東京の片隅から
目次|きのう|あした
2018年02月28日(水) |
女の子だって暴れたい! |
プリキュアシリーズを立ち上げた人の話を読んだ。 途中からアニメ畑に入った人らしく、最初モデルにしたのは「トミーとマツ」や「ダーティーハリー」などの実写ものだったらしく、だからこそのあのライバルじゃないバディ感なんだろうなぁと納得。 「男だから女だから」はなしにすることなど、男女差は描かないように意識したとのこと。
プリキュアシリーズはこどもが見ているのでここ5年くらいは見ている。男性向けではあったけど「ダーティーペア」に世界観が近いかなぁという印象は見始めた当初からあった。 少女が変身して闘う作品として自分が思い浮かべるのはセーラームーンだけど、あれは闘うヒロインものではあったけどまだ「守られるお姫様」を引きずっていた。プリキュアシリーズはそれを踏み越えている。 あの世界の中では女の子も物理で闘うし、男子は基本的にお飾り(苦笑)恋愛ごとも片思い止まり。 一般社会で中学2年生ってもっとませているから、実際と比べるとちょっと幼いのかもしれないが、就学前のこどもに見せるには、性別未分化な「こども」の状態がふさわしいんだろうな、と思う。
あと、制作側の意図をはっきり感じるのは、大人の女性の描き方。 お母さんだったら、専業主婦のこともあるけど、自営業だったり果ては仕事で海外単身赴任中だったり、働いているお母さんの方が多い。こどもは寂しがったりもするけど、仕事をしているお母さんを否定はしない。主人公たちの将来の夢も科学者だったり医者だったりモデルだったり様々。 お母さんだから専業主婦、女子だから文系じゃなくて、何になってもいいというロールモデルを示しているのはいいなぁと思う。
プリキュアに限らず、戦隊ものにせよ仮面ライダーにせよ、未就学児向けの番組は比較的色々考えられてメッセージが練り込まれていると思う。NHKEテレの「おかあさんといっしょ」の中のコーナー「ともだちはちにん」でも、ガキ大将タイプの女子や一人で本を読むのが好きな男子が「ともだち」として認知されていたりして、比較的目配りされている印象がある。 ただ、これが小学生以上向けの作品になると途端に「男の子だから/女の子だから」とか「男子がメインで女子が添え物」みたいな押しつけが始まるんだよなぁ。出てくるお母さんが専業主婦ばかりになるし。サザエさんやドラえもんやちびまる子ちゃんのように明らかに原作が古い場合はともかく、最近の妖怪ウォッチまでそうだもんなぁ。セーラームーンからプリキュアまで一世代かかったことを考えると、うちのこどもが親になる頃にならないと解決しないんだろうなぁ、と思う。先は長い。
ところでそろそろ今年も2カ月終わってしまうのね
2018年02月26日(月) |
Hitori Sugar Tour 2018 |
スガシカオ「Hitori Sugar」ライヴツアー。 ヒトリシュガーは一人での弾き語りツアーで、会場はあまり大きくないライヴハウスが多いが、さすがに東京は中野サンプラザ。 シカオちゃんは普段だいたいバンドだから、1曲だけ弾き語りとかはあるけど、全曲アコギ弾き語りでやるのを見るのは久しぶりだなぁと思う。ステージとの距離とか高さとかルミネホールを思い出す(笑) いつも彼の弾き語りで思うのはやっぱり不思議なコード進行。何であの和音にあのメロディが乗るんだろう・・・本当に不思議・・・ピアノしか弾いてこなかった人間には思いもつかない・・・。
本人も後でツイッターで呟いていたけど、ギターに関しては完璧じゃない。ミスタッチもあったけど、それでも彼の歌う理由が伝わってくる、そんなライヴだった。 ところで「夜空ノムコウ」はもう歌わないと言っていたけど解禁したのかな。歌う度にみんながSMAPを思い出すんだから、いくらでも前言撤回してくれていいと思う。
