東京の片隅から
目次|きのう|あした
紅白を見てから06552355スペシャルで年明け。紅白でBUNP OF CHICKENの歌がどんどんテンポが速くなっちゃうのが20年以上前にロックフェスで見たときと同じで笑った。変わんないなぁ。
おせち作り。と言っても例年どおり筑前煮と紅白なますと煮豚。今年はのし鳥も作った。実家の父が歯が悪くなっているので、そこら辺を考慮。できあがったものを実家に届ける。足りなければ年明けの集まりの時にも持って行くので、 残りを気にしなくていいことを伝える。
正月支度の材料買いだし。野菜と魚。きょうだいと正月の集まりの打ち合わせ。妹はデリで洋風のあれこれを、私は寿司など魚ものを調達する係に。姉は義兄の実家に年末から泊まるし、甥姪の細かい好みはわからないのでこちらの買う予定のもの以外で何か食べたいものがあれば買ってきて、くらいの感じ。
至って普通の一日。 こどもは近所の塾の冬期講習に参加。一斉授業ではなく、少人数でそれぞれの範囲をやり、先生に見てもらうという半分個人塾のような感じ。いくつか資料をもらって検討したが、いまどきはこれが主流らしい。1対1だと萎縮してしまうだろうし、1対多人数だととりこぼしがあるので、落としどころがこのあたりなのか。今時の高校入試はみんな一斉に受験するわけではなく推薦組と一般組がクラスの中に混在しているので、一斉授業は難しいんだろうな。
平日なのでガラガラ。昼過ぎまで滑って、近くの温泉でゆっくりして帰宅。明日一日頑張ろう。
スキー2日目。初日よりも人は多いが、午後になると帰る人も増える。週明けに二日あるからなぁ。テレワーク主体でも年末の挨拶は出社する人もいるだろうし、我が家もさすがに一日は出社せねばという感じ。スキー場にテレワークスペースを作ったらどうかとも考えるけど、昨今はナイターも少ないし、朝9時前の短時間しか滑れないから無理か。外が気になって仕事がはかどらなさそう。
今シーズンスキー場開始初日からスキー。雪があるかは賭けだったが、直前にずいぶん降ったのでフルオープンだった。寒いがコンディションは良い。 子どもは新しい板になり、これまでより重いので、バーンの凹凸に振り回されなくなった。そのぶん暴走度も増すから、ちゃんとターンすること、他の人と間隔を開けて滑ること、近寄りすぎたらスピードを緩めたり止まったりすることを注意しているが、どこまで意識しているか。いつものホームグラウンドはスキー限定なのでなんとかなるが、スノーボードは予想外の動きをするからなぁ。 初日なので甘酒の振る舞いがあった。
明日からスキーに行くので、普段よりも小さいケーキにした。が、普段よりもどっしりチョコレート。食べた時のボリュームはむしろ重め(苦笑)
マクドナルドで品薄のためポテトのMサイズとLサイズが一時販売休止になるというニュースを見た我が家の小学生、「Sを二つ買えばいいんじゃない?」と発言。ごもっとも。でも冷凍ポテト買ってきて家で揚げれば食べ放題ですよ、と言ったが、それは何か違うらしい。
いま三世代同居している。 親と祖父母世代のぎくしゃくが、子どもに影響していることがある。
世間的には三世代同居は理想の形とされていて、確かに留守番など助かることもあるけれど、もともと他人だった大人たちが一つ屋根の下で暮らしている時点でいろいろあるわけで、言うほどいいものでもない、とは思う。一緒に暮らしたことない人の無い物ねだりか、家族の実情が見えていなかったお花畑の人なんだろう。実際、三世代同居で暮らしていた義母はうまく人と距離を取り、三世代同居していなかった義父は踏み込みすぎるところがある。 自分が三世代同居+叔母たちと一緒に住むという変則的な暮らしだったから、何となくやり過ごしてはいるが、たぶん核家族で育った人だと現状はかなりきついと思う。 そして自分のストレスからくるゆがみひずみが子どものほうに出てきてしまっていると感じる。
宮脇俊三「時刻表2万キロ」読了。 そういえば小学生の頃「チャレンジ20,000km」という国鉄のキャンペーンがあって、下敷きも持っていたのだが、大学生になったらやろうと思っていたなぁと・・・。大学生になったらやろうと思っていたのはあと一つ、アメリカ横断ウルトラクイズへの応募だった。(大学生にならないうちに終了した) 当時の国鉄の未乗区間を乗り潰すのが目的だが、あと一区間だけ残った路線が幾つもあって、特に当時の鉄道事情だと行くまでも一仕事、良くやろうと思ったなぁと・・・。 それにしても出てくる路線出てくる路線全部3セクか廃線になっていて読んでいて結構切ない。 最後に日本列島の鉄道路線図が掲載されているのだけど、列島の輪郭がわかるくらい線路が張り巡らされていて、鉄道が移動輸送手段の王道だった時代があるんだなぁとしみじみする。
2021年12月20日(月) |
