東京の片隅から
目次|きのう|あした
毎年思うけど、1月って短すぎやしませんかねぇ。
こどもが「アルセウス」を始めた。 ポケモンのスピンオフ的な世界である。 北海道をモデルにした世界がが舞台なので、家々が開拓村っぽかったり、室内は靴を脱いでいたり、衣装の模様がアイヌの民族模様っぽかったり、食べ物がいももちだったりする。 あと背景の植生がエゾマツっぽい針葉樹やシラカバだったり、空の色とか草の色とかが冷帯のものなのが一目でわかる。 いつも自然描写がよくできていて、毎回感心する。別にポケモン集めなくてもバトルしなくてもなんならストーリー進めなくてもこの世界造形だけ見ていても飽きないくらいだ。(単にゲームが下手なだけ)
まだ喉が痛いというのでかかりつけの病院へ行く。最初は渋っていたが(当然ではある)PCR検査は陰性だったことを伝えると、なんとか見てもらえた。 結果は溶連菌。薬をもらって、一ヶ月後に尿検査。 服薬後1日あけば登校できるので、週明けには登校出勤できる。
コロナじゃなかったけど、子どもはオンライン授業。親はテレワーク。
そんな中、子どもが発熱。学校で陽性者が続出しているので、家族でPCR検査を受けてきた。 最初、近所の発熱外来をやっているクリニックに問い合わせたら、検査はできるけど結果が戻ってくるのに4日くらいかかるとのことで、比較的近いところの病院が自前で検査できるのでそこだと早いだろうと教えてくれた。 調べたら次の日に枠が空いていたので家族全員分速攻予約。 昼過ぎに検査、その日のうちに結果が出て、全員陰性。ほっとする。 これ、家族に誰か一人でも陽性者が出たら半月以上自宅待機になるわけで、そうなっちゃうといろいろ詰む。
会社の別事業所で、微熱があるまま1週間出勤していたおバカさん(言うぞ!)がいたらしく、結果陽性。 で、グループ全員濃厚接触者で検査結果が出るまで業務ストップという事態に。 危惧したとおりグループ内でも陽性者が出てもうどうしてくれようかと・・・。 年度末に向けてみんながカリカリしているときにねぇ。 本人もそうだけど、グループ員だってみんな家族がいて、そっちにも影響が及んじゃうんだよ。受験生いたらどうするんだよ。受験できなくて追試も出来なかったら責任取るのかよ(幸いいなかった)。 なんともかんとも。
小学校もオンライン授業再開。といっても希望者がいるクラスは去年から継続的にやっているらしい。 子どもに聞いたら家庭科と図工の日は登校したいそうで、去年同様オンラインと登校併用型にする予定。 6年生は全員オンラインだそうで、受験で欠席者が増えるからかと思っていたら、子どもの話によるとどの学年も早退欠席多数だそうで、クラスターが起きても驚かない。
母納骨。 元の宗派とは違うところなので、お経なども違う。不謹慎だが、なかなか面白いと思ってしまった。 納骨堂はロッカー式。入り口でカードをかざすと確認場面が出て、OKならブース番号が指定される。指定されたブースに行くと写真と遺骨の入ったロッカーが出ている。要するに機械式駐車場である。掃除などの手間もかからないし、花を買っていく必要もない。遺族が老いている場合にはいいシステムだと思う。なにより今の実家からバスで一本で行かれるのが父にはよかったらしい。 私たち子どももカードをもらったので、近くに出たときに寄れれば、と思う。
「アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?」という本が気になる。「ケア」が女性に偏っていること、金銭的価値が目に見えにくいことなどについて論じた本らしい。 主婦の給料は金銭に換算するといくら、みたいな話がときどきあるけど、そういうものなのかな。
思い出すのが、ノーベル賞受賞者家族へのインタビュー。受賞者の名前はもう思い出せないが、夫人にインタビューしていて、内助の公的な美談に持っていきたいテレビ局に対し、同じ大学で研究室にいたという夫人の「私は研究を続けたかったんですけどね」という返答を忘れられない。冷静で、でもいろいろな感情を飲み込んできたんだろうな、という声。その年代で国立大学の理系の研究室にいたなら、さぞかし優秀な方だっただろう。
岩波ホールが夏で閉館するらしい。 このところなかなか映画に行かれなかったけど、あそこはミニシアターの最後の砦だと思っていたので、かなりショック。 最初に見に行ったのはアニエス・ヴァルダの「ジャック・ドゥミの少年期」だったかと。高校卒業後母校に顔を出したときに、招待券が余っているからと先生にいただいたのであった。 川喜多さんセレクトに対する信頼による集客も大きくて、彼女亡き後穴を埋めきれなかったのかもしれないんだけど、主たる観客が中高年だったからコロナで出歩けなくなったのも大きいんだろうなぁ。
車のへこみ、雪という自然現象相手なので保険対象かどうか不明。どうかと思ったが保険屋に問合せたら、保険は使えるらしい。ちゃんと直すことにした。
小学校は今日から始業。寒い寒いと文句を言いながら出かけていったらしい。しょうがない冬だから。っていうか昨日までもっと寒いところにいたよね?
