
水酸化ナトリウムを溶かすための容器も入手。 かなりおいしくないインスタントコーヒーのオマケ・・・。 穴(←溶解するときに発熱するから膨張した空気を逃がすために欲しかった)が 開いた蓋も付いてるし。
ん?耐熱温度が70度・・・・。 確か80度ぐらいまで上がるのよね・・・。 氷水を入れたボールに入れて溶かせばいっか。←どうしても使いたいらしい
反応が進んでとろーりとしてくるトレース状態は遅かった(なんで?)ものの なんとかいいカンジ(かなり強引にそう判断)になったところで半分の量を型に投入。 今回の型も牛乳パック。でも、立てて使用。(前回は横になるようにした。)
残りの半分は泥パックなんかに使われるクレイの投入を試みる。
・・・・・・。
あっ、目の前にコーヒーのかすがある・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・。
入れちゃおうかな・・・・・。
かな・・・・。
かな・・・・。
入れちゃえ・・・・。
香料を入れない石鹸はかなりオイルな臭いがしてあまり気持ちのいいモノじゃない。 コーヒーの匂いを付けるところまで行かなくても、オイルの臭いさえ薄らいでくれれば・・・・。 ちょっぴりスクラブ効果も期待しつつ・・・・。
どばっ。
またこの人は考えもなしに行動してるよ・・・。
う〜〜ん。焦げ茶色。おいしそう・・。 で、この茶色いものをさっきの牛乳パックに流し込む。どぼどぼ。 真ん中辺りがマーブルっぽくなってくれれば万々歳。
温度計でちょっぴりぐりぐりして、一晩寝かせる。
このできるだけ温度を保ちつつ一晩寝かせるっていうのは、手作り石鹸ではそこそこ重要らしく、 ご飯を炊くときと同じで「赤子泣いてもフタ取るな」が鉄則らしい。 言わないんだもん。そんなこと・・・・。前回はいっぱい覗いちゃったじゃん。
それなりに勉強?した私は今回、じっと我慢の子。 タオルの上からくいっくいっと押さえて固まるのを確認するのに留めることに。 押すなよ・・・・。
途中、ほこほこと温度を感じるときもあって「う〜〜ん。ガンバレ、マイ石鹸」。 我が子のように暖かい視線を送っておく。もちろん何度も押す。鹸化中。
24時間経過。
型からすぽっとは抜けないので、牛乳パックの上からガシガシと切る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
片側はクリーム色の石鹸。普通の石鹸。 片側は焦げ茶の石鹸。スクラブ&毛穴ゴシゴシ効果希望石鹸。
真ん中は・・・・・クッキーみたい。 マーブルじゃなく、まぁるく焦げ茶でまわりはクリーム色なカンジ。 まぁ、いっか。←得意技
カットしてるときに石鹸が手に付いてしまったので、 何の気なしに洗い流すついでに、こしゅこしゅと泡立ててみる。 まだ、早いよねぇ、と思いきや・・・・・あわあわあわ。
感激。石鹸じゃん!! 泡立ってるよぉぉぉぉぉぉ。
きゃぁぁぁぁぁああああああああああ!彩紀感激ぃ。←秀樹感激ぃ調で
ふと思い立って前回作った劇薬限界バリバリの石鹸の欠片を こしゅこしゅしてみたところ・・・・。
うわ!コチラもちゃんと石鹸じゃん(*^^*)。
とりあえず手ではピリピリしないので、最悪でも手を洗う石鹸には使えそう。 まぁ、私の場合、顔でもピリピリしないような気もしなくもないけど・・・。皮厚そうだし。 ずうずうしいってことではないですが・・・。
で、今回の石鹸は一つ一つが大きい・・・・。
牛乳パックを縦に使ったから、一辺が7,8cmもある石鹸になっちゃった(^^ゞ。
さらに半分に切れば良かったのに、そんなこと考えもしなくてデカイまま。 石鹸乾燥用にわざわざ購入した100円のカゴの中でデカイ石鹸は眠っています。 底が網になってるから早く乾くかなぁ、って(*^^*)。