フィギュアスケートエキシビション。P・チャンは出場せず、N・チェンはインフルエンザ、そのほかにも体調不良の選手が出て出演が取りやめになったりしているが、楽しいエキシビションだった。 世界選手権欠場を明言しているフェルナンデス、引退ではないらしいが、それでもハビエルマンを見るのはこれが最後かもしれないと思うとちょっとしんみり。しかしこのプログラムはプルシェンコのセクシーボムやキャンデロロのダルタニアンのような伝説のプログラムになりそう(笑) ジーも、おそらく今回が最後。彼は来シーズン滑るかもわからない。(それは去年もそうだったけど)順位こそ低かったけど、それでもこれだけのステップを踊るということが今のレベルの高すぎる高さを感じさせる。 女子は、メドヴェージェワもザギトワも通常のクラシカルなプログラムとは真逆のプログラム。しかしそれも難なく表現するところに間口の広さと深さを思う。正直かなわないよなぁ・・・。
オリンピックが閉幕した。閉会式をながら視聴していたが、いつも通りかなりぐだぐだな感じで、それもまた祭の最後ならではの開放感で良いのだと思う。 次は北京というか張家口。やはり緯度が高く寒く、降雪量はそんなにないだろうから、今回のような感じになるのではないかなぁと思っている。
2018年02月24日(土) |
フィギュアスケート・女子シングル |
ロシア勢二人はもう別次元で、金銀は堅い。そういう意味では今回はもはや順位に関係なく、自分のベストな演技が出来るかという状況だったと思う。ヤグディンプルシェンコ時代を思い出す・・・ 男子もそうだけど、今回は比較的転倒が少なく、全体的に良かったのではないかなぁと。意地悪な言い方をすれば、開催国にメダルに絡みそうな有力選手がいないので、会場の雰囲気も比較的フラット、選手たちに必要以上のプレッシャーがかからないというのもあったかもしれない。
しかしザギトワ強し。 後半にジャンプを集めるのは賛否両論あるけど、あのプログラムに関して言えばドン・キホーテのキトリは正しい選択。バレエって基本的に最初ゆったり入ってどんどんテンポを上げて最後に大技決めてフィニッシュなんで、あの曲であの振付は非常に納得感があるものではある。勝つための作戦としては正しい。そして、取りこぼしせずちゃんとプログラムをこなす体力も驚嘆の一言に尽きる。 フリーレッグが美しいのも普段の鍛錬の賜物。どこかのテレビ番組の取材でちょこっと普段の練習風景が映っていたけど、スケートと同時にバレエも身体に叩き込んでるからこその美しさ。ロシアはバレエ大国だからね。
メドベージェワは故障前に比べると多少まだバタバタしてる印象があるけど、よくここまで持ち直したと思います。彼女は年齢的にたぶん北京は難しいと思うので金取らせて上げたかったなぁ・・・。
宮原も素晴らしかった。オズモンドは普段ぽろっとミスする選手だからワンチャンあるかも、と意地悪な考えも頭をよぎったけど、きちんとオリンピックにピークを合わせたのはすごいなぁと。
そういえば衣装のヴィットルールってどうなってるんだろう。一時のような半裸にスパンコールみたいな極端な衣装は減ったけど、今シーズンはスカート丈の短い人が多かったように思う。動きを考えると短い方がいいのだろうけど、立ったときに尻が完全に隠れるくらいの丈の方が見ていて美しい。 あと、ショートプログラムでパンツスタイルの選手が何人かいて、どれも彼女たちとプログラムに似合っていて素敵だった。
そういえば、素朴な疑問。男子のスケート靴は黒しか見ないし、女子はベージュも見たことあるけど基本的には白ばかり。色を変えたければカバーを掛ければいいんだけど、なぜだろうな、という疑問がある。
少し前に、来年度の学童保育の選考結果が来た。 我が家は今の学童で継続。 みんなそうなのかと思っていたのだが、こどもによると、普段よく遊んでいる3人のうち、一人は同じ学童で継続、一人は違う学童に移動(そちらの方が自宅から近いので意図的な移動と思われる)、一人は退室とのこと。退室となった人とは保護者会の時に話をしていて、わざと今のところ一箇所しか書かなかったという話だった。習い事をいろいろしているようなので、そちらと放課後学校開放で何とかなるのだろうと思う。 とりあえず来年度は確保できたが、この感じだと、再来年度はおそらく定員オーバーではじき出されて入れない。 法律上は6年生までは入れるはずなのだけど、実際のところそれは不可能。今年度ですら3年生が上限と聞いている。いかんせん場所と人員が不足しているんだなぁ。放課後学校開放もいいんだけど、長期休みの間はやっていないので、そこがネックか。我が家は最悪義父母に頼めば何とかなるけど、核家族だと対策に困るだろうなぁと思う。