「鳥の歌いまは絶え」 |
ケイト・ウィルヘルム「鳥の歌いまは絶え」読了。 正直タイトル買いである。タイトルはシェークスピアのソネットかららしいが、響きが美しい。 もともとサンリオSF文庫で出ていたらしいが、サンリオSF文庫文庫自体もうないので、久しぶりの復刊と言うことになるのだろうか。いまのところ元・サンリオSF文庫は外れなし。 直接的には描かれないが核戦争と放射能汚染の広がる世界で、アメリカ合衆国のある谷にシェルターのように避難して暮らす一族の物語。地名が出てくるので、頭の中に地図を広げながら読み進む。「シェナンドア」の響きで頭の中には「おぉシェナンドー」とメロディが流れる。 1970年代の作品らしく、「風が吹くとき」と同じ世界観だ。それだけ世界崩壊を肌で感じていたのだろうと思う。 ディストピアものとくくられるのだろうが、実際生き延びようとするとこうなるよね、という妙なリアルさがある。最後はほのかな希望を持たせて終わる。 読み応えのある作品だった。
一度スイッチが入ると連日同じものを買ってくる傾向のある義父。 一時期は牛乳5本とか、卵3パックとか。まぁ何とか消費するからいいんだけど、老夫婦二人暮らしの時は決行食品ロスが多かったらしい。 このところのスイッチは塩昆布。各種織り交ぜて5袋くらいある。腐らないけど、いつなくなるのかわからない。とりあえず現物の山を見せて、しばらくいらないことを伝える。
最寄り駅でときどき一緒になる女性。私よりは若いくらいか。 この時期になってコートを着るとわかりにくくなるのだが、洋服に猫の毛らしきものがよくついている。黒い服に白っぽい色の毛だからかなり目立つ。杢グレーの服なのかと思うくらいびっしりついているときもある。 コロコロとかかけないのかな、と思う。 子どもの同級生に猫アレルギーの子がいる。そういう子がエレベーターなどで一緒になったら下手したら生死に関わるだろう。 自分にとってはかわいい○○ちゃんでも、他人にとってはただのペットだし、なんなら毒にもなる。 うちにも犬がいる。注意しなければな、と思う。
今年も「鳥偉いな…羽は暖かいし食べると美味しいし…」と思いながらダウンコートを出した。もうじきクリスマスだ。
2021年12月16日(木) |
けいけんち が 1 あがった! |
世の中には買っていいプライベートブランドと買ってはいけないプライベートブランドがある。同じプライベートブランドの中にも買っていいものと買ってはいけないものが混在する。
例年ならまだ年賀状を出していないどころか買ってもいないのだが、今年は早々に喪中欠礼はがきを出したので、一つ大きな仕事が終わった感じ。 喪中欠礼はがきを購入したときに郵便局に確認したのだが、過去の年賀状を新しい年賀状に手数料を払って交換ができると言われた。別の時にできないといわれたこともあるし、日本郵政のホームページでもできないように読める。このあたり、窓口の人によって言うことが違うんだよなぁ。本当のところはどうなんだろう。古いはがきがどんどん溜まってしまっていて、ゆうパックを出す機会もそうそうないし、使い道に困っているのが現状。そのうちどこかに寄付するか。
移動教室の行き先の今日の天気は雨予報。 これはレジャー系になるのかなと思っていたら、朝の時点では降っていなかったので、風雨の中登山したらしい。もう二度とあの山には登らない、と怒りながら帰ってきた(笑)。最初から雨だったら水族館だったそうで、みんながっかりしていたとか。まぁそうだよねえ。 移動教室はお小遣いを持たせることができる。うちの子は普通にお菓子やキーホルダーを買って帰ってきたのだが、ご当地パッケージのコーラだったり果物や花だったり、子どもによって買ったものはいろいろだったらしい。「木刀はお店になかった」とのこと。銀魂か。
子どもの移動教室。大きいリュックサックが必要かと思ったが、特に指定されていないので、スキーに行くときのドラムバッグで行く。現地までバスだからだろうか。 学校からの連絡によるとそこそこいい天気らしい。 宿泊先は、子どもは毎年宿泊している施設なのであまり感動がないようだが、ほとんどの子は初めてなのでかなり盛り上がっていたらしい。バブル時期の建築だからムダに装飾があるしねぇ。 こういう移動教室では他校と宿泊が重なって顔合わせ会などをやった記憶があるのだが、コロナのせいで1回に1校ずつとなり、そういうものはなかったとのこと。
今年の漢字、オリンピックのある年は必ず「金」になるって、まいどまいど安直すぎやしませんかね。でも今回は「きん」じゃなくて「かね」なのか。