おまけに今日は2980円のブレンダーを発見。 攪拌が面倒な人は、うぃ〜〜〜んってするらしい。 超便利グッズらしいんだけど、悩むところ。
私はカタチから入る人だからさ・・・・先輩達が使ってるって聞くとすぐに手が伸びちゃう。 でも、手でぐりぐりしてこそ手作り石鹸って気もするし。 疲れないにこしたことはないし。アレ特売品かな?う〜〜む。←まだ悩んでいる
石鹸を作ることよりも道具やソープディッシュなんかの小物探しに 夢中になってる気がしなくもないけど・・・・。
化粧水を作るためにメスシリンダーを入手したいと思ってる人です。
戯言に1度も書いていないのでもうお判りでしょう・・・。 はい。あんまりワールドカップに興味ないです。すんません。
ベルギー戦の時は外でお寿司を食べてました。 夕方なのに妙に道が空いてるなぁ、と思ったらサッカーやってたらしくて。 試合終盤に帰宅したら隣のおじさんは
「よっしゃ!そこだーーーー!行け〜〜〜〜!」
と、叫んでおりました。う〜〜む。確かにコレが日本国民のあるべき姿。 非国民と言われても仕方がないな・・・。
中日ファンがそうであるように名古屋人は単純明快です。 「チームの調子がいいときは応援する」 Bクラスに落ちたときのナゴヤ球場はガラガラです。
自称名古屋人。前評判を何も知らない私はベルギー戦後ようやく試合の時間を気にするように。 ということで、ロシア戦は夜だったこともあっていちおう家で見てました。
でも、試合中にお風呂に入っちゃったりして・・・。 いいの、入浴中だって試合の流れは判るんだから。
「おっしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
仲が悪そうな裏のお宅も家族で仲良くサッカー観戦のようです。 う〜〜む。ワールドカップの威力はすごいなぁ・・・。
で、本日、日本は決勝進出を決めました!! しかも2−0で堂々グループ1位!!
やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(*^^*)
テレビで見てましたよ。 途中で買い物に行ったけど・・・・・。←懲りてない 買い物中に1点入ってたけど・・・・。
やっぱりうれしいねぇ。 日の丸を嬉しそうに掲げる若い人をテレビで見るのもいいものです。 まんざらでもないでしょ?この国旗も。
数年前、学生が祝日に国旗を揚げることを辞めさせた国立大学がニュースになったけど 今はどうなんだろう? あっ、私立だったら許せるってことじゃないです。助成金を国から貰ってるらしいから。
でも、このニュースを聞いたときちょっと悲しかったんだよね・・・。
私は日本が好きです。自分の国だから。 日本が好きだから他の国が嫌いっていうんじゃなくて・・・。 そういう人っているでしょ?自分の国が一番で排他主義っぽいこと言っちゃう人。 外国人に多いかな・・・。日本人だからそう感じちゃうのかもしれないけど。
何が言いたいのかよく解らなくなっちゃった・・・・ごめんなさい。
サッカーにあまり興味が無くても日本が勝てば嬉しいのよ。 それは紛れもなく私が日本人だからであって、○○人ではないから。 かっこいいベッカム選手のイングランドが勝ったときよりも 日本が勝ったときの方が嬉しいってこと(笑)。
あまりお堅いことを書く気もないから・・・・・。
アメリカ映画村に遊びに行ってても、やっぱり日本人なのよ。 決勝進出おめでとう!!!
あ〜〜、よかった。1位通過で・・・・。2位だったら・・・。
以下、余談。
石鹸のお話はまた今度。 大きな失敗はなかったさっ!