今年は雪が多く、食堂の窓の外にも屋根から地面までつながる巨大な氷柱が見える。ヤバイなあれ刺さったら死ぬな、と思う。 夜、部屋で飲んでいるときに、屋根から雪が落ちるものすごい音。うわあ大変だねぇなんていって笑っていたけど、朝起きたら大惨事になっていたのだった。 うちの隣に停めていた車に雪塊が直撃したらしく、屋根もトランクもべこべこ、後部ガラスは粉々。トラックの荷台に引き揚げられていったが、たぶん廃車だ。スキーどころではない。関西ナンバーだったからどうやって帰るんだろう・・・。バスで在来線の駅→長野→中央線で名古屋よりも長野新幹線で東京→東海道新幹線で関西へ、だろうか。想像を絶する。 うちの車も多少傷とへこみはあったが、走るのに支障はない。駐車場所が一台ずれていたら、前の日に荷物を出すために車を少し出していなかったら、と思うと紙一重だった。
志賀高原スキー場には大勝軒が入っている。創業者がこの町の出身らしい。 わりとボリューミーなのでがっつり空腹の時しか寄らないのだが、今日は宅配便のお兄さんたちがニコニコしながら食べている。先輩後輩らしく、「俺、このルートめっちゃ楽しみにしてるンっすよ」と大盛りのつけ麺。 うん、そうだよね、こういう人たちにはがっつり濃い味の大盛りつけ麺嬉しいよね、と見ているこちらもニコニコになるのであった。
志賀高原でスキー。この時期なので猛烈に寒い。ダウンを買っておいてよかった。それでも寒い。手袋を二重にしていても指先が痛い。 あまり無理せず、早々に宿に引き揚げる。雪質は最高。
東京で雪が降った後にわざわざスキーに行くという不思議。でも東京じゃ滑れないからなぁ。
午後から雪が強くなって、早上がりしようと思ったんだけど、結局バタバタしていて会社を出たのは定時になってしまった。 結局乗り換えの駅まで辿り着いたものの、その先の電車が止まってしまい遠回りして帰宅。 最寄りの駅から歩くか本数が少ないものの家のそばまで来るバスが出る少し手前の駅で降りるか迷う。 電車の中でバスの運行状況を検索し、あまり待たずに乗れそうなので、後者を選択。助かった。
まーさんが突如としてミレービスケットにはまった。
今年の仕事始め。年始だからと言って役員挨拶があるわけでもなく、淡々と仕事をする。街もあまり浮かれ気分がない。年々普通の日になっていくな。
子供の宿題、書初め。まぁまぁの出来。下書き1回、本番3回。おだててさっさと終わらせる。 毎年乾くまで広げておく場所を確保するのが大変なのだが、マグネットでそこら辺の鉄に貼って乾かすことで解決。
実家で年始の会。 喪中ではあるものの、寿司やら惣菜やらをきょうだい手分けして買い込んで集まる。 自分の担当は角上魚類で魚。 寿司桶 3(ワサビ入り2、ワサビ抜き1)、納豆巻き・ネギトロ巻き・かんぴょう巻き・バッテラ・鯵・穴子単品各1、マリネ2、オードブル1。 あとは家で作った煮しめ、煮豚、のし鶏など。 食が細いと思っていた甥っ子だが、マグロは好きらしく、寿司のマグロが吸い込まれるようになくなる。スゴイなぁ中学生。 マリネが妹とかぶったので来年は買わない。あとオードブルも減らないので買わない。大人はもう揚げ物に手が伸びる年じゃないし、子どもも寿司のほうが美味いのでそっちに手が伸びる。あと姉がシュウマイ買ってきてくれたので、そのほうがいいみたい。 必要そうなら単品で別途調達。唐揚げとか冷凍で買っておいて必要があればチンすればいい。
喪中ですが、一応新年の挨拶をば。 いろいろあった一年でしたが、今年も緩くやっていこうと思います。 これまで遡りつつも毎日なにかしら書いていた日記の更新は飛び飛びになるかもしれません。 自分用のメモでもあるので、行きつ戻りつしながら書くことになるかと思います。
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