TikTok書評を批判した書評家の人がいてなんだか炎上しているが、もう新聞雑誌を読む人間が少数派な以上、書評そのもに触れたことがない若者がほとんどなわけで、とにかく「読む」体験を作ること自体が大事。 私は紙派なので町中の書店は生き残って欲しいが、もうこの際電子書籍でもいい。 TikTokで本を紹介する人のところに「本はどこで買えるのか」というと質問があったという話も聞いた記憶がある。もはやそれほどまで日本と人との距離は遠い。
いま、本は高級嗜好品だ。 週刊少年ジャンプだって200円を超えて久しいし、文庫本も500円ではおつりが来ないどころか1000円を超えるものもある。本のために食費を削り歩いて電車賃を浮かせる、そういう経験は批判した書評家の人にもあると思う。本に関わる仕事をしているのにざわざわ「買ってくれる」層をないがしろにすることもなかろう。次につながるかもしれないのに。本を手に取るきっかけは何でもいいと思う。推しが紹介した、映画化/ドラマ化/アニメ化された、表紙イラストが好み、好きなマンガのノベライズ、何でもいい。なんだったらマンガでもいい。自分はSFをよく読むけど、きっかけは学級文庫に置き去りになっていたコバルト文庫の新井素子の後書きや二次創作同人誌のお勧め本コラムだったりした。 私の子どもは小学校高学年で、今まで私からもいろいろ紹介したけど、あまり引っかからなかったらしい。宮沢賢治の短編くらいか。親の私が読んでいたものだって叔母の蔵書の名作児童文学で、同世代よりも古いものを読んでいた自覚はある。自分たちが小学生の頃に読んでいた当時の新刊は「ズッコケ三人組」とかあのあたりになると思うのだが、今の子供たちにとってあの世界観は十分「古い」だろう。いまはファンタジー系ライトノベルを読んでいる。買うほどではないらしいが、図書館で自分から手に取って、続きを予約している。続きを読みたいと思わせるなら、その小説にはそれだけでも価値がある。親としては物足りないけど、紹介はするけど実際に読むものには口を出さないことにした。子どもには子どもの世界がある。
冬の朝、公園の池でおそらく七桁万円のバズーカカメラを構えているご老人たちは、何を撮ろうとしているのか。気になる。しかしお金も時間もあるなぁ。
喪中葉書を作って投函した。子どもに関しては、友達に出したかったらそれは止めないことにした。自分の時もそうだったからだ。祖母とはいえ同居していないので、それはそれ、これはこれだろう。今年は来る喪中葉書も多い。そういう年齢になってきているのだろう。
学習発表会は保護者一人のみ参観可なので、私だけ参観。まーさんに行くか聞いたけど、別にいいかな、という雰囲気。男親はそんなものか。座席が決まっているのは素晴らしいですね・・・しみじみ。これからもずっとこの方式でいいよ・・・。スマホで撮影して帰宅してから鑑賞会。
学習発表会の合奏の伴奏ピアノ、生徒がやるクラスと先生がやるクラスがあるらしい。どのクラスにも伴奏が出来るレベルの子がいるわけではないということか。まぁ確かに演奏と伴奏はちょっと違うな。 先生の指名で有無をいわせず伴奏というのもいまどきは難しいだろう。やりたい子がいなければ先生が担当した方が正直楽だ。 子どもの話によると昔に比べるとピアノを習っている子も減っているようで、そもそもマンションなどでは楽器不可のところもあるだろうし、そうでなくても毎日こつこつ練習しなければならない習い事は今は不人気なんだろうな、と思う。私も習っていたが、姉がピアノ大好きで毎日熱心に練習していたから、つられて弾いていたようなものだ。
紅白歌合戦の顔ぶれが今どきすぎると義父がぼやいていたが、そうでもないのである。 若手と思われているBUMP OF CHICKENだってデビュー20年経っているわけで、ええ、ジャニーズや○○坂以外は十分おじさんおばさん向けなラインナップですよ。 民謡や演歌が少ないと言われても、もはや聞いている人が少ない。「自分が子どもの頃はみんな民謡を歌っていた」と言われても当時歌っていた大人はもうずいぶん前に鬼籍に入っている。 大体毎年同じ曲とは言え、演歌がゼロじゃないだけまだいいのかもしれない。 かつてのニューミュージック勢がすっかり白髪頭、そろそろコンサート引退を口にし出している、そんな時代である。 今は老人ホームで演歌や民謡が流れているのかもしれないけど、もうそろそろビートルズや御三家になってたっていいころ。そのうち聖子ちゃん明菜ちゃんになり、我々がホームに入るころにはsmapやブルーハーツや奥田民生をみんなで歌うんだきっと。うちの子の頃にはボーカロイドとかもしれない。
紅白歌合戦の組み分けは、いっそくじ引きで決めればいいんじゃないだろうか。そうすればジャニーズも坂道グループも固まらない。甲子園の抽選みたいに代表に来てもらってその場でくじを引く。盛り上がるんじゃなかろうか。
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