【メモ】
「スプートニクの恋人」村上春樹著
人の愛し方にはいろいろあるんだなぁ・・・。 もう一つの世界の私はどんなカンジなんだろう? 見たいような見たくないような・・・・たぶん見ない方がいいんだろうな。
2002年06月12日(水) |
また生存報告。つまりタダの日記。 |
ほとんど趣味と化している某テーマパークから帰還いたしました。 まだ6月だっていうのに、やっぱり召還してしまった台風。 パーク内に放送が流れて初めて知った。
だって・・・テレビなんて見ないから。 飲んで踊って喋って飲む。テレビなんて見る暇無し。
「本日3時に台風がもっとも接近します。 交通には支障がありませんので、 この後もユニバーサルスタジオジャパンでお楽しみ下さい。」
うっ。人気のジュラシックパークは5分待ち。でもこれ以上、濡れたくない。 おまけに4時からBBショーなのにぃぃぃ。楽しめないじゃん。
でも、私はちょっぴり晴れ女。 ほとんど雨が降っていない撮影会に台風一過の晴天のショー2回。 ショー終了後には豪雨。ふっふっふ。
帰ってくると体力消耗も手伝って、うだうだうだうだうだうだうだ。 私にとってU.S.J.は非日常の場だから、切り替えがなかなかできない。 サイトのショー日記?をupするのに数時間浪費してみたりも。 もっとも・・・いちばん苦労するのは英語・・・・。
多少は上達したようなしてないような・・・。 上達したのは翻訳ソフトの入力の仕方かも。 ポワポワとか、そういうニュアンスの英語が知りたいぞ。
英語を読む人がいるのか?(悩)
帰ってくると食事が数日間、簡素になってしまう。 今日もパスタのみ。←おいっ
なぜか妙に育ちが良いシソと自分で育てた(水をあげただけ、とも言う)の ブロッコリーのスプラウトを使ってツナパスタ。
スプラウトって新芽・・・・って言うのかな。 カイワレ大根みたいなヤツ。買うと結構高いから育ててみた。←ケチ 体に良い成分がドカンと入ってるらしい。健康になった気分にさせてくれるのが良い。
今日はようやくマイ水酸化ナトリウムを受け取りに。 500gで300円。・・・・安いのね。純度99%。残りの1%はなぁに? でも、ハンコも要らないし。あぁ、ビックリ。ビバ!アマ○ドラッグ。 ますます手作り石鹸にはまりそうな予感。
石鹸に混ぜたいクレイも調達。準備万端。 化粧水も作りたいのでエッセンシャルオイルも買っておいた。準備万端。 材料を揃えただけで満足してしまいそうなのが恐い。
さぁ、明日は石鹸作り。 戯言がupされなかったら、とりあえず失敗はしてないってことでしょう。
何かアクシデントがあると「おっ!コレは戯言ネタだわ!」と思う自分が ちょっと悲しかったりもする今日この頃。
2002年06月09日(日) |
でも・・・・・・はぁぁ・・(ため息)。 |
今日の彩紀家はお出かけデー。 朝(というか夜)2時半に起きて3時に出発。眠っ! 行き先は乗鞍スカイライン。日本一高いところを走るマウンテンロードッ!!
今年?の営業期間は5月15日〜10月31日。 乗用車の乗り入れは今年まで、ということで重い腰を上げての出陣だ。 背の高さを超える雪の壁を目の両端でとらえる・・・はずだったけど、雪は溶けていた・・・。 数週間前に1mもの雪が積もり(←ホントだって!)通行不能になったのはなんだったのか。
4時頃。うっすらと明るくなり日の出の早さを実感。 5時頃。早起きは三文の徳を実感。 三文は今だったら3千円ぐらい?
