東京の片隅から
目次|きのう|あした
今日で派遣社員の人がおしまい。私が来たことで彼女を追い出してしまう形になり(実際人件費削減の意図はあると思う)、私は居心地が悪い。 明日からは一人で作業。いいわけは出来ない。頑張らねば。
同じ職場にぼやきながら仕事をするお姉さんがいて、言葉にちょっと棘があるので、ぼやきが増えるとこちらの心が荒む。 矛先が私に向かっているわけではないのに、自分が責められているような気がしてしまう。 まだ業務に慣れていないので自分の仕事に不安があるせいもあるのだろう。 私自身独り言が多いタイプであるので、私の言葉も他者に刺さっているかもしれない。気をつけねば。
コロナで屋外ロケが出来ないからか、旅番組などはゴールデンタイムであっても再放送が多いけど、それでも全然問題ないんじゃないか、と最近は思う。
コンタクトレンズを作りに行った。 前回もそうだったが、ソフトコンタクトレンズの連続装用タイプは結局どのメーカーでも取り寄せになるので、引き取りか配送になる。 今はみんなワンデーなんだそうだけど、毎日使うことを考えるとコスト的には連続装用タイプには及ばないのがネックだ。
まだ老眼ではないとのことだったけど、そろそろ来そうな気がする。
久しぶりに自転車で遠出して、体力の低下を痛感する。特に脚力。
勤務中、私がトイレに行きたい時間と、トイレ掃除の時間がかぶる。 別のフロアに行くか、トイレに行く時間をずらすか、それが問題だ。
モラハラの加害者になりやすい人のリストを見ていて、義父にそのまま当てはまるなぁと思う。 あの年代で地方から出てきてこつこつ働いてきた人にはありがちなのかもしれない。 いま私たち(特に私という「他人」)が同居していることで歯止めになっている部分もある。 今年はコロナでいろいろ活動がままならず、外に出られない。外には人当たりがいい人なので、外での承認欲求が満たされないと家で荒れがちになる。 適度にガス抜きをしながら着地できればいいのだが。
実家の父が、運転免許を更新した。元々今回は返上する予定だったが、予定を変えて更新したのだという。 母の入院などで運転が必要になる可能性もあるのだと思うが、おそらく東京オリンピックの延期も影響しているのではないかと思っている。 父はフリーの運送屋だ。仕事は他の人に譲ったりしてほとんど隠居状態のようだが、古いお客さんから来年のオリンピック関連でなにか依頼を受けているのかもしれない。 くわしいことは言われないので、こちらからは何も聞かない。それがうちの実家の流儀だ。
最近、父の運転に同乗する機会があった。 久しぶりに助手席から見ると、やはり昔よりは運転が雑になってきている。 潮時だろうな、と思う。
帰宅途中に実家に寄る生活が始まった。 実家の最寄り駅から実家までは途中までその街のメイン道路を歩く。 本来なら人通りも多く賑やかなのだが、やはり人は少なめ。閉まっている飲食店をそこかしこに見かける。1階はともかく2階以上の飲食店は閉まっているところが本当に多い。一時的なものなのか、それとも本当に閉店してしまったのかはわからない。 そんな中でも人が入っているのは、地元に根付いているところなんだろう。 業種としては焼肉店は賑わっている。 惣菜として買って帰れないものか、家で料理すると準備後片付けが面倒くさいもの、そういうものは外食として強いのかもしれない。
「花とゆめ」で始末人シリーズを描かれていた明智抄氏の訃報を聞く。 なぜか生物部にマンガがあって読んだのがきっかけか。ピン札は凶器であることを学んだ(笑)。オオサンショウウオの飼い主の話は覚えている。 描線は繊細なのにキャラクターや話は図太くて、シュールでクールな世界観は結構好きだった。あの時代の「花とゆめ」は面白かったな。
母の退院日。車で迎えに行った。 このご時世、入院中はお見舞いができない。配偶者である父も着替えなどを入り口で看護師さんに手渡ししておしまいという厳戒態勢。 私も当然電話でのやりとりだけだったので様子がいまいちわからなかったのだが、実際会ってみても、刺激がなかったからなのかちょっとぼんやりしている。それまでがエネルギーの塊みたいな人だったので、一気におばあさんになった感じ。話をしても要領を得ないというか混乱状態が続いているようだ。日常生活を送るうちに少しずつはっきりしてくるそうだが、長期戦になるかもしれない。 退院にあたって生活指導を看護師さんから受ける。 まだ腹にチューブが入っているので、詰まらないように毎日お湯を通す必要があるそうだ。看護師さんはお子さんに毎日やってもらってください(父の信頼度のなさよ・・・!それが世間一般の評価なのだろうけど)とのことだが、毎日は難しいだろうから、とりあえず一日おきに私が会社帰りに寄ることにして、他の日は自力でやってもらうことにする。 買い込んでいた食材も置いてきた。