こどもにクッキーを作りたいとせがませて一緒に作り始めたはずが、気がつくとこどもは飽きて他のことを初め。結局ほぼ全部自分が作っている理不尽。なぜだ。
俳優・大杉漣氏の訃報が入ってきて、かなり動揺している。 日本映画を見るとかなりの割合で脇に出演していて、演じる役柄も幅広くて、好きな役者さんだった。彼が出演しているなら面白いだろうと、映画を見に行くときに一つの指標になっていた。 サッカーバカなところもよかった。 四国に旅行したとき、徳島の古い劇場で「コンサートやります」というポスターが貼ってあったりして、地元を愛する人なのだなぁという印象もある。 とにかく残念という思いしか今はない。もっとずっと見ていたかった。
2018年02月20日(火) |
インフルエンザ、完治 |
こどものインフルエンザ治癒証明をもらいに朝イチで医者へ。これで明日から登校できる。 しかし治癒証明、本当に必要なのかねぇ。決まりでは提出することになっているけど、働いているとそのために半日休みを取ったり(時短勤務の時はギリギリ診察時間に間に合っていたのだが、通常勤務だと無理)する手間がかかる。休めない人も多いと思うのだけど。ただ、治癒証明不要としてしまうと、完治しないうちから登校させて他の子に感染させてしまう家庭がでるだろうな、とも思う。
自分の出勤途中、久しぶりににゃーん(仮)に会う。このところ帰宅途中に会わなかったのは寒さのせいだったようだ。今日はご機嫌でアスファルトの上で昼寝中であった。目が合うと立ち上がり駆け寄ってきて挨拶。変わりなく安心する。
夜、アイスダンスを見る。本来なら昼間に全部放送する予定だったのだろうけど、急に国会中継が入ったのでメダリストと日本だけという、なんとも消化不良な放送内容だった。それにしてもヴァーチュー/モイヤーすごいわ。流石の貫禄でした。相手への絶対的信頼がないとあのリフトは出来ない・・・。パパダキス/シゼロンも良かった。SPでのハプニングがなければ逆転していたかも。シブタニズは、アジア系で初、きょうだいでメダルを取ったことに大きな意義があるとのこと。上位3組はそれぞれカラーが違うダンスで、見ていて楽しかったです。スピード感もすばらしかった。
2018年02月19日(月) |
オリンピックで寝不足 |
今日は出勤。先週末締め切りでみんなに投げていた仕事があるので、それを確認し、できあがったものから次の行程に回す。 夕方、新しい仕事が一つ上の人から投げられてきたのだが、いやそれ最初から私に投げて下さいよという案件だった。自分で抱え込む傾向のある人なのだが、その業務は私がやった方がたぶん早い。
夜、家族が寝てからフィギュアスケートの録画を見る。昼間やっているからというのもあるけど、私以外フィギュアに興味がなく、こどもが起きている間は私にチャンネル権がない。日々寝不足。
ところでフィギュアスケート見ている間に藤井五段が藤井六段になっていたんですがそれはいったい。 そしてこれまでの最年少タイトルホルダーがことごとく加藤一二三氏であることに、改めて彼のすごさを感じる。ただのおじいちゃんではないのであった。
2018年02月17日(土) |
フィギュアスケート・男子シングル |
フィギュアスケートは録画して見た。 普段グランプリシリーズなどだと下位の選手は放送してもらえないことも多いのだが、流石にオリンピックなのできちんと放送される。東南アジアの選手とかこういうときじゃないと見られない。技術的には上位陣と差があるが、4回転がなくてもこれだけ表現できるというのが見ていて楽しいんだよね。