きゃぁぁぁぁぁぁ。もしかして、すっごく天気がいいんじゃなぁぁぁぁい? ココ数日、こんなに青い空にはお目にかかってないわぁぁぁぁぁ!! 日頃の行いが良いんだわ。うふっ。
走行中の車からの撮影はときどき思いがけないショットを生むことを知り、 味を占めた私はシャッターを押しまくる。デジカメの特権。
・・・・・・・・・・・でも・・・はぁぁ・・・。
有料道路に入ってからも絶景に見とれることなくシャッターを押す。 空は青く、雲一つない。山の緑、まだ残っている雪。 どこでシャッターを押しても、私にとってはナイスな写真。 途中、駐車スペースがあれば車を止め、とうとう本日最高にお気に入りの写真もゲット。
・・・・・・・・・・・でも・・・はぁぁ・・・。
と言っても、きれいな写真ではなく悲しい写真。 そう。来年から乗用車の乗り入れが禁止になるのは排気ガスのせい。 枯れた木々があちこちにそびえ立つ。まるで白骨のように・・・。
止まることを知らない人間の欲は何かを滅ぼすまで続く。 乗用車で登った私が言うのも罰当たりだけれど、便利さだけが幸せではないな、と。 ちょっとしんみりしながらシャッターを押す。
・・・・・・・・・・・でも・・・はぁぁ・・・。
標高2700mまで車で登る。さ・・・・寒い。 Tシャツにトレーナーを重ね、薄手だけどビニールのパーカーを羽織る。 甘く見すぎた・・・。
なにしろスキーをしている輩がいる。真冬の格好をすべきだったのだ。みんなモコモコ。 中には私たちより甘ちゃんな半袖ペアルックな方もいたけど・・・。ガッツあるなぁ・・・。 車の温度計は「3℃」を表示。前日の名古屋との気温差、30度。 でも、体感温度は氷点下。
何しろほぼ山の頂上。風がびゅーびゅー。
寒さに負けた私たちは徒歩1分以内のエリアで満足していたのに、 どこかのおじさんが親切にも教えてくれる。 「たった15分で素晴らしいモノが見られるよ」
うっ・・・おそらく2度と来ることがないだろうこの地。 「こんなにいい天気は滅多にないよ」のコトバが私たちの背中を押す。 希少価値に弱い。
耳が取れそうになり、手がしもやけチックになり、 パーカーが風にあおられモモンガのように突き進む私。 さすがに途中で断念したモノの、それでもまわりの山々を見下ろす地点までたどり着いた。
神様っていつもこんなカンジ?すごい眺め。 さっそく神様の視点をカメラに収める。が、立ったままではシャッターも押せない。 手ブレではなく体ブレ。風が強くてまっすぐに立っていられない。神様は大変だ・・・・。
地面にべったり座り込み、何とかカメラを固定して撮影。 OK。OK。つなげてパノラマ写真にしよう!
・・・・・・・・・・・でも・・・はぁぁ・・・。
下りもところどころで撮影会。 私はデジカメ、『家族の者』は一眼レフ。 お互い好きな場所で撮りまくる。
しかし。ココで悲劇が起きた。
電池を予備のモノに交換した直後・・・・
カードが異常を示しています 「うん」とも「すん」とも言わなくなった。
いや、言ってるけど・・・。
カードが異常を示しています
何度トライしてもカードが異常を示していますのメッセージ。
ん?なあに?彩紀ちゃん、わかんなぁぁぁあああい。
高速道路の写真はどこに行っちゃったの? あの、お気に入りの写真はどこ? 生命の危機を感じながら撮影した神様の視点の写真は?
ねぇ、ねぇ。どうしちゃったの? 何が異常なの?
この先どうしたらいいの? 某テーマパークの写真とはわけが違うのよ。 もう、2度と撮れない写真ばかりなのよ。くすん・・・・・・・。
しばし、ぼーぜん。( ̄▽ ̄;)
ふざけんなぁぁぁあああああああ!! 買ってまだ4ヶ月のコンパクトフラッシュだぞ!! 一流メーカーなんでしょぉぉぉぉおおおおおお! 128MBもあるのよぉぉぉぉぉぉおおおおお!
ちょっとぉぉぉぉおおお、責任とってよぉぉぉぉぉおおおお! 写真、返してよぉぉぉぉぉぉおおおおおおお!