母が退院するので、食材をあれこれ買い込む。 スーパーは近いのだが、しばらくは並んでいるものから選択すること自体が疲れると思われるので、食べやすいものを中心にレトルトと冷凍食品と缶詰瓶詰からあれこれ。ステップが幾つもある料理はまだキツイかなと思い、冷凍野菜ミックスなども選んでみる。 まだ辛いものはダメだが、塩分等に制限は無いらしいので、そこはまだ選びやすい。 明日退院の送迎の時に渡す予定。 父も料理はできるので、なんとかなるとは思う。
PTAによる小学校の消毒ボランティアは今月でいったん休止。 学校側から申し出があった。 それでも先生方や職員さんの消毒作業は続くわけで、なんだか申し訳ない気がする。 私はあまり出られなかったが、本部役員で中心になってやってくれた人、募集に応募して何度も参加してくれた人たちに感謝。
今年は梅雨が長くて夏は短かかった。夏休みが物理的に短かったので余計にそう思うのかもしれない。7月は雨、8月は猛暑、とはっきり分かれていたような気がする。 そのかわり9月も残暑が長引くのかと思いきや、案外そうでもなく、予想よりもあっさりと秋が来た。 冬はどうだろうか。今のところラニーニャ現象が予告されていて、雪が多くなりそうだという。去年は雪がなくてスキー場は早々に閉鎖してしまったが、今年は滑れるのだろうか。
2020年09月16日(水) |
「僕は、そして僕たちはどう生きるか」 |
梨木香歩「僕は、そして僕たちはどう生きるか」読了。 普段文庫本1冊は一気に読んでしまうことが多いのだが、これは最初のところでなかなかページをめくる手が進まず手こずっていた。最後まで読んでなぜ読み進みづらかったのかなんとなくわかった気がする。 重い。 梨木作品は普段はあまり作者の感情がダイレクトに伝わらず、いったん濾過してからこちらに理性的に伝えてくる印象があったのだが、これはちょっと毛色が違う。濾過してなお怒りがある。 物語としては起承転結の結がわかりづらいように思ったが、そもそも普段生活していてもわかりやすい結末なんてないことがほとんどだし、タイトルにもあるように、ここから先は自分で考えよ、ということなんだろうな、と思うようにした。
アタゴオルを観たので遊佐美森が聴きたくなった。CDも持っているのだが、手っ取り早くAmazonmusicで再生。 便利だなあ。 そしてこんなに声の細い人だったっけ。
2020年09月14日(月) |
「アタゴオルは猫の森」 |
ひょんなことから映画「アタゴオルは猫の森」を見た。 アタゴオルは高校時代にZ会の会報に連載されていて知っている。宮沢賢治が好きならなおさらだ。
で、映画を見たのだが、「…なんか思ってたのと違うな…」という感じだった。 CGなのはこの時代だからまあよしとしよう。こんなにぬるぬる動かなくてもいいんだけど(苦笑)。 映画だからストーリーが重要なのは重々承知なのだが、私の知るアタゴオル世界はこんなに思想が全面に打ち出されたドラマチックな世界ではなく、日々がのんびりだらだら続いていくものだったので、いやこんなにいろいろ起きなくてもいいじゃん?と思ってしまったのだった。 あと歌が多くてミュージカルっぽい外国アニメっぽい作りだったのだが、それもこんなに歌って踊らなくてもいいのになぁと。 つまり、私はアタゴオルの日常が見たかったらしい。 子どもは面白く見ていたようなので、いい悪いではなく、映画と私の思うところが違ったということだ。 なにも起こらない世界を映画で描くのは限りなく無理なので、Eテレあたりで10分くらいのアニメでちまちま作ってくれた方が私好みなんだろうと思う。
先が見えない。 毎日会社に行って仕事して、家事をして、子どもは学校へ行って、一見普通の毎日なんだけど、その先が見えない。
いつものスキー場宿泊施設から先行予約の案内が来た。 冬にコロナがどのようになっているかはわからない。 今年は年末年始も休みが少なく、年が明けても連休がほぼない。 早すぎても遅すぎても雪がなくなってしまう。 2泊したい宿なのであまり選択肢がなく悩ましいが、いろいろ考えて予約。