羽生の回復具合が不明だったのだが、流石の1位。昨日のSP、最終グループ第一滑走であの滑りはえげつないw次の選手強烈なプレッシャーだわ・・・そしてリンクの魔物に次々と呑まれる・・・ それにしてもチェンのジャンプ失敗に驚いた。だが、負けなしの印象の強いチェンだが実は大きな大会の出場回数は案外少ないという指摘もあって、なるほど初出場で気負いがあったのだろうと思う。しかし4年前なら確実に入賞できていたレベルだといまやフリーに残れるかの境界線、というあたりにここ4年間の男子の異次元進化ぶりがわかる。
チェンは今日のフリーではきっちり修正してきた。すごい強心臓だなぁ。今回は残念だったけど、次回は北京だし、続けて欲しいなぁと思う。V・ジョウも含め、アメリカは北京が楽しみ。 次の選手はやりにくそうだなぁと思ったけど、全然タイプの違うミーシャ・ジーなので全く心配ないのであった。若手だったら会場の空気に呑まれただろうな。それにしても前日のSPでイエス・キリストをイメージしたと思しき髭面で踊って翌日のFPでは綺麗さっぱり剃ってくるとは、そこまで衣装なのかw
結局、SPの上3人が順位の入れ替わりはあれど表彰台に乗った。 グランプリシリーズ同様ミスが少ない人間が勝つという結果になったけど、僅差だったので、羽生のメンタルの強さ、宇野の勢い、フェルナンデスの世界観、実力とか運とか滑走順とかいろいろ、そういうもの全部ひっくるめてオリンピックなんだろうなぁ。
ジーもそうだし、チャンやリッポン、ビチェンコといったベテラン勢は、今の4回転時代だと点が伸びない。それは世代交代であり時代の流れなんだけど、でも彼らのスケートには「踊る理由・表現したいもの」があって、ただただ美しい。私はジャンプを見るのも好きだけどスケーティングを見るのも好きなので、どちらか一方の選手だけになるのは嫌なんだな。 ここ数年の男子シングルのジャンプの進化はすさまじくて、今は4回転を複数飛べないと話にならない状況。ソチと平昌の得点比較を見たのだが、前回優勝スコアが今回では6位がやっとという状態。選手への負担を考えると4回転ジャンプの回数制限も必要なのではないかと思ったが、今回のチェンのリカバリ具合を考えると一律制限も難しいのかなぁ・・・4年前なら入賞できていたプログラムだと今回二桁順位がやっとだ。
余談だが、男子シングルの衣装、シャツもパンツもスリム化が進んでいる印象。フィット感を追求する時代になってきたのか生地が進化したのか、前だったらもう少しゆとりのあるデザインだったのが、脚の形というか筋肉がわかる。ごまかしがきかなくなる分リスクもあるんだろうけど、それ以上に跳びやすさが求められるのか。あとシャツにシースルーがじわじわ浸食してきている(笑) あとね、みんな羽生君好きだね!羽生のSPの衣装によく似た衣装をFPで着ている選手を何人か発見(笑)高橋大輔がフェリーニ踊ってからまた増えたりとか、結構みんなあこがれの選手の真似をするんだなぁと微笑ましい。だれかリッポンに挑戦しようよ。
2018年02月16日(金) |
インフルエンザ、襲来 |
前の晩から喉が痛いと言っていたこどもだが、今朝起きると顔がぼんやりしていて、湿った咳も出る。良くて風邪、たぶんインフルエンザ。 もともと授業参観と保護者会があるため私は有休取得。とりあえず医者に連れて行く。一桁の予約番号を取ったはずが、朝イチで連れて行った時点で既に二桁の待ち人数。おかしいなぁ数が合わないなぁ・・・おそらく診察開始に待ち構えていた後の番号の人に抜かされたと思われ。それにしてもその時点で既に今日の予約は人数終了間近。インフルエンザの流行だけでは説明できない何かを感じる。 こどもは診察の結果、やはりインフルエンザA型であった。今シーズンは逃げ切れると思ったんだけどなぁ・・・(苦笑)
午後、小学校に顔を出し、先生に報告。ついでに上履きなどを引き取る。保護者会にも参加。出席者は半分くらいか。 来年度から必要になるものは、校帽と名札。それぞれ1年生用のものから変わる。それぞれ別の店の扱い。校帽はサイズもあるしお下がりのある家もあるだろうけど、名札は一律配布して教材費で徴収して欲しいなぁ・・・。ノートの仕様は4月以降告知とのこと。 来年度のPTA委員を決める予定だったのだが、自分も含めて定員より多い人数が立候補し、しかも一人不在。本来ならここで決めておきたかったが結局何も決められず、4月まで持ち越しになった。