彩紀が異常を示しています
もちろん、どうすることもできないので、もう一度お気に入り写真の場所へ。 一眼レフを使って恐る恐る撮影。手ブレが気になるので2枚ずつ。 『家族の者』がフィルムの枚数を気にして撮影していたのもお構いなし。
スキャナがへぼくてすみません。2番目に気に入ってる写真のみココで公開。
このあと高山に行き、泣く泣く32MBのコンパクトフッラッシュ購入。 あぁ、無駄な3千円が飛んでいく・・・・。早起きの徳はどこへやら。
「さくら」ブームで賑わう高山を足早に観光し、手早に?撮影。何度も来てるし。 飛弾牛の串焼き、地ビールを腹早???に食す。何度も来てるけど。
急遽、予定を変更して家に舞い戻り(言うのは簡単、3時間の道のり)購入先の電気屋へ。
幸い?保証期間中なので新品と交換。 と言うか、当然だ!( ̄^ ̄)
もちろんデータはおシャカ。けっ。
今日中に電気屋へ行った理由はただ一つ。 明日から大阪入りです・・・・。
タフだな。
2002年06月07日(金) |
妖怪人間から魔女へ。 |
最近、とても人間らしく生きている。 べつに妖怪人間だったわけではないんだけど・・・・・。 でも、ある意味ゾンビだったかも。
まず就寝時間が人間らしくなった。 2時3時にベッドに入ることが珍しくなかった私。 なんとココ数日は12時頃に眠くなる。
早く寝るから朝もちゃんと?「起こされたら」起きる。 睡眠時間は足りているので2度寝はしない。 コレまた昼寝もしない。(コタツを片づけたからだとは思いたくない)
手作り化粧品にやっぱり興味を持ってしまったので昼間は奔走中。 石鹸作りに必要な専用道具を100円ショップ巡りで調達したり。
余談だけど・・・大きなショップほど「コレは定番でしょ!」的な器具が売ってない。 泡立て器やゴムべらなんて、あって当然な代モノだったのに。 近くに大型ショップができてしまって可哀想な中堅ショップに駆け込んで事なきを得る。
だから、つぶれないのね。
薬局では「マイ」水酸化ナトリウムを注文し、クエン酸、グリセリンを購入。 だんだん怪しげなキッチンになってきた。 「日本薬局方」「食品添加物」のパッケージが眩しい。 あぁ、懐かしや局方試験、食添試験。(←仕事でやってた)
化粧品を手作りしようと思ったいちばんの理由は、自分の肌質にあったモノが欲しいから。 市販品で私の肌に合うものあるだろうけど、今のところどうもいまいちなカンジ。 私も研究者の端くれ、自分で作れるんだったらやってみようじゃないかと・・・。
わたしの肌はかなりオイリー。 コレのお陰で青春時代にはブツブツ顔になり、「よくここまで肌がきれいになったわねぇ」と 誉めてるんだか何だか判らないコトバを近所のおばさんに頂いたのは高校卒業後。 クレーターぼこぼこの肌にならなかったことを言いたかったんだろうけど。大きなお世話。
年齢より多少若く見られるのはオイリーなせいでしわがあまり無いからだと思う。 しかしながら、当然のように毛穴は開いているわけで、吹き出物もときどき腫れ。 収れん効果成分を含むウォーターを探したり、殺菌効果のあるエッセンシャルオイルを探す旅へ。 旅の身支度のためにはいろんなHPを巡ってオイルやその他の薬品の効果を調べた。真剣。
修行中の魔女。キキと呼んで。
石鹸や化粧品のレシピには香りや見た目を重視するモノもある。 もちろん香りだけではなく効果を発揮するモノもあるんだろうけど、その説明が無いこともしばしば。
なぜこの物質を入れるのか、そういった説明が欲しい私。
いちばん気になったのは乳化剤。 水と油を混ぜるためにはこの乳化剤が必要なはずなのに・・・ソレっぽい材料が見あたらない。 とある本によるとクエン酸やグリセリンがその役目を果たしているとのこと。 おぉ!なるほど納得。もっとプロの書いた本を読んで勉強せねば・・・。