一般病棟に移った母からときどき電話がかかってくる。こちらからかけることもある。 今はコロナ禍のせいで、入院患者の見舞いは禁止されている。(手術当日と入院日退院日は別) なので、病棟にいるのは入院患者と医療スタッフだけだ。 静かと言えば聞こえはいいが、刺激がゼロで、会話らしい会話もしないから、話し声がぼんやりしている。内容も要領を得ない。 それでも聞き出したところ、退院に備えて介護保険の認定を受けてくれと言われたことがショックらしい。そんなに衰えているのかというショック。 それは、母は後期高齢者になっているので介護保険の対象であり、もしベッドが必要になったりした場合介護保険でレンタルできるから、必要なときにすぐ借りられるように一応届出をしておいてほしい(初回認定は時間がかかるので)という意味だよ、と説明したのだが、言われたということがショックらしく、あまり頭に入っていないような雰囲気。父にも同様に説明しておく。 祖母の介護の時に経験があるはずなのだが、自分が対象になるかもしれないというのがショックらしい。 看護師さんも忙しいので話し方受け取り方にズレがあるんだろうなぁ。
半期末になるといつも呟いている気がするが、自己評価の提出が煩わしい。 一般事務にAだのBだのつける意味はあるのか。
母がICUから一般病棟に移動したとのこと。まだ退院までは時間がかかるだろうけど、とりあえず一山越えた感じ。
一番近い図書館が改築でおよそ1年閉館していた。 再オープンしたので見に行ったのだが、劣化が甚だしい。 畳スペース的なものができたので、赤ちゃんのいる親御さんにはいいかもしれない。絵本の数は変わらない印象。 でも、これまであった小学生向けの本がごっそりなくなってしまった。体感的には半分以下。ハードカバーだけ廃棄したのかと思ったけど、○○文庫的なソフトカバーのものも減っている。図鑑や調べ物関連の図書も。 書庫に移動したのかもしれないけど、見えなかったら意味ない。 大人のスペースも覗いてみたけど、こちらも天井まであった棚を低くしたせいか(盗難防止?)本が減っている。ジュニアコーナーにライトノベルは並んでいるけど、ラインナップは貧弱。
これは・・・もうダメだな。 親が意識して本を買うか別の図書館(次に近い図書館はもう少し在庫がある)に通うかしないと、本当に本に接しない。
子どもの友達が家に遊びに来て、ゲームをしながらおしゃべりしている。 恋バナと言うよりも誰が人気あるとかそういう他愛ない話。 足が速い子と話が面白い子は人気があって、おしゃべり(騒がしい?)とかしつこい子は嫌われるというのは昭和から変わっていない模様。 遊びに来ていた子が「あたし○○嫌い」と珍しくはっきり言うので「なんで?」と聞いたら、「だってあいつ給食当番の時、あたしが□□パン好きだから大きいのにしてって言ったのに一番小さいやつにされた」だそう。 「あー・・・それはダメだね」「でしょー!」 食べ物の恨みは怖いwずっと言われるやつだそれ。
なんかさぁ、官房長官、農家の息子で苦労人って言うのを売りにしているみたいだけど、米農家じゃなくて商品作物(イチゴ)農家だし、長男なのに後を継がずに東京に出してもらえてるし、夜学とはいえ大学に行って体育会の部活も入ってたみたいだし、全然苦労人じゃないんじゃないか。
「おかあさんといっしょ」の最後の体操、歌詞が吉田戦車だ。
公園のドッグランが閉鎖されている間、同じ公園の芝生広場で犬を放している人がたびたび見られた。 私が見るのは会社の行き帰りだから朝晩で、人が少ない時間だから実害はないのかもしれないが、公園のルールで、ノーリードでの散歩は禁止されている。 昼間もノーリードの人がいたのだろう。芝生広場の入り口にノーリードでの散歩禁止の紙が貼られた。風雨に耐えるようにラミネート加工してある。 しばらくすると、その散歩禁止のマークだけ丸く切り取られた。ただのいたずらなのか、それとも公園の措置に対する嫌がらせなのか。 どっちにせよ結果的には「だから禁止されるんだよ」と第三者に思わせる効果しかない。 個人的にはノーリードもそうだけど、フレキシブルリードも禁止して欲しい。あれ紐が細いから見えづらくて危ないんだよね。使っている人に限って犬と人が離れてるし。
物理的なダメージはなんとかリカバリ。それでもメンタル面がまだ不穏。
仕事上でも私生活でも負荷がかかっていたのか、結構メンタルにダメージが蓄積していたので、夜中に一人でハーゲンダッツを食べた。
同じグループで仕事をしている派遣社員の人が更新せず9月末で契約満了になるとのこと。異動してきた私により押し出された形なのは明白なので、なんだか気まずい。経費削減で派遣社員を減らせって上の方の人は気楽に言うけど、一緒に仕事をしているこちらは胃が痛いんですが・・・。徐々に引き継ぎをしていく予定。
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