2018年02月15日(木) |
ペア・アイスダンス感想 |
フィギュアスケート、アイスダンスとペアの地上波放送があるかないか現状ではわからない。あとでまとめて放送する場合もあるし、自分が見落としているところでどこかで放送があるのかもしれないが、私が見たのはいまのところ団体戦のみなので、そこでの感想。 この2種目を見てて思うのは、ペアは「&」とか「with」という表現が似合うのに、アイスダンスは「VS」の印象が強いと言うこと。 いや、アイスダンスでも「ボレロ」みたいな見ているこっちが恥ずかしいほどラブラブなプログラムもあるし(ただし踊っている二人はつきあってない)、村中/リードの今季プログラムもそんな火花散るものではないから、今シーズンのトップグループに限った印象なのかもしれないけど・・・。 ヴァーチュー/モイヤーの二人の間に火花がバチバチ散っているようなプログラム、すごいよなぁ・・・とただ感嘆。
それにしてもペアの木原も、アイスダンスの村中も、シングルの時から見ているので、本当におめでとう。男女ペア競技の人気がない日本で転向しても出場枠取れるかもわからないし、特に木原はリフトのために体を作り替えなきゃいけないわけだし、勇気がいったと思う。慣れない状況で頑張ってオリンピックまでこぎ着けて本当に良かった。4人の試合後の笑顔を見てそう思う。気分はもはや親戚のおばちゃん状態(笑)
少し前にゴディバが「義理チョコを辞めよう」なんて新聞広告を打ったけど、同僚(超のつくチョコ好き)と話していて、ゴディバ便利なんですよねぇ、という話になった。みんなが知っていて、味に外れがなくて、大容量も少量包装もあって、いわゆる「ブランドもの」の中ではお値打ち。ゴディバとしては「無難」から脱したかったのだろうなぁと思うけど、アレを選ぶ時点で、義理チョコの中でも比較的重要視されていると思うよ(笑)
うちの会社では「やりたい人はやればいいんじゃない」てきな感じで、この時期あちこちで開催されるフェアなどで自分用に買うついでに部内に配る人はいる。男性陣で出張のお土産などをくれる人が多いので、こちらからもそのノリで、お返し不要という気軽さ。 日ごろの感謝を示すなら、このくらいでいいんじゃないかなぁと思う。
今開催中のオリンピック、フィギュアはアメリカの、ジャンプはヨーロッパのゴールデンタイムに合わせているらしく、朝早かったり夜遅すぎたりと不自然なタイムテーブル。 そんなに生放送じゃなければいけないのかなぁ、と基本的に録画視聴派の私は思うのであった。 あとスノボもスキーもクロスを地上波でやらないのは損だ。あれはルール知らなくてもスター選手いなくても面白いのに、勿体ないなぁと思う。 日本が勝てそうにない種目でも出場選手がいなくてもいいんだよ。深夜のダイジェスト放送でもいいんだよ。勝つだけじゃなくて楽しさも伝えるのがメディアの仕事だよ。
と思ったら、決勝戦だけ放送したりしたのね。後から気がついた。録画しておけば良かった。
予定では、まーさんはツーリング、私とこどもは近所の大きな児童センターに出かける予定だったのだが、獏の調子が悪くてツーリングが中止になり、こどもは気が変わって出かける気ゼロになり、半日空いた。 というわけで、午後急遽一人で国立科学博物館で開催中の「古代アンデス文明展」を見に行った。子供は一応誘った。ミイラあるよ面白い土器あるよ常設展で化石や剥製見てもいいよと誘ったのだが、気が乗らなかったようだ。