とりあえず今の私は見た目やリラックス効果などは金銭的にも二の次なので後回し。 何だかオバサンチックな発言・・・・いやいや、具体的な効果を優先する研究者ということで・・・。 いずれいろいろ集めてしまいそうで恐いのだけれど。
オイリーなくせに?角質がボロボロと残り化粧の邪魔をする私の肌。 毛穴や角質掃除のためにオートミールやクレイも欲しい。 昔使っていたけど今では売っていないスクラブを再現するために・・・・あぁ、大変。でも、楽しい。
食べ物と同じで市販の化粧品にどんなモノが入っているのか、よく判らない。 自分で作った化粧品もやはり長持ちせず、市販品には防腐剤が使われているモノが多いと推測。 それが体にどのような影響を及ぼすのかは知らないし、実はあまり気にしていない。
ただ一つ言えること。 私はオイルチックな肌を持っているだけでアトピーもアレルギーもなく深刻なトラブルはなにもない。 もしかしたら、コレは母のお陰なのかも。
私がごくごく小さな障害を持って誕生したことがあって、母は添加物にけっこう気を使い、 食べ物なんかは特にできるだけ信頼できるモノを選んでいた。 私が子供だった時代は今と違って添加物の天下だったから。 今はそれほど気にしなくてもいい時代だとは思う。企業の失態はさておき。
私はただ、マイブームだし、楽しいし。 楽しければそれでいい。
魔女修行中なのだから妖怪人間よりはキレイにならねば・・・。
やっとの思いでたどり着いた石鹸作り。 作ろうと決意してから1ヶ月以上経過。んがぁ。
まず、つまづいたのは誰もが通る道、水酸化ナトリウムの悪路。 『家族の者』の会社に出入りしてる業者に聞いたら、配達の人に金銭は扱わせないので 会社まで買いに来て欲しいとのこと。アンタ、そんな面倒な・・・。遠いよ。
数件の近所の薬局を廻ったけど当然のように無い。さすが劇薬。
けっきょく、会社から1回分のみ頂くことに。 だって500gも買っちゃって作らなくなったら処分に困るし。 飽き性は自覚。
次にココナッツオイル。 ったく、PCの前に1日中いるくせに肝心なページは見ておらず、 こんなにも売っていないオイルだと認識していなかった。劇薬レベル。
近所ではアーモンドオイルが限界(なんの?)。 やっとHPで調べたところ、中心地のハンズか明治屋にあるとのこと。 あぁ、手落ち無しには何事も進まない彩紀。
ついでにハンズで温度計2本を購入。 ラードはスーパーで。オリーブオイルは家に眠っているピュアオイルをば。 精製水・・・会社の蒸留水でいいよね。極上品。 今回のお手本は「キッチンで作る自然化粧品」のノーマルタイプなのでこんなカンジ。
あぁ、長い道のりだった。いざ、実践。
まずは水酸化ナトリウムを溶かす。 私も手袋はしない主義。薬品が付いた手袋であちこちを触っていまいそうなのがイヤ。 会社でもほとんど使ったことが無く、骨が溶けるというフッ酸ですら渋々。イケナイ社員。
もちろん、本当はするべきです。 かなり濃度の高い水溶液になるから。←びっくりした。計算しなよ自分。
いろいろなHPを見ていると水酸化ナトリウムに水を加える方がいらっしゃるようですけど、 そう書いてある本があるのかな?でも、化学的には間違い。 液体でも固体でも水に薬品を入れるのが正しい。(特殊な場合もごく稀にあり) 恐る恐る少しずつ水を入れたりなんかしたら、高濃度になって危険です。 どうしても本の通りに作業を進めたい方は一気に入れるべき。
今回、私はふたつきビンを使って溶かしたけど、 次回は使ってないガラスの計量カップにしようと思う。オイルと混ぜるときに注ぎにくいから。 それなりに高温になるからあのビンでは不安。
オイルをたらーり、にゅるにゅるにゅるなどして水酸化ナトリウム投入。 鹸化よカモ〜〜ン。
混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ。休憩。混ぜ混ぜ。休憩。×10回以上。 おかしい。とろーりとしてこない・・・・。
やっちゃったかしら???
とにかくおっちょこちょいな私。不安がよぎる。 そして、しなくてもいいのに的中。最大の手落ち。
ラードの量を間違えた・・・・・・。( ̄▽ ̄;)
しかも、多すぎた・・・・。
足すべきモノは・・・・水酸化ナトリウム。家に無い。
適当に計算しても算出できるわけはなく、鹸価の計算機があるサイトを探す。 よかったぁぁぁ。英語だけど健在だぁ。
バッチリ?算出した私は『家族の者』に電話をし、 ○gの水酸化ナトリウムを くすねて 後日返すから借りてきて欲しいと懇願。
食事をした後、再度チャレンジ。 失敗覚悟で水酸化ナトリウム液を足して混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ。 な、なんとなく・・・とろーりとしてきた。。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
それ以上は変わらないようなので、このあたりで牛乳パックに流し込む。
ふう。
後は神にすがるしかなかろう的な思いで一晩待つ。 どきどきどき。
やったぁ。固まってるぅぅぅぅぅぅぅぅ。 24時間は経過していないので、まだ切ることはできないけど 何度もタオル(温度維持用)をあけて見る。見る。見る。
子供みたい。一度「やらかしてる」から喜びは大きい。
24時間経過。 タオルを外してみる。もああぁぁぁああああ。げっ。
今日はとても暑い日でした。う〜〜む。
ちょっぴり牛乳パックにくっついてしまった。 でも、でも。心配した鹸化は成功の模様。 水酸化ナトリウムが固まったりしなかったから。
きっと1ヶ月後(ちょっと早い)に使ってしまうだろうけど・・・・。 あぁ、楽しみだなぁ。ちょっとラードの多い石鹸。
さて、今度は何を作ろうか。やる気まんまん。
卵の薄皮を利用した美白水に興味津々。
キッチンで作る自然化粧品。いいなぁ。こういうの。
でも、一度失敗した私は器具等を移動させることができなかったので 昨日の夕食は外食になりましたとさ。 キッチンで作るってことは、こういうオチもあったのね。←自分のミス
料理をしなければいけなくなった当初。 私は主婦向け雑誌ばかり買っていた。
いや、正確には基本的な料理の作り方が載ってる本は持っていたんだけど 毎日、分量を量りながら作るのが大変。
某アイドルが料理の本を見ながらがんばってみたけど 「料理の本ってね、4人分が多いんですよ。ウチは2人なのに。 だからいつも量を多く作り過ぎちゃって・・・・・」だって。
÷2の計算できないの?
ここまで律儀に本をお手本にはしないけど、にらめっこばかりでちょっと疲れる。 しかも周知の味を持つ料理は失敗がばれる・・・。
いつしか「5分でできる」とか「あっというまの料理」とか魅力的なコピーが 表紙を飾っている雑誌をついつい手に取ってしまう自分がいた。
でも雑誌を1冊買ったところで作るのは1つか2つ。 簡単に作れるということは味の想像が付いてしまうということで、 作ろうという意欲が半減してしまうのだ。もしくは既に作った気になっている。 HPに簡単レシピを載せてる人間が言う事じゃないけど。すんません。
けっきょく、本も見ず適当に作る日々。それはそれで別の話・・・・。
だからココ数年は主婦向け雑誌(←生活感がぷんぷんのタイプ)を手にしていない。 雑誌ではなく料理オンリーの本や男性向けの料理本(本格的で面白い)をごく稀に買ってみたり。 またはファッション雑誌が出している料理本などを。
実際のところ、本がグレードupしてもばりばり活用しているわけではない。 でも、突然やる気になったりするタイプなのでこの手の本はありがたやありがたや。
それこそ餃子の皮やピザの生地の作りまで載っているから。 主婦向け雑誌にだって書いてあるかもしれないけど、なにしろ雑誌は保管しない主義。 季節が変われば旬のモノも変わるので即廃品回収行きになって必要なときに手元にない。
ネットで検索しても出てくるんだけど。 ネットというのは必要な情報はすぐに探せるけど、必要とはしていなかった情報を偶然見つけて 新しいモノを発見することは意外と少ないから。その点は本の方が好き。
そして最近、珍しく久しぶりに「食」がテーマの雑誌が私の心をくすぐった。 「ELLE a table」・・・あのELLEの料理版雑誌。
臨月間らしくNo.1から気になっていたんだけど、迷ってるうちにNo.2が発売されてしまった。 とにかく表紙から惹かれる。かっこいい。ほれぼれ。 さすがELLE。
表紙はこんなカンジ
写真に興味を持ち始めたからだと思うけど、 モノを見る目が今までとはちょっと違う方向に向いてしまうらしい。
で、料理1つ1つの写真を見ているだけでも楽しいのでお買いあげ。 写真の勉強にもなるし。
だってレシピ・カードが付いていて、その写真がまた、すんばらしい〜っ! ぜひぜひ冷蔵庫に飾らせていただきます。 見たことない料理が多いから作った気にはならないと思うけど・・・。
でも、たぶん。実践する料理も少ないと思う。
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