妙に人気があるのか、館内大混雑。ミイラのコーナー以外は撮影OKなんでそれも列が進まない原因か(でも撮影したくなる気持ちはわかる。)と思っていたのだが、実際に見て歩いて思った。展示品の説明がケースの下なので寄らないと見られない=興味のないものが飛ばせない=全部見て回るので列が出来る。これは残念。 展示点数が多くてケースがぎっしり、文化ごとの時代や気候などの説明映像もそれぞれあるので映像もたくさん。1本ごとの長さは短くても文化の数が多いわけで、時代が重複したりするから段々頭が混乱してくる(苦笑)。見て回るのはなかなか大変だったが、さすがにレベルは高かった。特に織物がすごかった・・・。1cm四方に100本打ち込むつづれ織りって一体どういうことよ・・・。あと土器も素晴らしい。動物などの立体造形も素晴らしいし、彩色もデザインも秀逸、しかも土器そのものの表年仕上げも素晴らしい。釉薬使ってないのにあの艶!南アメリカ文明は総じて土器の技術が高いんだよね。 シカンの発掘作業風景や作業で使う道具、スケッチや映像が流れていたのだが、これは毎年テレビで見てたな・・・と懐かしい。
思ったよりも時間がかかってしまい、常設展の方の南方熊楠は見送り。また今度にしよう。地衣類展示も気になる。
こどもの友達のお母さんとちょっと話したら、下の子(保育園)の保護者の雰囲気がずいぶん違うのだという。私たちの代は上にきょうだいのいる子が多くて、必然的にお母さんも全体的に年齢が高めだった。上の子のつながりで既に知り合いの人たちは固まってラインでおしゃべりなどもしていたようだが、私の周辺はさほどでもなく、朝夕に顔を合わせれば挨拶をするがそこまで、年長になって初めて相手の連絡先を知るレベルでのあっさりしたつきあいが多かった。 彼女の下の子の代の保護者はずいぶん年齢が若返っているらしい。それは別にいいのだが、休みの日にみんなでバーベキューをやりたがったりと、全体的に女子ノリなのだという。 彼女はそういう「いつもみんなでいっしょ」的なつきあいが苦手らしく、やがて来る卒対が若干憂鬱なようだった。 裏方に徹してそういう人たちに仕事を任せればいいんだけど、そういう人たちは地道な作業はやりたがらないんだよね・・・言う人ほど手を出さないってヤツですよね・・・うんいろいろ記憶が・・・。
2018年02月10日(土) |
昔は良かった(7歳談) |
最近、こどもが保育園の卒園アルバムを見たがったり、保育園の先生に会いに行きたがったり、家の中や休みの日に連れて歩くぬいぐるみの数が増えたりしていて、小学校で何かあったんだろうな、と思う。訊いても何も言わないが。 保育園からの友達も多いけど、新しい友達も多くなるし、人間関係も複雑になる。うちの子の通う小学校は昭和的な「子供は風の子」信者らしく、長ズボンは原則禁止だし休み時間は全員外に出される。運動は嫌いじゃないけど本を読んだり絵を描いたりするのが好きなうちのこどもにはストレスを感じることもあるのだろう。
夕方、こどもを促し、買い物ついでに保育園を覗いてみたが、元担任の先生がいるかは外からはわからず、かといって他の先生を見ると逃げてしまうので声を掛けることもできず、1時間ほど園庭の外をうろうろし、結局そのまま帰宅。 途中ちょっと問題行動があったのでそれは叱った。本人も自分が悪いことは自覚しているが、しばらく注視する必要がある。
2018年02月09日(金) |
冬季オリンピック、始まる |
冬季オリンピックが始まった。 冬の夜の開会式ということで時間は短め、半分くらいが入場行進で1/4が事前撮影した映像、残りが生中継という印象。コンパクトで良かったが、去年のリオの緩さ・いい意味での軽さから比べると真面目だなぁとは思う(笑) 冬の各国衣装は防寒着が多いから基本的には地味なんだけど、トンガの上半身裸の(いい筋肉で目の保養でした・・・流石アスリート)旗手とかバミューダの鼻真っ赤にしながらもバミューダパンツとかイランの旗手が女性であることにいろいろ感じるものがあったりとか、選手一人一人に物語があるのだなぁと思う。
会社から割と近い本屋が2月下旬で閉店とのことで、帰りに覗いて、また積ん読本が増えた(爆) 閉店セールとはいっても本は再販制度があるから、値段は普通。ただし死蔵品コーナーは100円。死蔵品コーナーには古めの岩波新書とか(岩波は買い切り制なので返本できない)、今は亡き雄鶏社の手芸本とか。普通の本のほか、そこで刺繍の本とお菓子の本も購入。
小さいけど店の「顔」が見える本屋で、お客さんからのサヨナラコメントか貼ってあったり、本棚を見ている間もお客さんが店主と別れの挨拶を交わしたり、ファンの多い店だったようだ。 「棚が空いてきて寂しいので注文も承ります」という手書きの張り紙に、ああこの人は本当に本が好きなんだなあと、無念さも感じる。 駅ビルにも本屋はあるんだけど、本が本当に売れない時代なんだろうな。
北陸の雪がすごい。三八豪雪以来になるだろうとの報道がある。 気温が低く雪が溶けない、止み間がない、都市化で雪の捨て場がない、行政の対応の遅れなどさまざまな要因があっての現在の状態とのこと。 ただ、大雪警報が事前に出ていたのも事実で、会社にせよ個人にせよ、最初から休む判断力も必要なんだろうなぁと、この前の東京の雪の時の自分を省みる。
最近、実家の母の「子供は動かない(=寝返りを打つようになる前)赤ちゃんの時が一番可愛い」という発言に激しく同意する次第
2018年02月05日(月) |
えっと、おかあさんです |
「あたしおかあさんだから」の雰囲気が新井素子の小説に似ている、という話がインターネットの海の一部で湧いていて、愛読者ではあるもののそこに考えが至らなかった私は、なるほどなと思うのであった。確かに素子姫の小説の一人称は「あたし」だ。中島みゆきしか思い浮かばなかった。 それにしても大喜利状態になったそこでは、「えっと、あたしおかあさんです。」で始まるに違いないとか、お父さんはシチュー鍋の中で子供は脳内の存在なんだとか、皆さん上手で感心する限り。 主観的善人だらけでどんどん過剰なプレッシャーがかかって心が壊れていく、という意味では、確かに近いのかもなぁ。
作詞者の人は自分大好きで承認欲求も強い方のようなので、自分の信者と仲良くやっていればいいと思う。
2018年02月04日(日) |
あたしおかあさんだけどヲタクだしライヴいくよ |
「あたしおかあさんだから」という歌の歌詞が怖い、というので、怖いもの見たさに(笑)検索してみた。
「あたし」という一人称がそこはかとなく80年代ヤンキー臭がするのは置いておいて、以下一部抜粋。かっこ内は私のツッコミ。 ざっと見たときに思ったのは表現というか言葉の選び方が稚拙だな・・・という感じ。
一人暮らししてたの おかあさんになるまえ (←結婚前ってこと?) ヒールはいて ネイルして (←お堅い系会社員だとむしろネイル禁止だけどなぁ・・・まぁそれはいいや) 立派に働けるって 強がってた (←いや働くのは強がりじゃなくて当たり前のことだし、「がんばってた」でも文字数同じだよね、「強がる」という表現に「しょせん女は男と同等に働けないんだよ」という悪意を感じる。) 今は爪切るわ 子供と遊ぶため (←そもそも家事するのに長い爪いらなくない?) 走れる服着るの パートいくから (←どんな服でも走れますw7cmヒールでも必要があればダッシュするぜ?それになぜいきなりパート?文字数同じ「しごと」で良くない?あと正直そこまで手がかかる年齢の子どもがいたらパート採用も難しいと思う・・・) あたし おかあさんだから 眠いまま朝5時に起きるの (←「お母さんだから」じゃなくて「やることがあるから」だよね。家事でも仕事でも学校の宿題でも必要があれば起きる) (以下略)
この下に延々と「あたしおかあさんだから」あれもこれも子供優先で我慢してるの、と続くわけで、そりゃ「呪い」と言われてもしかたないのであった。 ネタをフェイスブックで募集したと言うから、一面ではリアルな真実なんだろう。ただ、そもそも「我慢してること」でネタ募集した時点で、彼の脳内には「お母さんは全部我慢して24時間100%尽くすべき」という固定観念があるだろうし、コメントを寄せるのは彼のファンというか同調者がほとんどだろうし、その中から自分のイメージに合うやつだけピックアップして「一番ガマンしていること」を一人のお母さんに合成にした結果、とんでもないやりがい搾取というかブラック感が漂うお母さん像ができあがってしまったわけた、彼にとっては理想のお母さんなんだろう。でも、そのトゥーマッチさに気がつかなかったというのは、やはり言葉に対して鈍感なのではないかと思う。 そして、フォローとなるべき一言が歌の最後にしかないというのは、そこにたどり着く前に聞く側が疲弊してしまう。 お母さんへの応援歌を意図したらしいのだが、今の自分を肯定したいがためにそれまでの自分を貶めるような書き方をしていているのも気になる。自己憐憫に浸りたい人には嵌まるのかもしれないが、言葉の選び方に悪意がある。無意識だったら作者はかなりモラハラ気質の人だと思う。どういう雇用形態にせよワーキングマザーが多い現在では敵を生むのは当然だろう。
作詞は絵本作家の人で、そもそも彼の作品はいろいろ物議を醸したりもしているらしい。 彼自身、自分と親(特に母親)と確執があるらしく、まだ関係が消化しきれてなく、自分の中のインナーチャイルドとの折り合いをまだつけられていないんだろうなぁと思う。 この歌は世の中のお母さんみんなに向けて歌った曲ではなく、彼の「こうあって欲しかった脳内お母さん」の歌だと思えば、あぁそういう歌もあるのね、とスルーできると思う。 あと、必要以上に押しつけがましいのが、作詞者と歌唱者が両方とも男性というところにあると思う。「絵本作家」と「元歌のお兄さん」という「お母さんの味方」的なポジションの人から言われたら、当人は意図していなくてもプレッシャーをかけているのと同じだ。
蓮根を料理したら紫色になってしまった。 調べたら、鉄と結びつくと紫色に変色するらしい。 久しぶりにステンレスの包丁を使ったのが敗因か。最近セラミック包丁メインだから忘れていた。 味などに変わりはないので、そのまま食卓に出す。
F1のグリッドガールが廃止されるらしい。 最初グリッドガール=レースクイーンだと思っていたのだが違うようで、グリッドガールは主催者側が雇用するスタッフであり、企業やチームが雇用するのがレースクイーンであるとのこと。過去にはグリッドボーイも存在したらしいがドライバーに不評で現在はないらしい。 女性差別だとか容姿差別だとか言うコメントもあるし、彼女たちが採用されるために容姿や語学や振る舞いに努力してきたことも想像できるが、実際に採用されるのが皆同じタイプの、容姿端麗でスタイルが良くて若い女性であるということは、彼女らの努力とは無関係に「花を添える若い女性」が求められているということで、それは今の風潮にはそぐわないのだろう。これが性別年齢外見にバリエーションの広いスタッフ集団だったらここまで問題にならなかったと思う。
ところでレースクイーンやモーターショーのコンパニオンなど、客のほとんどを成人男性が占めるジャンルにおけるあのコスチューム、何とかならないんですかね。 過剰に短いスカート、胸が半分以上見える上着、過剰なシースルー、水着を通り越して下着みたいな制服。 もはや風俗だよなぁ。
朝、中学受験の親子連れを見かける。今日が勝負の日だ。結果がままならないこともあるけど、ベストを尽くせればいいな、と思う。 会社の同僚もお子さんが受験生。朝学校に送っていってそのまま出勤し、午後半休を取って迎えに行った。 最近は翌日午前には合格発表が出るらしく、今日第一志望を受験し、明日の午前中に第二志望を受験した後、昼前に第一志望の結果を確認し、合格していたらそこで受験終了らしい。落ちていたら午後受験できる学校に移動するとのこと。一日2校受けるわけだ。 教師をしている友人の学校でも受験日を複数設定していて、問題は当然別々だから何種類も作らなければいけないんだよね、とぼやいていた。先生は大変だ・・・。
夜から雪が降るとの予報。朝から既にタイヤにチェーンを巻いた宅配便のトラックが走っている。 用意がいいと感心するよりも、むしろ夜まで車庫に戻れないんだろうなという過酷な労働環境の方に思いを馳せてしまう。もう雪が降ったら配達終了でいいんですよ。
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